JPH084587B2 - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH084587B2
JPH084587B2 JP2412332A JP41233290A JPH084587B2 JP H084587 B2 JPH084587 B2 JP H084587B2 JP 2412332 A JP2412332 A JP 2412332A JP 41233290 A JP41233290 A JP 41233290A JP H084587 B2 JPH084587 B2 JP H084587B2
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variable gain
gain amplifier
input
delay
output
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哲也 松島
雄一 杉山
安津夫 飯田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波の受信波に対する
焦点位置を可変的にした超音波診断装置に関する。超音
波診断装置においては,焦点位置を固定的に定め,振動
子群の中心部分における振動子で受信した信号は,周辺
部の振動子で受信した信号より遅延させ,振動子におい
て受信された信号の位相を揃えて明瞭な信号として取り
出す必要がある。従来は,振動子で受信した信号の遅延
は,多段に小遅延素子を接続した遅延加算手段における
多段の入力点に各振動子からの信号を入力するように
し,遅延時間の変更は,入力点をスイッチにより切り換
えることにより行っていた。
【0002】そのため,従来の超音波診断装置において
はスイッチの切り換えの時に生じるスパイクノイズが表
示画面に混入し画質を低下させていた。また分解能を高
くするためには小遅延素子の単位遅延時間を小さくする
必要がありそのために,遅延加算手段の入力点数も多く
なり従来のように選択スイッチにより遅延時間を決定す
る方法では対応しにくいものであった。本発明は、選択
スイッチを切り換えることなく信号の遅延時間を制御す
るようにし,画質が鮮明でかつ分解能の高い超音波診断
装置を得ることを目的とする。
【0003】
【従来の技術】図6〜8により従来の超音波診断装置の
説明をする。図6により,超音波診断装置における焦点
位置合わせ方法を説明する。図(a) は振動子と焦点位置
の関係を示す。図において,1〜Nは振動子を表し,F
1〜F3は焦点位置を表わす。焦点位置をF2とする場
合を考える。焦点位置F2から反射した超音波のエコー
は振動子N/2に一番早く到達し,振動子1およびNに
一番遅く到達する。
【0004】そのため,F2からの反射信号を明瞭に受
信するためには,振動子N/2で受信した信号の遅延位
相を他の振動子における信号に対するより大きく,振動
子1およびNにおいて受信した信号の遅延位相を他の振
動子における信号に対するより小さくなるようにして,
各振動子において受信した信号の位相が一致するように
して合成し,出力する必要がある。そして,振動子毎に
必要とする位相遅延が得られるように,各振動子からの
信号を入力する遅延加算手段の入力点を選択スイッチ群
により選択する。図6における(b) に振動子と遅延時間
の関係を示す。図に示されるように,各焦点位置F1,
F2,F3に対して各振動子において受信した信号の位
相を遅延させればよい。図7に各振動子における受信波
の例を示す。図示のように連続波のキャリア周波数を断
続させた包絡線を持つパルス信号である。
【0005】従来の超音波診断装置の構成を図8に示
す。図において,71は超音波振動を受信して,電気信
号に変換する振動子群であって,T1〜TNは個別の振
動子である。72は可変利得増幅器群であって、振動子
T1,T2,T(N−1),TNに接続された増幅器A
1,A2,A(N−1),A(N)よりなるものであ
る。73は選択スイッチ群であって,N個の入力点とM
個の出力点を持つスイッチマトリックスを構成し,可変
利得増幅器群72の各増幅器が接続されるものである。
【0006】74は遅延加算手段であって,小遅延素子
(後述)を多段に直列接続し,各小遅延素子毎に信号を
入力し加算する加算点を持つものである。75は小遅延
