JPH0842680A - 車両用自動変速制御装置 - Google Patents
車両用自動変速制御装置Info
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- JPH0842680A JPH0842680A JP6197497A JP19749794A JPH0842680A JP H0842680 A JPH0842680 A JP H0842680A JP 6197497 A JP6197497 A JP 6197497A JP 19749794 A JP19749794 A JP 19749794A JP H0842680 A JPH0842680 A JP H0842680A
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- engine
- shift
- automatic transmission
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明の目的は、車速センサを要すること
なく自動変速制御装置を構成し得て、コスト低減を果た
し得て、また、車速センサを有する自動変速制御装置の
車速センサ故障時におけるバックアップを行い得て、車
速センサの故障時に自動変速機を適切に変速制御し得
て、運転性能の低下を回避し得て、エンジン回転数及び
スロットル開度による自動変速制御装置と比較して変速
点等の変速にかかわる制限を少なくし得るようにするこ
とにある。 【構成】 このため、この発明は、車両用自動変速制御
装置において、エンジン回転数及びエンジン出力トルク
より算出される推定車速に基づいて自動変速機の補助変
速機構の係合状態を切換えるべく制御し、自動変速機の
シフト位置を非前進走行位置から前進走行位置にシフト
した場合に自動変速機の補助変速機構を最高速変速段の
係合状態に切換えるべく制御するとともに前記エンジン
回転数の入力が無い場合に前記自動変速機の補助変速機
構を最高速変速段の係合状態に切換えるべく制御する制
御手段を設けたことを特徴とする。
なく自動変速制御装置を構成し得て、コスト低減を果た
し得て、また、車速センサを有する自動変速制御装置の
車速センサ故障時におけるバックアップを行い得て、車
速センサの故障時に自動変速機を適切に変速制御し得
て、運転性能の低下を回避し得て、エンジン回転数及び
スロットル開度による自動変速制御装置と比較して変速
点等の変速にかかわる制限を少なくし得るようにするこ
とにある。 【構成】 このため、この発明は、車両用自動変速制御
装置において、エンジン回転数及びエンジン出力トルク
より算出される推定車速に基づいて自動変速機の補助変
速機構の係合状態を切換えるべく制御し、自動変速機の
シフト位置を非前進走行位置から前進走行位置にシフト
した場合に自動変速機の補助変速機構を最高速変速段の
係合状態に切換えるべく制御するとともに前記エンジン
回転数の入力が無い場合に前記自動変速機の補助変速機
構を最高速変速段の係合状態に切換えるべく制御する制
御手段を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用自動変速制御装
置に係り、特に、車速センサを要することなく自動変速
制御装置を構成し得て、コスト低減を果たし得て、ま
た、車速センサを有する自動変速制御装置の車速センサ
故障時におけるバックアップを行い得て、車速センサの
故障時に自動変速機を適切に変速制御し得て、運転性能
の低下を回避し得て、エンジン回転数及びスロットル開
度による自動変速制御装置と比較して変速点等の変速に
かかわる制限を少なくし得る車両用自動変速制御装置に
関する。
置に係り、特に、車速センサを要することなく自動変速
制御装置を構成し得て、コスト低減を果たし得て、ま
た、車速センサを有する自動変速制御装置の車速センサ
故障時におけるバックアップを行い得て、車速センサの
故障時に自動変速機を適切に変速制御し得て、運転性能
の低下を回避し得て、エンジン回転数及びスロットル開
度による自動変速制御装置と比較して変速点等の変速に
かかわる制限を少なくし得る車両用自動変速制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両においては、搭載されるエンジンに
自動変速機を連結し、走行状態に応じて自動変速機の補
助変速機構の係合状態を切換えるものがある。この自動
変速機の変速を制御する自動変速制御装置には、車速に
基づいて制御するものや、エンジン回転数及びスロット
ル開度に基づいて制御するもの等がある。
自動変速機を連結し、走行状態に応じて自動変速機の補
助変速機構の係合状態を切換えるものがある。この自動
変速機の変速を制御する自動変速制御装置には、車速に
基づいて制御するものや、エンジン回転数及びスロット
ル開度に基づいて制御するもの等がある。
【0003】車速に基づいて制御する自動変速制御装置
としては、特公昭63−31030号公報に開示される
ものがある。この公報に開示されるものは、スロットル
開度が所定値以下且つ車速が所定値以下でシフト位置が
ニュートラル位置からドライブ位置に変更された場合は
自動変速機の変速段を2速以上に制御し、スロットル開
度もしくは車速が所定値以上となった場合は通常の変速
段に復帰するように制御するものである。
としては、特公昭63−31030号公報に開示される
ものがある。この公報に開示されるものは、スロットル
開度が所定値以下且つ車速が所定値以下でシフト位置が
ニュートラル位置からドライブ位置に変更された場合は
自動変速機の変速段を2速以上に制御し、スロットル開
度もしくは車速が所定値以上となった場合は通常の変速
段に復帰するように制御するものである。
【0004】また、自動変速制御装置には、車速を検出
する車速センサの故障時に他の信号から算出したデータ
を基に車速を推定し、この推定車速により車速センサの
故障判定や車速センサ故障時のフェイルセイフ、バック
アップを行うものがある。車速センサ以外の他の信号か
ら算出される推定車速により制御する自動変速制御装置
としては、エンジン回転数及びエンジン出力トルクより
算出される推定車速に基づいて制御するものが、この発
明の出願人により既に出願されている。
する車速センサの故障時に他の信号から算出したデータ
を基に車速を推定し、この推定車速により車速センサの
故障判定や車速センサ故障時のフェイルセイフ、バック
アップを行うものがある。車速センサ以外の他の信号か
ら算出される推定車速により制御する自動変速制御装置
としては、エンジン回転数及びエンジン出力トルクより
算出される推定車速に基づいて制御するものが、この発
明の出願人により既に出願されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、車速センサ
故障時にバックアップとして推定車速を用いて制御する
場合や、車速センサを用いずに推定車速を用いて制御す
る場合には、以下のような問題点が生じる。
故障時にバックアップとして推定車速を用いて制御する
場合や、車速センサを用いずに推定車速を用いて制御す
る場合には、以下のような問題点が生じる。
【0006】即ち、自動変速機は、シフト位置がニュー
トラル位置(Nレンジ)の場合に車速を推定できないの
で、非前進走行位置であるニュートラル位置から前進走
行位置であるドライブ位置(Dレンジ)または2速位置
(2レンジ)あるいはロー位置(Lレンジ)にシフトし
た際に、補助変速機構を2速係合状態または1速係合状
態(エンジンブレーキが利く)に切換えるべく制御した
場合に、車両が走行状態であると、車両の急減速やエン
ジンの過回転を招く問題がある。
トラル位置(Nレンジ)の場合に車速を推定できないの
で、非前進走行位置であるニュートラル位置から前進走
行位置であるドライブ位置(Dレンジ)または2速位置
(2レンジ)あるいはロー位置(Lレンジ)にシフトし
た際に、補助変速機構を2速係合状態または1速係合状
態(エンジンブレーキが利く)に切換えるべく制御した
場合に、車両が走行状態であると、車両の急減速やエン
ジンの過回転を招く問題がある。
【0007】また、自動変速機は、シフト位置がドライ
ブ位置(Dレンジ)または2速位置(2レンジ)にシフ
トされている際に補助変速機構が1速係合状態の場合
に、この1速係合状態の変速段がワンウェイクラッチを
有していることにより、エンジンブレーキが利かない状
態になっている。したがって、図6に斜線で示すエンジ
ンが非駆動状態の領域においては、車速を推定できない
問題がある。
ブ位置(Dレンジ)または2速位置(2レンジ)にシフ
トされている際に補助変速機構が1速係合状態の場合
に、この1速係合状態の変速段がワンウェイクラッチを
有していることにより、エンジンブレーキが利かない状
態になっている。したがって、図6に斜線で示すエンジ
ンが非駆動状態の領域においては、車速を推定できない
問題がある。
【0008】例えば、スロットルバルブを全閉状態とし
て車速が0km/hから次第に高まる走行状態(降坂走
行)の場合には、ある車速(所定車速)まではエンジン
