JPH0842541A - 建築用連結部材及び連結方法 - Google Patents
建築用連結部材及び連結方法Info
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- JPH0842541A JPH0842541A JP17886094A JP17886094A JPH0842541A JP H0842541 A JPH0842541 A JP H0842541A JP 17886094 A JP17886094 A JP 17886094A JP 17886094 A JP17886094 A JP 17886094A JP H0842541 A JPH0842541 A JP H0842541A
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Landscapes
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 先端部の簡便な回動操作によって連結される
べき連結材が確実に連結でき、しかもばね弾性を利用し
て連結材の相対変動を吸収し、連結の外れない建築用連
結部材と連結方法を提供する。 【構成】 ボルト頭1aを有したボルト1bの先端部分
を二股部1cとし、二股部に跨がって設けた軸止部1d
に止め羽根1eを回転自在に軸止させて建築用連結部材
1とし、これにコイル状の圧縮ばね体2を装着させ、両
連結材3,3の所定箇所に形成してあるボルト挿通孔に
ボルトを挿通し、ボルト1の一端部を係止させると共
に、他端部をばね体2の端部に係止させた。
べき連結材が確実に連結でき、しかもばね弾性を利用し
て連結材の相対変動を吸収し、連結の外れない建築用連
結部材と連結方法を提供する。 【構成】 ボルト頭1aを有したボルト1bの先端部分
を二股部1cとし、二股部に跨がって設けた軸止部1d
に止め羽根1eを回転自在に軸止させて建築用連結部材
1とし、これにコイル状の圧縮ばね体2を装着させ、両
連結材3,3の所定箇所に形成してあるボルト挿通孔に
ボルトを挿通し、ボルト1の一端部を係止させると共
に、他端部をばね体2の端部に係止させた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築材を連結するのに
好適な建築用連結部材であって、特にばね体を介装させ
てばね圧を利用することにより両建築材をボルト軸方向
に適度に相対変動可能に連結するのに好適な建築用連結
部材に関し、またこれを用いた建築材の連結方法に関す
る。
好適な建築用連結部材であって、特にばね体を介装させ
てばね圧を利用することにより両建築材をボルト軸方向
に適度に相対変動可能に連結するのに好適な建築用連結
部材に関し、またこれを用いた建築材の連結方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】建築材を連結するボルトは一般にはナッ
トで締付けて使用されている。また、このようにして連
結した建築材相互間に適度な相対変動性乃至クッション
性を維持させるために、ボルトに装着したコイルばね等
を両建築材間に介装させるようにすることがある。
トで締付けて使用されている。また、このようにして連
結した建築材相互間に適度な相対変動性乃至クッション
性を維持させるために、ボルトに装着したコイルばね等
を両建築材間に介装させるようにすることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然るに、ナットで締付
けるのは締付け間隔を調整できる利点はあるものの、こ
の間隙の調整が特段に必要ない場合には、締付け作業の
煩わしさと、ナットの緩み止め処理をしなければならな
い煩わしさ等があり、特にナット締付け部分が隙間の中
或いは物陰に位置している場合には、作業性が一層悪く
なると共に、締付け状態が分からないため、固定状態が
不安定ともなり得るものであった。
けるのは締付け間隔を調整できる利点はあるものの、こ
の間隙の調整が特段に必要ない場合には、締付け作業の
煩わしさと、ナットの緩み止め処理をしなければならな
