JPH084449Y2 - 小分け包装体の箱詰め包装構造 - Google Patents

小分け包装体の箱詰め包装構造

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JPH084449Y2
JPH084449Y2 JP7222693U JP7222693U JPH084449Y2 JP H084449 Y2 JPH084449 Y2 JP H084449Y2 JP 7222693 U JP7222693 U JP 7222693U JP 7222693 U JP7222693 U JP 7222693U JP H084449 Y2 JPH084449 Y2 JP H084449Y2
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下原昌雄
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株式会社おたべ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、合成樹脂フィルム製
の小分け包装体を所望の包装箱内に箱詰め包装処理する
ための小分け包装体の箱詰め包装構造にかかるもので、
特に、箱詰め作業の省力化を図り、包装箱内における小
分け包装体の内部移動が生じないようにし、且つ、包装
箱内の小分け包装体を一つずつ個別に剥がし取り易いよ
うに構成した小分け包装体の箱詰め包装構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、例えば、お菓子等の包装
にあって、当該お菓子等を合成樹脂フィルム製の小分け
包装体に小分けし、この小分けした小分け包装体を所望
個数集合させて、これを大型の包装箱に箱詰め処理する
場合、包装箱内部で小分け包装体が移動しないように、
且つ、体裁良く規則的に詰合せておくには、きわめて複
雑な構造の包装箱紙器あるいはトレー等の別個の部材が
要求されている。このように、別個の部材を要する箱詰
めシステムにあっては、経済的に不合理であり、それら
による箱詰め作業は、きわめて煩雑なものである等、多
くの問題点が指摘されていた。これらの問題点は、被包
装物が特殊形状のものにおいては、さらに顕著なもので
あり、その解決のための新しい手段の開発が要望されて
いた。
【0003】上記する特殊形状の被包装物は、その具体
的な一例として、平面三角形状の偏平な生菓子が挙げら
れる。この生菓子は、より具体的には、矩形シート状の
外側菓子材と、内部に挟み込む餡などの挟み菓子材とに
よって構成されており、外側菓子材をその一対角線に沿
って折りたたみ内部に挟み菓子材を挟み込んだもので、
平面形状が三角形であって、角張った部分を有し、肉厚
部分と肉薄部分とを有するものであって、角張った部分
を変形させることなく、一つずつ小分け包装すること
は、きわめて煩雑なものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】そこで、この考案は、
上記するような特殊形状の被包装物を、紙取りよく、且
つ、極めて省力的に包装可能であり、角張った部分を変
形あるいは折れ曲がりが生じることのないように、一つ
ずつ簡易的に小分け包装し、小分け包装のための包装シ
ート材がそのまま敷紙として利用し得るもので、さら
に、この小分けした小分け包装体の所望個数を集合させ
て、これらを包装箱内に箱詰めするにあたって、箱詰め
作業の省力化を図り、包装箱内における小分け包装体の
内部移動が生じないようにし、且つ、包装箱内の小分け
包装体を一つずつ個別に剥がし取り易いように構成した
小分け包装体の箱詰め包装構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記する目
的を達成するにあたって、具体的には、合成樹脂フィル
ムによる小分け包装体を、包装箱内に所望個数収容する
ようにした小分け包装体の箱詰め包装構造において、前
記包装箱内に収容される所望個数の小分け包装体を、前
記包装箱内において規則的配列状態で、それぞれ位置決
めして固定支持するための固定支持手段を備えてなり、
前記固定支持手段は、弱接着性を有する少なくとも一条
の帯状粘着剤層を含むものからなり、前記少なくとも一
条の帯状粘着剤層は、前記小分け包装体を前記包装箱内
において規則的に配列した状態で、前記小分け包装体の
一部分に接して前記小分け包装体を粘着支持するもので
なり、前記小分け包装体を前記固定支持手段から一つず
つ個別に剥がし取り可能になした小分け包装体の箱詰め
包装構造を構成するものである。
【0006】
【実施例の説明】以下、この考案になる小分け包装体の
箱詰め包装構造について、図面に示す具体的な実施例に
もとづいて詳細に説明する。この考案において対象とす
る特殊形状の被包装物Hの一例を図3に示す。図3に示
す具体的な実施態様例によれば、前記被包装物Hは、矩
形シート状の外側菓子材21と、内部に挟み込む餡など
の挟み菓子材22とによって構成される生菓子であり、
外側菓子材21をその一対角線に沿って折りたたみ内部
に挟み菓子材22を挟み込んだもので、折りたたみ縁2
3、一対の開口縁24、24、折りたたみ縁23の両端
側の鋭角的な角張った部分25、25、一対の開口縁2
4、24に挟まれた略直角な角張った部分26をもつ平
面形状三角形のものからなっており、且つ、餡の入った
肉厚部分27と、餡の入っていない肉薄部分28とを有
するものからなっている。
【0007】一方、上記するような特殊形状の被包装物
Hを小分け包装するための包装シート材1は、適度の弾
発性を有していて、シート状に復元し得る熱溶着性のプ
ラスチックフィルムによって構成される。この考案にお
いて、前記包装シート材1としてのプラスチックフィル
ムは、好ましくは、二軸延伸ポリプロピレンフィルム、
あるいは二軸延伸ポリプロピレンフィルムと無延伸ポリ
プロピレンフィルムとを貼り合わせたものによって供さ
れる。さらに、前記包装シート材1としてのプラスチッ
クフィルムは、その他の熱溶着性プラスチックフィルム
のうちから選ばれるいずれのものであってもよい。前記
包装シート材1は、適度の弾発性をもってシート状に復
元し得るものであり、その範囲において、30〜50ミ
クロンの厚さのものが好ましい。
【0008】前記包装シート材1は、一条の折りたたみ
線4を介して第1の領域2および第2の領域3を連続的
に備えている。前記包装シート材1の平面形状について
は、何ら限定されるものではなく、例えば図2Aにおい
て実線で示すように、矩形状のものであってもよいし、
あるいは、図2Aにおいて仮想線で示すように、コーナ
ー部分がカットされているものであってもよい。この考
案の小分け包装体の箱詰め包装構造にあって、前記包装
シート材1は、該包装シート材1における第1の領域2
および第2の領域3との間に被包装物Hを挟み込むよう
に前記折りたたみ線4に沿って折りたたまれ、前記第1
の領域2および第2の領域3間を前記被包装物Hの縁辺
外側でヒートシール処理される。このヒートシール工程
では、前記被包装物Hを前記折りたたみ線4に交差する
方向に規制するべく前記折りたたみ線4に平行なライン
に沿った第1のヒートシール部分5と、前記被包装物H
を前記折りたたみ線4に沿った方向に規制するべく前記
被包装物Hの両側端縁の外側における一対の第2のヒー
トシール部分6、6においてそれぞれヒートーシールさ
れる。
【0009】この考案において、ヒートシール工程にお
ける第1のヒートシール部分5は、線状であり、一対の
第2のヒートシール部分6、6は、点状である。すなわ
ち、前記第1のヒートシール部分5は、前記折りたたみ
線4に沿って平行して線状に形成され、前記被包装物H
を前記折りたたみ線4に交差する方向に、その移動、離
脱を規制する。前記一対の第2のヒートシール部分6、
6は、前記被包装物Hの一対の開口縁24、24に対向
する位置にあって、前記被包装物Hを前記折り1たみ線
4に沿った方向に、その移動、離脱を規制する。
【0010】前記被包装物Hは、前記包装シート材1に
よって、第1のヒートシール部分5および一対の第2の
ヒートシール部分6、6のヒートシール処理により、前
記包装シート材1内に包装される。図2Aに示すよう
に、この場合、前記被包装物Hは、包装シート材1にお
ける第1の領域2および第2の領域3間に挟まれて状態
にあって、折りたたみ線4、第1のヒートシール部分
5、一対の第2のヒートシール部分6、6によって規制
されるものの、前記被包装物Hの鋭角的な角張った部分
25、25は、何ら規制を受けず、型崩れや、折れ曲が
りの心配はない。
【0011】一方、この考案において、図2Aに示すよ
うに包装された小分け包装体SPを、開封する場合に
は、包装体におけるM点の部分を左右に引っ張って、第
1のヒートシール部分5および一対の第2のヒートシー
ル部分6、6の接着状態を解除する。この発明では、前
記第1のヒートシール部分5および一対の第2のヒート
シール部分6、6のヒートシールは、さほど強力にする
必要がないので、開封は極めて省力的に行える。この考
案では、包装シート材1が適度の弾発性を有するプラス
チックフィルム製であるので、開封後、包装シート材1
は、図2Bに示すように弾発的に復元し、敷紙として機
能することになる。
【0012】この考案において、上記するように小分け
包装された小分け包装体SPは、所望個数まとめられ、
包装箱PB内に箱詰め包装処理される。この考案では、
包装箱PBに対して、小分け包装体SPを規則的配列状
態で、それぞれ位置決めして固定支持するための固定支
持手段11が設けてある。前記固定支持手段11は、弱
接着性を有する少なくとも一条の帯状粘着剤層12を含
むものからなり、前記少なくとも一条の帯状粘着剤層1
2は、前記小分け包装体SPを前記包装箱PB内におい
て規則的に配列した状態で、前記小分け包装体SPの一
部分に接して該小分け包装体SPを粘着支持する。前記
固定支持手段11における帯状粘着剤層12は、弱接着
性であるので、前記小分け包装体SPは、前記固定支持
手段11から一つずつ個別に剥がし取り得るようになっ
ている。
【0013】この考案において、前記固定支持手段11
は、図1Aに示すように、包装箱PBにおける底壁13
の内面13aに一条の帯状粘着剤層12を設けた構成、
あるいは、図1Bに示すように、包装箱PBにおける底
壁13に対応するシート状部材14であって、該シート
状部材14の表面14aに一条の帯状粘着剤層12を設
けた構成のいずれのものであってもよい。
【0014】前記固定支持手段11を構成するシート状
部材14は、図1Bおよび図1Cに示すように、例え
ば、一枚の矩形シート体からなり、平行な2本の折り線
15、15によって、広域シート部分16、傾斜面形成
部分17、起立片部分18を備えている。このシート状
部材14の表面14aであって、その中央線に沿って一
条の帯状粘着剤層12が設けてある。傾斜面形成部分1
7の帯状粘着剤層12は、一つの小分け包装体SPを固
定支持するに必要な面域を有していればよい。一方、広
域シート部分16には、複数の小分け包装体SPが固定
支持されるものであり、固定支持する小分け包装体SP
の個数に応じて、当該小分け包装体SPを広域シート部
分16に対して順次取り付けていく際、取り付け位置の
目印となる目印ライン19を設けておくとよい。
【0015】
【考案の効果】以上の構成になるこの考案の小分け包装
体の箱詰め包装構造によれば、構造が極めて簡単で、製
造が容易な包装シート材、固定支持手段の適用によって
構成されるものであり、包装シート材、固定支持手段の
各構成部材の紙取りがよく、多量生産に適合し、生産性
高く且つ安価に供しうる等の点において、経済的にもき
わめて有利に作用するものといえる。
【0016】さらに、この考案になる小分け包装体の箱
詰め包装構造によれば、特殊形状の被包装物の包装にあ
たって、角張った部分の変形あるいは折れ曲がりが生じ
ることのないように、一つずつ簡易的に包装し得るもの
であり、包装処理も開封処理も極めて省力的に行い得る
点、開封後、包装シート材がそのまま敷紙として機能す
る点など、極めて有効に且つ実用的に作用するものとい
える。
【0017】さらにまた、この考案になる小分け包装体
の箱詰め包装構造によれば、合成樹脂フィルム製の小分
け包装体を所望の包装箱内に箱詰め包装処理する際、特
に、箱詰め作業の省力化を図り、包装箱内における小分
け包装体の内部移動が生じないようにし、且つ、包装箱
内の小分け包装体を一つずつ個別に剥がし取り易いよう
になした点においてきわめて有効に作用するものといえ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1Aは、この考案になる小分け包装体の箱詰
め包装構造の具体的な実施例であって、その第1の実施
例を示す概略的な斜視図であり、図1Bは、この考案に
なる小分け包装体の箱詰め包装構造において、異なる第
2の実施例にかかるもので、固定支持手段を構成するシ
ート状部材の例を示す概略的な斜視図であり、図1C
は、上記第2の実施例に対して小分け包装体を箱詰め包
装した状態を示す概略的な拡大側断面図である。
【図2】図2Aは、この考案になる小分け包装体の箱詰
め包装構造にあって、小分け包装のための包装シート材
によって、特殊形状の被包装物を包装してある状態を示
す概略的な平面図であり、図2Bは、これを開封して、
包装シート材が敷紙として機能している状態を示す概略
的な平面図である。
【図3】図3は、被包装物Hの具体的な例を示す概略的
な平面図である。
【符号の説明】
1 包装シート材 2 第1の領域 3 第2の領域 4 折りたたみ線 5 第1のヒートシール部分 6、6 一対の第2のヒートシール部分 PB 包装箱 SP 小分け包装体 11 固定支持手段 12 帯状粘着剤層 13 包装箱PBの底壁 14 シート状部材 15 折り線 16 広域シート部分 17 傾斜面形成部分 18 起立片部分 19 目印ライン H 被包装物

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂フィルムによる小分け包装体
    を、包装箱内に所望個数収容するようにした小分け包装
    体の箱詰め包装構造において、 前記包装箱内に収容される所望個数の小分け包装体を、
    前記包装箱内において規則的配列状態で、それぞれ位置
    決めして固定支持するための固定支持手段を備えてな
    り、 前記固定支持手段は、弱接着性を有する少なくとも一条
    の帯状粘着剤層を含むものからなり、前記少なくとも一
    条の帯状粘着剤層は、前記小分け包装体を前記包装箱内
    において規則的に配列した状態で、前記小分け包装体の
    一部分に接して前記小分け包装体を粘着支持するもので
    なり、 前記小分け包装体を前記固定支持手段から一つずつ個別
    に剥がし取り可能になしたことを特徴とする小分け包装
    体の箱詰め包装構造。
  2. 【請求項2】 前記固定支持手段が、前記包装箱におけ
    る底壁の内面に設けた粘着剤層を含むものからなること
    を特徴とする請求項1に記載の小分け包装体の箱詰め包
    装構造。
  3. 【請求項3】 前記固定支持手段が、前記包装箱におけ
    る底壁に対応するシート状部材であって、前記シート状
    部材の表面に設けた粘着剤層を含むものからなることを
    特徴とする請求項1に記載の小分け包装体の箱詰め包装
    構造。
JP7222693U 1993-12-13 1993-12-13 小分け包装体の箱詰め包装構造 Expired - Lifetime JPH084449Y2 (ja)

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JPH0735359U JPH0735359U (ja) 1995-06-27
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