JPH08404B2 - コンクリートブロックの製造方法 - Google Patents

コンクリートブロックの製造方法

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JPH08404B2
JPH08404B2 JP3281378A JP28137891A JPH08404B2 JP H08404 B2 JPH08404 B2 JP H08404B2 JP 3281378 A JP3281378 A JP 3281378A JP 28137891 A JP28137891 A JP 28137891A JP H08404 B2 JPH08404 B2 JP H08404B2
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concrete
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勝治 浦上
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Asahi Concrete Works Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暗渠(ボックスカルバ
ート等)または開渠、防火用貯水槽、共同溝、地下道あ
るいは組立ガレージなどの構築に用いられる各種コンク
リートブロックの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボックスカルバートのような大型コンク
リートブロック製品は、枠組した型枠にコンクリートを
打設して製造するのが通例である。これについて説明す
ると、図9に示すように、底型枠11上に、目的とする
コンクリートブロックの寸法形状に対応して外型枠12
および内型枠13を組立て所要の型枠1を構成し、ま
ず、その底型枠11内にコンクリートkを打ち込みコン
クリートブロックの底部に相当する型枠部分に十分コン
クリートkを充填した後、図示矢印のように型枠1の上
方から外型枠12と内型枠13の間隙に必要に応じて振
動を加えながら順次コンクリートkを打ち込んで行き、
型枠1内をコンクリートkで完全に充填する。そして、
コンクリート硬化後に型枠1を脱型し、図10に示すよ
うな製品たるコンクリートブロックAを取り出すのであ
る。
【0003】しかして、製造しようとするコンクリート
ブロックAが、図10に示すようにコンクリートブロッ
クA同士を連結するために必要な開口部2aを提供する
連結ボックス2を所要箇所(大抵は図のようにコンクリ
ートブロックAの四隅の隅肉部分a)に一体に備えたも
のである場合には、型枠1を構成するに先だって、予め
図9に示すように連結ボックス2の開口部2aを内型枠
13の斜面4箇所に直に当接させた状態でそれらの連結
ボックス2を内型枠13に着脱可能に取着しておき、し
かる後、内型枠13と外型枠12の間にコンクリートk
を打設して、コンクリートkが硬化したら型枠1を脱型
するようにしている。このため、連結ボックス2は図1
0に示すように内型枠13によって仮保持されていた隅
肉部分aにコンクリートkの硬化とともに一体に被包さ
れ、その開口部2aをコンクリートブロックAの内面に
連続する位置に開口させてなるものに仕上げられる。な
お、コンクリートブロックA同士を連結する一般的な手
順について略述すると、連結しようとするコンクリート
ブロックAを隣接配置し、次に両ブロック間に亘って隅
肉部分a内にPC鋼棒などの連結用部材Bを挿通して、
それらの連結用部材Bの両端に設けたねじ部bを対応す
るコンクリートブロックAの連結ボックス2の開口部2
a内に表出させ、しかる後、開口部2aから挿入したナ
ットをそれらのねじ部bに螺合させて、ナットを介して
連結用部材Bを連結ボックス2の内方端に定着させるよ
うにしている。連結ボックス2にはそのための挿通孔2
bが端板部に穿設してあり、コンクリートkの打設時に
は中子などで封止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
製造方法では、連結ボックス2を内型枠13に取り付け
た際に、開口部2aと内型枠13との当接面を全体に亘
って均等に密着させることが難しく、その部位に隙間が
生じ易い。このため、コンクリートkを打設した際に、
かかる隙間を介して開口部2a内に図11中矢印で示す
ようにコンクリートkが侵出し易く、脱型後に開口部2
a内に凝固したコンクリートkが残留して、撤去作業を
強いられれたり、それが大量であって連結用部材Bの挿
通やナットの装着が困難な場合にはコンクリートブロッ
クA自体の製品生命が危ぶまれる事態も生じ得る。
【0005】本発明は、これらの課題を解決することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために、次のような手段を講じたものである。
【0007】すなわち、本発明に係るコンクリートブロ
ックの製造方法は、コンクリートブロック同士の連結に
用いられる連結ボックスを該コンクリートブロックに一
体に埋設するための製造方法であって、先ず連結ボック
スの開口部に、その開口部よりも若干面積の広い基板部
およびこの基板部上に形成され前記開口部に密接に嵌合
し合う突部を具備してなるゴム板を蓋着し、次に一端に
ねじ部を有したコ字形の金具の中間部を連結ボックスの
外面に当てがうとともに該金具のねじ部を連結ボック
