JPH0842335A - 二重管一体型フレキシブルチューブ - Google Patents

二重管一体型フレキシブルチューブ

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JPH0842335A
JPH0842335A JP6179058A JP17905894A JPH0842335A JP H0842335 A JPH0842335 A JP H0842335A JP 6179058 A JP6179058 A JP 6179058A JP 17905894 A JP17905894 A JP 17905894A JP H0842335 A JPH0842335 A JP H0842335A
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JP
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pipe
tube
exhaust pipe
cylindrical
exhaust
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JP6179058A
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Satoru Imabetsupu
悟 今別府
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
    • F01N13/00Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features
    • F01N13/18Construction facilitating manufacture, assembly, or disassembly
    • F01N13/1805Fixing exhaust manifolds, exhaust pipes or pipe sections to each other, to engine or to vehicle body
    • F01N13/1811Fixing exhaust manifolds, exhaust pipes or pipe sections to each other, to engine or to vehicle body with means permitting relative movement, e.g. compensation of thermal expansion or vibration

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ベローズが高温となって破損するのを防止す
ると共に,熱容量の大きなベローズ等によって排気ガス
の熱が吸収されて,排気ガス温度が低下するのを回避す
る。 【構成】 屈曲可能なベローズ207と,肉薄で,か
つ,入れ子関係となるように内径を次第に大きくして形
成した複数の円筒形のパイプから成るインナーチュブ2
09と,複数の円筒形のパイプを屈曲可能に連結するピ
ン213とを備え,上流側排気管の内管の後端接続部の
径を絞り,かつ,インナーチュブ209は,上流側排気
管側の円筒形のパイプ209aを上流側排気管200の
内管後端に嵌合してピン留めし,順次,次位置の円筒形
のパイプを前位置の円筒形のパイプの外側に嵌合してピ
ン留めし,下流側の最後の円筒形のパイプ209mを下
流側排気管203の内管205の内側に嵌合してピン留
めする構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,エンジンおよび該エン
ジンの排気ガスを浄化する触媒に連なり,外管と内管と
でそれぞれ二重に形成されている上流側排気管と下流側
排気管とを3次元的に屈曲可能に接続する二重管一体型
フレキシブルチューブに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の排気系において,排気マニホー
ルドを含む排気管の熱がエンジンルーム内に侵入し,該
エンジンルーム内の各種機器に悪影響を与えるのを防止
するため,排気管の一部または全部を二重管にし,排気
管の表面温度を低下させるようにすることは,従来より
良く知られている。
【0003】また,エンジンの低温始動時において,排
気ガス浄化の効率化を図るには,触媒に流入する排気ガ
スの温度を,触媒が活性化する温度まで早期に昇温させ
る必要がある。そのためには,二重排気管の内管を肉薄
