JPH0842342A - 加圧式リザーブタンク - Google Patents
加圧式リザーブタンクInfo
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- JPH0842342A JPH0842342A JP18104994A JP18104994A JPH0842342A JP H0842342 A JPH0842342 A JP H0842342A JP 18104994 A JP18104994 A JP 18104994A JP 18104994 A JP18104994 A JP 18104994A JP H0842342 A JPH0842342 A JP H0842342A
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Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 加圧式リザーブタンク内を循環するエンジン
冷却水に高い圧力を付加することにより、ウォータポン
プのキャビテーションの発生を無くす。 【構成】 加圧式リザーブタンク1の気相部を仕切板5
によって上方空気室6と、液相部8に接した下方空気室
7に分割し、仕切板5に加圧弁10と負圧弁20を設
け、上方空気室6の上部に密封栓31で密閉された注水
口30を設ける。これにより容積の縮小した下方空気室
7の圧力を冷却水の膨張量の変動に対して加圧弁10の
開弁圧近くに上げることができるため、タンク1内を循
環する冷却水8に高い圧力が付加される。
冷却水に高い圧力を付加することにより、ウォータポン
プのキャビテーションの発生を無くす。 【構成】 加圧式リザーブタンク1の気相部を仕切板5
によって上方空気室6と、液相部8に接した下方空気室
7に分割し、仕切板5に加圧弁10と負圧弁20を設
け、上方空気室6の上部に密封栓31で密閉された注水
口30を設ける。これにより容積の縮小した下方空気室
7の圧力を冷却水の膨張量の変動に対して加圧弁10の
開弁圧近くに上げることができるため、タンク1内を循
環する冷却水8に高い圧力が付加される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等のエンジン冷
却水系に用いられる加圧式リザーブタンクに関する。
却水系に用いられる加圧式リザーブタンクに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の加圧式リザーブタンクと
して、例えば実開昭61−94232号公報に示される
ように、タンク本体の上部に調圧キャップ(加圧弁)を
取付け、タンク本体内にエンジン冷却水を流すインレッ
トチューブとアウトレットチューブを設け、調圧キャッ
プが取付けられた位置よりも上方に突出して空気室を設
けたものがある。
して、例えば実開昭61−94232号公報に示される
ように、タンク本体の上部に調圧キャップ(加圧弁)を
取付け、タンク本体内にエンジン冷却水を流すインレッ
トチューブとアウトレットチューブを設け、調圧キャッ
プが取付けられた位置よりも上方に突出して空気室を設
けたものがある。
【0003】なお、加圧式リザーブタンクの空気室の容
積は、エンジン冷却水系が最大膨張量となった場合に於
いて、エンジン冷却水(以下、単に冷却水と呼ぶ)がリ
ザーブタンク外へオーバフローしない程度の大きさに設
定されている。
積は、エンジン冷却水系が最大膨張量となった場合に於
いて、エンジン冷却水(以下、単に冷却水と呼ぶ)がリ
ザーブタンク外へオーバフローしない程度の大きさに設
定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】併しながら、上記のよ
うな加圧式リザーブタンクに於いては、冷却水が最大膨
張量の場合には、空気室の容積が減少して空気室内の空
気が圧縮されるため、調圧キャップの設定圧に近い高い
圧力が冷却水に付加されるが、冷却水が最大膨張量以下
の場合には、空気室内の空気が十分に圧縮されないた
め、冷却水に調圧キャップの設定圧が付加されない。
うな加圧式リザーブタンクに於いては、冷却水が最大膨
