JPH0840342A - 自転車用外装変速装置 - Google Patents
自転車用外装変速装置Info
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- JPH0840342A JPH0840342A JP18252594A JP18252594A JPH0840342A JP H0840342 A JPH0840342 A JP H0840342A JP 18252594 A JP18252594 A JP 18252594A JP 18252594 A JP18252594 A JP 18252594A JP H0840342 A JPH0840342 A JP H0840342A
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- Japan
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- chain
- sprocket
- low
- bicycle
- shifting
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Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 13
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 abstract description 7
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 5
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加速や登坂中での自然な変速を可能にしてチ
ェントラブルを解消するとともに、ロー側への変速は勿
論、トップ側への変速も軽い操作力によって確実で軽快
に行える自転車用外装変速装置を提供する。 【構成】 各段スプロケットの各歯間中心の間隔がほぼ
チェンピッチの整数倍とし、一部の噛合歯を軸方向に変
位させるとともに誘導面を設けた変速ポイントにてチェ
ンの掛け替えが行われる多段スプロケット10を備えた
自転車用外装変速装置において、前記変速ポイントにお
けるチェン掛け替えによるローギヤ側への変速を、リタ
ーンスプリング25の復元力によりパンタグラフリンク
機構21をローギヤ11側へチェンを押圧するローノー
マル型リヤディレイラー20によって行うように構成し
たことを特徴とする。
ェントラブルを解消するとともに、ロー側への変速は勿
論、トップ側への変速も軽い操作力によって確実で軽快
に行える自転車用外装変速装置を提供する。 【構成】 各段スプロケットの各歯間中心の間隔がほぼ
チェンピッチの整数倍とし、一部の噛合歯を軸方向に変
位させるとともに誘導面を設けた変速ポイントにてチェ
ンの掛け替えが行われる多段スプロケット10を備えた
自転車用外装変速装置において、前記変速ポイントにお
けるチェン掛け替えによるローギヤ側への変速を、リタ
ーンスプリング25の復元力によりパンタグラフリンク
機構21をローギヤ11側へチェンを押圧するローノー
マル型リヤディレイラー20によって行うように構成し
たことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変速ワイヤの操作によ
って変速される多段スプロケットからなる変速機を後車
輪に備える自転車に係り、特に多段式の外装変速装置を
備える自転車の変速装置に関する。
って変速される多段スプロケットからなる変速機を後車
輪に備える自転車に係り、特に多段式の外装変速装置を
備える自転車の変速装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、後輪側に順次径を異にして配置さ
れた多段スプロケット間で駆動チェンを掛け替えて変速
を行う外装変速装置がある。このような従来の外装変速
装置では、順次スプロケット径の大なる方向への変速つ
まりロー側への変速時において、チェンの周回長さに対
するスプロケットの周回長さの割合が増し、変速のため
にチェンを多段スプロケットの軸方向へ押圧させるディ
レイラーのテンションスプリングをそのばね力に抗して
圧縮することになる。(その他、変速時の操作力には変
速レバーのクリック力やUターンワイヤ抵抗力等が加わ
る。) このため、このようなテンションスプリングの圧縮を伴
うロー側への変速時には、前記ディレイラーを多段スプ
ロケットの大径側軸方向へ押圧させるのにリターンスプ
リングの復元力によらしめる、いわゆるローノーマル型
リヤディレイラーによって行うことによって変速時の操
作力を軽減することが試みられていた(例えば特公昭4
2−23485号公報参照。)。ところが、大径側であ
るロー側への変速時の操作力が軽減されるものの、ディ
レイラーのテンションスプリングのばね力に抗して軸方
向の押圧力を得るのはリターンスプリングの復元力のみ
に頼らなければならず、一般に、外れにくい小径スプロ
ケットから掛りにくい大径スプロケットへのチェンの軸
方向の移行は困難であり、変速性能が不充分であった。
これを向上させるには前記リターンスプリングのばね力
を強める必要があり、装置が大きくなる懸念があった。
れた多段スプロケット間で駆動チェンを掛け替えて変速
を行う外装変速装置がある。このような従来の外装変速
装置では、順次スプロケット径の大なる方向への変速つ
まりロー側への変速時において、チェンの周回長さに対
するスプロケットの周回長さの割合が増し、変速のため
にチェンを多段スプロケットの軸方向へ押圧させるディ
レイラーのテンションスプリングをそのばね力に抗して
圧縮することになる。(その他、変速時の操作力には変
速レバーのクリック力やUターンワイヤ抵抗力等が加わ
る。) このため、このようなテンションスプリングの圧縮を伴
うロー側への変速時には、前記ディレイラーを多段スプ
ロケットの大径側軸方向へ押圧させるのにリターンスプ
リングの復元力によらしめる、いわゆるローノーマル型
リヤディレイラーによって行うことによって変速時の操
作力を軽減することが試みられていた(例えば特公昭4
2−23485号公報参照。)。ところが、大径側であ
るロー側への変速時の操作力が軽減されるものの、ディ
レイラーのテンションスプリングのばね力に抗して軸方
向の押圧力を得るのはリターンスプリングの復元力のみ
に頼らなければならず、一般に、外れにくい小径スプロ
ケットから掛りにくい大径スプロケットへのチェンの軸
方向の移行は困難であり、変速性能が不充分であった。
これを向上させるには前記リターンスプリングのばね力
を強める必要があり、装置が大きくなる懸念があった。
【0003】このようなことから、テンションスプリン
グの圧縮を伴うロー側への変速時には、操作力は幾分大
きくなるものの前記ディレイラーを多段スプロケットの
大径側軸方向へ押圧させるのに手動レバー操作によるケ
ーブルの牽引で行い、前記ディレイラーを多段スプロケ
ットの小径側軸方向へ押圧させるトップ側への変速時に
は、前記ディレイラーのリターンスプリングの復元力に
よらしめる、いわゆるトップノーマル型リヤディレイラ
ーによって行うことによって変速性能を向上させること
が行われるようになり、前記ローノーマル型リヤディレ
イラーは完全にその姿を消した。一方、近年、図8に示
したような「変速ポイント」を備える多段スプロケット
が登場するに至り、小径側のスプロケットから大径側へ
のスプロケットへのチェンの掛け替えをより容易で確実
にしたトップノーマル型リヤディレイラーが全盛をきわ
めている。
グの圧縮を伴うロー側への変速時には、操作力は幾分大
きくなるものの前記ディレイラーを多段スプロケットの
大径側軸方向へ押圧させるのに手動レバー操作によるケ
ーブルの牽引で行い、前記ディレイラーを多段スプロケ
ットの小径側軸方向へ押圧させるトップ側への変速時に
は、前記ディレイラーのリターンスプリングの復元力に
よらしめる、いわゆるトップノーマル型リヤディレイラ
ーによって行うことによって変速性能を向上させること
が行われるようになり、前記ローノーマル型リヤディレ
イラーは完全にその姿を消した。一方、近年、図8に示
したような「変速ポイント」を備える多段スプロケット
が登場するに至り、小径側のスプロケットから大径側へ
のスプロケットへのチェンの掛け替えをより容易で確実
にしたトップノーマル型リヤディレイラーが全盛をきわ
めている。
【0004】図8によって、前記「変速ポイント」を備
える多段スプロケットを簡単に説明すると、少なくとも
1枚の大径スプロケット41と、少なくとも1枚の小径
スプロケット42とからなる多段スプロケット装置であ
って、前記各スプロケット41、42を前記小径スプロ
ケット42における1つの歯間中心O1から引き出した
接線上に、大径スプロケット41における1つの歯間中
心O2が位置する如く組み合わせ、かつ前記各歯間中心
O1、O2の間隔Lを、ほぼチェンピッチの整数倍間隔
として、前記大径スプロケット41における前記歯間中
心O2の駆動回転方向(図中矢印A)後方側に臨む第1
歯51と、該第1歯51の駆動回転方向後方に隣接する
第2歯52と、該第2歯52の駆動回転方向後方に隣接
する第3歯53とを、これら各歯51から53を除く他
の歯54に対し前記小径スプロケット42側に変位させ
て易噛合歯とする一方、前記第1歯51に、前記小径ス
プロケット42から大径スプロケット41に掛け替える
チェンを前記小径スプロケット42と反対側に誘導する
誘導面を設けるとともに、前記第2歯52を第1歯51
に対し、又、前記第3歯53を第2歯52に対しそれぞ
れ前記小径スプロケット42と反対側に変位させたこと
を特徴とするものである。
える多段スプロケットを簡単に説明すると、少なくとも
1枚の大径スプロケット41と、少なくとも1枚の小径
スプロケット42とからなる多段スプロケット装置であ
って、前記各スプロケット41、42を前記小径スプロ
ケット42における1つの歯間中心O1から引き出した
接線上に、大径スプロケット41における1つの歯間中
心O2が位置する如く組み合わせ、かつ前記各歯間中心
O1、O2の間隔Lを、ほぼチェンピッチの整数倍間隔
として、前記大径スプロケット41における前記歯間中
心O2の駆動回転方向(図中矢印A)後方側に臨む第1
歯51と、該第1歯51の駆動回転方向後方に隣接する
第2歯52と、該第2歯52の駆動回転方向後方に隣接
する第3歯53とを、これら各歯51から53を除く他
の歯54に対し前記小径スプロケット42側に変位させ
て易噛合歯とする一方、前記第1歯51に、前記小径ス
プロケット42から大径スプロケット41に掛け替える
チェンを前記小径スプロケット42と反対側に誘導する
誘導面を設けるとともに、前記第2歯52を第1歯51
に対し、又、前記第3歯53を第2歯52に対しそれぞ
れ前記小径スプロケット42と反対側に変位させたこと
を特徴とするものである。
【0005】上記構成によって、「変速ポイント」を構
成するチェンの掛け替え部において、前記各スプロケッ
トの歯間中心O1、O2の間隔Lは、ほぼチェンピッチ
の整数倍間隔に形成されているので、小径側のスプロケ
ットから大径側へのスプロケットへのチェンの掛け替え
時に、チェン32における、小径スプロケット42に噛
合している前方ローラ63、いずれのスプロケットにも
噛合していない中間ローラ64、大径スプロケット41
に噛合している後方ローラ65は図8のチェンの掛け替
えすなわち変速状態で、チェン32における前後ローラ
63、65の各スプロケット42、41への噛合が外れ
ることがない。その上、第1歯51と第2歯52と第3
歯53とを、これら各歯を除く他の歯54に対し小径ス
プロケット側に変位させているから、小径スプロケット
42から大径スプロケット41へのチェンの掛け替え
時、大径スプロケット41側に押圧されるチェン32
を、第1歯51または第2歯52で捕らえて、第1歯5
1に噛合したチェンを第2歯52に、第2歯52に噛合
したチェンを第3歯53にそれぞれ収めることができる
とともに、チェンピッチとの関係で円滑に掛け替えるこ
とができ、また、前記第3歯53は、第2歯52に対し
小径スプロケットと反対側に変位しているため、小径ス
プロケット42から大径スプロケット41へのチェン掛
け替え時、前記第1および第2歯51、52に噛合しな
かったチェンのアウタープレートが前記第3歯53に引
掛って掛け替えられるのを防ぐことができ、噛合時の音
鳴りを小さくできるものとなったである。
成するチェンの掛け替え部において、前記各スプロケッ
トの歯間中心O1、O2の間隔Lは、ほぼチェンピッチ
の整数倍間隔に形成されているので、小径側のスプロケ
ットから大径側へのスプロケットへのチェンの掛け替え
時に、チェン32における、小径スプロケット42に噛
合している前方ローラ63、いずれのスプロケットにも
噛合していない中間ローラ64、大径スプロケット41
に噛合している後方ローラ65は図8のチェンの掛け替
えすなわち変速状態で、チェン32における前後ローラ
63、65の各スプロケット42、41への噛合が外れ
ることがない。その上、第1歯51と第2歯52と第3
歯53とを、これら各歯を除く他の歯54に対し小径ス
プロケット側に変位させているから、小径スプロケット
42から大径スプロケット41へのチェンの掛け替え
時、大径スプロケット41側に押圧されるチェン32
を、第1歯51または第2歯52で捕らえて、第1歯5
1に噛合したチェンを第2歯52に、第2歯52に噛合
したチェンを第3歯53にそれぞれ収めることができる
とともに、チェンピッチとの関係で円滑に掛け替えるこ
とができ、また、前記第3歯53は、第2歯52に対し
小径スプロケットと反対側に変位しているため、小径ス
プロケット42から大径スプロケット41へのチェン掛
け替え時、前記第1および第2歯51、52に噛合しな
かったチェンのアウタープレートが前記第3歯53に引
掛って掛け替えられるのを防ぐことができ、噛合時の音
鳴りを小さくできるものとなったである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うな「変速ポイント」を設けた多段スプロケットをトッ
プノーマル型リヤディレイラーによって変速する際に、
変速操作レバーによって手動にてケーブルを牽引してデ
ィレイラーをロー側に確実かつ容易に変速することがで
きることとなった反面、加速や登坂中にペダルを踏んで
チェンに大きな張力が作用している時においても、手動
によるケーブルの牽引によってロー側へのシフトダウン
が容易に行われてしまい、その結果、チェンに横方向
(軸方向)の過大な力が作用し、チェンプレートを変形
させたり、最悪の場合は連結ピンが抜けてチェン切れを
引き起こす虞れがあった。このようなことから、本発明
では上記従来の変速操作装置における課題を解決して、
加速や登坂中での自然な変速を可能にしてチェントラブ
ルを解消するとともに、ロー側への変速は勿論、トップ
側への変速も軽い操作力によって確実で軽快に行える自
転車用外装変速装置を提供する。
うな「変速ポイント」を設けた多段スプロケットをトッ
プノーマル型リヤディレイラーによって変速する際に、
変速操作レバーによって手動にてケーブルを牽引してデ
ィレイラーをロー側に確実かつ容易に変速することがで
きることとなった反面、加速や登坂中にペダルを踏んで
チェンに大きな張力が作用している時においても、手動
によるケーブルの牽引によってロー側へのシフトダウン
が容易に行われてしまい、その結果、チェンに横方向
(軸方向)の過大な力が作用し、チェンプレートを変形
させたり、最悪の場合は連結ピンが抜けてチェン切れを
引き起こす虞れがあった。このようなことから、本発明
では上記従来の変速操作装置における課題を解決して、
加速や登坂中での自然な変速を可能にしてチェントラブ
ルを解消するとともに、ロー側への変速は勿論、トップ
側への変速も軽い操作力によって確実で軽快に行える自
転車用外装変速装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、各
段スプロケットの各歯間中心の間隔がほぼチェンピッチ
の整数倍とし、一部の噛合歯を軸方向に変位させるとと
もに誘導面を設けた変速ポイントにてチェンの掛け替え
が行われる多段スプロケットを備えた自転車用外装変速
装置において、前記変速ポイントにおけるチェン掛け替
えによるローギヤ側への変速を、リターンスプリングの
復元力によりパンタグラフリンク機構をローギヤ側へチ
ェンを押圧するローノーマル型リヤディレイラーによっ
て行うように構成したことを特徴とするもので、これを
課題解決のための手段とするものである。また本発明
は、前記ローノーマル型リヤディレイラーが前記多段ス
プロケットの前方においてチェンステーに支持されるこ
とにより、変速のために変形されるパンタグラフリンク
機構の操作ケーブルが直接前方から牽引されるように構
成されたことを特徴とするものであるが、前記ローノー
マル型リヤディレイラーが前記多段スプロケットのハブ
軸を支持するリヤフォークエンドに取り付けられること
により、変速のために変形されるパンタグラフリンク機
構の操作ケーブルがUターンアウタケーブルによって後
方から牽引されるように構成されてもよい。
段スプロケットの各歯間中心の間隔がほぼチェンピッチ
の整数倍とし、一部の噛合歯を軸方向に変位させるとと
もに誘導面を設けた変速ポイントにてチェンの掛け替え
が行われる多段スプロケットを備えた自転車用外装変速
装置において、前記変速ポイントにおけるチェン掛け替
えによるローギヤ側への変速を、リターンスプリングの
復元力によりパンタグラフリンク機構をローギヤ側へチ
ェンを押圧するローノーマル型リヤディレイラーによっ
て行うように構成したことを特徴とするもので、これを
課題解決のための手段とするものである。また本発明
は、前記ローノーマル型リヤディレイラーが前記多段ス
プロケットの前方においてチェンステーに支持されるこ
とにより、変速のために変形されるパンタグラフリンク
機構の操作ケーブルが直接前方から牽引されるように構
成されたことを特徴とするものであるが、前記ローノー
マル型リヤディレイラーが前記多段スプロケットのハブ
軸を支持するリヤフォークエンドに取り付けられること
により、変速のために変形されるパンタグラフリンク機
構の操作ケーブルがUターンアウタケーブルによって後
方から牽引されるように構成されてもよい。
【0008】
【作用】本発明は、各段スプロケットの各歯間中心の間
隔がほぼチェンピッチの整数倍とし、一部の噛合歯を軸
方向に変位させるとともに誘導面を設けた変速ポイント
にてチェンの掛け替えが行われる多段スプロケットを備
えた自転車用外装変速装置において、前記変速ポイント
におけるチェン掛け替えによるローギヤ11側への変速
を、リターンスプリング25の復元力によりパンタグラ
フリンク機構21をローギヤ11側へチェンを押圧する
ローノーマル型リヤディレイラー20によって行うよう
に構成したので、図示しない変速操作レバーを戻すこと
によって、ケーブル30がリターンスプリング25の復
元力により戻され、パンタグラフリンク機構21が変形
してガイドプーリ22によりローギヤ11側へチェンを
押圧する。その際のローギヤ11側へのチェンの押圧
は、前記リターンスプリング25の復元力にのみによる
ので、加速や登坂中にチェンに大きな張力が作用してい
る場合は強引なローギヤ11側へのシフトダウンは行わ
れず、チェンに作用する横方向の負担を小さくした適度
なチェン張力下での自然な変速を可能にしてチェントラ
ブルが解消できることとなった。このことは、リターン
スプリング25の復元力のみによる小さな操作力にても
「変速ポイント」を応用して驚くほど格段に円滑で軽快
な操作が可能となった知見に基づくものである。また、
ローギヤ11側へのシフトダウンはもとより、トップギ
ヤ15側へのシフトアップについても、ローノーマル型
リヤディレイラー20のリターンスプリング25のばね
力に抗して手動によってケーブル30を牽引するもので
ありながら、ディレイラーにおけるテンションスプリン
グの復元力を弱める方向への操作であることから、きわ
めて軽快に行えるものである。以上のように、「変速ポ
イント」を備える多段スプロケットに対してローノーマ
ル型リヤディレイラーを組み合わせたことによって、シ
フトダウン、シフトアップいずれの場合にも円滑で格段
に軽快な変速が可能になった。また前記ローノーマル型
リヤディレイラーを前記多段スプロケットの前方におい
てチェンステーに支持して、変速のために変形されるパ
ンタグラフリンク機構の操作ケーブルが直接前方から牽
引されるように構成した場合には、Uターンアウターケ
ーブル型に比較して、Uターン部分でのワイヤ抵抗に相
当する分の操作力がさらに低減される。
隔がほぼチェンピッチの整数倍とし、一部の噛合歯を軸
方向に変位させるとともに誘導面を設けた変速ポイント
にてチェンの掛け替えが行われる多段スプロケットを備
えた自転車用外装変速装置において、前記変速ポイント
におけるチェン掛け替えによるローギヤ11側への変速
を、リターンスプリング25の復元力によりパンタグラ
フリンク機構21をローギヤ11側へチェンを押圧する
ローノーマル型リヤディレイラー20によって行うよう
に構成したので、図示しない変速操作レバーを戻すこと
によって、ケーブル30がリターンスプリング25の復
元力により戻され、パンタグラフリンク機構21が変形
してガイドプーリ22によりローギヤ11側へチェンを
押圧する。その際のローギヤ11側へのチェンの押圧
は、前記リターンスプリング25の復元力にのみによる
ので、加速や登坂中にチェンに大きな張力が作用してい
る場合は強引なローギヤ11側へのシフトダウンは行わ
れず、チェンに作用する横方向の負担を小さくした適度
なチェン張力下での自然な変速を可能にしてチェントラ
ブルが解消できることとなった。このことは、リターン
スプリング25の復元力のみによる小さな操作力にても
「変速ポイント」を応用して驚くほど格段に円滑で軽快
な操作が可能となった知見に基づくものである。また、
ローギヤ11側へのシフトダウンはもとより、トップギ
ヤ15側へのシフトアップについても、ローノーマル型
リヤディレイラー20のリターンスプリング25のばね
力に抗して手動によってケーブル30を牽引するもので
ありながら、ディレイラーにおけるテンションスプリン
グの復元力を弱める方向への操作であることから、きわ
めて軽快に行えるものである。以上のように、「変速ポ
イント」を備える多段スプロケットに対してローノーマ
ル型リヤディレイラーを組み合わせたことによって、シ
フトダウン、シフトアップいずれの場合にも円滑で格段
に軽快な変速が可能になった。また前記ローノーマル型
リヤディレイラーを前記多段スプロケットの前方におい
てチェンステーに支持して、変速のために変形されるパ
ンタグラフリンク機構の操作ケーブルが直接前方から牽
引されるように構成した場合には、Uターンアウターケ
ーブル型に比較して、Uターン部分でのワイヤ抵抗に相
当する分の操作力がさらに低減される。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1から図3は本発明の第1実施例を示すもので、
図1は正面図、図2は底面図、図3は「変速ポイント」
を備える多段スプロケットを示すものである。図1にお
いて、リヤフレーム34下端とチェンステー33後端と
が連結するリヤフォークエンド35に支持されたリヤハ
ブ軸36に、図3に示した「変速ポイント」を備える多
段スプロケット10が回転自在に軸支される。多段スプ
ロケット10は、大径スプロケットから順に、第1段ス
プロケット(ローギヤ)11、第2段ギヤ12、第3段
ギヤ13、第4段ギヤ14、第5段ギヤ(トップギヤ)
15により構成され、それぞれのスプロケットが図8で
説明したごとき「変速ポイント(11P、12P、13
P、14P)」を備える。多段スプロケットの一つに
は、図示しないペダルに固定された駆動スプロケットと
の間にチェン32が懸回され、該チェン32を図1の紙
面に直角の方向に移動させて多段スプロケットを構成す
るスプロケットへの掛け替えによって変速が行われる。
本発明では、そのためのディレイラーとしてローノーマ
ル型リヤディレイラー20が採用されている。該ローノ
ーマル型リヤディレイラー20は前記多段スプロケット
10の前方においてリンクベース21Aによってチェン
ステー33に支持されることにより、変速のために変形
されるパンタグラフリンク機構21の操作ケーブル30
が直接前方から牽引されるように構成されている。ケー
ブル30の牽引によってリターンスプリング25の復元
力に抗してパンタグラフリンク機構21を大径スプロケ
ット側から小径スプロケット側へ変位して変形させるも
のである。前記ローノーマル型リヤディレイラー20
は、リンクベース21Aに対して前記多段スプロケット
10の軸方向に変位して変形するところの連結ピン21
E、21F、21G、21Hにて軸支された平行四辺形
のリンクを構成する外リンク21C、内リンク21D、
および可動部材21Bからなるパンタグラフリンク機構
21と、前記可動部材21Bに軸支されて一対のガイド
プーリ22およびテンションプーリ23を軸支したチェ
ンガイド24Bをテンションスプリング26によってチ
ェン巻付け方向(図1の上下方向)に付勢する揺動アー
ム24Aとを有する。なお、通常、ガイドプーリ22内
にはチェン32のたるみを取るためにチェンガイド24
Bを図1の時計方向に付勢するテンションスプリングが
設けられている。変速のためのケーブル30は図示しな
い変速操作レバーに連結され、リンクベース21Aの下
部に軸支されたガイドローラ28に案内されてその終端
部が前記可動部材21Bに設けられたケーブル連結機構
27に締結されている。
る。図1から図3は本発明の第1実施例を示すもので、
図1は正面図、図2は底面図、図3は「変速ポイント」
を備える多段スプロケットを示すものである。図1にお
いて、リヤフレーム34下端とチェンステー33後端と
が連結するリヤフォークエンド35に支持されたリヤハ
ブ軸36に、図3に示した「変速ポイント」を備える多
段スプロケット10が回転自在に軸支される。多段スプ
ロケット10は、大径スプロケットから順に、第1段ス
プロケット(ローギヤ)11、第2段ギヤ12、第3段
ギヤ13、第4段ギヤ14、第5段ギヤ(トップギヤ)
15により構成され、それぞれのスプロケットが図8で
説明したごとき「変速ポイント(11P、12P、13
P、14P)」を備える。多段スプロケットの一つに
は、図示しないペダルに固定された駆動スプロケットと
の間にチェン32が懸回され、該チェン32を図1の紙
面に直角の方向に移動させて多段スプロケットを構成す
るスプロケットへの掛け替えによって変速が行われる。
本発明では、そのためのディレイラーとしてローノーマ
ル型リヤディレイラー20が採用されている。該ローノ
ーマル型リヤディレイラー20は前記多段スプロケット
10の前方においてリンクベース21Aによってチェン
ステー33に支持されることにより、変速のために変形
されるパンタグラフリンク機構21の操作ケーブル30
が直接前方から牽引されるように構成されている。ケー
ブル30の牽引によってリターンスプリング25の復元
力に抗してパンタグラフリンク機構21を大径スプロケ
ット側から小径スプロケット側へ変位して変形させるも
のである。前記ローノーマル型リヤディレイラー20
は、リンクベース21Aに対して前記多段スプロケット
10の軸方向に変位して変形するところの連結ピン21
E、21F、21G、21Hにて軸支された平行四辺形
のリンクを構成する外リンク21C、内リンク21D、
および可動部材21Bからなるパンタグラフリンク機構
21と、前記可動部材21Bに軸支されて一対のガイド
プーリ22およびテンションプーリ23を軸支したチェ
ンガイド24Bをテンションスプリング26によってチ
ェン巻付け方向(図1の上下方向)に付勢する揺動アー
ム24Aとを有する。なお、通常、ガイドプーリ22内
にはチェン32のたるみを取るためにチェンガイド24
Bを図1の時計方向に付勢するテンションスプリングが
設けられている。変速のためのケーブル30は図示しな
い変速操作レバーに連結され、リンクベース21Aの下
部に軸支されたガイドローラ28に案内されてその終端
部が前記可動部材21Bに設けられたケーブル連結機構
27に締結されている。
【0010】次に、本実施例の作用を説明すると、図示
しない変速操作レバーを戻すことによって、ケーブル3
0がリンクベース21Aと内リンク21Dとの間に配置
されたリターンスプリング25の復元力により戻され、
パンタグラフリンク機構21が変形して可動部材21B
および揺動アーム24Aともどもガイドプーリ22が図
2の矢印Dのごとく変位してローギヤ11側へチェン3
2を押圧してシフトダウン状態に入る。その際のローギ
ヤ11側へのチェンの押圧は、前記リターンスプリング
25の復元力にのみによるので、加速や登坂中にチェン
に大きな張力が作用している場合は強引なローギヤ11
側へのシフトダウンは行われず、前記「変速ポイント」
部においてチェンに作用する横方向の負担を小さくした
適度なチェン張力下での自然な変速が行われる。この結
果、チェントラブルが解消できることとなった。また、
ローギヤ11側へのシフトダウンはもとより、トップギ
ヤ15側へのシフトアップ時には、ローノーマル型リヤ
ディレイラー20のリターンスプリング25のばね力に
抗して手動によってケーブル30を牽引することになる
が、シフトアップはチェンの周回長さに対するスプロケ
ットの周回長さの割合を減少させてディレイラーにおけ
るテンションスプリングの復元力を弱める方向への操作
であることから、その手動操作がきわめて軽快に行える
ものである。以上のように、「変速ポイント」を備える
多段スプロケットに対してローノーマル型リヤディレイ
ラーを組み合わせたことによって、シフトダウン、シフ
トアップいずれの場合にも円滑で格段に軽快な変速が可
能になった。また本実施例では、ローノーマル型リヤデ
ィレイラー20を前記多段スプロケット10の前方にお
いてチェンステー33に支持して、変速のために変形さ
れるパンタグラフリンク機構21の操作ケーブル30が
直接前方から牽引されるように構成した(ダイレクトプ
ル方式)ので、後述する第2実施例(図4)のUターン
アウターケーブル型に比較して、Uターン部分でのワイ
ヤ抵抗に相当する分の操作力がさらに低減されてさらに
軽快な操作が可能である。
しない変速操作レバーを戻すことによって、ケーブル3
0がリンクベース21Aと内リンク21Dとの間に配置
されたリターンスプリング25の復元力により戻され、
パンタグラフリンク機構21が変形して可動部材21B
および揺動アーム24Aともどもガイドプーリ22が図
2の矢印Dのごとく変位してローギヤ11側へチェン3
