JPH0590928A - スイツチング素子のゲート制御装置 - Google Patents
スイツチング素子のゲート制御装置Info
- Publication number
- JPH0590928A JPH0590928A JP25176291A JP25176291A JPH0590928A JP H0590928 A JPH0590928 A JP H0590928A JP 25176291 A JP25176291 A JP 25176291A JP 25176291 A JP25176291 A JP 25176291A JP H0590928 A JPH0590928 A JP H0590928A
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- JP
- Japan
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- switching element
- voltage
- gate
- saturation region
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、スイッチング素子のゲート遮断時
に発生するサージ電圧を低く抑えることできて、スイッ
チング素子の破損防止に寄与できるようにしている。 【構成】 最初は第1の補助スイッチング素子33をオ
ンさせ、第2の補助スイッチング素子34のオフしてゲ
ート電圧を非飽和領域動作用電圧に設定し、電流検出手
段による検出結果を異常判定基準値と比較し、その検出
結果が異常判定基準値以下であるときには、第1の補助
スイッチング素子33をオフしてゲート電圧を飽和領域
動作用電圧に設定し、前記検出結果が異常判定基準値を
上回ったときには飽和領域動作用電圧の設定を禁止する
ようにしている。
に発生するサージ電圧を低く抑えることできて、スイッ
チング素子の破損防止に寄与できるようにしている。 【構成】 最初は第1の補助スイッチング素子33をオ
ンさせ、第2の補助スイッチング素子34のオフしてゲ
ート電圧を非飽和領域動作用電圧に設定し、電流検出手
段による検出結果を異常判定基準値と比較し、その検出
結果が異常判定基準値以下であるときには、第1の補助
スイッチング素子33をオフしてゲート電圧を飽和領域
動作用電圧に設定し、前記検出結果が異常判定基準値を
上回ったときには飽和領域動作用電圧の設定を禁止する
ようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MOSFET等の電圧
制御形のスイッチング素子の保護を図るように改良した
スイッチング素子のゲート制御装置に関する。
制御形のスイッチング素子の保護を図るように改良した
スイッチング素子のゲート制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、MOSFET等の電圧制御形
のスイッチング素子においては、例えば電動機駆動のた
めのインバータに使用されているものがある。これを図
5に示している。整流回路1および平滑コンデンサ2に
よって交流電力を整流平滑して直流化する。その直流出
力はインバータ3に与えられ、インバータ3は直流電圧
を交流電圧に変換して電動機4を駆動する。
のスイッチング素子においては、例えば電動機駆動のた
めのインバータに使用されているものがある。これを図
5に示している。整流回路1および平滑コンデンサ2に
よって交流電力を整流平滑して直流化する。その直流出
力はインバータ3に与えられ、インバータ3は直流電圧
を交流電圧に変換して電動機4を駆動する。
【0003】インバータ3はMOSFET等の電圧制御
形のスイッチング素子5U,5V,5Wおよび5X,5
W,5Zをブリッジ接続して構成されている。インバー
タ3には過電流検出器6が設けられている。上記各スイ
ッチング素子は駆動回路7により駆動制御されるように
なっており、この駆動回路7は制御回路8により制御さ
れる。
形のスイッチング素子5U,5V,5Wおよび5X,5
W,5Zをブリッジ接続して構成されている。インバー
タ3には過電流検出器6が設けられている。上記各スイ
ッチング素子は駆動回路7により駆動制御されるように
なっており、この駆動回路7は制御回路8により制御さ
れる。
【0004】今、図6において、スイッチング素子の一
つ(便宜上符号「5」を付している)分の駆動回路につ
いて述べる。ゲートドライブ電源9の負側は、スイッチ