にすることが有効であることも,本発明者の研究により
明らかになっている。すなわち,二重排気管の内管を肉
薄にすることにより,その熱容量を低下させて内管温度
を早期に上昇させる。その内管温度が上昇することによ
り,排気ガスから内管に伝わる伝熱量が減少し,排気管
後方に設置されている触媒に流入する排気ガスの温度低
下が抑制されて,触媒は早期活性化が図れるというもの
である。
【0004】また,自動車の排気系においては,エンジ
ンの振動がマフラに伝達し,該マフラ内に収容されてい
る触媒その他の部材が破損するのを防止するため,エン
ジンに連なる上流側排気管とマフラに連なる下流側排気
管との間にフレキシブルチューブを設けて接続すること
も知られている。
【0005】従来のフレキシブルチューブを用いた接続
方法では,図6に示すように,上流側排気管601と下
流側排気管602とを,ステンレス薄板(例えば厚み
0.3mmに2層)により形成されたベローズ603で
連結している。そして,該ベローズ603に飛び石など
が直接当たらないようにするため,ステンレス細線(例
えば,直径0.4mm)を用いて筒状に編成したアウタ
ブレード604をベローズ603に被せている。また,
排気ガスが高温になったときにベローズ603の温度上
昇を抑制するため,ステンレス細線を用いて筒状に編成
したインナブレード605を,ベローズ603の内部に
設けてフレキシブルチューブ600を構成している。
【0006】また,従来のフレキシブルチューブを用い
た接続方法として,ベローズの温度上昇をさらに抑制す
るために,板材をS字状に形成して互いに連結したイン
ターロックを,インナブレードの内側に設けた先行技術
が,例えば特開平5−322093号公報に開示されて
いる。また,インナブレードに代えてインターロックを
設けた先行技術が,例えば特開平4−127832号公
報に開示されている。さらに,上流側排気管の端部およ
び下流側排気管の端部をそれぞれベローズ内に延長し,
その各端部を対面させて排気ガスをベローズに直接当て
ないようにした先行技術が,実開昭57−31521号
公報の「排気管接続装置」に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来のベローズ内にインナブレードを設けたフレキシブル
チューブを用いた接続方法(図6)によれば,排気ガス
がインナブレードに,あるいは,インナブレードの編み
目隙間を通過してベローズに接触するため,熱容量の大
きいインナブレードおよびベローズに排気ガスの熱が吸
収されて,排気ガス温度が低下するという問題点や,ペ
ローズが高温となって伸びることにより発生する隙間よ
り排気ガスが漏れる恐れがあるという問題点があった。
【0008】また,上記従来のインターロックを設けた
方法によれば,インターロックからベローズ側への排気
ガス漏れは少ないが,インターロック自体の熱容量が大
きいため,そのインターロックに排気ガスの熱が吸収さ
れて,排気ガス温度が低下するという問題点があった。
【0009】また,上記従来の排気管端部をベローズ内
に延長した方法によれば,排気ガスがベローズに直接当
たることはないが,各排気管端部の隙間からベローズ側
に排気ガスが漏れるため,上記と同様にベローズに排気
ガスの熱が吸収されて,排気ガス温度が低下するという
問題点があった。
【0010】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,ベローズが高温となって破損するのを防止すると共
に,熱容量の大きなベローズ等によって排気ガスの熱が
吸収されて,排気ガス温度が低下するのを回避すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記の目的を
達成するために,請求項1に係る二重管一体型フレキシ
ブルチューブは,外管と該外管より肉薄の内管とで形成
された二重管から成り,エンジンに連結された上流側排
気管と,外管と該外管より肉薄の内管とで形成された二
重管から成り,触媒に連結された下流側排気管とを屈曲
可能に連結する二重管一体型フレキシブルチューブにお
いて,前記上流側排気管の外管と下流側排気管の外管と
の間で任意に屈曲可能に連結されたベローズと,肉薄
で,かつ,入れ子関係となるように内径を次第に大きく
して形成した複数の円筒形のパイプから成るインナーチ
ュブと,前記複数のインナーチュブを屈曲可能に連結す
る連結手段とを備え,前記上流側排気管の内管の後端接
続部の径を絞り,かつ,前記インナーチュブは,前記複
数の円筒形のパイプのうち,上流側排気管側の円筒形の
パイプを前記上流側排気管の内管の後端接続部に嵌合・
