JPH084252Y2 - ワイヤソー用安全装置 - Google Patents

ワイヤソー用安全装置

Info

Publication number
JPH084252Y2
JPH084252Y2 JP5929392U JP5929392U JPH084252Y2 JP H084252 Y2 JPH084252 Y2 JP H084252Y2 JP 5929392 U JP5929392 U JP 5929392U JP 5929392 U JP5929392 U JP 5929392U JP H084252 Y2 JPH084252 Y2 JP H084252Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire saw
safety device
arm
cut
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5929392U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0623710U (ja
Inventor
宮▲崎▼文隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CLIMB CO., LTD.
Original Assignee
CLIMB CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CLIMB CO., LTD. filed Critical CLIMB CO., LTD.
Priority to JP5929392U priority Critical patent/JPH084252Y2/ja
Publication of JPH0623710U publication Critical patent/JPH0623710U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH084252Y2 publication Critical patent/JPH084252Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、石材や鉄筋コンクリ
ート構造物の切断に用いられるワイヤソーの安全装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ワイヤソー工法は、粒状ダイヤモンドが
電着あるいは焼結されたビーズをワイヤに装着したワイ
ヤソーを使用して、鉄筋コンクリート構造物や石材など
を切断する工法であり、例えば、特公平1−53426
号公報,特公平1ー53427号公報などに開示されて
おり、高能率の切断が可能で、周辺環境に与える影響が
少ないという利点がある。
【0003】ところで、この種の工法では、ワイヤソー
を鉄筋コンクリートなどの切断対象物に巻き掛けて、ワ
イヤソーを駆動プーリーで摩擦走行させることにより施
工されているが、切断対象物の切削抵抗の不均一や、ワ
イヤソーのジョイント部のカシメ不良などの原因によ
り、ワイヤソーが切断するという事故が発生している。
このようなワイヤソーの切断原因のうち、ジョイント部
のカシメ不良は、作業前の確認を厳密にすることなどに
より解決できるが、切削部に異物などが食い込んで、切
削抵抗が大きくなって切断する場合には、その予測が非
常に困難な状況にある。
【0004】切削抵抗の不均一性に起因するワイヤソー
の切断は、通常、ワイヤソーの張り側で発生しており、
ワイヤソーに過大の張力が加わると、切削抵抗の大きい
部分から切断することになるが、このような状態でワイ
ヤソーが切断すると、ワイヤソーはムチのようにしなっ
て駆動プーリ側に飛来し、作業者などに危害を及ぼす。
【0005】このような問題に対して、例えば、特公平
4ー10955号公報には、循環走行させるワイヤソー
の外周にトンネル状または筒状の防護フェンスを設ける
工法が開示されている。この公報に示されている工法に
よれば、作業者などの安全性は確保されるものの、以下
に説明する技術的課題があった。
【0006】
【考案が解決しょうとする課題】すなわち、上記公報に
示されている工法では、トンネル状または筒状の防護フ
ェンスをワイヤソーの外周に設置するので、ワイヤソー
が切断すると、その飛来をフェンスにより防ぐことがで
きるが、実際の施工では、切断の進行に伴ってガイドプ
ーリの盛り変え作業や、切断方向も水平だけでなく垂直
方向もあって、このような盛り変えないしは切断方向の
変更の度に、防護フェンスを解体したり組み立てること
が非常に面倒であった。
【0007】この考案は、このような従来の問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、簡
単な構成により切断したワイヤソーの飛来範囲が規制で
きるワイヤソー用安全装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、切断対象物と駆動プーリーとの間に無端
状態で捲回され、所定の張力状態で循環走行させること
により前記切断対象物を切断するワイヤソーの安全装置
において、前記ワイヤソーの循環走行経路中の少なくと
も張り側上部に設置され、切断した前記ワイヤソーが巻
き付けられる緩衝ブロック材と、この緩衝ブロック材を
一端側で支持するアームと、前記アームの他端側を揺動
可能に支持する支持部材とを備え、前記アームと支持部
材との間に弾性部材を介在させたことを特徴とする。
【0009】前記支持部材は、前記弾性部材を有する連
結部と、設定されたトルク値以上の回転力が作用した際
に、前記アームの支持を開放するトルクリミッターとで
構成することができる。また、前記トルクリミッターに
は、前記アームの支持が開放されたことを検出して外部
に突出するピンを備えたセンサーが設けられ、前記ピン
の突出により作動する近接スイッチを介して前記駆動プ
ーリーを停止させることができる。
【0010】
【作用】上記構成ワイヤソー用安全装置によれば、ワイ
ヤソーが切断したときにこれが緩衝部材に巻き付けられ
るので、まず、この緩衝ブロック材で衝撃が緩和され、
ワイヤソーのそれ以降の飛来が緩衝ブロック材で阻止さ
れる。このとき、緩衝ブロック材を一端側で支持するア
ームは、弾性部材を介在させて支持部材で揺動可能に支
持されているので、切断したワイヤソーが緩衝ブロック
材に巻き付くと、その衝撃は弾性部材で更に緩和され
る。
【0011】請求項2の構成によれば、設定されたトル
ク値以上の回転力が作用した際に、アームの支持を開放
するトルクリミッターが設けられているので、過大な力
が緩衝ブロック材に加わると、安全装置の破壊を防止す
ることができる。また、請求項3の構成によれば、セン
サーによりワイヤソー駆動装置の作動を停止することが
できる。
【0012】
【実施例】以下、本考案の好適な実施例について添付図
面を参照にして詳細に説明する。図1から図4は、本考
案にかかるワイヤソー用安全装置の一実施例を示してい
る。同図に示す安全装置10は、後述するワイヤソーの
循環走行経路中の少なくとも張り側上部に設置され、切
断したワイヤソーが巻き付けられる緩衝ブロック材12
と、このブロック材12を上端側で支持するアーム14
と、このアーム14の他端側を揺動可能に支持する支持
部材16とを備えている。
【0013】緩衝ブロック材12は、この実施例では、
ローラー状に形成されたゴム,軟質合成樹脂材から構成
され、その中心に貫設されたロッドがアーム14の一端
に結合されている。支持部材16は、この実施例では、
連結部18とトルクリミッター20とから構成されてい
る。連結部18は、図3にその詳細を示すように、アー
ム14の下端部が固設される中空状の角型内筒部18a
と、この角型内筒部18aに対して45°の角度で周方
向に変位させて配置された中空状の角型外筒部18b
と、これらの筒部18a,b間に介装された4本の円柱
状ゴムロッド18cとから構成されている。
【0014】この連結部18は、ゴムロッド18cの弾
性限界までは角型内筒部18aの回動が可能であって、
この範囲内で前記アーム14を回動可能に支持し、切断
したワイヤソーが緩衝ブロック材12に巻き付いた時の
衝撃を吸収するとともに、衝撃がゴムロッド18cの弾
性限界を越えると、アーム14は、角型外筒部18bに
剛結合状態になる。
【0015】トルクリミッター20は、その詳細を図
4,5に示すように、連結部18の角型外筒部18bが
カップリング22を介して固設される中空円筒状の外筒
部20aと、この外筒部20aの中心に設けられた固定
軸部20bと、外筒部20aと固定軸部20bとの間に
設けられた一対のトルクスプリング20cとを有してい
る。
【0016】各トルクスプリング20cの一端には、そ
れぞれ円弧状のスイライド片20dが結合されるととも
に、トルクスプリング20cの他端側には、固定軸部2
0b側に固定されたスプリング受け20eが設置されて
いる。一対のスライド片20d間には、外筒部20aに
設けられた溝部20fと嵌合可能なドライブキー20g
が配置され、ドライブキー20gはピン20hで回転可
能に支持されている。
【0017】このように構成されたトルクリミッター2
0では、トルクスプリング20cの設定トルク値(スプ
リングの弾性力)よりも小さい回転力が外筒部20aに
作用している場合には、図4(A)に示すように、ドラ
イブキー20gが溝部20hに嵌合して、固定軸部20
bで外筒部20aを支持するが、外筒部20aにトルク
スプリング20cの設定トルク値よりも大きい回転力が
加わると、ドライブキー20gがスプリング20cの付
勢力に抗して、スライド片20dを押し広げるようにし
て溝部20hから外れ、外筒部20aの支持が開放され
る。
【0018】また、トルクリミッター20の別の断面部
分には、上記した外筒部20bの支持が開放された場合
にこれを検出するセンサー20iが設けられている。こ
のセンサー20iは、図5にその詳細を示すように、ば
ね20jで中心方向に付勢され、外筒部20aに穿設さ
れた貫通孔20kに挿入されたピン20lと、固定軸部
20bに連結する径大部20mに設けられた切欠部20
nとから構成されている。
【0019】このセンサー20iは、外筒部20aが固
定軸部20bに支持されている状態では、ピン20lが
ばね20jの付勢力により切欠部20nに当接している
が、外筒部20aが固定軸部20bの支持から外れて、
相対的に回転すると、ピン20lは、ばね20jの付勢
力に抗して径大部20mの周面に押されて外筒部20a
の外方に突出する。このピン20lの突出を例えば、近
接スイッチ24で受けると、近接スイッチ24の作動に
より、後述する駆動プーリの回転を停止することができ
る。
【0020】なお、図1,2に示した符号26の部材
は、固定軸部20bが固設された取り付けプレートであ
り、同28は、後述するように、トルクリミッター20
によるアーム14の支持が開放された時に、アーム14
の回転防止ストッパーである。以上のように構成された
切断防止装置10は、図6に示すような状態で使用され
る。
【0021】同図においては、壁状コンクリート構造物
Aに貫通孔Bを穿設し、この貫通孔B内にワイヤソーC
を挿通して、構造物Aを垂直に切断する際に、本考案の
安全装置10を使用している。ワイヤソーCは、切断対
象である構造物Aの前面に設置された駆動装置Dの駆動
プーリーEと構造物Aとの間に無端状態で捲回され、駆
動プーリーEをモータやエンジンで回転駆動することに
より循環走行させる。
【0022】このとき、構造物Aの適宜個所には、ガイ
ドシーブFが設置されるとともに、ワイヤソーCの循環
経路途中の張り側に、本考案の安全装置10が設置され
る。安全装置10の設置では、図1,2に仮想線で示す
ように、ワイヤソーCが緩衝ブロック材12の下方にあ
って、その軸方向のほぼ中心に位置するように設置され
る。そして、例えば、駆動装置Dを後方に後退させるこ
とによりワイヤソーCに張力を導入した状態で構造物A
の切断が行われる。
【0023】このとき、例えば、ワイヤソーCが鉄筋に
掛かって切削抵抗が非常に大きくなった場合などに、ワ
イヤソーCが切断すると、切断したワイヤソーCは、図
6に仮想線で示すように飛来して、緩衝ブロック材12
に巻き掛けられる。これによりまず、この緩衝ブロック
材12で衝撃が緩和され、ワイヤソーCのそれ以降の後
方飛来が緩衝ブロック材12で阻止される。この場合、
緩衝ブロック材12を一端側で支持するアーム14は、
ゴムロッド18c(弾性部材)を介在させて連結部18
で揺動可能に支持されているので、切断したワイヤソー
Cが緩衝ブロック材12に巻き付くと、その衝撃はゴム
ロッド18cで更に緩和される。
【0024】一方、緩衝ブロック材12にゴムロッド1
8cの弾性限界以上の過大な力が作用すると連結部18
は剛結合状態になり、この作用力が設定されたトルク値
以上であれば、アーム14の支持を開放するトルクリミ
ッター20が設けられているので、過大な力が緩衝ブロ
ック材12に加わると、安全装置の破壊を防止すること
ができる。なお、上記実施例では、本考案の安全装置に
その破壊を防止するトルクリミッター20を設けたもの
を例示したが、このトルクリミッター20は必ずしも必
要としない。さらに、本考案の安全装置は、例えば、ワ
イヤソーC緩み側にも設置することができる。
【0025】
【考案の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
本考案にかかるワイヤソー用安全装置においては、ワイ
ヤソーが切断したときに、切断したワイヤソーが緩衝ブ
ロック材に巻きついてその飛来範囲が規制されるので、
施工の際の安全範囲を狭くすることができるとともに、
設置が極めて簡単で、ワイヤソーの外周を囲む防護フェ
ンスのように組立,解体の煩わしさがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるワイヤソー用安全装置の一実施
例を示す側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1のAーA断面図である。
【図4】図1のBーB断面説明図である。
【図5】図1のCーC断面説明図である。
【図6】図1の安全装置の使用例の説明図である。
【符号の説明】
10 安全装置 12 緩衝ブロック材 14 アーム 16 支持部材 18 連結部 20 トルクリミッター