素子であって複数個が多段に直列接続され,各々の両端
子に加算点を持つもの,76は加算点である。IP1,
IP2,・・・,IP(M)は入力点,AD2,・・
・,AD(M)は入力点IP2,・・・,IP(M)に
それぞれに対応した加算点である。77は主信号線であ
って,各入力点に入力された信号を加算し,伝達するも
のである。78は可変利得増幅器群の各増幅器A1〜A
Nの利得制御を行う利得制御回路である。
【0007】図8の構成の動作を説明する。受信波は各
振動子(T1〜TN)で受信され,電気信号に変換され
た後それぞれの振動子に接続された増幅器(A1〜A
N)において増幅され。各増幅器からの出力は選択スイ
ッチ群73の各入力点に入力される。そして、予め設定
した固定焦点位置に応じて決められる選択スイッチ群の
入力点に対応した出力点に各振動子からの信号が出力さ
れ,選択された出力点に対応した遅延加算手段74の加
算点に入力される。
【0008】遅延加算手段74の各入力点に入力された
信号は主信号線77の各加算点において加算され,小遅
延素子で遅延されて出力される。例えばi番目の加算点
に入力された信号は加算点AD(i)で主信号線に加算
される。そして,加算点AD(i)で加算された信号は
加算点AD(i),AD(i+1)の間にある小遅延素
子75により遅延され,入力点AD(i+1)に入力さ
れた信号と加算される。以上の動作が各加算点および各
小遅延素子においてなされ,加算点AD(M)において
信号が出力される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の超音波診断装置
における焦点位置の変更は,上記のように選択スイッチ
群のスイッチマトリックスの接続点を変更し,各振動子
からの信号を入力する遅延加算手段における入力点(加
算点)を変更することによりおこなっていた。そのた
め,スイッチマトリックスの接続点の変更に伴いスイッ
チ動作により生じるスパイクノイズが焦点位置を変更す
る毎に,表示画面に混入し,表示画面に乱れを生じるも
のであった。
【0010】また,焦点位置をきめ細かく設定して解像
度を向上させるためには,遅延加算手段における小遅延
素子の1段当たりの遅延時間を小さくする必要があり,
遅延加算手段の多段遅延素子数を大きく取らなければな
らなかった(通常,受信信号の中心周波数をfとする
と,1遅延素子の遅延時間τに対して,τ≦1/(8
f)にする必要がある。そのため,選択スイッチ群のス
イッチ数が大きくなり,選択スイッチ群およびそのため
の制御手段が大型化した。本発明は任意の固定位置に焦
点を設定した後は,選択スイッチ群のスイッチ動作を行
うことなく焦点移動を行うことのできる超音波診断装置
を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明は,振動子からの
信号を振動子毎に二つづつ並列接続した増幅器に入力
し,それぞれの並列接続された増幅器の出力を二つ一組
として小遅延素子の加算点に入力する構成として,それ
ぞれの増幅器の利得を変化させることにより焦点移動が
可能であることを見出し,そのような構成により焦点位
置を可変するようにした。図1に本発明の基本構成を示
す。
【0011】図において,1は振動子群,(2−0)〜
(2−N)は振動子,3は振動子(2−0)〜(2−
N)からの信号を振動子毎に入力する第1可変利得増幅
器よりなる第1可変利得増幅器群,(4−0)〜(4−
N)はそれぞれ,振動子(2−0)〜(2−N)に接続
された第1可変利得増幅器である。3’は振動子(2−
0)〜(2−N)からの信号を振動子毎に入力する第2
可変利得増幅器よりなる第2可変利得増幅器群,(4−
0’)〜(4−N’)はそれぞれ,振動子(2−0)〜
(2−N)に接続された第2可変利得増幅器である。各
可変利得増幅器の利得(A,A’,B,B’)は利得制
御部(後述)により個別に定められる。5は利得制御部
であって,第1可変利得増幅器群3,3’の各可変利得
増幅器(4−0)〜(4−N),(4−0’)〜(4−
N’)の利得を制御するものである。6は第1選択スイ
ッチ群であって,入力点と出力点の接続を定めるマトリ
ックススイッチを構成するものである。そして,第1可
変利得増幅器群の各増幅器からの信号を各入力点に入力
し,マトリックススイッチにより接続された出力点に出
力する。8は遅延加算手段であって,小遅延素子(後
述)を多段に直列接続したものであって,各小遅延素子
毎に入力点および加算点が設けられている。そして,各
入力点(加算点)は第1選択スイッチ群6および第2選
択スイッチ群6’にける出力点に対応するように構成さ
れていて,第1選択スイッチ群および第2選択スイッチ
群からの出力を対応する入力点に入力するものである9
は小遅延素子,10,10’は加算点,11は主信号線
である。
【0012】
【作用】図1の構成の動作を説明する。本発明では,固
定焦点を第1スイッチ選択群,第2スイッチ選択群にお
けるマトリックススイッチの接続を定め,各可変利得増
幅器(4−0)〜(4−N),(4−0’)〜(4−
N’)の利得を変更することにより固定焦点からの焦点
移動を行うようにする。
【0013】図1における構成の動作を説明するに先立
って,図2により各可変利得増幅器(4−0)〜(4−
N),(4−0’)〜(4−N’)の利得を変更するこ
とにより焦点移動を行うことのできる原理を説明する。
【0014】図2は本発明における位相遅延の制御方法
の原理説明図である。図において,20は第1可変利得
増幅器,21は第2可変利得増幅器,22は小遅延素
子,23は第1可変利得増幅器(20)の出力の遅延加
算手段における信号線の加算点,24は第2可変利得増
幅器(21)の出力の遅延加算手段における信号線の加
算点である。
【0015】振動子からの信号をVin=COS(ω
t),第1可変利得増幅器(20)の利得をA,第2可
変利得増幅器の利得をB,小遅延素子22からの出力を
Vout ,小遅延素子22における遅延時間をτとする。 Vout =ACOS (ω(t−τ))+BCOS (ωt) =A(COS (ωt)COS (ωτ)+SIN (ωt)SIN (ωτ)) +BCOS (ωt) ここで,φをパラメータとして,COS (φ)=ACOS
(ωτ)+B,SIN (φ)=ASIN (ωτ)とする。 A=SIN (φ)/SIN (ωτ)・・・・・・ B=COS (φ)−SIN (φ)COS (ωτ)/SIN (ωτ) =(SIN (ωτ)COS (φ)−SIN (φ)COS (ωτ))/SIN (ωτ) =SIN (ωτ−φ)/SIN (ωτ)・・・ 但し,SIN (ωτ)≠0,即ち,ωτ=2πfτ≠kπ
(fは信号の中心周波数,kは任意の整数) 従って,τ≠k/(2f)・・・・・・・ 上記により, Vout =COS (φ)COS (ω)+SIN (φ)SIN (ωt) =COS (ωt−φ)・・・・・・ である。
【0016】式は,2入力点間の遅延時間τと受信信
号の中心周波数fが既知で,かつ条件が満たされてい
れば,φをパラメータとして上記,より利得A,B
を算出し,可変利得増幅器A(20)と可変利得増幅器
B(21)の利得を算出値に設定することにより,出力
の位相を可変にすることができることを表している。 特に,τ=1/(4f)とすれば, ωτ=2πf/(4f)=π/2であるから, 式よりA=SIN (φ) 式よりB=COS (φ)となる。 そこで,A=1,B=0とすれば,図8において前述し
た従来の固定焦点の構成と同じになり,選択マトリック
スの接続点を設定することにより固定焦点の位置を焦点
を結ばせることができる。このようにして,A=1,B
=0で固定焦点位置を定めた上で,利得制御部5におい
てφをパラメータとして可変利得増幅器A,Bの利得を
制御し,遅延加算手段における任意の加算点における信
号の位相が信号線全体において常に同位相になるように
すれば,固定焦点位置を中心として焦点移動を行うこと
が可能になる。
【0017】以上の原理に基づいて,焦点移動を行うよ
うにした図1における構成の動作を説明する。i番目の
振動子に接続された第1可変利得増幅器(4−i)の利
得をA(i),および第2可変利得増幅器(4−I’)
の利得をB(i)とする。
【0018】振動子群1で受信される超音波は各振動子
(2−0)〜(2−N)において電気信号に変換され,
それぞれに接続された可変利得増幅器(4−0)〜(4
−N),(4−0’)〜(4−N’)に入力される。第
1可変利得増幅器(4−0)〜(4−N)の出力は第1
選択スイッチ群6に入力され,第2可変利得増幅器(4
−0’)〜(4−N’)の出力は第2選択スイッチ群
6’に入力される。
【0019】第1選択スイッチ群6は,例えば,第1可
変利得増幅器の各利得A(i)(i=0〜N)とする
時,任意の位置に焦点が合うように固定焦点を設定す
る。第2選択スイッチ群のマトリックススイッチの接続
点の構成も第1可変利得増幅器と同一にする。そして各
出力点は,遅延加算手段8の各加算点10,10’に入
力される。そして,各振動子(2−0)〜(2−N)に
接続された第1可変利得増幅器(4−0)〜(4−N)
および第2可変利得増幅器(4−0’)〜(4−N’)
の出力のうち同一の振動子に接続された第1可変利得増
幅器および第2可変利得増幅器からの一組の出力は小遅
延素子の両端に入力される。例えば振動子(2−0)か
らの信号を増幅する可変利得増幅器(4−0)と(4−
0’)の出力は小遅延素子9の両端に入力される。この
ようにして,各振動子(2−0)〜(2−N)からの信
号はそれぞれを入力した主信号線11における加算点で
加算される。
【0020】以上の動作において,図7に示す信号波形
について,設定した固定焦点位置に焦点があっている場
合,キャリヤの周波数における1〜2周期程度の時間に
相当する程度の固定焦点位置から離れた点において反射
した信号でも,それぞれの位置に焦点がむすばれるよう
に第1可変利得増幅器と第2可変利得増幅器の利得を変
更することにより,各選択スイッチ群のスイッチマトリ
ックスの接続点を変更することなく焦点移動を行うこと
ができる。
【0021】図3に本発明の第1実施例を示す。図にお
いて,30は振動子群であって,振動子T1〜TNより
なるもの,31は第1可変利得増幅器群であって,可変
利得増幅器A1〜ANよりなるもの,31’は第2可変
利得増幅器群であって,可変利得増幅器B1〜BNより
なるものである。32,32’はそれぞれ第1選択スイ
ッチ群,第2選択スイッチ群であってそれそれ,N入力
(M−1)出力のスイッチマトリックスを構成するもの
である。33は利得制御回路,34は遅延加算手段,3
5は小遅延素子,36は主信号線である。
【0022】振動子群30の各振動子(T1〜TN)か
らの受信信号は2系統に分かれ,一方は第1可変増幅器
群31の各第1可変利得増幅器(A1〜AN)にそれぞ
れ接続され,N入力(M−1)出力のスイッチマトリッ
クスで構成された第1選択スイッチ群32を経由して,
遅延加算手段34の入力点(IP1〜IP(M−1))
に接続される。各振動子群(T1〜TN)からの受信信
号の他方は第2可変利得増幅器群31’の各第2可変利
得増幅器(B1〜BN)に接続され,N入力(M−1)
出力のスイッチマトリックスで構成される第2選択スイ
ッチ群32’を経由して,遅延加算手段34の入力点
(IP2〜IP(M))に接続される。36は各振動子
からの信号を加算する主信号線である。
【0023】遅延加算手段34は,M点の入力点(IP
1〜IP(M))に対応する加算点(AD2〜AD
(M))を持ち,そのうちの任意の入力点IP(i)
(i=1〜M)に入力された信号は加算点AD(i)で
主信号線に加算される。主信号線36には加算点AD
(i)と加算点AD(i+1)の間に小遅延素子35が
接続され,AD(M)より遅延加算手段34の出力がな
される。
【0024】第1選択スイッチ群32と第2選択スイッ
チ群32’のスイッチ接続状態を同一にしておけば,図
示のように,第1可変利得増幅器群31におけるi番目
の第1可変利増幅器A(i)の出力が遅延加算手段34
のj番目の入力点IP(j)に接続されているとすれ
ば,第2可変利得増幅器群のi番目の可変利得増幅器B
(i)の出力はIP(j+1)に接続されるようにな
る。
【0025】そのようにすることにより,遅延加算手段
34のj番目の小遅延素子DL(j)の遅延時間τがτ
≠k/(2f)(kは整数)であれば,利得制御回路3
3により第1可変利得増幅器群の各可変利得増幅器A
(i)の利得をG(i)SIN (ωτ−φi )/SIN (ω
τ),第2可変利得増幅器群の各可変利得増幅器B
(i)の利得をG(i)SIN (φi )/SIN (ωτ)と
すれば,φiに応じてA(i),B(i)の利得を可変
することにより焦点移動が可能となる。
【0026】特に,τ=1/(4f)とすれば,A
(i)の利得をG(i)SIN (φi),B(i)の利得
をG(i)COS (φi)となるように各可変利得増幅器
の利得を定めればよい。
【0027】図4に本発明の第2実施例を示す。図にお
いて,40は振動子群であって,振動子T1〜TNより
なるもの,41は第1可変利得増幅器群であって,第1
可変利得増幅器A1〜ANよりなるもの,41’は第2
可変利得増幅器群であって,第2可変利得増幅器B1〜
BNよりなるものである。42,42’はそれぞれ第1
選択スイッチ群,第2選択スイッチ群であってそれぞ
れ,N入力M出力のスイッチマトリックスを構成するも
のである。43は利得制御回路,44は遅延加算手段で
あって,2M点の入力点(IPA1,IPB1,〜,I
PA(M),IPB(M))と,それぞれの入力点に対
応する加算点(ADA1,ADB1,〜ADA(M),
ADB(M))を持つものである。45は小遅延素子
(DL01〜DL0M),45’は小遅延素子(DL0
1〜DL0M)である。
【0028】振動子群40の各振動子(T1〜TN)か
らの受信信号は2系統に分かれ,一方は第1可変増幅器
群41の各第1可変利得増幅器(A1〜AN)にそれぞ
れ接続され,N入力M出力のスイッチマトリックスで構
成された第1選択スイッチ群42を経由して,遅延加算
手段44の入力点(IPA1〜IPA(M))に接続さ
れる。各振動子(T1〜TN)からの受信信号の他方は
第2可変利得増幅器群42の各第2可変利得増幅器(B
1〜BN)に接続され,N入力M出力のスイッチマトリ
ックスで構成される第2選択スイッチ群42’を経由し
て,遅延加算手段44の入力点(IPB1〜IPB
(M))に接続される。46は主信号線である。
【0029】遅延加算手段44は,2M点の入力点(I
PA1,IPB1,〜IPA(M),IPB(M))と
それに対応する加算点(ADA1,ADB1,〜ADA
(M),ADB(M))を持つもので,i番目の入力点
IPA(i)(i=1〜M)に入力された信号はi番目
の加算点ADA(i)で主信号線に加算され,i番目の
入力点入力点IPB(i)はi番目の加算点ADB
(i)で主信号線に加算される。
【0030】主信号線46には加算点ADA(i)と加
算点ADB(i)の間に小遅延素子45(DL0
(i))を直列に接続し,加算点ADB(i),ADB
(i+1)の間を小遅延素子DL1(i)を直列に接続
するように構成されている。そして,加算点ADB
(M)より信号を出力する。
【0031】本実施例において,第1選択スイッチ群4
2と第2選択スイッチ群42’のスイッチ接続状態を同
一にする。そうしておけば,例えば,第1可変利得増幅
器群41におけるi番目の第1可変利増幅器A(i)の
出力が遅延加算手段44のj番目の入力点IPA(j)
に接続されているとすれば,第2可変利得増幅器群のi
番目の第2可変利得増幅器B(i)の出力はIPB
(j)に接続される。
【0032】さらに,遅延加算手段44のj番目の小遅
延素子DL0(j)の遅延時間τ0 がτ0 ≠k/(2
f)(kは整数)であれば,利得制御回路43により第
1可変利得増幅器群の各可変利得増幅器A(i)の利得
をG(i)SIN (ωτ−φi )/SIN (ωτ),第2可
変利得増幅器群の各可変利得増幅器B(i)の利得をG
(i)SIN (φi )/SIN (ωτ)とすれば,このφi
に応じてA(i),B(i)の利得を可変することによ
り焦点移動を行うことが出来る。
【0033】特に,τ0 =1/(4f)とすれば,A
(i)の利得をG(i)SIN (φi),B(i)の利得
をG(i)COS (φi)となるように各可変利得増幅器
の利得をさだめればよい。
【0034】また小遅延素子45’(DL1(j))は
小遅延素子45(DL0(j))と合わせて焦点移動す
る際,基準となる特定の焦点を形成するためのものであ
り,その遅延時間τ1 とτ0 の和は, 通常受信信号の1
周期(1/f)程度の時間でよい。従って,遅延時間の
総遅延時間(IPA(1)から入力した信号が出力され
るまでに受ける遅延時間)が従来の方法による場合と同
じであれば,従来必要としたτ≦1/(8f)に比較し
て,第1選択スイッチ群42と第2選択スイッチ群4
2’の出力数Mを小さくできる。
【0035】図5に本発明の第3実施例を示す。図にお
いて,50は振動子群であって,振動子T1〜TNより
なるもの,51第1可変利得増幅器群であって,第1可
変利得増幅器A1〜ANよりなるもの,51’は第2可
変利得増幅器群であって,第2可変利得増幅器B1〜B
Nよりなるものである。52,52’はそれぞれ第1選
択スイッチ群,第2選択スイッチ群であってそれぞれ,
N/2入力M出力のスイッチマトリックスを構成するも
のである。53は利得制御回路,54は遅延加算手段で
あって,2M点の入力点(IPA1,IPB1,〜,I
PA(M),IPB(M))と,それぞれの入力点に対
応する加算点(ADB1,〜ADA(M),ADB
(M))を持つものである。55は小遅延素子(DL0
1〜DL0M),55’は小遅延素子(DL01〜DL
0M)である。56は主信号線である。
【0036】図5の実施例は図4の実施例の場合と振動
子に隣合う振動子T(i),T(i+1)(iは奇数,
i=1,3,5,・・・)の第1可変利得増幅器同士A
(i),A(i+1)の出力を加算して第1選択スイッ
チ群に入力するようにした点および同様に第2可変利得
増幅器群同士B(i),B(i+1)の出力を加算して
第2選択スイッチ群に入力するようにした点で異なる。
そして,それにともない,第1選択スイッチ群よび第2
選択スイッチ群の入力数と出力数の関係が(N/2):
Mになった点で異なるのみである。
【0037】通常隣合う振動子に受信される信号同士の
時間差は小さく,位相のみ合わせた加算で十分である。
また,上記のように加算しても,図2における原理から
A(i+1),B(i)およびA(i+1),B(i+
1)(i=1〜N)の信号の位相を独立に制御可能であ
る。図5の構成においては第1選択スイッチ群,第2選
択スイッチ群の入力線の数を半分にすることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば,遅延加算手段の入力点
を変更することなく焦点移動が可能であるので,入力点
を変更するためのスイッチの切り換えにより生じる画面
の乱れをなくすことができる。また,小遅延素子に与え
る遅延時間も1/(4f)程度で分解能のよい超音波診
断装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明における位相遅延制御の原理説明図であ
る。
【図3】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図6】超音波診断装置における焦点位置合わせ方法を
示す図である。
【図7】受信波形の例を示す図である。
【図8】従来の超音波診断装置を示す図である。
【符号の説明】
1 :振動子群, 2−0〜2−N:振動子, 3 :第1可変利得増幅群, 3’:第2可変利得増幅群, 4−0〜4−N:可変利得増幅器, 4−0’〜4−N’:可変利得増幅器, 5 :利得制御部, 6 :第1選択スイッチ群, 6’:第2選択スイッチ群, 8 :遅延加算手段, 9 :小遅延素子, 10,10’:加算点,

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の振動子(2−0〜2−N)よりな
    る振動子群(1)を駆動することにより被検体内部に超
    音波を放射し,被検体内部からの反射波を上記振動子群
    により受信し,電気信号に変換した後,各振動子からの
    信号を遅延して互いに加算することにより走査信号を得
    て被検体内部の任意の位置に焦点を結ぶようにした超音
    波診断装置において、振動子群(1)の振動子(2−0
    〜2−N)毎に接続された第1可変利得増幅器(4−0
    〜4−N)よりなる第1可変利得増幅器群(3)と,上
    記第1可変利得増幅器(4−0〜4−N)に並列に設け
    られ,振動子(2−0〜2−N)に接続された第2可変
    利得増幅器(4−0’〜4−N’)よりなる各振動子毎
    に備えた第2可変利得増幅器群(3’)と,外部信号を
    入力する加算点(10,10’)を両端に有する小遅延
    素子(9)を複数個直列接続して構成された遅延加算手
    段(8)と,上記第1可変利得増幅器(4−0〜4−
    N)のそれぞれの出力に対応した入力点と,遅延加算手
    段(8)の複数個ある加算点(10,10’)に対応し
    た出力点を持ち,入力点に接続される出力点を選択的に
    定める第1選択スイッチ群(6)と,上記第2可変利得
    増幅器(4−0’〜4−N’)のそれぞれの出力に対応
    した入力点と,遅延加算手段(8)の複数個ある加算点
    (10,10’)に対応した出力点を持ち,入力点に接
    続される出力点を選択的に定める第2選択スイッチ群
    (6’)とを備え,任意の振動子(2−0〜2−N)か
    らの出力に対する第1可変利得増幅器(4−0〜4−
    N)からの出力と,第2可変利得増幅器(4−0’〜4
    −N’)からの出力を選択スイッチ群において選択され
    た出力点に出力し,該任意の振動子における第1可変利
    得増幅器からの出力と第2可変利得増幅器からの出力を
    一組として遅延加算手段(8)における任意の異なる加
    算点の組にそれぞれ入力するとともに,該第1可変利得
    増幅器(4−0〜4−N)と該第2可変利得増幅器(4
    −0’〜4−N’)の利得をそれぞれに変えることによ
    り受信信号の焦点位置を可変することを特徴とする超音
    波診断装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,遅延加算手段はM個
    の入力点を持ち,第i番目の振動子に接続された第1可
    変利得増幅器と,第i番目の振動子に接続された第2可
    変利得増幅器の出力は遅延加算手段におけるそれぞれ隣
    合う入力点に入力されることを特徴とする超音波診断装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2において,第i番目の振動子に
    接続された第1可変利得増幅器の出力と,第i番目の振
    動子に接続された第2可変利得増幅器の出力を入力する
    入力点間の小遅延素子の遅延時間は1/(4f)(fは
    受信波の中心周波数)とし,φi をi番目の振動子から
    の信号を遅延させる位相として,第1可変利得増幅器の
    利得をG(i)COS(φi) とし,第2可変利得増幅
    器の利得をG(i)SIN(φi) とすることを特徴と
    する超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において,第i番目の振動子に
    接続された第1可変利得増幅器と,第i番目の振動子に
    接続された第2可変利得増幅器の出力を1組として各振
    動子分にN組定め,遅延加算手段は隣接する2入力点で
    1組の入力組をM組持ち,各可変増幅器群からのN組の
    出力を遅延加算手段における任意の入力組にそれぞれ接
    続できることを特徴とする超音波診断装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において,M組の可変利得増幅
    器からの出力を入力する遅延加算手段における二つの入
    力点間の遅延時間は,1/(4f)(fは受信波の中心
    周波数)とし,φi をi番目の振動子からの信号を遅延
    させる位相として,第1可変利得増幅器の利得をG
    (i)COS(φi) とし,第2可変利得増幅器の利得
    をG(i)SIN(φi) とすることを特徴とする超音
    波診断装置。
  6. 【請求項6】 請求項4もしくは5において,i(i=
    1,3,5,・・・奇数)番目の振動子T(i)と隣合
    う振動子T(i+1)にそれぞれ接続される第1可変利
    得増幅器A(i)と第1可変利得増幅器A(i+1)の
    出力を加算し,遅延加算手段に入力し,i番目の振動子
    T(i)に接続される第2可変利得増幅器B(i)と振
    動子T(i+1)にそれぞれ接続される第2可変利得増
    幅器群における第2可変利得増幅器B(i+1)の出力
    を加算し,遅延加算手段に入力することを特徴とする超
    音波診断装置。
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DE69117709T DE69117709T2 (de) 1990-12-20 1991-12-20 Ultraschallabbildungssystem
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