ス、ゴム板及び内型枠に貫通させてその貫通端にナット
を締着することにより連結ボックスをゴム板を介して内
型枠に着脱可能に取着し、しかる後、内型枠と外型枠の
間にコンクリートを打設して、コンクリート硬化後に型
枠を脱型しゴム板を脱却することを特徴とする。
【0008】
【作用】このような製造方法によると、連結ボックスの
開口部がゴム板によって確実にシールされるので、コン
クリート打設時に連結ボックスと内型枠の隙間を通じて
開口部内にコンクリートが侵出する事態を確実に防止す
ることができる。このため、脱型後、ゴム板を取り外し
たときに、コンクリートブロック内面に適正な形状の開
口部を表出させることが可能になる。
【0009】しかも、開口部と内型枠の間に、開口部よ
りも若干広い基板部と、開口部に密 接に嵌合する突部と
を具備してなるゴム板を介在させるようにしているた
め、脱型後に連結ボックスの開口部が基板部の厚み分だ
け内部へ退避してコンクリートブロックの表面に直接表
出しないものとなる。このため、連結後にその開口部に
モルタル等を充填して連結ボックスを完全にコンクリー
ト組織内に埋没させれば、連結ボックスを錆等から有効
に保護することができる。
【0010】その上、内型枠への連結ボックスの固定
を、コ字形の金具を当てがい且つその一端に形成したね
じ部にナットを螺着することによって行うようにしてい
る。このため、ナットの螺着作業だけで、そのナットに
加える緊締力をコ字形の金具を介して連結ボックス全体
の引き寄せ力に有効に変換し、連結ボックスの開口部を
ゴム板を介して均等に内型枠に圧接させておくことがで
きる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図7を参
照して説明する。
【0012】この実施例において用られる連結ボックス
2は、図2に示すように横断面が五角状をなすものであ
って、側板部21と、斜板部22と、頂板部23と、端
板部24とからなり、底板部に相当する部位に矩形状の
開口部2aを形成している。そして、その開口部2aに
図3及び図4に示すゴム板3を装着するようにしてい
る。ゴム板3は、前記連結ボックス2の開口部2aより
も若干面積の広い基板部31と、この基板部31上に形
成した突部32とを具備してなるもので、突部32と前
記連結ボックス2の開口部2aとは互いに密接に嵌合し
合う関係にある。一方、これらの連結ボックス2及びゴ
ム板3は、互いを嵌合させた状態で図5に示すコ字形の
金具4を挿通させ得る孔22a、32aをそれらの斜板
部22および突部32に有している。この金具4の一端
にはねじ部41が設けてある。
【0013】次に、かかる連結ボックス2を備えたコン
クリートブロックの製造方法について説明する。
【0014】まず、連結ボックス2の開口部2aの内周
2cに、図6に示すようにゴム板3の突部32を密接に
嵌入させ、それらの孔22a、32aに連結ボックス2
の斜板部22側から金具4を挿通して図7の状態にす
る。この際、金具4と連結ボックス2の頂板部23との
当接部分を溶接継手5を介して連結する。次に、この連
結ボックス2を図1に示すようにゴム板3を介して内型
枠13の外面所要箇所に添設し、その際に金具4のねじ
部41を内型枠13に設けた図示しない孔を介し内型枠
13の内面に延出させて、ナット6を締着する。このよ
うにした後、図9に示したように、内型枠13、底型枠
11および外型枠12を組立てて所要形状の型枠1を構
成し、外型枠12と内型枠13の間隙にコンクリートk
を打ち込んで充填する。そして、コンクリート硬化後に
ナット6を螺脱して、型枠1を脱型する。その際、連結
ボックス2の開口部2a内に不要となった金具4のねじ
部41が残骸として残るので、それを連結ボックス2の
頂板部23の内面とほぼ面一な位置において切除する。
【0015】その結果、連結ボックスは、図10で示し
たように内型枠13によって仮保持されていた隅肉部分
aにコンクリートkの硬化とともに一体に被包され、そ
の開口部2aをコンクリートブロックAの内面に連続す
る位置に表出させ得るものとなる。
【0016】このような製造方法によると、連結ボック
ス2の開口部2aがゴム板3によって確実にシールさ
れ、コンクリートkの打設時に、連結ボックス2と内型
枠13の当接隙間を通じて開口部2a内にコンクリート
kが侵出する事態が確実に防止される。このため、脱型
後、ゴム板3を取り外したときに、コンクリートブロッ
クAの内面に適正な形状の開口部aを表出させることが
でき、その結果、このものは従来の製造方法が抱えてい
た不具合、すなわち凝固片の撤去作業や、コンクリート
kの打ち直しが必要になるという不具合を確実に解消す
ることが可能になる。
【0017】しかも、開口部2aと内型枠13の間に、
開口部2aよりも若干広い基板部31と、開口部2aに
密接に嵌合する突部32とを具備してなるゴム板3を介
在させるようにしているため、脱型後に連結ボックス2
の開口部2aを基板部31の厚み分だけ内方へ退避させ
てコンクリートブロックAの表面に直接表出させないよ
うにしておくことができる。このため、連結後にその開
口部2aにモルタル等を充填して連結ボックス2を完全
にコンクリート組織内に埋没させることができ、連結ボ
ックス2を錆等から有効に保護することが可能になる。
【0018】その上、内型枠13への連結ボックス2の
固定を、コ字形の金具4を当てがい且つその一端に形成
したねじ部41にナット6を締着することによって行う
ようにしているため、ナット6に加える緊締力をコ字形
の金具4を介して連結ボックス2全体の引き寄せ力に有
効に変換して、連結ボックス2の開口部2aをゴム板3
を介して均等に内型枠13に圧接させておくことができ
る。このため、必要最小限の作業で、連結ボックス2を
確実に内型枠13に固定しておくことが可能となり、脱
型も容易に行い得るものとなる。
【0019】なお、本発明は上述した実施例のみに限定
されるものではない。例えば、前記実施例で用いた金具
4の代わりに、図8に示すようなボルト7を挿通して、
内型枠13の内面でナットを螺着するようしてもよい。
また、連結ボックスの形状は端板部を矩形にするような
ものであってもよい。しかるに、前記実施例のように端
板部を六角形状にするようなものであると、コンクリー
トブロック内部に埋設される補強部材等との間で干渉が
生じ難くなり、有効となる。その他、ゴム板や連結ボッ
クスの断面形状、あるいはゴム板の連結ボックスへの装
着の仕方なども、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々
変形が可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明に係るコンクリートブロックの製
造方法は、コンクリート打設時に連結ボックスと内型枠
の間に一時的にゴム板を介在させて、連結ボックスの開
口部をゴム板によって確実にシールし、開口部内へのコ
ンクリートの侵出を防ぐようにしたものである。このた
め、脱型後、ゴム板を取り外したときに、コンクリート
ブロック内面に適正な形状の開口部を表出させることが
でき、その結果、コンクリート凝固片の撤去作業を必要
とせず、品質および留まりの高い製造を行うことができ
る。また、このような製造方法によれば、連結用ボック
スの開口端を内部へ退避させてコンクリートブロックの
表面に表出しないようにすることが可能戸なるので、連
結後にその開口部にモルタル等を充填すれば、連結ボッ
クスを完全に埋設させることができる。そのため、鉄製
等の連結ボックスを使用しても、コンクリート表面にお
ける錆の発生を有効に防止することができる。その上、
連結ボックスの内型枠への固定を、コ字形の金具を当て
がいその一端に形成したねじ部にナットを締着するとい
う極めて単純な作業によって行い得るようにしているた
め、型組みや脱型に係る便を向上させることができ、同
時に、連結ボックスを確実な状態で内型枠に固定して製
品品質を有効に向上させることができるという優れた効
果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、枠組みを終えた状態
の要部を示す図。
【図2】同実施例に使用される連結ボックスの斜視図。
【図3】同実施例に使用されるゴム板の平面図。
【図4】図3の正面図。
【図5】同実施例に使用される金具を示す図。
【図6】同実施例においてゴム板を連結ボックスに装着
する手順を示す図。
【図7】同実施例において連結ボックスの内型枠への取
付け直前の状態を示す斜視図。
【図8】本発明の他の実施例を示す図1に対応した図。
【図9】従来におけるコンクリートブロックの一般的な
製造方法を示す図。
【図10】従来における連結ボックスを備えたコンクリ
ートブロックの一般的な斜視図。
【図11】従来の不具合を説明するための図1に対応し
た図。
【符号の説明】
A…コンクリートブロック a…隅肉部分 B…連結用部材 b…ねじ部 k…コンクリート 1…型枠 2…連結ボックス 2a…開口部 2b…挿通孔 2c…内周 3…ゴム板 4…金具 5…溶接継手 6…ナット 7…ボルト 11…底型枠 12…外型枠 13…内型枠 21…側板部 22…斜板部 22a…孔 23…頂板部 24…端板部 31…基板 32…突部 32a…孔 41…ねじ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリートブロック同士の連結に用いら
    れる連結ボックスを該コンクリートブロックに一体に埋
    設するための製造方法であって、先ず連結ボックスの開
    口部に、その開口部よりも若干面積の広い基板部および
    この基板部上に形成され前記開口部に密接に嵌合し合う
    突部を具備してなるゴム板を蓋着し、次に一端にねじ部
    を有したコ字形の金具の中間部を連結ボックスの外面に
    当てがうとともに該金具のねじ部を連結ボックス、ゴム
    板及び内型枠に貫通させてその貫通端にナットを締着す
    ることにより連結ボックスをゴム板を介して内型枠に着
    脱可能に取着し、しかる後、内型枠と外型枠の間にコン
    クリートを打設して、コンクリート硬化後に型枠を脱型
    しゴム板を脱却することを特徴とするコンクリートブロ
    ックの製造方法。
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JPS51147159U (ja) * 1975-05-19 1976-11-26
JPS59218809A (ja) * 1983-05-27 1984-12-10 松下電工株式会社 人造大理石カウンタの製造方法
JPS6342808A (ja) * 1986-08-08 1988-02-24 旭コンクリ−ト工業株式会社 コンクリ−トブロツクの製造方法

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