連結し,順次,次位置の円筒形のパイプを前位置の円筒
形のパイプの外側に嵌合・連結し,下流側の最後の円筒
形のパイプを前記下流側排気管の内管の内側に嵌合・連
結する構成であるものである。
【0012】また,請求項2に係る二重管一体型フレキ
シブルチューブは,前記下流側の最後の円筒形のパイプ
と前記下流側排気管の内管の内側との間の隙間が,前記
外管と内管との隙間より狭い隙間であるものである。
【0013】また,請求項3に係る二重管一体型フレキ
シブルチューブは,前記連結手段が複数のピンであるも
のである。
【0014】また,請求項4に係る二重管一体型フレキ
シブルチューブは,外管と該外管より肉薄の内管とで形
成された二重管から成り,エンジンに連結された上流側
排気管と,外管と該外管より肉薄の内管とで形成された
二重管から成り,触媒に連結された下流側排気管とを屈
曲可能に連結する二重管一体型フレキシブルチューブに
おいて,前記上流側排気管の外管と下流側排気管の外管
との間で任意に屈曲可能に連結されたベローズと,前記
上流側排気管の内管と下流側排気管の内管との間に設け
られ,肉薄で,かつ,短冊状板材を重複して螺旋状に巻
いたインナーチュブとを備えたものである。
【0015】
【作用】本発明の二重管一体型フレキシブルチューブ
(請求項1)は,肉薄で,かつ,入れ子関係となるよう
に内径を次第に大きくして形成した複数の円筒形のパイ
プを用いて,先ず,上流側排気管側の円筒形のパイプを
上流側排気管の内管の後端接続部に嵌合・連結し,順
次,次位置の円筒形のパイプを前位置の円筒形のパイプ
の外側に嵌合・連結し,下流側の最後の円筒形のパイプ
を前記下流側排気管の内管の内側に嵌合・連結してイン
ナーチュブを形成する。従って,径が絞られた後端接続
部(上流側排気管)から流入した排気ガスは,上流側か
ら下流側に行くほど内径の大きくなる複数の円筒形のパ
イプによって形成されたインナーチュブ(排気通路)を
通過して下流側排気管へ排出されるので,排気ガスの接
触する部分の熱容量が小さくなり,例えば,排気ガスが
低温時に,インナーチューブの壁温を早期に上昇させ,
排気ガスの温度低下が防止される。また,熱容量の大き
なベローズと排気ガスとの接触が少なくなるので,排気
ガスの温度低下が防止される。さらに,排気ガスが高温
時に,排気ガスがインナーチューブからベローズへ漏れ
ることが抑制され,ベローズが高温となることが回避さ
れ,破損を防止することができる。
【0016】また,本発明の二重管一体型フレキシブル
チューブ(請求項2)は,下流側の最後の円筒形のパイ
プと下流側排気管の内管の内側との間の隙間が,外管と
内管との隙間より狭い隙間であるので,下流側の最後の
円筒形のパイプと内管との隙間からの排気ガス漏れが抑
制される。
【0017】また,本発明の二重管一体型フレキシブル
チューブ(請求項3)は,連結手段が複数のピンである
ので,簡単な構成でかつ容易に円筒形のパイプの連結が
なされる。
【0018】また,本発明の二重管一体型フレキシブル
チューブ(請求項4)は,肉薄で,かつ,短冊状板材を
重複して螺旋状に巻いたインナーチュブを上流側排気管
の内管と下流側排気管の内管との間に設ける。従って,
上流側排気管から流入した排気ガスは,インナーチュブ
(排気通路)を通過して下流側排気管へ排出されるの
で,排気ガスの接触する部分の熱容量が小さくなり,例
えば,排気ガスが低温時に,インナーチューブの壁温を
早期に上昇させ,排気ガスの温度低下が防止される。ま
た,熱容量の大きなベローズと排気ガスとの接触が少な
くなるので,排気ガスの温度低下が防止される。さら
に,排気ガスが高温時に,排気ガスがインナーチューブ
からベローズへ漏れることが抑制され,ベローズが高温
となることが回避され,破損を防止することができる。
【0019】
【実施例】以下,本発明に係る二重管一体型フレキシブ
ルチューブについて,〔実施例1〕,〔実施例2〕,
〔実施例3〕,〔実施例4〕の順に図面を参照して詳細
に説明する。
【0020】図1は,本発明を適用した自動車の排気系
の概略構成図を示し,100はエンジン(図示せず)に
連なる上流側排気管,101は触媒(図示せず)に連な
る下流側排気管,102は上流側排気管100と下流側
排気管101とを接続しているフレキシブルチューブで
ある。
【0021】〔実施例1〕図2は,本発明の実施例1の
縦断面図を示し,200は外管201と内管202とで
二重に形成されている上流側排気管,203は上流側排
気管200と同様に外管204と内管205とで二重に
形成されている下流側排気管,206は上流側排気管2
00と下流側排気管203とを接続しているフレキシブ