い煩わしさ等があり、特にナット締付け部分が隙間の中
或いは物陰に位置している場合には、作業性が一層悪く
なると共に、締付け状態が分からないため、固定状態が
不安定ともなり得るものであった。
【0004】本発明は、上記の問題点に着眼してこれを
解決すべくなしたものであり、また、例えば、建造物の
躯体間隙、例えば壁と壁、屋根と屋根、その他の隣接平
行状面間、或いは隣接交叉状面間の間隙を被閉するエキ
スパンションジョイントの躯体変動に追従可能な連結構
造等に効果的に適用し得る建築用連結部材と建築材の連
結方法を提供せんとするものである。
解決すべくなしたものであり、また、例えば、建造物の
躯体間隙、例えば壁と壁、屋根と屋根、その他の隣接平
行状面間、或いは隣接交叉状面間の間隙を被閉するエキ
スパンションジョイントの躯体変動に追従可能な連結構
造等に効果的に適用し得る建築用連結部材と建築材の連
結方法を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の特徴の一は、ボルトの一端にボルト頭を有
し、他端部にボルト軸方向及び直交方向に回動自在な直
線状の止め羽根を軸止した構成を具備する建築用連結部
材にある。このボルトにはばね体を装着するのが好まし
い。
の本発明の特徴の一は、ボルトの一端にボルト頭を有
し、他端部にボルト軸方向及び直交方向に回動自在な直
線状の止め羽根を軸止した構成を具備する建築用連結部
材にある。このボルトにはばね体を装着するのが好まし
い。
【0006】また、本発明の特徴の一は、ボルトの一端
にボルト頭を有し、他端部に二股部を有し、この二股間
にボルト軸方向及び直交方向に回動自在な直線状の止め
羽根を軸止した構成を具備する建築用連結部材にある。
このボルトにはばね体を装着するのが好ましい。
にボルト頭を有し、他端部に二股部を有し、この二股間
にボルト軸方向及び直交方向に回動自在な直線状の止め
羽根を軸止した構成を具備する建築用連結部材にある。
このボルトにはばね体を装着するのが好ましい。
【0007】また、本発明の別の特徴の一は、ボルトの
一端にボルト頭を有し、他端部にボルト軸方向及び直交
方向に回動自在な直線状の止め羽根を軸止した構成を具
備する建築用連結部材と、上記ボルトに装着するばね体
を準備し、一方の連結材に形成した挿通孔から止め羽根
をボルト軸方向に延出させた状態でボルトを挿通させ、
さらに他方の連結材に形成した挿通孔を挿通させ、ボル
ト頭を該一方の連結材側に係止すると共に、他方の連結
材を挿通して突出したボルト部分にばね体を装着して適
宜に圧縮させた上で、止め羽根をボルト軸と直交方向に
回動させてばね体の一端部を係止させ、両連結材をばね
圧を利用してボルト軸方向に相対変動可能に連結するよ
うにした建築材の連結方法にある。
一端にボルト頭を有し、他端部にボルト軸方向及び直交
方向に回動自在な直線状の止め羽根を軸止した構成を具
備する建築用連結部材と、上記ボルトに装着するばね体
を準備し、一方の連結材に形成した挿通孔から止め羽根
をボルト軸方向に延出させた状態でボルトを挿通させ、
さらに他方の連結材に形成した挿通孔を挿通させ、ボル
ト頭を該一方の連結材側に係止すると共に、他方の連結
材を挿通して突出したボルト部分にばね体を装着して適
宜に圧縮させた上で、止め羽根をボルト軸と直交方向に
回動させてばね体の一端部を係止させ、両連結材をばね
圧を利用してボルト軸方向に相対変動可能に連結するよ
うにした建築材の連結方法にある。
【0008】本発明の建築材の連結方法は、また、ボル
トの一端にボルト頭を有し、他端部にボルト軸方向及び
直交方向に回動自在な直線状の止め羽根を軸止した構成
を具備する建築用連結部材と、上記ボルトに装着するば
ね体を準備し、ばね体を装着したボルトを一方の連結材
に形成した挿通孔に挿通してばね体をボルト頭側と一方
の連結材間に介在させ、或いはボルトを一方の連結材に
形成した挿通孔に挿通してからばね体をボルトに装着さ
せ、その上で、ボルト先端側を他方の連結材に形成した
挿通孔を挿通させ、さらにボルト先端を引張ってばね体
を適度に圧縮させると共に、ボルト先端部を他方の連結
材から突出させた上で、止め羽根をボルト軸と直交方向
