JPH0845513A - 電池の製造方法および装置 - Google Patents
電池の製造方法および装置Info
- Publication number
- JPH0845513A JPH0845513A JP6178333A JP17833394A JPH0845513A JP H0845513 A JPH0845513 A JP H0845513A JP 6178333 A JP6178333 A JP 6178333A JP 17833394 A JP17833394 A JP 17833394A JP H0845513 A JPH0845513 A JP H0845513A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery case
- spinning roller
- axial direction
- battery
- holding members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 24
- 238000009987 spinning Methods 0.000 claims abstract description 69
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims abstract description 15
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 23
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 7
- 229910001315 Tool steel Inorganic materials 0.000 description 7
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 4
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 4
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 4
- 238000010791 quenching Methods 0.000 description 3
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Primary Cells (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 有底円筒状の電池ケース2の開口部近傍に環
状溝部を形成する電池の製造方法において、所要の強度
を有するとともに肉厚均一で寸法安定性に優れた環状溝
部を形成可能とする。 【構成】 電池ケース2の軸線A方向両端部にその両側
からマンドレル34および受け軸54を当接させて電池
ケース2を挾持するとともにこれを軸線Aまわりに回転
させ、この状態で電池ケース2にその側方からスピニン
グローラ18を押し当てることにより環状溝部を形成す
る。上記スピニングローラ押し当て時、受け軸54は軸
線A方向に関して固定しておく一方、マンドレル34を
速度V、スピニングローラ18を速度V/2で軸線A方
向下方に移動させ、これによりマンドレル34および受
け軸54を上記押し当て部位に近づけ、該押し当て部位
に両側から肉(材料)を供給する。
状溝部を形成する電池の製造方法において、所要の強度
を有するとともに肉厚均一で寸法安定性に優れた環状溝
部を形成可能とする。 【構成】 電池ケース2の軸線A方向両端部にその両側
からマンドレル34および受け軸54を当接させて電池
ケース2を挾持するとともにこれを軸線Aまわりに回転
させ、この状態で電池ケース2にその側方からスピニン
グローラ18を押し当てることにより環状溝部を形成す
る。上記スピニングローラ押し当て時、受け軸54は軸
線A方向に関して固定しておく一方、マンドレル34を
速度V、スピニングローラ18を速度V/2で軸線A方
向下方に移動させ、これによりマンドレル34および受
け軸54を上記押し当て部位に近づけ、該押し当て部位
に両側から肉(材料)を供給する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、電池の製造方法およ
び装置、特に、有底円筒状の電池ケースの開口部近傍に
環状溝部を形成する方法および装置に関するものであ
る。
び装置、特に、有底円筒状の電池ケースの開口部近傍に
環状溝部を形成する方法および装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電池ケース(すなわち電池の外装ケー
ス)は一般に、鉄やステンレス等の金属により有底円筒
状(すなわち円筒形状でかつその一端部が塞がれて底部
を構成している形状)に形成されているが、さらにその
開口部近傍に環状溝部が形成された電池ケースも知られ
ている。この環状溝部は、電池として完成したとき、正
/負極板および絶縁フイルムが巻かれてなる巻回群と、
安全弁の働きをする封口体とを仕切るためのものである
が、理想的な条件としては、 1)環状溝部の肉厚の減少がなく均一であり、強度低下
がないこと 2)環状溝部が直角に形成され、封口体の載置面が水平
かつ面積が大きく安定していることという条件が挙げら
れる。
ス)は一般に、鉄やステンレス等の金属により有底円筒
状(すなわち円筒形状でかつその一端部が塞がれて底部
を構成している形状)に形成されているが、さらにその
開口部近傍に環状溝部が形成された電池ケースも知られ
ている。この環状溝部は、電池として完成したとき、正
/負極板および絶縁フイルムが巻かれてなる巻回群と、
安全弁の働きをする封口体とを仕切るためのものである
が、理想的な条件としては、 1)環状溝部の肉厚の減少がなく均一であり、強度低下
がないこと 2)環状溝部が直角に形成され、封口体の載置面が水平
かつ面積が大きく安定していることという条件が挙げら
れる。
【0003】上記環状溝部の形成方法としては、例えば
特開昭58−112259号公報にも開示されているよ
うに、一般に次のようなスピニング加工が用いられてい
る。すなわち、電池ケースの軸線方向両端部に該軸線方
向両側から1対の挾持部材を当接させて該電池ケースを
挾持するとともに該電池ケースを上記軸線まわりに回転
させ、この状態で電池ケースの側方から該電池ケースに
スピニングローラを押し当てることにより上記環状溝部
を形成するようになっている。
特開昭58−112259号公報にも開示されているよ
うに、一般に次のようなスピニング加工が用いられてい
る。すなわち、電池ケースの軸線方向両端部に該軸線方
向両側から1対の挾持部材を当接させて該電池ケースを
挾持するとともに該電池ケースを上記軸線まわりに回転
させ、この状態で電池ケースの側方から該電池ケースに
スピニングローラを押し当てることにより上記環状溝部
を形成するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の環状溝部の形成方法においては次のような問題があ
る。
来の環状溝部の形成方法においては次のような問題があ
る。
【0005】すなわち、上記公報には環状溝部の形成方
法として、ホルダー部3を一定圧力で突き上げた後に上
部固定部1を回転させてローラ4(スピニングローラ)
をケース2(電池ケース)に圧接する、旨の記載があ
る。この記載内容からだけでは、ローラ4をケース2に
圧接させている間、ホルダー部3の突き上げ圧力がケー
ス2にずっとかかっているのか否かは明確でないが、本
願発明者による検討の結果、上記公報記載の方法ではい
ずれにしても問題があることが判明した。
法として、ホルダー部3を一定圧力で突き上げた後に上
部固定部1を回転させてローラ4(スピニングローラ)
をケース2(電池ケース)に圧接する、旨の記載があ
る。この記載内容からだけでは、ローラ4をケース2に
圧接させている間、ホルダー部3の突き上げ圧力がケー
ス2にずっとかかっているのか否かは明確でないが、本
願発明者による検討の結果、上記公報記載の方法ではい
ずれにしても問題があることが判明した。
【0006】まず、上記圧接の間は突き上げ圧力が電池
ケース2にかかっていないとすると、ケース2の環状溝
部がローラ4によって局部的に延ばされるため、同部の
肉厚が薄くなり強度が低下してしまう、という問題があ
る。一方、上記圧接の間も突き上げ圧力がケース2にか
かっているとすると、第1図では、ローラ4に対してケ
ース2の底部側からは圧力によって肉(材料)が供給さ
れるのに対し、ケース2の開口部側からは何も肉(材
料)が供給されないため、加工後の環状溝部は開口部側
と底部側とで肉厚が不均一になる、という問題がある。
ケース2にかかっていないとすると、ケース2の環状溝
部がローラ4によって局部的に延ばされるため、同部の
肉厚が薄くなり強度が低下してしまう、という問題があ
る。一方、上記圧接の間も突き上げ圧力がケース2にか
かっているとすると、第1図では、ローラ4に対してケ
ース2の底部側からは圧力によって肉(材料)が供給さ
れるのに対し、ケース2の開口部側からは何も肉(材
料)が供給されないため、加工後の環状溝部は開口部側
と底部側とで肉厚が不均一になる、という問題がある。
【0007】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、所要の強度を有するとともに肉厚均
一で寸法安定性に優れた環状溝部を形成することができ
る電池の製造方法および装置を提供することを目的とす
るものである。
れたものであって、所要の強度を有するとともに肉厚均
一で寸法安定性に優れた環状溝部を形成することができ
る電池の製造方法および装置を提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明は、スピニング
ローラ押し当て時、各挾持部材をスピニングローラに対
して電池ケースの軸線方向に相対移動させて該スピニン
グローラの電池ケースへの押し当て部位に近づけること
により、該押し当て部位に両側から肉(材料)が供給さ
れるようにし、もって上記目的達成を図るようにしたも
のである。
ローラ押し当て時、各挾持部材をスピニングローラに対
して電池ケースの軸線方向に相対移動させて該スピニン
グローラの電池ケースへの押し当て部位に近づけること
により、該押し当て部位に両側から肉(材料)が供給さ
れるようにし、もって上記目的達成を図るようにしたも
のである。
【0009】すなわち、本願発明に係る電池の製造方法
は、請求項1に記載したように、有底円筒状の電池ケー
スの開口部近傍に環状溝部を形成する電池の製造方法に
おいて、前記電池ケースの軸線方向両端部に該軸線方向
両側から1対の挾持部材を当接させて該電池ケースを挾
持するとともに該電池ケースを前記軸線まわりに回転さ
せ、この状態で前記電池ケースの側方から該電池ケース
にスピニングローラを押し当てることにより前記環状溝
部を形成する方法であって、前記スピニングローラ押し
当て時、前記各挾持部材を前記スピニングローラに対し
て前記軸線方向に相対移動させて該スピニングローラの
前記電池ケースへの押し当て部位に近づける、ことを特
徴とするものである。
は、請求項1に記載したように、有底円筒状の電池ケー
スの開口部近傍に環状溝部を形成する電池の製造方法に
おいて、前記電池ケースの軸線方向両端部に該軸線方向
両側から1対の挾持部材を当接させて該電池ケースを挾
持するとともに該電池ケースを前記軸線まわりに回転さ
せ、この状態で前記電池ケースの側方から該電池ケース
にスピニングローラを押し当てることにより前記環状溝
部を形成する方法であって、前記スピニングローラ押し
当て時、前記各挾持部材を前記スピニングローラに対し
て前記軸線方向に相対移動させて該スピニングローラの
前記電池ケースへの押し当て部位に近づける、ことを特
徴とするものである。
【0010】また、本願発明に係る電池の製造装置は、
請求項4に記載したように、有底円筒状の電池ケースの
開口部近傍に環状溝部を形成する電池の製造装置におい
て、前記電池ケースの軸線方向両端部に該軸線方向両側
から当接して該電池ケースを挾持する1対の挾持部材
と、これら挾持部材により挾持された前記電池ケースを
前記軸線まわりに回転させる回転駆動手段と、この回転
駆動手段により回転せしめられた状態にある前記電池ケ
ースの側方から該電池ケースに押し当てられて前記環状
溝部を形成するスピニングローラとを備えた装置であっ
て、前記スピニングローラ押し当て時、前記各挾持部材
を前記スピニングローラに対して前記軸線方向に相対移
動させて該スピニングローラの前記電池ケースへの押し
当て部位に近づける圧縮手段を備えている、ことを特徴
とするものである。
請求項4に記載したように、有底円筒状の電池ケースの
開口部近傍に環状溝部を形成する電池の製造装置におい
て、前記電池ケースの軸線方向両端部に該軸線方向両側
から当接して該電池ケースを挾持する1対の挾持部材
と、これら挾持部材により挾持された前記電池ケースを
前記軸線まわりに回転させる回転駆動手段と、この回転
駆動手段により回転せしめられた状態にある前記電池ケ
ースの側方から該電池ケースに押し当てられて前記環状
溝部を形成するスピニングローラとを備えた装置であっ
て、前記スピニングローラ押し当て時、前記各挾持部材
を前記スピニングローラに対して前記軸線方向に相対移
動させて該スピニングローラの前記電池ケースへの押し
当て部位に近づける圧縮手段を備えている、ことを特徴
とするものである。
【0011】
【発明の作用および効果】上記構成に示すように、スピ
ニングローラ押し当て時、各挾持部材をスピニングロー
ラに対して軸線方向に相対移動させて該スピニングロー
ラの電池ケースへの押し当て部位に近づけるようになっ
ているので、電池ケースは両挾持部材により圧縮荷重を
受け、その押し当て部位には両側から肉(材料)が供給
されることとなる。このため環状溝部の形成加工が完了
したとき、その環状溝部の肉厚が薄くあるいは不均一に
なって所要の強度が得られなくなったり、環状溝部の形
状にバラツキが発生したりする不具合が未然に防止され
ることとなる。
ニングローラ押し当て時、各挾持部材をスピニングロー
