JPH084307Y2 - 背貼り用テープのカートリツジ - Google Patents
背貼り用テープのカートリツジInfo
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- JPH084307Y2 JPH084307Y2 JP1990089623U JP8962390U JPH084307Y2 JP H084307 Y2 JPH084307 Y2 JP H084307Y2 JP 1990089623 U JP1990089623 U JP 1990089623U JP 8962390 U JP8962390 U JP 8962390U JP H084307 Y2 JPH084307 Y2 JP H084307Y2
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- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、冊子の背部に背貼り用テープを貼付する
背貼り装置に装着され、ロール状に巻回されたテープを
繰り出し自在に収納する背貼り用テープのカートリツジ
に関するものである。 [従来の技術] 冊子の背部に貼着される背貼り用テープをロール状に
巻回し、該ロール状のテープをカートリツジに収納した
ものは実願平1-117283号にて提案されている。上記提案
では、背貼り装置の貼付台の内部にカートリツジが装着
され、送出口から引き出された背貼り用テープは背貼り
行程の進行に従い粘着面を上にして貼付台上の一方向へ
順次繰り出され、そして、冊子の背部に貼着されるよう
に構成されている。又、カートリッジに内装したテープ
を繰り出すための送出口近傍位置にテープ送り用の一対
のローラを対峙して設けたものも知られている。
背貼り装置に装着され、ロール状に巻回されたテープを
繰り出し自在に収納する背貼り用テープのカートリツジ
に関するものである。 [従来の技術] 冊子の背部に貼着される背貼り用テープをロール状に
巻回し、該ロール状のテープをカートリツジに収納した
ものは実願平1-117283号にて提案されている。上記提案
では、背貼り装置の貼付台の内部にカートリツジが装着
され、送出口から引き出された背貼り用テープは背貼り
行程の進行に従い粘着面を上にして貼付台上の一方向へ
順次繰り出され、そして、冊子の背部に貼着されるよう
に構成されている。又、カートリッジに内装したテープ
を繰り出すための送出口近傍位置にテープ送り用の一対
のローラを対峙して設けたものも知られている。
カートリッジに内装したテープ送出口近傍位置に一対
のローラを対峙して配設し、そして、該ローラ間にテー
プを挟持してカートリッジ外に繰り出すときには、背貼
り用テープの粘着面が片方のローラに粘着して絡みつい
たり、或いは該テープがローラに巻き込まれてテープ繰
り出し動作に支障を来すことがある。 そこで、カートリッジに内装されている背貼り用テー
プが該カートリッジに設けてあるテープの送出口から外
側に繰り出されるとき、該テープの粘着面がローラに絡
みついたり、或いは巻き込まれたりするようなことがな
く、円滑に繰り出すことができるようにするために解決
せらるべき技術的課題が生じてくるのであり、本考案は
該課題を解決することを目的とする。
のローラを対峙して配設し、そして、該ローラ間にテー
プを挟持してカートリッジ外に繰り出すときには、背貼
り用テープの粘着面が片方のローラに粘着して絡みつい
たり、或いは該テープがローラに巻き込まれてテープ繰
り出し動作に支障を来すことがある。 そこで、カートリッジに内装されている背貼り用テー
プが該カートリッジに設けてあるテープの送出口から外
側に繰り出されるとき、該テープの粘着面がローラに絡
みついたり、或いは巻き込まれたりするようなことがな
く、円滑に繰り出すことができるようにするために解決
せらるべき技術的課題が生じてくるのであり、本考案は
該課題を解決することを目的とする。
この考案は、上記目的を達成するために提案せられた
ものであり、背貼り装置に装着され、且つ、粘着面を内
側にして巻回したロール状の背貼り用テープを収納する
と共に、前記テープの粘着面を上にして貼付台上の一方
向へ該背貼り用テープをロールに挟持して繰り出し自在
に形成したカートリッジに於て、該カートリッジのテー
プ送出口の近傍位置に背貼り用テープの非粘着面に接触
するテープガイドと、背貼り用テープの粘着面に接触す
るガイドローラとを対向して設け、且つ、該ガイドロー
ラの外周面には、該ガイドローラがテープの絡みつきや
巻き込み等が生じないように、該ガイドローラをテープ
の粘着面に点接触させるために、該ガイドローラの回転
方向へ複数の凸条が刻設された背貼り用テープのカート
リッジを提供するものである。
ものであり、背貼り装置に装着され、且つ、粘着面を内
側にして巻回したロール状の背貼り用テープを収納する
と共に、前記テープの粘着面を上にして貼付台上の一方
向へ該背貼り用テープをロールに挟持して繰り出し自在
に形成したカートリッジに於て、該カートリッジのテー
プ送出口の近傍位置に背貼り用テープの非粘着面に接触
するテープガイドと、背貼り用テープの粘着面に接触す
るガイドローラとを対向して設け、且つ、該ガイドロー
ラの外周面には、該ガイドローラがテープの絡みつきや
巻き込み等が生じないように、該ガイドローラをテープ
の粘着面に点接触させるために、該ガイドローラの回転
方向へ複数の凸条が刻設された背貼り用テープのカート
リッジを提供するものである。
この考案は、カートリッジのテープ送出口の近傍位置
に背貼り用テープの非粘着面に接触するテープガイド
と、該テープの粘着面に接触するガイドローラとを対向
して設けてあり、更に、該ガイドローラの外周面には該
テープの粘着面にガイドローラが貼着して絡みついた
り、或いは巻き込まれたりしないように、該ガイドロー
ラをテープの粘着面に点接触させるために、該ガイドロ
ーラの回転方向へ複数の凸条が刻設されている。 そこで、該カートリッジに内装されている冊子の背貼
り用テープを該カートリッジ外側へ繰り出す場合は、該
背貼り用テープは粘着面が前記ガイドローラに接触し、
非粘着面がテープガイドに接触し、且つ、該背貼り用テ
ープは該ガイドローラとテープガイドとの間に挟持さ
れ、そして、該ガイドローラの回転に伴い、該ガイドロ
ーラに刻設されている前記各凸条の直径線上の各一点が
該背貼り用テープの粘着面に瞬間的に点接触して該背貼
り用テープを送り出すことになり、更に、該点接触の部
分は次の瞬間に於ては該粘着面より容易に剥離すること
になるので、該背貼り用テープの粘着面が該ガイドロー
ラ表面に貼着して絡みついたり、或いは該ガイドローラ
に該テープが巻き込まれるようなことがなく、該背貼り
用テープは極めて円滑にカートリッジ外に送り出されて
貼付台上の所定位置へ確実にセットされることが可能と
なる。 [実施例] 以下、この考案の一実施例を別紙添付図面に従って詳
述する。第1図及び第2図は背貼り装置を示しており、
箱状の貼付台(1)の上面にスライドガイド(2)が固
設され、このスライドガイド(2)に沿ってアツパーケ
ース(3)がスライドできるように形成されている。ア
ツパーケース(3)の上面に開口部(4)を開穿し、前
記貼付台(1)の上面右側の該開口部(4)の直下に固
定基準ガイド(5)を固設すると共に、この固定基準ガ
イド(5)に対峙して可動位置決めガイド(6)を設け
る。 第3図は第2図のA-A線断面図であり、同図も参照し
て説明すれば、大略L字状に形成された固定基準ガイド
(5)の側辺(5a)の下部には、長手方向に亘って凹部
(7)が設けられ、底辺(5b)はビス(8)(8)にて
貼付台(1)の上面へ固着されている。一方、可動位置