に回動させて他方の連結材側に係止させ、両連結材をば
ね圧を利用してボルト軸方向に相対変動可能に連結する
ようにすることもできる。
トの一端にボルト頭を有し、他端部にボルト軸方向及び
直交方向に回動自在な直線状の止め羽根を軸止した構成
を具備する建築用連結部材と、上記ボルトに装着するば
ね体を準備し、ばね体を装着したボルトを一方の連結材
に形成した挿通孔に挿通してばね体をボルト頭側と一方
の連結材間に介在させ、或いはボルトを一方の連結材に
形成した挿通孔に挿通してからばね体をボルトに装着さ
せ、その上で、ボルト先端側を他方の連結材に形成した
挿通孔を挿通させ、さらにボルト先端を引張ってばね体
を適度に圧縮させると共に、ボルト先端部を他方の連結
材から突出させた上で、止め羽根をボルト軸と直交方向
に回動させて他方の連結材側に係止させ、両連結材をば
ね圧を利用してボルト軸方向に相対変動可能に連結する
ようにすることもできる。
【0009】
【作用】連結材にボルトを挿通した上で止め羽根をボル
ト軸に対して直交状即ちT字状に回動させるだけで連結
材との係止が行える。ボルト頭と止め羽根間においてば
ね体が装着されていれば、この間に圧縮ばね圧が加わ
り、ボルトの係止状態が確実に維持される。ボルト先端
の二股部に止め羽根が軸止されていることにより、ボル
ト全体の一体性(一本状態)が強まり、止め羽根の直交
位置での安定性も一層向上する。このボルトによれば、
ばね体を圧縮するか、ボルトを引っ張る操作と止め羽根
を直交状にする操作だけで建築材とボルトの係止が行わ
れる。
ト軸に対して直交状即ちT字状に回動させるだけで連結
材との係止が行える。ボルト頭と止め羽根間においてば
ね体が装着されていれば、この間に圧縮ばね圧が加わ
り、ボルトの係止状態が確実に維持される。ボルト先端
の二股部に止め羽根が軸止されていることにより、ボル
ト全体の一体性(一本状態)が強まり、止め羽根の直交
位置での安定性も一層向上する。このボルトによれば、
ばね体を圧縮するか、ボルトを引っ張る操作と止め羽根
を直交状にする操作だけで建築材とボルトの係止が行わ
れる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面によって説明
する。図1は本発明に係るボルトの中間省略した斜視
図、図2はその使用方法を示した係止過程を示す図面で
ある。建築用連結部材1は、ボルト頭1aを有した適宜
長さのボルト1bの先端部分を二股部1cとすると共
に、この二股部に跨がって軸止部1dを設け、この軸止
部1dに棒状乃至細長板状の止め羽根1eを回転自在に
軸止させたものとしてある。上記ボルトは雄ねじ体でも
よいが、雄ねじを形成していない棒体であってもよく、
本発明におけるボルトの意味はこの点で限定されない。
する。図1は本発明に係るボルトの中間省略した斜視
図、図2はその使用方法を示した係止過程を示す図面で
ある。建築用連結部材1は、ボルト頭1aを有した適宜
長さのボルト1bの先端部分を二股部1cとすると共
に、この二股部に跨がって軸止部1dを設け、この軸止
部1dに棒状乃至細長板状の止め羽根1eを回転自在に
軸止させたものとしてある。上記ボルトは雄ねじ体でも
よいが、雄ねじを形成していない棒体であってもよく、
本発明におけるボルトの意味はこの点で限定されない。
【0011】上記止め羽根1eは、ボルトと同軸方向に
位置させた場合にはその一端部が二股部1cの先端から
適度な長さで突出し、ボルト軸方向と直交方向に回転さ
せた(図1矢視の如く)場合にはT字乃至十字状に両端
部が突出し、後述するばね体2の一端部を突出した両端
部で係止できる長さに設定し、さらに操作がしやすいよ
うに、上記一端部の方を他端部よりも適度に長く突出す
るように形成し、この一端部の先端付近に孔1fを穿孔
して形成してある。
位置させた場合にはその一端部が二股部1cの先端から
適度な長さで突出し、ボルト軸方向と直交方向に回転さ
せた(図1矢視の如く)場合にはT字乃至十字状に両端
部が突出し、後述するばね体2の一端部を突出した両端
部で係止できる長さに設定し、さらに操作がしやすいよ
うに、上記一端部の方を他端部よりも適度に長く突出す
