JPH084229Y2 - 構造物回転変位装置 - Google Patents
構造物回転変位装置Info
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- JPH084229Y2 JPH084229Y2 JP1990404440U JP40444090U JPH084229Y2 JP H084229 Y2 JPH084229 Y2 JP H084229Y2 JP 1990404440 U JP1990404440 U JP 1990404440U JP 40444090 U JP40444090 U JP 40444090U JP H084229 Y2 JPH084229 Y2 JP H084229Y2
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Landscapes
- Road Paving Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、建築資材などとして
用いられる十字形の構造物や柱状の構造物を溶接して製
作するときなどに用いられる昇降、旋回の変位機能と回
転の変位機能とを兼用した構造物回転変位装置に関す
る。
用いられる十字形の構造物や柱状の構造物を溶接して製
作するときなどに用いられる昇降、旋回の変位機能と回
転の変位機能とを兼用した構造物回転変位装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】SRC構造やコラム構造の採用される高
層建造物は梁貫通方式で建築されることが多い。また、
そのような建造物には、短いコアの周囲の所要箇所に梁
材接続用の仕口を接合した十字形やL字形などのコア付
き構造物や、コア付き構造物のコアにさらに柱を接合し
た長尺構造物を用いることがある。そして、それらの構
造物は、鉄骨組立工場で製作したものを建築現場に運び
込むことが多い。
層建造物は梁貫通方式で建築されることが多い。また、
そのような建造物には、短いコアの周囲の所要箇所に梁
材接続用の仕口を接合した十字形やL字形などのコア付
き構造物や、コア付き構造物のコアにさらに柱を接合し
た長尺構造物を用いることがある。そして、それらの構
造物は、鉄骨組立工場で製作したものを建築現場に運び
込むことが多い。
【0003】他方、上記構造物の構成要素であるコアや
仕口や柱などは鋼製であるために重く、しかも大型であ
るため、人手による取扱いは無理である。そのため、コ
アと仕口を溶接で接合したり、コアと柱を溶接で接合し
たりするときの溶接位置を望ましい高さや向きに設定す
るときは、クレーンなどの吊上げ装置や、柱や仕口やコ
ア付き構造物を所定の向きに回転変位させることのでき
る装置を用いることが多い。
仕口や柱などは鋼製であるために重く、しかも大型であ
るため、人手による取扱いは無理である。そのため、コ
アと仕口を溶接で接合したり、コアと柱を溶接で接合し
たりするときの溶接位置を望ましい高さや向きに設定す
るときは、クレーンなどの吊上げ装置や、柱や仕口やコ
ア付き構造物を所定の向きに回転変位させることのでき
る装置を用いることが多い。
【0004】しかし、クレーンなどの吊上げ装置を用い
ることは多大な危険を伴うことを余儀なくされるという
問題点があった。
ることは多大な危険を伴うことを余儀なくされるという
問題点があった。
【0005】また、長尺構造物を回転変位させることの
できる技術装置を用いる場合は、長尺構造物の長手方向
の2箇所を別々の当該装置で支持し、その2基の装置を
同調回転させる必要がある。そのため、同じ装置が2基
必要で、経済性に問題があった。その上、長尺物構造物
用の上記装置は、コア付き構造物をコアを中心として回
転変位させることができないため、そのようなコア付き
構造物を回転変位させることのてきる別の装置が必要に
なる。その上、コア付き構造物を回転変位させることの
できる従来の装置は、それ自体が大型であった。したが
って、これらのことが経済性についての問題をさらに助
長していたのみならず、鉄骨組立工場によっては長尺構
造物を回転変位させるための装置とコア付き構造物を回
転変位させるための装置の両方を設置するスペースを確
保することが困難な場合もあり得る。
できる技術装置を用いる場合は、長尺構造物の長手方向
の2箇所を別々の当該装置で支持し、その2基の装置を
同調回転させる必要がある。そのため、同じ装置が2基
必要で、経済性に問題があった。その上、長尺物構造物
用の上記装置は、コア付き構造物をコアを中心として回
転変位させることができないため、そのようなコア付き