ルチューブである。フレキシブルチューブ206は,外
管201,外管204の間に設けられているベローズ2
07,ベローズ207の外側を覆ったアウタブレード2
08,上流側排気管200の内管202と下流側排気管
203の内管205との間に設けられるインナチューブ
209等で形成されている。
【0022】上記の外管201,204は排気管全体の
強度部材となるよう厚肉に形成されている。内管20
2,205は,外管201,204に比べて肉薄,例え
ば板厚0.5mmで,高温排気ガスによる腐食に耐える
ようにステンレス等の材料で形成されている。上流側排
気管200の内管202は,フレキシブルチューブ20
6の略3分の1にあたる寸法で外管201より延長して
形成されている。その先端には,径を窄めた縮径部21
0が形成されている。また,下流側排気管203の内管
205の前端も,外管204より僅かに延長して形成さ
れている。211,212は,上流側排気管200の外
管201と内管202,および下流側排気管203の外
管204と内管205との間にそれぞれ設けられ,耐熱
金属製のワイヤで編成したメッシュ状のスペーサであ
る。
【0023】インナチューブ209は,内管202,2
05と同じく,外管201,204に比べて肉薄,例え
ば板厚0.5mmで,高温排気ガスによる腐食に耐える
ようにステンレス等の材料を用い,複数の円筒状パイプ
209a,209b,‥‥209m,アウタパイプ20
9nを連結して形成されている。そして,最上流の円筒
状パイプ209aが縮径部210の外側に嵌合し,次い
で,その円筒状パイプ209aの外側に次の円筒状パイ
プ209bが嵌合し,順次,次位置の円筒状パイプは前
位置の円筒状パイプの外側に嵌合し,最下流の円筒状パ
イプ209mは下流側排気管203の内管205の内側
に嵌合するように形成されている。その円筒状パイプ2
09mと内管205との隙間は,外管204と内管20
5との隙間より狭い隙間で嵌合されている。アウタパイ
プ209nは,下流側排気管203の外管204内側に
嵌合するように,最下流の円筒状パイプ209mの外側
に設けられている。
【0024】複数の円筒状パイプ209a,209b,
‥‥209m同士,および最下流の円筒状パイプ209
mとアウタパイプ209nとは,その周方向の数箇所で
連結手段としての連結ピン213により3次元的に屈曲
可能に連結されている。そして,最上流の円筒状パイプ
209aと縮径部210,およびアウタパイプ209n
と下流側排気管203の外管204とはそれぞれ溶接に
より連結されている。
【0025】以上の構成において,実施例1の作用を説
明する。先ず,上流側排気管200,および下流側排気
管203内での排気ガスの温度変化を説明する。排気管
全体が常温状態であるところで,エンジンを始動する
と,内管202,205内に排気ガスが流れ,その排気
ガスから内管202,205に熱が伝わる。内管20
2,205は熱容量が小さいため,その温度はすぐに上
昇して,排気ガスと内管202,205との温度差が小
さくなる。従って,排気ガスから内管202,205へ
の伝熱量が減少して,排気ガス温度は保持される。
【0026】また,内管内を通過した排気ガスは,縮径
部210からインナチューブ209内に導かれるため,
熱容量の大きい外管に触れることがない。このとき,イ
ンナチューブ209は,内管202,205と同様に,
肉薄で熱容量が小さいため,インナチューブ209の温
度はすぐに上昇して,排気ガスとインナチューブ209
との温度差が小さくなる。従って,排気ガスからインナ
チューブ209への伝熱量が減少して,排気ガス温度は
保持される。また,排気ガスの圧力は縮径部210で上
昇した後,徐々に拡径するインナチューブ209により
緩やかに減少させられる。すなわち,温度が高い上流側
で速くなり,急速に通過するため,熱交換される量が少
なくなる。また,下流側はお互いがオーバーラップして
いるため,インナチューブ209の連結隙間から排気ガ
スが漏れることは少なく,そのインナチューブ209に
よる排気ガスの熱量損失が低減される。従って,排気ガ
スの温度低下が抑制されるものである。
【0027】また,高速走行時あるいは登坂走行時に
は,排気ガスの流量が多く,かつ温度も高くなるが,と
同様にインナチューブ209の連結隙間からガス漏れす
ることは少なく,そのインナチューブ209による排気
ガスの熱量損失が低減される。また,ベローズ207
が,直接高温の排気ガスに曝されることがないため,高
温となって破損することが防止される。内管202,2
05,インナチューブ209は高温となるが,排気管を
構成する強度部材ではないため,熱応力が集中して破損
することはない。
【0028】さらに,アウタパイプ209nと下流側排
気管203の外管204とはそれぞれ溶接により連結さ
れ,円筒状パイプ209mと内管205との隙間は,外
管204と内管205との隙間より狭い隙間で嵌合され
ているため,外管204と内管205との隙間に排気ガ
スが侵入することが防止されるとともに,外管201,
204との温度差による内管202,205の伸びが吸
収される。また,複数の円筒状パイプ209a,209
b,‥‥209m同士,および最下流の円筒状パイプ2
09mとアウタパイプ209nとは,その周方向の数箇
所で連結手段としての連結ピン213により3次元的に
屈曲可能に連結されているため,エンジンの振動がマフ
ラに伝達するのを防止する。
【0029】〔実施例2〕図3は,本発明の実施例2の
一部縦断面図を示し,下流側排気管300とフレキシブ
ルチューブ301との接続部を示している。下流側排気
管300は,実施例1と同じく外管302と内管303
とで二重に形成されている。外管302は排気管全体の
強度部材となるよう厚肉に形成されている。内管303
は,外管302に比べて肉薄,例えば板厚0.5mm
で,高温排気ガスによる腐食に耐えるようにステンレス
等の材料で形成されている。また,その外管302と内
管303との間にスペーサ304が設けられていること
は実施例1と同様である。そして,フレキシブルチュー
ブ301は,上流側排気管の外管(図示せず)と下流側
排気管300の外管302の間に設けられているベロー
ズ305,そのベローズ305の外側を覆ったアウタブ
レード306,上流側排気管の内管(図示せず)と下流
側排気管300の内管303との間に設けられるインナ
チューブ307等で形成されている。
【0030】上記の内管303の前端には,拡径部30
8が外管302より延長して形成されている。拡径部3
08は,外管302との間に,後述するアウタパイプ3
07nが挿入できる隙間を設けて形成されている。
【0031】インナチューブ307は,実施例1と同じ
く,複数の円筒状パイプおよびアウタパイプからなり,
内管303と同じく,外管302に比べて肉薄,例えば
板厚0.5mmで,高温排気ガスによる腐食に耐えるよ
うにステンレス等の材料で形成されている。そして,最
下流の円筒状パイプ307mは内管303の拡径部20
8に内側より嵌合されている。インナチューブ307に
は,最下流の円筒状パイプ307mの外側に,外管30
2と拡径部308との間に挿入するアウタパイプ307
nが設けられている。
【0032】複数の単位同士,および最下流の円筒状パ
イプ307mとアウタパイプ307nとは,その周方向
の数箇所で連結手段としての連結ピン309により3次
元的に屈曲可能に連結されている。そして,アウタパイ
プ307nと外管302とは溶接により連結されてい
る。
【0033】以上の構成において,実施例2の作用を説
明する。の内管302の前端に形成された拡径部308
と外管302との間に,インナチューブ307を構成す
るアウタパイプ307nが挿入され,かつ,拡径部30
8の内側に最下流の円筒状パイプ307mが嵌合されて
いるため,外管302,アウタパイプ307n,拡径部
308および最下流の円筒状パイプ307mとの各隙間
からの排気ガス漏れはさらに防止される。他の構成にお
ける作用は実施例1と同じである。
【0034】〔実施例3〕図4は,本発明の実施例3の
一部縦断面図を示し,下流側排気管400とフレキシブ
ルチューブ401との接続部を示している。下流側排気
管400は,実施例1,2と同じく外管402と内管4
03とで二重に形成されている。外管302は排気管全
体の強度部材となるよう厚肉に形成されている。内管4
03は,外管402に比べて肉薄,例えば板厚0.5m
mで,高温排気ガスによる腐食に耐えるようにステンレ
ス等の材料で形成され,外管402より僅かに延長して
形成されていることは,実施例1と同じである。さら
に,その外管402と内管403との間にスペーサ40
4が設けられていることは実施例1と同じである。そし
て,フレキシブルチューブ401は,上流側排気管の外
管(図示せず)と下流側排気管400の外管402の間
に設けられているベローズ405,そのベローズ405
の外側を覆ったアウタブレード406,上流側排気管の
内管(図示せず)と下流側排気管400の内管403と
の間に設けられるインナチューブ407等で形成されて
いる。
【0035】インナチューブ407は,断面S字状の複
数の円筒状パイプ,内側に折り返した断面J字状のアウ
タパイプおよび最下流の円筒状パイプからなり,内管4