決めガイド(6)の側辺(6a)はく字状に折り曲げられ
ており、底辺(6b)に長孔(9)(9)を開穿してあ
る。該長孔(9)にはビス(10)を挿通してあり、弛み
止めナツト(11)にて貼付台(1)と一定間隔を有して
スプリングストツパ(12)を固定し、可動位置決めガイ
ド(6)を第3図中左右方向へスライド自在にする。そ
して、ビス(10)の上部に巻装したスプリング(13)の
一端(13a)を可動位置決めガイド(6)の側辺(6a)
へ当接し、該スプリング(13)の他端(13b)をスプリ
ングストツパ(12)の係止部(12a)へ引掛けて、可動
位置決めガイド(6)を固定基準ガイド(5)側へ付勢
している。 而して、任意枚数の書類を重ね合せてその背部に適宜
間隔でステープル(14)(14)…を打ち込み、仮綴じし
た状態の冊子(15)を前記アツパーケース(3)の開口
部(4)へ挿入する。挿入された冊子(15)の背部(第
3図では下部)(15a)が可動位置決めガイドの側辺(6
a)を押し開きながら貼付台(1)の上面に当接し、ス
プリング(13)の付勢により可動位置決めガイドの側辺
(6a)が冊子の背部(15a)の表側を押圧する。依っ
て、冊子の背部(15a)の裏側が固定基準ガイドの側辺
(5a)へ密着し、冊子の移送基準線(L)に位置決めさ
れる。然るとき、冊子の背部(15a)に打ち込まれたス
テープル(14)(14)の表裏の突出部は、可動位置決め
ガイドの側辺(6a)の凹部(16)及び固定基準ガイドの
側辺(5a)の凹部(7)に位置し、後述するように該冊
子(15)が移送される際には、ステープル(14)(14)
の表裏の突出部が前記凹部(16)及び(7)を通過し、
可動位置決めガイド(6)及び固定基準ガイド(5)に
引掛かる事なく、冊子の移送が円滑に行われる。 又、冊子の背部(15a)が固定基準ガイド(5)と可
動位置決めガイド(6)により挟持された後、アツパー
ケース(3)の側面に設けられたノブ(17)を略90°回
動すれば、第2図に示したカム(18)(18)…が中間プ
レート(19)を押圧し、スプリング(20)(20)…を介
して押えプレート(21)が冊子(15)の中間部の表側を
圧接する。依って、冊子(15)の裏側が基準プレート
(22)に密着し、冊子(15)は開口部(4)に挿入され
た状態でアツパーケース(3)に固定される。 前記冊子(15)が開口部(4)へ挿入されたとき、第
1図及び第2図に示すように、冊子の背部(15a)の左
側部はカートリツジ(23)から引き出された背貼り用テ
ープ(24)上に当接する。該カートリツジ(23)は貼付
台(1)の内部に装着されており、第4図及び第5図に
示すように該カートリツジ(23)は箱状の本体(25)
と、本体(25)の側面に固着されるフタ(26)とからな
っている。本体(25)には円筒状のコア(27)及びテー
プガイド板(28)が設けられ、粘着面を内側にして巻回
した背貼り用テープ(24)の中心部をコア(27)へ装填
し、テープガイド板(28)に沿って引き出す。そして、
テープの送出口(29)の近傍位置に、背貼り用テープ
(24)の外側面(非粘着面)に接触するテープガイド
(30)と、背貼り用テープ(24)の内側面(粘着面)に
接触するガイドローラ(31)とを対向して枢着する。而
して、該ガイドローラ(31)の外周面には回転方向へ複
数の凸条(31a)(31a)…が刻設されている。而も、該
凸条(31a)(31a)…は該ガイドローラ(31)の回転時
に於て、前記背貼り用テープ(24)の粘着面と瞬間的に
接触して該背貼り用テープ(24)を送り出し、そして、
直ちに剥離すると云う状態を順次繰り返すように構成さ
れ、斯くして、該背貼り用テープの粘着面が該ガイドロ
ーラ(31)に貼着して該ガイドローラ(31)に絡みつい
たり、或いは巻き込まれるようなことがないように形成
されている。又、ガイドローラ(31)に固着した軸(3
2)はカートリツジの本体(25)及びフタ(26)に斜め
に開穿された長孔(33)(33)に支持され、且つ、軸
(32)の一端は本体(25)又はフタ(26)の外側へ突出
して摘子(34)が取り付けられている。 而して、ガイドローラ(31)の自重により軸(32)が
長孔(33)(33)内を斜め下方へ移動し、背貼り用テー
プ(24)の粘着面に軽く接触する。後述する背貼り工程
に従って背貼り用テープ(24)が繰り出される際に、テ
ープガイド(30)とガイドローラ(31)との間に背貼り
用テープ(24)が挟挿されて送出口(29)から繰り出さ
れていく。このとき、該ガイドローラ(31)の回転に伴
い、該ガイドローラ(31)の回転方向外周面に刻設され
た複数の凸条(31a)(31a)…は、前述せる如く、テー
プガイド(30)とガイドローラ(31)との間に挟持され
ている背貼り用テープ(24)の粘着面に各直径線上の各
点が瞬間的に点接触且つ、圧接して該背貼り用テープ
(24)を送り出すと共に、今まで瞬間的に接触していた
点接触部位は該ガイドローラ(31)の回転によって該粘
着面より直ちに剥離することになる。このような動作を
順次繰り返すことによって該背貼り用テープ(24)の送
り出し動作を助成すると共に、該背貼り用テープ(24)
の粘着面が該ガイドローラ(31)に貼着して絡みついた
り、或いは巻き込まれると云う不具合が解消され、斯く
して、該背貼り用テープ(24)の繰り出し動作が円滑に
行われる。 又、ロール状に巻回された背貼り用テープ(24)は入
れ替え可能であり、新たな背貼り用テープ(24)をコア
(27)へ装填してテープの端部を送出口(29)から引き
出す際は、前記摘子(34)を把持してガイドローラ(3
1)を長孔(33)(33)に沿い、テープガイド(30)側
へ押し付けながら回動すれば、極めて容易に背貼り用テ
ープ(24)の端部が送出口(29)より繰り出される。
尚、該ガイドローラ(31)はばね等で常時テープガイド
(30)側へ付勢してもよく、或は軸(32)を移動させな
いで固定してもよい。又、テープガイド(30)はローラ
でなく固定壁であってもよい。そして、本体(25)の上
部に板ばね(35)を介装し、その一端を背貼り用テープ
(24)のロール側面へ弾接させてロールの空転を防止し
ておく。尚、前記カートリツジ(23)は貼付台(1)の
背部から交換できるようにしてある。 上記背貼り用テープ(24)は粘着面を内側にしてその
ままロール状に巻回されており、腰の強い厚手の背貼り
用テープを使用しているが、粘着面に剥離紙を被着した
テープを使用する場合は、第6図に示すような構成のカ
ートリツジ(23)にする。該カートリツジ(23)も箱状
の本体(25)とフタ(図示せず)とからなり、本体(2
5)に供給リール(36)と巻取りリール(37)とが設け
られ、供給リール側のギヤ(38)と巻取りリール側のギ
ヤ(39)とが噛合している。巻取りリール側のギヤ(3
9)と巻取りリール(37)は、双方の間に摩擦シート
(図示せず)が介装されて面接触の状態となっており、
一方からスプリングで押圧され、所謂リールクラツチに
より動力を伝動している。ここで、粘着面に剥離紙(4
0)を被着し、該剥離紙(40)を外側に巻回した背貼り
用テープ(24)を供給リール(37)へ取り付け、テープ
の端部を引き出して背貼り用テープ(24)の粘着面から
剥離紙(40)を引き剥す。そして、送出口(29)の近傍
位置に剥離用ローラ(41)を設け、前記引き剥した剥離
紙(40)を剥離用ローラ(41)に巻回してから巻取りリ
ール(37)へ巻装する。 而して、背貼り工程に従って背貼り用テープ(24)が
送出口(29)から繰り出される際に、剥離紙(40)は剥
離用ローラ(41)に巻回されながら背貼り用テープ(2
4)の粘着面から剥離し、供給リール(36)の回転がギ
ヤ(38)とギヤ(39)との噛合により巻取りリール(3
7)へ伝動されて、巻取りリール(37)へ剥離紙(40)
を巻回する。尚、背貼り用テープ(24)の残量が少なく
なるに従って供給リール(36)の回転速度が速くなり、
巻取りリール(37)の回転速度とのマッチングが問題と
なるが、ギヤ(39)の回転速度を巻取りリール(37)の
回転速度より速めに設定しておき、リールクラツチのス
リツプにより巻取りリール(37)と剥離用ローラ(41)
間の剥離紙(40)に常時テンシヨンが掛かるようにして
ある。 一方、カートリツジ(23)から引き出された背貼り用
テープ(24)は、第1図及び第2図に示すように、テー
プ送り出し装置(42)によりその先端部が一定位置に保
持される。このテープ送り出し装置(42)は、第7図に
示すように、貼付台(1)の内部に固着したステー(4
3)へブラケツト(44)を上下方向に摺動自在に取り付
け、該ブラケツト(44)にピツクアツプローラ(45)を
枢着して繰り出された背貼り用テープ(24)の非粘着面
に接触させると共に、貼付台(1)の上面に固着したス
テー(46)の先端部にセレーシヨンローラ(47)を枢着
して背貼り用テープ(24)の粘着面に接触させ、前記ピ
ツクアツプローラ(45)とセレーシヨンローラ(47)と
の間に背貼り用テープ(24)を挟持するように形成され
ている。即ち、前記ピツクアツプローラ(45)はブラケ
ツト(44)と一体に上下動自在であり、上昇位置にあっ
ては前記ピツクアツプローラ(45)が貼付台(1)上面
より突出状態となり、セレーシヨンローラ(47)に圧接
して背貼り用テープ(24)を挟持する。又、下降位置に
あっては前記ピツクアツプローラ(45)がセレーシヨン
ローラ(47)から離反する。 更に、該ブラケツト(44)の上部にテープガイドロー
ラ(48)(48)を枢着し、該ブラケツト(44)とテープ
ガイドローラ(48)(48)との間隙部に背貼り用テープ
(24)を通過させる。このテープガイドローラ(48)
(48)は後述するカツタ(51)の手前側にあり、夫々の
外周面には回転方向へ複数の凸条を刻設し、背貼り用テ
ープ(24)の粘着面に点接触させてテープの絡み付きを
防止してある。前記ステー(43)とブラケツト(44)と
の間には引張ばね(49)等の弾性部材を介装してあり、
該ブラケツト(44)は上方向に付勢されて、冊子(15)
がセツトされていない状態では前記ピツクアツプローラ
(45)は上昇位置にある。又、ステー(46)には板ばね
(50)を取り付けてあり、その先端部はセレーシヨンロ
ーラ(47)の溝部に係合し、セレーシヨンローラ(47)
の逆転を防止している。尚、逆転を抑える機構としては
ラチエツトを使用してもよく、又、セレーシヨンローラ
(47)に代えて溝部のないローラを回転せさせずに固定
してもよい。 而して、前記カートリツジ(23)から繰り出された背
貼り用テープ(24)は、ブラケツト(44)が上方へ付勢
されているのでピツクアツプローラ(45)により前記セ
レーシヨンローラ(47)へ圧接され、後述するカツタ
(51)による切断工程後に背貼り用テープ(24)が弛緩
したり、カートリツジ(23)へ引き戻されたりすること
を防止する。従って、切断された背貼り用テープ(24)
の先端はカツタ(51)の切断線上に常に位置決めされ
る。斯かる状態で、前述したようにアツパーケース
(3)の開口部(4)から冊子(15)を挿入すれば、冊
子の背部(15a)の左側部が背貼り用テープ(24)上に
当接し、冊子(15)の重量及び上方からの押圧により前
記ブラケツト(44)が押し下げられて、ピツクアツプロ
ーラ(45)がセレーシヨンローラ(47)から離反する。
斯くして、冊子の背部(15a)の左側先端部と背貼り用
テープ(24)の先端部とが一致し、且つ、背貼り用テー
プ(24)の幅方向の略中央位置に冊子の背部(15a)が
接着する。冊子の背部(15a)と背貼り用テープ(24)
との初期貼りは、ピツクアツプローラ(45)とカツタ
(51)間の領域で行われるが、冊子(15)をセツトした
ときに貼付台(1)上面に突出していたピツクアツプロ
ーラ(45)が下方へ押し下げられ、引張ばね(49)の弾
性力によるピツクアツプローラ(45)の押圧で確実な初
期貼りが行われる。 ここで、ノブ(17)を回動して押えプレート(21)に
より冊子(15)を固定した後、第1図及び第2図に於て
左方向へアツパーケース(3)をスライドさせれば、冊
子の背部(15a)の左側先端部に背貼り用テープ(24)
の先端部が接着した状態で冊子(15)と共に図中左方向
へ移送される。従って、冊子(15)の移送に伴い背貼り
用テープ(24)が引張られてカートリツジ(23)から引
き出され、前記テープ送り出し装置(42)上を通過した
冊子の背部(15a)へ順次引き出された背貼り用テープ
(24)の粘着面が当接して接着されていく。又、前記テ
ープガイドローラ(48)(48)はブラケツト(44)と一
体に下降し、冊子の背部(15a)が圧接していない背貼
り用テープ(24)の粘着面両側部に軽く接触しながら回
転し、テープの送り出しを円滑に案内している。 冊子(15)の移送経路上には、冊子(15)の移送方向
(第2図の矢印X方向)に従って前記テープ送り出し装
置(42)と、カツタ(51)と、テープの幅方向に対峙し
て枢着されたテープガイドローラ(52)(52)と、薄板
状の押圧板(53)(53)…を重合してその一側部を貼付
台(1)上へ突出させた第1のテープ折り返し装置(5
4)と、傾斜板(55)及び(56)を対峙させた第2のテ
ープ折り返し装置(57)と、圧接ローラ(58)及び(5
9)とが順次設けられている。冊子(15)の移送方向
(第2図の矢印X方向)の左右に設けられたテープガイ
ドローラ(52)(52)は、テープ送り出し装置(42)に
使用されているテープガイドローラ(48)(48)と比較
して貼付台(1)よりやや離間した上方位置に枢着さ
れ、テープガイドローラ(48)と同様にして、その外周
面に回転方向へ複数の凸条を刻設してある。該テープガ
イドローラ(52)(52)は、後述する第1のテープ折り
返し装置(54)によつて背貼り用テープ(24)が大略V
字状に折り返されたとき、貼付台(1)の上面から浮き
上った背貼り用テープ(24)の両側部位に接触し、テー
プの左右の起立を抑えて前記カツタ(51)の位置で背貼
り用テープ(24)を可及的に貼付台(1)上と平行にな
るようにし、カツタ(51)によるテープの切断を円滑な
らしめている。 該テープガイドローラ(52)(52)が背貼り用テープ
(24)の両端部位を矯正しているので、後述する第1の
テープ折り返し装置(54)で背貼り用テープ(24)をV
字状に折り返す影響がカツタ(51)によるテープの切断
線位置にまで及ぶことがなく、カツタ(51)と第1のテ
ープ折り返し装置(54)との間隔を短くすることができ
る。又、冊子(15)の移送方向(第2図の矢印X方向)
の右側のテープガイドローラ(52)には、固定基準ガイ
ド板(60)を固設してその端面を前記移送基準線(L)
に合致させ、移送される冊子(15)の位置ずれを防止し
ている。 第8図は第1のテープ折り返し装置(54)の要部を示
しており、薄板状の押圧板(53)の一側部(53a)はR
形状をなしている。該押圧板(53)の固定部(53b)に
はスタツド(61)(61)を挿通してあり、複数枚の押圧
板(53)(53)…を重ね合せて、その両側から逆L字状
の取付ブラケツト(62)(62)を介して前記スタツド
(61)(61)及びビスにより挟持している。前記一側部
(53a)と固定部(53b)とは幅狭なR形状の弾性部(53
c)にて連結され、この弾性部(53c)の弾性により押圧
板の一側部(53a)は上方へ付勢されている。該押圧板
(53)は薄板状のばね材をレーザーカツトしたものを使
用するが、このほか打ち抜き等の加工手段によって形成
してもよい。又、合成樹脂材の成形によつてもよい。そ
して、角孔(63)に挿通したスタツド(61)により押圧
板の一側部(53a)の上方移動が係止され、該一側部(5
3a)は開口部(64)から貼付台(1)の上面へ高さδだ
け突出する。そして、鎖線で示すように冊子(15)が第
1のテープ折り返し装置(54)の上部へ移送されて押圧
板の一側部(53a)を押し下げたときは、この弾性部(5
3c)の弾性により、押し下げられた一側部(53a)は上
方へ復帰するように反撥する。 第9図は第8図の鎖線で示した状態のC-C線断面図で
あり、前記押圧板(53)(53)…間には僅かにギヤツプ
を設けてあり、夫々独立して上下動できる。冊子(15)
がその背部(15a)の背面に背貼り用テープ(24)を接
着して移送されてきたとき、冊子(15)の背面幅(W)
に対峙している部位の押圧板(53)(53)…は冊子(1
5)に押圧されて貼付台(1)の上面と略同一面まで押
し下げられる。然るとき、之等押圧板(53)(53)…の
弾性復元力により背貼り用テープ(24)が強く圧接され
て冊子の背部(15a)の背面へ密着する。一方、冊子(1
5)の背面幅(W)から外れた左右両側部位の押圧板(5
3)(53)…は、上方に冊子(15)がないため冊子(1
5)から離れるほど弾性復元力が強く作用し、背貼り用
テープ(24)は前面視大略V字状に折り返された状態と
なり、冊子の背部(15a)の両側面の一部(高さt部
分)にも密着する。各押圧板(53)(53)…は独立して
上下動するため、冊子の背面幅(W)が大になれば押し
下げられる押圧板(53)(53)…の枚数が増加して弾性
復元力が強くなり、一方、冊子の背面幅(W)が小にな
れば押し下げられる押圧板(53)(53)…の枚数も減少
し、弾性復元力も弱くなる。斯くして、冊子の背面幅
(W)の大小に対応して背貼り用テープ(24)を折り返
すことができると共に、冊子の所謂腰の強さに比例した
適度な押圧力で冊子背面の貼着が行われ、過大な押圧力
で冊子の背部が湾曲することを防止でき、冊子の直進性
を保持できる。 第2のテープ折り返し装置(57)は、第1図及び第2
図に示すように冊子の進行方向(矢印X方向)に従って
高さが漸増する固定傾斜板(55)と、同じく冊子の進行
方向に従って高さが漸増し、且つ固定傾斜板(55)に対
して対峙する間隔が漸減するように配設した可動傾斜板
(56)とからなっている。そして、第10図も参照しなが
ら説明すれば、前記固定傾斜板(55)の後部には貼付台
(1)の上面に圧接ローラ(58)が枢着され、可動傾斜
板(56)にはその後部に圧接ローラ(59)が枢着されて
いる。そして、圧接ローラ(58)のピン(65)の下端部
と圧接ローラ(59)のピン(66)の下端部との間にコイ
ルばね(67)を介装し、該可動傾斜板(56)を固定傾斜
板(55)側へ引張ると共に、圧接ローラ(59)が圧接ロ
ーラ(58)に接触するように付勢している。 而して、第9図にて前述した第1のテープ折り返し装
置(54)により背貼り用テープ(24)を冊子の背部(15
a)の背面及び両側面の一部(高さt部分)を密着した
後、第10図に示すように、第2のテープ折り返し装置
(57)の固定傾斜板(55)及び可動傾斜板(56)の傾斜
部に沿って、背貼り用テープ(24)を冊子の背部(15
a)の両側面の最上部まで順次折り返していく。冊子の
背部(15a)の両側面は更に圧接ローラ(58)と(59)
との間に挟圧され、背貼り用テープ(24)は冊子の背部
(15a)背面並びに両側面に密着されるのである。 そして、上記密着作業を行いながら第1図及び第2図
にて貼付台(1)の左方向へ冊子(15)が移動し、冊子
(15)の右端部が前記カツタ(51)の位置に至ったとき
は、ストツパ(図示せず)によりアツパーケース(3)
のスライドが一旦停止する。このとき、冊子(15)は前
記テープ送り出し装置(42)上を通過しているので、冊
子(15)によるピツクアツプローラ(45)及びブラケツ
ト(44)の押圧が解除され、ピツクアツプローラ(45)
と共にテープガイドローラ(48)は上昇する。そして、
貼付台(1)の右側部に設けられたハンドル(68)を回
動すれば、シヤフト(69)と共にカツタ(51)が回動し
て、貼付台(1)の上面に繰り出された背貼り用テープ
(24)を切断する。斯くして、背貼り用テープ(24)は
冊子の右端部にて切断され、アツパーケース(3)を貼
付台(1)の左方向へ更にスライドさせ、冊子(15)の
右端部が前記圧接ローラ(58)(59)間を通過すれば、
背貼り用テープの背貼りが完了する。貼り付けの完了し
た冊子(15)はアツパーケース(3)の開口部(4)か
ら上方へ引き出される。一方、端部が切断された背貼り
用テープ(24)は、前述したテープ送り出し装置(42)
のセレーシヨンローラ(47)により弛緩が抑えられ、カ
ートリツジ(23)への戻りも防止される。然るとき、テ
ープガイドローラ(48)(48)は背貼り用テープ(24)
の粘着面へ接触したままブラケツト(44)及びピツクア
ツプローラ(45)とともに上昇し、テープの先端が捲れ
上がったり或はその左右位置がずれたりすることなく、
背貼り用テープ(24)の先端縁を切断線に位置決めで
き、新たな冊子の挿入を待機するように位置決めされ
る。 ここで、冊子(15)の書面枚数が少なく冊子の背面幅
(W)が僅少であるときは、冊子の背部(15a)が湾曲
し易くなり、第3図に示した固定基準ガイド(5)に密
着せず移送基準線(L)上を正しく移動しなくなるばか
りか、背面の貼着及びテープの折り返しが行なえなくな
る。そこで、第1図及び第2図に示すように、アツパー
ケース(3)の開口部(4)の側部に補強板(70)を回
動自在に設ける。該補強板(70)はピン(71)にてアツ
パーケース(3)に枢着され、冊子の背面幅(W)が大
であるときは補強板(70)を起立させておく。一方、冊
子の背面幅(W)が僅少であるときは、第11図に示すよ
うに該補強板(70)を倒回して冊子(15)の用紙間へ挿
入する。該補強板(70)は硬質塩化ビニル等の合成樹脂
板或はアルミニウム、ステンレス等の金属板をはじめと
する厚さ1mm前後の薄板状であり、全長は冊子(15)の
長さより長めにしてある。又、倒回したときの該補強板
(70)の下端面(70a)が、冊子の背部(15a)に打ち込
まれたステープル(14)(14)…に接触しないようにピ
ン(71)の枢着位置を設定してある。従って、冊子(1
5)の用紙間へ該補強板(70)を挿入すれば、冊子の背
部(15a)は所謂腰が強くなって湾曲を防止できる。斯
くして、冊子(15)の背面幅(W)の大小に拘らず、背
貼り用テープ(24)の貼り付けが極めて円滑に行える。 ここで、アツパーケースに補強板を設ける手段は本実
施例のように該補強板を起立倒回自在に枢着したものに
限らず、スライド自在にアツパーケースへ装着する等種
々の手段の使用を可とする。 尚、この考案は、この考案の精神を逸脱しない限り種
々の改変を為す事ができ、そして、この考案が該改変せ
られたものに及ぶことは当然である。 [考案の効果] この考案は上記一実施例に詳述したように、カートリ
ッジよりガイドローラを回転させて背貼り用テープを繰
り出すとき、該ガイドローラの回転方向外周面に複数刻
設されている凸条が背貼り用テープの粘着面に点接触し
乍ら該背貼り用テープを送り出す。このとき、一旦、瞬
間的に前記粘着面に点接触した部位は次の瞬間に直ちに
剥離する。従って、該背貼り用テープの粘着面がガイド
ローラに貼着して絡みついたり、或いは巻き込まれるよ
うなことがないので、該背貼り用テープの前記繰り出し
動作が極めて円滑に行われるのである。
に背貼り用テープの非粘着面に接触するテープガイド
と、該テープの粘着面に接触するガイドローラとを対向
して設けてあり、更に、該ガイドローラの外周面には該
テープの粘着面にガイドローラが貼着して絡みついた
り、或いは巻き込まれたりしないように、該ガイドロー
ラをテープの粘着面に点接触させるために、該ガイドロ
ーラの回転方向へ複数の凸条が刻設されている。 そこで、該カートリッジに内装されている冊子の背貼
り用テープを該カートリッジ外側へ繰り出す場合は、該
背貼り用テープは粘着面が前記ガイドローラに接触し、
非粘着面がテープガイドに接触し、且つ、該背貼り用テ
ープは該ガイドローラとテープガイドとの間に挟持さ
れ、そして、該ガイドローラの回転に伴い、該ガイドロ
ーラに刻設されている前記各凸条の直径線上の各一点が
該背貼り用テープの粘着面に瞬間的に点接触して該背貼
り用テープを送り出すことになり、更に、該点接触の部
分は次の瞬間に於ては該粘着面より容易に剥離すること
になるので、該背貼り用テープの粘着面が該ガイドロー
ラ表面に貼着して絡みついたり、或いは該ガイドローラ
に該テープが巻き込まれるようなことがなく、該背貼り
用テープは極めて円滑にカートリッジ外に送り出されて
貼付台上の所定位置へ確実にセットされることが可能と
なる。 [実施例] 以下、この考案の一実施例を別紙添付図面に従って詳
述する。第1図及び第2図は背貼り装置を示しており、
箱状の貼付台(1)の上面にスライドガイド(2)が固
設され、このスライドガイド(2)に沿ってアツパーケ
ース(3)がスライドできるように形成されている。ア
ツパーケース(3)の上面に開口部(4)を開穿し、前
記貼付台(1)の上面右側の該開口部(4)の直下に固
定基準ガイド(5)を固設すると共に、この固定基準ガ
イド(5)に対峙して可動位置決めガイド(6)を設け
る。 第3図は第2図のA-A線断面図であり、同図も参照し
て説明すれば、大略L字状に形成された固定基準ガイド
(5)の側辺(5a)の下部には、長手方向に亘って凹部
(7)が設けられ、底辺(5b)はビス(8)(8)にて
貼付台(1)の上面へ固着されている。一方、可動位置
決めガイド(6)の側辺(6a)はく字状に折り曲げられ
ており、底辺(6b)に長孔(9)(9)を開穿してあ
る。該長孔(9)にはビス(10)を挿通してあり、弛み
止めナツト(11)にて貼付台(1)と一定間隔を有して
スプリングストツパ(12)を固定し、可動位置決めガイ
ド(6)を第3図中左右方向へスライド自在にする。そ
して、ビス(10)の上部に巻装したスプリング(13)の
一端(13a)を可動位置決めガイド(6)の側辺(6a)
へ当接し、該スプリング(13)の他端(13b)をスプリ
ングストツパ(12)の係止部(12a)へ引掛けて、可動
位置決めガイド(6)を固定基準ガイド(5)側へ付勢
している。 而して、任意枚数の書類を重ね合せてその背部に適宜
間隔でステープル(14)(14)…を打ち込み、仮綴じし
た状態の冊子(15)を前記アツパーケース(3)の開口
部(4)へ挿入する。挿入された冊子(15)の背部(第
3図では下部)(15a)が可動位置決めガイドの側辺(6
a)を押し開きながら貼付台(1)の上面に当接し、ス
プリング(13)の付勢により可動位置決めガイドの側辺
(6a)が冊子の背部(15a)の表側を押圧する。依っ
て、冊子の背部(15a)の裏側が固定基準ガイドの側辺
(5a)へ密着し、冊子の移送基準線(L)に位置決めさ
れる。然るとき、冊子の背部(15a)に打ち込まれたス
テープル(14)(14)の表裏の突出部は、可動位置決め
ガイドの側辺(6a)の凹部(16)及び固定基準ガイドの
側辺(5a)の凹部(7)に位置し、後述するように該冊
子(15)が移送される際には、ステープル(14)(14)
の表裏の突出部が前記凹部(16)及び(7)を通過し、
可動位置決めガイド(6)及び固定基準ガイド(5)に
引掛かる事なく、冊子の移送が円滑に行われる。 又、冊子の背部(15a)が固定基準ガイド(5)と可
動位置決めガイド(6)により挟持された後、アツパー
ケース(3)の側面に設けられたノブ(17)を略90°回
動すれば、第2図に示したカム(18)(18)…が中間プ
レート(19)を押圧し、スプリング(20)(20)…を介
して押えプレート(21)が冊子(15)の中間部の表側を
圧接する。依って、冊子(15)の裏側が基準プレート
(22)に密着し、冊子(15)は開口部(4)に挿入され
た状態でアツパーケース(3)に固定される。 前記冊子(15)が開口部(4)へ挿入されたとき、第
1図及び第2図に示すように、冊子の背部(15a)の左
側部はカートリツジ(23)から引き出された背貼り用テ
ープ(24)上に当接する。該カートリツジ(23)は貼付
台(1)の内部に装着されており、第4図及び第5図に
示すように該カートリツジ(23)は箱状の本体(25)
と、本体(25)の側面に固着されるフタ(26)とからな
っている。本体(25)には円筒状のコア(27)及びテー
プガイド板(28)が設けられ、粘着面を内側にして巻回
した背貼り用テープ(24)の中心部をコア(27)へ装填
し、テープガイド板(28)に沿って引き出す。そして、
テープの送出口(29)の近傍位置に、背貼り用テープ
(24)の外側面(非粘着面)に接触するテープガイド
(30)と、背貼り用テープ(24)の内側面(粘着面)に
接触するガイドローラ(31)とを対向して枢着する。而
して、該ガイドローラ(31)の外周面には回転方向へ複
数の凸条(31a)(31a)…が刻設されている。而も、該
凸条(31a)(31a)…は該ガイドローラ(31)の回転時
に於て、前記背貼り用テープ(24)の粘着面と瞬間的に
接触して該背貼り用テープ(24)を送り出し、そして、
直ちに剥離すると云う状態を順次繰り返すように構成さ
れ、斯くして、該背貼り用テープの粘着面が該ガイドロ
ーラ(31)に貼着して該ガイドローラ(31)に絡みつい
たり、或いは巻き込まれるようなことがないように形成
されている。又、ガイドローラ(31)に固着した軸(3
2)はカートリツジの本体(25)及びフタ(26)に斜め
に開穿された長孔(33)(33)に支持され、且つ、軸
(32)の一端は本体(25)又はフタ(26)の外側へ突出
して摘子(34)が取り付けられている。 而して、ガイドローラ(31)の自重により軸(32)が
長孔(33)(33)内を斜め下方へ移動し、背貼り用テー
プ(24)の粘着面に軽く接触する。後述する背貼り工程
に従って背貼り用テープ(24)が繰り出される際に、テ
ープガイド(30)とガイドローラ(31)との間に背貼り
用テープ(24)が挟挿されて送出口(29)から繰り出さ
れていく。このとき、該ガイドローラ(31)の回転に伴
い、該ガイドローラ(31)の回転方向外周面に刻設され
た複数の凸条(31a)(31a)…は、前述せる如く、テー
プガイド(30)とガイドローラ(31)との間に挟持され
ている背貼り用テープ(24)の粘着面に各直径線上の各
点が瞬間的に点接触且つ、圧接して該背貼り用テープ
(24)を送り出すと共に、今まで瞬間的に接触していた
点接触部位は該ガイドローラ(31)の回転によって該粘
着面より直ちに剥離することになる。このような動作を
順次繰り返すことによって該背貼り用テープ(24)の送
り出し動作を助成すると共に、該背貼り用テープ(24)
の粘着面が該ガイドローラ(31)に貼着して絡みついた
り、或いは巻き込まれると云う不具合が解消され、斯く
して、該背貼り用テープ(24)の繰り出し動作が円滑に
行われる。 又、ロール状に巻回された背貼り用テープ(24)は入
れ替え可能であり、新たな背貼り用テープ(24)をコア
(27)へ装填してテープの端部を送出口(29)から引き
出す際は、前記摘子(34)を把持してガイドローラ(3
1)を長孔(33)(33)に沿い、テープガイド(30)側
へ押し付けながら回動すれば、極めて容易に背貼り用テ
ープ(24)の端部が送出口(29)より繰り出される。
尚、該ガイドローラ(31)はばね等で常時テープガイド
(30)側へ付勢してもよく、或は軸(32)を移動させな
いで固定してもよい。又、テープガイド(30)はローラ
でなく固定壁であってもよい。そして、本体(25)の上
部に板ばね(35)を介装し、その一端を背貼り用テープ
(24)のロール側面へ弾接させてロールの空転を防止し
ておく。尚、前記カートリツジ(23)は貼付台(1)の
背部から交換できるようにしてある。 上記背貼り用テープ(24)は粘着面を内側にしてその
ままロール状に巻回されており、腰の強い厚手の背貼り
用テープを使用しているが、粘着面に剥離紙を被着した
テープを使用する場合は、第6図に示すような構成のカ
ートリツジ(23)にする。該カートリツジ(23)も箱状
の本体(25)とフタ(図示せず)とからなり、本体(2
5)に供給リール(36)と巻取りリール(37)とが設け
られ、供給リール側のギヤ(38)と巻取りリール側のギ
ヤ(39)とが噛合している。巻取りリール側のギヤ(3
9)と巻取りリール(37)は、双方の間に摩擦シート
(図示せず)が介装されて面接触の状態となっており、
一方からスプリングで押圧され、所謂リールクラツチに
より動力を伝動している。ここで、粘着面に剥離紙(4
0)を被着し、該剥離紙(40)を外側に巻回した背貼り
用テープ(24)を供給リール(37)へ取り付け、テープ
の端部を引き出して背貼り用テープ(24)の粘着面から
剥離紙(40)を引き剥す。そして、送出口(29)の近傍
位置に剥離用ローラ(41)を設け、前記引き剥した剥離
紙(40)を剥離用ローラ(41)に巻回してから巻取りリ
ール(37)へ巻装する。 而して、背貼り工程に従って背貼り用テープ(24)が
送出口(29)から繰り出される際に、剥離紙(40)は剥
離用ローラ(41)に巻回されながら背貼り用テープ(2
4)の粘着面から剥離し、供給リール(36)の回転がギ
ヤ(38)とギヤ(39)との噛合により巻取りリール(3
7)へ伝動されて、巻取りリール(37)へ剥離紙(40)
を巻回する。尚、背貼り用テープ(24)の残量が少なく
なるに従って供給リール(36)の回転速度が速くなり、
巻取りリール(37)の回転速度とのマッチングが問題と
なるが、ギヤ(39)の回転速度を巻取りリール(37)の
回転速度より速めに設定しておき、リールクラツチのス
リツプにより巻取りリール(37)と剥離用ローラ(41)
間の剥離紙(40)に常時テンシヨンが掛かるようにして
ある。 一方、カートリツジ(23)から引き出された背貼り用
テープ(24)は、第1図及び第2図に示すように、テー
プ送り出し装置(42)によりその先端部が一定位置に保
持される。このテープ送り出し装置(42)は、第7図に
示すように、貼付台(1)の内部に固着したステー(4
3)へブラケツト(44)を上下方向に摺動自在に取り付
け、該ブラケツト(44)にピツクアツプローラ(45)を
枢着して繰り出された背貼り用テープ(24)の非粘着面
に接触させると共に、貼付台(1)の上面に固着したス
テー(46)の先端部にセレーシヨンローラ(47)を枢着
して背貼り用テープ(24)の粘着面に接触させ、前記ピ
ツクアツプローラ(45)とセレーシヨンローラ(47)と
の間に背貼り用テープ(24)を挟持するように形成され
ている。即ち、前記ピツクアツプローラ(45)はブラケ
ツト(44)と一体に上下動自在であり、上昇位置にあっ
ては前記ピツクアツプローラ(45)が貼付台(1)上面
より突出状態となり、セレーシヨンローラ(47)に圧接
して背貼り用テープ(24)を挟持する。又、下降位置に
あっては前記ピツクアツプローラ(45)がセレーシヨン
ローラ(47)から離反する。 更に、該ブラケツト(44)の上部にテープガイドロー
ラ(48)(48)を枢着し、該ブラケツト(44)とテープ
ガイドローラ(48)(48)との間隙部に背貼り用テープ
(24)を通過させる。このテープガイドローラ(48)
(48)は後述するカツタ(51)の手前側にあり、夫々の
外周面には回転方向へ複数の凸条を刻設し、背貼り用テ
ープ(24)の粘着面に点接触させてテープの絡み付きを
防止してある。前記ステー(43)とブラケツト(44)と
の間には引張ばね(49)等の弾性部材を介装してあり、
該ブラケツト(44)は上方向に付勢されて、冊子(15)
がセツトされていない状態では前記ピツクアツプローラ
(45)は上昇位置にある。又、ステー(46)には板ばね
(50)を取り付けてあり、その先端部はセレーシヨンロ
ーラ(47)の溝部に係合し、セレーシヨンローラ(47)
の逆転を防止している。尚、逆転を抑える機構としては
ラチエツトを使用してもよく、又、セレーシヨンローラ
(47)に代えて溝部のないローラを回転せさせずに固定
してもよい。 而して、前記カートリツジ(23)から繰り出された背
貼り用テープ(24)は、ブラケツト(44)が上方へ付勢
されているのでピツクアツプローラ(45)により前記セ
レーシヨンローラ(47)へ圧接され、後述するカツタ
(51)による切断工程後に背貼り用テープ(24)が弛緩
したり、カートリツジ(23)へ引き戻されたりすること
を防止する。従って、切断された背貼り用テープ(24)
の先端はカツタ(51)の切断線上に常に位置決めされ
る。斯かる状態で、前述したようにアツパーケース
(3)の開口部(4)から冊子(15)を挿入すれば、冊
子の背部(15a)の左側部が背貼り用テープ(24)上に
当接し、冊子(15)の重量及び上方からの押圧により前
記ブラケツト(44)が押し下げられて、ピツクアツプロ
ーラ(45)がセレーシヨンローラ(47)から離反する。
斯くして、冊子の背部(15a)の左側先端部と背貼り用
テープ(24)の先端部とが一致し、且つ、背貼り用テー
プ(24)の幅方向の略中央位置に冊子の背部(15a)が
接着する。冊子の背部(15a)と背貼り用テープ(24)
との初期貼りは、ピツクアツプローラ(45)とカツタ
(51)間の領域で行われるが、冊子(15)をセツトした
ときに貼付台(1)上面に突出していたピツクアツプロ
ーラ(45)が下方へ押し下げられ、引張ばね(49)の弾
性力によるピツクアツプローラ(45)の押圧で確実な初
期貼りが行われる。 ここで、ノブ(17)を回動して押えプレート(21)に
より冊子(15)を固定した後、第1図及び第2図に於て
左方向へアツパーケース(3)をスライドさせれば、冊
子の背部(15a)の左側先端部に背貼り用テープ(24)
の先端部が接着した状態で冊子(15)と共に図中左方向
へ移送される。従って、冊子(15)の移送に伴い背貼り
用テープ(24)が引張られてカートリツジ(23)から引
き出され、前記テープ送り出し装置(42)上を通過した
冊子の背部(15a)へ順次引き出された背貼り用テープ
(24)の粘着面が当接して接着されていく。又、前記テ
ープガイドローラ(48)(48)はブラケツト(44)と一
体に下降し、冊子の背部(15a)が圧接していない背貼
り用テープ(24)の粘着面両側部に軽く接触しながら回
転し、テープの送り出しを円滑に案内している。 冊子(15)の移送経路上には、冊子(15)の移送方向
(第2図の矢印X方向)に従って前記テープ送り出し装
置(42)と、カツタ(51)と、テープの幅方向に対峙し
て枢着されたテープガイドローラ(52)(52)と、薄板
状の押圧板(53)(53)…を重合してその一側部を貼付
台(1)上へ突出させた第1のテープ折り返し装置(5
4)と、傾斜板(55)及び(56)を対峙させた第2のテ
ープ折り返し装置(57)と、圧接ローラ(58)及び(5
9)とが順次設けられている。冊子(15)の移送方向
(第2図の矢印X方向)の左右に設けられたテープガイ
ドローラ(52)(52)は、テープ送り出し装置(42)に
使用されているテープガイドローラ(48)(48)と比較
して貼付台(1)よりやや離間した上方位置に枢着さ
れ、テープガイドローラ(48)と同様にして、その外周
面に回転方向へ複数の凸条を刻設してある。該テープガ
イドローラ(52)(52)は、後述する第1のテープ折り
返し装置(54)によつて背貼り用テープ(24)が大略V
字状に折り返されたとき、貼付台(1)の上面から浮き
上った背貼り用テープ(24)の両側部位に接触し、テー
プの左右の起立を抑えて前記カツタ(51)の位置で背貼
り用テープ(24)を可及的に貼付台(1)上と平行にな
るようにし、カツタ(51)によるテープの切断を円滑な
らしめている。 該テープガイドローラ(52)(52)が背貼り用テープ
(24)の両端部位を矯正しているので、後述する第1の
テープ折り返し装置(54)で背貼り用テープ(24)をV
字状に折り返す影響がカツタ(51)によるテープの切断
線位置にまで及ぶことがなく、カツタ(51)と第1のテ
ープ折り返し装置(54)との間隔を短くすることができ
る。又、冊子(15)の移送方向(第2図の矢印X方向)
の右側のテープガイドローラ(52)には、固定基準ガイ
ド板(60)を固設してその端面を前記移送基準線(L)
に合致させ、移送される冊子(15)の位置ずれを防止し
ている。 第8図は第1のテープ折り返し装置(54)の要部を示
しており、薄板状の押圧板(53)の一側部(53a)はR
形状をなしている。該押圧板(53)の固定部(53b)に
はスタツド(61)(61)を挿通してあり、複数枚の押圧
板(53)(53)…を重ね合せて、その両側から逆L字状
の取付ブラケツト(62)(62)を介して前記スタツド
(61)(61)及びビスにより挟持している。前記一側部
(53a)と固定部(53b)とは幅狭なR形状の弾性部(53
c)にて連結され、この弾性部(53c)の弾性により押圧
板の一側部(53a)は上方へ付勢されている。該押圧板
(53)は薄板状のばね材をレーザーカツトしたものを使
用するが、このほか打ち抜き等の加工手段によって形成
してもよい。又、合成樹脂材の成形によつてもよい。そ
して、角孔(63)に挿通したスタツド(61)により押圧
板の一側部(53a)の上方移動が係止され、該一側部(5
3a)は開口部(64)から貼付台(1)の上面へ高さδだ
け突出する。そして、鎖線で示すように冊子(15)が第
1のテープ折り返し装置(54)の上部へ移送されて押圧
板の一側部(53a)を押し下げたときは、この弾性部(5
3c)の弾性により、押し下げられた一側部(53a)は上
方へ復帰するように反撥する。 第9図は第8図の鎖線で示した状態のC-C線断面図で
あり、前記押圧板(53)(53)…間には僅かにギヤツプ
を設けてあり、夫々独立して上下動できる。冊子(15)
がその背部(15a)の背面に背貼り用テープ(24)を接
着して移送されてきたとき、冊子(15)の背面幅(W)
に対峙している部位の押圧板(53)(53)…は冊子(1
5)に押圧されて貼付台(1)の上面と略同一面まで押
し下げられる。然るとき、之等押圧板(53)(53)…の
弾性復元力により背貼り用テープ(24)が強く圧接され
て冊子の背部(15a)の背面へ密着する。一方、冊子(1
5)の背面幅(W)から外れた左右両側部位の押圧板(5
3)(53)…は、上方に冊子(15)がないため冊子(1
5)から離れるほど弾性復元力が強く作用し、背貼り用
テープ(24)は前面視大略V字状に折り返された状態と
なり、冊子の背部(15a)の両側面の一部(高さt部
分)にも密着する。各押圧板(53)(53)…は独立して
上下動するため、冊子の背面幅(W)が大になれば押し
下げられる押圧板(53)(53)…の枚数が増加して弾性
復元力が強くなり、一方、冊子の背面幅(W)が小にな
れば押し下げられる押圧板(53)(53)…の枚数も減少
し、弾性復元力も弱くなる。斯くして、冊子の背面幅
(W)の大小に対応して背貼り用テープ(24)を折り返
すことができると共に、冊子の所謂腰の強さに比例した
適度な押圧力で冊子背面の貼着が行われ、過大な押圧力
で冊子の背部が湾曲することを防止でき、冊子の直進性
を保持できる。 第2のテープ折り返し装置(57)は、第1図及び第2
図に示すように冊子の進行方向(矢印X方向)に従って
高さが漸増する固定傾斜板(55)と、同じく冊子の進行
方向に従って高さが漸増し、且つ固定傾斜板(55)に対
して対峙する間隔が漸減するように配設した可動傾斜板
(56)とからなっている。そして、第10図も参照しなが
ら説明すれば、前記固定傾斜板(55)の後部には貼付台
(1)の上面に圧接ローラ(58)が枢着され、可動傾斜
板(56)にはその後部に圧接ローラ(59)が枢着されて
いる。そして、圧接ローラ(58)のピン(65)の下端部
と圧接ローラ(59)のピン(66)の下端部との間にコイ
ルばね(67)を介装し、該可動傾斜板(56)を固定傾斜
板(55)側へ引張ると共に、圧接ローラ(59)が圧接ロ
ーラ(58)に接触するように付勢している。 而して、第9図にて前述した第1のテープ折り返し装
置(54)により背貼り用テープ(24)を冊子の背部(15
a)の背面及び両側面の一部(高さt部分)を密着した
後、第10図に示すように、第2のテープ折り返し装置
(57)の固定傾斜板(55)及び可動傾斜板(56)の傾斜
部に沿って、背貼り用テープ(24)を冊子の背部(15
a)の両側面の最上部まで順次折り返していく。冊子の
背部(15a)の両側面は更に圧接ローラ(58)と(59)
との間に挟圧され、背貼り用テープ(24)は冊子の背部
(15a)背面並びに両側面に密着されるのである。 そして、上記密着作業を行いながら第1図及び第2図
にて貼付台(1)の左方向へ冊子(15)が移動し、冊子
(15)の右端部が前記カツタ(51)の位置に至ったとき
は、ストツパ(図示せず)によりアツパーケース(3)
のスライドが一旦停止する。このとき、冊子(15)は前
記テープ送り出し装置(42)上を通過しているので、冊
子(15)によるピツクアツプローラ(45)及びブラケツ
ト(44)の押圧が解除され、ピツクアツプローラ(45)
と共にテープガイドローラ(48)は上昇する。そして、
貼付台(1)の右側部に設けられたハンドル(68)を回
動すれば、シヤフト(69)と共にカツタ(51)が回動し
て、貼付台(1)の上面に繰り出された背貼り用テープ
(24)を切断する。斯くして、背貼り用テープ(24)は
冊子の右端部にて切断され、アツパーケース(3)を貼
付台(1)の左方向へ更にスライドさせ、冊子(15)の
右端部が前記圧接ローラ(58)(59)間を通過すれば、
背貼り用テープの背貼りが完了する。貼り付けの完了し
た冊子(15)はアツパーケース(3)の開口部(4)か
ら上方へ引き出される。一方、端部が切断された背貼り
用テープ(24)は、前述したテープ送り出し装置(42)
のセレーシヨンローラ(47)により弛緩が抑えられ、カ
ートリツジ(23)への戻りも防止される。然るとき、テ
ープガイドローラ(48)(48)は背貼り用テープ(24)
の粘着面へ接触したままブラケツト(44)及びピツクア
ツプローラ(45)とともに上昇し、テープの先端が捲れ
上がったり或はその左右位置がずれたりすることなく、
背貼り用テープ(24)の先端縁を切断線に位置決めで
き、新たな冊子の挿入を待機するように位置決めされ
る。 ここで、冊子(15)の書面枚数が少なく冊子の背面幅
(W)が僅少であるときは、冊子の背部(15a)が湾曲
し易くなり、第3図に示した固定基準ガイド(5)に密
着せず移送基準線(L)上を正しく移動しなくなるばか
りか、背面の貼着及びテープの折り返しが行なえなくな
る。そこで、第1図及び第2図に示すように、アツパー
ケース(3)の開口部(4)の側部に補強板(70)を回
動自在に設ける。該補強板(70)はピン(71)にてアツ
パーケース(3)に枢着され、冊子の背面幅(W)が大
であるときは補強板(70)を起立させておく。一方、冊
子の背面幅(W)が僅少であるときは、第11図に示すよ
うに該補強板(70)を倒回して冊子(15)の用紙間へ挿
入する。該補強板(70)は硬質塩化ビニル等の合成樹脂
板或はアルミニウム、ステンレス等の金属板をはじめと
する厚さ1mm前後の薄板状であり、全長は冊子(15)の
長さより長めにしてある。又、倒回したときの該補強板
(70)の下端面(70a)が、冊子の背部(15a)に打ち込
まれたステープル(14)(14)…に接触しないようにピ
ン(71)の枢着位置を設定してある。従って、冊子(1
5)の用紙間へ該補強板(70)を挿入すれば、冊子の背
部(15a)は所謂腰が強くなって湾曲を防止できる。斯
くして、冊子(15)の背面幅(W)の大小に拘らず、背
貼り用テープ(24)の貼り付けが極めて円滑に行える。 ここで、アツパーケースに補強板を設ける手段は本実
施例のように該補強板を起立倒回自在に枢着したものに
限らず、スライド自在にアツパーケースへ装着する等種
々の手段の使用を可とする。 尚、この考案は、この考案の精神を逸脱しない限り種
々の改変を為す事ができ、そして、この考案が該改変せ
られたものに及ぶことは当然である。 [考案の効果] この考案は上記一実施例に詳述したように、カートリ
ッジよりガイドローラを回転させて背貼り用テープを繰
り出すとき、該ガイドローラの回転方向外周面に複数刻
設されている凸条が背貼り用テープの粘着面に点接触し
乍ら該背貼り用テープを送り出す。このとき、一旦、瞬
間的に前記粘着面に点接触した部位は次の瞬間に直ちに
剥離する。従って、該背貼り用テープの粘着面がガイド
ローラに貼着して絡みついたり、或いは巻き込まれるよ
うなことがないので、該背貼り用テープの前記繰り出し
動作が極めて円滑に行われるのである。
図は本考案の一実施例を示したものであり、第1図は背
貼り装置の一部切欠正面図、第2図は同一部切欠平面
図、第3図は第2図のA-A線断面図、第4図はカートリ
ツジの一部切欠正面図、第5図は第4図のB-B線断面
図、第6図は第4図の変形例なるカートリツジの縦断正
面図、第7図はテープ送り出し装置の要部断面図、第8
図は第1のテープ折り返し装置の要部断面図、第9図は
第8図のC-C線断面図、第10図は第2のテープ折り返し
装置の要部断面図、第11図は補強板を倒回した状態の要
部正面図である。 (1)……貼付台、(5)……冊子 (15a)……背部、(23)……カートリツジ (24)……背貼り用テープ、(29)……送出口 (30)……テープガイド、(31)……ガイドローラ (31a)……凸条、(32)……軸 (34)……摘子
貼り装置の一部切欠正面図、第2図は同一部切欠平面
図、第3図は第2図のA-A線断面図、第4図はカートリ
ツジの一部切欠正面図、第5図は第4図のB-B線断面
図、第6図は第4図の変形例なるカートリツジの縦断正
面図、第7図はテープ送り出し装置の要部断面図、第8
図は第1のテープ折り返し装置の要部断面図、第9図は
第8図のC-C線断面図、第10図は第2のテープ折り返し
装置の要部断面図、第11図は補強板を倒回した状態の要
部正面図である。 (1)……貼付台、(5)……冊子 (15a)……背部、(23)……カートリツジ (24)……背貼り用テープ、(29)……送出口 (30)……テープガイド、(31)……ガイドローラ (31a)……凸条、(32)……軸 (34)……摘子
Claims (1)
- 【請求項1】背貼り装置に装着され、且つ、粘着面を内
側にして巻回したロール状の背貼り用テープを収納する
と共に、前記テープの粘着面を上にして貼付台上の一方
向へ該背貼り用テープをロールに挟持して繰り出し自在
に形成したカートリッジに於て、該カートリッジのテー
プ送出口の近傍位置に背貼り用テープの非粘着面に接触
するテープガイドと、背貼り用テープの粘着面に接触す
るガイドローラとを対向して設け、且つ、該ガイドロー
ラの外周面には、該ガイドローラがテープの絡みつみや
巻き込み等が生じないように、該ガイドローラをテープ
の粘着面に点接触させるために、該ガイドローラの回転
方向へ複数の凸条が刻設された背貼り用テープのカート
リッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990089623U JPH084307Y2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 背貼り用テープのカートリツジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990089623U JPH084307Y2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 背貼り用テープのカートリツジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0447565U JPH0447565U (ja) | 1992-04-22 |
| JPH084307Y2 true JPH084307Y2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=31823737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990089623U Expired - Fee Related JPH084307Y2 (ja) | 1990-08-28 | 1990-08-28 | 背貼り用テープのカートリツジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084307Y2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5518216Y2 (ja) * | 1974-08-22 | 1980-04-26 | ||
| JPH06102386B2 (ja) * | 1985-03-12 | 1994-12-14 | キヤノン株式会社 | インクジエツト記録装置 |
| JPS62264163A (ja) * | 1986-05-09 | 1987-11-17 | Minolta Camera Co Ltd | ロ−ル状感光材料の搬送装置 |
| JPS6316147U (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-02 | ||
| JPS6475335A (en) * | 1987-09-16 | 1989-03-22 | Hitachi Ltd | X-y plotter |
-
1990
- 1990-08-28 JP JP1990089623U patent/JPH084307Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0447565U (ja) | 1992-04-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |