JPH084184A - 構造物の階高調整装置 - Google Patents
構造物の階高調整装置Info
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- JPH084184A JPH084184A JP13910394A JP13910394A JPH084184A JP H084184 A JPH084184 A JP H084184A JP 13910394 A JP13910394 A JP 13910394A JP 13910394 A JP13910394 A JP 13910394A JP H084184 A JPH084184 A JP H084184A
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 25
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 22
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 abstract 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 床構造体が懸垂支持された構造物において階
高調整を行う。 【構成】 主構造体12の架構16から懸垂される吊材
17a〜eによって各床構造体18を揺動可能に懸吊支
持して構造物10を構築した。そして、架構16に巻き
取り装置28を設置し、この巻き取り装置28から導出
される補助吊材30を、延伸吊材32及び調整用係合部
材20aを介して、吊材17a〜17eの係合部材20
に連結するようにし、巻き取り装置28の作動による補
助吊材30の巻き取り、あるいは送り出しに伴い吊材1
7a〜17eを巻き取り、あるいは送り出し、これによ
り床構造体18を昇降させた後、上記調整用係合部材2
0aを架構16に係合、固定することにより、床構造体
18の高さ調整を行うようにした。
高調整を行う。 【構成】 主構造体12の架構16から懸垂される吊材
17a〜eによって各床構造体18を揺動可能に懸吊支
持して構造物10を構築した。そして、架構16に巻き
取り装置28を設置し、この巻き取り装置28から導出
される補助吊材30を、延伸吊材32及び調整用係合部
材20aを介して、吊材17a〜17eの係合部材20
に連結するようにし、巻き取り装置28の作動による補
助吊材30の巻き取り、あるいは送り出しに伴い吊材1
7a〜17eを巻き取り、あるいは送り出し、これによ
り床構造体18を昇降させた後、上記調整用係合部材2
0aを架構16に係合、固定することにより、床構造体
18の高さ調整を行うようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築構造物において、
特に、床構造体が主構造体の架構等に懸垂支持された構
造を有する構造物の階高調整装置に関するものである。
特に、床構造体が主構造体の架構等に懸垂支持された構
造を有する構造物の階高調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から高層建築物等の構造物において
は、構造物を構成する床構造体の高さ(階高)を自在に
調整できるようにして各種イベント等の目的に応じた所
望の室内空間を確保することができるような構造物が望
まれている。
は、構造物を構成する床構造体の高さ(階高)を自在に
調整できるようにして各種イベント等の目的に応じた所
望の室内空間を確保することができるような構造物が望
まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の構造
物では、柱、梁からなる主構造体と、床部を構成する床
構造体とが相互に接合され、これにより構造物が所定の
強度を有するようになっているので、床構造体を昇降さ
せて床構造体の高さ変更を行い得る構造物を構築しよう
とすると、その構造が複雑化したり、強度低下を招く等
の問題があり、現実にこのような構造物を構築すること
は難しかった。
物では、柱、梁からなる主構造体と、床部を構成する床
構造体とが相互に接合され、これにより構造物が所定の
強度を有するようになっているので、床構造体を昇降さ
せて床構造体の高さ変更を行い得る構造物を構築しよう
とすると、その構造が複雑化したり、強度低下を招く等
の問題があり、現実にこのような構造物を構築すること
は難しかった。
【0004】本発明は、近年、床構造体を主構造体の架
構等に懸垂支持することにより床構造体を構造的に主構
造体から独立させた、いわゆる免震機能を有する構造物
(特開平2−194279号公報)が提案されている点
に着眼してなされたものであって、建築構造物の階高調
整を可能にする構造物の階高調整装置を提供することを
目的としている。
構等に懸垂支持することにより床構造体を構造的に主構
造体から独立させた、いわゆる免震機能を有する構造物
(特開平2−194279号公報)が提案されている点
に着眼してなされたものであって、建築構造物の階高調
整を可能にする構造物の階高調整装置を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
主構造体と床構造体とを具備し、前記主構造体の架構か
ら懸垂される吊材により上記床構造体が揺動可能に懸吊
支持されてなる構造物において、上記架構に設けられ、
上記吊材に連結される吊材巻き取り手段と、上記吊材を
その長手方向の複数箇所において上記架構に対して固定
可能とする固定手段とを備えたものである。
主構造体と床構造体とを具備し、前記主構造体の架構か
ら懸垂される吊材により上記床構造体が揺動可能に懸吊
支持されてなる構造物において、上記架構に設けられ、
上記吊材に連結される吊材巻き取り手段と、上記吊材を
その長手方向の複数箇所において上記架構に対して固定
可能とする固定手段とを備えたものである。
【0006】請求項2に係る発明は、上記請求項1記載
の構造物の階高調整装置において、上記固定手段が、上
記吊材の長手方向に所定の間隔で具備される係合部材
と、上記吊材に対応して上記架構に設けられる固定部と
からなり、この固定部が、上記係合部材の鉛直方向の移
動を阻止する係合状態と、係合部材の鉛直方向の移動を
許容する非係合状態とに切換え可能に設けられたもので
ある。
の構造物の階高調整装置において、上記固定手段が、上
記吊材の長手方向に所定の間隔で具備される係合部材
と、上記吊材に対応して上記架構に設けられる固定部と
からなり、この固定部が、上記係合部材の鉛直方向の移
動を阻止する係合状態と、係合部材の鉛直方向の移動を
許容する非係合状態とに切換え可能に設けられたもので
ある。
【0007】請求項3に係る発明は、上記請求項2記載
の構造物の階高調整装置において、上記固定部が、上記
吊材を挿通する上記架構の開口部と、この開口部分に着
脱自在に装着される固定具とからなり、上記開口部が上
記係合部材より大径に形成され、上記固定具が、上記架
構及び係合部材の双方に係合可能に形成されたものであ
る。
の構造物の階高調整装置において、上記固定部が、上記
吊材を挿通する上記架構の開口部と、この開口部分に着
脱自在に装着される固定具とからなり、上記開口部が上
記係合部材より大径に形成され、上記固定具が、上記架
構及び係合部材の双方に係合可能に形成されたものであ
る。
【0008】請求項4に係る発明は、上記請求項2又は
3記載の構造物の階高調整装置において、上記吊材が、
吊材本体と、この吊材本体の上端部に固着される係合部
材とを具備し、この係合部材に、所定数の延伸吊材と調
整用係合部材とが着脱自在に連結されてなるものであ
る。
3記載の構造物の階高調整装置において、上記吊材が、
吊材本体と、この吊材本体の上端部に固着される係合部
材とを具備し、この係合部材に、所定数の延伸吊材と調
整用係合部材とが着脱自在に連結されてなるものであ
る。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、吊材が吊材巻き
取り手段により巻き取り、あるいは送り出されることに
より床構造体が昇降される。そして、吊材が固定手段に
より架構に固定されることにより床構造体が所定の高さ
に固定される。
取り手段により巻き取り、あるいは送り出されることに
より床構造体が昇降される。そして、吊材が固定手段に
より架構に固定されることにより床構造体が所定の高さ
に固定される。
【0010】請求項2記載の発明によれば、床構造体の
高さ調整の際には、固定部が非係合状態とされることに
より、吊材の送り出し等が可能となって床構造体の昇降
が行われる。そして、床構造体が所定の高さになると、
固定部が係合状態とされ、これにより吊材の送り出し等
が阻止されて床構造体が固定される。
高さ調整の際には、固定部が非係合状態とされることに
より、吊材の送り出し等が可能となって床構造体の昇降
が行われる。そして、床構造体が所定の高さになると、
固定部が係合状態とされ、これにより吊材の送り出し等
が阻止されて床構造体が固定される。
【0011】請求項3記載の発明によれば、固定具の未
装着状態では、開口部に挿通されている吊材の送り出し
等が許容される。一方、固定具が装着されると、この固
定具を介して上記係合部材が架構と係合し、これにより
吊材の送り出し等が阻止される。
装着状態では、開口部に挿通されている吊材の送り出し
等が許容される。一方、固定具が装着されると、この固
定具を介して上記係合部材が架構と係合し、これにより
吊材の送り出し等が阻止される。
【0012】上記請求項4記載の発明によれば、吊材本
体の上端部に固着された係合部材に延伸吊材及び調整用
係合部材が連結されることにより調整時の床構造体の高
さが設定される。
体の上端部に固着された係合部材に延伸吊材及び調整用
係合部材が連結されることにより調整時の床構造体の高
さが設定される。
【0013】
【実施例】本発明に係る構造物の階高調整装置について
図1乃至図4を用いて説明する。
図1乃至図4を用いて説明する。
【0014】図1は、本発明に係る階高調整装置が適用
される構造物の断面を概略的に示している。同図に示す
ように、構造物10は、柱14及び架構16からなる主
構造体12に、各階層を構成する複数の床構造体18が
具備され、これらの周囲に外壁19が形成された構造を
有している。主構造体12には、第1層部分15a及び
第2層部分15bが設けられ、これらの第1及び第2層
部分15a,15bにそれぞれ5つの床構造体18が懸
吊支持されている。
される構造物の断面を概略的に示している。同図に示す
ように、構造物10は、柱14及び架構16からなる主
構造体12に、各階層を構成する複数の床構造体18が
具備され、これらの周囲に外壁19が形成された構造を
有している。主構造体12には、第1層部分15a及び
第2層部分15bが設けられ、これらの第1及び第2層
部分15a,15bにそれぞれ5つの床構造体18が懸
吊支持されている。
【0015】上記各床構造体18は、図2に示すよう
に、第2層部分15b内において鉛直方向に一定の間隔
で配され、上記主構造体12の架構16から懸垂される
吊材17a〜17eによりそれぞれ独立して上記架構1
6に懸吊支持されている。各吊材17a〜17eは、そ
れそれ複数本設けられており、これらが各床構造体18
の縁部及び中央部等、複数箇所に接合されている。な
お、図示していないが、各床構造体18はダンパー部材
等の振動減衰装置を介して主構造体12に連結されてい
る。また、図2では、第2層部分15bのみ図示してい
るが、第1層部分15aも同様の構造を有している。
に、第2層部分15b内において鉛直方向に一定の間隔
で配され、上記主構造体12の架構16から懸垂される
吊材17a〜17eによりそれぞれ独立して上記架構1
6に懸吊支持されている。各吊材17a〜17eは、そ
れそれ複数本設けられており、これらが各床構造体18
の縁部及び中央部等、複数箇所に接合されている。な
お、図示していないが、各床構造体18はダンパー部材
等の振動減衰装置を介して主構造体12に連結されてい
る。また、図2では、第2層部分15bのみ図示してい
るが、第1層部分15aも同様の構造を有している。
【0016】上記構造物10においては、このように各
床構造体18が架構16に懸吊支持されて床構造体18
が構造的に主構造体12から独立することにより、主構
造体12と床構造体18との共振が抑制されるようにな
っている。つまり、このような構造を採用したことによ
り、地震発生時には、主構造体12から床構造体18へ
の振動伝達が遮断される、いわゆる免震機能が発揮され
るようになっている。
床構造体18が架構16に懸吊支持されて床構造体18
が構造的に主構造体12から独立することにより、主構
造体12と床構造体18との共振が抑制されるようにな
っている。つまり、このような構造を採用したことによ
り、地震発生時には、主構造体12から床構造体18へ
の振動伝達が遮断される、いわゆる免震機能が発揮され
るようになっている。
【0017】上記各吊材17a〜吊材17eの基端部
(上端部)は、図2及び図3に示すように、上記架構1
6に接合された支持部材24に挿通されて、この支持部
材24に固定されている。
(上端部)は、図2及び図3に示すように、上記架構1
6に接合された支持部材24に挿通されて、この支持部
材24に固定されている。
【0018】より詳細に説明すると、各吊材17a〜1
7eの基端部には、係合部材20がそれぞれ固着されて
おり、この係合部材20が、上記支持部材24に形成さ
れた開口部26を介して支持部材24の上側に導出され
ている。なお、開口部26は上記係合部材20よりも大
径に形成されている。
7eの基端部には、係合部材20がそれぞれ固着されて
おり、この係合部材20が、上記支持部材24に形成さ
れた開口部26を介して支持部材24の上側に導出され
ている。なお、開口部26は上記係合部材20よりも大
径に形成されている。
【0019】各係合部材20と開口部26との間には、
板状の固定金具22が挾み込まれている。この固定金具
22は、図4に示すように、上記開口部26の径よりも
大きく形成されており、係合部材20と支持部材24と
の間に挾み込まれた同図に示す状態で、係合部材20の
開口部26からの落下を阻止して各吊材17a〜17e
を支持部材24に固定するようになっている。すなわ
ち、これらの係合部材20、支持部材24、開口部26
及び固定金具22によって吊材17a〜17eを架構1
6に固定するための固定手段が構成されている。
板状の固定金具22が挾み込まれている。この固定金具
22は、図4に示すように、上記開口部26の径よりも
大きく形成されており、係合部材20と支持部材24と
の間に挾み込まれた同図に示す状態で、係合部材20の
開口部26からの落下を阻止して各吊材17a〜17e
を支持部材24に固定するようになっている。すなわ
ち、これらの係合部材20、支持部材24、開口部26
及び固定金具22によって吊材17a〜17eを架構1
6に固定するための固定手段が構成されている。
【0020】上記固定金具22には、同図に示すよう
に、その中心部と外周とに亘ってスリット状の切欠き部
23が形成されており、この切欠き部23に上記各吊材
17a〜17eを挿入させて、上記固定金具22を上記
係合部材20と支持部材24との間に挾み込むことによ
って、係合部材20を固定金具22で受けるようになっ
ている。こうすることにより後述の床構造体18の高さ
調整の際には、固定金具22を係合部材20と支持部材
24との間から引き抜き、あるいは差し込むことができ
るようになっている。
に、その中心部と外周とに亘ってスリット状の切欠き部
23が形成されており、この切欠き部23に上記各吊材
17a〜17eを挿入させて、上記固定金具22を上記
係合部材20と支持部材24との間に挾み込むことによ
って、係合部材20を固定金具22で受けるようになっ
ている。こうすることにより後述の床構造体18の高さ
調整の際には、固定金具22を係合部材20と支持部材
24との間から引き抜き、あるいは差し込むことができ
るようになっている。
【0021】上記架構16には、上記各床構造体18を
昇降させるための複数の巻き取り装置(巻き取り手段)
28が装備されている。この巻き取り装置28は、詳し
く図示していないが、駆動源としてのモータと、このモ
ータに減速機等を介して連結されるドラムとからなり、
このドラムに、上記各吊材17a〜17eを巻き取る、
あるいは送り出すための補助吊材30が巻回されてい
る。
昇降させるための複数の巻き取り装置(巻き取り手段)
28が装備されている。この巻き取り装置28は、詳し
く図示していないが、駆動源としてのモータと、このモ
ータに減速機等を介して連結されるドラムとからなり、
このドラムに、上記各吊材17a〜17eを巻き取る、
あるいは送り出すための補助吊材30が巻回されてい
る。
【0022】上記巻き取り装置28は、一つの床構造体
18を懸垂支持する吊材の数と同数設けられており、各
巻き取り装置28が、図2及び図3に示すように、各吊
材17a〜17eの上端位置にそれぞれ対応して配置さ
れている。各巻き取り装置28は、上記架構16に設け
られた例えばモノレール軌道等に装着されており、床構
造体18の高さ調整を行う際には、各巻き取り装置28
がモノレールに沿って移動され、高さ調整を行うべき床
構造体18を支持する吊材17a〜17eの上端位置に
移動されるようになっている。
18を懸垂支持する吊材の数と同数設けられており、各
巻き取り装置28が、図2及び図3に示すように、各吊
材17a〜17eの上端位置にそれぞれ対応して配置さ
れている。各巻き取り装置28は、上記架構16に設け
られた例えばモノレール軌道等に装着されており、床構
造体18の高さ調整を行う際には、各巻き取り装置28
がモノレールに沿って移動され、高さ調整を行うべき床
構造体18を支持する吊材17a〜17eの上端位置に
移動されるようになっている。
【0023】次に、このように構成された構造物10に
おける床構造体18の高さ調整(階高調整)について図
5乃至図8を用いて説明する。なお、ここでは、第2層
部分15bの最下位の床構造体18を下降させる(高さ
を下げる)例について説明する。
おける床構造体18の高さ調整(階高調整)について図
5乃至図8を用いて説明する。なお、ここでは、第2層
部分15bの最下位の床構造体18を下降させる(高さ
を下げる)例について説明する。
【0024】先ず、図5に示すように、上記架構16に
おいて、床構造体18を支持する各吊材17aの係合部
材20に、それぞれ延伸吊材32及び調整用係合部材2
0aを連結する。この延伸吊材32は、構造体18を下
降させる寸法に応じた長さに形成されており、フック部
材等を介して係合部材20に連結される。上記調整用係
合部材20aは上記係合部材20と同一形状の係合部材
からなり、フック部材等を介して上記延伸吊材32に連
結される。
おいて、床構造体18を支持する各吊材17aの係合部
材20に、それぞれ延伸吊材32及び調整用係合部材2
0aを連結する。この延伸吊材32は、構造体18を下
降させる寸法に応じた長さに形成されており、フック部
材等を介して係合部材20に連結される。上記調整用係
合部材20aは上記係合部材20と同一形状の係合部材
からなり、フック部材等を介して上記延伸吊材32に連
結される。
【0025】このように上記延伸吊材32及び調整用係
合部材20aを係合部材20に連結したら、次に、図6
に示すように各巻き取り装置28を吊材17aの上端位
置に移動させて、各巻き取り装置28から導出される補
助吊材30をフック部材等を介して上記調整用係合部材
20aに連結する。
合部材20aを係合部材20に連結したら、次に、図6
に示すように各巻き取り装置28を吊材17aの上端位
置に移動させて、各巻き取り装置28から導出される補
助吊材30をフック部材等を介して上記調整用係合部材
20aに連結する。
【0026】そして、上記巻き取り装置28のモータを
正転駆動させて、上記補助吊材30を一定量だけドラム
に巻き取り、これによって上記係合部材20を、図6に
示す状態からわずかに上方に引き上げ、この間に上記固
定金具22を係合部材20と支持部材24の間から引き
抜く。
正転駆動させて、上記補助吊材30を一定量だけドラム
に巻き取り、これによって上記係合部材20を、図6に
示す状態からわずかに上方に引き上げ、この間に上記固
定金具22を係合部材20と支持部材24の間から引き
抜く。
【0027】こうして固定金具22を取り外した後に、
上記巻き取り装置28のモータを反転駆動させ、補助吊
材30を巻き取り装置28から一定量づつ送り出す。こ
れにより補助吊材30が送り出されると、上述の通り、
固定金具22が取り外されているので、係合部材20が
支持部材24の開口部26を通って下方へと移動し、こ
れに伴い床構造体18が下降する。
上記巻き取り装置28のモータを反転駆動させ、補助吊
材30を巻き取り装置28から一定量づつ送り出す。こ
れにより補助吊材30が送り出されると、上述の通り、
固定金具22が取り外されているので、係合部材20が
支持部材24の開口部26を通って下方へと移動し、こ
れに伴い床構造体18が下降する。
【0028】そして、更に補助吊材30が送り出され、
上記調整用係合部材20aが支持部材24に接近する
と、上記固定金具22を調整用係合部材20aと支持部
材24との間に差し込み、これにより調整用係合部材2
0aの下方への移動を固定金具22により阻止し、各吊
材17aを延伸吊材32及び調整用係合部材20aを介
して支持部材24に再度固定する。
上記調整用係合部材20aが支持部材24に接近する
と、上記固定金具22を調整用係合部材20aと支持部
材24との間に差し込み、これにより調整用係合部材2
0aの下方への移動を固定金具22により阻止し、各吊
材17aを延伸吊材32及び調整用係合部材20aを介
して支持部材24に再度固定する。
【0029】そして、図8に示すように、吊材17aを
支持部材24に固定した後、上記補助吊材30を調整用
係合部材20aから取り外して巻き取り、これによって
床構造体18の高さ調整が完了する。
支持部材24に固定した後、上記補助吊材30を調整用
係合部材20aから取り外して巻き取り、これによって
床構造体18の高さ調整が完了する。
【0030】このように高さ調整が完了した構造物10
においては、上記延伸吊材32を継ぎたした分だけ床構
造体18が下降するので、これによりこの床構造体18
により構成される室内の天井が高くなり、室内空間が拡
大されることになる。
においては、上記延伸吊材32を継ぎたした分だけ床構
造体18が下降するので、これによりこの床構造体18
により構成される室内の天井が高くなり、室内空間が拡
大されることになる。
【0031】そして、この床構造体18により構成され
る室内の使用が終了した後は、上述と逆の手順で床構造
体18の引上げ作業を行うことによりこの床構造体18
をもとの高さに戻すことができる。なお、以上は、第2
層部分15bの最下位の床構造体18の高さ調整を行う
例について説明したが、第2層部分15bの他の床構造
体18及び第1層部分15aの各床構造体18について
も同じように高さ調整を行うことが可能である。
る室内の使用が終了した後は、上述と逆の手順で床構造
体18の引上げ作業を行うことによりこの床構造体18
をもとの高さに戻すことができる。なお、以上は、第2
層部分15bの最下位の床構造体18の高さ調整を行う
例について説明したが、第2層部分15bの他の床構造
体18及び第1層部分15aの各床構造体18について
も同じように高さ調整を行うことが可能である。
【0032】このように上記構造物10においては、各
床構造体18の高さ調整を行うことが可能なので、各種
イベント等、目的に応じた所望の室内空間を確保するこ
とができる。特に、長さの異なる複数の延伸吊材32を
予め準備しておき、これらをを適宜継ぎたして係合部材
20と調整用係合部材20aとの間隔を調整するように
すれば、床構造体18の高さ調整をより広範囲で行うこ
とが可能となり、その結果、より多くの目的に応じた階
層空間を確保でき、建築物における使用目的の多様化を
図ることができる。
床構造体18の高さ調整を行うことが可能なので、各種
イベント等、目的に応じた所望の室内空間を確保するこ
とができる。特に、長さの異なる複数の延伸吊材32を
予め準備しておき、これらをを適宜継ぎたして係合部材
20と調整用係合部材20aとの間隔を調整するように
すれば、床構造体18の高さ調整をより広範囲で行うこ
とが可能となり、その結果、より多くの目的に応じた階
層空間を確保でき、建築物における使用目的の多様化を
図ることができる。
【0033】なお、上記実施例は、本発明に係る階高調
整装置の一例であって、具体的な構造は上記実施例に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
適宜変更可能である。例えば、上記実施例では、第1層
部分15a、あるいは第2層部分15bに配設された5
つの床構造体18の全てについて高さ調整を行い得るよ
うになっているが、最下位の床構造体18の高さ調整の
みを可能にするように構成したり、あるいは最下位の床
構造体18とその直上方の床構造体18とを連結し、上
方の床構造体18の高さ調整を行うことにより、この床
構造体18と最下位の床構造体18とを一体に昇降さる
ようにしても構わない。
整装置の一例であって、具体的な構造は上記実施例に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
適宜変更可能である。例えば、上記実施例では、第1層
部分15a、あるいは第2層部分15bに配設された5
つの床構造体18の全てについて高さ調整を行い得るよ
うになっているが、最下位の床構造体18の高さ調整の
みを可能にするように構成したり、あるいは最下位の床
構造体18とその直上方の床構造体18とを連結し、上
方の床構造体18の高さ調整を行うことにより、この床
構造体18と最下位の床構造体18とを一体に昇降さる
ようにしても構わない。
【0034】また、上記実施例では、各吊材17a〜1
7eの係合部材20に延伸吊材32及び調整用係合部材
20aを連結することにより各床構造体18の高さ調整
を行うようにしているが、例えば各吊材17a〜17e
に予め一定の間隔で複数の係合部材20を取付けておく
ようにしても構わない。これによれば、床構造体18の
高さ調整の際に、吊材17a〜17eに延伸吊材32や
調整用係合部材20aを連結する作業が不要となり、作
業性の向上を図ることができるとともに、未使用の延伸
吊材32や調整用係合部材20aを保管する手間が省け
る。
7eの係合部材20に延伸吊材32及び調整用係合部材
20aを連結することにより各床構造体18の高さ調整
を行うようにしているが、例えば各吊材17a〜17e
に予め一定の間隔で複数の係合部材20を取付けておく
ようにしても構わない。これによれば、床構造体18の
高さ調整の際に、吊材17a〜17eに延伸吊材32や
調整用係合部材20aを連結する作業が不要となり、作
業性の向上を図ることができるとともに、未使用の延伸
吊材32や調整用係合部材20aを保管する手間が省け
る。
【0035】さらに、上記実施例においては、モータを
駆動源として回転されるドラムにより補助吊材30が巻
き取られる構成の巻き取り装置28が適用されている
が、例えば、ラチェット機構を有するジャッキ等により
補助吊材30を引き込み、あるいは送り出す構成の巻き
取り装置を適用するようにしても構わない。
駆動源として回転されるドラムにより補助吊材30が巻
き取られる構成の巻き取り装置28が適用されている
が、例えば、ラチェット機構を有するジャッキ等により
補助吊材30を引き込み、あるいは送り出す構成の巻き
取り装置を適用するようにしても構わない。
【0036】また、上記構造物10の具体的な構造も、
実施例に限定されるものではなく、上記構造物10以上
の高層建築物や超高層建築物であってもよい。
実施例に限定されるものではなく、上記構造物10以上
の高層建築物や超高層建築物であってもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、主構造
体と床構造体とを具備し、前記主構造体の架構から懸垂
される吊材により上記床構造体が揺動可能に懸吊支持さ
れてなる構造物において、上記吊材に連結される吊材巻
き取り手段と、上記吊材をその長手方向の複数箇所にお
いて上記架構に対して固定可能とする固定手段とを備え
たので、上記吊材を吊材巻き取り手段により巻き取り、
あるいは送り出すことにより床構造体を昇降させ、その
後、固定手段により上記吊材を架構に固定することによ
り階高調整を行うことができる。従って、各種イベント
等、目的に応じた所望の階層空間を確保することがで
き、建築物における使用目的の多様化を図ることができ
る。
体と床構造体とを具備し、前記主構造体の架構から懸垂
される吊材により上記床構造体が揺動可能に懸吊支持さ
れてなる構造物において、上記吊材に連結される吊材巻
き取り手段と、上記吊材をその長手方向の複数箇所にお
いて上記架構に対して固定可能とする固定手段とを備え
たので、上記吊材を吊材巻き取り手段により巻き取り、
あるいは送り出すことにより床構造体を昇降させ、その
後、固定手段により上記吊材を架構に固定することによ
り階高調整を行うことができる。従って、各種イベント
等、目的に応じた所望の階層空間を確保することがで
き、建築物における使用目的の多様化を図ることができ
る。
【0038】この構成において、上記固定手段を、吊材
の長手方向に所定の間隔で具備される係合部材と、上記
吊材に対応して上記架構に設けられる固定部とから構成
し、この固定部を、上記係合部材の鉛直方向の移動を阻
止する係合状態と、係合部材の鉛直方向の移動を許容す
る非係合状態とに切換え可能にすれば、固定部が非係合
状態とされることにより、吊材の送り出し等が許容され
て床構造体の昇降が可能となる一方、固定部が係合状態
とされることにより、吊材の送り出し等が阻止されて床
構造体が所定高さに固定される。
の長手方向に所定の間隔で具備される係合部材と、上記
吊材に対応して上記架構に設けられる固定部とから構成
し、この固定部を、上記係合部材の鉛直方向の移動を阻
止する係合状態と、係合部材の鉛直方向の移動を許容す
る非係合状態とに切換え可能にすれば、固定部が非係合
状態とされることにより、吊材の送り出し等が許容され
て床構造体の昇降が可能となる一方、固定部が係合状態
とされることにより、吊材の送り出し等が阻止されて床
構造体が所定高さに固定される。
【0039】また、上記吊材を、吊材本体と、この吊材
本体の上端部に固着される係合部材とから構成し、この
係合部材に、延伸吊材と係合部材とを着脱自在に連結す
るようにすれば、延伸吊材及び係合部材を適宜連結する
ことにより床構造体の高さ設定を行うことが可能とな
る。
本体の上端部に固着される係合部材とから構成し、この
係合部材に、延伸吊材と係合部材とを着脱自在に連結す
るようにすれば、延伸吊材及び係合部材を適宜連結する
ことにより床構造体の高さ設定を行うことが可能とな
る。
【図1】本発明に係る階高調整装置が適用される構造物
を示す断面略図である。
を示す断面略図である。
【図2】本発明に係る階高調整装置が適用される構造物
の第2層部分を示す図1における拡大図である。
の第2層部分を示す図1における拡大図である。
【図3】吊材の固定部分を示す要部拡大図である。
【図4】吊材の固定部分を示す図3のIV−IV断面図であ
る。
る。
【図5】延伸吊材及び係合部材を吊材に連結した状態を
示す階高調整時の説明図である。
示す階高調整時の説明図である。
【図6】延伸吊材及び係合部材を介して吊材を巻き取り
装置に連結した状態を示す階高調整時の説明図である。
装置に連結した状態を示す階高調整時の説明図である。
【図7】吊材を送り出している状態を示す階高調整時の
説明図である。
説明図である。
【図8】階高調整が完了した状態を示す階高調整時の説
明図である。
明図である。
10 構造物 12 主構造体 14 柱 16 架構 17a〜17e 吊材 18 床構造体 20 係合部材 20 調整用係合部材 24 支持部材 26 開口部 28 巻き取り装置 30 補助吊材 32 延伸吊材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南絛 孝夫 神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会 社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 三田村 武 神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号 株式 会社神戸製鋼所神戸本社内 (72)発明者 穐山 正幸 神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号 株式 会社神戸製鋼所神戸本社内 (72)発明者 三村 裕一 神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号 株式 会社神戸製鋼所神戸本社内 (72)発明者 塩谷 弘治 神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号 株式 会社神戸製鋼所神戸本社内 (72)発明者 北之防 保 神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号 株式 会社神戸製鋼所神戸本社内 (72)発明者 富岡 洋 神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号 株式 会社神戸製鋼所神戸本社内
Claims (4)
- 【請求項1】 主構造体と床構造体とを具備し、前記主
構造体の架構から懸垂される吊材により上記床構造体が
揺動可能に懸吊支持されてなる構造物において、上記架
構に設けられ、上記吊材に連結される吊材巻き取り手段
と、上記吊材をその長手方向の複数箇所において上記架
構に対して固定可能とする固定手段とを備えたことを特
徴とする構造物の階高調整装置。 - 【請求項2】 上記請求項1記載の構造物の階高調整装
置において、上記固定手段は、上記吊材の長手方向に所
定の間隔で具備される係合部材と、上記吊材に対応して
上記架構に設けられる固定部とからなり、この固定部
が、上記係合部材の鉛直方向の移動を阻止する係合状態
と、係合部材の鉛直方向の移動を許容する非係合状態と
に切換え可能に設けられたことを特徴とする構造物の階
高調整装置。 - 【請求項3】 上記請求項2記載の構造物の階高調整装
置において、上記固定部は、上記吊材を挿通する上記架
構の開口部と、この開口部分に着脱自在に装着される固
定具とからなり、上記開口部が上記係合部材より大径に
形成され、上記固定具が、上記架構及び係合部材の双方
に係合可能に形成されたことを特徴とする構造物の階高
調整装置。 - 【請求項4】 上記請求項2又は3記載の構造物の階高
調整装置において、上記吊材が、吊材本体と、この吊材
本体の上端部に固着される係合部材とを具備し、この係
合部材に、所定数の延伸吊材と調整用係合部材とが着脱
自在に連結されてなることを特徴とする構造物の階高調
整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13910394A JPH084184A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 構造物の階高調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13910394A JPH084184A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 構造物の階高調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH084184A true JPH084184A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15237558
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13910394A Pending JPH084184A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | 構造物の階高調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084184A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007284950A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Kajima Corp | 可変階高構造物及びその構築方法 |
| JP2008255746A (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-23 | Ohbayashi Corp | 吊構造建物の階高の変更方法、吊柱 |
| CN111749460A (zh) * | 2020-07-20 | 2020-10-09 | 中冶天工集团有限公司 | 一种工字钢横向连接固定装置及方法 |
| JP7739647B1 (ja) * | 2025-02-27 | 2025-09-16 | 鹿島建設株式会社 | スケルトン・インフィル建築物 |
-
1994
- 1994-06-21 JP JP13910394A patent/JPH084184A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007284950A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Kajima Corp | 可変階高構造物及びその構築方法 |
| JP2008255746A (ja) * | 2007-04-09 | 2008-10-23 | Ohbayashi Corp | 吊構造建物の階高の変更方法、吊柱 |
| CN111749460A (zh) * | 2020-07-20 | 2020-10-09 | 中冶天工集团有限公司 | 一种工字钢横向连接固定装置及方法 |
| JP7739647B1 (ja) * | 2025-02-27 | 2025-09-16 | 鹿島建設株式会社 | スケルトン・インフィル建築物 |
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