るように形成し、この一端部の先端付近に孔1fを穿孔
して形成してある。
【0012】この建築用連結部材1にはボルト1bに適
宜長さのばね体2を装着可能としてある。ばね体2は、
コイル状の圧縮ばねが最も好ましいが、断面U字、V字
乃至W字状、連続波状、その他の適宜形状のものが使用
できる。
宜長さのばね体2を装着可能としてある。ばね体2は、
コイル状の圧縮ばねが最も好ましいが、断面U字、V字
乃至W字状、連続波状、その他の適宜形状のものが使用
できる。
【0013】上記建築用連結部材1による建築材の連結
方法は、図2に示すように行うものである。一方の建築
材3と他方の建築材4との連結の場合、先ず図2(A)
の如く、建築用連結部材1のボルト1bにばね体2を装
着してその一端をボルト頭1aに係止させ(この場合ワ
ッシャーを介在させることができる)、このボルト先端
部を、建築材3に予め形成してあるボルト挿通孔、及び
建築材4に予め形成してあるボルト挿通孔に順次挿通さ
せ、次いで図2(B)の如く、ボルト先端部にワッシャ
ーYを嵌めた上で止め羽根1bをばね体2のばね圧に抗
して引っ張る。例えば同図(A)に示した如き引っ張り
治具Tの先端部を止め羽根1bの孔fに引っ掛けて該治
具Tを引っ張ればよい。
方法は、図2に示すように行うものである。一方の建築
材3と他方の建築材4との連結の場合、先ず図2(A)
の如く、建築用連結部材1のボルト1bにばね体2を装
着してその一端をボルト頭1aに係止させ(この場合ワ
ッシャーを介在させることができる)、このボルト先端
部を、建築材3に予め形成してあるボルト挿通孔、及び
建築材4に予め形成してあるボルト挿通孔に順次挿通さ
せ、次いで図2(B)の如く、ボルト先端部にワッシャ
ーYを嵌めた上で止め羽根1bをばね体2のばね圧に抗
して引っ張る。例えば同図(A)に示した如き引っ張り
治具Tの先端部を止め羽根1bの孔fに引っ掛けて該治
具Tを引っ張ればよい。
【0014】引っ張りつつ軸止部1dが突出した状態で
止め羽根1bをボルト軸に対して直角に倒して治具を外
せば、同図(C)の如くばね圧を受けて止め羽根1bが
ワッシャーYを介して建築材4に係止し、抜け外れるこ
とがない。このようにして、両建築材3,4は確実に連
結され、かつ外圧を受けてばね体2の弾性作用により変
動可能である。
止め羽根1bをボルト軸に対して直角に倒して治具を外
せば、同図(C)の如くばね圧を受けて止め羽根1bが
ワッシャーYを介して建築材4に係止し、抜け外れるこ
とがない。このようにして、両建築材3,4は確実に連
結され、かつ外圧を受けてばね体2の弾性作用により変
動可能である。
【0015】図3は上記とは異なる建築材の連結方法を
示しており、この場合は、先ず図3(A)の如く、ばね
体2を装着しない状態で建築用連結部材1のボルト1b
を建築材3及び建築材4の各挿通孔に挿通してボルト頭
1aを建築材3に係止させる。係止部にはワッシャーを
介在させることができ、また断面W字状の中間部を中間
平坦面としこの面内に挿通孔を形成してなる如きばね体
等を介在させてもよい。その上で建築材4から突出した
ボルト1bに先端側からばね体2を装着し、さらに必要
に応じてワッシャーを装着し、同図(B)の如くばね体
2を適宜治具を用いる等して軸止部1d位置よりも圧縮
させておいて、止め羽根1bをボルト軸と直交方向に回
動させ、ばね体2から治具を外せば、同図(C)の如く
ばね体2はばね圧によって止め羽根1bに係止し、両建
築材3,4がばね圧を利用して連結されることになる。
なお、図示していないが、図2及び図3のいずれにおい
ても建築材3,4間においてボルト1bにばね体2を介
装させることも可能である。
示しており、この場合は、先ず図3(A)の如く、ばね
体2を装着しない状態で建築用連結部材1のボルト1b
を建築材3及び建築材4の各挿通孔に挿通してボルト頭
1aを建築材3に係止させる。係止部にはワッシャーを
介在させることができ、また断面W字状の中間部を中間
平坦面としこの面内に挿通孔を形成してなる如きばね体
等を介在させてもよい。その上で建築材4から突出した
ボルト1bに先端側からばね体2を装着し、さらに必要
に応じてワッシャーを装着し、同図(B)の如くばね体