張量の場合には、空気室の容積が減少して空気室内の空
気が圧縮されるため、調圧キャップの設定圧に近い高い
圧力が冷却水に付加されるが、冷却水が最大膨張量以下
の場合には、空気室内の空気が十分に圧縮されないた
め、冷却水に調圧キャップの設定圧が付加されない。
【0005】冷却水に高い圧力が付加されない状態で且
つ冷却水温の高い場合に高負荷,高速運転を行うと、冷
却水中に多数の気泡が発生するため、この多数の気泡に
より冷却水循環用のウォータポンプにキャビテーション
を生じ、ウォータポンプの圧送能力が低下するので、エ
ンジン各部の温度上昇を招き、エンジンの出力が低下し
たり、ウォータポンプのインペラの寿命が低下する等の
問題がある。
つ冷却水温の高い場合に高負荷,高速運転を行うと、冷
却水中に多数の気泡が発生するため、この多数の気泡に
より冷却水循環用のウォータポンプにキャビテーション
を生じ、ウォータポンプの圧送能力が低下するので、エ
ンジン各部の温度上昇を招き、エンジンの出力が低下し
たり、ウォータポンプのインペラの寿命が低下する等の
問題がある。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、冷却水が最大膨張量以下の場合に於いても、冷却水
に調圧キャップの設定圧を付加させて冷却水中の気泡の
発生を抑えることにより、ウォータポンプのキャビテー
ションを生じない加圧式リザーブタンクを提供すること
を目的とする
で、冷却水が最大膨張量以下の場合に於いても、冷却水
に調圧キャップの設定圧を付加させて冷却水中の気泡の
発生を抑えることにより、ウォータポンプのキャビテー
ションを生じない加圧式リザーブタンクを提供すること
を目的とする
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、請求項1記載の発明では、気相部と液相
部を有し、エンジン冷却水の循環する加圧式リザーブタ
ンクに於いて、前記気相部に設けられ、この気相部を上
方空気室と前記液相部に接した下方空気室に分割する仕
切板と、前記仕切板に設けられ、前記下方空気室の圧力
が設定値以上になると開弁する加圧弁と、前記仕切板に
設けられ、前記上方空気室の圧力が前記下方空気室の圧
力よりも設定値以上になると開弁する負圧弁と、前記上
方空気室の上部に設けられ、密封栓で密閉された注水口
と、を備えた構成とするものである。
達成するため、請求項1記載の発明では、気相部と液相
部を有し、エンジン冷却水の循環する加圧式リザーブタ
ンクに於いて、前記気相部に設けられ、この気相部を上
方空気室と前記液相部に接した下方空気室に分割する仕
切板と、前記仕切板に設けられ、前記下方空気室の圧力
が設定値以上になると開弁する加圧弁と、前記仕切板に
設けられ、前記上方空気室の圧力が前記下方空気室の圧
力よりも設定値以上になると開弁する負圧弁と、前記上
方空気室の上部に設けられ、密封栓で密閉された注水口
と、を備えた構成とするものである。
【0008】請求項2記載の発明では、密封栓の取外さ
れた前記注水口に、前記上方空気室の圧力が設定値以上
になると開弁する調圧弁を受けた構成とするものであ
る。
れた前記注水口に、前記上方空気室の圧力が設定値以上
になると開弁する調圧弁を受けた構成とするものであ
る。
【0009】
【作用および発明の効果】請求項1記載の発明によれ
ば、冷却水の温度上昇により膨張量が増大すると、分割
されて容積の小さくなった下方空気室内の空気が急速に
圧縮されて圧力が急速に上昇し、冷却水に高い圧力が付
加される。高負荷運転により冷却水温が上昇し、冷却水
の膨張量が増大すると、下方空気室の圧力が上昇する
が、その圧力が加圧弁の開弁圧以上になると、加圧弁が
開弁して下方空気室の空気が上方空気室に流出するた
め、下方空気室の圧力は加圧弁の開弁圧に近い圧力に維
持され、冷却水に加圧弁の設定圧が継続して付加され
る。
ば、冷却水の温度上昇により膨張量が増大すると、分割
されて容積の小さくなった下方空気室内の空気が急速に
圧縮されて圧力が急速に上昇し、冷却水に高い圧力が付
加される。高負荷運転により冷却水温が上昇し、冷却水
の膨張量が増大すると、下方空気室の圧力が上昇する
が、その圧力が加圧弁の開弁圧以上になると、加圧弁が
開弁して下方空気室の空気が上方空気室に流出するた
め、下方空気室の圧力は加圧弁の開弁圧に近い圧力に維
持され、冷却水に加圧弁の設定圧が継続して付加され
る。
【0010】そのため、冷却水温の高い状態で高負荷,
高速運転が行われても、冷却水に付加されている加圧弁
の設定圧によって冷却水の気泡の発生は抑えられるた
め、ウォータポンプのキャビテーションは生じないの
で、ウォータポンプの圧送能力の低下によるエンジン各
部の温度上昇と、それに伴うエンジン出力の低下が防止
されると共に、ウォータポンプのインペラ寿命も確保さ
れる。
高速運転が行われても、冷却水に付加されている加圧弁
の設定圧によって冷却水の気泡の発生は抑えられるた
め、ウォータポンプのキャビテーションは生じないの
で、ウォータポンプの圧送能力の低下によるエンジン各
部の温度上昇と、それに伴うエンジン出力の低下が防止
されると共に、ウォータポンプのインペラ寿命も確保さ
れる。
【0011】次に、下方空気室を流れる冷却水の膨張量
が減少すると、上方空気室との圧力差により負圧弁が開
弁し、上方空気室から下方空気室へ圧力が抜けて下方空
気室の圧力は上方空気室の圧力と略等しくなるため、引
続き冷却水に圧力が付加され、後述の図6に示すよう
に、冷却水温がt1 付近までの降下ならば、冷却水に加
圧弁の設定圧が付加されるので、上述の作用効果を奏す
る。
が減少すると、上方空気室との圧力差により負圧弁が開
弁し、上方空気室から下方空気室へ圧力が抜けて下方空
気室の圧力は上方空気室の圧力と略等しくなるため、引
続き冷却水に圧力が付加され、後述の図6に示すよう
に、冷却水温がt1 付近までの降下ならば、冷却水に加
圧弁の設定圧が付加されるので、上述の作用効果を奏す
る。
【0012】また、冷却水の補給の必要な場合には、密
封栓を取外して注水口より冷却水を上方空気室へ注水す
ることにより、冷却水は負圧弁を通って下方空気室に接
する液相部に補給される。請求項2記載の発明によれ
ば、請求項1記載の発明の作用効果に加え、注水口に調
圧弁が設けられているため、下方空気室内の冷却水の水
位がフルレベルを超えて注水された場合、冷却水の膨張
量を吸収する空気量が不足して内圧が異常上昇するのが
防止されるので、内圧の異常上昇によるリザーブタンク
及び周辺部材の破損が防止される。
封栓を取外して注水口より冷却水を上方空気室へ注水す
ることにより、冷却水は負圧弁を通って下方空気室に接
する液相部に補給される。請求項2記載の発明によれ
ば、請求項1記載の発明の作用効果に加え、注水口に調
圧弁が設けられているため、下方空気室内の冷却水の水
位がフルレベルを超えて注水された場合、冷却水の膨張
量を吸収する空気量が不足して内圧が異常上昇するのが
防止されるので、内圧の異常上昇によるリザーブタンク
及び周辺部材の破損が防止される。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。図1は、加圧式リザーブタンクの実施例を示す概
略縦断面図である。図1に於いて、2は樹脂等より成る
本体ケースで、本体ケース2には矢印イで示す冷却水を
本体ケース2へ流入する流入管3と、矢印口で示す冷却
水を本体ケース2より流出する流出管4が設けられてい
る。本体ケース2内の気相部は、仕切板5により上方空
気室6と下方気相部7に分割されており、下方空気室7
は冷却水の液相部8に接している。
する。図1は、加圧式リザーブタンクの実施例を示す概
略縦断面図である。図1に於いて、2は樹脂等より成る
本体ケースで、本体ケース2には矢印イで示す冷却水を
本体ケース2へ流入する流入管3と、矢印口で示す冷却
水を本体ケース2より流出する流出管4が設けられてい
る。本体ケース2内の気相部は、仕切板5により上方空
気室6と下方気相部7に分割されており、下方空気室7
は冷却水の液相部8に接している。
【0014】仕切板5には、下方空気7の圧力が例えば
0.9kgf/cm2 以上になると開弁する加圧弁10
と、上方空気室6の圧力が下方空気室7の圧力よりも例
えば0.05kgf/cm2 以上になると開弁する負圧
弁20が設けられており、上方空気室6の上部には、密
封栓31で密封された注水口30が設けられており、以