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断対象物と駆動プーリーとの間に無端
    状態で捲回され、所定の張力状態で循環走行させること
    により前記切断対象物を切断するワイヤソーの安全装置
    において、前記ワイヤソーの循環走行経路中の少なくと
    も張り側上部に設置され、切断した前記ワイヤソーが巻
    き付けられる緩衝ブロック材と、この緩衝ブロック材を
    一端側で支持するアームと、前記アームの他端側を揺動
    可能に支持する支持部材とを備え、前記アームと支持部
    材との間に弾性部材を介在させたことを特徴とするワイ
    ヤソー用安全装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は、前記弾性部材を有する
    連結部と、設定されたトルク値以上の回転力が作用した
    際に、前記アームの支持を開放するトルクリミッターと
    を有することを特徴とする請求項1記載のワイヤソー用
    安全装置。
  3. 【請求項3】 前記トルクリミッターは、前記アーム
    の支持が開放されたことを検出して外部に突出するピン
    を備えたセンサーが設けられ、前記ピンの突出により作
    動する近接スイッチを介して前記駆動プーリーを停止さ
    せることを特徴とする請求項2記載のワイヤソー用安全
    装置。
JP5929392U 1992-08-24 1992-08-24 ワイヤソー用安全装置 Expired - Lifetime JPH084252Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5929392U JPH084252Y2 (ja) 1992-08-24 1992-08-24 ワイヤソー用安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5929392U JPH084252Y2 (ja) 1992-08-24 1992-08-24 ワイヤソー用安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0623710U JPH0623710U (ja) 1994-03-29
JPH084252Y2 true JPH084252Y2 (ja) 1996-02-07

Family

ID=13109196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5929392U Expired - Lifetime JPH084252Y2 (ja) 1992-08-24 1992-08-24 ワイヤソー用安全装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH084252Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0623710U (ja) 1994-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050011714A1 (en) Anti-vibration element
JPH0626456Y2 (ja) ショックアブソーバ式バンパの車体取付構造
JPH084252Y2 (ja) ワイヤソー用安全装置
US4952197A (en) Belt tensioner and method of making the same
JPH084251Y2 (ja) ワイヤソー用切断防止装置
US4097161A (en) Coupling with overload safety device
JPH0796898B2 (ja) オートテンショナー
US5406710A (en) Hand circular saw
CN111676807A (zh) 防撞桥墩
US2034639A (en) Resilient motor mounting
EP1444453B1 (de) Spannvorrichtung
KR200228248Y1 (ko) 원형 고무 페더를 이용한 자동차 충격 흡수 시설물
CN223086609U (zh) 一种具有缓冲防护功能的木制包装箱
JP3025785B2 (ja) サスペンションリンクの支点位置調節装置
JP3000508U (ja) 切断機
JP2001178238A (ja) 草刈機の刃先保護具
CN203753069U (zh) 挡圈、枢轴组件及包括其的雨刮器系统
CN119909333B (zh) 一种防坠装置的缓冲结构
JPH0441799Y2 (ja)
JPH06254838A (ja) ワイヤーソー駆動装置
KR100380246B1 (ko) 자동차용 스티어링 칼럼의 충격흡수장치
CN223793508U (zh) 一种具有防护功能的智能车位锁
KR200378586Y1 (ko) 선미추진장치
JP3044737B2 (ja) 自動二輪車用フロントフォーク
KR100345133B1 (ko) 충돌 시험용 조향장치

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term