構造物を回転変位させることのてきる別の装置が必要に
なる。その上、コア付き構造物を回転変位させることの
できる従来の装置は、それ自体が大型であった。したが
って、これらのことが経済性についての問題をさらに助
長していたのみならず、鉄骨組立工場によっては長尺構
造物を回転変位させるための装置とコア付き構造物を回
転変位させるための装置の両方を設置するスペースを確
保することが困難な場合もあり得る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】この考案は以上の事情
や問題に鑑みてなされたもので、主機のみ、あるいは主
機と主機に対して選択的に対応される補助機とを組み合
わせて用いることにより、長尺構造物とコア付き構造物
のいずれでも危険を伴わずに回転変位させることがで
き、しかも場所をとらない構造物回転変位装置を提供す
ることを解決課題とする。
や問題に鑑みてなされたもので、主機のみ、あるいは主
機と主機に対して選択的に対応される補助機とを組み合
わせて用いることにより、長尺構造物とコア付き構造物
のいずれでも危険を伴わずに回転変位させることがで
き、しかも場所をとらない構造物回転変位装置を提供す
ることを解決課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、その手段とするところは、請求項1の構造物回転変
位装置では、構造物を回転自在に支持する装置本体が門
形構造体のガイド間に昇降自在に介在する構造物回転変
位装置において、前記装置本体が門形構造体の上部梁に
設けたチェーンブロックのモータによって昇降自在とな
ると共に、前記装置本体の一方の側に先端に主連結部材
を具備する主出力回転軸をブレーキ機構付き主回転駆動
源によって回転自在となるように突出させた主機と、更
に、前記主出力回転軸の主連結部材と着脱自在に連結さ
れる被連結部材を具備する支軸と、該支軸の被連結部材
を連結した反対側の他端部に固定される支持部材と、該
支持部材に設けられた副回転駆動源と、前記支軸に対し
て直交する方向に延び、且つ、前記副回転駆動源に回転
自在に連結される副出力回転軸と、該副出力回転軸の先
端に設けられ構造物を着脱自在に連結する副連結部材と
からなる補助機とを具備させたことにある。
め、その手段とするところは、請求項1の構造物回転変
位装置では、構造物を回転自在に支持する装置本体が門
形構造体のガイド間に昇降自在に介在する構造物回転変
位装置において、前記装置本体が門形構造体の上部梁に
設けたチェーンブロックのモータによって昇降自在とな
ると共に、前記装置本体の一方の側に先端に主連結部材
を具備する主出力回転軸をブレーキ機構付き主回転駆動
源によって回転自在となるように突出させた主機と、更
に、前記主出力回転軸の主連結部材と着脱自在に連結さ
れる被連結部材を具備する支軸と、該支軸の被連結部材
を連結した反対側の他端部に固定される支持部材と、該
支持部材に設けられた副回転駆動源と、前記支軸に対し
て直交する方向に延び、且つ、前記副回転駆動源に回転
自在に連結される副出力回転軸と、該副出力回転軸の先
端に設けられ構造物を着脱自在に連結する副連結部材と
からなる補助機とを具備させたことにある。
【0008】請求項2の構造物回転変位装置では、構造
物を回転自在に支持する装置本体が 門形構造体のガイド
間に昇降自在に介在する構造物回転変位装置において、
前記装置本体が門形構造体の上部梁に設けたチェーンブ
ロックのモータによって昇降自在となると共に、前記装
置本体の一方の側に先端に主連結部材を具備する主出力
回転軸をブレーキ機構付き主回転駆動源によって回転自
在となるように突出させた主機と、該主機の主連結部材
に連結される長尺構造物の端部を回転自在に支持するも
のであって、上部に水平方向に間隔をおいて設けられた
回転自在な2つのスプロケットを有し、且つ、該2つの
スプロケットの中間下部に設けられた回転自在な1つの
スプロケットを有する架台と、これらスプロケットに巻
き掛けられ、長尺構造物の長手方向に対して直角な方向
に回転自在な無端チェーンとからなる支持機構とから構
成させたことにある。
物を回転自在に支持する装置本体が 門形構造体のガイド
間に昇降自在に介在する構造物回転変位装置において、
前記装置本体が門形構造体の上部梁に設けたチェーンブ
ロックのモータによって昇降自在となると共に、前記装
置本体の一方の側に先端に主連結部材を具備する主出力
回転軸をブレーキ機構付き主回転駆動源によって回転自
在となるように突出させた主機と、該主機の主連結部材
に連結される長尺構造物の端部を回転自在に支持するも
のであって、上部に水平方向に間隔をおいて設けられた
回転自在な2つのスプロケットを有し、且つ、該2つの
スプロケットの中間下部に設けられた回転自在な1つの
スプロケットを有する架台と、これらスプロケットに巻
き掛けられ、長尺構造物の長手方向に対して直角な方向
に回転自在な無端チェーンとからなる支持機構とから構
成させたことにある。
【0009】
【作用】主機の主出力回転軸の主連結部材に支軸の被連
結部材を連結することによって、主機と補助機を連結
し、その補助機の副連結部材に構造物を装着して副回転
駆動源を運転すると、副出力回転軸が回転し、それと共
に構造物も回転する。このときの構造物の回転は、装置
本体における主出力回転軸に対して直交する軸心周りで
行われる。また、その状態で、ブレーキ機構付き主回転
駆動源を所定角度運転することにより主出力回転軸と共
に支軸が回転し、それに伴って構造物の向きが変わり旋
回する。又、チェーンブロックのモーターを運転する
と、装置本体が昇降して高さ位置を調整できる。
結部材を連結することによって、主機と補助機を連結
し、その補助機の副連結部材に構造物を装着して副回転
駆動源を運転すると、副出力回転軸が回転し、それと共
に構造物も回転する。このときの構造物の回転は、装置
本体における主出力回転軸に対して直交する軸心周りで
行われる。また、その状態で、ブレーキ機構付き主回転
駆動源を所定角度運転することにより主出力回転軸と共
に支軸が回転し、それに伴って構造物の向きが変わり旋
回する。又、チェーンブロックのモーターを運転する
と、装置本体が昇降して高さ位置を調整できる。
【0010】次に、主機に補助機を連結しない昇降、旋
回の変位機能で使用したい時には、主連結部材から支軸
の被連結部材を取り外してから、主連結部材に構造物を
装着してブレーキ機構付き主回転駆動源を運転すると、
主出力回転軸が回転し、それと共に構造物も回転する。
そして、主出力回転軸の回転角度を制御すると、構造物
に設定された溶接箇所などの作業箇所が所望の向きに制
御される。また、チェーンブロックのモータを運転する
と、チェーンブロックのチェーンを介して装置本体が門
形構造物のガイドに沿って上昇または下降する。そのた
め、その高さ位置を制御することにより構造物の作業箇
所の高さが所望の高さに制御される。
回の変位機能で使用したい時には、主連結部材から支軸
の被連結部材を取り外してから、主連結部材に構造物を
装着してブレーキ機構付き主回転駆動源を運転すると、
主出力回転軸が回転し、それと共に構造物も回転する。
そして、主出力回転軸の回転角度を制御すると、構造物
に設定された溶接箇所などの作業箇所が所望の向きに制
御される。また、チェーンブロックのモータを運転する
と、チェーンブロックのチェーンを介して装置本体が門
形構造物のガイドに沿って上昇または下降する。そのた
め、その高さ位置を制御することにより構造物の作業箇
所の高さが所望の高さに制御される。
【0011】更には、主機の主連結部材に回転自在に連
結された長尺構造物の端部を支持機構の上部2つのスプ
ロケットの上方に位置する無端チェーン上に載置し、そ
の状態で主機の装置本体のブレーキ機構付き主回転駆動
源を運転すると、長尺構造物は支持機構の無端チェーン
を回転させながら安定した状態で軸回転する。
結された長尺構造物の端部を支持機構の上部2つのスプ
ロケットの上方に位置する無端チェーン上に載置し、そ
の状態で主機の装置本体のブレーキ機構付き主回転駆動
源を運転すると、長尺構造物は支持機構の無端チェーン
を回転させながら安定した状態で軸回転する。
【0012】
【実施例】図1は、主機Aと補助機Bとを用いてコア付
き構造物100を溶接する場合を示した斜視図である。
き構造物100を溶接する場合を示した斜視図である。
【0013】主機Aは、水平に延び出た主出力回転軸1
1と該主出力回転軸11を回転させるための主回転駆動
源12とを備えた装置本体1と、装置本体1の主出力回
転軸11の先端に設けられた主連結部材2と、門形構造
体Dの左右の脚部によって構成されたガイド3,3と、
装置本体1の左右の側面に設けられた倣い部4(図3参
照)と、装置本体1を昇降させるための昇降手段5とを
備えている。このように構成された主機Aは、昇降、旋
回の変位機能をもつものである。
1と該主出力回転軸11を回転させるための主回転駆動
源12とを備えた装置本体1と、装置本体1の主出力回
転軸11の先端に設けられた主連結部材2と、門形構造
体Dの左右の脚部によって構成されたガイド3,3と、
装置本体1の左右の側面に設けられた倣い部4(図3参
照)と、装置本体1を昇降させるための昇降手段5とを
備えている。このように構成された主機Aは、昇降、旋
回の変位機能をもつものである。
【0014】装置本体1の主回転駆動源12と主出力回
転軸11とは、スプロケット13,14と無端チェーン
15とを用いた回転伝達機構6によって連動されてい
る。主回転駆動源12にはブレーキ機構付きギャーモー
タが用いられる。主連結部材2はフランジで構成されて
おり、周方向の複数箇所に連結ボルト21を挿通するた
めのボルト挿通孔が形成されている。図3に示すよう
に、ガイド3,3は上下方向に延びる凹入部31,31
を具備しており、この凹入部31,31に倣い部4が上
下スライド自在に嵌合されている。このようなガイド
3,3は、たとえば工場の鉄骨柱を利用することによっ
ても構成でき、そうすることによって設置スペースのさ
らなる狭小化が可能になる。昇降手段5は門形構造体D
の上部梁32に吊り下げられたチェーンブロックでな
り、チェーンブロックのモータ51から垂下されたチェ
ーン52の下端が上記装置本体1に連結されている。
転軸11とは、スプロケット13,14と無端チェーン
15とを用いた回転伝達機構6によって連動されてい
る。主回転駆動源12にはブレーキ機構付きギャーモー
タが用いられる。主連結部材2はフランジで構成されて
おり、周方向の複数箇所に連結ボルト21を挿通するた
めのボルト挿通孔が形成されている。図3に示すよう
に、ガイド3,3は上下方向に延びる凹入部31,31
を具備しており、この凹入部31,31に倣い部4が上
下スライド自在に嵌合されている。このようなガイド
3,3は、たとえば工場の鉄骨柱を利用することによっ
ても構成でき、そうすることによって設置スペースのさ
らなる狭小化が可能になる。昇降手段5は門形構造体D
の上部梁32に吊り下げられたチェーンブロックでな
り、チェーンブロックのモータ51から垂下されたチェ
ーン52の下端が上記装置本体1に連結されている。
【0015】このような主機Aは、チェーンブロックの
モータ51を運転すると、装置本体1がガイド3,3に
沿って昇降し、主連結部材2の高さが変わる。また、主
回転駆動源12を運転すると、主出力回転軸11が主連
結部材2と共に回転する。したがって、主連結部材2の
高さや変位角度はチェーンブロックのモータ51や主回
転駆動源12の回転角度を制御することによって所望の
位置に設定できる。
モータ51を運転すると、装置本体1がガイド3,3に
沿って昇降し、主連結部材2の高さが変わる。また、主
回転駆動源12を運転すると、主出力回転軸11が主連
結部材2と共に回転する。したがって、主連結部材2の
高さや変位角度はチェーンブロックのモータ51や主回
転駆動源12の回転角度を制御することによって所望の
位置に設定できる。
【0016】補助機Bは、上記主連結部材2に着脱され
る被連結部材22を一端部に具備する支軸16と、該支
軸16の他端部に固定された支持部材17と、該支持部
材17に設けられ、支軸16に対して直交する方向に延
びる副出力回転軸7と、支持部材17に設けられ、副出
力回転軸7を回転させるための副回転駆動源(不図示)
と、副出力回転軸7の先端に設けられた副連結部材71
とを備えている。
る被連結部材22を一端部に具備する支軸16と、該支
軸16の他端部に固定された支持部材17と、該支持部
材17に設けられ、支軸16に対して直交する方向に延
びる副出力回転軸7と、支持部材17に設けられ、副出
力回転軸7を回転させるための副回転駆動源(不図示)
と、副出力回転軸7の先端に設けられた副連結部材71
とを備えている。
【0017】被連結部材22は上述した主連結部材21
と同じ形状のフランジで作られており、周方向の複数箇
所にボルト挿通孔を有する。支持部材17はギャーモー
タなどの副回転駆動源を内蔵したハウジングで形成され
ている。副連結部材71はコア付き構造物100を取り
付けるための面板でなり、長孔を放射方向に配列した複
数のボルト挿通孔72を有する。
と同じ形状のフランジで作られており、周方向の複数箇
所にボルト挿通孔を有する。支持部材17はギャーモー
タなどの副回転駆動源を内蔵したハウジングで形成され
ている。副連結部材71はコア付き構造物100を取り
付けるための面板でなり、長孔を放射方向に配列した複
数のボルト挿通孔72を有する。
【0018】このような補助機Bにおいて、被連結部材
22を取付ボルト21で主機Aの主連結部材2に連結し
た場合には、昇降、旋回の変位機能を有する状態から支
持部材17に内蔵された副回転駆動源を運転することに
より、その回転角度に応じて副出力回転軸7と共に副連
結部材71が所望の角度だけ回転するので、昇降、旋回
及びこの旋回に対して直交する方向での回転の変位機能
を有する状態へと変わる。したがって、コア付き構造物
100のコア110の端部を副連結部材71に取付ボル
ト72で図示のように取り付け、主機Aによる高さ調節
と向き調節とを行うと共に、補助機Bの副回転駆動源を
運転すると、コア付き構造物100の溶接箇所、すなわ
ちコア110と仕口120との仮付け箇所を作業に最も
適した高さ及び向きに設定することができる。この場
合、コア付き構造物100の重みで主出力回転軸11に
大きな回転方向の力が加わることもあるが、そのような
力が加わっても、主回転駆動源12にブレーキ機構付き
モータを用いているので正確な向き設定が可能である。
具体的には、ブレーキ機構付きモータの選定により、コ
ア重量1000kg・m,柱荷重7.0ton,偏心荷
重1200kg・mでも正確な向き設定が可能であっ
た。なお、欠陥のない溶接は下向き溶接が最良とされて
いるのであり、そのような作業姿勢を容易に採用できる
ものである。
22を取付ボルト21で主機Aの主連結部材2に連結し
た場合には、昇降、旋回の変位機能を有する状態から支
持部材17に内蔵された副回転駆動源を運転することに
より、その回転角度に応じて副出力回転軸7と共に副連
結部材71が所望の角度だけ回転するので、昇降、旋回
及びこの旋回に対して直交する方向での回転の変位機能
を有する状態へと変わる。したがって、コア付き構造物
100のコア110の端部を副連結部材71に取付ボル
ト72で図示のように取り付け、主機Aによる高さ調節
と向き調節とを行うと共に、補助機Bの副回転駆動源を
運転すると、コア付き構造物100の溶接箇所、すなわ
ちコア110と仕口120との仮付け箇所を作業に最も
適した高さ及び向きに設定することができる。この場
合、コア付き構造物100の重みで主出力回転軸11に
大きな回転方向の力が加わることもあるが、そのような
力が加わっても、主回転駆動源12にブレーキ機構付き
モータを用いているので正確な向き設定が可能である。
具体的には、ブレーキ機構付きモータの選定により、コ
ア重量1000kg・m,柱荷重7.0ton,偏心荷
重1200kg・mでも正確な向き設定が可能であっ
た。なお、欠陥のない溶接は下向き溶接が最良とされて
いるのであり、そのような作業姿勢を容易に採用できる
ものである。
【0019】図2は、主機Aと支持機構9とを用いて長
尺構造物200を溶接する場合の実施例を示した斜視図
である。図示の長尺構造物200は上述したコア付き構
造物100を柱210で連結したものである。
尺構造物200を溶接する場合の実施例を示した斜視図
である。図示の長尺構造物200は上述したコア付き構
造物100を柱210で連結したものである。
【0020】この場合は、主機Aの主連結部材2に面板
23を取り付け、その面板23に柱210の端部に設け
たフランジ211を連結する。ここで、面板23を介在
させる理由は、主連結部材2の大きさがフランジ211
に合わないこともあるからであり、それらの大きさが合
えば面板23は必ずしも必要ではない。
23を取り付け、その面板23に柱210の端部に設け
たフランジ211を連結する。ここで、面板23を介在
させる理由は、主連結部材2の大きさがフランジ211
に合わないこともあるからであり、それらの大きさが合
えば面板23は必ずしも必要ではない。
【0021】前記支持機構9は、上部に水平方向に間隔
をおいて設けられた回転自在な2つのスプロケット8
1,81を有し、且つ、該2つのスプロケット81,8
1の中間下部に設けられた回転自在な1つのスプロケッ
ト82を有する架台8と、これらスプロケット81,8
1,82に巻き掛けられ、長尺構造物200の長手方向
に対して直角な方向に回転自在な無端チェーン83とか
ら支持機構9が構成されている。この支持機構9におい
て、無端チェーン83の横行部分に長尺構造物200の
柱210を乗せて支持させると、長尺構造物200の回
転により無端チェーン83も回転するため、長尺構造物
200が回転自在に支持される。
をおいて設けられた回転自在な2つのスプロケット8
1,81を有し、且つ、該2つのスプロケット81,8
1の中間下部に設けられた回転自在な1つのスプロケッ
ト82を有する架台8と、これらスプロケット81,8
1,82に巻き掛けられ、長尺構造物200の長手方向
に対して直角な方向に回転自在な無端チェーン83とか
ら支持機構9が構成されている。この支持機構9におい
て、無端チェーン83の横行部分に長尺構造物200の
柱210を乗せて支持させると、長尺構造物200の回
転により無端チェーン83も回転するため、長尺構造物
200が回転自在に支持される。
【0022】したがって、主機Aを上述と同様に運転す
ることにより、長尺構造物200の溶接箇所、たとえば
柱210とコア付き構造物100との仮付け箇所を所望
の高さや向きに設定することができる。
ることにより、長尺構造物200の溶接箇所、たとえば
柱210とコア付き構造物100との仮付け箇所を所望
の高さや向きに設定することができる。
【0023】長尺構造物200がそれほど長くなく、主
機Aで長尺構造物200を片持ちすることができるよう
なときは、支持機構9は用いる必要はない。しかし、主
機Aで長尺構造物200を片持ちすることに無理がある
ような場合や片持ちすることができない場合は支持機構
9を用いると支持が安定する。
機Aで長尺構造物200を片持ちすることができるよう
なときは、支持機構9は用いる必要はない。しかし、主
機Aで長尺構造物200を片持ちすることに無理がある
ような場合や片持ちすることができない場合は支持機構
9を用いると支持が安定する。
【0024】以上の説明から明らかなように、主機Aは
コア付き構造物100に対しても長尺構造物200に対
しても兼用されているが、補助機Bは長尺構造物200
に対しては用いられない。したがって、補助機Bの副回
転駆動源の電力をどこから取り入れるかが問題になるけ
れども、この問題は、主機Aの主出力回転軸11や補助
機Bの支軸16を中空としておき、それらの内部空間を
通じて電線を配設することにより容易に解決する。な
お、主出力回転軸11と支軸16との境界部分では、上
記電線を着脱自在なコネクタで接続しておくことが好ま
しく、そうしておくことによって、補助機Bを取り外し
た主機Aに長尺構造物200を連結することができるよ
うになる。
コア付き構造物100に対しても長尺構造物200に対
しても兼用されているが、補助機Bは長尺構造物200
に対しては用いられない。したがって、補助機Bの副回
転駆動源の電力をどこから取り入れるかが問題になるけ
れども、この問題は、主機Aの主出力回転軸11や補助
機Bの支軸16を中空としておき、それらの内部空間を
通じて電線を配設することにより容易に解決する。な
お、主出力回転軸11と支軸16との境界部分では、上
記電線を着脱自在なコネクタで接続しておくことが好ま
しく、そうしておくことによって、補助機Bを取り外し
た主機Aに長尺構造物200を連結することができるよ
うになる。
【0025】
【考案の効果】請求項1の構造物回転変位装置において
は、主機と補助機とを連結させたことによって構造物を
昇降、旋回及び旋回に対して直角方向に回転させること
が可能となる。そのことから、仕口溶接で欠陥発生の最
も少ない下向き溶接が可能となり、高度の溶接技術が要
求される横向き溶接や立ち向き溶接といった作業姿勢を
する必要がなくなり、溶接の仕方が多角方向に拡大する
という効果がある。また、構造物は、主機または補助機
にボルトによって直接に連結されるので、位置擦れや脱
落等の防止が図られて安全性においても向上する。更
に、構成上、経済性に優れ、しかもコンパクトにまとま
っているのでその設置スペースが狭くて済み、ほとんど
の鉄骨組立工場においても使用可能であるという利点が
ある。
は、主機と補助機とを連結させたことによって構造物を
昇降、旋回及び旋回に対して直角方向に回転させること
が可能となる。そのことから、仕口溶接で欠陥発生の最
も少ない下向き溶接が可能となり、高度の溶接技術が要
求される横向き溶接や立ち向き溶接といった作業姿勢を
する必要がなくなり、溶接の仕方が多角方向に拡大する
という効果がある。また、構造物は、主機または補助機
にボルトによって直接に連結されるので、位置擦れや脱
落等の防止が図られて安全性においても向上する。更
に、構成上、経済性に優れ、しかもコンパクトにまとま
っているのでその設置スペースが狭くて済み、ほとんど
の鉄骨組立工場においても使用可能であるという利点が
ある。
【0026】請求項2の構造物回転変位装置において
は、構造物が長尺であっても安全に安定した状態で回転
自在に支持することが可能となる。また、主機または補
助機に加わる負担をも軽減することができる。
は、構造物が長尺であっても安全に安定した状態で回転
自在に支持することが可能となる。また、主機または補
助機に加わる負担をも軽減することができる。
【図1】この考案の実施例の使用状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】この考案の他の実施例の使用状態を示す斜視図
である。
である。
【図3】主機の要部を示した概略水平断面図である。
1 装置本体 3 ガイド 7 副出力回転軸8 架台 9 支持機構 11 主出力回転軸 12 主回転駆動源 16 支軸 17 支持部材 21 主連結部材 22 被連結部材51 モータ 71 副連結部材81 スプロケット 83 無端チェーン 100 構造物(コア付き構造物) 200 長尺構造物A 主機 B 補助機 D 門形構造体
Claims (2)
- 【請求項1】 構造物を回転自在に支持する装置本体が
門形構造体のガイド間に昇降自在に介在する構造物回転
変位装置において、前記装置本体が門形構造体の上部梁
に設けたチェーンブロックのモータによって昇降自在と
なると共に、前記装置本体の一方の側に先端に主連結部
材を具備する主出力回転軸をブレーキ機構付き主回転駆
動源によって回転自在となるように突出させた主機と、
更に、前記主出力回転軸の主連結部材と着脱自在に連結
される被連結部材を具備する支軸と、該支軸の被連結部
材を連結した反対側の他端部に固定される支持部材と、
該支持部材に設けられた副回転駆動源と、前記支軸に対
して直交する方向に延び、且つ、前記副回転駆動源に回
転自在に連結される副出力回転軸と、該副出力回転軸の
先端に設けられ構造物を着脱自在に連結する副連結部材
とからなる補助機とを具備した構造物回転変位装置。 - 【請求項2】 構造物を回転自在に支持する装置本体が
門形構造体のガイド間に昇降自在に介在する構造物回転
変位装置において、前記装置本体が門形構造体の上部梁
に設けたチェーンブロックのモータによって昇降自在と
なると共に、前記装置本体の一方の側に先端に主連結部
材を具備する主出力回転軸をブレーキ機構付き主回転駆
動源によって回転自在となるように突出させた主機と、
該主機の主連結部材に連結される長尺構造物の端部を回
転自在に支持するものであって、上部に水平方向に間隔
をおいて設けられた回転自在な2つのスプロケットを有
し、且つ、該2つのスプロケットの中間下部に設けられ
た回転自在な1つのスプロケットを有する架台と、これ
らスプロケットに巻き掛けられ、長尺構造物の長手方向
に対して直角な方向に回転自在な無端チェーンとからな
る支持機構とから構成される構造物回転変位装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990404440U JPH084229Y2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 構造物回転変位装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990404440U JPH084229Y2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 構造物回転変位装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0494184U JPH0494184U (ja) | 1992-08-14 |
| JPH084229Y2 true JPH084229Y2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=31882077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990404440U Expired - Lifetime JPH084229Y2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 構造物回転変位装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084229Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7218271B2 (ja) * | 2019-10-18 | 2023-02-06 | 株式会社ウェルディングアロイズ・ジャパン | 肉盛溶接装置、収縮量低減方法及び変形量低減方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60103080A (ja) * | 1983-11-10 | 1985-06-07 | 東洋鋼鈑株式会社 | 硼化物系超硬質材料 |
-
1990
- 1990-12-20 JP JP1990404440U patent/JPH084229Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0494184U (ja) | 1992-08-14 |
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