上により加圧式リザーブタンク1が形成されている。
0.9kgf/cm2 以上になると開弁する加圧弁10
と、上方空気室6の圧力が下方空気室7の圧力よりも例
えば0.05kgf/cm2 以上になると開弁する負圧
弁20が設けられており、上方空気室6の上部には、密
封栓31で密封された注水口30が設けられており、以
上により加圧式リザーブタンク1が形成されている。
【0015】図2は、加圧弁10の構成を示す概略縦断
面図で、図2に示すように、円形の開口部11を有する
円筒状のケース12内には、スプリング13の付勢力に
より開口部11を押圧して閉じる円板状の弁体14が設
けられており、ケース12の端部に嵌合固定される円板
状の固定板15によってスプリング13に所要の付勢力
が生じるように組付けられていて、矢印Aの圧力がスプ
リング13の付勢力より大きくなると、弁体14が開く
ようになっている。
面図で、図2に示すように、円形の開口部11を有する
円筒状のケース12内には、スプリング13の付勢力に
より開口部11を押圧して閉じる円板状の弁体14が設
けられており、ケース12の端部に嵌合固定される円板
状の固定板15によってスプリング13に所要の付勢力
が生じるように組付けられていて、矢印Aの圧力がスプ
リング13の付勢力より大きくなると、弁体14が開く
ようになっている。
【0016】図3は、負圧弁20の構成を示す概略縦断
面図で、図3に示すように、加圧弁20を逆にした構造
をしていて、円形の開口部21を有する円筒状のケース
22内には、スプリング23の付勢力により開口部21
を押圧して閉じる円板状の弁体24が設けられており、
ケース22の端部に嵌合固定される円板状の固定板25
によってスプリング23に所要の付勢力が生じるように
組付けられていて、矢印Bの圧力が矢印Aの圧力にスプ
リング23の付勢力を加えたものより大きくなると、弁
体24が開くようになっている。
面図で、図3に示すように、加圧弁20を逆にした構造
をしていて、円形の開口部21を有する円筒状のケース
22内には、スプリング23の付勢力により開口部21
を押圧して閉じる円板状の弁体24が設けられており、
ケース22の端部に嵌合固定される円板状の固定板25
によってスプリング23に所要の付勢力が生じるように
組付けられていて、矢印Bの圧力が矢印Aの圧力にスプ
リング23の付勢力を加えたものより大きくなると、弁
体24が開くようになっている。
【0017】図4は、加圧弁10の他の構成を示す概略
縦断面図で、下方空気室7の圧力が温度と相関のある場
合に用いられる。図4に示すように、円柱状の本体16
には、複数の連通孔17が設けられており、温度によっ
て連通孔17を開閉するバイメタル等より成る遮蔽板1
8が設けられていて、低温時は図4(A)に示す如く、
連通孔17は遮蔽板18で閉じられ、高温時には図4
(B)に示す如く、遮蔽板18が反転して連通孔17が
開かれているようになっている。
縦断面図で、下方空気室7の圧力が温度と相関のある場
合に用いられる。図4に示すように、円柱状の本体16
には、複数の連通孔17が設けられており、温度によっ
て連通孔17を開閉するバイメタル等より成る遮蔽板1
8が設けられていて、低温時は図4(A)に示す如く、
連通孔17は遮蔽板18で閉じられ、高温時には図4
(B)に示す如く、遮蔽板18が反転して連通孔17が
開かれているようになっている。
【0018】図5は、リザーブタンク1を流れる冷却水
の循環経路の各事例を示すもので、図5(A)は、エン
ジン101よりラジエータ102を経てリザーブタンク
1へ流れ、リザーブタンク1よりウォータポンプ103
に戻る常時循環を示し、図5(B)は、図5(A)に於
いてリザーブタンク1よりラジエータ102とサーモス
タット104を経てウォータポンプ103に戻るサーモ
スタット開時の循環を示す。
の循環経路の各事例を示すもので、図5(A)は、エン
ジン101よりラジエータ102を経てリザーブタンク
1へ流れ、リザーブタンク1よりウォータポンプ103
に戻る常時循環を示し、図5(B)は、図5(A)に於
いてリザーブタンク1よりラジエータ102とサーモス
タット104を経てウォータポンプ103に戻るサーモ
