JPH084653Y2 - コイル用平角電線 - Google Patents

コイル用平角電線

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JPH084653Y2
JPH084653Y2 JP1990053223U JP5322390U JPH084653Y2 JP H084653 Y2 JPH084653 Y2 JP H084653Y2 JP 1990053223 U JP1990053223 U JP 1990053223U JP 5322390 U JP5322390 U JP 5322390U JP H084653 Y2 JPH084653 Y2 JP H084653Y2
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JP
Japan
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coil
wire
insulating
outer peripheral
wires
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JP1990053223U
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JPH03118509U (ja
Inventor
徹 益田
功 大竹
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えば、電子機器の高周波回路や電磁調理器
等に使用される高周波用コイルを製造する線材として使
用するのに適するコイル用平角電線に関するものであ
る。
(従来の技術) 近年、電子機器、電磁機器の効率化、小型化を目的と
して、使用される電気の高周波化が進められている。高
周波電流をコイルに流す場合は電線の表皮効果、近接効
果等の影響が大きくなる。この影響を少なくするため、
従来はコイルの線材として複数本の素線(例えばエナメ
ル線)を同心撚り又は集合撚りしたリッツ線とか、その
撚線を矩形に押潰したリッツ線とか、それらの撚線の外
周に綿糸、絹糸、樹脂糸等の繊維を巻いて絶縁被覆した
ものや押出し法により樹脂絶縁したリッツ線が使用され
ている。ちなみに、リッツ線の外周に更に外周絶縁被覆
を施すのは、耐電圧を向上させるためと、電線をコイル
に加工する時にリッツ線を構成する素線にキズが付くの
を防ぐため、いわゆる耐加工性の向上などのためであ
る。リッツ線のうち外周絶縁層を押出し法により樹脂絶
縁を施して形成したものは、耐電圧、耐加工性に特に優
れた特性を有する。
(考案が解決しようとする課題) しかし、前記リッツ線は次のような問題があった。
.リッツ線のうち共通絶縁層を押出し法により樹脂絶
縁を施して形成したものは、素線が8本以上になると撚
り加工後の巻付けや押出し加工中の絞り込み等で撚りが
変形し、電気特性が低下するという欠点が生ずる。この
ため現状では撚りの変形が少ない7本同心撚りのリッツ
線までしか製造できず、それ以上本数の多いものは製造
できなかった。
.断面形状が円形のリッツ線では、矩形のものに比し
てコイルにした時の電線の占積率が悪く、コイルが大型
化し、それを使用した電子機器や電磁機器の小型化が阻
害される。
.前記撚線を押潰して矩形にしたリッツ線では、同撚
線の押潰し時に撚りが変形したりばらけたりし易く、ま
た素線の絶縁に傷が付くことがあり、そのようになると
電気特性が低下するばかりでなく、リッツ線の長さ方向
の形状が不均一になり、コイルにしたときの形状が安定
せず、また占積率も悪い。
加えて撚線を押潰して矩形にしたリッツ線では、押潰
し時に撚りが変形したりばらけたりし易いうえ、撚線で
あり可撓性が大であるため、外周絶縁を均一に施すこと
が難しく、この点でも電気特性が低下する。
(考案の目的) 本考案の目的は前記のような諸問題がなく、高周波用
コイルの線材として使用するのに適するコイル用平角電
線を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案のコイル用平角電線は、第2図のようにコイル
用導線1の外周面に絶縁皮膜2を有する絶縁素線3が、
その絶縁皮膜2が接触するように一平面内に多数本平行
に並べられ、この絶縁素線3の接触する絶縁皮膜2が相
互に接着されてなるシート状の多本平行線4を、第1
図、第3図(a)のようにその絶縁皮膜2が接触するよ
うに直接重ねて二枚以上積層して断面形状が矩形の積層
体6を形成し、第1図のようにその積層体6の外周の全
面に又は第3図(a)のように長手方向に間隔をあけて
部分的に積層体6の外形に添って断面形状が矩形になる
ように外周絶縁被覆層5が形成されてなるものである。
(作用) 本考案のコイル用平角電線では、絶縁皮膜2を有する
絶縁素線3を一平面内に平行に多数本並べて互いに接着
させてシート状に成形した多本平行線4を、多数枚重ね
て断面形状が矩形の積層体6を形成し、その外周の全面
に又は適宜間隔をあけて部分的に積層体6の外形に添っ
て断面形状が矩形になるように外周絶縁被覆層5が施さ
れてなるので、従来の撚線の外周に直接絶縁層を施した
リッツ線のように、撚り加工後の素線のばらけや変形の
発生がなく、共通絶縁が安定する。また、二枚以上の多
本平行線4を断面形状が矩形になるように積層してなる
ので、コイルとしたときの占積率が向上し、コイルの形
状が安定する。また、外周絶縁被覆層5がコイル状に巻
くことが可能な可撓性を備えてなるので、コイルの成形
が容易になる。本考案のうち多本平行線4の積層体6の
外周に間隔をあけて部分的に外周絶縁被覆層5が施され
たコイル用平角電線では、可撓性に優れるので特にコイ
ル状に巻き易い。また、第3図(b)のようにコイルに
したときに外周絶縁被覆層5が施されていない部分に隙
間7ができるため、同コイルの通電時の発熱が同隙間7
を通して外部に放散され、コイルの特性や寿命が向上す
る。
(実施例) 第1図は本考案のコイル用平角電線の一実施例であ
り、これは多本平行線4を断面形状が矩形になるように
二枚以上積層し、その外周に外周絶縁被覆層5が全面に
わたって形成されている。この場合、積層する複数枚の
多本平行線4として幅の同じものを使用して積層体6の
断面形状を矩形にしてある。前記の外周絶縁被覆層5は
例えば押出し法によって形成される。外周絶縁被覆層5
の材質は紙、フィルム、繊維等であってもよい。外周絶
縁被覆層5は樹脂による押出し法により形成してもよ
く、そのようにすれば耐電圧、耐加工性の向上とコイル
巻作業性が向上する。
第2図に示すものは前記多本平行線4の一例であり、
これはコイル用導線1の外周面がエナメル等による絶縁
皮膜2で被覆されている絶縁素線3を、一平面内に多数
本平行に並べて、互いに接触する絶縁素線3の絶縁皮膜
2を相互を接着してシート状に成形してある。
前記絶縁素線3はコイル用導線1の断面形状が矩形の
ものであってもよい。コイル用導線1の材質は銅、銀、
アルミ、又は銅クラッドアルミ等の高周波用コイルに適
するものが望ましい。
第3(a)は本考案のコイル用平角電線の異なる実施
例であり、これは前記と同様にして多本平行線4を断面
形状が矩形になるように二枚以上積層して積層体6を形
成し、その外周長手方向に適宜間隔ごとに外周絶縁被覆
層5が施されている。この実施例では帯状の外周絶縁被
覆層5が螺旋状に巻き付けられている。外周絶縁被覆層
5の材質は綿糸、絹糸、テトロン(商品名)等の繊維、
紙、テープ、フィルム等の絶縁物であり、それが施され
た積層体6をコイル状に巻くことができるように可撓性
のあるものであれば何でもよい。いずれの場合も外周絶
縁被覆層5は積層体6の外形に添って施して、断面形状
を矩形に形成してある。
第3図(b)はこのコイル用平角電線を電磁調理器用
のコイルに巻いたものであるが、本考案のコイル用平角
電線では前記絶縁素線3同士が固着されてコイルの形状
が安定するように絶縁ワニスを含浸させてもよい。
(考案の効果) 本考案のコイル用平角電線は次のような効果がある。
.断面形状が平角形状であるため、コイルにした場合
の占積率が向上し、コイルの小型化が可能となる。
.多本平行線4を用いるので非撚線機化することがで
きる。また、素線が8本以上でも押出し法により樹脂に
よる外周絶縁被覆層5を形成することが可能となる。ち
なみに、素線が8本以上のものは電線の電流容量や周波
数特性の面で重要であり、需要が高い。
.外周に絶縁皮膜2を有する絶縁素線3をその絶縁皮
膜2が接触するように一平面内に多数本平行に並べ、そ
の接触する絶縁皮膜2を相互に接着してシート状の多本
平行線4としてなるので、絶縁素線3がばらけることが
なく、シートの定形性が確保され、積層し易くなる。
.多本平行線4を直接重ねてあるため積層体6の形状
も安定し、外周絶縁被覆層5を施するときに、形崩れし
にくく、外周絶縁被覆層5を施し易い。
.本考案のコイル用平角電線では、多本平行線4を用
いるので非撚線化することができ、絶縁素線3の絶縁被
覆2が傷付くトラブルを回避できる。また外周絶縁絶縁
被覆層5を均一に施すことができる。本考案によれば、
電気特性に優れたコイル用平角電線を提供できる。
.多本平行線4の積層体6の外周の長手方向に外周絶
縁被覆層5が適宜間隔ごとに施されたコイル用平角電線
では、可撓性に優れるので特にコイル状に巻き易い。ま
た、コイル巻きしたときに外周絶縁被覆層5が施されて
いない部分に絶縁電線3の間に隙間7ができるので、同
コイルの通電時の発熱が隙間7に放散してコイルの特性
や寿命が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコイル用平角電線の一実施例を示す説
明図、第2図は同電線に使用される多本平行線の一実施
例を示す説明図、第3図(a)は本考案のコイル用平角
電線の他の実施例を示す説明図、同図(b)は同電線を
巻いてコイルにした状態の平面図である。 1は導体 2は絶縁皮膜 3は絶縁電線 4は多本平行線 5は外周絶縁被覆層 6は絶縁体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイル用導線1の外周面に絶縁皮膜2を有
    する絶縁素線3が、その絶縁皮膜2が接触するように一
    平面内に多数本平行に並べられ、この絶縁素線3の接触
    する絶縁皮膜2が相互に接着されてなるシート状の多本
    平行線4を、その絶縁皮膜2が接触するように直接重ね
    て二枚以上積層して断面形状が矩形の積層体6を形成
    し、その積層体6の外周の全面に又は長手方向に間隔を
    あけて部分的に積層体6の外形に添って断面形状が矩形
    になるように外周絶縁被覆層5を形成したことを特徴と
    するコイル用平角電線。
JP1990053223U 1990-01-24 1990-05-22 コイル用平角電線 Expired - Lifetime JPH084653Y2 (ja)

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JP557190 1990-01-24
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