JPH0843413A - 速度計 - Google Patents
速度計Info
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- JPH0843413A JPH0843413A JP19906194A JP19906194A JPH0843413A JP H0843413 A JPH0843413 A JP H0843413A JP 19906194 A JP19906194 A JP 19906194A JP 19906194 A JP19906194 A JP 19906194A JP H0843413 A JPH0843413 A JP H0843413A
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- JP
- Japan
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- moving object
- optical member
- light
- speed
- detection
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- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドップラー効果を利用して移動物体の速度情
報を高精度に検出することができる速度計を得ること。 【構成】 筐体内に設けた光源からの光束を該筐体に着
脱可能に装着した光学部材を介して移動物体に入射さ
せ、該移動物体からの散乱光の周波数の偏移に基づく光
束を該筐体内に設けた検出手段で検出し、該検出手段か
らの信号を利用して該移動物体の速度情報を検出する
際、該光学部材は該移動物体の速度検出方向とそれと直
交する方向とで互いに屈折力が異なる部材を有している
こと。
報を高精度に検出することができる速度計を得ること。 【構成】 筐体内に設けた光源からの光束を該筐体に着
脱可能に装着した光学部材を介して移動物体に入射さ
せ、該移動物体からの散乱光の周波数の偏移に基づく光
束を該筐体内に設けた検出手段で検出し、該検出手段か
らの信号を利用して該移動物体の速度情報を検出する
際、該光学部材は該移動物体の速度検出方向とそれと直
交する方向とで互いに屈折力が異なる部材を有している
こと。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は速度計に関し、例えば移
動する物体や流体等(以下「移動物体」と称する。)に
レーザー光を照射し、該移動物体の移動速度に応じてド
ップラーシフトを受けた散乱光の周波数の偏移を検出す
ることにより移動物体の変位に関する変位情報や移動物
体の移動速度を非接触で測定するようにしたドップラー
効果を利用した速度計に関するものである。
動する物体や流体等(以下「移動物体」と称する。)に
レーザー光を照射し、該移動物体の移動速度に応じてド
ップラーシフトを受けた散乱光の周波数の偏移を検出す
ることにより移動物体の変位に関する変位情報や移動物
体の移動速度を非接触で測定するようにしたドップラー
効果を利用した速度計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より移動物体の移動速度を非接触且
つ高精度に測定する装置として、レーザードップラー速
度計が使用されている。レーザードップラー速度計は移
動物体にレーザー光を照射し、該移動物体からの散乱光
の周波数が、移動物体の移動速度に比例して偏移(シフ
ト)する効果(ドップラー効果)を利用して、移動物体
の移動速度を測定している。
つ高精度に測定する装置として、レーザードップラー速
度計が使用されている。レーザードップラー速度計は移
動物体にレーザー光を照射し、該移動物体からの散乱光
の周波数が、移動物体の移動速度に比例して偏移(シフ
ト)する効果(ドップラー効果)を利用して、移動物体
の移動速度を測定している。
【0003】一例として図3に特願平2−130590
号で提案されているレーザードップラー速度計の要部概
略図を示す。同図において、101はレーザードップラ
ー速度計である。1はレーザー、2はコリメーターレン
ズ、7は移動物体としての被測定物体、10は格子ピッ
チdの回折格子、11,12は焦点距離がfの凸レンズ
であり、図に示すような配置構成になっている。回折格
子10からレンズ11までの距離をa,レンズ12から
被測定物体7までの距離bとしたとき、a,bはa+b
=2fの関係を満足している。
号で提案されているレーザードップラー速度計の要部概
略図を示す。同図において、101はレーザードップラ
ー速度計である。1はレーザー、2はコリメーターレン
ズ、7は移動物体としての被測定物体、10は格子ピッ
チdの回折格子、11,12は焦点距離がfの凸レンズ
であり、図に示すような配置構成になっている。回折格
子10からレンズ11までの距離をa,レンズ12から
被測定物体7までの距離bとしたとき、a,bはa+b
=2fの関係を満足している。
【0004】波長λが約0.68μmのレーザーダイオ
ード1からのレーザー光はコリメーターレンズ2によっ
て直径1.2mmφの平行光束3となり、格子ピッチd
が3.2μmの透過型の回折格子10の格子配列方向に
垂直に入射する。このとき±1次の回折光5a,5bは
回折角θ1=12°で出射する。
ード1からのレーザー光はコリメーターレンズ2によっ
て直径1.2mmφの平行光束3となり、格子ピッチd
が3.2μmの透過型の回折格子10の格子配列方向に
垂直に入射する。このとき±1次の回折光5a,5bは
回折角θ1=12°で出射する。
【0005】光束5a,5bが焦点距離f(=15m
m)の凸レンズ11に入射すると、図のような光束13
a,13bが得られる。光束13a,13bが2f(=
30mm)離れたもう1つの凸レンズ12に入射する
と、再び平行光14a,14bが得られ、前述の回折格
子10からの回折角θ1と等しい角度で1.2mmφの
スポット径となって速度V(mm/sec)の被測定物
体7を照射する。
m)の凸レンズ11に入射すると、図のような光束13
a,13bが得られる。光束13a,13bが2f(=
30mm)離れたもう1つの凸レンズ12に入射する
と、再び平行光14a,14bが得られ、前述の回折格
子10からの回折角θ1と等しい角度で1.2mmφの
スポット径となって速度V(mm/sec)の被測定物
体7を照射する。
【0006】被測定物体7からの散乱光を凸レンズ12
及び集光レンズ8により効率よく光検出器9受光部9a
へと集光させ、(a1)式に示すドップラー信号が含有
された光信号を検出する。そして演算手段24により移
動物体7の速度情報を得ている。
及び集光レンズ8により効率よく光検出器9受光部9a
へと集光させ、(a1)式に示すドップラー信号が含有
された光信号を検出する。そして演算手段24により移
動物体7の速度情報を得ている。
【0007】 F=2V/d=V/1.6(kHz) ‥‥‥‥(a1) ここでa=10mm,b=20mmとしており、bは比
較的長くなり、ワーキングディスタンスを大きくして速
度計設置の自由度を大きくしている。
較的長くなり、ワーキングディスタンスを大きくして速
度計設置の自由度を大きくしている。
【0008】ここでレーザーダイオード1からのレーザ
ー光の波長λが変化したとすると、dsinθ=λに対
応して回折角θが変動するが、ドップラー信号は変動し
ない。又この装置では2光束スポットの位置25も不動
にしている。即ち、被測定物体7を図3に示す配置に設
定して、被測定物体7上で2光束のスポットの位置が不
動となるようにしてスポット間の位置ずれが生じないよ
うにして、常に適正な交差状態を保っている。
ー光の波長λが変化したとすると、dsinθ=λに対
応して回折角θが変動するが、ドップラー信号は変動し
ない。又この装置では2光束スポットの位置25も不動
にしている。即ち、被測定物体7を図3に示す配置に設
定して、被測定物体7上で2光束のスポットの位置が不
動となるようにしてスポット間の位置ずれが生じないよ
うにして、常に適正な交差状態を保っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図3に示す構成のレー
ザードップラー速度計は被測定物7がレーザー光束の交
差で干渉縞の生じている範囲に存在している必要があ
る。図3のレーザードップラー速度計の構成の場合、レ
ーザー光束の直径が1.2mmφ、レーザー交差角度が
12°に設定されており、測定するに充分な干渉縞の生
じる範囲、つまり測定可能範囲は実測により凸レンズ1
2より20±1mmとなる。例えば鋼板の移動速度を測
定する場合、表面の凹凸、板のそりがあった場合でも2
mmの深度むらしか許されないということも規定され
る。
ザードップラー速度計は被測定物7がレーザー光束の交
差で干渉縞の生じている範囲に存在している必要があ
る。図3のレーザードップラー速度計の構成の場合、レ
ーザー光束の直径が1.2mmφ、レーザー交差角度が
12°に設定されており、測定するに充分な干渉縞の生
じる範囲、つまり測定可能範囲は実測により凸レンズ1
2より20±1mmとなる。例えば鋼板の移動速度を測
定する場合、表面の凹凸、板のそりがあった場合でも2
mmの深度むらしか許されないということも規定され
る。
【0010】レーザードップラー速度計本体101より
出射される光束径を拡大すれば光束の交差距離は拡大さ
れる。しかしながら被測定物7の反射面の凹凸による光
の明暗のパターンが増えることにより光検出器9では信
号が平均化され、ドップラー周波数信号としては出力レ
ベルが低くなり、S/Nが低下してくる。この為、従来
の装置において測定可能範囲を拡大するのは大変難しい
という問題点があった。
出射される光束径を拡大すれば光束の交差距離は拡大さ
れる。しかしながら被測定物7の反射面の凹凸による光
の明暗のパターンが増えることにより光検出器9では信
号が平均化され、ドップラー周波数信号としては出力レ
ベルが低くなり、S/Nが低下してくる。この為、従来
の装置において測定可能範囲を拡大するのは大変難しい
という問題点があった。
【0011】本発明は、測定可能範囲を拡大しつつ、高
精度な速度情報が得られるドップラー効果を利用した速
度計の提供を目的とする。
精度な速度情報が得られるドップラー効果を利用した速
度計の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の速度計は、 (1−1)筐体内に設けた光源からの光束を該筐体に着
脱可能に装着した光学部材を介して移動物体に入射さ
せ、該移動物体からの散乱光の周波数の偏移に基づく光
束を該筐体内に設けた検出手段で検出し、該検出手段か
らの信号を利用して該移動物体の速度情報を検出する
際、該光学部材は該移動物体の速度検出方向とそれと直
交する方向とで互いに屈折力が異なる部材を有している
ことを特徴としている。
脱可能に装着した光学部材を介して移動物体に入射さ
せ、該移動物体からの散乱光の周波数の偏移に基づく光
束を該筐体内に設けた検出手段で検出し、該検出手段か
らの信号を利用して該移動物体の速度情報を検出する
際、該光学部材は該移動物体の速度検出方向とそれと直
交する方向とで互いに屈折力が異なる部材を有している
ことを特徴としている。
【0013】特に、前記光学部材は前記移動物体の速度
検出方向と直交する方向にのみ負の屈折力を有するシリ
ンドリカルレンズ、そして球面より成る正レンズを有し
ていることや、前記光学部材は前記移動物体の速度検出
方向にのみ負の屈折力を有するシリンドリカルレンズ、
該移動物体の速度検出方向と直交する方向にのみ負の屈
折力を有するシリンドリカルレンズ、そして球面より成
る正レンズを有していること等を特徴としている。
検出方向と直交する方向にのみ負の屈折力を有するシリ
ンドリカルレンズ、そして球面より成る正レンズを有し
ていることや、前記光学部材は前記移動物体の速度検出
方向にのみ負の屈折力を有するシリンドリカルレンズ、
該移動物体の速度検出方向と直交する方向にのみ負の屈
折力を有するシリンドリカルレンズ、そして球面より成
る正レンズを有していること等を特徴としている。
【0014】(1−2)光源手段からの光束を移動物体
に入射させ、該移動物体からの散乱光の周波数の偏移に
基づく光束を検出手段で検出し、該検出手段からの信号
を利用して該移動物体の速度情報を検出する装置で、光
束を光学部材を介して該移動物体に入射させる際、該光
学部材は該移動物体の速度検出方向とそれと直交する方
向とで互いに屈折力が異なる構成によって速度検出方向
の光束径を拡大していることを特徴としている。
に入射させ、該移動物体からの散乱光の周波数の偏移に
基づく光束を検出手段で検出し、該検出手段からの信号
を利用して該移動物体の速度情報を検出する装置で、光
束を光学部材を介して該移動物体に入射させる際、該光
学部材は該移動物体の速度検出方向とそれと直交する方
向とで互いに屈折力が異なる構成によって速度検出方向
の光束径を拡大していることを特徴としている。
【0015】特に、前記光学部材は前記移動物体の速度
検出方向と直交する方向にのみ負の屈折力を有するシリ
ンドリカルレンズ、そして球面より成る正レンズを有し
ていることや、前記光学部材は前記移動物体の速度検出
方向にのみ負の屈折力を有するシリンドリカルレンズ、
該移動物体の速度検出方向と直交する方向にのみ負の屈
折力を有するシリンドリカルレンズ、そして球面より成
る正レンズを有していること等を特徴としている。
検出方向と直交する方向にのみ負の屈折力を有するシリ
ンドリカルレンズ、そして球面より成る正レンズを有し
ていることや、前記光学部材は前記移動物体の速度検出
方向にのみ負の屈折力を有するシリンドリカルレンズ、
該移動物体の速度検出方向と直交する方向にのみ負の屈
折力を有するシリンドリカルレンズ、そして球面より成
る正レンズを有していること等を特徴としている。
【0016】(1−3)検出本体内の光源手段からの波
長λの光束を該検出本体に着脱可能な光学部材を介して
移動物体に入射角θで該光束の波長λの変化に応じて入
射角θが変化したときsinθ/λが略一定となるよう
に入射させ、該移動物体からの散乱光束の周波数の偏移
を該検出本体内の検出手段で検出し、該検出手段からの
信号を利用して該移動物体の速度情報を検出する際、該
光学部材は該移動物体の速度検出方向とそれと直交する
方向とで互いに屈折力が異なる部材を有していることを
特徴としている。
長λの光束を該検出本体に着脱可能な光学部材を介して
移動物体に入射角θで該光束の波長λの変化に応じて入
射角θが変化したときsinθ/λが略一定となるよう
に入射させ、該移動物体からの散乱光束の周波数の偏移
を該検出本体内の検出手段で検出し、該検出手段からの
信号を利用して該移動物体の速度情報を検出する際、該
光学部材は該移動物体の速度検出方向とそれと直交する
方向とで互いに屈折力が異なる部材を有していることを
特徴としている。
【0017】
【実施例】図1(A),(B)は本発明の実施例1の要
部平面図と要部断面図である。
部平面図と要部断面図である。
【0018】本実施例では図1(A)の紙面内(移動面
内)において移動物体7が速度Vで矢印7aの如く移動
している場合を示している。図1において1Aは速度計
である。1Bは速度計1Aの検出本体、1Cは本体1B
に着脱可能な光学部材である。
内)において移動物体7が速度Vで矢印7aの如く移動
している場合を示している。図1において1Aは速度計
である。1Bは速度計1Aの検出本体、1Cは本体1B
に着脱可能な光学部材である。
【0019】1は光源で、例えばレーザーダイオード等
(以下「レーザー」と称する。)より成っており、波長
λ=685nmのレーザー光を放射している。2はコリ
メーターレンズであり、レーザー1からの光束を直径
1.8mmの平行光束3にしている。4は回折格子であ
り、例えば格子ピッチdが3.2μmの透過型の回折格
子より成り±1次回折光12a,12bが回折角θ1
(θ1=12°)で回折するように設定している。
(以下「レーザー」と称する。)より成っており、波長
λ=685nmのレーザー光を放射している。2はコリ
メーターレンズであり、レーザー1からの光束を直径
1.8mmの平行光束3にしている。4は回折格子であ
り、例えば格子ピッチdが3.2μmの透過型の回折格
子より成り±1次回折光12a,12bが回折角θ1
(θ1=12°)で回折するように設定している。
【0020】5はレンズ群であり、回折格子4からの±
1次回折光12a,12bを集光し、光束13a,13
bとし、点Pに集光した後にレンズ群6に導光してい
る。レンズ群6は2つのレンズ6a,6bを有し、入射
してきた光束13a,13bを平行光束14a,14b
として本体1Bより射出している。このとき平行光束1
4a,14bは回折格子4からの回折角θ1と等しい角
度θ2で直径1.8mmのスポットとして光学部材1C
に入射している。
1次回折光12a,12bを集光し、光束13a,13
bとし、点Pに集光した後にレンズ群6に導光してい
る。レンズ群6は2つのレンズ6a,6bを有し、入射
してきた光束13a,13bを平行光束14a,14b
として本体1Bより射出している。このとき平行光束1
4a,14bは回折格子4からの回折角θ1と等しい角
度θ2で直径1.8mmのスポットとして光学部材1C
に入射している。
【0021】レンズ群5とレンズ群6は各々焦点距離f
が等しいレンズ群である。2つのレンズ群5,6は焦点
距離fの2倍の間隔を隔てて配置して構成している。7
は移動物体または移動流体(以下「移動物体」と称す
る。)であり、移動速度Vで矢印7a方向に移動してい
る。
が等しいレンズ群である。2つのレンズ群5,6は焦点
距離fの2倍の間隔を隔てて配置して構成している。7
は移動物体または移動流体(以下「移動物体」と称す
る。)であり、移動速度Vで矢印7a方向に移動してい
る。
【0022】光学部材1Cは本体1Bに着脱可能となっ
ている。光学部材1Cは移動物体7の移動検出方向7a
と直交する方向(図1(A)の面内)にのみ負の屈折力
を有するシリンドリカルレンズ21と球面より成る正レ
ンズ22の2つのレンズを有している。
ている。光学部材1Cは移動物体7の移動検出方向7a
と直交する方向(図1(A)の面内)にのみ負の屈折力
を有するシリンドリカルレンズ21と球面より成る正レ
ンズ22の2つのレンズを有している。
【0023】図1(A)の速度検出方向である移動面内
においてシリンドリカルレンズ21は平行光束14a,
14bを発散光束15a,15bとし、正レンズ22は
シリンドリカルレンズ21からの発散光束15a,15
bを平行光束16a,16bとして移動物体7に入射し
ている。
においてシリンドリカルレンズ21は平行光束14a,
14bを発散光束15a,15bとし、正レンズ22は
シリンドリカルレンズ21からの発散光束15a,15
bを平行光束16a,16bとして移動物体7に入射し
ている。
【0024】図1(B)の移動面とは直交する面ではシ
リンドリカルレンズ21は平行光束14a,14bをそ
のまま通過させ、正レンズ22はシリンドリカルレンズ
21からの平行光束を集光して移動物体7に入射させて
いる。
リンドリカルレンズ21は平行光束14a,14bをそ
のまま通過させ、正レンズ22はシリンドリカルレンズ
21からの平行光束を集光して移動物体7に入射させて
いる。
【0025】本実施例では図1(A)において光束16
a,16bが移動物体7面上での交差角θmが干渉縞ピ
ッチをPmとしたとき θm=sin-1(685/2Pm) となるように各要素を設定している。
a,16bが移動物体7面上での交差角θmが干渉縞ピ
ッチをPmとしたとき θm=sin-1(685/2Pm) となるように各要素を設定している。
【0026】尚速度検出方向と垂直な方向の図1(B)
の面内では光束の中心の交差位置が光束の集光位置とほ
ぼ一致している。
の面内では光束の中心の交差位置が光束の集光位置とほ
ぼ一致している。
【0027】40は集光レンズであり、移動物体7から
の反射光を光学部材1Cとレンズ群6を介して集光して
光検出器60に導光している。
の反射光を光学部材1Cとレンズ群6を介して集光して
光検出器60に導光している。
【0028】本実施例において、レーザー1から出射さ
れたレーザー光はコリメーターレンズ2によって平行光
束3となり、回折格子4に垂直入射する。そして回折格
子4からの±1次回折光12a,12bは回折角θ1で
射出し、レンズ群5に入射し、該レンズ群5で点Pに集
光された後に発散してレンズ群6に入射する。レンズ群
6からの射出した平行光束14a,14bは角度θ2で
光学部材1Cに入射した後、光学部材1Cを介して角度
θmで移動物体7に入射する。
れたレーザー光はコリメーターレンズ2によって平行光
束3となり、回折格子4に垂直入射する。そして回折格
子4からの±1次回折光12a,12bは回折角θ1で
射出し、レンズ群5に入射し、該レンズ群5で点Pに集
光された後に発散してレンズ群6に入射する。レンズ群
6からの射出した平行光束14a,14bは角度θ2で
光学部材1Cに入射した後、光学部材1Cを介して角度
θmで移動物体7に入射する。
【0029】そして速度Vで移動している被測定物体7
の測定点Mに異なった方向から照射している。被測定物
体7の測定点Mからの散乱光を光学部材1C、レンズ群
6、そして集光レンズ40を介して光検出器60で検出
している。ここでθ1=θ2となっている。
の測定点Mに異なった方向から照射している。被測定物
体7の測定点Mからの散乱光を光学部材1C、レンズ群
6、そして集光レンズ40を介して光検出器60で検出
している。ここでθ1=θ2となっている。
【0030】このとき2光束による散乱光の周波数は、
移動速度Vに比例して各々+Δf,−Δfのドップラー
シフトを受ける。ここで、レーザー光の波長をλとすれ
ば周波数変化Δfは次の(1)式で表わすことができ
る。
移動速度Vに比例して各々+Δf,−Δfのドップラー
シフトを受ける。ここで、レーザー光の波長をλとすれ
ば周波数変化Δfは次の(1)式で表わすことができ
る。
【0031】 Δf=V・sin(θm)/λ ‥‥‥‥(1) +Δf,−Δfのドップラーシフトを受けた散乱光は、
互いに干渉しあって光検出器60の受光面での明暗の変
化をもたらし、その周波数Fは次の(2)式で与えられ
る。
互いに干渉しあって光検出器60の受光面での明暗の変
化をもたらし、その周波数Fは次の(2)式で与えられ
る。
【0032】 F=2・Δf=2・V・sin(θm)/λ ‥‥‥‥(2) (2)式から、光検出器60の周波数F(以下「ドップ
ラー周波数」と呼ぶ)を測定して移動物体7の移動速度
Vが求めている。
ラー周波数」と呼ぶ)を測定して移動物体7の移動速度
Vが求めている。
【0033】この系においてθ1とθmとが実質的に大
差ない程度にすれば波長変動によるレンズ群5とレンズ
群6の焦点距離の変動を無視すれば回折格子4からの回
折光の出射角(回折角)θ1と移動物体7への入射角θ
mは波長変動によって回折角の変動が発生しても常に、 θ1≒θm となる。
差ない程度にすれば波長変動によるレンズ群5とレンズ
群6の焦点距離の変動を無視すれば回折格子4からの回
折光の出射角(回折角)θ1と移動物体7への入射角θ
mは波長変動によって回折角の変動が発生しても常に、 θ1≒θm となる。
【0034】又、回折光をn次光とすると、 sinθ1=nλ/d ‥‥‥‥(3) となる。
【0035】従って(2),(3)式より、ドップラー
周波数Fは、 F=2V・sinθm/λ ≒2V・sinθ1/λ =2nV/d ‥‥‥‥(4) となる。この(4)式より明らかのように、この系では
波長変動に実質的に影響されないドップラー周波数Fを
得ることができる。
周波数Fは、 F=2V・sinθm/λ ≒2V・sinθ1/λ =2nV/d ‥‥‥‥(4) となる。この(4)式より明らかのように、この系では
波長変動に実質的に影響されないドップラー周波数Fを
得ることができる。
【0036】即ち、図1の系ではsinθm/λが実質
的に一定値となっているので波長変動に実質的に影響さ
れないドップラー周波数Fを得ている。
的に一定値となっているので波長変動に実質的に影響さ
れないドップラー周波数Fを得ている。
【0037】本実施例ではレーザー光の波長λが変化し
たとき所定次数の回折光の回折角θも変化するが、この
とき前述の如く構成することによりsinθm/λの値
が実質的に一定となるようにしている。
たとき所定次数の回折光の回折角θも変化するが、この
とき前述の如く構成することによりsinθm/λの値
が実質的に一定となるようにしている。
【0038】本実施例では回折格子4の格子ピッチdm
をdm=3.2μmとし、光束16a,16bの移動物
体7面上での交差角θmをθm=7.87°、干渉縞ピ
ッチPm=2.5μm、ビーム径を3mmとしている。
これによりレーザー光束が交差している距離が従来の装
置に比べて約5倍に拡大している。
をdm=3.2μmとし、光束16a,16bの移動物
体7面上での交差角θmをθm=7.87°、干渉縞ピ
ッチPm=2.5μm、ビーム径を3mmとしている。
これによりレーザー光束が交差している距離が従来の装
置に比べて約5倍に拡大している。
【0039】移動物体7面上でのレーザー光束径は1/
5〜1/10程度とし、移動物体7面上での凹凸による
光の明暗信号の平均化を低減し、S/N比を向上させて
いる。
5〜1/10程度とし、移動物体7面上での凹凸による
光の明暗信号の平均化を低減し、S/N比を向上させて
いる。
【0040】図2(A),(B)は本発明の実施例2の
要部平面図と要部断面図である。図中、図1で示した要
素と同一要素には同符番を付している。
要部平面図と要部断面図である。図中、図1で示した要
素と同一要素には同符番を付している。
【0041】本実施例では図1に実施例1に比べて光学
部材1Cをシリンドリカルレンズ21と正レンズ22の
他に図1(A)の速度検出方向である移動面内と垂直な
面内(図2(B)のみに負の屈折力を有するシリンドリ
カルレンズ23を集光用専用のレンズとしてシリンドリ
カルレンズ21の本体1B側に設けた点が異なってお
り、その他の構成は同じである。
部材1Cをシリンドリカルレンズ21と正レンズ22の
他に図1(A)の速度検出方向である移動面内と垂直な
面内(図2(B)のみに負の屈折力を有するシリンドリ
カルレンズ23を集光用専用のレンズとしてシリンドリ
カルレンズ21の本体1B側に設けた点が異なってお
り、その他の構成は同じである。
【0042】本実施例では光学部材1Cを前述した形状
の3つのレンズより構成することにより実施例1に比べ
て更に測定深度(測定可能範囲)を拡大しつつ、移動物
体7からの散乱光が光検出器60に多く入射するように
しており、これにより反射面が低反射率の移動物体であ
っても移動情報を高精度に検出することができるように
している。
の3つのレンズより構成することにより実施例1に比べ
て更に測定深度(測定可能範囲)を拡大しつつ、移動物
体7からの散乱光が光検出器60に多く入射するように
しており、これにより反射面が低反射率の移動物体であ
っても移動情報を高精度に検出することができるように
している。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば以上のように、測定可能
範囲を拡大しつつ、高精度な速度情報が得られるドップ
ラー効果を利用した速度計を達成することができる。
範囲を拡大しつつ、高精度な速度情報が得られるドップ
ラー効果を利用した速度計を達成することができる。
【図1】本発明の実施例1の要部概略図
【図2】本発明の実施例2の要部概略図
【図3】従来のレーザードップラー速度計の要部概略図
1 光源 1A 速度計 1B 検出本体 1C 光学部材 2 コリメーターレンズ 4 回折格子 5,6 レンズ群 7 移動物体 21,23 シリンドリカルレンズ 22 正レンズ 24 演算手段 40 集光レンズ 60 光検出器
Claims (7)
- 【請求項1】 筐体内に設けた光源からの光束を該筐体
に着脱可能に装着した光学部材を介して移動物体に入射
させ、該移動物体からの散乱光の周波数の偏移に基づく
光束を該筐体内に設けた検出手段で検出し、該検出手段
からの信号を利用して該移動物体の速度情報を検出する
際、該光学部材は該移動物体の速度検出方向とそれと直
交する方向とで互いに屈折力が異なる部材を有している
ことを特徴とする速度計。 - 【請求項2】 前記光学部材は前記移動物体の速度検出
方向と直交する方向にのみ負の屈折力を有するシリンド
リカルレンズ、そして球面より成る正レンズを有してい
ることを特徴とする請求項1の速度計。 - 【請求項3】 前記光学部材は前記移動物体の速度検出
方向にのみ負の屈折力を有するシリンドリカルレンズ、
該移動物体の速度検出方向と直交する方向にのみ負の屈
折力を有するシリンドリカルレンズ、そして球面より成
る正レンズを有していることを特徴とする請求項1の速
度計。 - 【請求項4】 光源手段からの光束を移動物体に入射さ
せ、該移動物体からの散乱光の周波数の偏移に基づく光
束を検出手段で検出し、該検出手段からの信号を利用し
て該移動物体の速度情報を検出する装置で、光束を光学
部材を介して該移動物体に入射させる際、該光学部材は
該移動物体の速度検出方向とそれと直交する方向とで互
いに屈折力が異なる構成によって速度検出方向の光束径
を拡大していることを特徴とする速度計。 - 【請求項5】 前記光学部材は前記移動物体の速度検出
方向と直交する方向にのみ負の屈折力を有するシリンド
リカルレンズ、そして球面より成る正レンズを有してい
ることを特徴とする請求項4の速度計。 - 【請求項6】 前記光学部材は前記移動物体の速度検出
方向にのみ負の屈折力を有するシリンドリカルレンズ、
該移動物体の速度検出方向と直交する方向にのみ負の屈
折力を有するシリンドリカルレンズ、そして球面より成
る正レンズを有していることを特徴とする請求項4の速
度計。 - 【請求項7】 検出本体内の光源手段からの波長λの光
束を該検出本体に着脱可能な光学部材を介して移動物体
に入射角θで該光束の波長λの変化に応じて入射角θが
変化したときsinθ/λが略一定となるように入射さ
せ、該移動物体からの散乱光束の周波数の偏移を該検出
本体内の検出手段で検出し、該検出手段からの信号を利
用して該移動物体の速度情報を検出する際、該光学部材
は該移動物体の速度検出方向とそれと直交する方向とで
互いに屈折力が異なる部材を有していることを特徴とす
る速度計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19906194A JPH0843413A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 速度計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19906194A JPH0843413A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 速度計 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0843413A true JPH0843413A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16401464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19906194A Pending JPH0843413A (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 速度計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0843413A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019011999A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | 株式会社小野測器 | レーザドップラ速度計のアダプタ、及び、レーザドップラ速度計システム |
| JP2019184538A (ja) * | 2018-04-17 | 2019-10-24 | 株式会社小野測器 | アダプタ、及び、レーザドップラ速度計システム |
-
1994
- 1994-08-01 JP JP19906194A patent/JPH0843413A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019011999A (ja) * | 2017-06-29 | 2019-01-24 | 株式会社小野測器 | レーザドップラ速度計のアダプタ、及び、レーザドップラ速度計システム |
| JP2019184538A (ja) * | 2018-04-17 | 2019-10-24 | 株式会社小野測器 | アダプタ、及び、レーザドップラ速度計システム |
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