2を適宜治具を用いる等して軸止部1d位置よりも圧縮
させておいて、止め羽根1bをボルト軸と直交方向に回
動させ、ばね体2から治具を外せば、同図(C)の如く
ばね体2はばね圧によって止め羽根1bに係止し、両建
築材3,4がばね圧を利用して連結されることになる。
なお、図示していないが、図2及び図3のいずれにおい
ても建築材3,4間においてボルト1bにばね体2を介
装させることも可能である。
【0016】次ぎに、本発明の建築用連結部材を用いた
一例としてのエキスパンションジョイントの連結構造を
図4によって説明する。このエキスパンションジョイン
トは、隣接躯体A,Bの外側面の躯体間隙縁部にそれぞ
れ支持部材3,3を固着し、両支持部材3,3に跨がっ
て適宜幅のベース体4を配設し、両支持部材3,3とベ
ース体4の両端部とをばね体2,2及びばね部材5,5
を介装してそれぞれ変動可能にボルト状の建築用連結部
材1,1で連結し、ベース体4には躯体間隙を被閉する
長尺状のカバー体6を被着し、ベース体4の裏面部分に
ビス等で固着する取付部材7とカバー体6とにばね体を
介装したボルト8を挿通して、カバー体6とベース体4
とを変動可能に連結したものである。
一例としてのエキスパンションジョイントの連結構造を
図4によって説明する。このエキスパンションジョイン
トは、隣接躯体A,Bの外側面の躯体間隙縁部にそれぞ
れ支持部材3,3を固着し、両支持部材3,3に跨がっ
て適宜幅のベース体4を配設し、両支持部材3,3とベ
ース体4の両端部とをばね体2,2及びばね部材5,5
を介装してそれぞれ変動可能にボルト状の建築用連結部
材1,1で連結し、ベース体4には躯体間隙を被閉する
長尺状のカバー体6を被着し、ベース体4の裏面部分に
ビス等で固着する取付部材7とカバー体6とにばね体を
介装したボルト8を挿通して、カバー体6とベース体4
とを変動可能に連結したものである。
【0017】上記支持部材3,3は、それぞれ隣接躯体
に固着する部材であって、いずれもアンカーボルトなど
で躯体に固着する支持部材本体と、これらの先端部分即
ち躯体間隙部分に突出する連結子とを係合して形成した
構成を図示してあるが、全体が一体成形した構造のもの
であってもよい。
に固着する部材であって、いずれもアンカーボルトなど
で躯体に固着する支持部材本体と、これらの先端部分即
ち躯体間隙部分に突出する連結子とを係合して形成した
構成を図示してあるが、全体が一体成形した構造のもの
であってもよい。
【0018】ベース体4は、両躯体A,Bに固着した支
持部材3,3の外面部分に形成した各突起に跨がって設
置可能な適宜長さの底面4aと、躯体間隙連続方向の両
側に立ち上げた側面と、底面4aの連結子に穿設したボ
ルト挿通孔と対向する部位にボルト1を挿通可能でかつ
躯体間隙幅方向に長く穿設したボルト挿通長孔とを具備
して形成してある。
持部材3,3の外面部分に形成した各突起に跨がって設
置可能な適宜長さの底面4aと、躯体間隙連続方向の両
側に立ち上げた側面と、底面4aの連結子に穿設したボ
ルト挿通孔と対向する部位にボルト1を挿通可能でかつ
躯体間隙幅方向に長く穿設したボルト挿通長孔とを具備
して形成してある。
【0019】ばね体5は、断面W字状の中間部を中間位
置で平坦面とし、この平坦面内にボルト挿通孔を形成し
た如き構成としてある。これに代えてワッシャーを用い
てもよい。
置で平坦面とし、この平坦面内にボルト挿通孔を形成し
た如き構成としてある。これに代えてワッシャーを用い
てもよい。
【0020】而して、固着した支持部材3,3に跨がっ
てベース体4を配設し、ベース体4の底面内側にばね体
5を合わせ、これらと支持部材3に形成してある各ボル
ト挿通孔にボルト1を挿通させ、かつボルト1にはばね
体2を装着すると共に、ばね体2を適度に圧縮させた状
態でボルト先端を係止することにより、ばね圧を利用し
てボルト1で連結部材2と支持部材3,3とを連結する
ことができる。両躯体即ち支持部材3,3の変動に対し
てはばね体2が変形し、ボルトがずれてこれを吸収する
ので、連結したベース体4は支持部材3に対して連結状
態を確実に維持できる上に、損傷のおそれもない。ま
た、ベース体4のボルト挿通孔が長孔であれば、その分
だけボルト1がずれ得るので、変動吸収性を一層高め
る。
てベース体4を配設し、ベース体4の底面内側にばね体
5を合わせ、これらと支持部材3に形成してある各ボル
ト挿通孔にボルト1を挿通させ、かつボルト1にはばね
体2を装着すると共に、ばね体2を適度に圧縮させた状
態でボルト先端を係止することにより、ばね圧を利用し
てボルト1で連結部材2と支持部材3,3とを連結する
ことができる。両躯体即ち支持部材3,3の変動に対し
てはばね体2が変形し、ボルトがずれてこれを吸収する
ので、連結したベース体4は支持部材3に対して連結状
態を確実に維持できる上に、損傷のおそれもない。ま
た、ベース体4のボルト挿通孔が長孔であれば、その分
だけボルト1がずれ得るので、変動吸収性を一層高め
る。
【0021】また、カバー体6は、躯体間隙を被閉する
に十分な幅と長尺状の長さを有する表面板6aと、その
躯体間隙幅方向の両端部を折曲形成した躯体面A,Bと
の間隙を被閉する側板6b,6bと、該側板6b,6b
の端部に一端部が固着され他端部が躯体A,B面に圧接
し、かつ側板と躯体面との距離が変動しても追従して隙
間を明けないように形成されたシール部材6c,6cと
を具備して形成してある。
に十分な幅と長尺状の長さを有する表面板6aと、その
躯体間隙幅方向の両端部を折曲形成した躯体面A,Bと
の間隙を被閉する側板6b,6bと、該側板6b,6b
の端部に一端部が固着され他端部が躯体A,B面に圧接
し、かつ側板と躯体面との距離が変動しても追従して隙
間を明けないように形成されたシール部材6c,6cと
を具備して形成してある。
【0022】取付部材7は断面コの字状の部材であっ
て、ベース体4の両端部付近においてその両側面に適度
な間隔を維持してコの字状側面を対向させて被嵌させ、
両対向側面に予め形成した貫通孔を通してボルト8を挿
通係止させ、その際両対向側面間にはばね体を介装させ
ることにより、取付部材7をベース体4に対してばね圧
を利用してボルト方向に変動可能に連結してある。
て、ベース体4の両端部付近においてその両側面に適度
な間隔を維持してコの字状側面を対向させて被嵌させ、
両対向側面に予め形成した貫通孔を通してボルト8を挿
通係止させ、その際両対向側面間にはばね体を介装させ
ることにより、取付部材7をベース体4に対してばね圧
を利用してボルト方向に変動可能に連結してある。
【0023】カバー体6は、上記各構造部分を被覆し躯
体間隙を被閉するが、その裏面が取付部材部7のコの字
中間の平坦面外側に接合させ、ビス等で固着することに
より、ベース体4及び支持部材3に対して変動吸収可能
に設置してある。このようにして、躯体間隙を閉塞する
エキスパンションジョイントにおける連結、即ちベース
体4と支持部材3との連結を脱離してしまうおそれな
く、確実に行うことができると共に、連結を変動吸収可
能に行うことができる。上記実施例の各構成は例示であ
って、任意構成とすることができることは当然である。
また、本発明はエキスパンションジョイントの連結構成
のみならず、建築用の連結部分には広く適用することが
可能である。
体間隙を被閉するが、その裏面が取付部材部7のコの字
中間の平坦面外側に接合させ、ビス等で固着することに
より、ベース体4及び支持部材3に対して変動吸収可能
に設置してある。このようにして、躯体間隙を閉塞する
エキスパンションジョイントにおける連結、即ちベース
体4と支持部材3との連結を脱離してしまうおそれな
く、確実に行うことができると共に、連結を変動吸収可
能に行うことができる。上記実施例の各構成は例示であ
って、任意構成とすることができることは当然である。
また、本発明はエキスパンションジョイントの連結構成
のみならず、建築用の連結部分には広く適用することが
可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明の建築用連結部材によれば、連結
は先端部の止め羽根を回動させるものであって、使用上
の操作が極めて簡便である。また、これとばね体の組み
合わせによれば、ばね圧を利用して連結をがたつきなく
行え、しかもばね圧を受けて止め羽根の係止状態が強ま
るので、係止が外れてしまうおそれをなくし、かつばね
圧による変動の吸収が可能であると共に、連結を緩める
ことなく確実に行うことができ、建築用連結部材に変動
応力が生じても、結部材が躯体側から離脱してしまうお
それがない。
は先端部の止め羽根を回動させるものであって、使用上
の操作が極めて簡便である。また、これとばね体の組み
合わせによれば、ばね圧を利用して連結をがたつきなく
行え、しかもばね圧を受けて止め羽根の係止状態が強ま
るので、係止が外れてしまうおそれをなくし、かつばね
圧による変動の吸収が可能であると共に、連結を緩める
ことなく確実に行うことができ、建築用連結部材に変動
応力が生じても、結部材が躯体側から離脱してしまうお
それがない。
【0025】また、上記建築用連結部材を用いた連結材
の連結方法は、ばね体を介装したボルトをばね圧に抗し
て両連結材に挿通し、先端部を連結材乃至ばね体に係止
するだけでよく、操作が簡便であり、また連結も確実で
ある。
の連結方法は、ばね体を介装したボルトをばね圧に抗し
て両連結材に挿通し、先端部を連結材乃至ばね体に係止
するだけでよく、操作が簡便であり、また連結も確実で
ある。
【図1】本発明の一実施例に係る建築用連結部材を一部
省略して示した斜視図である。
省略して示した斜視図である。
【図2】図1の連結部材による連結材の連結操作を示し
たもので、(A)は初期段階の側面図、(B)は中間段
階の側面部、(C)は連結完了状態の側面図である。
たもので、(A)は初期段階の側面図、(B)は中間段
階の側面部、(C)は連結完了状態の側面図である。
【図3】図2の連結部材う逆向きに使用した状態を示し
たもので、(A)は初期段階の側面図、(B)は中間段
階の側面部、(C)は連結完了状態の側面図である。
たもので、(A)は初期段階の側面図、(B)は中間段
階の側面部、(C)は連結完了状態の側面図である。
【図4】図3の建築用連結部材を用いた一例としてのエ
キスパンションジョイントの構成を示す一部切断側面図
である。
キスパンションジョイントの構成を示す一部切断側面図
である。
1 ボルト 2 ばね体 3 一方の連結材 4 他方の連結材 5 ばね部材 6 カバー体 7 ボルト
Claims (5)
- 【請求項1】 ボルトの一端にボルト頭を有し、他端部
にボルト軸方向及び直交方向に回動自在な直線状の止め
羽根を軸止した構成を具備する建築用連結部材。 - 【請求項2】 ボルトの一端にボルト頭を有し、他端部
に二股部を有し、この二股間にボルト軸方向及び直交方
向に回動自在な直線状の止め羽根を軸止した構成を具備
する建築用連結部材。 - 【請求項3】 ボルトに装着するばね体を有してなる請
求項1又は2に記載の建築用連結部材。 - 【請求項4】 ボルトの一端にボルト頭を有し、他端部
にボルト軸方向及び直交方向に回動自在な直線状の止め
羽根を軸止した構成を具備する建築用連結部材と、上記
ボルトに装着するばね体を準備し、一方の連結材に形成
した挿通孔から止め羽根をボルト軸方向に延出させた状
態でボルトを挿通させ、さらに他方の連結材に形成した
挿通孔を挿通させ、ボルト頭を該一方の連結材側に係止
すると共に、他方の連結材を挿通して突出したボルト部
分にばね体を装着して適宜に圧縮させた上で、止め羽根
をボルト軸と直交方向に回動させてばね体の一端部を係
止させ、両連結材をばね圧を利用してボルト軸方向に相
対変動可能に連結するようにした建築材の連結方法。 - 【請求項5】 ボルトの一端にボルト頭を有し、他端部
にボルト軸方向及び直交方向に回動自在な直線状の止め
羽根を軸止した構成を具備する建築用連結部材と、上記
ボルトに装着するばね体を準備し、ばね体を装着したボ
ルトを一方の連結材に形成した挿通孔に挿通してばね体
をボルト頭側と一方の連結材間に介在させ、或いはボル
トを一方の連結材に形成した挿通孔に挿通してからばね
体をボルトに装着させ、その上で、ボルト先端側を他方
の連結材に形成した挿通孔を挿通させ、さらにボルト先
端を引張ってばね体を適度に圧縮させると共に、ボルト
先端部を他方の連結材から突出させた上で、止め羽根を
ボルト軸と直交方向に回動させて他方の連結材側に係止