ング素子5のソース側に直列接続されたダイオード10
のカソードに接続されている。また上記電源9の正側は
抵抗11を介してスイッチング素子5のゲートに接続さ
れている。
つ(便宜上符号「5」を付している)分の駆動回路につ
いて述べる。ゲートドライブ電源9の負側は、スイッチ
ング素子5のソース側に直列接続されたダイオード10
のカソードに接続されている。また上記電源9の正側は
抵抗11を介してスイッチング素子5のゲートに接続さ
れている。
【0005】スイッチング素子5のゲートとダイオード
10のカソードとの間にNPNトランジスタから成る補
助スイッチング素子12が接続され、補助スイッチング
素子12がオフしたときにスイッチング素子5がオンと
なり、補助スイッチング素子12がオンすると、スイッ
チング素子5のゲート・ソース間にダイオード10の順
方向ドロップ分が逆バイアスされ、スイッチング素子5
はオフするようになっている。上記補助スイッチング素
子12のオン・オフは制御回路8からの信号により、フ
ォトカプラ13をオン・オフ制御することで行なわれ
る。
10のカソードとの間にNPNトランジスタから成る補
助スイッチング素子12が接続され、補助スイッチング
素子12がオフしたときにスイッチング素子5がオンと
なり、補助スイッチング素子12がオンすると、スイッ
チング素子5のゲート・ソース間にダイオード10の順
方向ドロップ分が逆バイアスされ、スイッチング素子5
はオフするようになっている。上記補助スイッチング素
子12のオン・オフは制御回路8からの信号により、フ
ォトカプラ13をオン・オフ制御することで行なわれ
る。
【0006】インバータ3の各スイッチング素子が適宜
オン・オフされることで電動機4が駆動されるが、この
場合に、スイッチング素子5Uが破損してドレイン・ソ
ース間が短絡していたとすると、スイッチング素子5X
がオンしたとき、前記平滑コンデンサ2より過大な短絡
電流が前記スイッチング素子5U短絡部からスイッチン
グ素子5Xに流れる。この過電流は過電流検出器6によ
り検出され、その過電流検出器6からの検出信号が制御
回路8に与えられ、制御回路8は各スイッチング素子の
ゲート信号を遮断する。
オン・オフされることで電動機4が駆動されるが、この
場合に、スイッチング素子5Uが破損してドレイン・ソ
ース間が短絡していたとすると、スイッチング素子5X
がオンしたとき、前記平滑コンデンサ2より過大な短絡
電流が前記スイッチング素子5U短絡部からスイッチン
グ素子5Xに流れる。この過電流は過電流検出器6によ
り検出され、その過電流検出器6からの検出信号が制御
回路8に与えられ、制御回路8は各スイッチング素子の
ゲート信号を遮断する。
【0007】この時、スイッチング素子5Xのドレイン
・ソース間に大きなサージ電圧が発生し、スイッチング
素子5Xが破損する。この対策として、サージ電圧抑制
のために、スナバダイオード、スナバコンデンサ、スナ
バコンデンサ放電抵抗から成るスナバ回路を接続してい
る。
・ソース間に大きなサージ電圧が発生し、スイッチング
素子5Xが破損する。この対策として、サージ電圧抑制
のために、スナバダイオード、スナバコンデンサ、スナ
バコンデンサ放電抵抗から成るスナバ回路を接続してい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】通常のインバータ運転
時のスイッチング素子オフ時に発生するサージ電圧に比
して、上述した短絡電流の遮断時に発生するサージ電圧
は非常に大きい。従って、スイッチング素子保護の点か
ら、スナバ回路を大形化しなければならず、不経済であ
った。またインバータ主回路構成が複雑になる不具合も
あった。
時のスイッチング素子オフ時に発生するサージ電圧に比
して、上述した短絡電流の遮断時に発生するサージ電圧
は非常に大きい。従って、スイッチング素子保護の点か
ら、スナバ回路を大形化しなければならず、不経済であ
った。またインバータ主回路構成が複雑になる不具合も
あった。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、スイッチング素子のゲート遮断時に
発生するサージ電圧を低く抑えることできて、スイッチ
ング素子の破損防止に寄与できるスイッチング素子のゲ
ート制御装置を提供するところにある。
あり、その目的は、スイッチング素子のゲート遮断時に
発生するサージ電圧を低く抑えることできて、スイッチ
ング素子の破損防止に寄与できるスイッチング素子のゲ
ート制御装置を提供するところにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のスイッチング素
子のゲート制御装置は、MOSFET等の電圧制御形の
スイッチング素子の動作を制御するものにおいて、前記
スイッチング素子の通電電流を検出する電流検出手段
と、ゲート電圧を切り替えるゲート電圧切り替え手段
と、最初のゲート電圧を非飽和領域動作用電圧に設定し
て前記電流検出手段による検出結果を異常判定基準値と
比較する比較手段と、前記検出結果が異常判定基準値以
下であるときにはゲート電圧を飽和領域動作用電圧に設
定し前記検出結果が異常判定基準値を上回ったときには
飽和領域動作用電圧の設定を禁止するゲート電圧制御手
段とを含んで構成される。
子のゲート制御装置は、MOSFET等の電圧制御形の
スイッチング素子の動作を制御するものにおいて、前記
スイッチング素子の通電電流を検出する電流検出手段
と、ゲート電圧を切り替えるゲート電圧切り替え手段
と、最初のゲート電圧を非飽和領域動作用電圧に設定し
て前記電流検出手段による検出結果を異常判定基準値と
比較する比較手段と、前記検出結果が異常判定基準値以
下であるときにはゲート電圧を飽和領域動作用電圧に設
定し前記検出結果が異常判定基準値を上回ったときには
飽和領域動作用電圧の設定を禁止するゲート電圧制御手
段とを含んで構成される。
【0011】
【作用】ゲート電圧を最初非飽和領域動作用電圧に設定
して、スイッチング素子を駆動すれば、ドレイン・ソー
ス間電流は、ゲート電圧を飽和領域動作用電圧に設定し
た場合に比して、小さくなる。この場合、スイッチング
素子に短絡電流のような過電流が流れていたとしても、
その電流は、ゲート電圧を飽和領域動作用電圧に設定し
ていた場合よりも小さい。このようなスイッチング素子
の通電電流は電流検出手段にて検出され、この検出結果
は基準値と比較される。
して、スイッチング素子を駆動すれば、ドレイン・ソー
ス間電流は、ゲート電圧を飽和領域動作用電圧に設定し
た場合に比して、小さくなる。この場合、スイッチング
素子に短絡電流のような過電流が流れていたとしても、
その電流は、ゲート電圧を飽和領域動作用電圧に設定し
ていた場合よりも小さい。このようなスイッチング素子
の通電電流は電流検出手段にて検出され、この検出結果
は基準値と比較される。
【0012】検出結果が異常判定基準値以下であるとき
には、過電流が流れていないと判定でき、この場合、ゲ
ート電圧を飽和領域動作用電圧に設定する。この後スイ
ッチング素子のゲートを遮断したときに大きなサージ電
圧が発生することはない。また、前記検出結果が異常判
定基準値を上回ったときには、過電流が流れていると判
定でき、この場合、飽和領域動作用電圧の設定を禁止す
る。従って、通電電流は、過電流であるにしても非飽和
動作領域に応じた通電電流がベースとなっているからさ
ほど大きくない。従ってこの後スイッチング素子のゲー
トが遮断されても、大きなサージ電圧が発生することは
ない。
には、過電流が流れていないと判定でき、この場合、ゲ
ート電圧を飽和領域動作用電圧に設定する。この後スイ
ッチング素子のゲートを遮断したときに大きなサージ電
圧が発生することはない。また、前記検出結果が異常判
定基準値を上回ったときには、過電流が流れていると判
定でき、この場合、飽和領域動作用電圧の設定を禁止す
る。従って、通電電流は、過電流であるにしても非飽和
動作領域に応じた通電電流がベースとなっているからさ
ほど大きくない。従ってこの後スイッチング素子のゲー
トが遮断されても、大きなサージ電圧が発生することは
ない。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき図1ないし図
4を参照しながら説明する。図2にはインバータの主回
路構成を示している。インバータ21には、整流回路2
2および平滑コンデンサ23により直流電圧が与えられ
る。インバータ21は直流電圧を交流電圧に変換して電
動機24を駆動する。
4を参照しながら説明する。図2にはインバータの主回
路構成を示している。インバータ21には、整流回路2
2および平滑コンデンサ23により直流電圧が与えられ
る。インバータ21は直流電圧を交流電圧に変換して電
動機24を駆動する。
【0014】インバータ21はMOSFET等の電圧制
御形のスイッチング素子25U,25V,25Wおよび
25X,25W,25Zをブリッジ接続して構成されて
いる。インバータ主回路21には電流検出手段としての
電流検出器26が設けられている。上記各スイッチング
素子はゲート駆動回路27により駆動制御されるように
なっており、このゲート駆動回路27は制御回路28に
より制御される。
御形のスイッチング素子25U,25V,25Wおよび
25X,25W,25Zをブリッジ接続して構成されて
いる。インバータ主回路21には電流検出手段としての
電流検出器26が設けられている。上記各スイッチング
素子はゲート駆動回路27により駆動制御されるように
なっており、このゲート駆動回路27は制御回路28に
より制御される。
【0015】図1には、スイッチング素子25U,25
V,25W、25X,25W,25Zのうちの一つ(こ
れを便宜上スイッチング素子25と称する)分のゲート
駆動回路を示している。ゲートドライブ電源29の負側
は、スイッチング素子25のソース側に直列接続された
ダイオード30のカソードに接続されている。また上記
電源29の正側はゲート抵抗31を介してスイッチング
素子25のゲートに接続されている。
V,25W、25X,25W,25Zのうちの一つ(こ
れを便宜上スイッチング素子25と称する)分のゲート
駆動回路を示している。ゲートドライブ電源29の負側
は、スイッチング素子25のソース側に直列接続された
ダイオード30のカソードに接続されている。また上記
電源29の正側はゲート抵抗31を介してスイッチング
素子25のゲートに接続されている。
【0016】上記スイッチング素子25のゲートとダイ
オード30のカソードとの間には分圧抵抗32とNPN
トランジスタから成る第1の補助スイッチング素子33
とが直列に接続され、この分圧抵抗32と補助スイッチ
ング素子33との直列回路に第2の補助スイッチング素
子34が接続されている。上記ゲート抵抗31と、分圧
抵抗32と、補助スイッチング素子33,34とで、ゲ
ート電圧切り替え手段としての切替回路35が構成され
ている。上記補助スイッチング素子34のオン・オフは
制御回路28からの信号により、フォトカプラ36をオ
ン・オフ制御することで行なわれる。
オード30のカソードとの間には分圧抵抗32とNPN
トランジスタから成る第1の補助スイッチング素子33
とが直列に接続され、この分圧抵抗32と補助スイッチ
ング素子33との直列回路に第2の補助スイッチング素
子34が接続されている。上記ゲート抵抗31と、分圧
抵抗32と、補助スイッチング素子33,34とで、ゲ
ート電圧切り替え手段としての切替回路35が構成され
ている。上記補助スイッチング素子34のオン・オフは
制御回路28からの信号により、フォトカプラ36をオ
ン・オフ制御することで行なわれる。
【0017】なお、図3にはパワーMOSFETの出力
特性を示している。この図は、パワーMOSFETのゲ
ート電圧(VGS)をパラメーターにしてドレイン・ソー
ス間電圧VDSとドレイン電流ID との関係をあらわして
いる。即ち、ゲート電圧VGSの変化に対応してドレイン
電流ID も変化するので、この特性を利用してゲート電
圧を最初低く印加し、この時のパワーMOSFETの通
電電流換言すればドレイン電流ID は低く、たとえ、過
電流発生状況であってもゲート遮断時のサージ電圧は低
く抑えられる。
特性を示している。この図は、パワーMOSFETのゲ
ート電圧(VGS)をパラメーターにしてドレイン・ソー
ス間電圧VDSとドレイン電流ID との関係をあらわして
いる。即ち、ゲート電圧VGSの変化に対応してドレイン
電流ID も変化するので、この特性を利用してゲート電
圧を最初低く印加し、この時のパワーMOSFETの通
電電流換言すればドレイン電流ID は低く、たとえ、過
電流発生状況であってもゲート遮断時のサージ電圧は低
く抑えられる。
【0018】上記制御回路28は、例えばマイクロコン
ピュータを有して構成されており、比較手段およびゲー
ト電圧制御手段として機能するものである。以下、その
機能を含めて、作用を説明する。
ピュータを有して構成されており、比較手段およびゲー
ト電圧制御手段として機能するものである。以下、その
機能を含めて、作用を説明する。
【0019】制御回路28は、運転開始入力によりフォ
トカプラ36にオフ指令信号を与えると共に第1の補助
スイッチング素子33にオン指令信号を与える。これに
てフォトカプラ36はオフし、これによって補助スイッ
チング素子34がオフする。これにて、スイッチング素
子25のゲートにはゲート抵抗31と分圧抵抗32とで
決定される分圧電圧がゲート電圧に設定されて与えられ
る。この分圧電圧は非飽和動作領域用電圧に設定されて
いる。この結果、スイッチング素子25は非飽和動作領
域で動作する。
トカプラ36にオフ指令信号を与えると共に第1の補助
スイッチング素子33にオン指令信号を与える。これに
てフォトカプラ36はオフし、これによって補助スイッ
チング素子34がオフする。これにて、スイッチング素
子25のゲートにはゲート抵抗31と分圧抵抗32とで
決定される分圧電圧がゲート電圧に設定されて与えられ
る。この分圧電圧は非飽和動作領域用電圧に設定されて
いる。この結果、スイッチング素子25は非飽和動作領
域で動作する。
【0020】このとき、スイッチング素子25の通電電
流は主回路電流をもって電流検出器26によって検出さ
れており、その検出結果は制御回路28に与えられる。
制御回路28はその検出結果を異常判定基準値と比較す
る。この基準値は、この非飽和領域での通電電流が正常
が過電流かを判定できるような値に予め設定されてい
る。
流は主回路電流をもって電流検出器26によって検出さ
れており、その検出結果は制御回路28に与えられる。
制御回路28はその検出結果を異常判定基準値と比較す
る。この基準値は、この非飽和領域での通電電流が正常
が過電流かを判定できるような値に予め設定されてい
る。
【0021】制御回路28は、前記検出結果が異常判定
基準値以下であるときには、即ち、過電流発生状況でな
いことが判定されたときには、第1の補助スイッチング
素子33をオフし、スイッチング素子25のゲート電圧
を上昇させて飽和領域動作用電圧に設定する。これによ
りスイッチング素子25は飽和領域で動作する。
基準値以下であるときには、即ち、過電流発生状況でな
いことが判定されたときには、第1の補助スイッチング
素子33をオフし、スイッチング素子25のゲート電圧
を上昇させて飽和領域動作用電圧に設定する。これによ
りスイッチング素子25は飽和領域で動作する。
【0022】このような過電流の発生がない状況で、こ
の後、第2の補助スイッチング素子25がオンされてス
イッチング素子25のゲートが遮断されても、大きなサ
ージ電圧が発生することはない。
の後、第2の補助スイッチング素子25がオンされてス
イッチング素子25のゲートが遮断されても、大きなサ
ージ電圧が発生することはない。
【0023】一方、最初にスイッチング素子25を非飽
和領域で動作させたときに、制御回路28において、前
記電流検出結果が異常判定基準値を上回っているときに
は、即ち、過電流発生状況であることが判定されたとき
には、第1の補助スイッチング素子33はオンしたまま
とする。換言すれば、ゲート電圧を飽和領域用電圧に設
定することはしない。なお、この時の通電電流は、過電
流であるにしても非飽和動作領域に応じた通電電流がベ
ースとなっているからさほど大きくない。
和領域で動作させたときに、制御回路28において、前
記電流検出結果が異常判定基準値を上回っているときに
は、即ち、過電流発生状況であることが判定されたとき
には、第1の補助スイッチング素子33はオンしたまま
とする。換言すれば、ゲート電圧を飽和領域用電圧に設
定することはしない。なお、この時の通電電流は、過電
流であるにしても非飽和動作領域に応じた通電電流がベ
ースとなっているからさほど大きくない。
【0024】従って、第2の補助スイッチング素子34
をオフしてスイッチング素子25のゲートを遮断したと
き、スイッチング素子25の通電電流はさほど大きくな
いので、大きなサージ電圧が発生することはない。
をオフしてスイッチング素子25のゲートを遮断したと
き、スイッチング素子25の通電電流はさほど大きくな
いので、大きなサージ電圧が発生することはない。
【0025】図4には回路の各部波形を示している。同
図から理解されるように、ゲート電圧VGSを非飽和領域
動作用電圧とした場合に、過電流が発生していたとして
も、通電電流(ドレイン電流ID )はさほど高くならな
い。従って、第1の補助スイッチング素子34をオフし
てゲートを遮断してもサージ電圧(符号VE で示す)は
大きくならない。
図から理解されるように、ゲート電圧VGSを非飽和領域
動作用電圧とした場合に、過電流が発生していたとして
も、通電電流(ドレイン電流ID )はさほど高くならな
い。従って、第1の補助スイッチング素子34をオフし
てゲートを遮断してもサージ電圧(符号VE で示す)は
大きくならない。
【0026】なお、上記実施例では、本発明をインバー
タに用いるスイッチング素子について適用したが、他の
スイッチング素子全般に広く適用できるものであり、要
旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できるもので
ある。
タに用いるスイッチング素子について適用したが、他の
スイッチング素子全般に広く適用できるものであり、要
旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できるもので
ある。
【0027】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、最初のゲート電圧を非飽和領域動作用電圧に設定し
て電流検出手段による検出結果を異常判定基準値と比較
し、前記検出結果が異常判定基準値以下であるときには
ゲート電圧を飽和領域動作用電圧に設定し前記検出結果
が異常判定基準値を上回ったときには飽和領域動作用電
圧の設定を禁止する構成としたから、スイッチング素子
のゲート遮断時に発生するサージ電圧を低く抑えること
できて、スイッチング素子の破損防止に寄与でき、また
スナバ回路の小形化にも寄与できる、という優れた効果
を奏する。
に、最初のゲート電圧を非飽和領域動作用電圧に設定し
て電流検出手段による検出結果を異常判定基準値と比較
し、前記検出結果が異常判定基準値以下であるときには
ゲート電圧を飽和領域動作用電圧に設定し前記検出結果
が異常判定基準値を上回ったときには飽和領域動作用電
圧の設定を禁止する構成としたから、スイッチング素子
のゲート遮断時に発生するサージ電圧を低く抑えること
できて、スイッチング素子の破損防止に寄与でき、また
スナバ回路の小形化にも寄与できる、という優れた効果
を奏する。
【図1】本発明の一実施例を示すゲート駆動回路の電気
回路図
回路図
【図2】インバータ装置を示す電気回路図
【図3】パワーMOSFETの出力特性を示す図
【図4】各部の動作状況を示す図
【図5】従来例を示すインバータ装置を示す電気回路図
【図6】駆動回路の電気回路図
21はインバータ、25U,25V,25W,25X,
25W,25Zはスイッチング素子、26は電流検出器
(電流検出手段)、27はゲート駆動回路、28は制御
回路(比較手段、ゲート電圧制御手段)、31はゲート
抵抗、32は分圧抵抗、33は第1の補助スイッチング
素子、34は第2の補助スイッチング素子、35は切替
回路(ゲート電圧切り替え手段)を示す。
25W,25Zはスイッチング素子、26は電流検出器
(電流検出手段)、27はゲート駆動回路、28は制御
回路(比較手段、ゲート電圧制御手段)、31はゲート
抵抗、32は分圧抵抗、33は第1の補助スイッチング
素子、34は第2の補助スイッチング素子、35は切替
回路(ゲート電圧切り替え手段)を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】 MOSFET等の電圧制御形のスイッチ
ング素子の動作を制御するものにおいて、前記スイッチ
ング素子の通電電流を検出する電流検出手段と、ゲート
電圧を切り替えるゲート電圧切り替え手段と、最初のゲ
ート電圧を非飽和領域動作用電圧に設定して前記電流検
出手段による検出結果を異常判定基準値と比較する比較
手段と、前記検出結果が異常判定基準値以下であるとき
にはゲート電圧を飽和領域動作用電圧に設定し前記検出
結果が異常判定基準値を上回ったときには飽和領域動作
用電圧の設定を禁止するゲート電圧制御手段とを具備し
て成るスイッチング素子のゲート制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25176291A JPH0590928A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | スイツチング素子のゲート制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25176291A JPH0590928A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | スイツチング素子のゲート制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0590928A true JPH0590928A (ja) | 1993-04-09 |
Family
ID=17227544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25176291A Pending JPH0590928A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | スイツチング素子のゲート制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0590928A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011129263A1 (ja) | 2010-04-14 | 2011-10-20 | 本田技研工業株式会社 | 短絡保護方法 |
| US8698586B2 (en) | 2010-07-02 | 2014-04-15 | Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. | Transformer and flat panel display device including the same |
| JP2016005289A (ja) * | 2014-06-13 | 2016-01-12 | 株式会社日立製作所 | 劣化診断機能を有する電力変換装置 |
| JP6072929B2 (ja) * | 2013-09-27 | 2017-02-01 | 三菱電機株式会社 | エレベータの制御装置 |
| WO2019188069A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | オムロン株式会社 | 電力変換装置及びインバータ回路 |
| JP2024085200A (ja) * | 2022-12-14 | 2024-06-26 | 国立大学法人東京工業大学 | 故障診断装置及び電力変換装置 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP25176291A patent/JPH0590928A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011129263A1 (ja) | 2010-04-14 | 2011-10-20 | 本田技研工業株式会社 | 短絡保護方法 |
| US8698586B2 (en) | 2010-07-02 | 2014-04-15 | Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. | Transformer and flat panel display device including the same |
| JP6072929B2 (ja) * | 2013-09-27 | 2017-02-01 | 三菱電機株式会社 | エレベータの制御装置 |
| US10065832B2 (en) | 2013-09-27 | 2018-09-04 | Mitsubishi Electric Corporation | Elevator control apparatus |
| JP2016005289A (ja) * | 2014-06-13 | 2016-01-12 | 株式会社日立製作所 | 劣化診断機能を有する電力変換装置 |
| WO2019188069A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | オムロン株式会社 | 電力変換装置及びインバータ回路 |
| JP2019187232A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-24 | オムロン株式会社 | 電力変換装置及びインバータ回路 |
| US11218085B2 (en) | 2018-03-30 | 2022-01-04 | Omron Corporation | Power conversion device having an inverter circuit including current limitation circuits and a control circuit controlling same |
| JP2024085200A (ja) * | 2022-12-14 | 2024-06-26 | 国立大学法人東京工業大学 | 故障診断装置及び電力変換装置 |
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