2を押圧してシフトダウン状態に入る。その際のローギ
ヤ11側へのチェンの押圧は、前記リターンスプリング
25の復元力にのみによるので、加速や登坂中にチェン
に大きな張力が作用している場合は強引なローギヤ11
側へのシフトダウンは行われず、前記「変速ポイント」
部においてチェンに作用する横方向の負担を小さくした
適度なチェン張力下での自然な変速が行われる。この結
果、チェントラブルが解消できることとなった。また、
ローギヤ11側へのシフトダウンはもとより、トップギ
ヤ15側へのシフトアップ時には、ローノーマル型リヤ
ディレイラー20のリターンスプリング25のばね力に
抗して手動によってケーブル30を牽引することになる
が、シフトアップはチェンの周回長さに対するスプロケ
ットの周回長さの割合を減少させてディレイラーにおけ
るテンションスプリングの復元力を弱める方向への操作
であることから、その手動操作がきわめて軽快に行える
ものである。以上のように、「変速ポイント」を備える
多段スプロケットに対してローノーマル型リヤディレイ
ラーを組み合わせたことによって、シフトダウン、シフ
トアップいずれの場合にも円滑で格段に軽快な変速が可
能になった。また本実施例では、ローノーマル型リヤデ
ィレイラー20を前記多段スプロケット10の前方にお
いてチェンステー33に支持して、変速のために変形さ
れるパンタグラフリンク機構21の操作ケーブル30が
直接前方から牽引されるように構成した(ダイレクトプ
ル方式)ので、後述する第2実施例(図4)のUターン
アウターケーブル型に比較して、Uターン部分でのワイ
ヤ抵抗に相当する分の操作力がさらに低減されてさらに
軽快な操作が可能である。
【0011】図4および図5は、本発明の第2実施例を
示すもので、前記第1実施例のもののローノーマル型リ
ヤディレイラーが多段スプロケットの前方のチェンステ
ー33に支持されていたのに対し、本第2実施例では、
ローノーマル型リヤディレイラー20が前記多段スプロ
ケット10のハブ軸36を支持するリヤフォークエンド
35の下端部に取り付けられることにより、変速のため
に変形されるパンタグラフリンク機構21の操作ケーブ
ル30がUターンアウタケーブル31によって後方から
牽引されるように構成されているものである。本実施例
では、図示しない変速操作レバーに連結されたケーブル
(インナー)がチェンステー30とローノーマル型リヤ
ディレイラー20との間に後方にUターンして配置され
たアウタケーブル31内を挿通されて、図5に示すよう
にパンタグラフリンク機構21の内リンク21Dに設け
られたケーブル連結機構27にその終端部が締結され
る。本実施例は、Uターンアウターケーブル型であるた
めに前記第1実施例のものに比較して、Uターン部分で
のワイヤ抵抗に相当する分の操作力が僅かばかり増加す
るが、スポーツタイプに採用されて、リヤハブ軸38、
多段スプロケット10ごと後車輪を脱着する際のディレ
イラーの揺動に起因するケーブルの張力の変化をUター
ン部分で有効に吸収することができる。それ以外の作用
効果は前記第1実施例のものと同様なので、説明を省略
する。
示すもので、前記第1実施例のもののローノーマル型リ
ヤディレイラーが多段スプロケットの前方のチェンステ
ー33に支持されていたのに対し、本第2実施例では、
ローノーマル型リヤディレイラー20が前記多段スプロ
ケット10のハブ軸36を支持するリヤフォークエンド
35の下端部に取り付けられることにより、変速のため
に変形されるパンタグラフリンク機構21の操作ケーブ
ル30がUターンアウタケーブル31によって後方から
牽引されるように構成されているものである。本実施例
では、図示しない変速操作レバーに連結されたケーブル
(インナー)がチェンステー30とローノーマル型リヤ
ディレイラー20との間に後方にUターンして配置され
たアウタケーブル31内を挿通されて、図5に示すよう
にパンタグラフリンク機構21の内リンク21Dに設け
られたケーブル連結機構27にその終端部が締結され
る。本実施例は、Uターンアウターケーブル型であるた
めに前記第1実施例のものに比較して、Uターン部分で
のワイヤ抵抗に相当する分の操作力が僅かばかり増加す
るが、スポーツタイプに採用されて、リヤハブ軸38、
多段スプロケット10ごと後車輪を脱着する際のディレ
イラーの揺動に起因するケーブルの張力の変化をUター
ン部分で有効に吸収することができる。それ以外の作用
効果は前記第1実施例のものと同様なので、説明を省略
する。
【0012】次に、変速レバーの操作力についての本発
明と従来のものとの比較試験を行った結果を図6および
図7に示す。図6は、トップからローへのレバー操作力
を示している。の従来型の操作力(トップノーマル)
については、変速レバークリック力(変速レバーを所定
の段位に保持する節度機構から脱出させる力)+リター
ンスプリング力+テンションスプリング力+Uターンワ
イヤ抵抗となり、大径スプロケット側にディレイラーが
変位する程、操作力が増大する。のダイレクトプル方
式で、トップノーマル型の操作力については、変速レバ
ークリック力+リターンスプリング力+テンションスプ
リング力となり前記に比較してUターンワイヤ抵抗分
だけ減少するものの、大径スプロケット側にディレイラ
ーが変位する程、操作力が増大する。の本発明による
ダイレクトプル方式で、ローノーマル型では、大径スプ
ロケット側への変速は、リターンスプリングの復元力に
任せることができるので、変速レバーの操作力としては
変速レバーのクリック力のみ考慮すればよい。
明と従来のものとの比較試験を行った結果を図6および
図7に示す。図6は、トップからローへのレバー操作力
を示している。の従来型の操作力(トップノーマル)
については、変速レバークリック力(変速レバーを所定
の段位に保持する節度機構から脱出させる力)+リター
ンスプリング力+テンションスプリング力+Uターンワ
イヤ抵抗となり、大径スプロケット側にディレイラーが
変位する程、操作力が増大する。のダイレクトプル方
式で、トップノーマル型の操作力については、変速レバ
ークリック力+リターンスプリング力+テンションスプ
リング力となり前記に比較してUターンワイヤ抵抗分