させ、両連結材をばね圧を利用してボルト軸方向に相対
変動可能に連結するようにした建築材の連結方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6178860A JP2761190B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 建築材の連結方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6178860A JP2761190B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 建築材の連結方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0842541A true JPH0842541A (ja) | 1996-02-13 |
| JP2761190B2 JP2761190B2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=16055955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6178860A Expired - Fee Related JP2761190B2 (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 建築材の連結方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2761190B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007137109A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | Tokai Rika Co Ltd | シフトレバー |
| KR101240531B1 (ko) * | 2010-05-27 | 2013-03-11 | 정웅섭 | 볼트 유니트 |
| CN111365355A (zh) * | 2020-04-08 | 2020-07-03 | 贵州电网有限责任公司 | 一种具有自锁功能的螺栓 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62156615U (ja) * | 1986-03-28 | 1987-10-05 | ||
| JPH0631957U (ja) * | 1992-09-28 | 1994-04-26 | 株式会社中山製鋼所 | トグルピン |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP6178860A patent/JP2761190B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62156615U (ja) * | 1986-03-28 | 1987-10-05 | ||
| JPH0631957U (ja) * | 1992-09-28 | 1994-04-26 | 株式会社中山製鋼所 | トグルピン |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007137109A (ja) * | 2005-11-15 | 2007-06-07 | Tokai Rika Co Ltd | シフトレバー |
| KR101240531B1 (ko) * | 2010-05-27 | 2013-03-11 | 정웅섭 | 볼트 유니트 |
| CN111365355A (zh) * | 2020-04-08 | 2020-07-03 | 贵州电网有限责任公司 | 一种具有自锁功能的螺栓 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2761190B2 (ja) | 1998-06-04 |
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