が駆動状態の領域にあることにより駆動力が伝達され、
車速を正確に推定することが可能である。しかし、ある
車速(所定車速)以上に高まった場合は、ワンウェイク
ラッチによりニュートラルと同じ状態になり、図7に示
す如く、さらに高まる実車速に対して推定車速はさらに
高まることなく一定となる。
て車速が0km/hから次第に高まる走行状態(降坂走
行)の場合には、ある車速(所定車速)まではエンジン
が駆動状態の領域にあることにより駆動力が伝達され、
車速を正確に推定することが可能である。しかし、ある
車速(所定車速)以上に高まった場合は、ワンウェイク
ラッチによりニュートラルと同じ状態になり、図7に示
す如く、さらに高まる実車速に対して推定車速はさらに
高まることなく一定となる。
【0009】つまり、エンジンが非駆動状態の領域にお
いては、実車速が所定車速以上に高まっても、ワンウェ
イクラッチによりエンジン回転数が上昇しないため、推
定車速が高まらないことになる。
いては、実車速が所定車速以上に高まっても、ワンウェ
イクラッチによりエンジン回転数が上昇しないため、推
定車速が高まらないことになる。
【0010】このため、自動変速機は、本来ならば2速
変速段や3速変速段の係合状態にシフトアップすべき車
速であるにもかかわらず、1速変速段の係合状態に維持
されることになり、エンジンブレーキが利かない状態を
惹起する問題がある。
変速段や3速変速段の係合状態にシフトアップすべき車
速であるにもかかわらず、1速変速段の係合状態に維持
されることになり、エンジンブレーキが利かない状態を
惹起する問題がある。
【0011】また、車速センサ故障時にバックアップと
して推定車速を用いて制御する場合には、推定車速を算
出するためのエンジン回転数を検出する手段が故障する
と、算出される推定車速が0km/hとなる。
して推定車速を用いて制御する場合には、推定車速を算
出するためのエンジン回転数を検出する手段が故障する
と、算出される推定車速が0km/hとなる。
【0012】このため、自動変速機は、推定車速を用い
て制御している車両の走行中に、エンジン回転数を検出
する手段が故障して算出される推定車速が0km/hに
なると、シフトダウンと判定して低速側変速段の係合状
態に切換えることにより、車両の急減速やエンジンの過
回転を招く問題がある。
て制御している車両の走行中に、エンジン回転数を検出
する手段が故障して算出される推定車速が0km/hに
なると、シフトダウンと判定して低速側変速段の係合状
態に切換えることにより、車両の急減速やエンジンの過
回転を招く問題がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、車両に搭載されるエンジ
ンに連結された自動変速機の補助変速機構の係合状態を
切換えるべく制御する車両用自動変速制御装置におい
て、前記エンジンのエンジン回転数を検出する回転数セ
ンサを設け、前記エンジンのエンジン出力トルクを検出
するトルクセンサを設け、前記エンジン回転数及びエン
ジン出力トルクより算出される推定車速に基づいて前記
自動変速機の補助変速機構の係合状態を切換えるべく制
御するとともに前記自動変速機のシフト位置を非前進走
行位置から前進走行位置にシフトした場合に前記自動変
速機の補助変速機構を最高速変速段の係合状態に切換え
るべく制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
述の不都合を除去するために、車両に搭載されるエンジ
ンに連結された自動変速機の補助変速機構の係合状態を
切換えるべく制御する車両用自動変速制御装置におい
て、前記エンジンのエンジン回転数を検出する回転数セ
ンサを設け、前記エンジンのエンジン出力トルクを検出
するトルクセンサを設け、前記エンジン回転数及びエン
ジン出力トルクより算出される推定車速に基づいて前記
自動変速機の補助変速機構の係合状態を切換えるべく制
御するとともに前記自動変速機のシフト位置を非前進走
行位置から前進走行位置にシフトした場合に前記自動変
速機の補助変速機構を最高速変速段の係合状態に切換え
るべく制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0014】
【作用】この発明の構成によれば、車両用自動変速制御
装置は、制御手段によって、エンジン回転数及びエンジ
ン出力トルクより算出される推定車速に基づいて自動変
速機の補助変速機構の係合状態を切換えるべく制御する
ことにより、車速センサを要することなく自動変速制御
装置を構成することができ、また、車速センサを有する
自動変速制御装置の車速センサ故障時におけるバックア
ップを行うことができる。
装置は、制御手段によって、エンジン回転数及びエンジ
ン出力トルクより算出される推定車速に基づいて自動変
速機の補助変速機構の係合状態を切換えるべく制御する
ことにより、車速センサを要することなく自動変速制御
装置を構成することができ、また、車速センサを有する
自動変速制御装置の車速センサ故障時におけるバックア
ップを行うことができる。
【0015】また、この車両用自動変速制御装置は、制
御手段によって、自動変速機のシフト位置を非前進走行
位置から前進走行位置にシフトした場合に自動変速機の
補助変速機構を最高速変速段の係合状態に切換えるべく
制御することにより、シフトアップすべき車速にもかか
わらず低速側変速段の係合状態に保持されることを防止
できる。
御手段によって、自動変速機のシフト位置を非前進走行
位置から前進走行位置にシフトした場合に自動変速機の
補助変速機構を最高速変速段の係合状態に切換えるべく
制御することにより、シフトアップすべき車速にもかか
わらず低速側変速段の係合状態に保持されることを防止
できる。
【0016】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を説明
する。図1〜図5は、この発明の実施例を示すものであ
る。図5において、2は車両(図示せず)に搭載された
エンジン、4はシリンダブロック、6はシリンダヘッ
ド、8はピストン、10は燃焼室、12は吸気弁、14
は排気弁、16は吸気マニホルド、18は吸気通路、2
0はサージタンク、22はスロットルバルブ、24はエ
アクリーナ、26は排気マニホルド、28は排気通路、
30は排気管、32はキャタライザ(触媒)である。
する。図1〜図5は、この発明の実施例を示すものであ
る。図5において、2は車両(図示せず)に搭載された
エンジン、4はシリンダブロック、6はシリンダヘッ
ド、8はピストン、10は燃焼室、12は吸気弁、14
は排気弁、16は吸気マニホルド、18は吸気通路、2
0はサージタンク、22はスロットルバルブ、24はエ
アクリーナ、26は排気マニホルド、28は排気通路、
30は排気管、32はキャタライザ(触媒)である。
【0017】前記エンジン2は、燃焼室10に指向させ
て燃料を噴射する燃料噴射弁34を吸気マニホルド16
に取付けている。この燃料噴射弁34は、デリバリパイ
プ36に連結されている。このデリバリパイプ36に
は、燃料供給管38の一端側が連結されている。この燃
料供給管38の他端側は、燃料ポンプ40に連結されて
いる。この燃料ポンプ40は、燃料タンク42内に設置
されている。
て燃料を噴射する燃料噴射弁34を吸気マニホルド16
に取付けている。この燃料噴射弁34は、デリバリパイ
プ36に連結されている。このデリバリパイプ36に
は、燃料供給管38の一端側が連結されている。この燃
料供給管38の他端側は、燃料ポンプ40に連結されて
いる。この燃料ポンプ40は、燃料タンク42内に設置
されている。
【0018】前記デリバリパイプ36には、連結管44
を介してプレッシャレギュレータ(燃料圧力調整弁)4
6が連絡されている。このプレッシャレギュレータ46
は、燃料圧調整用圧力管48からのサージタンク20内
の吸気圧力によって作動し、燃料圧力を調整するもので
ある。このプレッシャレギュレータ46には、燃料タン
ク42に開口する燃料戻り管50が連結されている。
を介してプレッシャレギュレータ(燃料圧力調整弁)4
6が連絡されている。このプレッシャレギュレータ46
は、燃料圧調整用圧力管48からのサージタンク20内
の吸気圧力によって作動し、燃料圧力を調整するもので
ある。このプレッシャレギュレータ46には、燃料タン
ク42に開口する燃料戻り管50が連結されている。
【0019】前記サージタンク20には、検出圧力管5
2の一端側が連結されている。この検出圧力管52の他
端側には、圧力センサ54が設けられている。この圧力
センサ54は、サージタンク20内の吸気圧力を検出す
る。前記スロットルバルブ22には、該スロットルバル
ブ22の開度状態を検出するスロットルポジションセン
サ56が連絡されている。前記エアクリーナ24には、
該エアクリーナ24内の吸気温度を検出する吸気温セン
サ58が取付けられている。
2の一端側が連結されている。この検出圧力管52の他
端側には、圧力センサ54が設けられている。この圧力
センサ54は、サージタンク20内の吸気圧力を検出す
る。前記スロットルバルブ22には、該スロットルバル
ブ22の開度状態を検出するスロットルポジションセン
サ56が連絡されている。前記エアクリーナ24には、
該エアクリーナ24内の吸気温度を検出する吸気温セン
サ58が取付けられている。
【0020】また、前記排気マニホルド26には、排気
中の酸素濃度を検出するO2 センサ60が取付けられて
いる。前記シリンダブロック4には、該シリンダブロッ
ク4に形成した冷却水通路62内の冷却水温度を検出す
る水温センサ64が取付けられている。
中の酸素濃度を検出するO2 センサ60が取付けられて
いる。前記シリンダブロック4には、該シリンダブロッ
ク4に形成した冷却水通路62内の冷却水温度を検出す
る水温センサ64が取付けられている。
【0021】前記シリンダヘッド6には、ディストリビ
ュータ66が取付けられている。このディストリビュー
タ66には、クランク角のみならずエンジン回転数を検
出して回転数センサとしても機能するクランク角センサ
68が設けられている。
ュータ66が取付けられている。このディストリビュー
タ66には、クランク角のみならずエンジン回転数を検
出して回転数センサとしても機能するクランク角センサ
68が設けられている。
【0022】前記エンジン2には、自動変速機70が連
結されている。自動変速機70は、トルクコンバータ7
2と補助変速機構74とを備えている。
結されている。自動変速機70は、トルクコンバータ7
2と補助変速機構74とを備えている。
【0023】この自動変速機70には、バルブボディ7
6が設けられている。バルブボディ76内には、補助変
速機構74の変速段の係合状態を切換える変速段変更手
段たる第1ソレノイドバルブ78と第2ソレノイドバル
ブ80とが設けられている。また、バルブボディ76に
は、自動変速機70内のオイル温度を検出する油温セン
サ82が設けられている。自動変速機70には、回転軸
(図示せず)の回転によって車速を検出する車速センサ
84が設けられている。
6が設けられている。バルブボディ76内には、補助変
速機構74の変速段の係合状態を切換える変速段変更手
段たる第1ソレノイドバルブ78と第2ソレノイドバル
ブ80とが設けられている。また、バルブボディ76に
は、自動変速機70内のオイル温度を検出する油温セン
サ82が設けられている。自動変速機70には、回転軸
(図示せず)の回転によって車速を検出する車速センサ
84が設けられている。
【0024】前記燃料噴射弁34と燃料ポンプ40と圧
力センサ54とスロットルポジションセンサ56と吸気
温センサ58とO2 センサ60と水温センサ64とクラ
ンク角センサ68と第1ソレノイドバルブ78と第2ソ
レノイドバルブ80と油温センサ82と車速センサ84
とは、車両用自動変速制御装置86の制御手段88に接
続されている。
力センサ54とスロットルポジションセンサ56と吸気
温センサ58とO2 センサ60と水温センサ64とクラ
ンク角センサ68と第1ソレノイドバルブ78と第2ソ
レノイドバルブ80と油温センサ82と車速センサ84
とは、車両用自動変速制御装置86の制御手段88に接
続されている。
【0025】この制御手段88には、シフトレバー(図
示せず)のシフト位置を検出するシフトスイッチ90と
電気負荷スイッチ92とエアコンコンプレッサスイッチ
94とエンジン2のエンジン出力トルクを検出するトル
クセンサ96とが接続されている。前記シフトスイッチ
90は、シフトレバーが「P」、「R」、「N」、
「D」、「2」、「L」の位置で夫々切換わるものであ
り、各位置の信号を出力する。
示せず)のシフト位置を検出するシフトスイッチ90と
電気負荷スイッチ92とエアコンコンプレッサスイッチ
94とエンジン2のエンジン出力トルクを検出するトル
クセンサ96とが接続されている。前記シフトスイッチ
90は、シフトレバーが「P」、「R」、「N」、
「D」、「2」、「L」の位置で夫々切換わるものであ
り、各位置の信号を出力する。
【0026】前記制御手段88は、各種センサから信号
を入力し、燃料噴射弁34を動作制御して燃料を噴射さ
せ、第1・第2ソレノイドバルブ78・80を動作制御
して自動変速機70を変速する。
を入力し、燃料噴射弁34を動作制御して燃料を噴射さ
せ、第1・第2ソレノイドバルブ78・80を動作制御
して自動変速機70を変速する。
【0027】このように、車両に搭載されるエンジン2
に連結された自動変速機70の補助変速機構74の係合
状態を切換えるべく制御する車両用自動変速制御装置8
6において、エンジン2のエンジン回転数を検出する回
転数センサたるクランク角センサ68を設け、エンジン
2のエンジン出力トルクを検出するトルクセンサ96を
設け、エンジン回転数及びエンジン出力トルクより算出
される推定車速に基づいて自動変速機70の補助変速機
構74の係合状態を切換えるべく制御するとともに、自
動変速機70のシフト位置を非前進走行位置から前進走
行位置にシフトした場合に自動変速機70の補助変速機
構74を最高速変速段の係合状態に切換えるべく制御す
る制御手段88を設けたものである。
に連結された自動変速機70の補助変速機構74の係合
状態を切換えるべく制御する車両用自動変速制御装置8
6において、エンジン2のエンジン回転数を検出する回
転数センサたるクランク角センサ68を設け、エンジン
2のエンジン出力トルクを検出するトルクセンサ96を
設け、エンジン回転数及びエンジン出力トルクより算出
される推定車速に基づいて自動変速機70の補助変速機
構74の係合状態を切換えるべく制御するとともに、自
動変速機70のシフト位置を非前進走行位置から前進走
行位置にシフトした場合に自動変速機70の補助変速機
構74を最高速変速段の係合状態に切換えるべく制御す
る制御手段88を設けたものである。
【0028】また、制御手段88は、自動変速機70の
補助変速機構74がワンウェイクラッチを有する変速段
の係合状態にある場合のシフトアップの変速点を、エン
ジン2が駆動状態となる領域に設定している。
補助変速機構74がワンウェイクラッチを有する変速段
の係合状態にある場合のシフトアップの変速点を、エン
ジン2が駆動状態となる領域に設定している。
【0029】推定車速の算出は、以下のように行われ
る。即ち、トルクコンバータ72が備えられた自動変速
機70は、トルクコンバータ72にすべりがあるため、
車速がエンジン回転数に比例せず、エンジン回転数から
単純に車速を推定することができない。車速を推定する
ためには、トルクコンバータ72のすべりを考慮する必
要がある。トルクコンバータ72のすべりは、通常、ト
ルクコンバータ72の速度比と定義されている。
る。即ち、トルクコンバータ72が備えられた自動変速
機70は、トルクコンバータ72にすべりがあるため、
車速がエンジン回転数に比例せず、エンジン回転数から
単純に車速を推定することができない。車速を推定する
ためには、トルクコンバータ72のすべりを考慮する必
要がある。トルクコンバータ72のすべりは、通常、ト
ルクコンバータ72の速度比と定義されている。
【0030】よって、トルクコンバータ72の速度比
は、エンジン回転数とエンジン出力トルクとによって算
出することができる。上述のことに着目し、エンジン回
転数とエンジン出力トルクとによってトルクコンバータ
72の速度比を算出し、この速度比に基づいて車速を推
定するものである。
は、エンジン回転数とエンジン出力トルクとによって算
出することができる。上述のことに着目し、エンジン回
転数とエンジン出力トルクとによってトルクコンバータ
72の速度比を算出し、この速度比に基づいて車速を推
定するものである。
【0031】このため、制御手段88には、トルクコン
バータ性能曲線のマップ (図3で示す)と、速度比テ
ーブル(図4で示す)と、が組込まれている。また、制
御手段88には、その他に、逆駆動時のトルクコンバー
タ性能曲線のマップ(図示せず)や、変速比−ポンプト
ルク係数テーブル(図示せず)等が組込まれている。
バータ性能曲線のマップ (図3で示す)と、速度比テ
ーブル(図4で示す)と、が組込まれている。また、制
御手段88には、その他に、逆駆動時のトルクコンバー
タ性能曲線のマップ(図示せず)や、変速比−ポンプト
ルク係数テーブル(図示せず)等が組込まれている。
【0032】そして、制御手段88は、車速の算出及び
トルクコンバータ72の速度比の算出を以下の如く行
う。
トルクコンバータ72の速度比の算出を以下の如く行
う。
【0033】車速の算出にあっては、トルクコンバータ
72が備えられた自動変速機70において、車速(V
s)とエンジン回転数(Ne)の関係は、下式で与えら
れる。 Vs=Km *・e・Ne……………………(1) Km *:入力軸回転数−車速変換係数 但し、*はLowの時 1Km1 2ndの時 2Km2 3ndの時 3Km3 e:トルクコンバータ速度比=n2 /n1 n1 :ポンプ回転数 n2 :タービン回転数
72が備えられた自動変速機70において、車速(V
s)とエンジン回転数(Ne)の関係は、下式で与えら
れる。 Vs=Km *・e・Ne……………………(1) Km *:入力軸回転数−車速変換係数 但し、*はLowの時 1Km1 2ndの時 2Km2 3ndの時 3Km3 e:トルクコンバータ速度比=n2 /n1 n1 :ポンプ回転数 n2 :タービン回転数
【0034】Km *は、各ギヤ(変速段)での自動変
速機70の変速比によって定まる定数である。よって、
速度比(e)を算出すれば、車速Vsを推定可能であ
る。
速機70の変速比によって定まる定数である。よって、
速度比(e)を算出すれば、車速Vsを推定可能であ
る。
【0035】速度比(e)の算出にあたって、トルクコ
ンバータ性能曲線は、普通、速度比(e)を基準にし、
図3のように示される。この図3のポンプトルク係数に
着目すると、ポンプトルク係数(τ)と速度比(e)と
は、略一対一で対応をしており、ポンプトルク係数
(τ)から速度比(e)を、図4のようなテーブルから
検索することにより、算出できることが分かる。
ンバータ性能曲線は、普通、速度比(e)を基準にし、
図3のように示される。この図3のポンプトルク係数に
着目すると、ポンプトルク係数(τ)と速度比(e)と
は、略一対一で対応をしており、ポンプトルク係数
(τ)から速度比(e)を、図4のようなテーブルから
検索することにより、算出できることが分かる。
【0036】ここで、ポンプトルク係数(τ)は、次式
で与えられる。 τ=T1 /(n1 )2 …………………………(2) T1 :ポンプトルク n1 :ポンプ回転数
で与えられる。 τ=T1 /(n1 )2 …………………………(2) T1 :ポンプトルク n1 :ポンプ回転数
【0037】トルクコンバータ72のポンプ(図示せ
ず)は、普通、エンジン2のクランク軸(図示せず)に
直結されており、 T1 =TEO………………………………………(3) n1 =Ne………………………………………(4) TEO:エンジン出力トルク NE :エンジン回転数 である。
ず)は、普通、エンジン2のクランク軸(図示せず)に
直結されており、 T1 =TEO………………………………………(3) n1 =Ne………………………………………(4) TEO:エンジン出力トルク NE :エンジン回転数 である。
【0038】したがって、 τ=TEO/(Ne)2 ………………………(5) となる。
【0039】よって、エンジン出力トルク(TEO)とエ
ンジン回転数(Ne)とから速度比(e)を算出し、車
速を推定できることが分かる。
ンジン回転数(Ne)とから速度比(e)を算出し、車
速を推定できることが分かる。
【0040】なお、この制御手段88は、エンジン発生
トルクを検出するトルクセンサ96を設けているが、エ
ンジン出力トルクを圧力センサ54の検出する吸入空気
圧によって算出することができる。エンジン出力トルク
は、例えば、エンジン発生トルクのディレイ時間(遅延
時間)のテーブルと、損失(ロス)と吸入空気圧(P
b)とのテーブルとから算出することができる。
トルクを検出するトルクセンサ96を設けているが、エ
ンジン出力トルクを圧力センサ54の検出する吸入空気
圧によって算出することができる。エンジン出力トルク
は、例えば、エンジン発生トルクのディレイ時間(遅延
時間)のテーブルと、損失(ロス)と吸入空気圧(P
b)とのテーブルとから算出することができる。
【0041】即ち、エンジン発生トルク(TEG)は、1
回転あたりの吸入空気量に略比例することが知られてい
る。これを吸入空気圧(Pb)で表すと、 TEG=KTG・KEV・Pb………………………(6) KTG:吸入空気圧−発生トルク変換係数 KEV:体積効率 Pb:吸入空気圧(絶対圧)
回転あたりの吸入空気量に略比例することが知られてい
る。これを吸入空気圧(Pb)で表すと、 TEG=KTG・KEV・Pb………………………(6) KTG:吸入空気圧−発生トルク変換係数 KEV:体積効率 Pb:吸入空気圧(絶対圧)
【0042】なお、燃料カット時には当然ながら、 TEG=0…………………………………………(7) となる。
【0043】実際には、混合気が燃焼室10に吸入され
てから爆発してトルクを発生するまでには、回転周期に
比例した遅れが生じるために、(6)式で計算した値に
回転周期に比例したディレイを施し、エンジン発生トル
ク(TEG)とする。
てから爆発してトルクを発生するまでには、回転周期に
比例した遅れが生じるために、(6)式で計算した値に
回転周期に比例したディレイを施し、エンジン発生トル
ク(TEG)とする。
【0044】以上により、発生トルクは計算できる。し
かし、エンジン出力トルク(TEO)にするためには、損
失トルクを減算しなくてはならない。損失トルクには、
メカニカルロスやポンピングロスのようにエンジン2自
体の損失トルク(TLO)と、エアコンコンプレッサー駆
動トルク(TAC)や電気負荷駆動トルク(TEL)のよう
に補機駆動のための損失トルクと、がある。
かし、エンジン出力トルク(TEO)にするためには、損
失トルクを減算しなくてはならない。損失トルクには、
メカニカルロスやポンピングロスのようにエンジン2自
体の損失トルク(TLO)と、エアコンコンプレッサー駆
動トルク(TAC)や電気負荷駆動トルク(TEL)のよう
に補機駆動のための損失トルクと、がある。
【0045】したがって、 T’EO=TEGD −(TLO+TAC+TEL)……(8) となる。
【0046】なお、ポンピングロスは、吸入空気圧によ
り変化する。そこで、TLOは、吸入空気圧(Pb)のテ
ーブルから検索して求める。
り変化する。そこで、TLOは、吸入空気圧(Pb)のテ
ーブルから検索して求める。
【0047】また、エンジン回転数が変化した場合に
は、エンジン2の回転部の慣性モーメントにより、エン
ジン回転数の変化分に比例したトルクが発生する。従っ
て、エンジン出力トルク(TEO)は、次式で表される。
は、エンジン2の回転部の慣性モーメントにより、エン
ジン回転数の変化分に比例したトルクが発生する。従っ
て、エンジン出力トルク(TEO)は、次式で表される。
【0048】 TEO=T’EO−KNT・(△Ne/△t) =TEGD −(TLO+TAC+TEL)−KNT・(△Ne/△t)…(9) KNT:回転数変化分−トルク変換係数
【0049】次に、この実施例の作用を、図1のフロー
チャートに基づいて説明する。
チャートに基づいて説明する。
【0050】制御がスタート(ステップ100)する
と、エンジン回転数Neとアイドル回転数以下に設定し
たエンジン停止判定回転数NeSとを比較(Ne<Ne
S)して、エンジン2が停止しているか否かを判断する
(ステップ102)。
と、エンジン回転数Neとアイドル回転数以下に設定し
たエンジン停止判定回転数NeSとを比較(Ne<Ne
S)して、エンジン2が停止しているか否かを判断する
(ステップ102)。
【0051】エンジン2が停止している状態では、エン
ジン回転数から車速を推定することができない。そこ
で、前記判断(ステップ102)がYESの場合(エン
ジン2の停止時)は、フェイルセイフとして、補助変速
機構74を最高速変速段の係合状態に切換える変速の処
理を行い(ステップ104)、エンドになる(ステップ
114)。
ジン回転数から車速を推定することができない。そこ
で、前記判断(ステップ102)がYESの場合(エン
ジン2の停止時)は、フェイルセイフとして、補助変速
機構74を最高速変速段の係合状態に切換える変速の処
理を行い(ステップ104)、エンドになる(ステップ
114)。
【0052】このエイルセイフを行わない場合、例え
ば、走行中にエンジン回転数を検出する手段(回転数セ
ンサ)が故障してエンジン回転数が0rpmと判断され
た場合に、推定車速が0km/hとなり、シフトダウン
と判定して低速側変速段の係合状態に切換えることにな
る。このため、車両の急減速やエンジン2の過回転を招
く問題がある。
ば、走行中にエンジン回転数を検出する手段(回転数セ
ンサ)が故障してエンジン回転数が0rpmと判断され
た場合に、推定車速が0km/hとなり、シフトダウン
と判定して低速側変速段の係合状態に切換えることにな
る。このため、車両の急減速やエンジン2の過回転を招
く問題がある。
【0053】そこで、前記判断(ステップ102)がY
ESの場合(エンジン2の停止時)は、フェイルセイフ
として、補助変速機構74を最高速変速段の係合状態に
切換える処理(ステップ104)を行うことにより、車
両の急減速やエンジン2の過回転を防止する。
ESの場合(エンジン2の停止時)は、フェイルセイフ
として、補助変速機構74を最高速変速段の係合状態に
切換える処理(ステップ104)を行うことにより、車
両の急減速やエンジン2の過回転を防止する。
【0054】前記判断(ステップ102)がNOの場合
(エンジン2の駆動時)は、自動変速機70のシフト位
置を非前進走行位置(P、R、N)から前進走行位置
(D)にシフトしたか否かを判断する(ステップ10
6)。
(エンジン2の駆動時)は、自動変速機70のシフト位
置を非前進走行位置(P、R、N)から前進走行位置
(D)にシフトしたか否かを判断する(ステップ10
6)。
【0055】この判断(ステップ106)がYESの場
合は、補助変速機構74を最高速変速段の係合状態に切
換える(ステップ104)。
合は、補助変速機構74を最高速変速段の係合状態に切
換える(ステップ104)。
【0056】前記判断(ステップ106)がNOの場合
は、前述の如くエンジン回転数及びエンジン出力トルク
より推定車速を算出する(ステップ108)。車速は、
自動変速機70の補助変速機構74の各変速段のギヤ比
とトルクコンバータ72の出力回転数とから算出でき
る。トルクコンバータ72の出力回転数は、エンジン回
転数とエンジン出力トルクとから推定できる。したがっ
て、自動変速機70の各ギヤにおける車速は、エンジン
回転数及びエンジン出力トルクより推定できる。
は、前述の如くエンジン回転数及びエンジン出力トルク
より推定車速を算出する(ステップ108)。車速は、
自動変速機70の補助変速機構74の各変速段のギヤ比
とトルクコンバータ72の出力回転数とから算出でき
る。トルクコンバータ72の出力回転数は、エンジン回
転数とエンジン出力トルクとから推定できる。したがっ
て、自動変速機70の各ギヤにおける車速は、エンジン
回転数及びエンジン出力トルクより推定できる。
【0057】なお、自動変速機70のシフト位置が非前
進走行位置(P、R、N)の場合には、機械的に補助変
速機構74の係合状態が設定される。したがって、自動
変速機70のシフト位置が非前進走行位置(P、R、
N)の場合には、算出される推定車速が多少不正確であ
っても、問題を生じることがない。
進走行位置(P、R、N)の場合には、機械的に補助変
速機構74の係合状態が設定される。したがって、自動
変速機70のシフト位置が非前進走行位置(P、R、
N)の場合には、算出される推定車速が多少不正確であ
っても、問題を生じることがない。
【0058】前記(ステップ108)において推定車速
が算出されると、この推定車速に基づいて変速を判断す
る(ステップ110)。即ち、算出された推定車速とス
ロットル開度とから車速及びスロットル開度の変速マッ
プより変速を判断する。
が算出されると、この推定車速に基づいて変速を判断す
る(ステップ110)。即ち、算出された推定車速とス
ロットル開度とから車速及びスロットル開度の変速マッ
プより変速を判断する。
【0059】この判断(ステップ110)において、変
速を要しない場合(変速せず)は、エンドになる(ステ
ップ114)。この判断(ステップ110)において、
変速を要する場合(変速)は、変速の処理をして(ステ
ップ112)、エンドになる(ステップ114)。
速を要しない場合(変速せず)は、エンドになる(ステ
ップ114)。この判断(ステップ110)において、
変速を要する場合(変速)は、変速の処理をして(ステ
ップ112)、エンドになる(ステップ114)。
【0060】前記変速の処理(ステップ112)におい
ては、バルブボディ76内の変速段変更手段たる第1ソ
レノイドバルブ78と第2ソレノイドバルブ80とへの
出力の切換えにより行われる。この変速の処理(ステッ
プ112)においては、第1・第2ソレノイドバルブ7
8・80の出力切換えのタイミング制御や変速終了判定
等も行う。
ては、バルブボディ76内の変速段変更手段たる第1ソ
レノイドバルブ78と第2ソレノイドバルブ80とへの
出力の切換えにより行われる。この変速の処理(ステッ
プ112)においては、第1・第2ソレノイドバルブ7
8・80の出力切換えのタイミング制御や変速終了判定
等も行う。
【0061】前記変速の処理(ステップ112)におい
ては、エンジン2の停止時や自動変速機70のシフト位
置を非前進走行位置(P、R、N)から前進走行位置
(D)にシフトした際に、第1・第2ソレノイドバルブ
78・80への出力の切換えにより最高速変速段に切換
える。補助変速機構74のニュートラルから最高速変速
段への切換えが終了するまでは、変速中とみなしてステ
ップ108における推定車速の算出を行わず、最高速変
速段への切換えが終了してから推定車速を算出し、算出
された推定車速に基づき適切な変速段に切換える。
ては、エンジン2の停止時や自動変速機70のシフト位
置を非前進走行位置(P、R、N)から前進走行位置
(D)にシフトした際に、第1・第2ソレノイドバルブ
78・80への出力の切換えにより最高速変速段に切換
える。補助変速機構74のニュートラルから最高速変速
段への切換えが終了するまでは、変速中とみなしてステ
ップ108における推定車速の算出を行わず、最高速変
速段への切換えが終了してから推定車速を算出し、算出
された推定車速に基づき適切な変速段に切換える。
【0062】このように、車両用自動変速制御装置86
は、制御手段88によって、エンジン回転数及びエンジ
ン出力トルクより算出される推定車速に基づいて自動変
速機70の補助変速機構74の係合状態を切換えるべく
制御することにより、車速センサ84を要することなく
自動変速制御装置を構成することができ、また、車速セ
ンサ84を有する自動変速制御装置の車速センサ故障時
におけるバックアップを行うことができる。
は、制御手段88によって、エンジン回転数及びエンジ
ン出力トルクより算出される推定車速に基づいて自動変
速機70の補助変速機構74の係合状態を切換えるべく
制御することにより、車速センサ84を要することなく
自動変速制御装置を構成することができ、また、車速セ
ンサ84を有する自動変速制御装置の車速センサ故障時
におけるバックアップを行うことができる。
【0063】このため、この車両用自動変速制御装置8
6は、車速センサ84を要することなく自動変速機を制
御し得て、コスト低減を果たすことができる。また、こ
の車両用自動変速制御装置86は、車速センサ84を有
する自動変速制御装置の車速センサ84の故障時に自動
変速機70を適切に変速制御し得て、運転性能の低下を
回避することができる。
6は、車速センサ84を要することなく自動変速機を制
御し得て、コスト低減を果たすことができる。また、こ
の車両用自動変速制御装置86は、車速センサ84を有
する自動変速制御装置の車速センサ84の故障時に自動
変速機70を適切に変速制御し得て、運転性能の低下を
回避することができる。
【0064】また、この車両用自動変速制御装置86
は、制御手段88によって、自動変速機70のシフト位
置を非前進走行位置から前進走行位置にシフトした場合
に自動変速機70の補助変速機構74を最高速変速段の
係合状態に切換えるべく制御することにより、シフトア
ップすべき車速にもかかわらず低速側変速段の係合状態
に保持されることを防止できる。
は、制御手段88によって、自動変速機70のシフト位
置を非前進走行位置から前進走行位置にシフトした場合
に自動変速機70の補助変速機構74を最高速変速段の
係合状態に切換えるべく制御することにより、シフトア
ップすべき車速にもかかわらず低速側変速段の係合状態
に保持されることを防止できる。
【0065】このため、この車両用自動変速制御装置8
6は、車両の急減速やエンジン2の過回転を招くことが
なく、エンジンブレーキを利かせることができる。ま
た、この車両用自動変速制御装置86は、エンジン回転
数及びスロットル開度による自動変速制御装置と比較し
て、変速点等の変速にかかわる制限を少なくすることが
できる。
6は、車両の急減速やエンジン2の過回転を招くことが
なく、エンジンブレーキを利かせることができる。ま
た、この車両用自動変速制御装置86は、エンジン回転
数及びスロットル開度による自動変速制御装置と比較し
て、変速点等の変速にかかわる制限を少なくすることが
できる。
【0066】また、この車両用自動変速制御装置86
は、制御手段88によって、自動変速機70の補助変速
機構74がワンウェイクラッチを有する変速段の係合状
態にある場合のシフトアップの変速点を、図6に示す如
く、エンジン2が駆動状態となる領域に設定している。
は、制御手段88によって、自動変速機70の補助変速
機構74がワンウェイクラッチを有する変速段の係合状
態にある場合のシフトアップの変速点を、図6に示す如
く、エンジン2が駆動状態となる領域に設定している。
【0067】図6に示す如く、1速変速段から2速変速
段の係合状態への変速点をエンジン2が駆動状態となる
領域に設定することにより、ワンウェイクラッチを有す
る1速変速段がワンウェイクラッチによりニュートラル
状態となる前に、2速変速段の係合状態に切換えること
ができる。
段の係合状態への変速点をエンジン2が駆動状態となる
領域に設定することにより、ワンウェイクラッチを有す
る1速変速段がワンウェイクラッチによりニュートラル
状態となる前に、2速変速段の係合状態に切換えること
ができる。
【0068】あるいは、1速変速段の係合状態において
エンジン2の非駆動状態の領域に移行した場合に2速変
速段の係合状態に切換えるように設定することにより、
ワンウェイクラッチを有する1速変速段がワンウェイク
ラッチによりニュートラル状態となる前に、2速変速段
の係合状態に切換えることができる。
エンジン2の非駆動状態の領域に移行した場合に2速変
速段の係合状態に切換えるように設定することにより、
ワンウェイクラッチを有する1速変速段がワンウェイク
ラッチによりニュートラル状態となる前に、2速変速段
の係合状態に切換えることができる。
【0069】これにより、1速変速段においてエンジン
2が非駆動状態となる領域における車速を推定できない
不都合を解消し得て、常に正の駆動力がかかるように1
速変速段から2速変速段の係合状態に変速することがで
き、エンジンブレーキが利かない状態を回避することが
できる。
2が非駆動状態となる領域における車速を推定できない
不都合を解消し得て、常に正の駆動力がかかるように1
速変速段から2速変速段の係合状態に変速することがで
き、エンジンブレーキが利かない状態を回避することが
できる。
【0070】なお、上述実施例においては、自動変速機
70のシフト位置を非前進走行位置から前進走行位置に
シフトした場合に自動変速機70の補助変速機構74を
最高速変速段の係合状態に切換えるべく制御したが、自
動変速機70のシフト位置が非前進走行位置にシフトさ
れている場合に自動変速機70の補助変速機構74が最
高速変速段の係合状態に切換わるような車速に設定する
こともできる。
70のシフト位置を非前進走行位置から前進走行位置に
シフトした場合に自動変速機70の補助変速機構74を
最高速変速段の係合状態に切換えるべく制御したが、自
動変速機70のシフト位置が非前進走行位置にシフトさ
れている場合に自動変速機70の補助変速機構74が最
高速変速段の係合状態に切換わるような車速に設定する
こともできる。
【0071】この制御を図2のフローチャートに基づい
て説明する。
て説明する。
【0072】制御がスタート(ステップ200)する
と、エンジン回転数Neとアイドル回転数以下に設定し
たエンジン停止判定回転数NeSとを比較(Ne<Ne
S)して、エンジン2が停止しているか否かを判断する
(ステップ202)。
と、エンジン回転数Neとアイドル回転数以下に設定し
たエンジン停止判定回転数NeSとを比較(Ne<Ne
S)して、エンジン2が停止しているか否かを判断する
(ステップ202)。
【0073】前記判断(ステップ202)がYESの場
合(エンジン2の停止時)は、フェイルセイフとして、
補助変速機構74を最高速変速段の係合状態に切換える
変速の処理を行い(ステップ204)、エンドになる
(ステップ216)。変速の処理(ステップ204)に
おいては、第1・第2ソレノイドバルブ78・80への
出力の切換えにより最高速変速段に切換える。補助変速
機構74のニュートラルから最高速変速段への切換えが
終了するまでは、変速中とみなしてステップ210にお
ける推定車速の算出を行わず、最高速変速段への切換え
が終了してから推定車速を算出し、算出された推定車速
に基づき適切な変速段に切換える。
合(エンジン2の停止時)は、フェイルセイフとして、
補助変速機構74を最高速変速段の係合状態に切換える
変速の処理を行い(ステップ204)、エンドになる
(ステップ216)。変速の処理(ステップ204)に
おいては、第1・第2ソレノイドバルブ78・80への
出力の切換えにより最高速変速段に切換える。補助変速
機構74のニュートラルから最高速変速段への切換えが
終了するまでは、変速中とみなしてステップ210にお
ける推定車速の算出を行わず、最高速変速段への切換え
が終了してから推定車速を算出し、算出された推定車速
に基づき適切な変速段に切換える。
【0074】前記判断(ステップ202)がYESの場
合(エンジン2の停止時)は、フェイルセイフとして、
補助変速機構74を最高速変速段の係合状態に切換える
処理(ステップ204)を行うことにより、車両の急減
速やエンジン2の過回転を防止する。
合(エンジン2の停止時)は、フェイルセイフとして、
補助変速機構74を最高速変速段の係合状態に切換える
処理(ステップ204)を行うことにより、車両の急減
速やエンジン2の過回転を防止する。
【0075】前記判断(ステップ202)がNOの場合
(エンジン2の駆動時)は、自動変速機70のシフト位
置が前進走行位置(D、2、L)であるか否かを判断す
る(ステップ206)。
(エンジン2の駆動時)は、自動変速機70のシフト位
置が前進走行位置(D、2、L)であるか否かを判断す
る(ステップ206)。
【0076】前記判断(ステップ206)がNOの場合
は、自動変速機70の補助変速機構74が最高速変速段
の係合状態に切換わるような車速に設定する(ステップ
208)。
は、自動変速機70の補助変速機構74が最高速変速段
の係合状態に切換わるような車速に設定する(ステップ
208)。
【0077】前記判断(ステップ206)がYESの場
合は、前述の如くエンジン回転数及びエンジン出力トル
クより推定車速を算出する(ステップ210)。
合は、前述の如くエンジン回転数及びエンジン出力トル
クより推定車速を算出する(ステップ210)。
【0078】前記(ステップ210)において推定車速
が算出されると、この推定車速に基づいて変速を判断す
る(ステップ212)。即ち、算出された推定車速とス
ロットル開度とから車速及びスロットル開度の変速マッ
プより変速を判断する。
が算出されると、この推定車速に基づいて変速を判断す
る(ステップ212)。即ち、算出された推定車速とス
ロットル開度とから車速及びスロットル開度の変速マッ
プより変速を判断する。
【0079】この判断(ステップ212)において、変
速を要しない場合(変速せず)は、エンドになる(ステ
ップ216)。この判断(ステップ212)において、
変速を要する場合(変速)は、変速の処理をして(ステ
ップ214)、エンドになる(ステップ216)。
速を要しない場合(変速せず)は、エンドになる(ステ
ップ216)。この判断(ステップ212)において、
変速を要する場合(変速)は、変速の処理をして(ステ
ップ214)、エンドになる(ステップ216)。
【0080】このように、車両用自動変速制御装置86
は、制御手段88によって、エンジン回転数及びエンジ
ン出力トルクより算出される推定車速に基づいて自動変
速機70の補助変速機構74の係合状態を切換えるべく
制御するとともに、自動変速機70のシフト位置が非前
進走行位置であるニュートラル位置(Nレンジ)にシフ
トされている場合に自動変速機70の補助変速機構74
が最高速変速段の係合状態に切換わるような車速に設定
しておき、補助変速機構74がニュートラル位置(Nレ
ンジ)から前進走行位置であるドライブ位置(Dレン
ジ)にシフトされた場合に変速判断を行い、この判断に
より最高速変速段(例えば、3速変速段)に切換え、こ
の切換えが終了した後に推定車速を算出し、算出された
推定車速に基づき適切な変速段に切換える。
は、制御手段88によって、エンジン回転数及びエンジ
ン出力トルクより算出される推定車速に基づいて自動変
速機70の補助変速機構74の係合状態を切換えるべく
制御するとともに、自動変速機70のシフト位置が非前
進走行位置であるニュートラル位置(Nレンジ)にシフ
トされている場合に自動変速機70の補助変速機構74
が最高速変速段の係合状態に切換わるような車速に設定
しておき、補助変速機構74がニュートラル位置(Nレ
ンジ)から前進走行位置であるドライブ位置(Dレン
ジ)にシフトされた場合に変速判断を行い、この判断に
より最高速変速段(例えば、3速変速段)に切換え、こ
の切換えが終了した後に推定車速を算出し、算出された
推定車速に基づき適切な変速段に切換える。
【0081】これにより、車両用自動変速制御装置86
は、前述実施例と同様の効果を奏し得るものである。即
ち、この車両用自動変速制御装置86は、車速センサ8
4を要することなく自動変速機を制御し得て、コスト低
減を果たすことができ、車速センサ84を有する自動変
速制御装置の車速センサ84の故障時に自動変速機70
を適切に変速制御し得て、運転性能の低下を回避するこ
とができる。また、この車両用自動変速制御装置86
は、車両の急減速やエンジン2の過回転を招くことがな
く、エンジンブレーキを利かせることができ、エンジン
回転数及びスロットル開度による自動変速制御装置と比
較して、変速点等の変速にかかわる制限を少なくするこ
とができる。
は、前述実施例と同様の効果を奏し得るものである。即
ち、この車両用自動変速制御装置86は、車速センサ8
4を要することなく自動変速機を制御し得て、コスト低
減を果たすことができ、車速センサ84を有する自動変
速制御装置の車速センサ84の故障時に自動変速機70
を適切に変速制御し得て、運転性能の低下を回避するこ
とができる。また、この車両用自動変速制御装置86
は、車両の急減速やエンジン2の過回転を招くことがな
く、エンジンブレーキを利かせることができ、エンジン
回転数及びスロットル開度による自動変速制御装置と比
較して、変速点等の変速にかかわる制限を少なくするこ
とができる。
【0082】
【発明の効果】このように、この発明によれば、車両用
自動変速制御装置は、エンジン回転数及びエンジン出力
トルクより算出される推定車速に基づいて自動変速機の
補助変速機構の係合状態を切換えるべく制御することに
より、車速センサを要することなく自動変速制御装置を
構成することができ、また、車速センサを有する自動変
速制御装置の車速センサ故障時におけるバックアップを
行うことができる。
自動変速制御装置は、エンジン回転数及びエンジン出力
トルクより算出される推定車速に基づいて自動変速機の
補助変速機構の係合状態を切換えるべく制御することに
より、車速センサを要することなく自動変速制御装置を
構成することができ、また、車速センサを有する自動変
速制御装置の車速センサ故障時におけるバックアップを
行うことができる。
【0083】このため、この車両用自動変速制御装置
は、車速センサを要することなく自動変速機を制御し得
て、コスト低減を果たすことができ、また、車速センサ
を有する自動変速制御装置の車速センサの故障時に自動
変速機を適切に変速制御し得て、運転性能の低下を回避
することができる。
は、車速センサを要することなく自動変速機を制御し得
て、コスト低減を果たすことができ、また、車速センサ
を有する自動変速制御装置の車速センサの故障時に自動
変速機を適切に変速制御し得て、運転性能の低下を回避
することができる。
【0084】また、この車両用自動変速制御装置は、自
動変速機のシフト位置を非前進走行位置から前進走行位
置にシフトした場合に自動変速機の補助変速機構を最高
速変速段の係合状態に切換えるべく制御することによ
り、シフトアップすべき車速にもかかわらず低速側変速
段の係合状態に保持されることを防止できる。
動変速機のシフト位置を非前進走行位置から前進走行位
置にシフトした場合に自動変速機の補助変速機構を最高
速変速段の係合状態に切換えるべく制御することによ
り、シフトアップすべき車速にもかかわらず低速側変速
段の係合状態に保持されることを防止できる。
【0085】このため、この車両用自動変速制御装置
は、車両の急減速やエンジンの過回転を招くことがな
く、エンジンブレーキを利かせることができる。また、
この車両用自動変速制御装置は、エンジン回転数及びス
ロットル開度による自動変速制御装置と比較して、変速
点等の変速にかかわる制限を少なくすることができる。
は、車両の急減速やエンジンの過回転を招くことがな
く、エンジンブレーキを利かせることができる。また、
この車両用自動変速制御装置は、エンジン回転数及びス
ロットル開度による自動変速制御装置と比較して、変速
点等の変速にかかわる制限を少なくすることができる。
【図1】この発明の実施例を示す車両用自動変速制御装
置の制御のフローチャートである。
置の制御のフローチャートである。
【図2】係合状態が最高速変速段の係合状態になるよう
に車速を設定した場合の制御のフローチャートである。
に車速を設定した場合の制御のフローチャートである。
【図3】駆動時のトルクコンバータ性能曲線の図であ
る。
る。
【図4】変速比−ポンプトルク係数(τ)のテーブルの
図である。
図である。
【図5】車両用自動変速制御装置のシステム構成図であ
る。
る。
【図6】車速及びスロットル開度による変速点を示す図
である。
である。
【図7】スロットルバルブを全閉状態とした状態からの
降坂走行における車速及び推定車速の変化を示す図であ
る。
降坂走行における車速及び推定車速の変化を示す図であ
る。
2 エンジン 56 スロットルポジションセンサ 68 クランク角センサ 70 自動変速機 84 車速センサ 86 車両用自動変速制御装置 88 制御手段 96 トルクセンサ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、車両に搭載されるエンジ
ンに連結された自動変速機の補助変速機構の係合状態を
切換えるべく制御する車両用自動変速制御装置におい
て、前記エンジンのエンジン回転数を検出する回転数検
出手段を設け、前記エンジンのエンジン出力トルクを検
出するトルク検出手段を設け、前記エンジン回転数及び
エンジン出力トルクより算出される推定車速に基づいて
前記自動変速機の補助変速機構の係合状態を切換えるべ
く制御し、前記自動変速機のシフト位置を非前進走行位
置から前進走行位置にシフトした場合に前記自動変速機
の補助変速機構を最高速変速段の係合状態に切換えるべ
く制御するとともに前記エンジン回転数の入力が無い場
合に前記自動変速機の補助変速機構を最高速変速段の係
合状態に切換えるべく制御する制御手段を設けたことを
特徴とする。
述の不都合を除去するために、車両に搭載されるエンジ
ンに連結された自動変速機の補助変速機構の係合状態を
切換えるべく制御する車両用自動変速制御装置におい
て、前記エンジンのエンジン回転数を検出する回転数検
出手段を設け、前記エンジンのエンジン出力トルクを検
出するトルク検出手段を設け、前記エンジン回転数及び
エンジン出力トルクより算出される推定車速に基づいて
前記自動変速機の補助変速機構の係合状態を切換えるべ
く制御し、前記自動変速機のシフト位置を非前進走行位
置から前進走行位置にシフトした場合に前記自動変速機
の補助変速機構を最高速変速段の係合状態に切換えるべ
く制御するとともに前記エンジン回転数の入力が無い場
合に前記自動変速機の補助変速機構を最高速変速段の係
合状態に切換えるべく制御する制御手段を設けたことを
特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】また、この車両用自動変速制御装置は、制
御手段によって、自動変速機のシフト位置を非前進走行
位置から前進走行位置にシフトした場合に自動変速機の
補助変速機構を最高速変速段の係合状態に切換えるべく
制御することにより、シフトアップすべき車速にもかか
わらず低速側変速段の係合状態に保持されることを防止
できる。また、この車両用自動変速制御装置は、制御手
段によって、エンジン回転数の入力が無い場合に自動変
速機の補助変速機構を最高速変速段の係合状態に切換え
るべく制御することにより、車速センサとエンジン回転
数検出手段が同時に故障した場合に、シフトダウンする
ことを防止できる。
御手段によって、自動変速機のシフト位置を非前進走行
位置から前進走行位置にシフトした場合に自動変速機の
補助変速機構を最高速変速段の係合状態に切換えるべく
制御することにより、シフトアップすべき車速にもかか
わらず低速側変速段の係合状態に保持されることを防止
できる。また、この車両用自動変速制御装置は、制御手
段によって、エンジン回転数の入力が無い場合に自動変
速機の補助変速機構を最高速変速段の係合状態に切換え
るべく制御することにより、車速センサとエンジン回転
数検出手段が同時に故障した場合に、シフトダウンする
ことを防止できる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】前記シリンダヘッド6には、ディストリビ
ュータ66が取付けられている。このディストリビュー
タ66には、クランク角のみならずエンジン回転数を検
出して回転数検出手段としても機能するクランク角セン
サ68が設けられている。
ュータ66が取付けられている。このディストリビュー
タ66には、クランク角のみならずエンジン回転数を検
出して回転数検出手段としても機能するクランク角セン
サ68が設けられている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】この制御手段88には、シフトレバー(図
示せず)のシフト位置を検出するシフトスイッチ90と
電気負荷スイッチ92とエアコンコンプレッサスイッチ
94とエンジン2のエンジン出力トルクを検出するトル
ク検出手段たるトルクセンサ96とが接続されている。
なお、エンジン出力トルクは、吸入空気圧から算出する
こともできる。この場合には、トルクセンサ96を必要
としない。前記シフトスイッチ90は、シフトレバーが
「P」、「R」、「N」、「D」、「2」、「L」の位
置で夫々切換わるものであり、各位置の信号を出力す
る。
示せず)のシフト位置を検出するシフトスイッチ90と
電気負荷スイッチ92とエアコンコンプレッサスイッチ
94とエンジン2のエンジン出力トルクを検出するトル
ク検出手段たるトルクセンサ96とが接続されている。
なお、エンジン出力トルクは、吸入空気圧から算出する
こともできる。この場合には、トルクセンサ96を必要
としない。前記シフトスイッチ90は、シフトレバーが
「P」、「R」、「N」、「D」、「2」、「L」の位
置で夫々切換わるものであり、各位置の信号を出力す
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】このように、車両に搭載されるエンジン2
に連結された自動変速機70の補助変速機構74の係合
状態を切換えるべく制御する車両用自動変速制御装置8
6において、エンジン2のエンジン回転数を検出する回
転数検出手段たるクランク角センサ68を設け、エンジ
ン2のエンジン出力トルクを検出するトルク検出手段た
るトルクセンサ96を設け、エンジン回転数及びエンジ
ン出力トルクより算出される推定車速に基づいて自動変
速機70の補助変速機構74の係合状態を切換えるべく
制御し、自動変速機70のシフト位置を非前進走行位置
から前進走行位置にシフトした場合に自動変速機70の
補助変速機構74を最高速変速段の係合状態に切換える
べく制御するとともに、前記エンジン回転数の入力が無
い場合に自動変速機70の補助変速機構72を最高速変
速段の係合状態に切換えるべく制御する制御手段88を
設けたものである。
に連結された自動変速機70の補助変速機構74の係合
状態を切換えるべく制御する車両用自動変速制御装置8
6において、エンジン2のエンジン回転数を検出する回
転数検出手段たるクランク角センサ68を設け、エンジ
ン2のエンジン出力トルクを検出するトルク検出手段た
るトルクセンサ96を設け、エンジン回転数及びエンジ
ン出力トルクより算出される推定車速に基づいて自動変
速機70の補助変速機構74の係合状態を切換えるべく
制御し、自動変速機70のシフト位置を非前進走行位置
から前進走行位置にシフトした場合に自動変速機70の
補助変速機構74を最高速変速段の係合状態に切換える
べく制御するとともに、前記エンジン回転数の入力が無
い場合に自動変速機70の補助変速機構72を最高速変
速段の係合状態に切換えるべく制御する制御手段88を
設けたものである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】このフェイルセイフを行わない場合、例え
ば、走行中にエンジン回転数を検出する手段(回転数セ
ンサ)が故障してエンジン回転数の入力が無くなり、エ
ンジン回転数が0rpmと判断された場合に、推定車速
が0km/hとなり、シフトダウンと判定して低速側変
速段の係合状態に切換えることになる。このため、車両
の急減速やエンジン2の過回転を招く問題がある。
ば、走行中にエンジン回転数を検出する手段(回転数セ
ンサ)が故障してエンジン回転数の入力が無くなり、エ
ンジン回転数が0rpmと判断された場合に、推定車速
が0km/hとなり、シフトダウンと判定して低速側変
速段の係合状態に切換えることになる。このため、車両
の急減速やエンジン2の過回転を招く問題がある。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】また、この車両用自動変速制御装置86
は、制御手段88によって、自動変速機70のシフト位
置を非前進走行位置から前進走行位置にシフトした場合
に自動変速機70の補助変速機構74を最高速変速段の
係合状態に切換えるべく制御することにより、シフトア
ップすべき車速にもかかわらず低速側変速段の係合状態
に保持されることを防止できる。また、この車両用自動
変速制御装置86は、制御手段88によって、エンジン
回転数の入力が無い場合に自動変速機70の補助変速機
構72を最高速変速段の係合状態に切換えるべく制御す
ることにより、車速センサ84とエンジン回転数検出手
段たるクランク角センサ68が同時に故障した場合に、
シフトダウンすることを防止できる。
は、制御手段88によって、自動変速機70のシフト位
置を非前進走行位置から前進走行位置にシフトした場合
に自動変速機70の補助変速機構74を最高速変速段の
係合状態に切換えるべく制御することにより、シフトア
ップすべき車速にもかかわらず低速側変速段の係合状態
に保持されることを防止できる。また、この車両用自動
変速制御装置86は、制御手段88によって、エンジン
回転数の入力が無い場合に自動変速機70の補助変速機
構72を最高速変速段の係合状態に切換えるべく制御す
ることにより、車速センサ84とエンジン回転数検出手
段たるクランク角センサ68が同時に故障した場合に、
シフトダウンすることを防止できる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0084
【補正方法】変更
【補正内容】
【0084】また、この車両用自動変速制御装置は、自
動変速機のシフト位置を非前進走行位置から前進走行位
置にシフトした場合に自動変速機の補助変速機構を最高
速変速段の係合状態に切換えるべく制御することによ
り、シフトアップすべき車速にもかかわらず低速側変速
段の係合状態に保持されることを防止できる。また、こ
の車両用自動変速制御装置は、制御手段によって、エン
ジン回転数の入力が無い場合に自動変速機の補助変速機
構を最高速変速段の係合状態に切換えるべく制御するこ
とにより、車速センサとエンジン回転数検出手段が同時
に故障した場合に、シフトダウンすることを防止できる
動変速機のシフト位置を非前進走行位置から前進走行位
置にシフトした場合に自動変速機の補助変速機構を最高
速変速段の係合状態に切換えるべく制御することによ
り、シフトアップすべき車速にもかかわらず低速側変速
段の係合状態に保持されることを防止できる。また、こ
の車両用自動変速制御装置は、制御手段によって、エン
ジン回転数の入力が無い場合に自動変速機の補助変速機
構を最高速変速段の係合状態に切換えるべく制御するこ
とにより、車速センサとエンジン回転数検出手段が同時
に故障した場合に、シフトダウンすることを防止できる
Claims (2)
- 【請求項1】 車両に搭載されるエンジンに連結された
自動変速機の補助変速機構の係合状態を切換えるべく制
御する車両用自動変速制御装置において、前記エンジン
のエンジン回転数を検出する回転数センサを設け、前記
エンジンのエンジン出力トルクを検出するトルクセンサ
を設け、前記エンジン回転数及びエンジン出力トルクよ
り算出される推定車速に基づいて前記自動変速機の補助
変速機構の係合状態を切換えるべく制御するとともに前
記自動変速機のシフト位置を非前進走行位置から前進走
行位置にシフトした場合に前記自動変速機の補助変速機
構を最高速変速段の係合状態に切換えるべく制御する制
御手段を設けたことを特徴とする車両用自動変速制御装
置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記自動変速機の補助
変速機構がワンウェイクラッチを有する変速段の係合状
態にある場合のシフトアップの変速点を前記エンジンが
駆動状態となる領域に設定したことを特徴とする請求項
1に記載の車両用自動変速制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6197497A JPH0842680A (ja) | 1994-07-30 | 1994-07-30 | 車両用自動変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6197497A JPH0842680A (ja) | 1994-07-30 | 1994-07-30 | 車両用自動変速制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0842680A true JPH0842680A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16375463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6197497A Pending JPH0842680A (ja) | 1994-07-30 | 1994-07-30 | 車両用自動変速制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0842680A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009236254A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Jatco Ltd | 自動変速機の制御装置 |
| JP2016153268A (ja) * | 2015-02-20 | 2016-08-25 | スズキ株式会社 | 駆動制御装置 |
| JP2022038280A (ja) * | 2020-08-26 | 2022-03-10 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の制御装置 |
-
1994
- 1994-07-30 JP JP6197497A patent/JPH0842680A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009236254A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Jatco Ltd | 自動変速機の制御装置 |
| US8112204B2 (en) | 2008-03-28 | 2012-02-07 | Jatco Ltd | Automatic transmission controller and automatic transmission control method |
| JP2016153268A (ja) * | 2015-02-20 | 2016-08-25 | スズキ株式会社 | 駆動制御装置 |
| JP2022038280A (ja) * | 2020-08-26 | 2022-03-10 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の制御装置 |
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