だけ減少するものの、大径スプロケット側にディレイラ
ーが変位する程、操作力が増大する。の本発明による
ダイレクトプル方式で、ローノーマル型では、大径スプ
ロケット側への変速は、リターンスプリングの復元力に
任せることができるので、変速レバーの操作力としては
変速レバーのクリック力のみ考慮すればよい。
【0013】図7は、ローからトップへの変速時のレバ
ー操作力を示している。の従来型の操作力(トップノ
ーマル)については、トップへの変速はリターンスプリ
ングの復元力によるので、変速レバークリック力のみで
ある。のダイレクトプル方式で、トップノーマル型の
操作力についても、変速レバークリック力のみである。
の本発明によるダイレクトプル方式で、ローノーマル
型では、トップへの変速はリターンスプリングの復元力
に抗して手動で行うので、該リターンスプリング力と変
速レバーのクリック力とを加えた操作力となる。以上の
結果から、従来のものでは、トップからローへの操作力
が重く、ローからトップへの操作力が軽いので両者での
操作力の差が大きいのに対して、本発明では、ローから
トップへの操作力がトップからローへの操作力に比較し
てやや重くなるものの、両者での操作力の差がきわめて
小さく、操作力の絶対値も従来のものに比較して小さい
ので、シフトダウンとシフトアップとの間での操作に違
和感がなく、きわめて円滑なフィーリングによる変速が
可能になった。
ー操作力を示している。の従来型の操作力(トップノ
ーマル)については、トップへの変速はリターンスプリ
ングの復元力によるので、変速レバークリック力のみで
ある。のダイレクトプル方式で、トップノーマル型の
操作力についても、変速レバークリック力のみである。
の本発明によるダイレクトプル方式で、ローノーマル
型では、トップへの変速はリターンスプリングの復元力
に抗して手動で行うので、該リターンスプリング力と変
速レバーのクリック力とを加えた操作力となる。以上の
結果から、従来のものでは、トップからローへの操作力
が重く、ローからトップへの操作力が軽いので両者での
操作力の差が大きいのに対して、本発明では、ローから
トップへの操作力がトップからローへの操作力に比較し
てやや重くなるものの、両者での操作力の差がきわめて
小さく、操作力の絶対値も従来のものに比較して小さい
ので、シフトダウンとシフトアップとの間での操作に違
和感がなく、きわめて円滑なフィーリングによる変速が
可能になった。
【0014】以上本発明の実施例について説明してきた
が、本発明の趣旨の範囲内で、ディレイラーの形状、方
式、取付け形態、多段スプロケットの形状、段数等につ
いては適宜選択することができることは論をまたない。
が、本発明の趣旨の範囲内で、ディレイラーの形状、方
式、取付け形態、多段スプロケットの形状、段数等につ
いては適宜選択することができることは論をまたない。
【0015】
【発明の効果】以上詳細に説明してきたように、本発明
によれば、ローギヤ側へのチェンの押圧は前記リターン
スプリングの復元力にのみによるので、加速や登坂中に
チェンに大きな張力が作用している場合は強引なローギ
ヤ側へのシフトダウンは行われず、チェンに作用する横
方向の負担を小さくした適度なチェン張力下での自然な
変速を可能にしてチェントラブルが解消できることとな
った。また、ローギヤ側へのシフトダウンはもとより、
トップギヤ側へのシフトアップについても、ローノーマ
ル型リヤディレイラーのリターンスプリングのばね力に
抗して手動によってケーブルを牽引するものでありなが
ら、ディレイラーにおけるテンションスプリングの復元
力を弱める方向への操作であることから、きわめて軽快
に行えるものである。以上のように、「変速ポイント」
を備える多段スプロケットに対してローノーマル型リヤ
ディレイラーを組み合わせたことによって、シフトダウ
ン、シフトアップいずれの場合にも円滑で格段に軽快な
変速が可能になった。また前記ローノーマル型リヤディ
レイラーを前記多段スプロケットの前方においてチェン
ステーに支持して、変速のために変形されるパンタグラ
フリンク機構の操作ケーブルが直接前方から牽引される
ように構成した場合には、Uターンアウターケーブル型
に比較して、Uターン部分でのワイヤ抵抗に相当する分
の操作力がさらに低減される。
によれば、ローギヤ側へのチェンの押圧は前記リターン
スプリングの復元力にのみによるので、加速や登坂中に
チェンに大きな張力が作用している場合は強引なローギ
ヤ側へのシフトダウンは行われず、チェンに作用する横
方向の負担を小さくした適度なチェン張力下での自然な
変速を可能にしてチェントラブルが解消できることとな
った。また、ローギヤ側へのシフトダウンはもとより、
トップギヤ側へのシフトアップについても、ローノーマ
ル型リヤディレイラーのリターンスプリングのばね力に
抗して手動によってケーブルを牽引するものでありなが
ら、ディレイラーにおけるテンションスプリングの復元
力を弱める方向への操作であることから、きわめて軽快
に行えるものである。以上のように、「変速ポイント」
を備える多段スプロケットに対してローノーマル型リヤ
ディレイラーを組み合わせたことによって、シフトダウ
ン、シフトアップいずれの場合にも円滑で格段に軽快な
変速が可能になった。また前記ローノーマル型リヤディ
レイラーを前記多段スプロケットの前方においてチェン
ステーに支持して、変速のために変形されるパンタグラ
フリンク機構の操作ケーブルが直接前方から牽引される
ように構成した場合には、Uターンアウターケーブル型
に比較して、Uターン部分でのワイヤ抵抗に相当する分
の操作力がさらに低減される。
【図1】本発明の第1実施例の自転車用外装変速装置を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図2】図1の底面図である。
【図3】本発明で使用される多段スプロケットを示す図
である。
である。
【図4】本発明の第2実施例の自転車用外装変速装置を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図5】図4のディレイラーの底面図である。
【図6】シフトダウン時における変速レバーの操作力の
比較説明図である。
比較説明図である。
【図7】シフトアップ時における変速レバーの操作力の
比較説明図である。
比較説明図である。
【図8】変速ポイントを備える多段スプロケットの説明
図である。
図である。
10 多段スプロケット 20 ローノーマルリヤディレイラー 21 パンタグラフリンク機構 22 ガイドプーリ 23 テンションプーリ 25 リターンスプリング 26 テンションスプリング 27 ケーブル連結機構 30 変速ケーブル 31 アウターケーブル 32 チェン 33 チェンステー 34 リヤフレーム 35 リヤエンドプレート 36 リヤハブ軸 P 変速ポイント
Claims (3)
- 【請求項1】 各段スプロケットの各歯間中心の間隔が
ほぼチェンピッチの整数倍とし、一部の噛合歯を軸方向
に変位させるとともに誘導面を設けた変速ポイントにて
チェンの掛け替えが行われる多段スプロケットを備えた
自転車用外装変速装置において、前記変速ポイントにお
けるチェン掛け替えによるローギヤ側への変速を、リタ
ーンスプリングの復元力によりパンタグラフリンク機構
をローギヤ側へチェンを押圧するローノーマル型リヤデ
ィレイラーによって行うように構成したことを特徴とす
る自転車用外装変速装置。 - 【請求項2】 前記ローノーマル型リヤディレイラーが
前記多段スプロケットの前方においてチェンステーに支
持されることにより、変速のために変形されるパンタグ
ラフリンク機構の操作ケーブルが直接前方から牽引され
るように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の
自転車用外装変速装置。 - 【請求項3】 前記ローノーマル型リヤディレイラーが
前記多段スプロケットのハブ軸を支持するリヤフォーク
エンドに取り付けられることにより、変速のために変形
されるパンタグラフリンク機構の操作ケーブルがUター
ンアウタケーブルによって後方から牽引されるように構
成されたことを特徴とする請求項1に記載の自転車用外
装変速装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18252594A JPH0840342A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 自転車用外装変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18252594A JPH0840342A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 自転車用外装変速装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0840342A true JPH0840342A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16119835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18252594A Pending JPH0840342A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 自転車用外装変速装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0840342A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5860880A (en) * | 1996-11-21 | 1999-01-19 | Shimano, Inc. | Low normal bicycle derailleur which allows lateral movement of the chain guide toward the rear wheel in response to a force directed laterally towards the rear wheel |
| US5961409A (en) * | 1996-12-26 | 1999-10-05 | Shimano, Inc. | Rear derailleur for a bicycle |
| DE102014113702A1 (de) | 2013-09-25 | 2015-03-26 | Shimano Inc. | Getriebesteuerungssystem |
-
1994
- 1994-08-03 JP JP18252594A patent/JPH0840342A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5860880A (en) * | 1996-11-21 | 1999-01-19 | Shimano, Inc. | Low normal bicycle derailleur which allows lateral movement of the chain guide toward the rear wheel in response to a force directed laterally towards the rear wheel |
| US5961409A (en) * | 1996-12-26 | 1999-10-05 | Shimano, Inc. | Rear derailleur for a bicycle |
| DE102014113702A1 (de) | 2013-09-25 | 2015-03-26 | Shimano Inc. | Getriebesteuerungssystem |
| US9199630B2 (en) | 2013-09-25 | 2015-12-01 | Shimano Inc. | Transmission control system |
| DE102014113702B4 (de) | 2013-09-25 | 2024-07-18 | Shimano Inc. | Getriebesteuerungssystem |
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