JPH0843409A - 原子間力顕微鏡 - Google Patents
原子間力顕微鏡Info
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- JPH0843409A JPH0843409A JP6175563A JP17556394A JPH0843409A JP H0843409 A JPH0843409 A JP H0843409A JP 6175563 A JP6175563 A JP 6175563A JP 17556394 A JP17556394 A JP 17556394A JP H0843409 A JPH0843409 A JP H0843409A
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- scanning
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 試料表面と、カンチレバーの走査面とを互い
に平行にすることのできる機構を備えた原子間力顕微鏡
を提供することを目的とする。 【構成】 カンチレバー5等を支える架台1は、それぞ
れの上端面の高さ位置を独立的に調整可能な4本の軸ネ
ジ32に載せられている。架台1に、予めカンチレバー
5の走査面と平行にされた基準面10を設けておく。一
方、試料sの表面は、予め水平にしておく。傾斜計4に
よって、基準面10の傾きを測定し、該基準面10が水
平となるように、モータ31を作動させて軸ネジ32の
位置を調整する。
に平行にすることのできる機構を備えた原子間力顕微鏡
を提供することを目的とする。 【構成】 カンチレバー5等を支える架台1は、それぞ
れの上端面の高さ位置を独立的に調整可能な4本の軸ネ
ジ32に載せられている。架台1に、予めカンチレバー
5の走査面と平行にされた基準面10を設けておく。一
方、試料sの表面は、予め水平にしておく。傾斜計4に
よって、基準面10の傾きを測定し、該基準面10が水
平となるように、モータ31を作動させて軸ネジ32の
位置を調整する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子間力顕微鏡に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】近年開発された原子間力顕微鏡(AF
M:Atomic Force Microscope)は、非導電物質である
生物、有機分子、絶縁物質(例えば、セラミックス)等
を、ナノメートルスケールで観察を行うことができるた
め、広範囲な応用が期待されている。
M:Atomic Force Microscope)は、非導電物質である
生物、有機分子、絶縁物質(例えば、セラミックス)等
を、ナノメートルスケールで観察を行うことができるた
め、広範囲な応用が期待されている。
【0003】AFMの原理および要部の構成を図5を用
いて説明する。
いて説明する。
【0004】AFMは、架台1、台座2、3軸上下微動
機構3、サンプルホルダ20、カンチレバー5、スキャ
ナ6、光源7、ディテクタ8を含んで構成される。
機構3、サンプルホルダ20、カンチレバー5、スキャ
ナ6、光源7、ディテクタ8を含んで構成される。
【0005】サンプルホルダ20は、試料sを載せるた
めの台である。
めの台である。
【0006】カンチレバー5は、試料表面との距離を、
カンチレバー5自身のたわみの量として検出するもので
ある。このカンチレバー5は、板バネ状に構成されてお
り、その先端部には、探針50を備えている。カンチレ
バー5は、探針20と、試料表面との間に作用する原子
間力によってたわみを生じる。
カンチレバー5自身のたわみの量として検出するもので
ある。このカンチレバー5は、板バネ状に構成されてお
り、その先端部には、探針50を備えている。カンチレ
バー5は、探針20と、試料表面との間に作用する原子
間力によってたわみを生じる。
【0007】スキャナ6は、試料表面上において、カン
チレバー5をXY方向に走査するためのものである。カ
ンチレバー5は、探針50を力学的に試料表面に接触さ
せられた状態で、スキャナ6によってXY方向に走査さ
れる。
チレバー5をXY方向に走査するためのものである。カ
ンチレバー5は、探針50を力学的に試料表面に接触さ
せられた状態で、スキャナ6によってXY方向に走査さ
れる。
【0008】光源7、ディテクタ8は、カンチレバー5
のたわみ量を検出するためのものである。光源7の発す
る光を、カンチレバー5に照射し、その反射光をディテ
クタ8によって検出する。この反射光を測定することに
よって、カンチレバーのたわみ量を測定することができ
る。
のたわみ量を検出するためのものである。光源7の発す
る光を、カンチレバー5に照射し、その反射光をディテ
クタ8によって検出する。この反射光を測定することに
よって、カンチレバーのたわみ量を測定することができ
る。
【0009】試料表面と探針との間に作用する原子間力
の大きさは、両者の間隔によって変化する。一般に物質
表面では、遠距離では引力が働き、近距離では、斥力が
働く。従って、原子間力を一定に保ちつつ(すなわち、
カンチレバーのたわみ量を一定に保ちつつ)、試料表面
上、探針50を移動させることによって、試料表面の凹
凸を観察することができる。
の大きさは、両者の間隔によって変化する。一般に物質
表面では、遠距離では引力が働き、近距離では、斥力が
働く。従って、原子間力を一定に保ちつつ(すなわち、
カンチレバーのたわみ量を一定に保ちつつ)、試料表面
上、探針50を移動させることによって、試料表面の凹
凸を観察することができる。
【0010】このようにして得た測定データに対し適当
な処理を施すことで、AFMでは試料表面の凹凸を表し
た画像を得ることができる。
な処理を施すことで、AFMでは試料表面の凹凸を表し
た画像を得ることができる。
【0011】上述のカンチレバー5、スキャナ6、光源
7、ディテクタ8は、架台1に設置されている。さら
に、該架台1自身は台座2に載せられている。従って、
3軸上下微動機構3を作動させることによって、カンチ
レバー5、スキャナ6、光源7、ディテクタ8等の相対
的位置関係を変えることなく、その傾きなどを調整可能
にされている。一方、サンプルホルダ20は、台座2に
設置されているため、該3軸上下微動機構3の動作の影
響を受けることなく、常に一定の位置に保たれる。
7、ディテクタ8は、架台1に設置されている。さら
に、該架台1自身は台座2に載せられている。従って、
3軸上下微動機構3を作動させることによって、カンチ
レバー5、スキャナ6、光源7、ディテクタ8等の相対
的位置関係を変えることなく、その傾きなどを調整可能
にされている。一方、サンプルホルダ20は、台座2に
設置されているため、該3軸上下微動機構3の動作の影
響を受けることなく、常に一定の位置に保たれる。
【0012】このような構成からなるAFMにおいて
は、試料sの表面と、カンチレバー5の走査面とが、平
行になっているか否かが、凹凸像の検出精度に影響す
る。該傾きの影響の大きさを図6を用いて説明する。
は、試料sの表面と、カンチレバー5の走査面とが、平
行になっているか否かが、凹凸像の検出精度に影響す
る。該傾きの影響の大きさを図6を用いて説明する。
【0013】以下、カンチレバーの走査面と、試料表面
とが、平行になっていないことを、単に、"試料表面の
傾き"、"試料の傾き"と表現する(注:これは、あくまで
もカンチレバーの走査面を基準としてのものであり、水
平面に対する傾きではない)。
とが、平行になっていないことを、単に、"試料表面の
傾き"、"試料の傾き"と表現する(注:これは、あくまで
もカンチレバーの走査面を基準としてのものであり、水
平面に対する傾きではない)。
【0014】AFMにおいて検出可能な最小の凹凸は、
カンチレバー5の検出した試料表面の高低差ΔH(=H
max − Hmin)の大きさによって決まってくる。
カンチレバー5の検出した試料表面の高低差ΔH(=H
max − Hmin)の大きさによって決まってくる。
【0015】例えば、データのサンプリングを8ビット
(つまり、256段階)で行っている場合を考える。こ
の場合には、観察可能な凹凸の最小高さhminは、下記
数1で決定される。
(つまり、256段階)で行っている場合を考える。こ
の場合には、観察可能な凹凸の最小高さhminは、下記
数1で決定される。
【0016】
【数1】hmin=(Hmax − Hmin)/256 Hmax:走査範囲内において、カンチレバー5の検出し
た高さの最大値 Hmin:走査範囲内において、カンチレバー5の検出し
た高さの最小値 カンチレバー5の検出した高低差ΔHが大きい場合、例
えば、ΔH=5000nmである場合には、hmin=2
0nmとなる。つまり、試料表面にある20nm以下の
凹凸は検出できないことになる。仮に、試料の表面に高
さh=10nmの凹凸があってもこれを凹凸として観察
することができない。一方、カンチレバー5の検出した
高低差ΔHが小さい場合、例えば、ΔH=100nmで
ある場合には、hmin=0.4nmとなり、高さh=1
0nmの凹凸を観察することができる。なお、試料表面
が傾いていると、高さ位置H測定の軸方向と、凹凸の高
さhの測定の方向がずれるため、厳密にはこの方向のず
れを考慮する必要がある。
た高さの最大値 Hmin:走査範囲内において、カンチレバー5の検出し
た高さの最小値 カンチレバー5の検出した高低差ΔHが大きい場合、例
えば、ΔH=5000nmである場合には、hmin=2
0nmとなる。つまり、試料表面にある20nm以下の
凹凸は検出できないことになる。仮に、試料の表面に高
さh=10nmの凹凸があってもこれを凹凸として観察
することができない。一方、カンチレバー5の検出した
高低差ΔHが小さい場合、例えば、ΔH=100nmで
ある場合には、hmin=0.4nmとなり、高さh=1
0nmの凹凸を観察することができる。なお、試料表面
が傾いていると、高さ位置H測定の軸方向と、凹凸の高
さhの測定の方向がずれるため、厳密にはこの方向のず
れを考慮する必要がある。
【0017】ところで、カンチレバー5自身は、観察に
よって得られた高低差が、試料表面の凹凸に起因したも
のか、あるいは、試料表面全体の傾きに起因したものか
を区別することはできない。従って、試料表面の傾きが
大きい場合には、上述の高低差ΔHが試料表面の傾きに
起因して決定されてしまう。そして、これでは、顕微鏡
は本来の性能を発揮することができない。最悪の場合に
は、カンチレバー5が試料表面に達かなくなり、途中か
ら、観察できないようなことも考えられる。理想的に
は、上述のHmax,Hminが、試料表面の凹凸自身によっ
て決定されているような状態(すなわち、傾きが全くな
い状態あるいは、極めて小さい状態)が好ましい。
よって得られた高低差が、試料表面の凹凸に起因したも
のか、あるいは、試料表面全体の傾きに起因したものか
を区別することはできない。従って、試料表面の傾きが
大きい場合には、上述の高低差ΔHが試料表面の傾きに
起因して決定されてしまう。そして、これでは、顕微鏡
は本来の性能を発揮することができない。最悪の場合に
は、カンチレバー5が試料表面に達かなくなり、途中か
ら、観察できないようなことも考えられる。理想的に
は、上述のHmax,Hminが、試料表面の凹凸自身によっ
て決定されているような状態(すなわち、傾きが全くな
い状態あるいは、極めて小さい状態)が好ましい。
【0018】そのため、この傾きを修正するための各種
機構が従来から提案されている。
機構が従来から提案されている。
【0019】例えば、上述した例(図5)と同様の機構
(それぞれ独立に上下させることのできる3軸を備えた
上下微動機構3によって、架台1を支えた機構)を備え
たAFMは、例えば、米国特許(USP).US515
7251(1991.3.13:ParkScient
ific Instruments)公報に開示されて
いる(以下”従来技術A”という)。
(それぞれ独立に上下させることのできる3軸を備えた
上下微動機構3によって、架台1を支えた機構)を備え
たAFMは、例えば、米国特許(USP).US515
7251(1991.3.13:ParkScient
ific Instruments)公報に開示されて
いる(以下”従来技術A”という)。
【0020】また、特開平4−212001号公報に
は、試料を観察する前に試料の表面における測定領域で
探針を走査させて試料面の傾きを計算で求め、その求め
た傾きに基づいて支持機構を駆動する機能(補正プログ
ラム)を備えた走査型トンネル顕微鏡が記載されている
(以下”従来技術B”という)。
は、試料を観察する前に試料の表面における測定領域で
探針を走査させて試料面の傾きを計算で求め、その求め
た傾きに基づいて支持機構を駆動する機能(補正プログ
ラム)を備えた走査型トンネル顕微鏡が記載されている
(以下”従来技術B”という)。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来から
提案されている傾き修正、補正の技術には以下のような
問題があった。
提案されている傾き修正、補正の技術には以下のような
問題があった。
【0022】上述の従来技術Aは、3軸上下微動機構を
手動で作動させているため操作性が悪かった。特に、水
平になっているか否かの基準あるいは目安がないため、
正確な設定が困難であった。
手動で作動させているため操作性が悪かった。特に、水
平になっているか否かの基準あるいは目安がないため、
正確な設定が困難であった。
【0023】従来技術Bにおいてもやはり、観察を開始
するまでに試料の表面を走査しなければならず、余計な
時間、操作が必要であった。
するまでに試料の表面を走査しなければならず、余計な
時間、操作が必要であった。
【0024】本発明は、カンチレバーの走査面と試料表
面とを、迅速かつ容易に平行にすることのできる機構を
備えた、走査型プローブ顕微鏡を提供することを目的と
する。
面とを、迅速かつ容易に平行にすることのできる機構を
備えた、走査型プローブ顕微鏡を提供することを目的と
する。
【0025】
【課題を解決するための手段】一般に、AFM等の高分
解能の顕微鏡では、サンプルホルダ20に入れて台座2
に置かれた試料の表面が水平となるように、予め十分な
注意を払って台座2が設置されている。また、観察に供
される試料sも、サンプルホルダ20に入れて台座2に
置いた状態で、その表面が水平となるように十分な注意
を払って作成されている。そこで、本発明では、サンプ
ルホルダ20に入れて台座2に載せ置かれた試料sの表
面は、水平になっているとの仮定のもとになされたもの
である。
解能の顕微鏡では、サンプルホルダ20に入れて台座2
に置かれた試料の表面が水平となるように、予め十分な
注意を払って台座2が設置されている。また、観察に供
される試料sも、サンプルホルダ20に入れて台座2に
置いた状態で、その表面が水平となるように十分な注意
を払って作成されている。そこで、本発明では、サンプ
ルホルダ20に入れて台座2に載せ置かれた試料sの表
面は、水平になっているとの仮定のもとになされたもの
である。
【0026】本発明は前記目的を達成するためになされ
たものでその一態様としては、試料表面との間において
生じる原子間力によって変形可能に構成されたカンチレ
バーと、前記カンチレバーの変形量を検出する検出手段
と、前記カンチレバーを走査させる走査手段と、前記カ
ンチレバーを取り付けられたフレームと、前記カンチレ
バーの走査される面(以下”走査面”という)の傾きを
検出する傾斜角度検出手段と、前記走査面の傾きを調整
する角度調整手段と、前記傾斜角度検出手段の検出結果
に基づいて、前記角度調整手段を作動させ、前記走査面
を予め定められた角度に保つ制御手段と、を有すること
を特徴とする原子間力顕微鏡が提供される。
たものでその一態様としては、試料表面との間において
生じる原子間力によって変形可能に構成されたカンチレ
バーと、前記カンチレバーの変形量を検出する検出手段
と、前記カンチレバーを走査させる走査手段と、前記カ
ンチレバーを取り付けられたフレームと、前記カンチレ
バーの走査される面(以下”走査面”という)の傾きを
検出する傾斜角度検出手段と、前記走査面の傾きを調整
する角度調整手段と、前記傾斜角度検出手段の検出結果
に基づいて、前記角度調整手段を作動させ、前記走査面
を予め定められた角度に保つ制御手段と、を有すること
を特徴とする原子間力顕微鏡が提供される。
【0027】前記走査面と平行な基準面を備え、前記傾
斜角度検出手段は、前記基準面の傾きを検出するもので
あってもよい。
斜角度検出手段は、前記基準面の傾きを検出するもので
あってもよい。
【0028】前記基準面は、前記フレームに設定された
ものであり、前記角度調整手段は、前記フレーム全体の
傾きを変更することによって、前記走査面の傾きを調整
するものであってもよい。
ものであり、前記角度調整手段は、前記フレーム全体の
傾きを変更することによって、前記走査面の傾きを調整
するものであってもよい。
【0029】前記予め定められた角度は水平であること
が好ましい。
が好ましい。
【0030】
【作用】傾斜角度検出手段は、走査面の傾きを検出す
る。この傾きの検出は、例えば、走査面と平行に設定さ
れているフレームの基準面の傾きを検出することによっ
てなされる。
る。この傾きの検出は、例えば、走査面と平行に設定さ
れているフレームの基準面の傾きを検出することによっ
てなされる。
【0031】制御手段は、この傾斜角度検出手段の検出
結果に基づき、走査面が予め定められた角度(例えば、
水平)となるように、角度調整手段を作動させる。角度
調整手段は、例えば、フレーム全体の傾きを変更するこ
とによって、走査面の傾きを調整する。
結果に基づき、走査面が予め定められた角度(例えば、
水平)となるように、角度調整手段を作動させる。角度
調整手段は、例えば、フレーム全体の傾きを変更するこ
とによって、走査面の傾きを調整する。
【0032】
【実施例】本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
【0033】本実施例のAFMは、図1に示すとおり、
架台1と、台座2と、4軸上下微動機構3と、角度検出
器4と、カンチレバー5と、スキャナ6と、光源7と、
ディテクタ8と、制御部9(図2参照)と、を含んで構
成される。
架台1と、台座2と、4軸上下微動機構3と、角度検出
器4と、カンチレバー5と、スキャナ6と、光源7と、
ディテクタ8と、制御部9(図2参照)と、を含んで構
成される。
【0034】架台1は、カンチレバー5、スキャナ6、
光源7、ディテクタ8等を、互いの位置関係が変化しな
いように保持するためのものである。該架台1の上に設
けられた基準面10には、角度検出器4が設置されてい
る。該基準面10は、カンチレバー5の走査されるX−
Y面と平行にされている。また、該架台1は、カンチレ
バー5の走査方向X,Yと、軸ネジ32の構成する四角
形の辺の方向とが一致するような向きで、軸ネジ32の
上に置かれている(図3参照)。
光源7、ディテクタ8等を、互いの位置関係が変化しな
いように保持するためのものである。該架台1の上に設
けられた基準面10には、角度検出器4が設置されてい
る。該基準面10は、カンチレバー5の走査されるX−
Y面と平行にされている。また、該架台1は、カンチレ
バー5の走査方向X,Yと、軸ネジ32の構成する四角
形の辺の方向とが一致するような向きで、軸ネジ32の
上に置かれている(図3参照)。
【0035】角度検出器(傾斜計)4は、架台1の基準
面10の傾き角度およびその向きを検出するためのもの
である。上述したとおり、本発明では、試料sの表面は
水平にされているとの前提をおいている。従って、該基
準面10が水平となるように架台1の傾きを調整すれ
ば、カンチレバー5の走査面と、試料sの表面とは、互
いに平行にできる。角度検出器4は、検出結果を制御部
9(図2参照)に出力している。本実施例では、角度検
出器4として、傾きを0.1゜の精度で検出できる、株
式会社ケミカライジング製のデジタル傾斜計(商品名”
TD−2B)を2つ使用している。この2つの傾斜計を
互いに直交して配置することで、4軸上下微動機構3に
より傾き調整を行なう方向(X方向,Y方向)それぞれ
についての傾きを検出できる。但し、使用する傾斜計は
これに限定されるものではない。
面10の傾き角度およびその向きを検出するためのもの
である。上述したとおり、本発明では、試料sの表面は
水平にされているとの前提をおいている。従って、該基
準面10が水平となるように架台1の傾きを調整すれ
ば、カンチレバー5の走査面と、試料sの表面とは、互
いに平行にできる。角度検出器4は、検出結果を制御部
9(図2参照)に出力している。本実施例では、角度検
出器4として、傾きを0.1゜の精度で検出できる、株
式会社ケミカライジング製のデジタル傾斜計(商品名”
TD−2B)を2つ使用している。この2つの傾斜計を
互いに直交して配置することで、4軸上下微動機構3に
より傾き調整を行なう方向(X方向,Y方向)それぞれ
についての傾きを検出できる。但し、使用する傾斜計は
これに限定されるものではない。
【0036】カンチレバー5は、試料表面との距離を、
カンチレバー5自身のたわみの量として検出するもので
ある。このカンチレバー5は、板バネ状に構成されてお
り、その先端部には、探針50を備えている。カンチレ
バー5は、探針50と、試料表面との間に作用する原子
間力によってたわみを生じる。
カンチレバー5自身のたわみの量として検出するもので
ある。このカンチレバー5は、板バネ状に構成されてお
り、その先端部には、探針50を備えている。カンチレ
バー5は、探針50と、試料表面との間に作用する原子
間力によってたわみを生じる。
【0037】スキャナ6は、カンチレバー5をX方向、
Y方向に走査するためのものである。本実施例では、ピ
エゾ素子を用いて構成している。カンチレバー5は、探
針50を力学的に試料sの表面に接触させられた状態
で、該スキャナ60によってX方向およびY方向に走査
される。既に述べたとおり、この走査面(XY面)は、
架台1の基準面10と平行とされている。この走査面の
傾きは、該架台1全体の傾きを後述の4軸上下微動機構
3によって調整される。
Y方向に走査するためのものである。本実施例では、ピ
エゾ素子を用いて構成している。カンチレバー5は、探
針50を力学的に試料sの表面に接触させられた状態
で、該スキャナ60によってX方向およびY方向に走査
される。既に述べたとおり、この走査面(XY面)は、
架台1の基準面10と平行とされている。この走査面の
傾きは、該架台1全体の傾きを後述の4軸上下微動機構
3によって調整される。
【0038】スキャナ6は、さらに、カンチレバー5に
検知される原子間力が一定となるように(すなわち、カ
ンチレバー5のたわみが一定となるように)、カンチレ
バー5全体をZ軸方向にも移動可能に構成されている。
検知される原子間力が一定となるように(すなわち、カ
ンチレバー5のたわみが一定となるように)、カンチレ
バー5全体をZ軸方向にも移動可能に構成されている。
【0039】光源7、ディテクタ8は、カンチレバー5
のたわみ量を検出するためのものである。光源7の発す
る光を、カンチレバー5に照射し、その反射光をディテ
クタ9によって検出する。この反射光を測定することに
よって、カンチレバーのたわみ量を測定することができ
る。本実施例では光源7として、半導体レーザを使用し
ている。
のたわみ量を検出するためのものである。光源7の発す
る光を、カンチレバー5に照射し、その反射光をディテ
クタ9によって検出する。この反射光を測定することに
よって、カンチレバーのたわみ量を測定することができ
る。本実施例では光源7として、半導体レーザを使用し
ている。
【0040】台座2は、顕微鏡全体を支えるためのもの
であり、容易には動かないように重くかつ硬い材質の材
料を用いて構成されている。該台座2の上面中央には、
試料sを載せるためのサンプルホルダ20が設置されて
いる。該台座2の4隅には、上下を貫通した穴22が設
けられ、後述するモータ31の軸ネジ32が通されてい
る。
であり、容易には動かないように重くかつ硬い材質の材
料を用いて構成されている。該台座2の上面中央には、
試料sを載せるためのサンプルホルダ20が設置されて
いる。該台座2の4隅には、上下を貫通した穴22が設
けられ、後述するモータ31の軸ネジ32が通されてい
る。
【0041】4軸上下微動機構3は、架台1の傾きを調
整するためのものである。該4軸上下微動機構3は、図
2に示すとおり、モータ31a,b,c,d、ドライバ
30a,30b,30c,30dを含んで構成される。
以下、モータ31a,モータ31b,モータ31c,モ
ータ31dを総称して、単に、”モータ31”という。
同様に”ドライバ30”という。モータ31の軸ネジ3
2は、モータの回転にともなって、図1における上下方
向に移動可能に構成されている。モータ31は、それぞ
れ、軸ネジ32を上述の穴22を通され、その先端で架
台1を支えている。図1の上側から見た場合の、軸ネジ
32とカンチレバー5の走査方向との位置関係を図3に
示した。軸ネジ32は、それぞれ正方形(図中、一点鎖
線で示す)の頂点位置に配置されている。そして、後述
するとおり、架台1はカンチレバー5が走査されるX方
向,Y方向が、それぞれ該正方形の辺の方向と一致する
ような向きで、4本の軸ネジ32の上に載せ置かれてい
る。従って、該モータ31を、それぞれ互いに独立して
作動させることによって、架台1の傾きを、X方向およ
びY方向それぞれについて、独立的に調整することがで
きる。つまり、モータ31a,31bと、モータ31
c,31dとの組合せに分けて作動させることによっ
て、X方向の傾きを調整可能になっている。同様に、モ
ータ31a,31cと、モータ31b,31dとの組合
せに分けて作動させることによって、Y方向の傾きを調
整可能にしている。
整するためのものである。該4軸上下微動機構3は、図
2に示すとおり、モータ31a,b,c,d、ドライバ
30a,30b,30c,30dを含んで構成される。
以下、モータ31a,モータ31b,モータ31c,モ
ータ31dを総称して、単に、”モータ31”という。
同様に”ドライバ30”という。モータ31の軸ネジ3
2は、モータの回転にともなって、図1における上下方
向に移動可能に構成されている。モータ31は、それぞ
れ、軸ネジ32を上述の穴22を通され、その先端で架
台1を支えている。図1の上側から見た場合の、軸ネジ
32とカンチレバー5の走査方向との位置関係を図3に
示した。軸ネジ32は、それぞれ正方形(図中、一点鎖
線で示す)の頂点位置に配置されている。そして、後述
するとおり、架台1はカンチレバー5が走査されるX方
向,Y方向が、それぞれ該正方形の辺の方向と一致する
ような向きで、4本の軸ネジ32の上に載せ置かれてい
る。従って、該モータ31を、それぞれ互いに独立して
作動させることによって、架台1の傾きを、X方向およ
びY方向それぞれについて、独立的に調整することがで
きる。つまり、モータ31a,31bと、モータ31
c,31dとの組合せに分けて作動させることによっ
て、X方向の傾きを調整可能になっている。同様に、モ
ータ31a,31cと、モータ31b,31dとの組合
せに分けて作動させることによって、Y方向の傾きを調
整可能にしている。
【0042】本実施例では、微調整を可能とするため、
モータ31としてステップモータを使用している。
モータ31としてステップモータを使用している。
【0043】ドライバ30は、制御部9からの信号にし
たがって、実際にモータ31を作動させるための制御回
路である。
たがって、実際にモータ31を作動させるための制御回
路である。
【0044】本実施例の制御上の構成を図2を用いて説
明する。
明する。
【0045】図2は、主に、カンチレバー5の走査面を
水平に調整するための制御構成について示し、他の構成
部分については省略している。
水平に調整するための制御構成について示し、他の構成
部分については省略している。
【0046】制御部9は、角度検出器4から入力される
検出結果に従って、モータ31を作動させ、架台1を水
平にするためのものである。
検出結果に従って、モータ31を作動させ、架台1を水
平にするためのものである。
【0047】制御部9は、プリアンプ90と、演算処理
部91、分配器92と、を備えている。プリアンプ90
は、角度検出器4の出力信号を、増幅するとともに、演
算処理部91で処理可能な信号に変換する処理(例え
ば、A/D変換)を行うためのものである。
部91、分配器92と、を備えている。プリアンプ90
は、角度検出器4の出力信号を、増幅するとともに、演
算処理部91で処理可能な信号に変換する処理(例え
ば、A/D変換)を行うためのものである。
【0048】演算処理部91は、プリアンプ90を通じ
て入力される角度情報に基づいて、モータ31の操作量
を求める機能を有している。本実施例では演算処理部9
1は、マイクロプロセッサ、ROM,RAM、また、こ
れらのメモリに格納されたプログラム、データを含んで
構成している。演算処理により演算の詳細については、
後ほど動作説明において行う。
て入力される角度情報に基づいて、モータ31の操作量
を求める機能を有している。本実施例では演算処理部9
1は、マイクロプロセッサ、ROM,RAM、また、こ
れらのメモリに格納されたプログラム、データを含んで
構成している。演算処理により演算の詳細については、
後ほど動作説明において行う。
【0049】分配器92は、演算処理部91から出力さ
れる信号を、当該信号の対応するドライバ30に振り分
けて出力するためのものである。
れる信号を、当該信号の対応するドライバ30に振り分
けて出力するためのものである。
【0050】なお、特許請求の範囲においていう”フレ
ーム”は、本実施例においては、架台1に相当する。”
傾斜角度検出手段”とは、角度検出器4に相当する。”
角度調整手段”とは、4軸上下微動機構3に相当する。
制御手段とは、制御部9に相当する。
ーム”は、本実施例においては、架台1に相当する。”
傾斜角度検出手段”とは、角度検出器4に相当する。”
角度調整手段”とは、4軸上下微動機構3に相当する。
制御手段とは、制御部9に相当する。
【0051】次に、架台1(すなわち、カンチレバー5
の走査面)を水平に調整する動作を、図4のフローチャ
ートを用いて説明する。
の走査面)を水平に調整する動作を、図4のフローチャ
ートを用いて説明する。
【0052】動作開始後、制御部9は、角度検出器4の
検出する角度信号に基づいて、X方向、Y方向、それぞ
れについての傾斜角度を検出する。そして、それぞれの
傾斜角度が、0.5°以上であるか否かを判定する(ス
テップ71)。その結果、いずれか一方でも、0.5°
以上であった場合には、傾きの粗調整を行う(ステップ
72)。該粗調整においては、ステップモータ31の作
動量をある程度大きくしている。X方向の傾きが0.5
°以上であった場合には、モータ31a,b(あるい
は、モータ31c,d)を同量だけ作動させる。上述の
説明では、特に述べなかったが、軸ネジ32a,32
b,32c,32dのねじのピッチは、同じとされてい
る。そのため、Y方向の傾きに影響を与えることなく、
X方向の傾きのみを減少させることができる。
検出する角度信号に基づいて、X方向、Y方向、それぞ
れについての傾斜角度を検出する。そして、それぞれの
傾斜角度が、0.5°以上であるか否かを判定する(ス
テップ71)。その結果、いずれか一方でも、0.5°
以上であった場合には、傾きの粗調整を行う(ステップ
72)。該粗調整においては、ステップモータ31の作
動量をある程度大きくしている。X方向の傾きが0.5
°以上であった場合には、モータ31a,b(あるい
は、モータ31c,d)を同量だけ作動させる。上述の
説明では、特に述べなかったが、軸ネジ32a,32
b,32c,32dのねじのピッチは、同じとされてい
る。そのため、Y方向の傾きに影響を与えることなく、
X方向の傾きのみを減少させることができる。
【0053】Y方向の傾きが0.5°以上であった場合
には、モータ31a,c(あるいは、モータ31b,
d)を同量だけ作動させる。これにより、X方向の傾き
に影響を与えることなく、Y方向の傾きのみを減少させ
ることができる。X,Y両方向について、傾きが0.5
°以上あった場合は、両方向についてそれぞれ行う。
には、モータ31a,c(あるいは、モータ31b,
d)を同量だけ作動させる。これにより、X方向の傾き
に影響を与えることなく、Y方向の傾きのみを減少させ
ることができる。X,Y両方向について、傾きが0.5
°以上あった場合は、両方向についてそれぞれ行う。
【0054】該ステップ72の後は、再びステップ71
に戻り、X,Y両方向について傾きが0.5°未満にな
るまで同様の処理を繰り返す。
に戻り、X,Y両方向について傾きが0.5°未満にな
るまで同様の処理を繰り返す。
【0055】X,Y両方向について傾きが0.5°未満
になると、続いて、ステップ73,74に進み、今度は
傾きが0.1度未満になるまで、傾き調整を繰り返す。
傾き調整の手法は基本的には、ステップ772と同様で
ある。但し、より微調整を可能とするため、ステップ7
4ではステップ72よりもモータ31の1回の作動量を
小さくしている。
になると、続いて、ステップ73,74に進み、今度は
傾きが0.1度未満になるまで、傾き調整を繰り返す。
傾き調整の手法は基本的には、ステップ772と同様で
ある。但し、より微調整を可能とするため、ステップ7
4ではステップ72よりもモータ31の1回の作動量を
小さくしている。
【0056】ステップ73において、X,Y両方向につ
いて傾きが0.1°未満になっていた場合には、傾き調
整を終え、ステップ75に進む。ステップ75では、架
台1全体を水平を保ちつつ、カンチレバー5による観察
が可能な範囲まで、降下させる。そして、試料の観察を
行う(ステップ76)。
いて傾きが0.1°未満になっていた場合には、傾き調
整を終え、ステップ75に進む。ステップ75では、架
台1全体を水平を保ちつつ、カンチレバー5による観察
が可能な範囲まで、降下させる。そして、試料の観察を
行う(ステップ76)。
【0057】最後に、本実施例において傾き調整を行っ
た場合の凹凸の検出精度について述べる。試料面の傾き
具合を、角度をパラメータとして議論する場合には、検
出可能な試料表面の凹凸高さは、下記数2で定義され
る。数2では、上述の例と同様に、データのサンプリン
グを8ビット(256段階)で行っているものとしてい
る。
た場合の凹凸の検出精度について述べる。試料面の傾き
具合を、角度をパラメータとして議論する場合には、検
出可能な試料表面の凹凸高さは、下記数2で定義され
る。数2では、上述の例と同様に、データのサンプリン
グを8ビット(256段階)で行っているものとしてい
る。
【0058】
【数2】hmin=(L・tanθ)/256 θ:試料表面に対するカンチレバーの走査面の傾斜角度 hmin:観察可能な凹凸の高さの最小値 L:走査距離 本実施例では、傾きθを0.1゜の精度で設定可能であ
る。また、ここではL=20μm=20000nmとす
ると、hmin≒0.1nmとなり、実用上十分な検出精
度を得ることができる。
る。また、ここではL=20μm=20000nmとす
ると、hmin≒0.1nmとなり、実用上十分な検出精
度を得ることができる。
【0059】以上説明したとおり、本実施例では、容易
かつ正確に、カンチレバー5の走査面と、試料sの表面
とを平行にすることができる。従って、AFM本来の機
能を十分に発揮させることができる。
かつ正確に、カンチレバー5の走査面と、試料sの表面
とを平行にすることができる。従って、AFM本来の機
能を十分に発揮させることができる。
【0060】上記実施例では、4軸の上下微動機構を採
用していたが、3軸の上下微動機構でも傾きの調整は可
能である。但し、その場合には、X方向、Y方向それぞ
れの傾きに基づいて、いずれの軸ネジ32(モータ3
1)をどの程度作動させれば良いのかを、演算する処理
を行う必要がある。あるいは、角度検出器4を、軸ネジ
32それぞれに対応した3方向についての傾斜角度を検
出できるように、構成する必要がある。
用していたが、3軸の上下微動機構でも傾きの調整は可
能である。但し、その場合には、X方向、Y方向それぞ
れの傾きに基づいて、いずれの軸ネジ32(モータ3
1)をどの程度作動させれば良いのかを、演算する処理
を行う必要がある。あるいは、角度検出器4を、軸ネジ
32それぞれに対応した3方向についての傾斜角度を検
出できるように、構成する必要がある。
【0061】上記実施例では操作を容易とするため、角
度の調整を自動化していた。しかし、軸ネジ32を手動
で動かすようにしても良い。この場合には、制御部9は
角度調整のための構成が不要となり、低コスト化を図る
ことができる。この場合であっても、角度検出器4を見
ながら調整することで、従来に比べ、正確な角度調整が
可能である。
度の調整を自動化していた。しかし、軸ネジ32を手動
で動かすようにしても良い。この場合には、制御部9は
角度調整のための構成が不要となり、低コスト化を図る
ことができる。この場合であっても、角度検出器4を見
ながら調整することで、従来に比べ、正確な角度調整が
可能である。
【0062】上記実施例では、台座2自体は水平である
との前提のもとに構成されていた。しかし、場合によっ
ては、必ずしも台座2が傾いていることもありうる。従
って、この場合には、台座2の傾きを検出する角度検出
器を別途備えるようにしてもよい。この場合には、制御
部9は、架台1の傾きと、を台座2の傾きとが、一致す
るように4軸上下微動機構を作動させる。但し、この場
合にも、試料sの表面は、台座2と平行にされているこ
とを前提とする。
との前提のもとに構成されていた。しかし、場合によっ
ては、必ずしも台座2が傾いていることもありうる。従
って、この場合には、台座2の傾きを検出する角度検出
器を別途備えるようにしてもよい。この場合には、制御
部9は、架台1の傾きと、を台座2の傾きとが、一致す
るように4軸上下微動機構を作動させる。但し、この場
合にも、試料sの表面は、台座2と平行にされているこ
とを前提とする。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、試料の表
面と、カンチレバーの走査面と、を平行にすることがで
きるため、顕微鏡が本来有する能力(分解能)を最大限
発揮させることができる。また、自動化を図ったことに
より、操作は容易で、初心者にも調整できる。また、調
整に要する時間も短い。
面と、カンチレバーの走査面と、を平行にすることがで
きるため、顕微鏡が本来有する能力(分解能)を最大限
発揮させることができる。また、自動化を図ったことに
より、操作は容易で、初心者にも調整できる。また、調
整に要する時間も短い。
【図1】本発明の一実施例の要部構成を示す模式図であ
る。
る。
【図2】制御上の構成を示すブロック図である。
【図3】軸ネジ32相互の位置関係と、カンチレバー5
の走査方向と、の関係を示す図である。
の走査方向と、の関係を示す図である。
【図4】制御動作を示すフローチャートである。
【図5】従来のAFMの要部構成を示す模式図である。
【図6】試料表面が傾斜している様子を示す模式図であ
る。
る。
1…架台、2…台座、3…4軸上下微動機構、4…角度
検出器、5…カンチレバー、6…スキャナ、7…光源、
8…ディテクタ、9…制御部、20…サンプルホルダ、
30…ドライバ、31…モータ、32…軸ネジ、50…
探針、90…プリアンプ、91…演算処理部、92…分
配器
検出器、5…カンチレバー、6…スキャナ、7…光源、
8…ディテクタ、9…制御部、20…サンプルホルダ、
30…ドライバ、31…モータ、32…軸ネジ、50…
探針、90…プリアンプ、91…演算処理部、92…分
配器
Claims (4)
- 【請求項1】試料表面との間において生じる原子間力に
よって変形可能に構成されたカンチレバーと、 前記カンチレバーの変形量を検出する検出手段と、 前記カンチレバーを走査させる走査手段と、 前記カンチレバーを取り付けられたフレームと、 前記走査において前記カンチレバーが作動される面(以
下”走査面”という)の傾きを検出する傾斜角度検出手
段と、 前記走査面の傾きを調整する角度調整手段と、 前記傾斜角度検出手段の検出結果に基づいて、前記角度
調整手段を作動させ、前記走査面を予め定められた角度
に保つ制御手段と、 を有することを特徴とする原子間力顕微鏡。 - 【請求項2】前記走査面と平行な基準面を備え、 前記傾斜角度検出手段は、前記基準面の傾きを検出する
ものであること、 を特徴とする請求項1記載の原子間力顕微鏡。 - 【請求項3】前記基準面は、前記フレームに設定された
ものであり、 前記角度調整手段は、前記フレーム全体の傾きを変更す
ることによって、前記走査面の傾きを調整するものであ
ること、 を特徴とする請求項2記載の原子間力顕微鏡。 - 【請求項4】前記予め定められた角度は水平であるこ
と、 を特徴とする請求項1記載の原子間力顕微鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6175563A JPH0843409A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 原子間力顕微鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6175563A JPH0843409A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 原子間力顕微鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0843409A true JPH0843409A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=15998273
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6175563A Pending JPH0843409A (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | 原子間力顕微鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0843409A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016033468A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 株式会社島津製作所 | 走査型プローブ顕微鏡 |
| CN109406829A (zh) * | 2017-08-17 | 2019-03-01 | 中国科学院物理研究所 | 扫描探针显微镜的扫描头 |
-
1994
- 1994-07-27 JP JP6175563A patent/JPH0843409A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016033468A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 株式会社島津製作所 | 走査型プローブ顕微鏡 |
| CN109406829A (zh) * | 2017-08-17 | 2019-03-01 | 中国科学院物理研究所 | 扫描探针显微镜的扫描头 |
| CN109406829B (zh) * | 2017-08-17 | 2021-02-19 | 中国科学院物理研究所 | 扫描探针显微镜的扫描头 |
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