JPH084598Y2 - 自動粘度測定装置 - Google Patents

自動粘度測定装置

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JPH084598Y2
JPH084598Y2 JP1989145781U JP14578189U JPH084598Y2 JP H084598 Y2 JPH084598 Y2 JP H084598Y2 JP 1989145781 U JP1989145781 U JP 1989145781U JP 14578189 U JP14578189 U JP 14578189U JP H084598 Y2 JPH084598 Y2 JP H084598Y2
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liquid
tank
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寿人 四方
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動粘度測定装置に係り、特にカップの孔
部から流出する液体の流出時間を計測する形式の自動粘
度測定装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より液体の粘度測定は、一定容量の液体が所定径
の孔部から流出する時間を計測する形式、あるいは液体
中で所定形状のシャフトを回転させ、この時の回転トル
クを計測する形式等種々の形式がある。このうち、前者
は底部に孔部が形成されたカップを液体中から引き上げ
ると同時に時間計測を開始し、液体の流出を目視で観察
して液体の流出が終了した時点で時間計測を停止するこ
とにより粘度を測定するものである。また、後者は測定
装置の下部に装着したシャフトを液体中に所定の深さま
で沈めて回転させ、この時の回転トルクを計測すること
により粘度を測定するものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述の一定容量の液体が所定径の孔部
から流出する時間を計測する形式では、測定操作が手動
であるために操作が煩雑であり、また測定者による測定
誤差が生じやすいという問題があった。また、回転トル
クを計測する形式では、例えばグラビアインキのように
溶剤の蒸発が早く粘度変化が生じ易い液体に対しては、
測定誤差が生じたり、あるいはグラビアインキの色替え
に際して測定器具の洗浄が面倒であるという問題があっ
た。
本考案は、このような事情に鑑み創案されたものであ
り、グラビアインキのように乾燥の早い液体であっても
容易かつ正確に粘度の測定が行えるとともに、測定対象
である溶液が変わっても測定器具の洗浄が容易な自動粘
度測定装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するために、本考案は一定容量
の液体が所定径の孔部12から流出する時間を計測するこ
とにより該液体の粘度を測定する自動粘度測定装置1に
おいて、前記液体の循環系内に配設された液体採取タン
ク20と、該液体採取タンク20の下流側に連設されたサブ
タンク25と、上部に切欠部22を有しそれよりも下方に流
出口23を有する前記液体採取タンク20と上記サブタンク
25との間に設けられた隔壁21と、前記液体採取タンク20
の近傍に設けられた溶剤を溜めた洗浄タンク30と、底部
に孔部12を有するカップ11と、このカップ11を前記液体
採取タンク20と前記洗浄タンク30間で往復移動させると
ともに前記液体採取タンク20内あるいは前記洗浄タンク
30内において上下移動させるための搬送装置14と、該搬
送装置14により前記カップ11が前記液体採取タンク20内
に入ったときに前記流出口23を塞いで液面を該カップ11
の口よりも上昇させる該搬送装置14に連動する遮蔽板13
と、前記カップ11の孔部12から流出する液体と交差する
ように測定光を照射する光源41と、該光源41から発せら
れた測定光を受光して電気信号に変換する光検出器42
と、この光検出器42からの電気信号に基づいて前記液体
の粘度を表示する表示部44とを備えた構成とした。
〔作用〕
カップ11が搬送装置14により液体採取タンク20内に降
下すると、遮蔽板13も降下し隔壁の流出口23を遮蔽す
る。このため、液体採取タンク20内の液面が上昇し、カ
ップ11の口からカップ11内に液体が流入する。また、液
体採取タンク20内でオーバーフローする液体は隔壁21の
切欠部22らサブタンク25内に流入し、そこから循環系中
に戻る。
液体採取タンク20から該液体を内部に満たしたカップ
11が搬送装置14により引き上げられると、光源41から光
検出器42に向かって照射されている測定光が、カップ11
およびこのカップ底部の孔部12から流出している溶液に
より遮られ、カップ底部の孔部12からの液体流出が完了
すると同時に前記測定光は再度光検出器42に照射され、
この光検出器42からの電気信号に基づいて表示部44が前
記液体の粘度を表示する。
カップ11及び遮蔽板13が液体採取タンク20の上方に復
帰すると、流出口23が開いて液体採取タンク20内の液体
がサブタンク25内に流出する。このため粘度測定以外の
時に液体採取タンク20内に液体が滞留しないようにしそ
のデッドスペース化を防止することができる。
液体採取タンク20から出たカップ11は搬送装置14によ
り洗浄タンク30の上方に移動し洗浄タンク30内に降下し
溶剤で洗浄される。カップは洗浄タンク30の溶剤中を上
下動し、溶剤が孔部12を通ってカップ内外を行き来す
る。また、次の粘度測定までの間、該カップは溶剤中に
浸漬されたまま待機する。これにより、孔部12の目詰ま
りが防止され、洗浄効果が高められる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図は、本考案の実施例を説明するためのグラビア
印刷機の印刷ユニットの概略斜視図である。第1図にお
いて、印刷ユニットはインキパン2と、このインキパン
2に供給されたグラビアインキを被印刷物に印刷するた
めの版胴4と、インキパン2から回収されたグラビアイ
ンキを保持するインキタンク6と、インキタンク6から
インキパン2へグラビアインキを循環供給するためのポ
ンプ8とを備え、インキパン2→インキタンク6→イン
キパン2のインキ循環系の内、インキパン2からインキ
タンク6への循環系内に本考案の自動粘度測定装置1が
配設されている。
第2図は、自動粘度測定装置1の斜視図である。第2
図において、自動粘度測定装置1はカップ11、カップ11
を上下および左右に移動させるための搬送装置14、イン
キパン2からインキタンク6への循環系内に位置しカッ
プ11によるインキ採取が行われるインキ採取タンク20、
インキ採取タンク20と連設されているサブタンク25と洗
浄タンク30、および計測装置40とを備えている。
カップ11は底部に孔部12を、側方にインキ遮蔽板13を
それぞれ有し、コの字型のアーム15を介して搬送装置14
の昇降シリンダー16のシリンダーシャフト16aに支持さ
れている。インキ遮蔽板13はカップ11からアーム15と反
対側に突出した支持棒13aに垂設されている。昇降シリ
ンダー16はシリンダーシャフト16aを上下動させるとと
もに、左右動シリンダー17により左右に往復移動させ
る。したがって、カップ11は上下、左右にそれぞれ移動
可能とされている。このようなカップ11としては、岩田
カップ、ザーンカップ等を使用することができる。
インキ採取タンク20は、インキパン2からインキタン
ク6への循環系内に位置するとともに、左右動シリンダ
ー17の片側(図示例では左側)近傍に位置し、カップ11
がこのインキ採取タンク20内を昇降できるように配設さ
れている。そして、このインキ採取タンク20から左右動
シリンダー17と反対側に連設されているサブタンク25と
の隔壁21は、第3図に示されるように、上部に略V字形
の切欠部22と、その下方に設けられた流出口23とを有し
ている。このサブタンク25はインキ出口26をインキ採取
タンク20と反対側の下方に有し、このインキ出口26から
グラビアインキはインキタンク6に送られる。また、洗
浄タンク30はインキ採取タンク20に連設されるとともに
左右動シリンダ17の他端側近傍に位置し、カップ11がこ
の洗浄タンク30内を昇降できるように配設されている。
計測装置40は、インキ採取タンク20の上端部に配設さ
れている光源41と、光源41から照射された測定光を受光
するように洗浄タンク30の上端部に配設された光検出器
42とを有している。そして、光源41と光検出器42は、光
源41から照射された測定光が、インキ採取タンク20の上
方に位置するカップ11の孔部12から流出するインキと交
差するように配設されている。光源41としては、コヒー
レント光源、インコヒーレント光源いずれであってもよ
い。コヒーレント光源としては、半導体レーザー、イオ
ンレーザー、色素レーザー等の公知の種々のレーザーを
用いることができる。また、インコヒーレント光源とし
ては、種々の可視光線、紫外線光源、赤外線光源を用い
ることができる。また、光検出器42としては、光電管、
Se,Ge,Si,InP,InGaAs系等のPINフォトダイオード、アバ
ランシェフォトダイオード等のフォトダイオード、フォ
トトランジスタ、CdS,CdSe,PbS光導電素子等の受光素子
の中から光源の波長(およびそのスペクトル)、強度等
に対応して選択することができる。このような光源41と
光検出器42の組み合わせの中で、GaP系,GaAlAs系,InGaA
sP系等の発光ダイオード等の赤外線光源とこれに対応す
る受光素子の組み合わせが好ましい。また、光検出器42
にはA/D変換器43が接続され光検出器42から送られてく
る電気信号の変換を行うとともに、A/D変換器43にはデ
ジタル表示機44が接続されている。本考案では、このよ
うに粘度の測定結果を電気信号に変えて出力するため、
インキ粘度変動に対する警報回路を組み込んだり、粘度
の連続的記録、自動的な粘度コントロール等が容易とな
る。
つぎに、本考案の自動粘度測定装置の動作を第4図を
参照しながら説明する。
グラビアインキは図示されないパイプによりインキパ
ン2からインキ採取タンク20に流入され、隔壁21の流出
口23からサブタンク25に流れている(第4図(A))。
そして、シリンダーシャフト16aが下がってカップ11が
インキ採取タンク20内に降下すると、隔壁21の切欠部22
に支持棒13aの先端部が係合するとともに、隔壁21の流
出口23はインキ遮蔽板13によって塞がれる(第4図
(B))。このため、インキ採取タンク20内のインキの
液面は流出口23より上方にまで達し、カップ11内にイン
キが満たされる(第4図(C))。この時、インキは切
欠部22からオーバーフローしてサブタンク25に流れるこ
とができ、インキがインキ採取タンク20から外面に溢れ
出すのを防止する。つぎに、シリンダーシャフト16aが
上りカップ11がインキ採取タンク20内から上昇すると、
まずカップ11により光源41からの測定光が遮られ(第4
図(D))、続いて、カップが測定光より上に達した後
はカップ11の孔部12から流出するインキにより測定光は
遮られた状態にある(第4図(E))。そして、測定光
がカップ11で遮られた時点から時間計測を開始し、イン
キの流出がほぼ終了して滴下状態になり最初に測定光が
光検出器42に達した時点で時計計測を終了する。そし
て、この時間測定のデータをもとにデジタル表示機44に
インキの粘度が表示される。つぎの、左右動シリンダー
17によりカップ11がインキ採取タンク20の上方から洗浄
タンク30の上方に移動する(第4図(F))。そして、
カップ11は洗浄タンク30内に降下し、洗浄タンク30内で
溶剤により洗浄され、その後、つぎの粘度測定にために
待機する(第4図(G))。つぎの粘度測定が開始され
ると、カップ11は再び上昇してインキ採取タンク20の上
方に移動し、上述の操作が繰り返される。
上述の動作を第5図のタイミングチャートを参照して
さらに詳しく説明する。第5図(A)〜(D)の横軸は
時間を表し、縦軸はそれぞれ光検出器42の出力(A)、
時間計測のON,OFF(B),カップの垂直位置(C)、カ
ップの水平位置(D)を表す。まず、洗浄タンク30内で
溶剤により洗浄されたカップ11は上昇し(第5図(C)
の)、つぎにカップ11はインキ採取タンク20の上方に
移動する(第5図(D)の=)。インキ採取タンク
20の上方に達したカップ11はインキ採取タンク20内に降
下し(第5図(C)の)、このとき、同時に光源41か
らの測定光がカップ11により遮られるので、光検出器42
の出力が一時的に低下する(第5図(A)の)。そし
て、時間TIが経過し上述のようにインキが充填されたカ
ップ11がインキ採取タンク20内から上昇すると(第5図
(C)の)、まずカップ11により光源41からの測定光
が遮られ(第5図(A))、これと同時に時間計測が
ONとなる(第5図(B)の)。カップが測定光位置よ
り上に達した後は、カップ11の孔部12から流出するイン
キにより測定光は遮られた状態にあり、インキの流出が
ほぼ終了してインキ流出が最初に途切れた瞬間に測定光
は光検出器42に照射され、光検出器42の出力が一時的に
上昇する(第5図(A)の)。この時点で時間計測が
OFFとなり(第5図(B)の)、流出インキによる測
定光遮断時間TV(粘度)が測定される。カップ11からの
インキ流出はその後滴下状態となり光検出器42の出力は
断続的に上下(第5図(A)の)するが、粘度測定に
はこの段階は無視する(第5図(B)の)。カップ11
からのインキ流出が完全の終了した後、カップ11がイン
キ採取タンク20の上方から洗浄タンク30の上方に移動す
る(第5図(D)の)。そして、カップ11は洗浄タン
ク30内に降下し(第5図(C)の)、洗浄タンク30内
で溶剤により洗浄され、つぎの粘度測定のためにTs時間
待機する。
上記のTI,Tsは、カップ11の種類、測定インキの種
類、粘度(TV)、溶剤の種類、粘度により異なるが、カ
ップが岩田カップで、インキが粘度TV=10〜20秒の通常
のグラビアインキであり、溶剤がトルエン、酢酸エチ
ル、メチルエチルケトン等の通常の溶剤(粘度=10秒以
下)の場合、TI=5〜10秒,Ts=10〜15秒程度である。
また、測定サイクルTpはインキ粘度管理の頻度やTI,
Ts,TVにより適宜決定することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、カップが搬送装置により液体採取タ
ンク内に降下した後液体採取タンク内の液面が上昇しカ
ップの口からカップ内に液体が流入するので、カップを
ただ単に液中に降下させたりカップ内に液体をノズルか
ら注入したりする場合に比し液体の充填がより迅速かつ
円滑になされ、また液体の飛散も少ない。また、液体採
取タンク内で増加する液体は切欠部から流出しサブタン
クに受け止められるので、液体が液体採取タンクから溢
れ出ることによる損失、及び周辺の汚染も防止される。
また、カップ及び遮蔽板が液体採取タンクの上方に復帰
すると流出口が開いて液体採取タンク内の液体がサブタ
ンク内に流出し、循環系の中を循環するので、粘度測定
以外の時に液体採取タンク内に液体が滞留しないように
し、そのデッドスペース化を防止することができる。さ
らに、液体採取タンクから出たカップは搬送装置により
洗浄タンクの上方に移動し洗浄タンク内に降下し溶剤で
洗浄され、その際カップは洗浄タンクの溶剤中を上下動
し溶剤の流れが孔部及びカップの外周部を通ってカップ
内外を行き来する。また、その効果に加えて、次の測定
迄の間、カップは溶剤中に浸漬されたまま放置されるの
で、その間に付着インキは溶出する時間的余裕が十分有
るので、洗浄効果が高められ孔部の目詰まりが防止さ
れ、精度の良い粘度測定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を説明するためのグラビア印刷
機の印刷ユニットの概略斜視図、第2図は自動粘度測定
装置の斜視図、第3図は隔壁の正面図、第4図(A)乃
至(G)は本考案の自動粘度測定装置の動作説明図、第
5図(A)乃至(D)は本考案の自動粘度測定装置の動
作タイミングチャートである。 1…自動粘度測定装置、2…インキパン、6…インキタ
ンク、11…カップ、12…孔部、13…インキ遮蔽板、14…
搬送装置、16…昇降シリンダー、17…左右動シリンダ
ー、20…インキ採取タンク、25…サブタンク、30…洗浄
タンク、40…計測装置、41…光源、42…光検出器、43…
A/D変換器、44…デジタル表示機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定容量の液体が所定径の孔部から流出す
    る時間を計測することにより該液体の粘度を測定する自
    動粘度測定装置において、前記液体の循環系内に配設さ
    れた液体採取タンクと、該液体採取タンクの下流側に連
    設されたサブタンクと、上部に切欠部を有しそれよりも
    下方に流出口を有する前記液体採取タンクと上記サブタ
    ンクとの間に設けられた隔壁と、前記液体採取タンクの
    近傍に設けられた溶剤を溜めた洗浄タンクと、底部に孔
    部を有するカップと、このカップを前記液体採取タンク
    と前記洗浄タンク間で往復移動させるとともに前記液体
    採取タンク内あるいは前記洗浄タンク内において上下移
    動させるための搬送装置と、該搬送装置により前記カッ
    プが前記液体採取タンク内に入ったときに前記流出口を
    塞いで液面を該カップの口よりも上昇させる該搬送装置
    に連動する遮蔽板と、前記カップの孔部から流出する液
    体と交差するように測定光を照射する光源と、該光源か
    ら発せられた測定光を受光して電気信号に変換する光検
    出器と、この光検出器からの電気信号に基づいて前記液
    体の粘度を表示する表示部とを備えたことを特徴とする
    自動粘度測定装置。
JP1989145781U 1989-12-18 1989-12-18 自動粘度測定装置 Expired - Lifetime JPH084598Y2 (ja)

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