JPH0841972A - 鋼管柱列土留壁を利用した排水の浄化貯留装置 - Google Patents

鋼管柱列土留壁を利用した排水の浄化貯留装置

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JPH0841972A
JPH0841972A JP20022294A JP20022294A JPH0841972A JP H0841972 A JPH0841972 A JP H0841972A JP 20022294 A JP20022294 A JP 20022294A JP 20022294 A JP20022294 A JP 20022294A JP H0841972 A JPH0841972 A JP H0841972A
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JP
Japan
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sewage
water
tank group
pipe
steel pipe
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Application number
JP20022294A
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English (en)
Inventor
Nobuo Sakamoto
宣夫 坂本
Ryuji Kakimoto
龍二 柿本
Shinji Nishimura
真二 西村
Takashi Nakagawa
敬 中川
Chiaki Kaneko
千秋 金子
Hiromichi Sugano
弘道 菅野
Takashi Takahashi
隆司 高橋
Hideo Tanaka
英夫 田中
Noriyasu Sagara
典泰 相楽
Hiroo Izumiyama
浩郎 泉山
Masahiko Hanamura
昌彦 花村
Toshio Nezuka
俊夫 根塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Kubota Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】鋼管柱列土留壁を、汚水槽及び中水槽として利
用する。 【構成】建造物の構築にあたって施設され、埋め殺しさ
れる鋼管柱列土留壁の鋼管を利用し、その所要数づつの
鋼管1a〜1d、1h〜1jを底板で塞ぐとともに、互
に流通管9、連通管10により接続して、汚水槽群C及び
中水槽群Dとする。汚水槽群Cにはし尿や排水の流入手
段15,16と、汚水の浄化処理装置Eに汚水を供給する手
段18,19を設ける。また、中水槽群Dには、汚水処理に
より得られた浄化水を送入する流入管27と、その浄化水
を中水として利用するための汲出し20,送水管21を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼管柱列土留壁の鋼管
を、建築設備の一つである汚水槽、中水槽等の雑排水槽
として利用した、雑排水の処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
建造物の地下構造部分の構築にあたっては、その建造物
を囲む地盤に土留壁を施設することが行われている。土
留壁のうち鋼管を多数連結した鋼管柱列によるものは、
耐力及び止水性に優れているが、仮設土留材として使用
のあとは、他の土留壁におけると同様、埋め殺しにされ
ていることから、その利用が検討され、建造物の基礎構
造物として、あるいは建造物立設地盤域の液状化対策用
地中壁として、さらには空気調和設備用の蓄熱水槽とし
ての活用が図られつつある。
【0003】ところで、ビルや工場等の建造物からは、
生活排水や産業排水が排出されるが、産業排水は各工場
ごとに汚水処理施設を設けて浄化処理した後放流され、
また、生活排水などは下水道から河川や海に放流される
ことが多い。そして、近年では、河川や海の水質悪化を
防ぐために、生活排水も処理施設を設けて浄化処理する
ことが検討されているとともに、ビル等では汚水や雑排
水の排出量も多いことから個別的に浄化処理して放流
し、あるいはその浄化水を再利用することが課題となっ
てきている。
【0004】上記の雨水貯留施設としては、建造物の基
礎ばり二重スラブの空間を利用するか、建造物とは別に
貯留槽を設けることが考えられるが、前者では二重スラ
ブを特別の構造としなければならず、建設費が高くなる
ばかりでなく、また十分の容量が得られないという問題
があり、後者の場合は、広い敷地を必要とするととも
に、貯留槽の建造費が余分にかかることになるという問
題がある。
【0005】本発明は、上記の事情にかんがみ、従来建
造物の構築にあたって施設されている鋼管柱列土留壁の
鋼管を汚水槽、中水槽等の雑排水槽として利用できるよ
うにするとともに、汚水の処理及び中水の貯留、使用が
できるようにし、大容量の排水処理施設が安価なコスト
で得られ、かつ浄化処理水の再利用が図れるようにしよ
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成について、実施例に対応する図面を参
照して説明すると、本発明は、建造物Bに隣接の地盤中
に施設した鋼管柱列土留壁Aにおける鋼管1,1の所要
数づつを、それぞれ有底状に形成するとともに、互に連
通9,10して汚水槽群C及び中水槽群Dとし、汚水槽群
Cには、その始端の鋼管1aへの汚水の流入手段15,16
と、汚水槽群C内の汚水を、汚水浄化処理設備Eへ供給
する手段18,19を設け、また、中水槽群Dには、上記汚
水処理により得られた浄化水を流入させる手段27及び中
水槽群D内の水を利用するために汲出す手段20,21を設
けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明装置では、建物からの排水やし尿は、排
水管16、し尿流入管15より汚水槽群Cの鋼管1aに流入
し、流通管9及び連通管10を介して各鋼管1a〜1d中
に収められる。その際、汚水中の夾雑物はスクリーン
8,8により除かれ、沈澱した砂類はスラッジポンプ11
により外部に排出される。そして、汚水槽群C内の汚水
は、汲出ポンプ18により汚水浄化設備Eに送られて、汚
化処理されることになる。
【0008】汚水処理により得られた浄化水は、中水槽
群Dに流入され、鋼管1h〜1j中に中水として貯留さ
れる。そして、汲出ポンプ20によって給水タンク等に送
られ、手洗水や散水、防火用水等として利用される。
【0009】
【実施例】以下、本発明装置の実施例について、図面を
参照して説明する。図1〜図5において、Aは構築する
建物Bの隣接する地盤中に施設された鋼管柱列土留壁
で、建物Bは、土留壁Aに囲まれた地盤を掘削、除去し
て、その中に、土留壁Aの内側面と所要の間隔を存して
構築される。
【0010】鋼管柱列土留壁Aは、従来公知のように、
多数の鋼管1,1を継手2,2により連結して壁状に形
成されており、一般には、その鋼管1より大径の掘削孔
を連続させてソイルセメント3を充填し、その中に鋼管
1,1を連結しながら沈設して、鋼管柱列が形成され
る。本発明においては、この鋼管柱列の一部または全部
の連結された鋼管1,1の所要数づつを汚水槽群C及び
汚水を浄化して得られる中水槽群Dとして利用する。
【0011】すなわち、鋼管の連設された所要数1a〜
1dを汚水槽として汚水槽群Cを形成し、その他の鋼管
の連設された所要数1h〜1jを中水槽として中水槽群
Dを形成する。上記の各鋼管1a〜1d、1h〜1j
は、例えば図1に示すように、その下端部に底板4を設
けて有底容器状に形成され、また、上端も必要に応じて
蓋板により閉じられる。
【0012】汚水槽群Cの始端にある鋼管1aには中央
部に上下に長い仕切板5が設けられて、流入路6及び流
出路7が形成される。流入路6の上部及び流出路7の中
間部にはそれぞれスクリーン8,8が着脱可能に設けら
れ、流入した汚水に混入している夾雑物が除かれるよう
になっている。鋼管1aの流出路7の上部と次に隣接の
鋼管1bの上部とは互に流通管9により接続され、この
鋼管1bから終端の鋼管1dまでの各鋼管は互に下部間
が連通管10により接続される。
【0013】上記始端の鋼管1a内底部には、沈降した
砂類を排出するスラッジポンプ11が設置され、砂類は排
砂管12によって砂溜13に取り出されるようになってい
る。そして、鋼管1aの流入路6上には、し尿ピット14
の排出ポンプ23に接続されたし尿流入管15及び建物各階
の手洗い水や厨房排水等を集合させた排水管16が開口し
て設けられており、し尿流入管15には必要に応じて地下
各階の排水管17,17が接続される。また、始端の鋼管1
aを除く他の鋼管1b〜1d、例えば終端の鋼管1d内
には汲出ポンプ18が設置され、汚水槽群C内の汚水を取
出管19により、後述する汚水の浄化処理設備Eへ供給す
るようになっているとともに余剰の汚水は公共等の下水
道へ排出されるようになっている。
【0014】次に、中水槽群Dについては、その始端か
ら終端までの各鋼管1h〜1jは互にそれらの下部間を
連通管10により接続されており、それら鋼管の一つ、例
えば終端の鋼管1j内には汲出ポンプ20が設置され、中
水槽群内の水を送水管21により建物Bの屋上に設置した
給水タンク(図示を略す)等に供給するようになってい
る。また、始端の鋼管1hにはその上部から、汚水処理
設備Eよりの浄化水が流入されるようになっている。
【0015】上記汚水槽群の鋼管1a〜1d及び中水槽
群Dの鋼管1h〜1jの接続は、実際上は図2に示すよ
うに、各鋼管1a〜1d、1h〜1jに、建物側に突出
する取出管22を設け、流通管9及び連通管10はそれら取
出管22を介して接続される。そして、それらの配管は鋼
管1a〜1d、1h〜1jの沈設後に設けられる。な
お、各鋼管1a〜1d、1h〜1jは、その断面が必ず
しも図示のような円形でなくてもよく、例えば角形であ
ってもよい。また、図示の実施例では、汚水槽群Cには
4本の鋼管が用いられ、中水槽群Dには3本の鋼管が用
いられているが、それらの鋼管の使用数は適宜増減する
ことができる。
【0016】汚水の浄化処理設備Eについては、従来公
知のものが適用される。例えば、図示のように、汚水を
処理する反応槽25と沈澱槽26とが用いられ、それらは建
物B内に設置されている。汚水槽群Cの鋼管1dに設け
た取出管19は反応槽25に接続され、汚水の供給が行われ
る。反応槽25よりの処理水は沈澱槽26に送られて固液分
離され、沈降した汚泥は底部から取り出され、上澄みと
なった浄化水は流入管27より中水槽群Dの始端の鋼管1
hに流入されるようになっている。なお、汚水の浄化処
理設備Eは建物B外に設置してもよく、また、鋼管柱列
土留壁Aにおける上記以外の鋼管1,1を汚水の浄化処
理設備Eに利用することもできる。
【0017】上記の装置において、建物Bからの排水、
し尿は、排水管16及びし尿流入管15より、汚水槽群Cの
鋼管1aに流入する。汚水は流入路6から流出路6から
流出路7へと流れ、上部から流通管9を通って次の鋼管
1bに流入し、各鋼管1a〜1dに満たされて行くこと
になる。その際、汚水中の夾雑物はスクリーン8,8に
より除かれ、砂類は鋼管1aの底部に沈澱する。この沈
澱物は、スラッジポップ11により外部に排出される。
【0018】汚水槽群Cに流入した汚水は、汲出ポンプ
18により取出管19から汚水浄化設備Eへ供給される。こ
こより取り出された浄化水は、中水として流入管27によ
り鋼管1hに流入し、中水槽群D内に貯留される。そし
て、貯留された中水は汲出ポンプ20により送水管21を通
って給水タンク等に送入され、手洗水や散水、防火用水
等として利用されることになる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来仮設構造物として埋め殺しとなって放置されていた
鋼管柱列土留壁の鋼管を利用し、それら鋼管を、建物か
らの諸排水やし尿を収める汚水槽及びその汚水を浄化処
理して得られた浄化水を収める中水槽とするものである
から、鋼管柱列土留壁の活用が図られるばかりでなく、
大容量を必要とする汚水、中水槽が、特別な用地を必要
とすることなく安価なコストで得られるとともに、汚水
の収容から汚水の浄化処理及び浄化水の利用までが一環
して行えることになり、上下水への負担の軽減にも貢献
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例を示す概要図である。
【図2】同鋼管の接続例を示す斜視図である。
【図3】本発明装置と建物との関連を示す縦断面図であ
る。
【図4】同平断面図である。
【符号の説明】
A 鋼管柱列土留壁 B 建物 C 汚水槽群 D 中水槽群 E 汚水浄化処理装置 1,1a〜1d,1h〜1j 鋼管 4 底板 5 仕切板 6 流入路 7 流出路 8 スクリーン 9 流通管 10 連通管 11 スラッジポンプ 12 排砂管 15 し尿流入管 16 排水管 18 汲出ポンプ 19 取出管 20 汲出ポンプ 21 送水管 27 流入管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 真二 東京都中央区日本橋室町3−3−2 株式 会社クボタ東京本社内 (72)発明者 中川 敬 東京都中央区日本橋室町3−3−2 株式 会社クボタ東京本社内 (72)発明者 金子 千秋 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島建 設株式会社東京支店内 (72)発明者 菅野 弘道 東京都港区元赤坂一丁目3番8号 鹿島建 設株式会社東京支店内 (72)発明者 高橋 隆司 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 田中 英夫 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 相楽 典泰 東京都調布市飛田給二丁目19番1号 鹿島 建設株式会社技術研究所内 (72)発明者 泉山 浩郎 東京都調布市飛田給二丁目19番1号 鹿島 建設株式会社技術研究所内 (72)発明者 花村 昌彦 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内 (72)発明者 根塚 俊夫 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島建 設株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 建造物に隣接の地盤中に施設した鋼管柱列土留壁におけ
    る鋼管の所要数づつを、それぞれ有底状に形成するとと
    もに、互に連通して汚水槽群及び中水槽群とし、汚水槽
    群には、その始端の鋼管への汚水の流入手段と、汚水槽
    群内の汚水を、汚水浄化処理設備へ供給する手段を設
    け、また、中水槽群には、上記汚水処理により得られた
    浄化水を流入させる手段及び中水槽群内の水を利用する
    ために汲出す手段を設けたことを特徴とする、鋼管柱列
    土留壁を利用した排水の浄化貯留装置。
JP20022294A 1994-08-02 1994-08-02 鋼管柱列土留壁を利用した排水の浄化貯留装置 Pending JPH0841972A (ja)

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