スタット開時の循環を示す。
【0019】図5(C)は、エンジン101より分岐し
てラジエータ102とリザーブタンク1に流れ、リザー
ブタンク1よりウォータポンプ103に戻る常時循環を
示し、図5(D)は、図5(C)に於いてリザーブタン
ク1よりラジエータ102とサーモスタット104を経
てウォータポンプ103に戻るサーモスタット開時の循
環を示す。
てラジエータ102とリザーブタンク1に流れ、リザー
ブタンク1よりウォータポンプ103に戻る常時循環を
示し、図5(D)は、図5(C)に於いてリザーブタン
ク1よりラジエータ102とサーモスタット104を経
てウォータポンプ103に戻るサーモスタット開時の循
環を示す。
【0020】次に、上記の実施例について、その作用を
説明する。図6は、冷却水の膨張量に対する冷却系内圧
を従来のものと比較したもので、図6に示すように、高
負荷運転により冷却水温がt1 からt2 に上昇すると、
冷却水8の膨張量が増大するため、従来のものは点線で
示すように、冷却系内圧がb点まで上昇し、冷却水に例
えば0.9kgf/cm2 の高い圧力が付加される。
説明する。図6は、冷却水の膨張量に対する冷却系内圧
を従来のものと比較したもので、図6に示すように、高
負荷運転により冷却水温がt1 からt2 に上昇すると、
冷却水8の膨張量が増大するため、従来のものは点線で
示すように、冷却系内圧がb点まで上昇し、冷却水に例
えば0.9kgf/cm2 の高い圧力が付加される。
【0021】これに対し、本発明のものは下方空気室7
の容積が小さいため、実線で示すように、冷却水温がt
1 の時に下方空気室7の圧力は、既にb点と同じ圧力の
a点に達しており、冷却水温がt1 からt2 に上昇して
も加圧弁10が開弁して下方空気室7の圧力は、加圧弁
10の開弁圧に近い圧力に維持されるので、冷却水8に
例えば0.9kgf/cm2 の高い圧力が継続して付加
される。そのため従来ものに比べて冷却水温が変動して
も、略一定の高い圧力が冷却水8に付加されることにな
る。図7は、走行負荷に対する冷却水温と冷却系の内圧
を従来のものと比較したもので、図7に示すように、走
行負荷の増大に伴って、本発明のものは従来のものより
も高い圧力が冷却水8に付加されるため、冷却水8への
圧力の付加不足によるウォータポンプ103のキャビテ
ーションの発生が抑えられ、それによってエンジン10
1の各部の温度上昇によるエンジン出力の低下が防止さ
れると共に、ウォータポンプ103のインペラ寿命も確
保される。
の容積が小さいため、実線で示すように、冷却水温がt
1 の時に下方空気室7の圧力は、既にb点と同じ圧力の
a点に達しており、冷却水温がt1 からt2 に上昇して
も加圧弁10が開弁して下方空気室7の圧力は、加圧弁
10の開弁圧に近い圧力に維持されるので、冷却水8に
例えば0.9kgf/cm2 の高い圧力が継続して付加
される。そのため従来ものに比べて冷却水温が変動して
も、略一定の高い圧力が冷却水8に付加されることにな
る。図7は、走行負荷に対する冷却水温と冷却系の内圧
を従来のものと比較したもので、図7に示すように、走
行負荷の増大に伴って、本発明のものは従来のものより
も高い圧力が冷却水8に付加されるため、冷却水8への
圧力の付加不足によるウォータポンプ103のキャビテ
ーションの発生が抑えられ、それによってエンジン10
1の各部の温度上昇によるエンジン出力の低下が防止さ
れると共に、ウォータポンプ103のインペラ寿命も確
保される。
【0022】次に下方空気室7を流れる冷却水8の膨張
量が減少すると、上方空気室6との圧力差により負圧弁
20が開弁し、上方空気室6から下方空気室7へ圧力が
抜けて下方空気室7の圧力は上方空気室6の圧力と略等
しくなるため、引続き冷却水8に圧力が付加され、図6
に示すように、冷却水温がt1 付近までの降下ならば、
冷却水8に加圧弁10の設定圧が付加されるので、ウォ
ータポンプ103のキャビテーションの発生は抑えら
れ、上述と同様の作用効果が得られる。
量が減少すると、上方空気室6との圧力差により負圧弁
20が開弁し、上方空気室6から下方空気室7へ圧力が
抜けて下方空気室7の圧力は上方空気室6の圧力と略等
しくなるため、引続き冷却水8に圧力が付加され、図6
に示すように、冷却水温がt1 付近までの降下ならば、
冷却水8に加圧弁10の設定圧が付加されるので、ウォ
ータポンプ103のキャビテーションの発生は抑えら
れ、上述と同様の作用効果が得られる。
【0023】なお、冷却水の補給の必要な場合には、密
封栓31を取外して注水口30より冷却水を上方空気室
6へ注水することにより、注水された冷却水は負圧弁2
0の弁体24を重力にり押し下げて負圧弁20を通り、
下方空気室7に接する液相部(冷却水)8に補給され
る。図8は、加圧式リザーブタンクの他の実施例を示す
概略縦断面図で、図1の加圧式リザーブタンク1と異な
る点は、密封栓31を取除いた注水口30に調圧弁40
を設けたものであり、その他の構成は図1のものと全く
同じである。
封栓31を取外して注水口30より冷却水を上方空気室
6へ注水することにより、注水された冷却水は負圧弁2
0の弁体24を重力にり押し下げて負圧弁20を通り、
下方空気室7に接する液相部(冷却水)8に補給され
る。図8は、加圧式リザーブタンクの他の実施例を示す
概略縦断面図で、図1の加圧式リザーブタンク1と異な
る点は、密封栓31を取除いた注水口30に調圧弁40
を設けたものであり、その他の構成は図1のものと全く
同じである。
【0024】図8に示す加圧式リザーブタンク1に於い
ては、上方空気室6の上部の注水口30に設けられた調
圧弁40の開弁圧を例えば0.9kgf/cm2 に設定
することにより、下方空気室7内の冷却水8の水位がフ
ルレベルを超えて注水された場合、冷却水8の膨張量を
吸収する空気量が不足してリザーブタンク1の内圧が異
常上昇するのが防止されるので、内圧の異常上昇による
リザーブタンク1および周辺部材の破損が防止される。
ては、上方空気室6の上部の注水口30に設けられた調
圧弁40の開弁圧を例えば0.9kgf/cm2 に設定
することにより、下方空気室7内の冷却水8の水位がフ
ルレベルを超えて注水された場合、冷却水8の膨張量を
吸収する空気量が不足してリザーブタンク1の内圧が異
常上昇するのが防止されるので、内圧の異常上昇による
リザーブタンク1および周辺部材の破損が防止される。
【0025】なお、冷却水の補給の必要な場合には、調
圧弁40を取外して注水口30より冷却水を上方空気室
6へ注水することにより、前述と同じ過程を辿り液相部
(冷却水)8に補給される。
圧弁40を取外して注水口30より冷却水を上方空気室
6へ注水することにより、前述と同じ過程を辿り液相部
(冷却水)8に補給される。
【図面の簡単な説明】
【図1】加圧室リザーブタンクの実施例を示す概略縦断
面図である。
面図である。
【図2】加圧弁の構成を示す概略縦断面図である。
【図3】負圧弁の構成を示す概略縦断面図である。
【図4】加圧弁の他の構成を示す概略縦断面図で、
(A)は低温時、(B)は高温時を示す図である。
(A)は低温時、(B)は高温時を示す図である。
【図5】(A),(B),(C),(D)はリザーブタ
ンクを流れる冷却水の循環経路の各事例を示す図であ
る。
ンクを流れる冷却水の循環経路の各事例を示す図であ
る。
【図6】冷却水の膨張量に対する冷却系内圧に関する従
来との比較図である。
来との比較図である。
【図7】走行負荷に対する冷却水温と冷却系内圧に関す
る従来との比較図である。
る従来との比較図である。
【図8】加圧式リザーブタンクの他の実施例を示す概略
縦断面図である。
縦断面図である。
1 加圧式リザーブタンク 5 仕切板 6 上方空気室(気相部) 7 下方空気室(気相部) 8 冷却水(液相部) 10 加圧弁 20 負圧弁 30 注水口 31 密封栓 40 調圧弁
Claims (2)
- 【請求項1】 気相部と液相部を有し、エンジン冷却水
の循環する加圧式リザーブタンクに於いて、 前記気相部に設けられ、この気相部を上方空気室と前記
液相部に接した下方空気室に分割する仕切板と、 前記仕切板に設けられ、前記下方空気室の圧力が設定値
以上になると開弁する加圧弁と、 前記仕切板に設けられ、前記上方空気室の圧力が前記下
方空気室の圧力よりも設定値以上になると開弁する負圧
弁と、 前記上方空気室の上部に設けられ、密封栓で密閉された
注水口と、 を備えたことを特徴とする加圧式リザーブタンク。 - 【請求項2】 密封栓の取外された前記注水口に、前記
上方空気室の圧力が設定値以上になると開弁する調圧弁
を設けたことを特徴とする請求項1記載の加圧式リザー
ブタンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18104994A JPH0842342A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | 加圧式リザーブタンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18104994A JPH0842342A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | 加圧式リザーブタンク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0842342A true JPH0842342A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16093888
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18104994A Withdrawn JPH0842342A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | 加圧式リザーブタンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0842342A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100325735B1 (ko) * | 1999-08-27 | 2002-03-06 | 류정열 | 자동차의 엔진 냉각장치 |
| JP2012122391A (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Ud Trucks Corp | エンジンの冷却装置 |
| CN111619338A (zh) * | 2020-05-31 | 2020-09-04 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种蓄水瓶和双冷却系统 |
| CN115573808A (zh) * | 2022-10-27 | 2023-01-06 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种车用膨胀水箱 |
-
1994
- 1994-08-02 JP JP18104994A patent/JPH0842342A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100325735B1 (ko) * | 1999-08-27 | 2002-03-06 | 류정열 | 자동차의 엔진 냉각장치 |
| JP2012122391A (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Ud Trucks Corp | エンジンの冷却装置 |
| CN111619338A (zh) * | 2020-05-31 | 2020-09-04 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种蓄水瓶和双冷却系统 |
| CN111619338B (zh) * | 2020-05-31 | 2022-06-07 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种蓄水瓶和双冷却系统 |
| CN115573808A (zh) * | 2022-10-27 | 2023-01-06 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种车用膨胀水箱 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |