JPH084274Y2 - 射出成形機の油圧制御装置 - Google Patents

射出成形機の油圧制御装置

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JPH084274Y2
JPH084274Y2 JP1990057258U JP5725890U JPH084274Y2 JP H084274 Y2 JPH084274 Y2 JP H084274Y2 JP 1990057258 U JP1990057258 U JP 1990057258U JP 5725890 U JP5725890 U JP 5725890U JP H084274 Y2 JPH084274 Y2 JP H084274Y2
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variable discharge
accumulator
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discharge pump
electric motor
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建夫 矢形
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、射出成形機の油圧制御装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、射出成形機は、発生する力が大きく、しかも発
生した力の調節が容易であることから油圧によって駆動
されるものが多い。そして、駆動源によって駆動された
油圧ポンプが制御弁を介して油を油圧シリンダ、油圧モ
ータ等に供給し、スクリュ、型締装置、エジェクタ等の
アクチュエータを作動させるようになっている。
例えば、油圧シリンダの場合においては、油圧ポンプ
から供給された油が油圧シリンダの油室内に入ると、ピ
ストンを移動してスクリュを前進させ射出を行うことが
できる。そして、射出速度を増加させる場合には、油の
供給系にアキュムレータを接続し、該アキュムレータに
予め押し込んだ油を急激に放出するようにしている。
該アキュムレータを使用すると、一度に大量の油を放
出することができるので、上述したような高速射出のほ
か、複合同時動作(スクリュ、型開閉シリンダ、エジェ
クタを同時に動かす動作)が可能となるだけでなく、油
ポンプの容量を小さくすることができるため、駆動源の
消費エネルギを減少させることができる。
ところが、アキュムレータは流量マッチ回路であるた
め、負荷圧力が低い場合(例えばエジェクタを作動させ
る場合、低圧型締を行う場合等)にはエネルギ効率が低
下する欠点があり、エネルギ消費が最大となる計量工程
で問題となる。
そこで、固定吐出量ポンプと可変吐出量ポンプを組み
合わせ、通常は両ポンプを用いてアキュムレータに圧油
を供給し、計量工程中は可変吐出量ポンプで油圧モータ
を駆動し、固定吐出量ポンプでアキュムレータにチャー
ジする方法が提供されている。
第2図は従来の射出成形機の油圧制御装置を示す図で
ある。
図において、11は固定吐出量ポンプ、12は可変吐出量
ポンプ、13はアキュムレータであり、両ポンプ11,12と
アキュムレータ13間には逆止弁14,15が配設される。16
は両ポンプ11,12を駆動する電動機である。
油路17は上記可変吐出量ポンプ12と逆止弁15間に配設
され、計量回路に接続される。また、油路18はアキュム
レータ13に接続され、射出、型締回路等に接続される。
19はアンロード時に切り換えてバイパスさせる切換弁、
20は減圧弁である。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記構成の射出成形機の油圧制御装置
においては、計量工程中は固定吐出量ポンプ11がアキュ
ムレータ13をチャージするため、チャージされる油量が
一定となる。
したがって、成形条件によっては電動機16の出力に余
裕があるにもかかわらず、固定吐出量ポンプ11の容量が
小さいためにアキュムレータ13のチャージ量が不足する
ことがある。
その場合、チャージ量が少なくなって射出工程中に必
要な油量を確保することができない。
本考案は、上記従来の射出成形機の油圧制御装置の問
題点を解決して、電動機の出力を最大限に利用するとと
もに、アキュムレータを効率的に使用して射出速度を高
めることができ、また可変吐出量ポンプによる消費エネ
ルギの低減を図ることができる射出成形機の油圧制御装
置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) そのために、本考案の射出成形機の油圧制御装置にお
いては、複数台の可変吐出量ポンプと、各可変吐出量ポ
ンプの吐出側に接続される逆止弁と、該逆止弁を介して
上記可変吐出量ポンプに接続される共通のアキュムレー
タと、上記複数台の可変吐出量ポンプの内の少なくとも
一台の可変吐出量ポンプと逆止弁との間に接続され、計
量回路に油を供給する油路と、上記アキュムレータと連
通させて計量回路以外の回路に油を供給する油路と、上
記複数台の可変吐出量ポンプを駆動する電動機と、該電
動機の出力を求める電力測定手段と、計量工程におい
て、計量回路に油を供給するもの以外の可変吐出量ポン
プの入力を、上記電力測定手段によって得られた出力が
上記電動機の定格に対応する値になるように演算して、
計量回路に油を供給するもの以外の可変吐出量ポンプに
よってアキュムレータのチャージを行う手段と、計量工
程以外において、各可変吐出量ポンプによってアキュム
レータのチャージを行う手段とを有する。
(作用) 本考案によれば、上記のように射出成形機の油圧制御
装置においては、複数台の可変吐出量ポンプと、各可変
吐出量ポンプの吐出側に接続される逆止弁と、該逆止弁
を介して上記可変吐出量ポンプに接続される共通のアキ
ュムレータと、上記複数台の可変吐出量ポンプの内の少
なくとも一台の可変吐出量ポンプと逆止弁との間に接続
され、計量回路に油を供給する油路と、上記アキュムレ
ータと連通させて計量回路以外の回路に油を供給する油
路と、上記複数台の可変吐出量ポンプを駆動する電動機
と、該電動機の出力を求める電力測定手段と、計量工程
において、計量回路に油を供給するもの以外の可変吐出
量ポンプの入力を、上記電力測定手段によって得られた
出力が上記電動機の定格に対応する値になるように演算
して、計量回路に油を供給するもの以外の可変吐出量ポ
ンプによってアキュムレータのチャージを行う手段と、
計量工程以外において、各可変吐出量ポンプによってア
キュムレータのチャージを行う手段とを有する。
この場合、計量工程においては、電動機の定格に対応
する値が、計量に携わっていない可変吐出量ポンプに入
力される。
また、計量工程以外においては、すべての可変吐出量
ポンプがそれぞれの体格に合った流量の油をアキュムレ
ータに供給する。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳
細に説明する。
第1図は本考案の射出成形機の油圧制御装置を示す図
である。
図において、31,32は可変吐出量ポンプ、3はアキュ
ムレータであり、両可変吐出量ポンプ31,32とアキュム
レータ3間には逆止弁4,5が配設される。6は両可変吐
出量ポンプ31,32を駆動する電動機である。
油路7は上記可変吐出量ポンプ32と逆止弁5間に配設
され、計量回路に接続される。また、油路8はアキュム
レータ3に接続され、射出、型締回路等に接続される。
上記電動機6には、駆動電力を測定するために電力測
定器35が配設され、該電力測定器35の検出値ELLは演算
制御回路36に送られる。上記電力測定器35は出力信号端
子付の電力計で構成される。該演算制御回路36には、電
力設定器37による設定値ELRが一方で入力される。該設
定値ELRは電動機6を製造した時に設定される定格電力
であって固定値を有している。そして、上記演算制御回
路36は、検出値ELLと設定値ELRによって演算を行い、偏
差信号eを増幅器39に出力し、該増幅器39の出力が上記
可変吐出量ポンプ32に入力されるようになっている。
また、36は油圧モータの回転数を設定するための回転
数設定器であり、設定値EMが上記可変吐出量ポンプ32に
入力される。
上記構成の射出成形機の油圧制御装置において、計量
工程中に電動機6の電力を直接計測するか、ポンプ31,3
2の吐出圧力及び吐出流量を演算する等して電動機6の
出力が算定される。この出力の値が所定の値となるよう
に、上記アキュムレータ3のチャージ側の可変吐出量ポ
ンプ31の吐出量が調整される。
こうすることにより、アキュムレータ3は油圧モータ
を回転させるのに必要な動力が大きい時は低速で、小さ
い時は高速でチャージされることになり、電動機6の出
力を有効に活用することができる。
計量工程以外では、上記可変吐出量ポンプ31,32は制
御回路(図示しない)からの信号を受けてそれぞれの大
きさ(体格)に応じた流量をアキュムレータ3に供給す
る。このとき、2台の可変吐出量ポンプ31,32の消費電
力を合算したものが上記電動機6の定格電力に応じたも
のとなるように、予め各可変吐出量ポンプ31,32の吐出
量と圧力が決められている。
次に本考案の射出成形機の油圧制御装置の動作につい
て説明する。
計量工程においては、可変吐出量ポンプ32は、制御回
路からの設定により油路7を介して計量回路へ油を供給
する。このとき、可変吐出ポンプ32は負荷感応回路を設
けて不必要な圧力が生じないようにしてあるため、アキ
ュムレータ3へは油をチャージしない。
一方、可変吐出量ポンプ31はアキュムレータ3に圧油
をチャージするが、その流量は上記可変吐出量ポンプ32
の消費電力によって増減する。すなわち、電力測定器35
により計測された電力が電動機6の定格に合ったものに
なるように、演算制御回路36により可変吐出量ポンプ31
の設定値が演算される。
計量工程中に電動機6の電力を直接計測しないで、ポ
ンプ31,32の吐出圧力及び吐出流量から電動機6の出力
を算定する場合、電動機6の出力すなわち消費電力L
(KW)は次の式で表せる。
P :ポンプ吐出圧力kgf/cm2 Q :ポンプ吐出流量l/min η:ポンプ電動機効率 この場合、ポンプ電動機効率ηはかなりの精度で予測
することが可能なため、何らかの手段でポンプ吐出圧力
Pとポンプ吐出流量Qを検出し、電気信号に変換するこ
とができれば電動機6の消費電力Lを演算することが可
能となる。
また、上記演算制御回路による可変吐出量ポンプの設
定値の演算は次のように行われる。
電動機6の定格出力をLRとし、定格出力LRで使用する
ものとすると、計量工程以外では2台の可変吐出量ポン
プ31,32の両方によってアキュムレータ3にチャージす
るため、P1=P2となり電動機6の消費電力は となる。ここで、 P1 :可変吐出量ポンプ31の吐出圧力 Q1 :可変吐出量ポンプ31の吐出流量 η1:可変吐出量ポンプ31の全効率 P2 :可変吐出量ポンプ32の吐出圧力 Q2 :可変吐出量ポンプ32の吐出流量 η2:可変吐出量ポンプ32の全効率 である。
また、L1+L2=LRとなるように予めQ1,Q2を設定して
おく。
計量工程中の電動機6の消費電力はアキュムレータ3
にチャージしない場合は、 LU=(L′2+L3)・1/ηM …(5) L′2:可変吐出量ポンプ32の計量時消費電力 L3 :可変吐出量ポンプ31の無負荷時消費電力 アキュムレータにチャージする場合は、 Q′2:成形条件により設定される値 P′2:負荷により変動する値 L4 :可変吐出量ポンプ31の電動機消費電力となる。
したがって、L′2はQ′2及びP′2の変動により常
に変動する。また、LLは電力測定器35により常時計測さ
れている。上記演算制御回路36は定格出力LRに相当する
設定信号ELRと電力測定器35の出力ELLを比較し、 ELR−ELL=e …(7) で得られる偏差信号eを可変吐出量ポンプ31を制御する
増幅器39に与える。これにより、可変吐出量ポンプ31の
吐出量Q1はLL=LRとなるように常に修正される。
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではな
く、本考案の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、
これらを本考案の範囲から排除するものではない。
例えば、本実施例においては、可変吐出量ポンプを斜
板直接制御型としても、パワーマッチ方式のバルブ制御
型としてもよく、信号により流量が可変となればよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、射出成形機の
油圧制御装置においては、複数台の可変吐出量ポンプ
と、各可変吐出量ポンプの吐出側に接続される逆止弁
と、該逆止弁を介して上記可変吐出量ポンプに接続され
る共通のアキュムレータと、上記複数台の可変吐出量ポ
ンプの内の少なくとも一台の可変吐出量ポンプと逆止弁
との間に接続され、計量回路に油を供給する油路と、上
記アキュムレータと連通させて計量回路以外の回路に油
を供給する油路と、上記複数台の可変吐出量ポンプを駆
動する電動機と、該電動機の出力を求める電力測定手段
と、計量工程において、計量回路に油を供給するもの以
外の可変吐出量ポンプの入力を、上記電力測定手段によ
って得られた出力が上記電動機の定格に対応する値にな
るように演算して、計量回路に油を供給するもの以外の
可変吐出量ポンプによってアキュムレータのチャージを
行う手段と、計量工程以外において、各可変吐出量ポン
プによってアキュムレータのチャージを行う手段とを有
する。
したがって、計量工程時には、計量回路に供給する油
を確保しながら、計量回路用の可変吐出量ポンプの入力
を電動機の定格に対応する値に設定することができ、電
動機の出力を最大限に利用することができる。
また、アキュムレータを効率的に使用して射出速度を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の射出成形機の油圧制御装置を示す図、
第2図は従来の射出成形機の油圧制御装置を示す図であ
る。 3……アキュムレータ、4,5……逆止弁、6……電動
機、7,8……油路、31,32……可変吐出量ポンプ、35……
電力測定器、36……演算制御回路、37……電力設定器、
38……回転数設定器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)複数台の可変吐出量ポンプと、 (b)各可変吐出量ポンプの吐出側に接続される逆止弁
    と、 (c)該逆止弁を介して上記可変吐出量ポンプに接続さ
    れる共通のアキュムレータと、 (d)上記複数台の可変吐出量ポンプの内の少なくとも
    一台の可変吐出量ポンプと逆止弁との間に接続され、計
    量回路に油を供給する油路と、 (e)上記アキュムレータと連通させて計量回路以外の
    回路に油を供給する油路と、 (f)上記複数台の可変吐出量ポンプを駆動する電動機
    と、 (g)該電動機の出力を求める電力測定手段と、 (h)計量工程において、計量回路に油を供給するもの
    以外の可変吐出量ポンプの入力を、上記電力測定手段に
    よって得られた出力が上記電動機の定格に対応する値に
    なるように演算して、計量回路に油を供給するもの以外
    の可変吐出量ポンプによってアキュムレータのチャージ
    を行う手段と、 (i)計量工程以外において、各可変吐出量ポンプによ
    ってアキュムレータのチャージを行う手段とを有するこ
    とを特徴とする射出成形機の油圧制御装置。
JP1990057258U 1990-06-01 1990-06-01 射出成形機の油圧制御装置 Expired - Lifetime JPH084274Y2 (ja)

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