JPH084214Y2 - スローダウン機能付エンジン駆動形アーク溶接機のトランジスタ保護装置 - Google Patents

スローダウン機能付エンジン駆動形アーク溶接機のトランジスタ保護装置

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JPH084214Y2
JPH084214Y2 JP7953992U JP7953992U JPH084214Y2 JP H084214 Y2 JPH084214 Y2 JP H084214Y2 JP 7953992 U JP7953992 U JP 7953992U JP 7953992 U JP7953992 U JP 7953992U JP H084214 Y2 JPH084214 Y2 JP H084214Y2
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transistor
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welding
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JP7953992U
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Inventor
亨 広井
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デンヨー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、エンジン駆動形アーク
溶接機に係り、詳しくはスローダウン機能付エンジン駆
動形アーク溶接機のトランジスタ保護装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】スローダウン機能付エンジン駆動形アー
ク溶接機は、溶接作業を行っていない時はエンジン回転
数をスローダウンさせるが、図2に示すごとく、任意の
出力特性を得る為のスイッチングトランジスタを利用し
た出力制御回路33を有した場合、回路構成は以下の通
りとなる。エンジン21に連結した発電機22よりの出
力は整流器23にて整流され、平滑コンデンサ24にて
トランジスタの高速動作でもインピーダンスの少ない電
源とされ、スイッチングトランジスタ25でオン、オフ
動作を高周波で、しかも大電流で行ない、リアクタ27
が電流の急激な増減を押さえ、スイッチングトランジス
タ25によりスイッチングされた出力を平滑化し、溶接
条件を安定化する。28,29は溶接端子、30は電流
検出器、31は出力特性制御部、32はスイッチングト
ランジスタ25を駆動させるトランジスタ駆動部であ
る。
【0003】そして、溶接作業をしない時には、低騒
音、低燃費を実現するため、エンジンを高速回転から低
速回転にスローダウンされる。エンジンを高速回転から
低速回転にスローダウンすると、スイッチングトランジ
スタ25の駆動用電源電圧も低下するので、溶接作業を
再開する時には、出力制御しているため、スイッチング
トランジスタの駆動電流がある一定の値以上なければト
ランジスタが破壊されてしまう。そこで、エンジンの定
格回転数が3000rpm の場合、スローダウン回転数を2500
〜2700rpm にすれば、トランジスタ駆動電流はトランジ
スタの破壊領域よりも大きく、トランジスタは破壊され
ないので、スローダウン回転数を2500〜2700rpm に設定
していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なスローダウン回転数が2500〜2700rpm であると、定格
回転数の1〜2割程度の低減でしかなく、低騒音、低燃
費とは程遠く、効果が薄かった。スローダウン回転数を
1500rpm にすれば、低騒音、低燃費が大幅に達成できる
ことが判明している。しかしながら、回転数が1500rpm
だとトランジスタ駆動用電源電圧が低く、溶接作業を再
開する時には、トランジスタが破壊されてしまうため、
スローダウン回転数を1500rpm にすることは困難であっ
た。
【0005】そこで、本考案は、溶接作業停止時にエン
ジンをスローダウンして回転数を大幅に低減しても、溶
接作業再開時にスイッチングトランジスタが破壊されな
いように構成し、もって上述した課題を解決したスロー
ダウン機能付エンジン駆動形アーク溶接機のトランジス
タ保護装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上述事情に鑑
みなされたものであって、エンジンによって駆動される
発電機と、その交流出力電源を直流に整流し平滑する整
流器及び平滑コンデンサと、その直流出力をスイッチン
グして出力制御するスイッチングトランジスタと、該ス
イッチングトランジスタを駆動するトランジスタ駆動手
段と、溶接出力電圧・電流を検知し該トランジスタ駆動
手段を駆動制御して任意の出力特性に制御する制御手段
とを有し、溶接作業を行わない時にはエンジンを低速回
転するスローダウン機能付エンジン駆動形アーク溶接機
において、前記溶接用発電機内に巻き込んだ数巻のトラ
ンジスタ駆動用電源巻線に電位差を有する数個のタップ
を設け、前記スイッチングトランジスタの駆動電圧を検
知し、かつ検知された電圧の過不足を判定し、検知され
た電圧が不足していると判定された場合には、不足判定
信号を出力するトランジスタ駆動用電源電圧監視手段
と、該トランジスタ駆動用電源電圧監視手段からの不足
判定信号に基づき前記数個のタップのうち所定のタップ
により前記トランジスタ駆動手段に所定電圧を印加して
なる電圧補正制御手段と、を備えてなることを特徴とす
るものである。
【0007】
【作用】上述構成に基づき、溶接作業時には、トランジ
スタ駆動用電源電圧監視手段がトランジスタ駆動用電源
電圧を検知し、該電圧を不足していないと判定し、不足
判定信号を出力しない。また、溶接作業を停止すると、
エンジンが自動的にスローダウンして低速回転になっ
て、トランジスタ駆動用電源電圧監視手段がトランジス
タ駆動用電源電圧を検知し、該電圧を不足していると判
定し、不足判定信号を電圧補正制御手段に出力し、電圧
補正制御手段が所定のタップにより所定電圧を印加し、
トランジスタ駆動手段に所定の電圧を供給する。そし
て、溶接作業を再開すると、トランジスタ駆動手段が所
定の電流によりスイッチングトランジスタを駆動するの
で、安全に溶接作業が再開される。そして、エンジンが
高速になり、発電電圧が上昇していくと、トランジスタ
駆動用電源電圧監視手段が電圧が不足していないと判定
し、不足判定信号の出力を止め、タップをもとにもどし
所定の電圧にする。
【0008】
【実施例】以下、図面に沿って、本考案による一実施例
について説明する。図1は、スローダウン機能付エンジ
ン駆動形アーク溶接機のトランジスタ保護装置のブロッ
ク図である。エンジン1には発電機2が連結されてお
り、発電機2よりの出力は整流器3にて整流され、平滑
コンデンサ4にてトランジスタの高速動作でもインピー
ダンスの少ない電源とされる。5はON、OFF動作を
高周波で、しかも大電流で行うスイッチングトランジス
タ、6は電流の急激な増減を押さえ、スイッチングトラ
ンジスタ5によりスイッチングされた出力を平滑化し、
溶接条件を安定化するリアクタである。7は溶接棒、8
は母材である。9はスイッチングトランジスタがOFF
の時に溶接電流を維持するためのリアクタ〜アーク〜還
流ダイオードの閉回路をつくる還流ダイオード、10は
溶接電流検出器、11は溶接電流、電圧を検出してスイ
ッチングトランジスタ5をON、OFF制御して任意の
溶接出力特性をつくるトランジスタ駆動制御回路、12
はトランジスタ駆動用電源電圧監視回路で、設定電圧以
下になった場合、発電機内のトランジスタ駆動用電源巻
線よりHighとLow の電圧タップ14a,14bを引き出
し、そのタップ切換回路13を動作させる。
【0009】本考案は以上のような構成よりなるので、
溶接棒7により母材8に溶接作業を始めると、その溶接
電流を溶接電流検出器10で検出し、また溶接棒、母材
間の溶接電圧を検出することにより任意の溶接出力特性
になるように、スイッチングトランジスタ5をON、O
FF時間率制御するトランジスタ駆動制御回路11が作
動する。そのためのトランジスタ駆動用電源は、発電機
2の内にトランジスタ駆動用電源巻線を巻き込み、電圧
タップ14a,14bにて引き出している。溶接作業中
はエンジン回転数が高速で回転し、発電機2は規定の定
格電圧に維持され、溶接出力電源及びトランジスタ駆動
制御回路に一定の電圧を供給し、定常動作している。こ
の時、タップ切換回路13によりトランジスタ駆動用電
源の電圧タップはLow 側の電圧タップ14bに切換わっ
ている。
【0010】また、溶接作業を停止すると、自動的にエ
ンジン回転数が低下してアイドリング状態となり、発電
機2の電圧は低下して、トランジスタ駆動用電源巻線の
電圧も低下する。スイッチングトランジスタ5は、O
N、OFFして出力制御する主電流(コレクタ電流)
と、スイッチングトランジスタの駆動電流(ベース電
流)の比が、このスイッチングトランジスタの増加率を
上回っていれば正常に動作するが、主電流に対し、駆動
電流が少ないとベース電流不足の状態となり、スイッチ
ングトランジスタは破壊してしまう。このため、スイッ
チングトランジスタの駆動電源は或る一定の電圧以上に
保っていないと駆動電流が減少してしまうため、主電流
を流すことはできない。このために、トランジスタ駆動
用電源電圧監視回路12はトランジスタ駆動制御回路1
1の電源電圧を監視して、一定の電圧以下に下がった場
合、タップ切換回路13によりトランジスタ駆動用電源
の電圧タップをHigh側14aに切換え、電源電圧の低下
を防いでいる。
【0011】そして、溶接作業を再開する場合、溶接棒
7を母材8に接触して短絡電流を流し、その電流を検出
することによりスローダウンは解除され、エンジン回転
数は高速になり溶接作業を行うことができる。この時、
アイドリング状態では、タップ切換回路13はHigh側の
タップ14aを使用しているため、短絡電流がスイッチ
ングトランジスタ5を流れても充分なベース電流が流れ
るため、トランジスタは破壊することはない。エンジン
回転数が高速になり、発電機2の出力電圧が上昇し、ス
イッチングトランジスタ駆動用電源も上昇すると、トラ
ンジスタ駆動用電源電圧監視回路12は電圧が上昇した
ことを検知して、電圧タップをLow 側14bにタップ切
換回路13で切換え、ベース電流過多を防ぎ、回路全体
は正常動作する。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
トランジスタ駆動用電源電圧が不足しているとトランジ
スタ駆動用電源電圧監視手段により検知し、電圧補正制
御手段で所定電圧を印加するので、溶接作業を停止して
エンジンをスローダウンして低速回転し、しかる後、溶
接作業を再開しても、トランジスタ駆動電流が不足して
スイッチングトランジスタが破壊されることはなく、ト
ランジスタの安全性を確保することができる。
【0013】また、溶接作業停止時には、エンジンを大
幅にスローダウンして低速回転することができ、騒音を
低下させ、燃費の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるスローダウン機能付エンジン駆動
形アーク溶接機のトランジスタ保護装置のブッロック図
である。
【図2】従来のスローダウン機能付エンジン駆動形アー
ク溶接機のブロック図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 発電機 3 整流器 4 平滑コンデンサ 5 スイッチングトランジスタ 6 リアクタ 7 溶接棒 8 母材 9 還流ダイオード 10 溶接電流検出器 11 トランジスタ駆動制御回路 12 トランジスタ駆動用電源電圧監視回路 13 タップ切換回路 14a High側電圧タップ 14b Low 側電圧タップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンによって駆動される発電機と、
    その交流出力電源を直流に整流し平滑する整流器及び平
    滑コンデンサと、その直流出力をスイッチングして出力
    制御するスイッチングトランジスタと、該スイッチング
    トランジスタを駆動するトランジスタ駆動手段と、溶接
    出力電圧・電流を検知し該トランジスタ駆動手段を駆動
    制御して任意の出力特性に制御する制御手段とを有し、
    溶接作業を行わない時にはエンジンを低速回転するスロ
    ーダウン機能付エンジン駆動形アーク溶接機において、 前記溶接用発電機内に巻き込んだ数巻のトランジスタ駆
    動用電源巻線に電位差を有する数個のタップを設け、 前記スイッチングトランジスタの駆動電圧を検知し、か
    つ検知された電圧の過不足を判定し、検知された電圧が
    不足していると判定された場合には、不足判定信号を出
    力するトランジスタ駆動用電源電圧監視手段と、 該トランジスタ駆動用電源電圧監視手段からの不足判定
    信号に基づき前記数個のタップのうち所定のタップによ
    り前記トランジスタ駆動手段に所定電圧を印加してなる
    電圧補正制御手段と、 を備えてなることを特徴とするスローダウン機能付エン
    ジン駆動形アーク溶接機のトランジスタ保護装置。
JP7953992U 1992-11-18 1992-11-18 スローダウン機能付エンジン駆動形アーク溶接機のトランジスタ保護装置 Expired - Lifetime JPH084214Y2 (ja)

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JPH0666870U JPH0666870U (ja) 1994-09-20
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