ラに対して軸線方向に相対移動させて該スピニングロー
ラの電池ケースへの押し当て部位に近づけるようになっ
ているので、電池ケースは両挾持部材により圧縮荷重を
受け、その押し当て部位には両側から肉(材料)が供給
されることとなる。このため環状溝部の形成加工が完了
したとき、その環状溝部の肉厚が薄くあるいは不均一に
なって所要の強度が得られなくなったり、環状溝部の形
状にバラツキが発生したりする不具合が未然に防止され
ることとなる。
【0012】このように、本願発明によれば、所要の強
度を有するとともに肉厚均一で寸法安定性に優れた環状
溝部を形成することができる。
度を有するとともに肉厚均一で寸法安定性に優れた環状
溝部を形成することができる。
【0013】上記各挾持部材のスピニングローラに対す
る軸線方向の相対移動速度は、その大小により環状溝部
の肉厚および断面形状を変化させる性質を有するもので
ある。したがって、肉厚を精度よく均一化することを第
1の目的とするのであれば、請求項2に記載したよう
に、上記相対移動速度を互いに略等しい大きさに設定す
ればよい。このようにした場合には、環状溝部の断面形
状は上記軸線方向に略対称形になる。一方、上記相対移
動速度を異なった値に設定すれば、肉厚の均一性は若干
犠牲になるが、環状溝部の断面形状は上記軸線方向に非
対称形となるので、このような断面非対称形の環状溝部
が電池の構造上要請される場合等に効果的である。
る軸線方向の相対移動速度は、その大小により環状溝部
の肉厚および断面形状を変化させる性質を有するもので
ある。したがって、肉厚を精度よく均一化することを第
1の目的とするのであれば、請求項2に記載したよう
に、上記相対移動速度を互いに略等しい大きさに設定す
ればよい。このようにした場合には、環状溝部の断面形
状は上記軸線方向に略対称形になる。一方、上記相対移
動速度を異なった値に設定すれば、肉厚の均一性は若干
犠牲になるが、環状溝部の断面形状は上記軸線方向に非
対称形となるので、このような断面非対称形の環状溝部
が電池の構造上要請される場合等に効果的である。
【0014】また、上記相対移動速度を互いに略等しい
値に設定するための具体的方法の一例としては、請求項
3に記載したように、一方の挾持部材を軸線方向に関し
て固定しておくとともに他方の挾持部材を速度Vで軸線
方向に移動させて上記一方の前記挾持部材に近づけ、こ
のとき同時にスピニングローラを速度略V/2で軸線方
向に移動させて上記一方の挾持部材に近づけることによ
り上記相対移動を行う方法が採用可能である。
値に設定するための具体的方法の一例としては、請求項
3に記載したように、一方の挾持部材を軸線方向に関し
て固定しておくとともに他方の挾持部材を速度Vで軸線
方向に移動させて上記一方の前記挾持部材に近づけ、こ
のとき同時にスピニングローラを速度略V/2で軸線方
向に移動させて上記一方の挾持部材に近づけることによ
り上記相対移動を行う方法が採用可能である。
【0015】このような相対移動を行うための上記圧縮
手段の具体的構造の一例としては、請求項7に記載した
ように、上記他方の挾持部材およびスピニングローラに
連結されたレバー部材と、このレバー部材を軸線方向の
移動成分を含むように回動させる駆動手段とからなり、
上記他方の挾持部材のレバー長に対するスピニングロー
ラのレバー長の比が略1/2に設定された構成が採用可
能である。
手段の具体的構造の一例としては、請求項7に記載した
ように、上記他方の挾持部材およびスピニングローラに
連結されたレバー部材と、このレバー部材を軸線方向の
移動成分を含むように回動させる駆動手段とからなり、
上記他方の挾持部材のレバー長に対するスピニングロー
ラのレバー長の比が略1/2に設定された構成が採用可
能である。
【0016】また、この場合、上記レバー長比を可変と
しておけば、上記相対移動速度を互いに略等しい値にも
設定できるし異なる値にも設定することができる。
しておけば、上記相対移動速度を互いに略等しい値にも
設定できるし異なる値にも設定することができる。
【0017】ところで、スピニングローラ押し当てによ
る環状溝部形成の際、電池ケースの開口部側に位置する
挾持部材を終始開口部の端面に当接させるようにしても
よいが、環状溝部形成工程の前半は開口部の端面に当接
させる一方、環状溝部形成工程の後半はスピニングロー
ラ押し当てにより半ば形成された環状溝部の内面に当接
させるようにしてもよく、このようにすることにより、
環状溝部の断面形状をきれいなU字曲面形状等に形成す
ることができ、寸法安定性を一層向上させることがで
き、これにより封口体組込み後の電池の高さ寸法を安定
させることができる。
る環状溝部形成の際、電池ケースの開口部側に位置する
挾持部材を終始開口部の端面に当接させるようにしても
よいが、環状溝部形成工程の前半は開口部の端面に当接
させる一方、環状溝部形成工程の後半はスピニングロー
ラ押し当てにより半ば形成された環状溝部の内面に当接
させるようにしてもよく、このようにすることにより、
環状溝部の断面形状をきれいなU字曲面形状等に形成す
ることができ、寸法安定性を一層向上させることがで
き、これにより封口体組込み後の電池の高さ寸法を安定
させることができる。
【0018】このように環状溝部形成工程の前半と後半
とで、開口部側に位置する挾持部材の電池ケースに対す
る当接位置を変えるための具体的構造の一例としては、
該挾持部材を、先端面の外径が電池ケースの開口部内径
に略等しい内マンドレルと、この内マンドレルを囲むよ
うに筒状に形成されるとともに該内マンドレルに対して
軸線方向に相対移動可能に設けられ、該内マンドレルか
ら抜け出る方向へ所定位置まで相対移動したとき開口部
の端面に先端面が当接するように構成された外マンドレ
ルとを備えてなる構成が採用可能である。
とで、開口部側に位置する挾持部材の電池ケースに対す
る当接位置を変えるための具体的構造の一例としては、
該挾持部材を、先端面の外径が電池ケースの開口部内径
に略等しい内マンドレルと、この内マンドレルを囲むよ
うに筒状に形成されるとともに該内マンドレルに対して
軸線方向に相対移動可能に設けられ、該内マンドレルか
ら抜け出る方向へ所定位置まで相対移動したとき開口部
の端面に先端面が当接するように構成された外マンドレ
ルとを備えてなる構成が採用可能である。
【0019】以下、添付図面を参照しながら、本願発明
の実施態様について説明する。
の実施態様について説明する。
【0020】図1は、本願発明に係る電池の製造装置を
示す正面図であり、図2は、上記装置の要部拡大詳細図
である。なお、この製造装置は、本願発明の作用効果を
確認するための実験に供した装置であるが、量産仕様の
装置としてもこの装置の基本的構成を採用することが可
能である。
示す正面図であり、図2は、上記装置の要部拡大詳細図
である。なお、この製造装置は、本願発明の作用効果を
確認するための実験に供した装置であるが、量産仕様の
装置としてもこの装置の基本的構成を採用することが可
能である。
【0021】本願発明に係る電池の製造装置は、図2に
示すように、有底円筒状の電池ケース2の開口部2a近
傍に環状溝部2bを形成するための装置であって、図1
に示すように、1対の挾持手段12、14と、回転駆動
手段16と、スピニングローラ18を有する溝入れ手段
20と、圧縮手段22と、ベース板24とを備えてなっ
ている。
示すように、有底円筒状の電池ケース2の開口部2a近
傍に環状溝部2bを形成するための装置であって、図1
に示すように、1対の挾持手段12、14と、回転駆動
手段16と、スピニングローラ18を有する溝入れ手段
20と、圧縮手段22と、ベース板24とを備えてなっ
ている。
【0022】上記電池ケース2は、直径18mm、肉厚
0.3mmの金属缶であって、その環状溝部2bは、巻
回された正/負極板を電池ケース2に挿入した後、封口
体をこれら正/負極板から離して電池ケース2の正確な
位置に組み込むために形成されるものである。
0.3mmの金属缶であって、その環状溝部2bは、巻
回された正/負極板を電池ケース2に挿入した後、封口
体をこれら正/負極板から離して電池ケース2の正確な
位置に組み込むために形成されるものである。
【0023】上記1対の挾持手段12、14は、1対の
挾持部材(後述するマンドレル34および受け軸54)
を有しており、これら1対の挾持部材を電池ケース2の
軸線A方向両側から該軸線A方向両端部に当接させて該
電池ケース2を挾持する手段である。上記回転駆動手段
16は、これら挾持手段12、14により挾持された電
池ケース2を上記軸線Aまわりに回転させる手段であ
る。上記溝入れ手段20は、この回転駆動手段16によ
り回転せしめられた状態にある電池ケース2に該電池ケ
ース2の側方からスピニングローラ18を押し当てて環
状溝部2bを形成する手段である。上記圧縮手段20
は、上記スピニングローラ押し当て時、各挾持手段1
2、14の挾持部材(34、54)をスピニングローラ
18に対して上記軸線A方向に相対移動させて該スピニ
ングローラ18の電池ケース2への押し当て部位に近づ
ける手段である。上記ベース板24は、上記各構成要素
を支持する部材である。
挾持部材(後述するマンドレル34および受け軸54)
を有しており、これら1対の挾持部材を電池ケース2の
軸線A方向両側から該軸線A方向両端部に当接させて該
電池ケース2を挾持する手段である。上記回転駆動手段
16は、これら挾持手段12、14により挾持された電
池ケース2を上記軸線Aまわりに回転させる手段であ
る。上記溝入れ手段20は、この回転駆動手段16によ
り回転せしめられた状態にある電池ケース2に該電池ケ
ース2の側方からスピニングローラ18を押し当てて環
状溝部2bを形成する手段である。上記圧縮手段20
は、上記スピニングローラ押し当て時、各挾持手段1
2、14の挾持部材(34、54)をスピニングローラ
18に対して上記軸線A方向に相対移動させて該スピニ
ングローラ18の電池ケース2への押し当て部位に近づ
ける手段である。上記ベース板24は、上記各構成要素
を支持する部材である。
【0024】以下、上記各構成要素について詳細に説明
する。
する。
【0025】なお便宜上、図1に示すように、電池ケー
ス2の軸線A方向(上下方向)をZ軸、このZ軸と直交
しベース板24と平行な方向をX軸、ベース板24と直
交する方向をY軸と座標系を定めて説明する。
ス2の軸線A方向(上下方向)をZ軸、このZ軸と直交
しベース板24と平行な方向をX軸、ベース板24と直
交する方向をY軸と座標系を定めて説明する。
【0026】(1)溝入れ手段20 スピニングローラ18は、高速度工具鋼や合金工具鋼な
どをロックウェル硬度Cスケールで60°程度に焼入れ
して作られた回転自在な円板であり、外周縁部の断面形
状は滑らかな円弧状に形成されている。直径は特に規定
されないが40〜100mmが一般的である。
どをロックウェル硬度Cスケールで60°程度に焼入れ
して作られた回転自在な円板であり、外周縁部の断面形
状は滑らかな円弧状に形成されている。直径は特に規定
されないが40〜100mmが一般的である。
【0027】スピニングローラ18は、スピニングロー
ラブロック26にベアリングで回転可能に支持されてお
り、このスピニングローラブロック26は、Z軸方向の
位置が微調整可能となるようにしてXステージ28に固
定されている。
ラブロック26にベアリングで回転可能に支持されてお
り、このスピニングローラブロック26は、Z軸方向の
位置が微調整可能となるようにしてXステージ28に固
定されている。
【0028】Xステージ28は、Z1 ステージ30の上
に載置されており、例えばボールネジやパルスモータな
どから構成されるX軸駆動手段32によって、任意の速
度でX軸方向に移動可能とされている。
に載置されており、例えばボールネジやパルスモータな
どから構成されるX軸駆動手段32によって、任意の速
度でX軸方向に移動可能とされている。
【0029】Z1 ステージ30は、環状溝部形成中にス
ピニングローラ18をXステージ28ごとZ軸方向に移
動させる機能を有しており、後述するレバー部材64を
介して圧縮手段22によって駆動されるようになってい
る。
ピニングローラ18をXステージ28ごとZ軸方向に移
動させる機能を有しており、後述するレバー部材64を
介して圧縮手段22によって駆動されるようになってい
る。
【0030】(2)挾持手段12、14 a)挾持手段12 挾持手段12は、挾持部材としてマンドレル34を備え
ている。
ている。
【0031】このマンドレル34は、高速度工具鋼や合
金工具鋼などをロックウェル硬度Cスケールで60°程
度に焼入れしてそれぞれ作られた円筒状の内マンドレル
36および外マンドレル38の組合せとして構成されて
いる。外マンドレル38は、内マンドレル36を囲むよ
うに設けられており、図2に示すように、軸線A方向に
コイルバネ40で付勢されるとともに、内マンドレル3
6上部のネジ切り部と螺合するナット42で軸線A方向
の位置調整が可能とされている。本実施態様では、内マ
ンドレル36の先端部の直径は、電池ケース2の外径φ
18.00mmから肉厚0.30mmの2倍を引いたφ
17.40mmより若干(0.05mm程度)細めに加
工されており、電池ケース2をしっくりかつスムーズに
挿入することができるようになっている。
金工具鋼などをロックウェル硬度Cスケールで60°程
度に焼入れしてそれぞれ作られた円筒状の内マンドレル
36および外マンドレル38の組合せとして構成されて
いる。外マンドレル38は、内マンドレル36を囲むよ
うに設けられており、図2に示すように、軸線A方向に
コイルバネ40で付勢されるとともに、内マンドレル3
6上部のネジ切り部と螺合するナット42で軸線A方向
の位置調整が可能とされている。本実施態様では、内マ
ンドレル36の先端部の直径は、電池ケース2の外径φ
18.00mmから肉厚0.30mmの2倍を引いたφ
17.40mmより若干(0.05mm程度)細めに加
工されており、電池ケース2をしっくりかつスムーズに
挿入することができるようになっている。
【0032】上記内マンドレル36上部のネジ切り部
は、その上方のスプライン軸44の下端部に固定されて
おり、このスプライン軸44はその上端部においてZ2
ステージ46にスラストベアリングで軸線Aまわりに回
転可能に支持されている。また、スプライン軸44に嵌
め込まれたスプラインナット48にはタイミングプーリ
50が取り付けられており、このタイミングプーリ50
は、ベース板24に固定されたブラケット52にボール
ベアリングで回転可能に支持されている。
は、その上方のスプライン軸44の下端部に固定されて
おり、このスプライン軸44はその上端部においてZ2
ステージ46にスラストベアリングで軸線Aまわりに回
転可能に支持されている。また、スプライン軸44に嵌
め込まれたスプラインナット48にはタイミングプーリ
50が取り付けられており、このタイミングプーリ50
は、ベース板24に固定されたブラケット52にボール
ベアリングで回転可能に支持されている。
【0033】Z2 ステージ46は、環状溝部形成中にマ
ンドレル34をZ軸方向に移動させる機能を有してお
り、後述するレバー部材64を介して圧縮手段22によ
って駆動されるようになっている。
ンドレル34をZ軸方向に移動させる機能を有してお
り、後述するレバー部材64を介して圧縮手段22によ
って駆動されるようになっている。
【0034】b)挾持手段14 挾持手段14は、マンドレル34と同様に高速度工具鋼
や合金工具鋼などをロックウェル硬度Cスケールで60
°程度に焼入れして作られた受け軸54を備えている。
この受け軸54は、ベアリングを介してケーシング56
に回転可能に取り付けられたもので、軸線A方向には固
定されている。この受け軸54にはスラスト荷重が作用
するので、上記取り付けの際スラストベアリングを併用
している。この受け軸54にはタイミングプーリ58が
取り付けられている。
や合金工具鋼などをロックウェル硬度Cスケールで60
°程度に焼入れして作られた受け軸54を備えている。
この受け軸54は、ベアリングを介してケーシング56
に回転可能に取り付けられたもので、軸線A方向には固
定されている。この受け軸54にはスラスト荷重が作用
するので、上記取り付けの際スラストベアリングを併用
している。この受け軸54にはタイミングプーリ58が
取り付けられている。
【0035】(4)圧縮手段22 圧縮手段22は、Z1 ステージ30およびZ2 ステージ
46をZ軸方向に同時に移動させるためのものであり、
Z軸駆動手段60、Z3 ステージ62、レバー部材64
などから構成されている。
46をZ軸方向に同時に移動させるためのものであり、
Z軸駆動手段60、Z3 ステージ62、レバー部材64
などから構成されている。
【0036】Z軸駆動手段60は、ボールネジおよびパ
ルスモータなどから構成されており、Z3 ステージ62
は、このZ軸駆動手段60によって任意の速度でZ軸方
向に移動可能とされている。
ルスモータなどから構成されており、Z3 ステージ62
は、このZ軸駆動手段60によって任意の速度でZ軸方
向に移動可能とされている。
【0037】レバー部材64は、支点66においてベー
ス板24にY軸まわりに回転可能に取り付けられてお
り、Z3 ステージ62のZ軸方向の動きを、ローラフォ
ロア68により支点66を中心とする回動運動に変換
し、さらに、ローラフォロア70、72を介してこの回
動運動をZ1 ステージ30およびZ2 ステージ46にZ
軸方向の動きとして伝えるようになっている。図示の状
態では、支点66からローラフォロア70、72までの
距離(レバー長)の比が1:2に設定されているが、こ
の状態では、Z1 ステージ30のストローク(移動速
度)はZ2 ステージ46のそれの半分になる。レバー部
材64には、上記各ローラフォロア68、70、72と
係合するX軸方向に延びる長孔74、76、78が形成
されている。
ス板24にY軸まわりに回転可能に取り付けられてお
り、Z3 ステージ62のZ軸方向の動きを、ローラフォ
ロア68により支点66を中心とする回動運動に変換
し、さらに、ローラフォロア70、72を介してこの回
動運動をZ1 ステージ30およびZ2 ステージ46にZ
軸方向の動きとして伝えるようになっている。図示の状
態では、支点66からローラフォロア70、72までの
距離(レバー長)の比が1:2に設定されているが、こ
の状態では、Z1 ステージ30のストローク(移動速
度)はZ2 ステージ46のそれの半分になる。レバー部
材64には、上記各ローラフォロア68、70、72と
係合するX軸方向に延びる長孔74、76、78が形成
されている。
【0038】上記各ローラフォロア68、70、72
は、Z1 ステージ30、Z2 ステージ46、Z3 ステー
ジ62に各々ネジ止め固定されているが、Z1 ステージ
30には、X軸方向に所定間隔をおいて複数(3個)の
ネジ孔80が形成されている。そして、これらネジ孔8
0のいずれかを適宜選択することによりZ1 ステージ3
0のレバー長を複数段階で切り換えることができるよう
になっている。また、これを可能とするため、ローラフ
ォロア70と係合する長孔76は特に長く形成されてい
る。
は、Z1 ステージ30、Z2 ステージ46、Z3 ステー
ジ62に各々ネジ止め固定されているが、Z1 ステージ
30には、X軸方向に所定間隔をおいて複数(3個)の
ネジ孔80が形成されている。そして、これらネジ孔8
0のいずれかを適宜選択することによりZ1 ステージ3
0のレバー長を複数段階で切り換えることができるよう
になっている。また、これを可能とするため、ローラフ
ォロア70と係合する長孔76は特に長く形成されてい
る。
【0039】(5)回転駆動手段16 回転駆動手段16は、ベース板26に固定されたモータ
82と、このモータ82の両端出力軸に設けられた1対
の駆動プーリ84、86と、これら駆動プーリ84、8
6とタイミングプーリ50、58とに各々巻き掛けられ
たベルト88、90とを備えてなり、モータ82の回転
駆動力を、マンドレル34および受け軸54に等速度で
伝達するようになっている。
82と、このモータ82の両端出力軸に設けられた1対
の駆動プーリ84、86と、これら駆動プーリ84、8
6とタイミングプーリ50、58とに各々巻き掛けられ
たベルト88、90とを備えてなり、モータ82の回転
駆動力を、マンドレル34および受け軸54に等速度で
伝達するようになっている。
【0040】次に、本願発明に係る電池の製造装置の動
作および使用方法について詳しく説明する。
作および使用方法について詳しく説明する。
【0041】まず、スピニングローラ18およびマンド
レル34が共に図示の電池ケース2の位置から最も離れ
る位置を原点に定め、ナット42を締めて外マンドレル
38を下端まで下げる。この位置で電池ケース2を内マ
ンドレル36に挿入し、その開口部2aの端面を外マン
ドレル38に当接させる。
レル34が共に図示の電池ケース2の位置から最も離れ
る位置を原点に定め、ナット42を締めて外マンドレル
38を下端まで下げる。この位置で電池ケース2を内マ
ンドレル36に挿入し、その開口部2aの端面を外マン
ドレル38に当接させる。
【0042】次に、圧縮手段22の作動により、マンド
レル34を下降させて電池ケース2を受け軸54に収め
た後、回転駆動手段16の作動によりマンドレル34お
よび受け軸54の回転を開始させる。この回転開始時点
では、圧縮手段22を適当な位置で停止させて電池ケー
ス2に圧縮力をほとんどかけない状態で電池ケース2を
回転させる。
レル34を下降させて電池ケース2を受け軸54に収め
た後、回転駆動手段16の作動によりマンドレル34お
よび受け軸54の回転を開始させる。この回転開始時点
では、圧縮手段22を適当な位置で停止させて電池ケー
ス2に圧縮力をほとんどかけない状態で電池ケース2を
回転させる。
【0043】その後、Xステージ28の作動により、ス
ピニングローラ18を所定速度で電池ケース2に押し当
てる。これによりスピニングローラ18は連れ回りで回
転する。このとき圧縮手段22の作動により、マンドレ
ル34およびスピニングローラ18を下降させて環状溝
部形成中の電池ケース2を軸線A方向に圧縮する。
ピニングローラ18を所定速度で電池ケース2に押し当
てる。これによりスピニングローラ18は連れ回りで回
転する。このとき圧縮手段22の作動により、マンドレ
ル34およびスピニングローラ18を下降させて環状溝
部形成中の電池ケース2を軸線A方向に圧縮する。
【0044】スピニングローラ18による押し込み量が
設定深さの略半分になったら、スピニングローラ18を
一旦原点に逃がしてマンドレル34および受け軸54の
回転を停止させる。そしてナット42を緩めて外マンド
レル38を上方に逃がした後、再びマンドレル34およ
び受け軸54を回転させ、電池ケース2を軸線A方向に
更に圧縮しながらスピニングローラ18を設定深さまで
押し込む。
設定深さの略半分になったら、スピニングローラ18を
一旦原点に逃がしてマンドレル34および受け軸54の
回転を停止させる。そしてナット42を緩めて外マンド
レル38を上方に逃がした後、再びマンドレル34およ
び受け軸54を回転させ、電池ケース2を軸線A方向に
更に圧縮しながらスピニングローラ18を設定深さまで
押し込む。
【0045】設定深さまでの環状溝部形成が完了した
ら、スピニングローラ18およびマンドレル34を原点
に戻して、加工済の電池ケース2を集積する。そして、
ナット42を締めて外マンドレル38を下端まで下げた
ら1サイクルが終了する。
ら、スピニングローラ18およびマンドレル34を原点
に戻して、加工済の電池ケース2を集積する。そして、
ナット42を締めて外マンドレル38を下端まで下げた
ら1サイクルが終了する。
【0046】
【実施例】本願発明におけるパラメータの最適値(参考
値)は次のとおりである。
値)は次のとおりである。
【0047】a)スピニングローラ押込量 0.8〜1.8mm(更に望ましくは1.3〜1.7m
m) b)マンドレル圧縮量 0.6〜2.0mm(更に望ましくは1.2〜1.8m
m) c)マンドレル回転数 60〜600rpm(更に望ましくは180〜420r
pm) d)スピニングローラ押込速度 0.3〜3.0mm/s(更に望ましくは0.5〜1.
5mm/s) e)マンドレル圧縮速度 0.3〜3.0mm/s(更に望ましくは0.5〜1.
5mm/s) 上記a)、b)は製品条件であって、a)を大きくとる
場合、肉厚減少防止のためb)も大きくとる必要があ
る。
m) b)マンドレル圧縮量 0.6〜2.0mm(更に望ましくは1.2〜1.8m
m) c)マンドレル回転数 60〜600rpm(更に望ましくは180〜420r
pm) d)スピニングローラ押込速度 0.3〜3.0mm/s(更に望ましくは0.5〜1.
5mm/s) e)マンドレル圧縮速度 0.3〜3.0mm/s(更に望ましくは0.5〜1.
5mm/s) 上記a)、b)は製品条件であって、a)を大きくとる
場合、肉厚減少防止のためb)も大きくとる必要があ
る。
【0048】上記c)、d)、e)は製造条件であっ
て、d)とe)とは、常にほぼ比例する値(製品条件か
ら決定される値)に設定される。
て、d)とe)とは、常にほぼ比例する値(製品条件か
ら決定される値)に設定される。
【0049】本発明装置を用いて実際に以下の条件で環
状溝部形成を行なった。
状溝部形成を行なった。
【0050】(1)テスト機仕様 ・X軸駆動手段 ボールネジ+パルスモータ ・Z軸駆動手段 ボールネジ+パルスモータ+レ
バー *その他は前記したとおり (2)テスト条件 ・缶寸法 φ18 t0.30 ・缶材質 鉄(表面はメッキ) ・ローラ寸法 φ60 t1.20 ・ローラ材質 合金工具鋼 ・ラジアル圧縮量 1.55mm ・ラジアル圧縮速度 0.5mm/s ・スラスト圧縮量 1.60mm ・スラスト圧縮速度 0.5mm/s ・レバー比 1:1 ・缶回転数 350rpm その結果、溝幅1.25mm、溝深さ1.52mm、溝
部肉厚最低84%、溝部形状対称形となり、以下の効果
を確認することができた。
バー *その他は前記したとおり (2)テスト条件 ・缶寸法 φ18 t0.30 ・缶材質 鉄(表面はメッキ) ・ローラ寸法 φ60 t1.20 ・ローラ材質 合金工具鋼 ・ラジアル圧縮量 1.55mm ・ラジアル圧縮速度 0.5mm/s ・スラスト圧縮量 1.60mm ・スラスト圧縮速度 0.5mm/s ・レバー比 1:1 ・缶回転数 350rpm その結果、溝幅1.25mm、溝深さ1.52mm、溝
部肉厚最低84%、溝部形状対称形となり、以下の効果
を確認することができた。
【0051】(1)電池ケース2の軸線A方向に圧縮力
をかけながら環状溝部形成加工を行うので、環状溝部2
bの肉厚がほとんど減少しない(環状溝部2bの最小肉
厚を加工前肉厚の80〜85%確保することができ
た)。
をかけながら環状溝部形成加工を行うので、環状溝部2
bの肉厚がほとんど減少しない(環状溝部2bの最小肉
厚を加工前肉厚の80〜85%確保することができ
た)。
【0052】(2)スピニングローラ18に対して上下
両側から等しい速度で電池ケース2を圧縮するので、環
状溝部2bの断面形状が上下対称形になり肉厚もほぼ均
等になる。
両側から等しい速度で電池ケース2を圧縮するので、環
状溝部2bの断面形状が上下対称形になり肉厚もほぼ均
等になる。
【0053】(3)スピニングローラ18の押し当てに
より環状溝部2bが半ば形成されたとき、該環状溝部2
bの内側に圧縮力をかけるようになっているので、環状
溝部2bの断面形状がきれいなU字形になり、これによ
り封口体組込後の高さ寸法が安定する(レンジで誤差
0.1mm以内に収めることができた)。
より環状溝部2bが半ば形成されたとき、該環状溝部2
bの内側に圧縮力をかけるようになっているので、環状
溝部2bの断面形状がきれいなU字形になり、これによ
り封口体組込後の高さ寸法が安定する(レンジで誤差
0.1mm以内に収めることができた)。
【0054】(4)スピンニングローラ18とマンドレ
ル34のZ軸方向の駆動を単一の圧縮手段22によって
行うようになっているので、設備とりわけ制御機構のコ
ストダウンを図ることができる。
ル34のZ軸方向の駆動を単一の圧縮手段22によって
行うようになっているので、設備とりわけ制御機構のコ
ストダウンを図ることができる。
【0055】(5)マンドレル34およびスピンニング
ローラ18の軸線A方向の移動を圧縮手段22によりレ
バー部材64を介して行うようになっているので、環状
溝部加工終了時におけるのマンドレル34、スピニング
ローラ18および受け軸54の位置は常に一定してお
り、これにより、電池ケース2の底部から環状溝部2b
までの高さ寸法を安定させることができる。
ローラ18の軸線A方向の移動を圧縮手段22によりレ
バー部材64を介して行うようになっているので、環状
溝部加工終了時におけるのマンドレル34、スピニング
ローラ18および受け軸54の位置は常に一定してお
り、これにより、電池ケース2の底部から環状溝部2b
までの高さ寸法を安定させることができる。
【0056】なお、本実施例では、環状溝部2bの断面
形状をU字形にすることを目的としたため、上下両側か
ら等しい速度で電池ケース2の圧縮を行うようにした
が、電池によっては、環状溝部2bを上下非対称な断面
形状とすることが要請されることがある。このような場
合、本実施例の装置の設定を小変更するだけで上下非対
称な圧縮速度にすることができ、これにより容易に環状
溝部2bの断面形状を上下非対称とすることができる。
形状をU字形にすることを目的としたため、上下両側か
ら等しい速度で電池ケース2の圧縮を行うようにした
が、電池によっては、環状溝部2bを上下非対称な断面
形状とすることが要請されることがある。このような場
合、本実施例の装置の設定を小変更するだけで上下非対
称な圧縮速度にすることができ、これにより容易に環状
溝部2bの断面形状を上下非対称とすることができる。
【0057】すなわち、図1に示す状態では、支点66
からローラフォロア70、72までの距離(レバー長)
の比が1:2に設定されているため、マンドレル34が
速度Vで下降するのに対し、スピニングローラ18は速
度V/2で下降し、これにより電池ケース2を上下両側
から等しい速度で圧縮することとなるが、ローラフォロ
ア70のネジ止め位置を、Z1 ステージ30に形成され
た複数のネジ孔80のうち、現在のネジ止め位置より支
点66に近い方のネジ孔80に設定すれば、マンドレル
34の圧縮速度を受け軸54の圧縮速度より大きくする
ことができ、逆に、現在のネジ止め位置より支点66か
ら遠い方のネジ孔80に設定すれば、マンドレル34の
圧縮速度を受け軸54の圧縮速度より小さくすることが
でき、これにより環状溝部2bの断面形状を上下非対称
とすることができる。
からローラフォロア70、72までの距離(レバー長)
の比が1:2に設定されているため、マンドレル34が
速度Vで下降するのに対し、スピニングローラ18は速
度V/2で下降し、これにより電池ケース2を上下両側
から等しい速度で圧縮することとなるが、ローラフォロ
ア70のネジ止め位置を、Z1 ステージ30に形成され
た複数のネジ孔80のうち、現在のネジ止め位置より支
点66に近い方のネジ孔80に設定すれば、マンドレル
34の圧縮速度を受け軸54の圧縮速度より大きくする
ことができ、逆に、現在のネジ止め位置より支点66か
ら遠い方のネジ孔80に設定すれば、マンドレル34の
圧縮速度を受け軸54の圧縮速度より小さくすることが
でき、これにより環状溝部2bの断面形状を上下非対称
とすることができる。
【図1】本願発明に係る電池の製造装置の一実施態様を
示す正面図
示す正面図
【図2】上記実施態様の要部拡大詳細図
2 電池ケース 2a 開口部 2b 環状溝部 12、14 挾持手段 16 回転駆動手段 18 スピニングローラ 20 溝入れ手段 22 圧縮手段 24 ベース板 26 スピニングローラブロック 28 Xステージ 30 Z1 ステージ 32 X軸駆動手段 34 マンドレル(挾持部材) 36 内マンドレル 38 外マンドレル 40 コイルバネ 42 ナット 44 スプライン軸 46 Z2 ステージ 48 スプラインナット 50、58 タイミングプーリ 52 ブラケット 54 受け軸(挾持部材) 56 ケーシング 60 Z軸駆動手段 62 Z3 ステージ 64 レバー部材 66 支点 68、70、72 ローラフォロア 74、76、78 長孔 80 ネジ孔 82 モータ 84、86 駆動プーリ 88、90 ベルト
Claims (7)
- 【請求項1】 有底円筒状の電池ケースの開口部近傍に
環状溝部を形成する電池の製造方法において、 前記電池ケースの軸線方向両端部に該軸線方向両側から
1対の挾持部材を当接させて該電池ケースを挾持すると
ともに該電池ケースを前記軸線まわりに回転させ、この
状態で前記電池ケースの側方から該電池ケースにスピニ
ングローラを押し当てることにより前記環状溝部を形成
する方法であって、 前記スピニングローラ押し当て時、前記各挾持部材を前
記スピニングローラに対して前記軸線方向に相対移動さ
せて該スピニングローラの前記電池ケースへの押し当て
部位に近づける、ことを特徴とする電池の製造方法。 - 【請求項2】 前記各挾持部材の前記スピニングローラ
に対する前記軸線方向の相対移動速度が互いに略等しい
値に設定されている、ことを特徴とする請求項1記載の
電池の製造方法。 - 【請求項3】 前記相対移動が、前記1対の挾持部材の
うちの一方を前記軸線方向に関して固定しておくととも
に前記1対の挾持部材のうちの他方を速度Vで前記軸線
方向に移動させて前記一方の挾持部材に近づけ、このと
き同時に前記スピニングローラを速度略V/2で前記軸
線方向に移動させて前記一方の挾持部材に近づけること
により行われる、ことを特徴とする請求項2記載の電池
の製造方法。 - 【請求項4】 有底円筒状の電池ケースの開口部近傍に
環状溝部を形成する電池の製造装置において、 前記電池ケースの軸線方向両端部に該軸線方向両側から
当接して該電池ケースを挾持する1対の挾持部材と、こ
れら挾持部材により挾持された前記電池ケースを前記軸
線まわりに回転させる回転駆動手段と、この回転駆動手
段により回転せしめられた状態にある前記電池ケースの
側方から該電池ケースに押し当てられて前記環状溝部を
形成するスピニングローラとを備えた装置であって、 前記スピニングローラ押し当て時、前記各挾持部材を前
記スピニングローラに対して前記軸線方向に相対移動さ
せて該スピニングローラの前記電池ケースへの押し当て
部位に近づける圧縮手段を備えている、ことを特徴とす
る電池の製造装置。 - 【請求項5】 前記圧縮手段が、前記各挾持部材の前記
スピニングローラに対する前記軸線方向の相対移動を、
前記各挾持部材間で互いに略等しい相対移動速度で行う
ように構成されている、ことを特徴とする請求項4記載
の電池の製造装置。 - 【請求項6】 前記圧縮手段が、前記1対の挾持部材の
うちの一方を前記軸線方向に関して固定しておくととも
に前記1対の挾持部材のうちの他方を速度Vで前記軸線
方向に移動させて前記一方の挾持部材に近づけ、このと
き同時に前記スピニングローラを速度略V/2で前記軸
線方向に移動させて前記一方の挾持部材に近づけるよう
に構成されている、ことを特徴とする請求項5記載の電
池の製造装置。 - 【請求項7】 前記圧縮手段が、前記他方の挾持部材お
よび前記スピニングローラに連結されたレバー部材と、
このレバー部材を前記軸線方向の移動成分を含むように
回動させる駆動手段とからなり、前記他方の挾持部材の
レバー長に対する前記スピニングローラのレバー長の比
が略1/2に設定されている、ことを特徴とする請求項
6記載の電池の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6178333A JPH0845513A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 電池の製造方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6178333A JPH0845513A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 電池の製造方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0845513A true JPH0845513A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16046663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6178333A Withdrawn JPH0845513A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 電池の製造方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0845513A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997007551A1 (fr) * | 1995-08-21 | 1997-02-27 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Appareil et procede de fabrication d'un element cylindrique |
| JP2007123224A (ja) * | 2005-06-16 | 2007-05-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 円筒形電池の製造方法及び円筒形電池の溝入れ加工装置 |
| CN102263207A (zh) * | 2011-06-25 | 2011-11-30 | 江苏久诺杰电子科技有限公司 | 电池壳体的压槽装置 |
| CN110226243A (zh) * | 2017-03-24 | 2019-09-10 | 松下知识产权经营株式会社 | 电池罐及圆筒形电池 |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP6178333A patent/JPH0845513A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997007551A1 (fr) * | 1995-08-21 | 1997-02-27 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Appareil et procede de fabrication d'un element cylindrique |
| JP2007123224A (ja) * | 2005-06-16 | 2007-05-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 円筒形電池の製造方法及び円筒形電池の溝入れ加工装置 |
| CN102263207A (zh) * | 2011-06-25 | 2011-11-30 | 江苏久诺杰电子科技有限公司 | 电池壳体的压槽装置 |
| CN110226243A (zh) * | 2017-03-24 | 2019-09-10 | 松下知识产权经营株式会社 | 电池罐及圆筒形电池 |
| CN110226243B (zh) * | 2017-03-24 | 2023-03-28 | 松下知识产权经营株式会社 | 电池罐及圆筒形电池 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4516962A (en) | Tension roller for drive belts | |
| CN108637405B (zh) | 一种紧固件螺纹加工装置 | |
| JPH0845513A (ja) | 電池の製造方法および装置 | |
| KR100765657B1 (ko) | 타이어 장착 설비 | |
| CN115420230A (zh) | 一种电机轴加工用表面自动化检测装置及方法 | |
| JPH0985370A (ja) | 外周歯付円筒部品の成形方法及びその装置 | |
| CN118254067B (zh) | 一种硬质合金表面异型槽内壁打磨设备 | |
| JPH08187638A (ja) | 被削材の支持装置 | |
| JPH11290908A (ja) | 金属ベルトの圧延加工装置 | |
| CN1067963C (zh) | 玻璃管变形装置 | |
| KR101798954B1 (ko) | 스틸튜브 표면 너링 성형을 위한 공압수평 너링장치 및 그 너링 성형방법 | |
| JPH05146882A (ja) | 肉盛方法及び装置と肉盛材料 | |
| CN117531897A (zh) | 一种高效旋压机 | |
| JP2000343327A (ja) | 拡縮調整が可能なリーマ及び該リーマを備えたボアフィニッシングマシン | |
| KR101050614B1 (ko) | 금속 밴드를 압연하기 위한 장치 | |
| CN224058380U (zh) | 一种拉丝粉夹 | |
| CN223805112U (zh) | 耐磨不锈钢丝表面硬化处理设备 | |
| JPS63300831A (ja) | ベ−スプレ−トの軸受圧入方法 | |
| JPS61195713A (ja) | 中空円筒状の工作物を矯正する装置及びその矯正方法 | |
| JP3905766B2 (ja) | 両端同時加締機 | |
| SU1449304A1 (ru) | Устройство дл восстановлени отверстий в корпусных детал х | |
| JP2003109848A (ja) | 偏平型電解コンデンサの製造方法および製造装置並びに偏平型電解コンデンサ | |
| US4822216A (en) | Partial hole threading system | |
| JP2003109847A (ja) | 偏平型電解コンデンサの製造方法および製造装置 | |
| JP2004330288A (ja) | 円筒形状の被加工材料に対する成形加工方法及びその装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |