JPH0845902A - ドライエッチング方法 - Google Patents
ドライエッチング方法Info
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- JPH0845902A JPH0845902A JP17454994A JP17454994A JPH0845902A JP H0845902 A JPH0845902 A JP H0845902A JP 17454994 A JP17454994 A JP 17454994A JP 17454994 A JP17454994 A JP 17454994A JP H0845902 A JPH0845902 A JP H0845902A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多結晶シリコン層等のSi系材料層を、被エ
ッチング基板上の位置によらず、断面のテーパー形状が
一定となるドライエッチング方法を提供する。 【構成】 F系ガス以外のハロゲン系ガスとO2 ガスの
混合ガスをエッチングガスに用いるとともに、基板ステ
ージ上面から被エッチング基板下面に供給する基板冷却
用の熱伝導ガスとして、希ガスにO2 またはN2 を添加
したガスを用いる。 【効果】 被エッチング基板の中央部近傍の多結晶シリ
コンパターン3aの側壁保護膜5aの堆積量と、周辺部
のパターン3bの側壁保護膜5bの堆積量がほぼ同じと
なるので、テーパー角度αおよびβも同一となる。
ッチング基板上の位置によらず、断面のテーパー形状が
一定となるドライエッチング方法を提供する。 【構成】 F系ガス以外のハロゲン系ガスとO2 ガスの
混合ガスをエッチングガスに用いるとともに、基板ステ
ージ上面から被エッチング基板下面に供給する基板冷却
用の熱伝導ガスとして、希ガスにO2 またはN2 を添加
したガスを用いる。 【効果】 被エッチング基板の中央部近傍の多結晶シリ
コンパターン3aの側壁保護膜5aの堆積量と、周辺部
のパターン3bの側壁保護膜5bの堆積量がほぼ同じと
なるので、テーパー角度αおよびβも同一となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はドライエッチング方法に
関し、さらに詳しくは、半導体装置の電極・配線等に適
用する多結晶シリコン等のドライエッチング方法に関す
る。
関し、さらに詳しくは、半導体装置の電極・配線等に適
用する多結晶シリコン等のドライエッチング方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】LSI等の半導体装置のデザインルール
がハーフミクロンからクォータミクロンのレベルへと微
細化されるに伴い、ドライエッチング等の微細加工技術
に対する要求は一段と厳しさを増している。ドライエッ
チングにおける加工精度の向上は、通常の場合はマスク
層とのパターン変換差を極力排除した異方性エッチング
を指向している。しかしながら、高集積度のCCD撮像
装置等の内部電極・配線として用いる多結晶シリコン電
極・配線のように、デバイス構造によっては下層配線の
断面を意図的に順テーパー形状とする場合がある。これ
は、下層配線およびこの上に形成する絶縁層の断面を順
テーパー形状とすることにより、上層配線のステップカ
バレッジを改善したり、上層配線パターニング時のエッ
チング残渣を低減するためである。かかる残渣は、段差
側面に沿って紐状に発生することからストリンガ残渣と
よばれ、このストリンガ残渣を除去しないと、隣りあう
配線間で短絡や絶縁不良等の事故が起こる。通常このス
トリンガ残渣を除去する方法としては、上層配線のパタ
ーニング時のオーバーエッチングを長時間おこなえば達
成されるが、微細なデザインルールのもとでは、下層の
絶縁層へのダメージや、上層配線のサイドエッチングに
よるパターン変換差等の問題があらたに発生する。
がハーフミクロンからクォータミクロンのレベルへと微
細化されるに伴い、ドライエッチング等の微細加工技術
に対する要求は一段と厳しさを増している。ドライエッ
チングにおける加工精度の向上は、通常の場合はマスク
層とのパターン変換差を極力排除した異方性エッチング
を指向している。しかしながら、高集積度のCCD撮像
装置等の内部電極・配線として用いる多結晶シリコン電
極・配線のように、デバイス構造によっては下層配線の
断面を意図的に順テーパー形状とする場合がある。これ
は、下層配線およびこの上に形成する絶縁層の断面を順
テーパー形状とすることにより、上層配線のステップカ
バレッジを改善したり、上層配線パターニング時のエッ
チング残渣を低減するためである。かかる残渣は、段差
側面に沿って紐状に発生することからストリンガ残渣と
よばれ、このストリンガ残渣を除去しないと、隣りあう
配線間で短絡や絶縁不良等の事故が起こる。通常このス
トリンガ残渣を除去する方法としては、上層配線のパタ
ーニング時のオーバーエッチングを長時間おこなえば達
成されるが、微細なデザインルールのもとでは、下層の
絶縁層へのダメージや、上層配線のサイドエッチングに
よるパターン変換差等の問題があらたに発生する。
【0003】多結晶シリコンによる電極・配線を、断面
が順テーパー形状になるようにパターニングする方法と
しては、SiO2 マスクを用い、HBr/O2 混合ガス
によるRIEが、特開平2−89310号公報に開示さ
れている。これは、パターニングが進行する多結晶シリ
コンの露出表面を酸化させ、かつこの酸化膜をイオン入
射の少ないパターン側面にのみ残留させつつ、実質的な
マスク幅を漸次拡げながらエッチングすることにより、
テーパエッチングを達成するものである。側壁保護膜と
してテーパエッチングに寄与する酸化膜等は、多結晶シ
リコンの酸化によるSiOx の他に、エッチングガスと
の反応生成物であるSiBrx やSiO x Bry が付着
したり、これら付着した反応生成物がさらに酸化するも
のもあり、実際にはこれらが混在して側壁保護膜として
の機能を発揮している。
が順テーパー形状になるようにパターニングする方法と
しては、SiO2 マスクを用い、HBr/O2 混合ガス
によるRIEが、特開平2−89310号公報に開示さ
れている。これは、パターニングが進行する多結晶シリ
コンの露出表面を酸化させ、かつこの酸化膜をイオン入
射の少ないパターン側面にのみ残留させつつ、実質的な
マスク幅を漸次拡げながらエッチングすることにより、
テーパエッチングを達成するものである。側壁保護膜と
してテーパエッチングに寄与する酸化膜等は、多結晶シ
リコンの酸化によるSiOx の他に、エッチングガスと
の反応生成物であるSiBrx やSiO x Bry が付着
したり、これら付着した反応生成物がさらに酸化するも
のもあり、実際にはこれらが混在して側壁保護膜として
の機能を発揮している。
【0004】このような反応生成物を被エッチング基板
上に付着形成して加工形状を制御するドライエッチング
方法においては、被エッチング基板温度を精密に制御
し、反応生成物の付着量を一定とすることが重要であ
る。このため、通常は反応生成物の蒸気圧を下げ被エッ
チング基板上への付着を促進するため、被エッチング基
板を冷却することがおこなわれる。前述した公報には、
被エッチング基板の温度制御に関する記載はないが、一
般には被エッチング基板の冷却は、冷媒の循環により冷
却された基板ステージ上に、静電チャックやメカニカル
クランパ等により被エッチング基板を密着させ、さらに
熱交換効率を高めるためにHe等の熱伝導ガスを基板ス
テージ上面の中央部から被エッチング基板裏面に向けて
流出する。熱伝導ガスは、基板ステージ上面に多数形成
された放射状の微細な溝に沿って被エッチング基板周辺
部からエッチングチャンバ内へ放出され、さらにチャン
バ外へ排気される。
上に付着形成して加工形状を制御するドライエッチング
方法においては、被エッチング基板温度を精密に制御
し、反応生成物の付着量を一定とすることが重要であ
る。このため、通常は反応生成物の蒸気圧を下げ被エッ
チング基板上への付着を促進するため、被エッチング基
板を冷却することがおこなわれる。前述した公報には、
被エッチング基板の温度制御に関する記載はないが、一
般には被エッチング基板の冷却は、冷媒の循環により冷
却された基板ステージ上に、静電チャックやメカニカル
クランパ等により被エッチング基板を密着させ、さらに
熱交換効率を高めるためにHe等の熱伝導ガスを基板ス
テージ上面の中央部から被エッチング基板裏面に向けて
流出する。熱伝導ガスは、基板ステージ上面に多数形成
された放射状の微細な溝に沿って被エッチング基板周辺
部からエッチングチャンバ内へ放出され、さらにチャン
バ外へ排気される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した被エッチング
基板の冷却方法においては、基板温度の面内分布が必ず
しも均一ではなく、反応生成物の付着量が変動し、した
がって被エッチング層の加工形状もそのテーパ角度が一
定しない場合があった。この問題を図4および図5
(a)〜(b)を参照して説明する。
基板の冷却方法においては、基板温度の面内分布が必ず
しも均一ではなく、反応生成物の付着量が変動し、した
がって被エッチング層の加工形状もそのテーパ角度が一
定しない場合があった。この問題を図4および図5
(a)〜(b)を参照して説明する。
【0006】図4は被エッチング基板の直径方向の位置
を横軸にとり、その位置での被エッチング基板温度を左
側の縦軸に示してある。また右側の縦軸には反応生成物
の堆積量を示している。この図に見られるように、被エ
ッチング基板温度は中心部は低く、周辺部程高くなる傾
向である。これは基板ステージの温度分布と熱伝導ガス
の流速分布等に起因しているものと考えられる。この結
果、反応生成物の堆積量は被エッチング基板の中心部で
は多く、周辺部では少ない。
を横軸にとり、その位置での被エッチング基板温度を左
側の縦軸に示してある。また右側の縦軸には反応生成物
の堆積量を示している。この図に見られるように、被エ
ッチング基板温度は中心部は低く、周辺部程高くなる傾
向である。これは基板ステージの温度分布と熱伝導ガス
の流速分布等に起因しているものと考えられる。この結
果、反応生成物の堆積量は被エッチング基板の中心部で
は多く、周辺部では少ない。
【0007】このような温度分布と反応生成物の堆積特
性を有する被エッチング基板上の多結晶シリコン層をパ
ターニングする場合の問題点を、図5(a)〜(b)を
参照して説明する。エッチング試料としては図5(a)
に示すように、Si等の半導体基板1上にONO(酸化
膜/窒化膜/酸化膜)構造の下地絶縁層2と多結晶シリ
コン層3が形成され、レジストマスク4が形成されたも
のであり、図の左側には被エッチング基板の中心部近傍
が、右側には被エッチング基板の周辺部が示されてい
る。各材料層の厚さおよびレジストマスク4の幅は、中
心部と周辺部とで同一である。
性を有する被エッチング基板上の多結晶シリコン層をパ
ターニングする場合の問題点を、図5(a)〜(b)を
参照して説明する。エッチング試料としては図5(a)
に示すように、Si等の半導体基板1上にONO(酸化
膜/窒化膜/酸化膜)構造の下地絶縁層2と多結晶シリ
コン層3が形成され、レジストマスク4が形成されたも
のであり、図の左側には被エッチング基板の中心部近傍
が、右側には被エッチング基板の周辺部が示されてい
る。各材料層の厚さおよびレジストマスク4の幅は、中
心部と周辺部とで同一である。
【0008】このエッチング試料を平行平板型RIE装
置により、HBr/O2 混合ガスにを用いて多結晶シリ
コン層3のパターニングを施すと、図5(b)に示す結
果となる。すなわち、中心部近傍においては側壁保護膜
5aの付着が多く、周辺部では側壁保護膜5bの付着量
は少ない。この結果、中心部近傍の多結晶シリコンパタ
ーン3aのテーパー角度αよりも、周辺部の多結晶シリ
コンパターン3bのテーパー角度βが大きくなる。当然
のことながら絶縁層2との境界における多結晶シリコン
パターン3aと3bの下面の幅が異なってくる。この多
結晶シリコンパターンの幅の違いは、例えばゲート電極
下のチャネル長の変動を招いたり、ゲート電極上に上層
絶縁層を介して形成する上層配線のステップカバレッジ
やストリンガ残渣の発生の程度が変動する結果を生じ
る。これらの変動要因は、殊に大口径基板を用いた近年
の高集積度半導体装置においては許容しがたい問題であ
る。
置により、HBr/O2 混合ガスにを用いて多結晶シリ
コン層3のパターニングを施すと、図5(b)に示す結
果となる。すなわち、中心部近傍においては側壁保護膜
5aの付着が多く、周辺部では側壁保護膜5bの付着量
は少ない。この結果、中心部近傍の多結晶シリコンパタ
ーン3aのテーパー角度αよりも、周辺部の多結晶シリ
コンパターン3bのテーパー角度βが大きくなる。当然
のことながら絶縁層2との境界における多結晶シリコン
パターン3aと3bの下面の幅が異なってくる。この多
結晶シリコンパターンの幅の違いは、例えばゲート電極
下のチャネル長の変動を招いたり、ゲート電極上に上層
絶縁層を介して形成する上層配線のステップカバレッジ
やストリンガ残渣の発生の程度が変動する結果を生じ
る。これらの変動要因は、殊に大口径基板を用いた近年
の高集積度半導体装置においては許容しがたい問題であ
る。
【0009】そこで本発明の課題は、Si系材料層から
なる被エッチング層をその断面が順テーパ形状となるよ
うにパターニングするドライエッチング方法において、
被エッチング基板の場所によらず、均一なテーパー角度
で、かつ任意のテーパー角度が得られるドライエッチン
グ方法を提供することである。
なる被エッチング層をその断面が順テーパ形状となるよ
うにパターニングするドライエッチング方法において、
被エッチング基板の場所によらず、均一なテーパー角度
で、かつ任意のテーパー角度が得られるドライエッチン
グ方法を提供することである。
【0010】また本発明の別の課題は、Si系材料層か
らなる下層配線上に上層絶縁層を介して形成する上層配
線のステップカバレッジを改善し、ストリンガ残渣を発
生することがなく、被エッチング基板の場所によらず、
信頼性の高い半導体装置を製造することが可能なドライ
エッチング方法を提供することである。本発明の上記以
外の課題は、本願明細書の記述および添付図面の説明に
より明らかにされる。
らなる下層配線上に上層絶縁層を介して形成する上層配
線のステップカバレッジを改善し、ストリンガ残渣を発
生することがなく、被エッチング基板の場所によらず、
信頼性の高い半導体装置を製造することが可能なドライ
エッチング方法を提供することである。本発明の上記以
外の課題は、本願明細書の記述および添付図面の説明に
より明らかにされる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のドライエッチン
グ方法は、上述の課題を解決するために発案したもので
あり、冷却された基板ステージ上面から被エッチング基
板下面に向けて熱伝導ガスを流出することにより、前記
被エッチング基板の温度を制御するとともに、F系以外
のハロゲン系ガスとO系ガスを含む混合ガスによりSi
系材料層をパターニングするドライエッチング方法であ
って、この熱伝導ガスは、希ガスとO系ガスを含むこと
を特徴とするものである。
グ方法は、上述の課題を解決するために発案したもので
あり、冷却された基板ステージ上面から被エッチング基
板下面に向けて熱伝導ガスを流出することにより、前記
被エッチング基板の温度を制御するとともに、F系以外
のハロゲン系ガスとO系ガスを含む混合ガスによりSi
系材料層をパターニングするドライエッチング方法であ
って、この熱伝導ガスは、希ガスとO系ガスを含むこと
を特徴とするものである。
【0012】また本発明のドライエッチング方法は、冷
却された基板ステージ上面から被エッチング基板下面に
向けて熱伝導ガスを流出することにより、前記被エッチ
ング基板の温度を制御するとともに、F系以外のハロゲ
ン系ガスとO系ガスを含む混合ガスによりSi系材料層
をパターニングするドライエッチング方法であって、こ
の熱伝導ガスは、希ガスとN系ガスを含むことを特徴と
するものである。
却された基板ステージ上面から被エッチング基板下面に
向けて熱伝導ガスを流出することにより、前記被エッチ
ング基板の温度を制御するとともに、F系以外のハロゲ
ン系ガスとO系ガスを含む混合ガスによりSi系材料層
をパターニングするドライエッチング方法であって、こ
の熱伝導ガスは、希ガスとN系ガスを含むことを特徴と
するものである。
【0013】本発明のドライエッチング方法は、単結晶
シリコン、多結晶シリコン、非晶質シリコン、高融点金
属シリサイドおよび高融点金属層ポリサイド等のSi系
材料層のパターニングに適用しうるものである。
シリコン、多結晶シリコン、非晶質シリコン、高融点金
属シリサイドおよび高融点金属層ポリサイド等のSi系
材料層のパターニングに適用しうるものである。
【0014】本発明におけるF系以外のハロゲン系ガス
とは、Cl系ガス、Br系ガスおよびI系ガスを示すも
のであり、一例としてCl2 、HCl、BCl3 、CC
l4、CHCl3 、Br2 、HBr、BBr3 、CBr
4 、CHBr3 、HIそしてIBr、ICl3 等のイン
ターハロゲン化合物、S2 Cl2 やS2 Br2 等のハロ
ゲン化イオウ系ガスを単独または混合して使用しうる。
とは、Cl系ガス、Br系ガスおよびI系ガスを示すも
のであり、一例としてCl2 、HCl、BCl3 、CC
l4、CHCl3 、Br2 、HBr、BBr3 、CBr
4 、CHBr3 、HIそしてIBr、ICl3 等のイン
ターハロゲン化合物、S2 Cl2 やS2 Br2 等のハロ
ゲン化イオウ系ガスを単独または混合して使用しうる。
【0015】本発明におけるO系ガスとしては、一例と
してO2 、O3 そしてNOx 等を単独または混合して使
用しうる。本発明におけるN系ガスとしては、一例とし
てN 2 、NH3 およびN2 H4 等を単独または混合して
使用しうる。また本発明における希ガスとしては、H
e、Ne、Ar、KrそしてXeを単独または混合して
使用しうる。
してO2 、O3 そしてNOx 等を単独または混合して使
用しうる。本発明におけるN系ガスとしては、一例とし
てN 2 、NH3 およびN2 H4 等を単独または混合して
使用しうる。また本発明における希ガスとしては、H
e、Ne、Ar、KrそしてXeを単独または混合して
使用しうる。
【0016】
【作用】本発明のポイントは、熱伝導ガスとして希ガス
とO系ガスとを含むガス、または希ガスとN系ガスとを
含むガスを用いることにより、側壁保護膜として順テー
パーエッチングに寄与するSiOx 、SiOx Bry そ
してSiOx Ny 等の酸化物の形成を、被エッチング基
板周辺部で助長する点にある。
とO系ガスとを含むガス、または希ガスとN系ガスとを
含むガスを用いることにより、側壁保護膜として順テー
パーエッチングに寄与するSiOx 、SiOx Bry そ
してSiOx Ny 等の酸化物の形成を、被エッチング基
板周辺部で助長する点にある。
【0017】従来、冷却された基板ステージ上面から被
エッチング基板の下面に向けて流出させる熱伝導ガス
は、基板ステージと被エッチング基板間の熱交換効率を
高めるためのみに使用されていた。本発明においては、
この機能に加え、さらにO系ガスおよびN系ガスを加え
ることにより、側壁保護膜形成の機能をも持たせたので
ある。被エッチング基板の下面周辺部からエッチングチ
ャンバ内に流出する熱伝導ガスは、被エッチング基板上
面周辺部にまわりこみ、エッチング用の混合ガスと共
に、露出した被エッチング層表面を酸化または窒化す
る。あるいはエッチングの反応生成物として付着したS
iBrx やSiOx Bry をさらに酸化または窒化し
て、この部分での側壁保護膜の形成を助長し強化する。
ここまでの説明はBr系ガスとO系ガスの混合ガスをエ
ッチングガスに用いる場合を例にとったが、エッチング
ガスとしてCl系ガス/O系ガスやI系ガス/O系ガス
の混合ガスの場合も同様であり、反応生成物がSiCl
4 やSiOx Cly 、SiIx やSiOx Iy にとって
換わる点が異なるだけである。
エッチング基板の下面に向けて流出させる熱伝導ガス
は、基板ステージと被エッチング基板間の熱交換効率を
高めるためのみに使用されていた。本発明においては、
この機能に加え、さらにO系ガスおよびN系ガスを加え
ることにより、側壁保護膜形成の機能をも持たせたので
ある。被エッチング基板の下面周辺部からエッチングチ
ャンバ内に流出する熱伝導ガスは、被エッチング基板上
面周辺部にまわりこみ、エッチング用の混合ガスと共
に、露出した被エッチング層表面を酸化または窒化す
る。あるいはエッチングの反応生成物として付着したS
iBrx やSiOx Bry をさらに酸化または窒化し
て、この部分での側壁保護膜の形成を助長し強化する。
ここまでの説明はBr系ガスとO系ガスの混合ガスをエ
ッチングガスに用いる場合を例にとったが、エッチング
ガスとしてCl系ガス/O系ガスやI系ガス/O系ガス
の混合ガスの場合も同様であり、反応生成物がSiCl
4 やSiOx Cly 、SiIx やSiOx Iy にとって
換わる点が異なるだけである。
【0018】一方被エッチング基板の中心部には、距離
的な制約から周辺部程には熱伝導ガスは到達せず、した
がって被エッチング基板中心部における側壁保護膜形成
には熱伝導ガスはほとんど寄与しない。これらの効果に
より、被エッチング基板の中央部と周辺部における側壁
保護膜の形成量が均一化され、Si系材料層が均一なテ
ーパー角度でパターニングされるのである。また熱伝導
ガス中のO系ガスあるいはN系ガスの比率を制御するこ
とにより、テーパー角度を任意に制御することも可能と
なる。
的な制約から周辺部程には熱伝導ガスは到達せず、した
がって被エッチング基板中心部における側壁保護膜形成
には熱伝導ガスはほとんど寄与しない。これらの効果に
より、被エッチング基板の中央部と周辺部における側壁
保護膜の形成量が均一化され、Si系材料層が均一なテ
ーパー角度でパターニングされるのである。また熱伝導
ガス中のO系ガスあるいはN系ガスの比率を制御するこ
とにより、テーパー角度を任意に制御することも可能と
なる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例につき、添付図
面を参照しながら説明する。最初に以下の実施例で使用
した基板バイアス印加型ECRプラズマエッチング装置
の一構成例を図3(a)〜(b)に示す概略断面図によ
り説明する。
面を参照しながら説明する。最初に以下の実施例で使用
した基板バイアス印加型ECRプラズマエッチング装置
の一構成例を図3(a)〜(b)に示す概略断面図によ
り説明する。
【0020】図示しないマグネトロンで発生した2.4
5GHzのマイクロ波をマイクロ波導波管11により石
英等の誘電体材料からなるべルジャ13内に導き、ここ
でソレノイドコイル12により発生する0.0875T
の磁場との相互作用によりECRプラズマを生成する。
べルジャ13の下部はエッチングチャンバとなってお
り、ここには基板ステージ17に載置した被エッチング
基板15をセッティングする。図3(a)では、エッチ
ングガスの導入ノズルや真空ポンプ、基板バイアス電源
等の細部は図示を省略してある。
5GHzのマイクロ波をマイクロ波導波管11により石
英等の誘電体材料からなるべルジャ13内に導き、ここ
でソレノイドコイル12により発生する0.0875T
の磁場との相互作用によりECRプラズマを生成する。
べルジャ13の下部はエッチングチャンバとなってお
り、ここには基板ステージ17に載置した被エッチング
基板15をセッティングする。図3(a)では、エッチ
ングガスの導入ノズルや真空ポンプ、基板バイアス電源
等の細部は図示を省略してある。
【0021】図3(b)は上述した基板ステージ17部
分を拡大した概略断面図である。基板ステージ17には
図示しないが冷却配管を組み込み、エタノール等の冷媒
を循環させて所望の温度に冷却制御することが可能であ
る。基板ステージ17の上面には静電チャック18を設
け、機械的なクランパ14とともに被エッチング基板1
5を基板ステージ17に密着固定する。被エッチング基
板15を静電吸着後は、クランパ14をリリースしても
よい。基板ステージ17と静電チャック18の中心軸部
に、熱伝導ガス導入孔16を貫装し、被エッチング基板
15の裏面に向けて熱伝導ガスを流出させる。この熱伝
導ガスの流れは、静電チャック18の上面に放射状に形
成してある微細溝(図示せず)を経由して、被エッチン
グ基板15の周縁部からエッチングチャンバ内へ放出さ
れるものであり、この流れは図3(b)中で矢印で概略
的に示してある。なお図3(b)では、静電チャック1
8ないし基板ステージ17の上面と被エッチング基板1
5の下面は説明のために離間して示しているが、実際に
は間隙は殆ど存在しない。
分を拡大した概略断面図である。基板ステージ17には
図示しないが冷却配管を組み込み、エタノール等の冷媒
を循環させて所望の温度に冷却制御することが可能であ
る。基板ステージ17の上面には静電チャック18を設
け、機械的なクランパ14とともに被エッチング基板1
5を基板ステージ17に密着固定する。被エッチング基
板15を静電吸着後は、クランパ14をリリースしても
よい。基板ステージ17と静電チャック18の中心軸部
に、熱伝導ガス導入孔16を貫装し、被エッチング基板
15の裏面に向けて熱伝導ガスを流出させる。この熱伝
導ガスの流れは、静電チャック18の上面に放射状に形
成してある微細溝(図示せず)を経由して、被エッチン
グ基板15の周縁部からエッチングチャンバ内へ放出さ
れるものであり、この流れは図3(b)中で矢印で概略
的に示してある。なお図3(b)では、静電チャック1
8ないし基板ステージ17の上面と被エッチング基板1
5の下面は説明のために離間して示しているが、実際に
は間隙は殆ど存在しない。
【0022】実施例1 本実施例はHeとO2 を含む熱伝導ガスを用い、多結晶
シリコンからなる電極・配線を順テーパ状にパターニン
グした例であり、これを図1(a)〜(b)および図2
を参照して説明する。
シリコンからなる電極・配線を順テーパ状にパターニン
グした例であり、これを図1(a)〜(b)および図2
を参照して説明する。
【0023】図1(a)に示したエッチング試料は、従
来技術の説明で参照した図5(a)と同じであり、説明
を省略するが、8インチ径のSiからなる半導体基板に
より構成した試料である。このエッチング試料を被エッ
チング基板15とし、図3に示す基板バイアス印加型E
CRプラズマエッチング装置の基板ステージ17上に保
持し、一例として下記条件により多結晶シリコン層3の
パターニングをおこなった。熱伝導ガスとしては100
0Pa(〜8Torr)の圧力に維持したHe−20%
O2 を用い、被エッチング基板の温度制御の応答性を高
めた。 HBr 120 sccm O2 2 sccm ガス圧力 0.7 Pa マイクロ波パワー 600 W(2.45GHz) RFバイアスパワー 35 W(2MHz) 基板ステージ温度 0 ℃ 基板ステージ温度は、基板ステージ17の中心部の制御
温度である。本エッチング工程の原理は従来例と基本的
には同じであるが、本実施例においては被エッチング基
板15周縁部からエッチングチャンバ中に放出される熱
伝導ガス中のO 2 が、被エッチング基板15周辺部に到
達する点において従来例と異なる。
来技術の説明で参照した図5(a)と同じであり、説明
を省略するが、8インチ径のSiからなる半導体基板に
より構成した試料である。このエッチング試料を被エッ
チング基板15とし、図3に示す基板バイアス印加型E
CRプラズマエッチング装置の基板ステージ17上に保
持し、一例として下記条件により多結晶シリコン層3の
パターニングをおこなった。熱伝導ガスとしては100
0Pa(〜8Torr)の圧力に維持したHe−20%
O2 を用い、被エッチング基板の温度制御の応答性を高
めた。 HBr 120 sccm O2 2 sccm ガス圧力 0.7 Pa マイクロ波パワー 600 W(2.45GHz) RFバイアスパワー 35 W(2MHz) 基板ステージ温度 0 ℃ 基板ステージ温度は、基板ステージ17の中心部の制御
温度である。本エッチング工程の原理は従来例と基本的
には同じであるが、本実施例においては被エッチング基
板15周縁部からエッチングチャンバ中に放出される熱
伝導ガス中のO 2 が、被エッチング基板15周辺部に到
達する点において従来例と異なる。
【0024】被エッチング基板15周辺部で高まったO
2 濃度は、多結晶シリコン層3の露出表面を酸化しSi
Ox 膜を形成する他、エッチング反応生成物SiBrx
やSiOx Bry の一部が付着して形成する側壁保護膜
5をさらに酸化し、イオン照射耐性を高める。これらの
効果により、被エッチング基板15周辺部における側壁
保護膜5bの付着量は増強され、被エッチング基板15
中心部での側壁保護膜5aの付着量とほぼ同一となっ
た。この様子を図2を参照して説明する。
2 濃度は、多結晶シリコン層3の露出表面を酸化しSi
Ox 膜を形成する他、エッチング反応生成物SiBrx
やSiOx Bry の一部が付着して形成する側壁保護膜
5をさらに酸化し、イオン照射耐性を高める。これらの
効果により、被エッチング基板15周辺部における側壁
保護膜5bの付着量は増強され、被エッチング基板15
中心部での側壁保護膜5aの付着量とほぼ同一となっ
た。この様子を図2を参照して説明する。
【0025】図2は図4と同じく被エッチング基板の直
径方向の位置を横軸にとり、その位置での被エッチング
基板温度を左側の縦軸に示してある。また右側の縦軸に
は側壁保護膜の堆積量を示している。この図に見られる
ように、被エッチング基板温度は従来技術と同様に中心
部は低く、周辺部程高くなる傾向である。このため、本
来であれば反応生成物の堆積量は被エッチング基板の中
心部では多く、周辺部では少なくなるが、本実施例では
被エッチング基板周辺部で高まったO2 濃度の効果によ
り、側壁保護膜の堆積量は位置によらずほぼ一定とな
る。
径方向の位置を横軸にとり、その位置での被エッチング
基板温度を左側の縦軸に示してある。また右側の縦軸に
は側壁保護膜の堆積量を示している。この図に見られる
ように、被エッチング基板温度は従来技術と同様に中心
部は低く、周辺部程高くなる傾向である。このため、本
来であれば反応生成物の堆積量は被エッチング基板の中
心部では多く、周辺部では少なくなるが、本実施例では
被エッチング基板周辺部で高まったO2 濃度の効果によ
り、側壁保護膜の堆積量は位置によらずほぼ一定とな
る。
【0026】この結果、ドライエッチング終了後の多結
晶シリコンのパターン断面は図1(b)に示すように、
被エッチング基板15周辺部の多結晶シリコンパターン
3bのテーパー角度βと、被エッチング基板15中心部
の多結晶シリコンパターン3aのテーパー角度αはほぼ
同一である。
晶シリコンのパターン断面は図1(b)に示すように、
被エッチング基板15周辺部の多結晶シリコンパターン
3bのテーパー角度βと、被エッチング基板15中心部
の多結晶シリコンパターン3aのテーパー角度αはほぼ
同一である。
【0027】本実施例によれば、従来の熱伝導ガスに2
0%のO2 を添加することにより、大口径の被エッチン
グ基板上全面にわたり均一なテーパー角度を有する多結
晶シリコンパターンを形成することが可能となった。な
お、熱伝導ガス中のO2 の添加量は、本実施例は20%
としたが、基板ステージ温度やエッチング混合ガス組成
により、最適な添加量を適宜して用いればよい。
0%のO2 を添加することにより、大口径の被エッチン
グ基板上全面にわたり均一なテーパー角度を有する多結
晶シリコンパターンを形成することが可能となった。な
お、熱伝導ガス中のO2 の添加量は、本実施例は20%
としたが、基板ステージ温度やエッチング混合ガス組成
により、最適な添加量を適宜して用いればよい。
【0028】実施例2 本実施例はHeとN2 を含む熱伝導ガスを用い、実施例
1と同じエッチング試料を順テーパ状にパターニングし
た例であり、これを同じく図1(a)〜(b)および図
2を参照して説明する。
1と同じエッチング試料を順テーパ状にパターニングし
た例であり、これを同じく図1(a)〜(b)および図
2を参照して説明する。
【0029】図1(a)に示すエッチング試料を被エッ
チング基板15とし、図3に示す基板バイアス印加型E
CRプラズマエッチング装置の基板ステージ17上に保
持し、一例として下記条件により多結晶シリコン層3の
パターニングをおこなった。熱伝導ガスとしては100
0Pa(〜8Torr)の圧力に維持したHe−20%
N2 を用い、被エッチング基板の温度制御の応答性を高
めた。 HBr 120 sccm O2 2 sccm ガス圧力 0.7 Pa マイクロ波パワー 600 W(2.45GHz) RFバイアスパワー 35 W(2MHz) 基板ステージ温度 0 ℃ 基板ステージ温度は、基板ステージ17の中心部の制御
温度である。本エッチング工程の原理も従来例と基本的
には同じであるが、本実施例においては被エッチング基
板15周縁部からエッチングチャンバ中に放出される熱
伝導ガス中のN 2 が、被エッチング基板15周辺部に到
達する点において従来例と異なる。
チング基板15とし、図3に示す基板バイアス印加型E
CRプラズマエッチング装置の基板ステージ17上に保
持し、一例として下記条件により多結晶シリコン層3の
パターニングをおこなった。熱伝導ガスとしては100
0Pa(〜8Torr)の圧力に維持したHe−20%
N2 を用い、被エッチング基板の温度制御の応答性を高
めた。 HBr 120 sccm O2 2 sccm ガス圧力 0.7 Pa マイクロ波パワー 600 W(2.45GHz) RFバイアスパワー 35 W(2MHz) 基板ステージ温度 0 ℃ 基板ステージ温度は、基板ステージ17の中心部の制御
温度である。本エッチング工程の原理も従来例と基本的
には同じであるが、本実施例においては被エッチング基
板15周縁部からエッチングチャンバ中に放出される熱
伝導ガス中のN 2 が、被エッチング基板15周辺部に到
達する点において従来例と異なる。
【0030】被エッチング基板15周辺部に選択的に放
出されるN2 は、エッチング反応生成物SiBrx やS
iOx Bry の一部が付着して形成する側壁保護膜5を
窒化し、イオン照射耐性を高める。これにより、被エッ
チング基板15周辺部における側壁保護膜5bの残存量
は増強され、被エッチング基板15中心部での側壁保護
膜5aの付着量とほぼ同一となった。この様子を再び図
2を参照して説明する。
出されるN2 は、エッチング反応生成物SiBrx やS
iOx Bry の一部が付着して形成する側壁保護膜5を
窒化し、イオン照射耐性を高める。これにより、被エッ
チング基板15周辺部における側壁保護膜5bの残存量
は増強され、被エッチング基板15中心部での側壁保護
膜5aの付着量とほぼ同一となった。この様子を再び図
2を参照して説明する。
【0031】図2は図4と同じく被エッチング基板の直
径方向の位置を横軸にとり、その位置での被エッチング
基板温度を左側の縦軸に示してある。また右側の縦軸に
は側壁保護膜の堆積量を示している。この図に見られる
ように、被エッチング基板温度は中心部は低く、周辺部
程高くなる傾向であることは従来技術と同様である。こ
のため、本来であれば反応生成物の堆積量は被エッチン
グ基板の中心部では多く、周辺部では少なくなるが、本
実施例では被エッチング基板周辺部に供給するN2 の効
果により、側壁保護膜の堆積量は位置によらずほぼ一定
となる。
径方向の位置を横軸にとり、その位置での被エッチング
基板温度を左側の縦軸に示してある。また右側の縦軸に
は側壁保護膜の堆積量を示している。この図に見られる
ように、被エッチング基板温度は中心部は低く、周辺部
程高くなる傾向であることは従来技術と同様である。こ
のため、本来であれば反応生成物の堆積量は被エッチン
グ基板の中心部では多く、周辺部では少なくなるが、本
実施例では被エッチング基板周辺部に供給するN2 の効
果により、側壁保護膜の堆積量は位置によらずほぼ一定
となる。
【0032】この結果、ドライエッチング終了後の多結
晶シリコンのパターン断面は図1(b)に示すように、
被エッチング基板15周辺部の多結晶シリコンパターン
3bのテーパー角度βと、被エッチング基板15中心部
の多結晶シリコンパターン3aのテーパー角度αはほぼ
同一である。
晶シリコンのパターン断面は図1(b)に示すように、
被エッチング基板15周辺部の多結晶シリコンパターン
3bのテーパー角度βと、被エッチング基板15中心部
の多結晶シリコンパターン3aのテーパー角度αはほぼ
同一である。
【0033】本実施例によれば、従来の熱伝導ガスに2
0%のN2 を添加することにより、大口径の被エッチン
グ基板上全面にわたり均一なテーパー角度を有する多結
晶シリコンパターンを形成することが可能となった。な
お、熱伝導ガス中のN2 の添加量は、本実施例は20%
としたが、基板ステージ温度やエッチング混合ガス組成
により、最適な添加量を適宜して用いればよい。
0%のN2 を添加することにより、大口径の被エッチン
グ基板上全面にわたり均一なテーパー角度を有する多結
晶シリコンパターンを形成することが可能となった。な
お、熱伝導ガス中のN2 の添加量は、本実施例は20%
としたが、基板ステージ温度やエッチング混合ガス組成
により、最適な添加量を適宜して用いればよい。
【0034】以上、本発明を2例の実施例により説明し
たが本発明はこれら実施例になんら限定されるものでは
ない。
たが本発明はこれら実施例になんら限定されるものでは
ない。
【0035】例えばF系ガス以外のハロゲン系ガスとし
てHBrを代表して説明したが、前述したようにHBr
以外のBr系ガスや、Br系ガス、I系ガスを用いても
よい。これらF系ガス以外のハロゲン系ガスとO系ガス
との混合ガスは、反応生成物の一部を被エッチング基板
上に堆積しつつSi系材料層をパターニングする本発明
に好適に用いることができる。
てHBrを代表して説明したが、前述したようにHBr
以外のBr系ガスや、Br系ガス、I系ガスを用いても
よい。これらF系ガス以外のハロゲン系ガスとO系ガス
との混合ガスは、反応生成物の一部を被エッチング基板
上に堆積しつつSi系材料層をパターニングする本発明
に好適に用いることができる。
【0036】前記実施例ではエッチングに用いる混合ガ
スとしてHBr/O2 を用いたが、この混合比は求める
テーパー角度に応じて増減される。すなわち、O2 の混
合比を高めればテーパー角度は小さくすなわち緩やかに
なり、混合比を下げればテーパー角度は大きくすなわち
異方性エッチングに近づく。またこれら混合比に応じ
て、熱伝導ガス中のO系ガスないしN系ガスの添加割合
を増減し、均一なテーパー角度が得られるようにすれば
よい。
スとしてHBr/O2 を用いたが、この混合比は求める
テーパー角度に応じて増減される。すなわち、O2 の混
合比を高めればテーパー角度は小さくすなわち緩やかに
なり、混合比を下げればテーパー角度は大きくすなわち
異方性エッチングに近づく。またこれら混合比に応じ
て、熱伝導ガス中のO系ガスないしN系ガスの添加割合
を増減し、均一なテーパー角度が得られるようにすれば
よい。
【0037】熱伝導ガス中の希ガスとしてHeを用いた
が、その他Kr、Ar、NeそしてXe等の希ガスを用
いてもよい。中でもXeの中性励起種によるプラズマの
発光スペクトルは、フォトンエネルギが8.4eVと小
さいので被エッチング基板に与える光照射ダメージは最
も小さい。これは例えば、Heでは21.2eV、Ar
が11.6eVそしてKrが10.0eV等のフォトン
エネルギを有することに鑑みても格段に小さい値であ
る。例えばゲート絶縁膜に多用される酸化シリコンのバ
ンドギャップエネルギが8.8eVであることから、被
エッチング基板の構成材料層に応じて希ガスの種類を選
択すればよい。
が、その他Kr、Ar、NeそしてXe等の希ガスを用
いてもよい。中でもXeの中性励起種によるプラズマの
発光スペクトルは、フォトンエネルギが8.4eVと小
さいので被エッチング基板に与える光照射ダメージは最
も小さい。これは例えば、Heでは21.2eV、Ar
が11.6eVそしてKrが10.0eV等のフォトン
エネルギを有することに鑑みても格段に小さい値であ
る。例えばゲート絶縁膜に多用される酸化シリコンのバ
ンドギャップエネルギが8.8eVであることから、被
エッチング基板の構成材料層に応じて希ガスの種類を選
択すればよい。
【0038】Si系材料層として多結晶シリコンを例示
したが、単結晶シリコン、非晶質シリコン、W、Mo等
他の高融点金属等のシリサイドや高融点金属層ポリサイ
ド等の積層構造であってもよい。高融点金属シリサイド
層が被エッチング層の表面である場合には、SiON等
の反射防止層を設けることは微細なゲート電極・電極の
パターニングに有効である。
したが、単結晶シリコン、非晶質シリコン、W、Mo等
他の高融点金属等のシリサイドや高融点金属層ポリサイ
ド等の積層構造であってもよい。高融点金属シリサイド
層が被エッチング層の表面である場合には、SiON等
の反射防止層を設けることは微細なゲート電極・電極の
パターニングに有効である。
【0039】エッチング装置として、基板バイアス印加
型ECRプラズマエッチング装置を用いたが、平行平板
型RIE装置、マグネトロンRIE装置であってもよ
い。ヘリコン波プラズマエッチング装置、TCPエッチ
ング装置、ICPエッチング装置等の高密度プラズマエ
ッチング装置を用いれば、さらなる被エッチング基板内
の均一性や低ダメージ、高エッチングレート等が期待で
きる。
型ECRプラズマエッチング装置を用いたが、平行平板
型RIE装置、マグネトロンRIE装置であってもよ
い。ヘリコン波プラズマエッチング装置、TCPエッチ
ング装置、ICPエッチング装置等の高密度プラズマエ
ッチング装置を用いれば、さらなる被エッチング基板内
の均一性や低ダメージ、高エッチングレート等が期待で
きる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によればSi系材料層からなる被エッチング層をその断
面が順テーパ形状となるようにパターニングするドライ
エッチング方法において、大口径の被エッチング基板で
あっても被エッチング基板上の場所によらず、均一で任
意のテーパー角度が得られるドライエッチング方法を提
供することが可能となった。
によればSi系材料層からなる被エッチング層をその断
面が順テーパ形状となるようにパターニングするドライ
エッチング方法において、大口径の被エッチング基板で
あっても被エッチング基板上の場所によらず、均一で任
意のテーパー角度が得られるドライエッチング方法を提
供することが可能となった。
【0041】また本発明によれば、Si系材料層からな
る下層配線上に上層絶縁層を介して形成する上層配線の
ステップカバレッジを改善し、かつストリンガ残渣を発
生することがないドライエッチング方法を提供すること
が可能となった。これらの効果は大口径の被エッチング
基板の中央部、周辺部を問わず、均一に享受することが
可能である。
る下層配線上に上層絶縁層を介して形成する上層配線の
ステップカバレッジを改善し、かつストリンガ残渣を発
生することがないドライエッチング方法を提供すること
が可能となった。これらの効果は大口径の被エッチング
基板の中央部、周辺部を問わず、均一に享受することが
可能である。
【0042】本発明のドライエッチング方法は、特にサ
ブハーフミクロンクラスの微細なゲート電極・配線をパ
ターニングする場合に多大の効果があり、MIS型半導
体装置やCCD撮像装置等の高集積化、高信頼性化へ寄
与する意義は大きい。
ブハーフミクロンクラスの微細なゲート電極・配線をパ
ターニングする場合に多大の効果があり、MIS型半導
体装置やCCD撮像装置等の高集積化、高信頼性化へ寄
与する意義は大きい。
【図1】本発明を適用した実施例1および実施例2のド
ライエッチング方法をその工程順に説明する概略断面図
であり、(a)は多結晶シリコンからなる被エッチング
層上にレジストマスクを形成した状態、(b)は多結晶
シリコンからなる被エッチング層をテーパー状断面にパ
ターニングした状態である。
ライエッチング方法をその工程順に説明する概略断面図
であり、(a)は多結晶シリコンからなる被エッチング
層上にレジストマスクを形成した状態、(b)は多結晶
シリコンからなる被エッチング層をテーパー状断面にパ
ターニングした状態である。
【図2】本発明を適用した実施例1および実施例2のド
ライエッチング方法における被エッチング基板温度およ
び側壁保護膜の堆積量を、被エッチング基板の直径方向
の位置について示す図である。
ライエッチング方法における被エッチング基板温度およ
び側壁保護膜の堆積量を、被エッチング基板の直径方向
の位置について示す図である。
【図3】本発明を適用した実施例1および実施例2のド
ライエッチング方法に適用したドライエッチング装置の
一構成例を示す図であり、(a)はその概略断面図、
(b)は基板ステージ部分を拡大した概略断面図であ
る。
ライエッチング方法に適用したドライエッチング装置の
一構成例を示す図であり、(a)はその概略断面図、
(b)は基板ステージ部分を拡大した概略断面図であ
る。
【図4】従来のドライエッチング方法における被エッチ
ング基板温度および側壁保護膜の堆積量を、被エッチン
グ基板の直径方向の位置について示す図である。
ング基板温度および側壁保護膜の堆積量を、被エッチン
グ基板の直径方向の位置について示す図である。
【図5】従来のドライエッチング方法をその工程順に説
明する概略断面図であり、(a)は多結晶シリコンから
なる被エッチング層上にレジストマスクを形成した状
態、(b)は多結晶シリコンからなる被エッチング層を
テーパー状断面にパターニングした状態である。
明する概略断面図であり、(a)は多結晶シリコンから
なる被エッチング層上にレジストマスクを形成した状
態、(b)は多結晶シリコンからなる被エッチング層を
テーパー状断面にパターニングした状態である。
1 半導体基板 2 絶縁層 3 多結晶シリコン層 3a、3b 多結晶シリコンパターン 4 レジストマスク 5a、5b 側壁保護膜 11 マイクロ波導波管 12 ソレノイドコイル 13 べルジャ 14 クランパ 15 被エッチング基板 16 熱伝導ガス導入孔 17 基板ステージ 18 静電チャック
Claims (4)
- 【請求項1】 冷却された基板ステージ上面から被エッ
チング基板下面に向けて熱伝導ガスを流出することによ
り、前記被エッチング基板の温度を制御するとともに、 F系以外のハロゲン系ガスとO系ガスを含む混合ガスに
よりSi系材料層をパターニングするドライエッチング
方法であって、 該熱伝導ガスは、希ガスとO系ガスを含むことを特徴と
するドライエッチング方法。 - 【請求項2】 冷却された基板ステージ上面から被エッ
チング基板下面に向けて熱伝導ガスを流出することによ
り、前記被エッチング基板の温度を制御するとともに、 F系以外のハロゲン系ガスとO系ガスを含む混合ガスに
よりSi系材料層をパターニングするドライエッチング
方法であって、 該熱伝導ガスは、希ガスとN系ガスを含むことを特徴と
するドライエッチング方法。 - 【請求項3】 Si系材料層の加工断面を順テーパー形
状にパターニングすることを特徴とする、請求項1また
は2記載のドライエッチング方法。 - 【請求項4】 Si系材料層は、単結晶シリコン、多結
晶シリコン、非晶質シリコン、高融点金属シリサイドお
よび高融点金属層ポリサイドからなる群から選ばれる少
なくとも1種であることを特徴とする、請求項1または
2記載のプラズマエッチング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17454994A JPH0845902A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | ドライエッチング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17454994A JPH0845902A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | ドライエッチング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0845902A true JPH0845902A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=15980504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17454994A Pending JPH0845902A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | ドライエッチング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0845902A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100447109B1 (ko) * | 2001-12-29 | 2004-09-04 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 메모리장치의 스토리지노드 전극용 콘택 식각방법 |
-
1994
- 1994-07-26 JP JP17454994A patent/JPH0845902A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100447109B1 (ko) * | 2001-12-29 | 2004-09-04 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체 메모리장치의 스토리지노드 전극용 콘택 식각방법 |
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