03と同じく,外管402に比べて肉薄,例えば板厚
0.5mmで,高温排気ガスによる腐食に耐えるように
ステンレス等の材料で形成されている。そして,アウタ
パイプ407nは,下流側排気管400の外管402の
内側に嵌合して溶接されている。アウタパイプ407n
の内側には,最下流の円筒状パイプ407mが嵌合して
おり,その嵌合部407pが内管403に嵌合してい
る。その円筒状パイプ同士は湾曲部407rにより,最
下流の円筒状パイプ407mと断面S字状の円筒状パイ
プ407kとは湾曲部407qにより接続されている。
【0036】複数の円筒状パイプ同士,および最下流の
円筒状パイプ407mとアウタパイプ407nとは,そ
の周方向の数箇所で連結手段としての連結ピン408に
より3次元的に屈曲可能に連結されている。
【0037】以上の構成において,実施例3の作用を説
明する。嵌合部407pが内管403に嵌合していると
ともに,最下流の円筒状パイプ407mと断面S字状の
円筒状パイプ407kとは湾曲部407qにより,複数
の円筒状パイプ同士は湾曲部407rにより接続されて
いるため,その各隙間からの排気ガス漏れはさらに防止
される。他の構成における作用は実施例1,2と同じで
ある。
【0038】〔実施例4〕図5は,本発明の実施例4の
一部を示す斜視図を示し,インナチューブの変形例を示
したものである。
【0039】この実施例において,エンジンに連なり,
外管と内管とで二重に形成されている上流側排気管,触
媒に連なり,外管と内管とで二重に形成されている下流
側排気管,上流側排気管の外管と下流側排気管の外管と
の間に設けられているベローズ,ベローズの外側を覆っ
たアウタブレード等は,実施例1と同じであるので図示
を省略してある。
【0040】本実施例のインナチューブ500は,外管
に比べて肉薄,例えば板厚0.5mmで,高温排気ガス
による腐食に耐えるようなステンレス等の短冊状板材5
01を,互いに重複するように螺旋状に巻いて形成され
ている。従って,インナチューブ500には,短冊状板
材501が内側となる細端部502および外側となる太
端部503がそれぞれ形成されている。
【0041】そして,インナチューブ500の細端部5
02を縮径部に外側より嵌合し,太端部503を下流側
排気管の内管に内側より嵌合しているが,図には省略さ
れている。
【0042】以上の構成において,その作用を説明す
る。実施例4では,インナチューブ500が一枚の短冊
状板材501で螺旋状に巻いて形成されているため,部
品点数が少なくて軽量化できるとともに,安価に製造で
きる。また,インナチューブ500は,肉薄で熱容量が
小さいため,その温度がすぐに上昇して,排気ガスとイ
ンナチューブ500との温度差が小さくなる。従って,
排気ガスからインナチューブ500への伝熱量が減少し
て,排気ガス温度は保持される。また,排気ガスの圧力
は縮径部で上昇した後,徐々に拡径するインナチューブ
500により緩やかに減少させられるため,インナチュ
ーブ500の連結隙間から排気ガスが漏れることは少な
く,そのインナチューブ500による排気ガスの熱量損
失が低減される。従って,排気ガスの温度低下が抑制さ
れるものである。他の構成における作用は実施例1と同
じである。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように,本発明の二重管一
体型フレキシブルチューブ(請求項1)によれば,排気
管の内管内に流れた排気ガスから内管,インナチューブ
に熱が伝わる。内管,インナチューブは肉薄であるた
め,その温度はすぐに上昇して,排気ガスの熱損失が低
減されて,排気ガスの温度低下が抑制できる。従って,
下流側排気管に連なる触媒の早期活性化を図ることがで
きる。また,前記内管内を通過した排気ガスは徐々に拡
径するインナチューブにより緩やかに減少させられるた
め,インナチューブの連結隙間から排気ガスが漏れるこ
とが防止できる。従って,高速走行時あるいは登坂走行
時に,排気ガスの流量が多く,かつ温度が高くなって
も,排気ガスによってベローズが高温となり破損するの
が防止できる。
【0044】また,本発明の二重管一体型フレキシブル
チューブ(請求項2)は,下流側の最後の円筒形のパイ
プと下流側排気管の内管の内側との間の隙間が,外管と
内管との隙間より狭い隙間であるため,下流側の最後の
円筒形のパイプと内管との隙間からの排気ガス漏れが抑
制される。
【0045】また,本発明の二重管一体型フレキシブル
チューブ(請求項3)は,連結手段が複数のピンである
ため,簡単な構成でかつ容易に円筒形のパイプの連結を
行うことができる。
【0046】また,本発明の二重管一体型フレキシブル
チューブ(請求項4)は,肉薄で,かつ,短冊状板材を
重複して螺旋状に巻いたインナーチュブを上流側排気管
の内管と下流側排気管の内管との間に設ける。従って,
上流側排気管から流入した排気ガスは,インナーチュブ
(排気通路)を通過して下流側排気管へ排出されるの
で,排気ガスの接触する部分の熱容量が小さくなり,例
えば,排気ガスが低温時に,インナーチューブの壁温を
早期に上昇させ,排気ガスの温度低下が防止される。ま
た,熱容量の大きなベローズと排気ガスとの接触が少な
くなるので,排気ガスの温度低下が防止される。さら
に,排気ガスが高温時に,排気ガスがインナーチューブ
からベローズへ漏れることが抑制され,ベローズが高温
となることが回避される。さらに,インナーチューブが
一枚の短冊状板材を螺旋状に巻いて形成されているた
め,部品点数が少なく,軽量化でき,安価に製造でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した自動車の排気系の概略構成図
である。
【図2】本発明の実施例1の縦断面図である。
【図3】本発明の実施例2の一部縦断面図である。
【図4】本発明の実施例3の一部縦断面図である。
【図5】本発明の実施例4の一部を示す斜視図である。
【図6】従来例の縦断面図である。
【符号の説明】
100,200,601 上流側排
気管 101,203,300,400,602 下流側排
気管 201,204,302,402 外管 202,205,303,403 内管 209,307,407,500 インナチ
ューブ 209a,209m,307m,407m パイプ 209n,307n,407n アウタパ
イプ 213,309,408 連結ピン 501 短冊状板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外管と該外管より肉薄の内管とで形成さ
    れた二重管から成り,エンジンに連結された上流側排気
    管と,外管と該外管より肉薄の内管とで形成された二重
    管から成り,触媒に連結された下流側排気管とを屈曲可
    能に連結する二重管一体型フレキシブルチューブにおい
    て,前記上流側排気管の外管と下流側排気管の外管との
    間で任意に屈曲可能に連結されたベローズと,肉薄で,
    かつ,入れ子関係となるように内径を次第に大きくして
    形成した複数の円筒形のパイプから成るインナーチュブ
    と,前記複数のインナーチュブを屈曲可能に連結する連
    結手段とを備え,前記上流側排気管の内管の後端接続部
    の径を絞り,かつ,前記インナーチュブは,前記複数の
    円筒形のパイプのうち,上流側排気管側の円筒形のパイ
    プを前記上流側排気管の内管の後端接続部に嵌合・連結
    し,順次,次位置の円筒形のパイプを前位置の円筒形の
    パイプの外側に嵌合・連結し,下流側の最後の円筒形の
    パイプを前記下流側排気管の内管の内側に嵌合・連結す
    る構成であることを特徴とする二重管一体型フレキシブ
    ルチューブ。
  2. 【請求項2】 前記下流側の最後の円筒形のパイプと前
    記下流側排気管の内管の内側との間の隙間が,前記外管
    と内管との隙間より狭い隙間であることを特徴とする請
    求項1記載の二重管一体型フレキシブルチューブ。
  3. 【請求項3】 前記連結手段は複数のピンであることを
    特徴とする請求項1または2記載の二重管一体型フレキ
    シブルチューブ。
  4. 【請求項4】 外管と該外管より肉薄の内管とで形成さ
    れた二重管から成り,エンジンに連結された上流側排気
    管と,外管と該外管より肉薄の内管とで形成された二重
    管から成り,触媒に連結された下流側排気管とを屈曲可
    能に連結する二重管一体型フレキシブルチューブにおい
    て,前記上流側排気管の外管と下流側排気管の外管との
    間で任意に屈曲可能に連結されたベローズと,前記上流
    側排気管の内管と下流側排気管の内管との間に設けら
    れ,肉薄で,かつ,短冊状板材を重複して螺旋状に巻い
    たインナーチュブとを備えたことを特徴とする二重管一
    体型フレキシブルチューブ。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20040031941A (ko) * 2002-10-08 2004-04-14 현대자동차주식회사 플렉시블 튜브의 구조
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