JPH0843167A - 液体試薬の容積測定方法 - Google Patents

液体試薬の容積測定方法

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JPH0843167A
JPH0843167A JP7151765A JP15176595A JPH0843167A JP H0843167 A JPH0843167 A JP H0843167A JP 7151765 A JP7151765 A JP 7151765A JP 15176595 A JP15176595 A JP 15176595A JP H0843167 A JPH0843167 A JP H0843167A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 分析器の試薬ボトル中に残留する液体試薬の
容積を測定する方法に関する。 【構成】 化学分析器の既知容量ボトル中の非圧縮性液
体試薬の容積を測定する方法であって、既知の空気圧力
を用いて、前記の液体試薬により占められていないボト
ルの空気容積または圧力発生速度を検出することによ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化学分析器の試薬ボト
ル中に残留する液体試薬の量を、非−侵入的に(non-in
vasively) 測定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】分析器の試薬液体ボトルの内容物につい
て、侵入的方法により検査できること、または目視検査
のためにオペレーターの関与を必要とする方法で検査で
きることは知られている。しかしながら、これらは両者
とも時間がかかるものであり、後者は大きな労力を必要
とするものである。十分なグリースが存在するか否かを
調べるために、空気圧を利用して試験ベアリングを注入
することが知られている。このことは、例えば、米国特
許第4,875,366号に記載されているように、調
整された空気圧を、丁度”十分な”グリースを有する”
対照”ベアリング中に注入して、その中の圧力を標準と
して測定し、次に調整された空気圧を、未知量のグリー
スを有する試験ベアリング中に注入して、その検出圧力
を所定の標準圧力と比較することにより行う。しかしな
がら、この方法は、臨床分析器に適した分野ではなく、
その上、いずれにしても”標準”は、残っている幾分か
の残留グリースを常に含んだ値である。しかしながら、
試薬ボトルの場合は、最小の容認液体はゼロであるの
で、圧力を全連続体として正確にプロットもしくは算出
することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、このよう
なボトル中の液体試薬レベルを測定するための、自動的
な非−侵入性方法を提供する必要性が本発明前には存在
した。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の必要性
に対する解決法を提供するものである。さらに詳細に
は、本発明は、化学分析器の既知容積ボトル中の非圧縮
性液体試薬の容積を、前記の液体試薬により占められて
いないボトルの空気容積を検出することにより測定する
方法であって、前記方法が、 a)圧縮気体供給源を配備する工程、 b)第1に、前記供給源を、既知容積の液体試薬を含む
少なくとも1個の対照ボトルに接続して、圧縮気体を前
記の対照ボトルに供給し、既知容積の相関としての発生
圧力を検量する工程、 c)第2に、前記供給源を、未知量の液体試薬を含む試
験ボトルに接続して、圧縮気体を試験ボトルに供給する
工程、 d)前記の試験ボトルに発生した圧力を、前記の少なく
とも1個の対照ボトルに発生した圧力と比較する工程、
そして e)工程d)における比較から予想される、試験ボトル
中の残留液体容積を示す信号を発生させる工程、を含ん
でなり;前記の圧縮気体供給源は、一定の(固定され
た)既知圧力で気体を無限に供給する供給源を含んでな
り、そして工程b)および工程c)の接続工程は、試験
ボトル中に存在する液体容積の変動により引き起こされ
る流速の変動を測定するように、一定圧力下で変動しう
る流速で圧縮気体を供給することを含み、前記の変動し
うる流速および一定の気体圧力の無限の供給源が、長時
間にわたって、最終的に対照ボトルと試験ボトルの両者
において同一の所定終点圧力を生じさせるのに十分であ
る、測定方法を提供する。
【0005】以下に、好ましい実施態様について述べる
が、この好ましい実施態様においては、既知圧力で圧縮
空気を試薬ボトルに供給するために、および、好ましい
時間においてボトル中に得られる圧力もしくは圧力増加
速度、または一定圧力に達するのに要する時間、終点に
達するまでのすべてを読み取るために、ある種の好まし
い装置を用いている。さらに、本発明は、前記の特定装
置を用いたか否か、いかなる気体を用いたか(空気また
は他のもの)にかかわらず、そして読み取りを行う時間
が終点の前であるか否かにかかわらず、有用である。
【0006】本明細書で用いられるものとして、”実質
的に空の(substantially empt
y)”とは、すべての実際上の目的のために試薬ボトル
が空である状態、すなわち、残留液体が分析器で用いら
れるには不十分である状態を意味する。同様に”実質的
に充填された(substantially ful
l)”とは、実際上、充填されている意味である。
【0007】図1を参照すると、容器、具体的には、試
薬ボトルもしくは対照ボトルに、時間t0 で空気圧を注
入した場合、ボトル内の圧力は、Pambient (Pamb
して示す)と標識された値、すなわち、既に存在してい
る圧力から出発する。時間が経過するにつれ、曲線1
0、20および30となり、最終的に、終点圧力 ”P
endpoint”に到達するが、この圧力は、圧縮空気の導入
速度について、対照ボトルまたは試験ボトルのいずれに
おいても存在することができる最高圧力である。終点に
達する前であって、ある選択時間tfixed 後の,ボトル
液体上の検出可能な圧力は、Pempty とPfullの間の値
となり、ここでPempty は、非−圧縮性液体試薬が実質
的に存在しない故に、得られる最小の圧力であり、P
fullは、試薬ボトルが液体試薬で実質的に充填されてい
る場合に検出されうる最高の圧力である。未知量の液体
試薬を含む前記ボトルでは、時間tfixed で、Pempty
より値ΔP高い圧力(またはPfullよりΔP低い圧力)
であるPunknown の読み取りが得られる。したがって、
本方法は、Pempty またはPfull両者を知る必要は必ず
しもないが、いずれかを知る必要があり、両者を用いる
ことが好ましい。(あるいは、Pempty とPfull間で両
者を含む任意の2点を対照として用いることができる
が、最も正確な結果を得るためには、二つの極限値が好
ましい。)あるいは、圧力の増加速度RE またはRF
プロットし、時間tfixed での未知のRS についての速
度と比較することができる。これらの速度は、曲線の傾
斜である。
【0008】もし圧力発生速度の代わりに、実際の圧力
の検出を用いるならば、tfixed を、好ましい値、例え
ば、t0 から20秒後としても、またはそうでない場合
でも、本方法は有用である。例えば、このことは、平衡
終点圧力で読み取った場合でも当てはまるであろうが、
その状態になるまで待たないことが有利である場合は例
外である。すなわち、最も好ましいことは、図1の領
域”B”よりも時間領域”A”で圧力増加速度(または
絶対圧力)を読み取ることである。この理由は、当然の
ことであるが、曲線10、20または30は漸近的にP
endpoint(時間t E1, E2およびtE3で)に到達するの
で、Pendpointが曲線と交差する実際の時間を測定する
のが困難になるからである。
【0009】したがって、本方法では、一定の既知圧力
で導入される空気の無限の供給源を用いて、a)2種類
の対照ボトル(その一方は、例えば、実質的に空であ
る)についての可変流速の圧力値を、時間t0 とそれ以
後のある時間の間、例えば、t fixed でプロットまたは
測定する。曲線10は、実質的に空の対照ボトルについ
てのものであり、曲線20は、実質的に充填されたもの
についてである。次に、b)前記ボトルが未知量の液体
試料を含有する場合には、液体試料上の空気圧力値また
は圧力の発生速度を測定するために、試験ボトル中の曲
線30についての圧力値を、時間tfixed でプロットま
たは測定する。全量2リットルの空ボトルについて、P
unknown がゼロ近傍、例えば、1psi以下のΔPを生
じるならば、特定の試薬ボトルを取り替える必要がある
ことをオペレーターに注意するような信号が発せられ
る。その理由は、そのような最小のΔP値は前記容積の
ボトルに100ccの液体が残されていることを表して
いるからである。
【0010】時間tfixed (例えば、t0 後1秒)での
速度を比較する場合ば、PfullおよびPempty 以上のも
のを検量表で知って、既知値間の補間(内挿)を最小に
することが好ましい。この方法を達成するためには、当
業者に明らかなように、任意の従来の装置を用いること
ができる。具体例として、図2の化学分析器は、1個ま
たはそれ以上の液体試薬ボトル42(1個だけ示す)を
含む。これらの各々は、吸引ライン44と、およびボト
ルの頂部46で空気ライン48と密封接着しており、前
記の吸引ラインは、必要に応じて仮想線中に ”40”
として示す分析器の残りの部分に試薬液体を供給し、前
記の空気ラインは、50で圧力トランスジューサー52
のような圧力センサーへ枝分かれしている。50からの
他の分枝は、三方弁54の3ポートの1つに接続されて
いる。弁の第2ポートは、通常通り、大気への通気孔と
なり(図示せず)、第3ポートは、空気ライン56と接
続し、前記の空気ライン56はレストリクター弁58と
連結し、次に空気ライン60により圧力レギユレーター
62のアウトレットに接続している。コンプレッサー6
4は、レギユレーター62のインレットに接続してい
る。この装置のこれらの部分のすべては、通常のもので
ある。(分析器のパーツもまた通常のものであり、本発
明の実施態様を実施するのに必要な工程を制御するマス
ターコンピユーターを含む。)このような装置には、一
定空気圧の無限の供給源が配備され、ボトルの1個に圧
力を供給した場合、変動可能な流速を生じさせること
は、容易に明らかであろう。すなわち、流速は、存在す
る試薬液体の容積に応じて必然的に変動する。したがっ
て、ボトル42を試験する場合には、弁54は、大気へ
の通気口を閉じ、ライン48からライン56を開いて、
ボトル42中に圧力を生じさせる。圧力センサー52
は、信号を発生し、ライン66で分析器にその信号を送
信して、ボトル42に存在する圧力を時間tfixed の時
点で検出する。あるいは、圧力発生速度を前記の時点で
測定することができる。少なくともボトル42が実質的
に空である場合、および/またはボトル42が実質的に
充填されている場合に、時間t fixed の時点でこのよう
な発生圧力を測定することにより得られた対照値を、分
析器は内蔵している。あるいは、望ましい場合には、P
empry とPfullの間の値をさらに十分に検量するため
に、対照ボトル42の容積の中間値を予め測定すること
もできる。
【0011】本発明方法および前記装置のさらに別の好
ましい利用法は、時間t1 において、存在する圧力P
unknown または圧力発生速度が,それぞれ実質的にP
ambientに等しいか、またはゼロに等しいならば、分析
器はボトル42が ”欠落している”というエラー信号
を発生する。すなわち、このような信号は、ライン48
が無限容積、すなわち、ボトル42が存在しない場合に
存在する容積に注入された場合にのみ起こりうるもので
ある。
【0012】信号の発生および比較は、当然のことであ
るが、分析器40中の1個またはそれ以上のマイクロプ
ロセッサー(図示せず)で行われる。このために必要な
プログラミングは通常のものである。図1および図2か
ら容易に明らかなように、一定の時間tfixed の時点で
可変圧力を読み取る代わりの別の方法としては、前記の
装置を用いて、一定の圧力 P fixed となるのに要する可
変時間を読み取ることである。したがって、図示したよ
うに、図2の装置を用いるこのような場合には、本方法
では、Pfixed となるのに要する時間を読み取る。試験
ボトルについて要する時間 ”t2 ”は、実質的に充填
されている対照ボトルについての時間 ”t1 ”と比較
するか、または実質的に空の対照ボトルについての ”
3 ”と比較した場合、試験ボトル中に残留する液体試
薬の量に反比例する。
【0013】
【発明の効果】このように、分析器ボトル中の液体試薬
の残留量を、実質的に残留量ゼロも含めて、自動的かつ
非−侵入的に測定することができることが、本発明の有
利な技術的効果である。
【0014】さらに、別の関連する有利な技術的効果
は、液体レベルの検出のために、試薬ボトル中にセンサ
ーの機械的作用を及ぼす必要も、またはボトルからセン
サーの機械的作用を得る必要もなく、したがって、分析
器のパーツの混入およびパーツの消耗の可能性を減じる
ことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】時間経過に対する圧力のプロットであり、本発
明の理論を具体的に示すものである。
【図2】本発明を実施するのに有用な装置を示す略図で
ある。
【符号の説明】
40…分析器 42…液体試薬ボトル 44…吸引ライン 46…ボトル頂部 48…空気ライン 50…分枝点 52…圧力トランスジューサー 54…三方弁 56…空気ライン 58…レストリクター弁 60…空気ライン 62…圧力レギユレーター 64…コンプレッサー 66…ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デビッド ディー.ハイド アメリカ合衆国,ニューヨーク 14519, オンタリオ,プットナム ロード 2597 (72)発明者 ジェームス ダニエル リオール アメリカ合衆国,ニューヨーク 14534, ピッツフォード,デボンウッド レーン 47

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学分析器の既知容積ボトル中の非圧縮
    性液体試薬の容積を、前記の液体試薬により占められて
    いないボトルの空気容積を検出することにより測定する
    方法であって、前記方法が、 a)圧縮気体供給源を配備する工程、 b)第1に、前記供給源を、既知容積の液体試薬を含む
    少なくとも1個の対照ボトルに接続して、圧縮気体を前
    記の対照ボトルに供給し、既知容積の相関としての発生
    圧力を検量する工程、 c)第2に、前記供給源を、未知量の液体試薬を含む試
    験ボトルに接続して、圧縮気体を試験ボトルに供給する
    工程、 d)前記の試験ボトルに発生した圧力を、前記の少なく
    とも1個の対照ボトルに発生した圧力と比較する工程、
    そして e)工程d)における比較から予想される、試験ボトル
    中の残留液体容積を示す信号を発生させる工程、を含ん
    でなり;前記の圧縮気体供給源は、一定の既知圧力で気
    体を無限に供給する供給源を含んでなり、そして工程
    b)および工程c)の接続工程は、試験ボトル中に存在
    する液体容積の変動により引き起こされる流速の変動を
    測定するように、一定圧力下で変動しうる流速で圧縮気
    体を供給することを含み、 前記の変動しうる流速および一定の気体圧力の無限の供
    給源が、長時間にわたって、最終的に対照ボトルと試験
    ボトルの両者において同一の所定終点圧力を生じさせる
    のに十分である、測定方法。
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