JPH0846556A - 信号処理装置 - Google Patents
信号処理装置Info
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- JPH0846556A JPH0846556A JP17730394A JP17730394A JPH0846556A JP H0846556 A JPH0846556 A JP H0846556A JP 17730394 A JP17730394 A JP 17730394A JP 17730394 A JP17730394 A JP 17730394A JP H0846556 A JPH0846556 A JP H0846556A
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- Japan
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- band
- signal
- echo
- end speech
- impulse response
- Prior art date
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- Pending
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- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】信号処理装置に要する演算量を低減する。
【構成】分離部12は遠端通話路側より入力する符号化
され多重化された受信信号を各帯域の受信信号に分離し
て帯域分割復号器13に出力する。帯域分割復号器13
は各帯域の受信信号を復号して帯域分割エコー消去部3
および帯域合成処理14に出力する。帯域合成処理部1
4は、各帯域の受信信号を合成して近端通話路へ出力す
る。帯域分割処理部9は受信信号のエコーを含む送信信
号を複数の帯域に分割して帯域分割エコー消去部3に出
力する。帯域分割エコー消去部3は帯域ごとにエコー消
去を行い、エコー消去後の信号を帯域分割して多重部1
1へ出力する。
され多重化された受信信号を各帯域の受信信号に分離し
て帯域分割復号器13に出力する。帯域分割復号器13
は各帯域の受信信号を復号して帯域分割エコー消去部3
および帯域合成処理14に出力する。帯域合成処理部1
4は、各帯域の受信信号を合成して近端通話路へ出力す
る。帯域分割処理部9は受信信号のエコーを含む送信信
号を複数の帯域に分割して帯域分割エコー消去部3に出
力する。帯域分割エコー消去部3は帯域ごとにエコー消
去を行い、エコー消去後の信号を帯域分割して多重部1
1へ出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は音声会議通信システ
ム、あるいは長距離通信システムなどに使用される音声
またはオーディオ信号の信号処理装置に関するものであ
る。
ム、あるいは長距離通信システムなどに使用される音声
またはオーディオ信号の信号処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】通信衛星や海底ケーブルなどを用いた長
距離電話通信においては、回線の2線/4線変換部にお
けるインピーダンス不整合により発生するエコーが通話
品質を劣化させる。また音声会議通信システムや拡声電
話機などではスピーカからの出力信号が室内で反射し、
マイクロフォンに回り込むことによって生じるエコーが
快適な通話を妨げる。たとえば、遠隔音声会議で自端末
と相手端末を伝送路を介して接続しいる状態で、相手端
末の話者が話すと音声はマイクロフォンより入力され、
長い伝送路を経て自端末にとどき、自端末で相手端末か
らの音声(受信信号)がスピーカからマイクロフォンに
まわり込み、長い伝送路を経て相手端末に遅れてとどく
と、相手端末の話者にエコーが聞こえ、話しずらくな
る。
距離電話通信においては、回線の2線/4線変換部にお
けるインピーダンス不整合により発生するエコーが通話
品質を劣化させる。また音声会議通信システムや拡声電
話機などではスピーカからの出力信号が室内で反射し、
マイクロフォンに回り込むことによって生じるエコーが
快適な通話を妨げる。たとえば、遠隔音声会議で自端末
と相手端末を伝送路を介して接続しいる状態で、相手端
末の話者が話すと音声はマイクロフォンより入力され、
長い伝送路を経て自端末にとどき、自端末で相手端末か
らの音声(受信信号)がスピーカからマイクロフォンに
まわり込み、長い伝送路を経て相手端末に遅れてとどく
と、相手端末の話者にエコーが聞こえ、話しずらくな
る。
【0003】エコーキャンセラはこのエコーを消去しよ
うとするもので、相手端末でエコーが聞こえないように
するため、自端末と伝送路の間にエコーキャンセラを設
置する。エコーキャンセラは、相手端末からの音声(受
信信号)が自端末のスピーカからマイクロフォンにまわ
り込んだ音声(エコー)と、自端末の話者の音声とが合
成された送信信号を入力し、相手端末からの受信信号を
もとに擬似エコーを生成し、送信信号からこの擬似エコ
ーを減じることによりエコーを除去した信号(残差信
号)を相手端末に送る。これにより相手端末の話者にエ
コーが聞こえなくなる。
うとするもので、相手端末でエコーが聞こえないように
するため、自端末と伝送路の間にエコーキャンセラを設
置する。エコーキャンセラは、相手端末からの音声(受
信信号)が自端末のスピーカからマイクロフォンにまわ
り込んだ音声(エコー)と、自端末の話者の音声とが合
成された送信信号を入力し、相手端末からの受信信号を
もとに擬似エコーを生成し、送信信号からこの擬似エコ
ーを減じることによりエコーを除去した信号(残差信
号)を相手端末に送る。これにより相手端末の話者にエ
コーが聞こえなくなる。
【0004】自端末の話者の場合も同様で、自端末の音
声は相手端末と伝送路の間に設置したエコーキャンセラ
で自端末の話者のエコーを除去できる。また、同時に自
端末と相手端末の両方の話者が同時に話す場合でも同様
にそれぞれ相手の端末と伝送路の間に設置されたエコー
キャンセラでエコー消去が行われる。擬似エコーは、エ
コーキャンセラの受信信号出力から送信信号入力に至る
エコー経路のインパルス応答特性と等しい特性を持つフ
ィルタに受信信号を通すことにより得られ、これを送信
信号から減算すればエコーを消去できる。エコーキャン
セラはエコー経路のインパルス応答を推定し、このイン
パルス応答推定値と過去の受信信号系列との積和演算を
行うことによって、受信信号のフィルタリングを行う。
ここで、エコーキャンセラ内に、Nサンプルのインパル
ス応答推定値と過去Nサンプル分の受信信号が蓄えら
れ、N回の積和演算が行われるものとすると、このよう
な積和演算によって実現されるフィルタは、Nサンプル
なる有限のインパルス応答を持つフィルタであるため、
FIR(Finite Impulse Response)フィルタと呼ばれ
る。
声は相手端末と伝送路の間に設置したエコーキャンセラ
で自端末の話者のエコーを除去できる。また、同時に自
端末と相手端末の両方の話者が同時に話す場合でも同様
にそれぞれ相手の端末と伝送路の間に設置されたエコー
キャンセラでエコー消去が行われる。擬似エコーは、エ
コーキャンセラの受信信号出力から送信信号入力に至る
エコー経路のインパルス応答特性と等しい特性を持つフ
ィルタに受信信号を通すことにより得られ、これを送信
信号から減算すればエコーを消去できる。エコーキャン
セラはエコー経路のインパルス応答を推定し、このイン
パルス応答推定値と過去の受信信号系列との積和演算を
行うことによって、受信信号のフィルタリングを行う。
ここで、エコーキャンセラ内に、Nサンプルのインパル
ス応答推定値と過去Nサンプル分の受信信号が蓄えら
れ、N回の積和演算が行われるものとすると、このよう
な積和演算によって実現されるフィルタは、Nサンプル
なる有限のインパルス応答を持つフィルタであるため、
FIR(Finite Impulse Response)フィルタと呼ばれ
る。
【0005】エコー経路が線形のシステムであるとすれ
ば、その特性はインパルス応答によって一意に定まるも
のであるため、エコー経路のインパルス応答とエコーキ
ャンセラによって推定されたインパルス応答が等しい場
合に、このFIRフィルタが出力する擬似エコーとエコ
ー経路で発生するエコー信号とは等しくなりエコーキャ
ンセラは、この擬似エコーを送信信号から減算すること
によりエコーを消去できる。しかし、推定されたインパ
ルス応答が実際のエコー経路のインパルス応答と差があ
った場合にはエコーを消去できず残留エコーが生じる。
エコーキャンセラのインパルス応答は、送信信号から擬
似エコーを減じた残差信号と受信信号とにより、実際の
エコー経路のインパルス応答との差を推定し、実際のエ
コー経路のインパルス応答に近ずけるよう動作する。
ば、その特性はインパルス応答によって一意に定まるも
のであるため、エコー経路のインパルス応答とエコーキ
ャンセラによって推定されたインパルス応答が等しい場
合に、このFIRフィルタが出力する擬似エコーとエコ
ー経路で発生するエコー信号とは等しくなりエコーキャ
ンセラは、この擬似エコーを送信信号から減算すること
によりエコーを消去できる。しかし、推定されたインパ
ルス応答が実際のエコー経路のインパルス応答と差があ
った場合にはエコーを消去できず残留エコーが生じる。
エコーキャンセラのインパルス応答は、送信信号から擬
似エコーを減じた残差信号と受信信号とにより、実際の
エコー経路のインパルス応答との差を推定し、実際のエ
コー経路のインパルス応答に近ずけるよう動作する。
【0006】近年、音声会議通信システムなど、スピー
カからマイクロフォンに至る非常に長いエコー経路で発
生するエコーを消去するため、送受信信号を複数の帯域
に分割して各帯域別にエコー消去を行う帯域分割型エコ
ーキャンセラが注目を浴びている。帯域分割型エコーキ
ャンセラには、帯域分割を行わずに信号処理を行うエコ
ーキャンセラと比較すると次のような利点がある。 (1)各帯域別に信号処理を行うため並列処理が実現し
やすい。 (2)インパルス応答推定アルゴリズムの性質上、音声
信号のような自己相関の大きい信号では推定速度が下が
る傾向にあるが、帯域分割された信号は分割前の信号に
比べると自己相関が小さくなるため、推定速度を上げる
ことが可能となる。
カからマイクロフォンに至る非常に長いエコー経路で発
生するエコーを消去するため、送受信信号を複数の帯域
に分割して各帯域別にエコー消去を行う帯域分割型エコ
ーキャンセラが注目を浴びている。帯域分割型エコーキ
ャンセラには、帯域分割を行わずに信号処理を行うエコ
ーキャンセラと比較すると次のような利点がある。 (1)各帯域別に信号処理を行うため並列処理が実現し
やすい。 (2)インパルス応答推定アルゴリズムの性質上、音声
信号のような自己相関の大きい信号では推定速度が下が
る傾向にあるが、帯域分割された信号は分割前の信号に
比べると自己相関が小さくなるため、推定速度を上げる
ことが可能となる。
【0007】以後ここでは、マイクやスピーカが存在す
る端末側を近端通話路と言い、伝送路側を遠端通話路と
言う。また、近端通話路からのエコーを含む信号を送信
信号と、送信信号から擬似エコーを減算した信号を残差
信号と、遠端通話路からの信号を受信信号と呼ぶ。ま
た、エコーキャンセラの受信信号出力端から端末側のス
ピーカ・マイクを経由しエコーキャンセラの送信信号入
力端までをエコー経路と呼ぶ。従来、帯域分割型エコー
キャンセラとして図11に示すものがあった。図11は
特開平3−243020に示されたものであり、1は遠
端通話路からの受信信号の帯域分割を行う受信信号帯域
分割処理部、2は近端通話路からの送信信号の帯域分割
を行う送信信号帯域分割処理部、3は分割された各帯域
毎のエコー消去処理を行う帯域分割エコー消去部、4は
帯域分割された信号を合成する帯域合成処理部である。
る端末側を近端通話路と言い、伝送路側を遠端通話路と
言う。また、近端通話路からのエコーを含む信号を送信
信号と、送信信号から擬似エコーを減算した信号を残差
信号と、遠端通話路からの信号を受信信号と呼ぶ。ま
た、エコーキャンセラの受信信号出力端から端末側のス
ピーカ・マイクを経由しエコーキャンセラの送信信号入
力端までをエコー経路と呼ぶ。従来、帯域分割型エコー
キャンセラとして図11に示すものがあった。図11は
特開平3−243020に示されたものであり、1は遠
端通話路からの受信信号の帯域分割を行う受信信号帯域
分割処理部、2は近端通話路からの送信信号の帯域分割
を行う送信信号帯域分割処理部、3は分割された各帯域
毎のエコー消去処理を行う帯域分割エコー消去部、4は
帯域分割された信号を合成する帯域合成処理部である。
【0008】次に動作について説明する。遠端通話路側
より入力した受信信号は近端通話路に出力されるととも
に、受信信号帯域分割処理部1により複数の帯域に分割
され、帯域分割エコー消去部3に出力される。また、図
11に示す近端通話路側より入力した送信信号は、送信
信号帯域分割処理部2により受信信号帯域分割処理部1
と同じ数の帯域に分割され、帯域分割エコー消去部3に
出力される。帯域分割エコー消去部3は帯域毎にエコー
経路のインパルス応答を推定し、受信信号帯域分割処理
部1より入力した各帯域の受信信号を、推定したエコー
経路のインパルス応答を係数に持つFIRフィルタに通
過させることにより擬似エコー信号を発生し、これを送
信信号帯域分割処理部2より入力した帯域分割された送
信信号から減算することによりエコーを消去する。各帯
域のエコー消去後の信号すなわち、残差信号は帯域合成
処理部4に出力される。帯域合成処理部4では帯域分割
エコー消去部3より入力した残差信号をもとの一つの帯
域に合成して遠端通話路に出力する。
より入力した受信信号は近端通話路に出力されるととも
に、受信信号帯域分割処理部1により複数の帯域に分割
され、帯域分割エコー消去部3に出力される。また、図
11に示す近端通話路側より入力した送信信号は、送信
信号帯域分割処理部2により受信信号帯域分割処理部1
と同じ数の帯域に分割され、帯域分割エコー消去部3に
出力される。帯域分割エコー消去部3は帯域毎にエコー
経路のインパルス応答を推定し、受信信号帯域分割処理
部1より入力した各帯域の受信信号を、推定したエコー
経路のインパルス応答を係数に持つFIRフィルタに通
過させることにより擬似エコー信号を発生し、これを送
信信号帯域分割処理部2より入力した帯域分割された送
信信号から減算することによりエコーを消去する。各帯
域のエコー消去後の信号すなわち、残差信号は帯域合成
処理部4に出力される。帯域合成処理部4では帯域分割
エコー消去部3より入力した残差信号をもとの一つの帯
域に合成して遠端通話路に出力する。
【0009】次に、上記エコーキャンセラは近端通話が
存在すると十分なエコー消去ができないという欠点があ
った。すなわち近端の話者が送話したときインパルス応
答の推定が行われると、エコー経路の特性が変化したも
のとして動作し、推定精度が下がり結果として十分なエ
コー消去が行われなくなってしまう。そこで近端通話検
出機能を付加し近端通話を検出したらインパルス応答の
推定を停止することにより推定劣化を防ぐ方式が考えら
れる。図12はそのような近端通話検出器を備えたエコ
ーキャンセラの構成例である。図において3はインパル
ス応答推定の動作・停止制御機能を持つ帯域分割エコー
消去部で、5は各帯域の受信信号レベルを算出する受信
信号レベル算出部、6は各帯域の送信信号レベルを算出
する送信信号レベル算出部、7は各帯域のエコー消去後
の残差信号レベルを算出する残差信号レベル算出部、8
は近端通話信号が存在しているかどうかを判定する近端
通話検出部、18は近端通話検出部8からの制御信号
で、帯域分割エコー消去部3のインパルス応答推定を動
作または停止させる。
存在すると十分なエコー消去ができないという欠点があ
った。すなわち近端の話者が送話したときインパルス応
答の推定が行われると、エコー経路の特性が変化したも
のとして動作し、推定精度が下がり結果として十分なエ
コー消去が行われなくなってしまう。そこで近端通話検
出機能を付加し近端通話を検出したらインパルス応答の
推定を停止することにより推定劣化を防ぐ方式が考えら
れる。図12はそのような近端通話検出器を備えたエコ
ーキャンセラの構成例である。図において3はインパル
ス応答推定の動作・停止制御機能を持つ帯域分割エコー
消去部で、5は各帯域の受信信号レベルを算出する受信
信号レベル算出部、6は各帯域の送信信号レベルを算出
する送信信号レベル算出部、7は各帯域のエコー消去後
の残差信号レベルを算出する残差信号レベル算出部、8
は近端通話信号が存在しているかどうかを判定する近端
通話検出部、18は近端通話検出部8からの制御信号
で、帯域分割エコー消去部3のインパルス応答推定を動
作または停止させる。
【0010】次に図12に示す帯域分割型エコーキャン
セラの動作を説明する。受信信号帯域分割処理部1、送
信信号帯域分割処理部2、帯域合成処理部4については
図11の場合と同様の動作を行う。受信信号レベル算出
部5は受信信号帯域分割処理部1の出力する帯域分割さ
れた受信信号を入力し、各帯域の信号レベルを算出して
算出結果を近端通話検出部8に出力する。送信信号レベ
ル算出部6は送信信号帯域分割処理部2の出力する帯域
分割された送信信号を入力し、各帯域の信号レベルを算
出して算出結果を近端通話検出部8に出力する。残差信
号レベル算出部7は帯域分割エコー消去部3の出力する
各帯域のエコー消去後の残差信号を入力し、各帯域の信
号レベルを算出して算出結果を近端通話検出部8に出力
する。近端通話検出部8は、各帯域の受信信号レベル、
送信信号レベル、エコー消去後の残差信号レベルをもと
にして帯域毎に近端通話信号が存在するかどうかを判定
し、全ての帯域において近端通話信号が存在しないと判
定されたときは制御信号18により、帯域分割エコー消
去部3に対してインパルス応答の推定を行なうよう制御
し、そうでない場合にはインパルス応答の推定を停止す
るよう制御する。
セラの動作を説明する。受信信号帯域分割処理部1、送
信信号帯域分割処理部2、帯域合成処理部4については
図11の場合と同様の動作を行う。受信信号レベル算出
部5は受信信号帯域分割処理部1の出力する帯域分割さ
れた受信信号を入力し、各帯域の信号レベルを算出して
算出結果を近端通話検出部8に出力する。送信信号レベ
ル算出部6は送信信号帯域分割処理部2の出力する帯域
分割された送信信号を入力し、各帯域の信号レベルを算
出して算出結果を近端通話検出部8に出力する。残差信
号レベル算出部7は帯域分割エコー消去部3の出力する
各帯域のエコー消去後の残差信号を入力し、各帯域の信
号レベルを算出して算出結果を近端通話検出部8に出力
する。近端通話検出部8は、各帯域の受信信号レベル、
送信信号レベル、エコー消去後の残差信号レベルをもと
にして帯域毎に近端通話信号が存在するかどうかを判定
し、全ての帯域において近端通話信号が存在しないと判
定されたときは制御信号18により、帯域分割エコー消
去部3に対してインパルス応答の推定を行なうよう制御
し、そうでない場合にはインパルス応答の推定を停止す
るよう制御する。
【0011】帯域分割エコー消去部3の動作について
は、図13を用いて説明する。図13は帯域分割エコー
消去部3の1帯域分の内部構成図であり、31は受信信
号格納部、32は推定インパルス応答格納部、33は擬
似エコー生成部、34は減算部、35はインパルス応答
推定部、18は近端通話検出部8からの制御信号であ
る。受信信号格納部31は、図12における受信信号帯
域分割処理部1より出力される帯域分割された各帯域の
受信信号の中から、処理の対象となる帯域の受信信号を
入力して、例えばNサンプル分格納する。推定インパル
ス応答格納部32は推定したインパルス応答を、例えば
Nサンプル分格納する。擬似エコー生成部33は受信信
号格納部31に格納されている過去の受信信号系列と、
推定インパルス応答格納部32に格納されているインパ
ルス応答推定値との積和演算を行うことにより擬似エコ
ーを発生し、減算部34に出力する。
は、図13を用いて説明する。図13は帯域分割エコー
消去部3の1帯域分の内部構成図であり、31は受信信
号格納部、32は推定インパルス応答格納部、33は擬
似エコー生成部、34は減算部、35はインパルス応答
推定部、18は近端通話検出部8からの制御信号であ
る。受信信号格納部31は、図12における受信信号帯
域分割処理部1より出力される帯域分割された各帯域の
受信信号の中から、処理の対象となる帯域の受信信号を
入力して、例えばNサンプル分格納する。推定インパル
ス応答格納部32は推定したインパルス応答を、例えば
Nサンプル分格納する。擬似エコー生成部33は受信信
号格納部31に格納されている過去の受信信号系列と、
推定インパルス応答格納部32に格納されているインパ
ルス応答推定値との積和演算を行うことにより擬似エコ
ーを発生し、減算部34に出力する。
【0012】減算部34は送信信号帯域分割処理部2よ
り出力される帯域分割された各帯域の送信信号の中か
ら、処理の対象となる帯域の送信信号を入力し、これか
ら擬似エコー生成部33より出力される擬似エコーを減
算して、その残差信号を帯域合成処理部4に出力すると
共に、インパルス応答推定部35に出力する。このよう
に、受信信号格納部31、推定インパルス応答格納部3
2、擬似エコー生成部33によって、FIRフィルタが
構成されている。インパルス応答推定部35は受信信号
格納部31に格納された過去の受信信号系列と、減算部
34より出力されるエコー消去後の残差信号とを用い
て、エコー経路のインパルス応答を推定し、推定インパ
ルス応答格納部32の内容を更新する。ただし、近端通
話検出部8からの制御信号18がインパルス応答の推定
を行なうよう制御信号18が指示している場合は更新
し、インパルス応答の推定を停止するよう制御信号18
が指示している場合は更新しない。
り出力される帯域分割された各帯域の送信信号の中か
ら、処理の対象となる帯域の送信信号を入力し、これか
ら擬似エコー生成部33より出力される擬似エコーを減
算して、その残差信号を帯域合成処理部4に出力すると
共に、インパルス応答推定部35に出力する。このよう
に、受信信号格納部31、推定インパルス応答格納部3
2、擬似エコー生成部33によって、FIRフィルタが
構成されている。インパルス応答推定部35は受信信号
格納部31に格納された過去の受信信号系列と、減算部
34より出力されるエコー消去後の残差信号とを用い
て、エコー経路のインパルス応答を推定し、推定インパ
ルス応答格納部32の内容を更新する。ただし、近端通
話検出部8からの制御信号18がインパルス応答の推定
を行なうよう制御信号18が指示している場合は更新
し、インパルス応答の推定を停止するよう制御信号18
が指示している場合は更新しない。
【0013】図12に示す帯域分割型エコーキャンセラ
は、以上のように動作することによって、近端通話信号
が存在するときは、エコー経路のインパルス応答の推定
を停止できるようになっている。このように全ての帯域
における信号レベルを算出して近端通話検出を行う方法
のほかに、ある1帯域のみの信号レベルの監視によって
近端通話検出を行う方法も考えられるが、全帯域の信号
レベルを監視する方が、より確実な検出が可能である。
なお、信号レベルを求める方法として、信号を一定時間
間隔でサンプリングし、振幅を2乗の移動平均する方法
や振幅を絶対値の移動平均する方法などがある。
は、以上のように動作することによって、近端通話信号
が存在するときは、エコー経路のインパルス応答の推定
を停止できるようになっている。このように全ての帯域
における信号レベルを算出して近端通話検出を行う方法
のほかに、ある1帯域のみの信号レベルの監視によって
近端通話検出を行う方法も考えられるが、全帯域の信号
レベルを監視する方が、より確実な検出が可能である。
なお、信号レベルを求める方法として、信号を一定時間
間隔でサンプリングし、振幅を2乗の移動平均する方法
や振幅を絶対値の移動平均する方法などがある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上で説明したように
帯域分割型エコーキャンセラと帯域分割型高能率コーデ
ックは帯域分割・合成処理が必要となるため、演算量が
増大するという問題点があった。また、近端通話検出機
能を持つ帯域分割型エコーキャンセラは各帯域の信号レ
ベルを算出する必要があることから、信号レベル算出に
要する演算量が増大するという問題点もあった。
帯域分割型エコーキャンセラと帯域分割型高能率コーデ
ックは帯域分割・合成処理が必要となるため、演算量が
増大するという問題点があった。また、近端通話検出機
能を持つ帯域分割型エコーキャンセラは各帯域の信号レ
ベルを算出する必要があることから、信号レベル算出に
要する演算量が増大するという問題点もあった。
【0015】この発明はこのような問題点を解決するた
めになされたもので、第1の目的は、上記エコー消去機
能を損なわずに、帯域分割・合成処理に要する演算量を
低減することである。また、第2の目的は、信号処理装
置におけるエコーキャンセラの近端通話検出能力を低下
させずに、近端通話検出に要する演算量を低減すること
である。また、第3の目的は、信号処理装置におけるエ
コーキャンセラのエコー消去性能を損なうことなく、イ
ンパルス応答推定の演算量を低減することである。
めになされたもので、第1の目的は、上記エコー消去機
能を損なわずに、帯域分割・合成処理に要する演算量を
低減することである。また、第2の目的は、信号処理装
置におけるエコーキャンセラの近端通話検出能力を低下
させずに、近端通話検出に要する演算量を低減すること
である。また、第3の目的は、信号処理装置におけるエ
コーキャンセラのエコー消去性能を損なうことなく、イ
ンパルス応答推定の演算量を低減することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】第一の発明に係わる信号
処理装置は、複数の帯域ごとに符号化され多重化された
遠端通話路からの受信信号を帯域ごとに分離する分離手
段と、帯域ごとに分離された受信信号を復号する帯域分
割復号手段と、復号された帯域ごとの受信信号を合成し
近端通話路に出力する帯域合成処理手段と、帯域合成処
理手段により合成された受信信号のエコーを含む近端通
話路からの送信信号を複数の帯域に分割する帯域分割処
理手段と、帯域分割復号手段により復号された受信信号
を参照して擬似エコーを生成し、帯域分割処理手段が出
力する帯域分割した送信信号から擬似エコーを減じて各
帯域ごとの残差信号を出力するエコー消去手段と、帯域
ごとの残差信号を符号化する帯域分割符号化手段と、帯
域ごとに符号化した残差信号を多重化し遠端通話路に出
力する多重化手段とを備えたものである。
処理装置は、複数の帯域ごとに符号化され多重化された
遠端通話路からの受信信号を帯域ごとに分離する分離手
段と、帯域ごとに分離された受信信号を復号する帯域分
割復号手段と、復号された帯域ごとの受信信号を合成し
近端通話路に出力する帯域合成処理手段と、帯域合成処
理手段により合成された受信信号のエコーを含む近端通
話路からの送信信号を複数の帯域に分割する帯域分割処
理手段と、帯域分割復号手段により復号された受信信号
を参照して擬似エコーを生成し、帯域分割処理手段が出
力する帯域分割した送信信号から擬似エコーを減じて各
帯域ごとの残差信号を出力するエコー消去手段と、帯域
ごとの残差信号を符号化する帯域分割符号化手段と、帯
域ごとに符号化した残差信号を多重化し遠端通話路に出
力する多重化手段とを備えたものである。
【0017】第二の発明に係わる信号処理装置は、複数
の帯域ごとに適応量子化により高能率符号化され多重化
された遠端通話路からの受信信号を帯域ごとに分離する
分離手段と、帯域ごとに分離された受信信号を復号する
帯域分割復号手段と、復号された帯域ごとの受信信号を
合成し近端通話路に出力する帯域合成処理手段と、帯域
合成処理手段により合成された受信信号のエコーを含む
近端通話路からの送信信号を複数の帯域に分割する帯域
分割処理手段と、近端通話路におけるエコー経路のイン
パルス応答を帯域ごとに推定するとともに、帯域分割復
号手段により復号された受信信号とインパルス応答の推
定結果に従い擬似エコーを生成し、帯域分割した送信信
号から擬似エコーを減じて各帯域の残差信号を出力する
エコー消去手段と、残差信号を帯域ごとに適応量子化に
より高能率符号化し量子化幅を出力する帯域分割符号化
手段と、量子化幅を残差信号レベルに変換する残差信号
レベル変換手段と、帯域分割処理手段が帯域分割した送
信信号のレベル、帯域分割復号手段が復号した受信信号
のレベル、および残差信号レベル変換手段が変換した残
差信号レベルより近端通話の有無を検出する近端通話検
出手段と、近端通話検出手段が近端通話を検出したなら
エコー消去手段のインパルス応答の推定を停止させるイ
ンパルス応答推定制御手段とを備えたものである。
の帯域ごとに適応量子化により高能率符号化され多重化
された遠端通話路からの受信信号を帯域ごとに分離する
分離手段と、帯域ごとに分離された受信信号を復号する
帯域分割復号手段と、復号された帯域ごとの受信信号を
合成し近端通話路に出力する帯域合成処理手段と、帯域
合成処理手段により合成された受信信号のエコーを含む
近端通話路からの送信信号を複数の帯域に分割する帯域
分割処理手段と、近端通話路におけるエコー経路のイン
パルス応答を帯域ごとに推定するとともに、帯域分割復
号手段により復号された受信信号とインパルス応答の推
定結果に従い擬似エコーを生成し、帯域分割した送信信
号から擬似エコーを減じて各帯域の残差信号を出力する
エコー消去手段と、残差信号を帯域ごとに適応量子化に
より高能率符号化し量子化幅を出力する帯域分割符号化
手段と、量子化幅を残差信号レベルに変換する残差信号
レベル変換手段と、帯域分割処理手段が帯域分割した送
信信号のレベル、帯域分割復号手段が復号した受信信号
のレベル、および残差信号レベル変換手段が変換した残
差信号レベルより近端通話の有無を検出する近端通話検
出手段と、近端通話検出手段が近端通話を検出したなら
エコー消去手段のインパルス応答の推定を停止させるイ
ンパルス応答推定制御手段とを備えたものである。
【0018】第三の発明に係わる信号処理装置は、複数
の帯域ごとに適応量子化により高能率符号化され多重化
された遠端通話路からの受信信号を帯域ごとに分離する
分離手段と、帯域ごとに分離された受信信号を復号し、
帯域分割された受信信号と量子化幅を出力する帯域分割
復号手段と、量子化幅を受信信号レベルに変換する受信
信号レベル変換手段と、帯域分割復号手段が出力する帯
域分割された受信信号を合成し近端通話路に出力する帯
域合成処理手段と、帯域合成処理手段により合成された
受信信号のエコーを含む近端通話路からの送信信号を複
数の帯域に分割する帯域分割処理手段と、近端通話路に
おけるエコー経路のインパルス応答を帯域ごとに推定す
るとともに、帯域分割復号手段により復号された受信信
号とインパルス応答の推定結果に従い擬似エコーを生成
し、帯域分割した送信信号から擬似エコーを減じて各帯
域の残差信号を出力するエコー消去手段と、帯域分割し
た送信信号のレベル、帯域分割エコー消去手段が出力す
る残差信号のレベル、および受信信号レベル変換手段が
出力する受信信号レベルより近端通話の有無を検出する
近端通話検出手段と、近端通話検出手段が近端通話を検
出したならエコー消去手段のインパルス応答の推定を停
止させるインパルス応答推定制御手段とを備えたもので
ある。
の帯域ごとに適応量子化により高能率符号化され多重化
された遠端通話路からの受信信号を帯域ごとに分離する
分離手段と、帯域ごとに分離された受信信号を復号し、
帯域分割された受信信号と量子化幅を出力する帯域分割
復号手段と、量子化幅を受信信号レベルに変換する受信
信号レベル変換手段と、帯域分割復号手段が出力する帯
域分割された受信信号を合成し近端通話路に出力する帯
域合成処理手段と、帯域合成処理手段により合成された
受信信号のエコーを含む近端通話路からの送信信号を複
数の帯域に分割する帯域分割処理手段と、近端通話路に
おけるエコー経路のインパルス応答を帯域ごとに推定す
るとともに、帯域分割復号手段により復号された受信信
号とインパルス応答の推定結果に従い擬似エコーを生成
し、帯域分割した送信信号から擬似エコーを減じて各帯
域の残差信号を出力するエコー消去手段と、帯域分割し
た送信信号のレベル、帯域分割エコー消去手段が出力す
る残差信号のレベル、および受信信号レベル変換手段が
出力する受信信号レベルより近端通話の有無を検出する
近端通話検出手段と、近端通話検出手段が近端通話を検
出したならエコー消去手段のインパルス応答の推定を停
止させるインパルス応答推定制御手段とを備えたもので
ある。
【0019】第四の発明に係わる信号処理装置は、複数
の帯域ごとに適応量子化により高能率符号化され多重化
された遠端通話路からの受信信号を帯域ごとに分離する
分離手段と、帯域ごとに分離された受信信号を復号し、
帯域分割された受信信号と量子化幅を出力する帯域分割
復号手段と、量子化幅を受信信号レベルに変換する受信
信号レベル変換手段と、帯域分割復号手段が出力する帯
域分割された受信信号を合成し近端通話路に出力する帯
域合成処理手段と、帯域合成処理手段により合成された
受信信号のエコーを含む近端通話路からの送信信号を複
数の帯域に分割する帯域分割処理手段と、近端通話路に
おけるエコー経路のインパルス応答を帯域ごとに推定す
るとともに、帯域分割復号手段により復号された受信信
号とインパルス応答の推定結果に従い擬似エコーを生成
し、帯域分割した送信信号から擬似エコーを減じて各帯
域の残差信号を出力するエコー消去手段と、残差信号を
帯域ごとに適応量子化により高能率符号化し量子化幅を
出力する帯域分割符号化手段と、量子化幅を残差信号レ
ベルに変換する残差信号レベル変換手段と、帯域分割し
た送信信号のレベル、残差信号レベル変換手段が変換し
た残差信号レベル、および受信信号レベル変換手段が出
力する受信信号レベルより近端通話の有無を検出する近
端通話検出手段と、近端通話検出手段が近端通話を検出
したならエコー消去手段のインパルス応答の推定を停止
させるインパルス応答推定制御手段とを備えたものであ
る。
の帯域ごとに適応量子化により高能率符号化され多重化
された遠端通話路からの受信信号を帯域ごとに分離する
分離手段と、帯域ごとに分離された受信信号を復号し、
帯域分割された受信信号と量子化幅を出力する帯域分割
復号手段と、量子化幅を受信信号レベルに変換する受信
信号レベル変換手段と、帯域分割復号手段が出力する帯
域分割された受信信号を合成し近端通話路に出力する帯
域合成処理手段と、帯域合成処理手段により合成された
受信信号のエコーを含む近端通話路からの送信信号を複
数の帯域に分割する帯域分割処理手段と、近端通話路に
おけるエコー経路のインパルス応答を帯域ごとに推定す
るとともに、帯域分割復号手段により復号された受信信
号とインパルス応答の推定結果に従い擬似エコーを生成
し、帯域分割した送信信号から擬似エコーを減じて各帯
域の残差信号を出力するエコー消去手段と、残差信号を
帯域ごとに適応量子化により高能率符号化し量子化幅を
出力する帯域分割符号化手段と、量子化幅を残差信号レ
ベルに変換する残差信号レベル変換手段と、帯域分割し
た送信信号のレベル、残差信号レベル変換手段が変換し
た残差信号レベル、および受信信号レベル変換手段が出
力する受信信号レベルより近端通話の有無を検出する近
端通話検出手段と、近端通話検出手段が近端通話を検出
したならエコー消去手段のインパルス応答の推定を停止
させるインパルス応答推定制御手段とを備えたものであ
る。
【0020】第五の発明に係わる信号処理装置は、遠端
通話路からの受信信号を複数の帯域に分割する受信信号
帯域分割処理手段と、遠端通話路からの受信信号のエコ
ーを含む近端通話路からの送信信号を複数の帯域に分割
する送信信号帯域分割処理手段と、近端通話路における
エコー経路のインパルス応答を帯域ごとに推定するとと
もに、帯域分割復号手段により復号された受信信号とイ
ンパルス応答の推定結果に従い擬似エコーを生成し、帯
域分割した送信信号から擬似エコーを減じて各帯域の残
差信号を出力するエコー消去手段と、エコー消去手段に
おける分割された帯域のうち所定の帯域を複数の帯域群
としてグループ化し、インパルス応答の推定を複数の帯
域群ごとに停止するよう制御する間引き制御手段とを備
えたものである。
通話路からの受信信号を複数の帯域に分割する受信信号
帯域分割処理手段と、遠端通話路からの受信信号のエコ
ーを含む近端通話路からの送信信号を複数の帯域に分割
する送信信号帯域分割処理手段と、近端通話路における
エコー経路のインパルス応答を帯域ごとに推定するとと
もに、帯域分割復号手段により復号された受信信号とイ
ンパルス応答の推定結果に従い擬似エコーを生成し、帯
域分割した送信信号から擬似エコーを減じて各帯域の残
差信号を出力するエコー消去手段と、エコー消去手段に
おける分割された帯域のうち所定の帯域を複数の帯域群
としてグループ化し、インパルス応答の推定を複数の帯
域群ごとに停止するよう制御する間引き制御手段とを備
えたものである。
【0021】
【作用】第一の発明においては、分離手段が複数の帯域
ごとに符号化され多重化された遠端通話路からの受信信
号を帯域ごとに分離し、帯域分割復号手段が帯域ごとに
分離された受信信号を復号する。そして、帯域合成処理
手段が復号された帯域ごとの受信信号を合成し近端通話
路に出力し、帯域分割処理手段が帯域合成処理手段によ
り合成された受信信号のエコーを含む近端通話路からの
送信信号を複数の帯域に分割する。そして、エコー消去
手段が帯域分割復号手段により復号された受信信号を参
照して擬似エコーを生成し、帯域分割処理手段が出力す
る帯域分割した送信信号から擬似エコーを減じて各帯域
ごとの残差信号を出力する。また、帯域分割符号化手段
が帯域ごとの残差信号を符号化し、多重化手段が帯域ご
とに符号化した残差信号を多重化し遠端通話路に出力す
る。
ごとに符号化され多重化された遠端通話路からの受信信
号を帯域ごとに分離し、帯域分割復号手段が帯域ごとに
分離された受信信号を復号する。そして、帯域合成処理
手段が復号された帯域ごとの受信信号を合成し近端通話
路に出力し、帯域分割処理手段が帯域合成処理手段によ
り合成された受信信号のエコーを含む近端通話路からの
送信信号を複数の帯域に分割する。そして、エコー消去
手段が帯域分割復号手段により復号された受信信号を参
照して擬似エコーを生成し、帯域分割処理手段が出力す
る帯域分割した送信信号から擬似エコーを減じて各帯域
ごとの残差信号を出力する。また、帯域分割符号化手段
が帯域ごとの残差信号を符号化し、多重化手段が帯域ご
とに符号化した残差信号を多重化し遠端通話路に出力す
る。
【0022】第二の発明においては、分離手段が複数の
帯域ごとに適応量子化により高能率符号化され多重化さ
れた遠端通話路からの受信信号を帯域ごとに分離し、帯
域分割復号手段が帯域ごとに分離された受信信号を復号
する。そして、帯域合成処理手段が復号された帯域ごと
の受信信号を合成し近端通話路に出力する。また、帯域
分割処理手段が帯域合成処理手段により合成された受信
信号のエコーを含む近端通話路からの送信信号を複数の
帯域に分割する。そして、エコー消去手段が近端通話路
におけるエコー経路のインパルス応答を帯域ごとに推定
するとともに、帯域分割復号手段により復号された受信
信号とインパルス応答の推定結果に従い擬似エコーを生
成し、帯域分割した送信信号から擬似エコーを減じて各
帯域の残差信号を出力する。また、帯域分割符号化手段
が残差信号を帯域ごとに適応量子化により高能率符号化
し量子化幅を出力し、残差信号レベル変換手段が量子化
幅を残差信号レベルに変換する。そして、近端通話検出
手段は帯域分割処理手段が帯域分割した送信信号のレベ
ル、帯域分割復号手段が復号した受信信号のレベル、お
よび残差信号レベル変換手段が変換した残差信号レベル
により近端通話の有無を検出し、インパルス応答推定制
御手段は近端通話検出手段が近端通話を検出したならエ
コー消去手段のインパルス応答の推定を停止させる。
帯域ごとに適応量子化により高能率符号化され多重化さ
れた遠端通話路からの受信信号を帯域ごとに分離し、帯
域分割復号手段が帯域ごとに分離された受信信号を復号
する。そして、帯域合成処理手段が復号された帯域ごと
の受信信号を合成し近端通話路に出力する。また、帯域
分割処理手段が帯域合成処理手段により合成された受信
信号のエコーを含む近端通話路からの送信信号を複数の
帯域に分割する。そして、エコー消去手段が近端通話路
におけるエコー経路のインパルス応答を帯域ごとに推定
するとともに、帯域分割復号手段により復号された受信
信号とインパルス応答の推定結果に従い擬似エコーを生
成し、帯域分割した送信信号から擬似エコーを減じて各
帯域の残差信号を出力する。また、帯域分割符号化手段
が残差信号を帯域ごとに適応量子化により高能率符号化
し量子化幅を出力し、残差信号レベル変換手段が量子化
幅を残差信号レベルに変換する。そして、近端通話検出
手段は帯域分割処理手段が帯域分割した送信信号のレベ
ル、帯域分割復号手段が復号した受信信号のレベル、お
よび残差信号レベル変換手段が変換した残差信号レベル
により近端通話の有無を検出し、インパルス応答推定制
御手段は近端通話検出手段が近端通話を検出したならエ
コー消去手段のインパルス応答の推定を停止させる。
【0023】第三の発明においては、分離手段が複数の
帯域ごとに適応量子化により高能率符号化され多重化さ
れた遠端通話路からの受信信号を帯域ごとに分離し、帯
域分割復号手段が帯域ごとに分離された受信信号を復号
し、帯域分割された受信信号と量子化幅を出力する。そ
して、受信信号レベル変換手段が量子化幅を受信信号レ
ベルに変換する。帯域合成処理手段は帯域分割復号手段
が出力する帯域分割された受信信号を合成し近端通話路
に出力する。次に、帯域分割処理手段が帯域合成処理手
段により合成された受信信号のエコーを含む近端通話路
からの送信信号を複数の帯域に分割する。そして、エコ
ー消去手段が近端通話路におけるエコー経路のインパル
ス応答を帯域ごとに推定するとともに、帯域分割復号手
段により復号された受信信号とインパルス応答の推定結
果に従い擬似エコーを生成し、帯域分割した送信信号か
ら擬似エコーを減じて各帯域の残差信号を出力する。そ
して、近端通話検出手段が帯域分割した送信信号のレベ
ル、帯域分割エコー消去手段が出力する残差信号のレベ
ル、および受信信号レベル変換手段が出力する受信信号
レベルより近端通話の有無を検出し、インパルス応答推
定制御手段は近端通話検出手段が近端通話を検出したな
らエコー消去手段のインパルス応答の推定を停止させ
る。
帯域ごとに適応量子化により高能率符号化され多重化さ
れた遠端通話路からの受信信号を帯域ごとに分離し、帯
域分割復号手段が帯域ごとに分離された受信信号を復号
し、帯域分割された受信信号と量子化幅を出力する。そ
して、受信信号レベル変換手段が量子化幅を受信信号レ
ベルに変換する。帯域合成処理手段は帯域分割復号手段
が出力する帯域分割された受信信号を合成し近端通話路
に出力する。次に、帯域分割処理手段が帯域合成処理手
段により合成された受信信号のエコーを含む近端通話路
からの送信信号を複数の帯域に分割する。そして、エコ
ー消去手段が近端通話路におけるエコー経路のインパル
ス応答を帯域ごとに推定するとともに、帯域分割復号手
段により復号された受信信号とインパルス応答の推定結
果に従い擬似エコーを生成し、帯域分割した送信信号か
ら擬似エコーを減じて各帯域の残差信号を出力する。そ
して、近端通話検出手段が帯域分割した送信信号のレベ
ル、帯域分割エコー消去手段が出力する残差信号のレベ
ル、および受信信号レベル変換手段が出力する受信信号
レベルより近端通話の有無を検出し、インパルス応答推
定制御手段は近端通話検出手段が近端通話を検出したな
らエコー消去手段のインパルス応答の推定を停止させ
る。
【0024】第四の発明においては、分離手段は複数の
帯域ごとに適応量子化により高能率符号化され多重化さ
れた遠端通話路からの受信信号を帯域ごとに分離し、帯
域分割復号手段は帯域ごとに分離された受信信号を復号
し、帯域分割された受信信号と量子化幅を出力する。そ
して、受信信号レベル変換手段は量子化幅を受信信号レ
ベルに変換する。帯域合成処理手段は帯域分割復号手段
が出力する帯域分割された受信信号を合成し近端通話路
に出力し、帯域分割処理手段は帯域合成処理手段により
合成された受信信号のエコーを含む近端通話路からの送
信信号を複数の帯域に分割する。そして、エコー消去手
段は近端通話路におけるエコー経路のインパルス応答を
帯域ごとに推定するとともに、帯域分割復号手段により
復号された受信信号とインパルス応答の推定結果に従い
擬似エコーを生成し、帯域分割した送信信号から擬似エ
コーを減じて各帯域の残差信号を出力する。そして、帯
域分割符号化手段は残差信号を帯域ごとに適応量子化に
より高能率符号化し量子化幅を出力し、残差信号レベル
変換手段は量子化幅を残差信号レベルに変換する。近端
通話検出手段は帯域分割した送信信号のレベル、残差信
号レベル変換手段が変換した残差信号レベル、および受
信信号レベル変換手段が出力する受信信号レベルより近
端通話の有無を検出し、インパルス応答推定制御手段は
近端通話検出手段が近端通話を検出したならエコー消去
手段のインパルス応答の推定を停止させる。
帯域ごとに適応量子化により高能率符号化され多重化さ
れた遠端通話路からの受信信号を帯域ごとに分離し、帯
域分割復号手段は帯域ごとに分離された受信信号を復号
し、帯域分割された受信信号と量子化幅を出力する。そ
して、受信信号レベル変換手段は量子化幅を受信信号レ
ベルに変換する。帯域合成処理手段は帯域分割復号手段
が出力する帯域分割された受信信号を合成し近端通話路
に出力し、帯域分割処理手段は帯域合成処理手段により
合成された受信信号のエコーを含む近端通話路からの送
信信号を複数の帯域に分割する。そして、エコー消去手
段は近端通話路におけるエコー経路のインパルス応答を
帯域ごとに推定するとともに、帯域分割復号手段により
復号された受信信号とインパルス応答の推定結果に従い
擬似エコーを生成し、帯域分割した送信信号から擬似エ
コーを減じて各帯域の残差信号を出力する。そして、帯
域分割符号化手段は残差信号を帯域ごとに適応量子化に
より高能率符号化し量子化幅を出力し、残差信号レベル
変換手段は量子化幅を残差信号レベルに変換する。近端
通話検出手段は帯域分割した送信信号のレベル、残差信
号レベル変換手段が変換した残差信号レベル、および受
信信号レベル変換手段が出力する受信信号レベルより近
端通話の有無を検出し、インパルス応答推定制御手段は
近端通話検出手段が近端通話を検出したならエコー消去
手段のインパルス応答の推定を停止させる。
【0025】第五の発明においては、受信信号帯域分割
処理手段が遠端通話路からの受信信号を複数の帯域に分
割し、送信信号帯域分割処理手段が遠端通話路からの受
信信号のエコーを含む近端通話路からの送信信号を複数
の帯域に分割する。そして、エコー消去手段が近端通話
路におけるエコー経路のインパルス応答を帯域ごとに推
定するとともに、帯域分割復号手段により復号された受
信信号とインパルス応答の推定結果に従い擬似エコーを
生成し、帯域分割した送信信号から擬似エコーを減じて
各帯域の残差信号を出力する。さらに、間引き制御手段
はエコー消去手段における分割された帯域のうち所定の
帯域を複数の帯域群としてグループ化し、インパルス応
答の推定を複数の帯域群ごとに停止するよう制御する。
処理手段が遠端通話路からの受信信号を複数の帯域に分
割し、送信信号帯域分割処理手段が遠端通話路からの受
信信号のエコーを含む近端通話路からの送信信号を複数
の帯域に分割する。そして、エコー消去手段が近端通話
路におけるエコー経路のインパルス応答を帯域ごとに推
定するとともに、帯域分割復号手段により復号された受
信信号とインパルス応答の推定結果に従い擬似エコーを
生成し、帯域分割した送信信号から擬似エコーを減じて
各帯域の残差信号を出力する。さらに、間引き制御手段
はエコー消去手段における分割された帯域のうち所定の
帯域を複数の帯域群としてグループ化し、インパルス応
答の推定を複数の帯域群ごとに停止するよう制御する。
【0026】
実施例1.従来は帯域分割したエコーキャンセラの出力
をもとの一つの帯域に合成してから伝送していたが、本
実施例はエコーキャンセラの出力を合成せず帯域分割し
たまま多重化して伝送し、受信側で帯域合成しようとす
るものである。図1は、本発明の実施例を示し、帯域ご
とのエコーキャンセラと帯域ごとの高能率符号化器を接
続したものである。図1において3は帯域分割エコー消
去部、9は帯域分割処理部、10は帯域分割符号器、1
1は多重化部、12は分離部、13は帯域分割復号器、
14は帯域合成処理部である。
をもとの一つの帯域に合成してから伝送していたが、本
実施例はエコーキャンセラの出力を合成せず帯域分割し
たまま多重化して伝送し、受信側で帯域合成しようとす
るものである。図1は、本発明の実施例を示し、帯域ご
とのエコーキャンセラと帯域ごとの高能率符号化器を接
続したものである。図1において3は帯域分割エコー消
去部、9は帯域分割処理部、10は帯域分割符号器、1
1は多重化部、12は分離部、13は帯域分割復号器、
14は帯域合成処理部である。
【0027】次に動作を説明する。 帯域ごと分割さ
れ、高能率符号化された後多重化された伝送路からの受
信信号を分離部12は帯域ごとの高能率符号化された受
信信号に分離し、帯域分割復号器13は各帯域の高能率
符号化された受信信号を復号し、帯域分割エコー消去部
3および帯域合成処理部14に出力する。帯域合成処理
部14は復号された各帯域の受信信号を合成して近端通
話路側に出力する。帯域分割処理部9が受信信号のエコ
ーを含む近端通話路からの送信信号を複数の帯域に分割
し、帯域分割エコー消去部3に出力し、帯域分割エコー
消去部3はエコー経路のインパルス応答の推定するとと
もに帯域分割復号器13からの帯域ごとの受信信号をエ
コー経路のインパルス応答推定に従い擬似エコーを生成
し、この擬似エコーを帯域分割した送信信号から減じて
各帯域の残差信号を帯域分割符号器10出力する。帯域
分割符号器10は、帯域毎に残差信号の高能率符号化を
行い、各帯域の高能率符号化した残差信号を多重化部1
1に出力する。多重化部11は各帯域の高能率符号化さ
れた残差信号を多重化して遠端通話路側へ出力する。
れ、高能率符号化された後多重化された伝送路からの受
信信号を分離部12は帯域ごとの高能率符号化された受
信信号に分離し、帯域分割復号器13は各帯域の高能率
符号化された受信信号を復号し、帯域分割エコー消去部
3および帯域合成処理部14に出力する。帯域合成処理
部14は復号された各帯域の受信信号を合成して近端通
話路側に出力する。帯域分割処理部9が受信信号のエコ
ーを含む近端通話路からの送信信号を複数の帯域に分割
し、帯域分割エコー消去部3に出力し、帯域分割エコー
消去部3はエコー経路のインパルス応答の推定するとと
もに帯域分割復号器13からの帯域ごとの受信信号をエ
コー経路のインパルス応答推定に従い擬似エコーを生成
し、この擬似エコーを帯域分割した送信信号から減じて
各帯域の残差信号を帯域分割符号器10出力する。帯域
分割符号器10は、帯域毎に残差信号の高能率符号化を
行い、各帯域の高能率符号化した残差信号を多重化部1
1に出力する。多重化部11は各帯域の高能率符号化さ
れた残差信号を多重化して遠端通話路側へ出力する。
【0028】したがって、本実施例は帯域分割されたエ
コー消去後の残差信号を合成せず帯域分割したまま多重
化し受信側で分離するので、受信側で擬似エコーを生成
するために必要な帯域分割された受信信号を生成する必
要がない、すなわち、本実施例と従来例を比較すると、
従来例図11の帯域合成処理部4が図1の帯域合成処理
部14に相当し、図11の受信信号帯域分割処理部1に
相当するものが図1になく、不要になっている。従っ
て、本実施例は従来例図11の受信信号帯域分割処理部
1の処理に要する演算量を低減することが可能である。
コー消去後の残差信号を合成せず帯域分割したまま多重
化し受信側で分離するので、受信側で擬似エコーを生成
するために必要な帯域分割された受信信号を生成する必
要がない、すなわち、本実施例と従来例を比較すると、
従来例図11の帯域合成処理部4が図1の帯域合成処理
部14に相当し、図11の受信信号帯域分割処理部1に
相当するものが図1になく、不要になっている。従っ
て、本実施例は従来例図11の受信信号帯域分割処理部
1の処理に要する演算量を低減することが可能である。
【0029】実施例2.本実施例は実施例1の構成に、
近端通話検出機能を付加したもので、高能率符号化にお
いて算出される量子化幅をもとに残差信号レベルを求め
ることによって、近端通話検出のための演算量を低減し
ようとするものである。図2は本実施例による信号処理
装置の構成を示したものである。図2において、10は
帯域分割符号器で、高能率符号化を行なうと共に符号化
過程で得られる量子化幅を出力する。15は帯域分割符
号器10からの各帯域の量子化幅を残差信号レベルに変
換する残差信号レベル変換部である。また、帯域分割処
理部9、多重化部11、分離部12、帯域分割復号器1
3、帯域合成処理部14は実施例1の図1と同様で、帯
域分割エコー消去部3、受信信号レベル算出部5、送信
信号レベル算出部6、近端通話検出部8、制御信号18
は従来例の図12と同様であり説明を省略する。
近端通話検出機能を付加したもので、高能率符号化にお
いて算出される量子化幅をもとに残差信号レベルを求め
ることによって、近端通話検出のための演算量を低減し
ようとするものである。図2は本実施例による信号処理
装置の構成を示したものである。図2において、10は
帯域分割符号器で、高能率符号化を行なうと共に符号化
過程で得られる量子化幅を出力する。15は帯域分割符
号器10からの各帯域の量子化幅を残差信号レベルに変
換する残差信号レベル変換部である。また、帯域分割処
理部9、多重化部11、分離部12、帯域分割復号器1
3、帯域合成処理部14は実施例1の図1と同様で、帯
域分割エコー消去部3、受信信号レベル算出部5、送信
信号レベル算出部6、近端通話検出部8、制御信号18
は従来例の図12と同様であり説明を省略する。
【0030】次に図2の動作を説明する。帯域分割処理
部9、帯域分割符号器10、多重化部11、分離部1
2、帯域分割復号器13、帯域合成処理部14について
は実施例1で示した図1の場合と同様の動作を行う。受
信信号レベル算出部5は帯域分割復号器13の出力する
帯域分割された受信信号を入力し、各帯域の信号レベル
を算出して算出結果を近端通話検出部8に出力する。送
信信号レベル算出部6は帯域分割処理部9の出力する帯
域分割された送信信号を入力し、各帯域の信号レベルを
算出して算出結果を近端通話検出部8に出力する。次に
残差信号レベルは従来例の図12に示す残差信号レベル
算出部7は設けず、代わりに帯域分割符号器10と残差
信号レベル変換部15により残差信号レベルを得ようと
するものである。
部9、帯域分割符号器10、多重化部11、分離部1
2、帯域分割復号器13、帯域合成処理部14について
は実施例1で示した図1の場合と同様の動作を行う。受
信信号レベル算出部5は帯域分割復号器13の出力する
帯域分割された受信信号を入力し、各帯域の信号レベル
を算出して算出結果を近端通話検出部8に出力する。送
信信号レベル算出部6は帯域分割処理部9の出力する帯
域分割された送信信号を入力し、各帯域の信号レベルを
算出して算出結果を近端通話検出部8に出力する。次に
残差信号レベルは従来例の図12に示す残差信号レベル
算出部7は設けず、代わりに帯域分割符号器10と残差
信号レベル変換部15により残差信号レベルを得ようと
するものである。
【0031】帯域分割符号器10は、帯域毎に帯域分割
エコー消去部3より入力した残差信号の高能率符号化を
行い、各帯域の高能率符号化した残差信号を多重化部1
1に出力すると共に、各帯域の符号化過程で得られる量
子化幅を残差信号レベル変換部15に出力する。残差信
号レベル変換部15はこの各帯域の量子化幅をもとに、
エコー消去後の残差信号レベルを求め、近端通話検出部
8に出力する。近端通話検出部8は、各帯域の受信信号
レベル、送信信号レベル、エコー消去後の残差信号レベ
ルをもとにして帯域毎に近端通話信号が存在するかどう
かを判定し、全ての帯域において近端通話信号が存在し
ないと判定されたときは、制御信号18により帯域分割
エコー消去部3に対してインパルス応答の推定を行なう
よう制御し、そうでない場合には停止するよう制御す
る。
エコー消去部3より入力した残差信号の高能率符号化を
行い、各帯域の高能率符号化した残差信号を多重化部1
1に出力すると共に、各帯域の符号化過程で得られる量
子化幅を残差信号レベル変換部15に出力する。残差信
号レベル変換部15はこの各帯域の量子化幅をもとに、
エコー消去後の残差信号レベルを求め、近端通話検出部
8に出力する。近端通話検出部8は、各帯域の受信信号
レベル、送信信号レベル、エコー消去後の残差信号レベ
ルをもとにして帯域毎に近端通話信号が存在するかどう
かを判定し、全ての帯域において近端通話信号が存在し
ないと判定されたときは、制御信号18により帯域分割
エコー消去部3に対してインパルス応答の推定を行なう
よう制御し、そうでない場合には停止するよう制御す
る。
【0032】次に、残差信号を符号化する過程で得られ
る量子化幅により残差信号レベルを求める方法について
以下に説明する。図3に帯域分割符号器10の内部構成
図を示す。この図は帯域分割符号器10の1帯域分の構
成であり、図において100は適応量子化器、101は
量子化部、102は符号化部、103は量子化幅適応部
である。量子化部101は、図2における帯域分割エコ
ー消去部3より出力される各帯域のエコー消去後の残差
信号の中から、処理の対象となる帯域の残差信号を入力
し、量子化幅適応部103の出力する量子化幅に応じて
残差信号を量子化する。符号化部102は、量子化部1
01より量子化された残差信号を入力し、量子化幅適応
部103の出力する量子化幅をもとに、量子化された残
差信号の符号化を行う。
る量子化幅により残差信号レベルを求める方法について
以下に説明する。図3に帯域分割符号器10の内部構成
図を示す。この図は帯域分割符号器10の1帯域分の構
成であり、図において100は適応量子化器、101は
量子化部、102は符号化部、103は量子化幅適応部
である。量子化部101は、図2における帯域分割エコ
ー消去部3より出力される各帯域のエコー消去後の残差
信号の中から、処理の対象となる帯域の残差信号を入力
し、量子化幅適応部103の出力する量子化幅に応じて
残差信号を量子化する。符号化部102は、量子化部1
01より量子化された残差信号を入力し、量子化幅適応
部103の出力する量子化幅をもとに、量子化された残
差信号の符号化を行う。
【0033】この高能率符号化された残差信号すなわち
符号化コードは、量子化幅適応部103に出力されると
共に、図2における多重化部11に出力される。量子化
幅適応部103は、符号化部102の出力する符号化コ
ードを入力し、符号化コードが大きくなると量子化幅を
広く、小さくなると量子化幅を狭くするような制御を行
い、その量子化幅を量子化部101、符号化部102に
出力すると共に図2における残差信号レベル変換部15
に出力する。このように適応量子化器100は残差信号
のレベルに応じて量子化幅を適応的に変化させることに
より、ダイナミックレンジの広い信号でも、SN比を劣
化させることなく符号化できる。
符号化コードは、量子化幅適応部103に出力されると
共に、図2における多重化部11に出力される。量子化
幅適応部103は、符号化部102の出力する符号化コ
ードを入力し、符号化コードが大きくなると量子化幅を
広く、小さくなると量子化幅を狭くするような制御を行
い、その量子化幅を量子化部101、符号化部102に
出力すると共に図2における残差信号レベル変換部15
に出力する。このように適応量子化器100は残差信号
のレベルに応じて量子化幅を適応的に変化させることに
より、ダイナミックレンジの広い信号でも、SN比を劣
化させることなく符号化できる。
【0034】ここで、注目されるべきことは、適応量子
化器100の量子化幅は入力信号のレベルに応じて変化
するという点であり、入力信号のレベルが低いときには
狭く、高いときには広くなる。そこで、適応量子化器1
00における量子化幅と入力信号レベルとの関係を予め
求めておけば、量子化幅によって入力信号レベルすなわ
ち、残差信号レベルを求めることができる。例えば、図
3に示す適応量子化器100は、入力信号レベルに応じ
て量子化幅が図4に示すような変化を示す特性を持つも
のとする。図4において量子化幅がaなる値のとき、入
力信号レベルはbであることが分かる。従って、図2に
おける残差信号レベル変換部15は、あらかじめ図4に
示す量子化幅と残差信号レベルの関係をメモリに格納し
ておき、量子化幅をアドレスとして読み出すことにより
残差信号レベルを求めることができる。
化器100の量子化幅は入力信号のレベルに応じて変化
するという点であり、入力信号のレベルが低いときには
狭く、高いときには広くなる。そこで、適応量子化器1
00における量子化幅と入力信号レベルとの関係を予め
求めておけば、量子化幅によって入力信号レベルすなわ
ち、残差信号レベルを求めることができる。例えば、図
3に示す適応量子化器100は、入力信号レベルに応じ
て量子化幅が図4に示すような変化を示す特性を持つも
のとする。図4において量子化幅がaなる値のとき、入
力信号レベルはbであることが分かる。従って、図2に
おける残差信号レベル変換部15は、あらかじめ図4に
示す量子化幅と残差信号レベルの関係をメモリに格納し
ておき、量子化幅をアドレスとして読み出すことにより
残差信号レベルを求めることができる。
【0035】このように、本実施例は、エコー消去後の
残差信号レベルを演算せずにメモリ参照によって求まる
ので、従来例のように信号を一定時間間隔でサンプリン
グし、振幅の2乗の移動平均して信号レベルを求める方
法より演算量を低減することができる。なお、図3では
量子化幅適応部103は高能率符号化された信号から量
子化幅を求める例を示したが、残差信号から適応的に量
子化幅を求める方法もあるが、同じように量子化幅から
残差信号レベルを求めることができる。
残差信号レベルを演算せずにメモリ参照によって求まる
ので、従来例のように信号を一定時間間隔でサンプリン
グし、振幅の2乗の移動平均して信号レベルを求める方
法より演算量を低減することができる。なお、図3では
量子化幅適応部103は高能率符号化された信号から量
子化幅を求める例を示したが、残差信号から適応的に量
子化幅を求める方法もあるが、同じように量子化幅から
残差信号レベルを求めることができる。
【0036】実施例3.本実施例は実施例1の構成に、
近端通話検出機能を付加したもので、高能率復号におい
て算出される量子化幅をもとに受信信号レベルを求める
ことによって、近端通話検出のための演算量を低減しよ
うとするものである。図5は本実施例による信号処理装
置の構成を示したものである。図において、13は帯域
分割復号器で、復号化過程で得られる量子化幅を出力す
る。16は帯域分割復号器からの量子化幅を受信信号レ
ベルに変換する受信信号レベル変換部である。他の帯域
分割処理部9、多重化部11、分離部12、帯域合成処
理部14は実施例1の図1と同様で、帯域分割エコー消
去部3、送信信号レベル算出部6、残差信号レベル算出
部7、近端通話検出部8、制御信号18は、図12と同
様であり説明を省略する。
近端通話検出機能を付加したもので、高能率復号におい
て算出される量子化幅をもとに受信信号レベルを求める
ことによって、近端通話検出のための演算量を低減しよ
うとするものである。図5は本実施例による信号処理装
置の構成を示したものである。図において、13は帯域
分割復号器で、復号化過程で得られる量子化幅を出力す
る。16は帯域分割復号器からの量子化幅を受信信号レ
ベルに変換する受信信号レベル変換部である。他の帯域
分割処理部9、多重化部11、分離部12、帯域合成処
理部14は実施例1の図1と同様で、帯域分割エコー消
去部3、送信信号レベル算出部6、残差信号レベル算出
部7、近端通話検出部8、制御信号18は、図12と同
様であり説明を省略する。
【0037】次に図5の動作を説明する。帯域分割処理
部9、帯域分割符号器10、多重化部11、分離部1
2、帯域分割復号器13、帯域合成処理部14について
は実施例1で示した図1の場合と同様の動作を行う。受
信信号レベルは従来例の図11に示す受信信号レベル算
出部5は設けず、代わりに帯域分割復号器13と受信信
号レベル変換部16により受信信号レベルを得ようとす
るものである。帯域分割復号器13は、分離部12から
の各帯域の高能率符号化された受信信号(符号化コー
ド)を復号化し量子化幅を求め、受信信号レベル変換部
16に出力する。受信信号レベル変換部16はこの各帯
域の量子化幅をもとに、受信信号レベルを求め、近端通
話検出部8に出力する。
部9、帯域分割符号器10、多重化部11、分離部1
2、帯域分割復号器13、帯域合成処理部14について
は実施例1で示した図1の場合と同様の動作を行う。受
信信号レベルは従来例の図11に示す受信信号レベル算
出部5は設けず、代わりに帯域分割復号器13と受信信
号レベル変換部16により受信信号レベルを得ようとす
るものである。帯域分割復号器13は、分離部12から
の各帯域の高能率符号化された受信信号(符号化コー
ド)を復号化し量子化幅を求め、受信信号レベル変換部
16に出力する。受信信号レベル変換部16はこの各帯
域の量子化幅をもとに、受信信号レベルを求め、近端通
話検出部8に出力する。
【0038】残差信号レベル算出部7は帯域分割エコー
消去部3の出力する帯域分割された残差信号を入力し、
各帯域の信号レベルを算出して算出結果を近端通話路検
出部8に出力する。送信信号レベル算出部6は帯域分割
処理部9の出力する帯域分割された送信信号を入力し、
各帯域の信号レベルを算出して算出結果を近端通話検出
部8に出力する。近端通話検出部8は、各帯域の受信信
号レベル、送信信号レベル、エコー消去後の残差信号レ
ベルをもとにして帯域毎に近端通話信号が存在するかど
うかを判定し、全ての帯域において近端通話信号が存在
しないと判定されたときは制御信号18により、帯域分
割エコー消去部3に対してインパルス応答の推定を行な
うよう制御し、そうでない場合には停止するよう制御す
る。
消去部3の出力する帯域分割された残差信号を入力し、
各帯域の信号レベルを算出して算出結果を近端通話路検
出部8に出力する。送信信号レベル算出部6は帯域分割
処理部9の出力する帯域分割された送信信号を入力し、
各帯域の信号レベルを算出して算出結果を近端通話検出
部8に出力する。近端通話検出部8は、各帯域の受信信
号レベル、送信信号レベル、エコー消去後の残差信号レ
ベルをもとにして帯域毎に近端通話信号が存在するかど
うかを判定し、全ての帯域において近端通話信号が存在
しないと判定されたときは制御信号18により、帯域分
割エコー消去部3に対してインパルス応答の推定を行な
うよう制御し、そうでない場合には停止するよう制御す
る。
【0039】次に、高能率符号化された受信信号を復号
化する過程から得られる量子化幅より受信信号レベルを
求める方法を以下に説明する。図6に帯域分割復号器1
3の内部構成図を示す。この図は帯域分割復号器13の
1帯域分の構成であり、図において131は量子化幅適
応部、132は復号部である。量子化幅適応部131
は、図5における分離部12からの各帯域の高能率符号
化された受信信号(符号化コード)の中から、処理の対
象となる帯域の符号化コードを入力し、図3に示した量
子化幅適応部103と同様の制御によって量子化幅を算
出し、これを復号部132に出力すると共に、図5にお
ける受信信号レベル変換部16に出力する。
化する過程から得られる量子化幅より受信信号レベルを
求める方法を以下に説明する。図6に帯域分割復号器1
3の内部構成図を示す。この図は帯域分割復号器13の
1帯域分の構成であり、図において131は量子化幅適
応部、132は復号部である。量子化幅適応部131
は、図5における分離部12からの各帯域の高能率符号
化された受信信号(符号化コード)の中から、処理の対
象となる帯域の符号化コードを入力し、図3に示した量
子化幅適応部103と同様の制御によって量子化幅を算
出し、これを復号部132に出力すると共に、図5にお
ける受信信号レベル変換部16に出力する。
【0040】量子化幅適応部131における量子化幅は
図3の量子化幅適応部103と同様に信号レベルに応じ
て、レベルの高いときには広く、低いときには狭くなる
ものである。従って、受信信号レベル変換部16は、図
2における残差信号レベル変換部15と同様に、あらか
じめ図4に示す量子化幅と受信信号レベルの関係をメモ
リに格納しておき、量子化幅をアドレスとして読み出す
ことにより受信信号レベルを求めることができる。
図3の量子化幅適応部103と同様に信号レベルに応じ
て、レベルの高いときには広く、低いときには狭くなる
ものである。従って、受信信号レベル変換部16は、図
2における残差信号レベル変換部15と同様に、あらか
じめ図4に示す量子化幅と受信信号レベルの関係をメモ
リに格納しておき、量子化幅をアドレスとして読み出す
ことにより受信信号レベルを求めることができる。
【0041】以上のように本実施例は、量子化幅適応部
131における量子化幅をメモリ参照によって受信信号
レベルに変換して求めるので、従来例のように信号を一
定時間間隔でサンプリングし、振幅の2乗の移動平均し
て信号レベルを求める方法より演算量を低減できる。な
お、図6では量子化幅適応部131は受信した符号化コ
ードから量子化幅を算出する例を示したが、符号化コー
ドに量子化幅を含めて送られる方式でも同様に、送られ
てきた量子化幅から受信信号レベルを求めることができ
る。
131における量子化幅をメモリ参照によって受信信号
レベルに変換して求めるので、従来例のように信号を一
定時間間隔でサンプリングし、振幅の2乗の移動平均し
て信号レベルを求める方法より演算量を低減できる。な
お、図6では量子化幅適応部131は受信した符号化コ
ードから量子化幅を算出する例を示したが、符号化コー
ドに量子化幅を含めて送られる方式でも同様に、送られ
てきた量子化幅から受信信号レベルを求めることができ
る。
【0042】実施例4.本実施例は実施例2で示した残
差信号の符号化で得られる量子化幅から残差信号レベル
を求め、実施例3で示した受信信号の復号で得られる量
子化幅から受信信号レベルを求め、送信信号のレベルは
従来の方法で算出し、これらの信号レベルより近端通話
検出することにより近端通話検出のための演算量を低減
しようとするものである。図7は本実施例による信号処
理装置の構成を示したものである。図において、10は
帯域分割符号器で、高能率符号化を行なうと共に符号化
過程で得られる量子化幅を出力する。13は帯域分割復
号器で、復号化過程で得られる量子化幅を出力する。1
5は帯域分割符号器10からの各帯域の量子化幅を残差
信号レベルに変換する残差信号レベル変換部である。1
6は帯域分割復号器からの量子化幅を受信信号レベルに
変換する受信信号レベル変換部である。他の帯域分割処
理部9、多重化部11、分離部12、帯域合成処理部1
4は実施例1の図1と同様で、帯域分割エコー消去部
3、送信信号レベル算出部6、近端通話検出部8、制御
信号18は、図12と同様であり説明を省略する。
差信号の符号化で得られる量子化幅から残差信号レベル
を求め、実施例3で示した受信信号の復号で得られる量
子化幅から受信信号レベルを求め、送信信号のレベルは
従来の方法で算出し、これらの信号レベルより近端通話
検出することにより近端通話検出のための演算量を低減
しようとするものである。図7は本実施例による信号処
理装置の構成を示したものである。図において、10は
帯域分割符号器で、高能率符号化を行なうと共に符号化
過程で得られる量子化幅を出力する。13は帯域分割復
号器で、復号化過程で得られる量子化幅を出力する。1
5は帯域分割符号器10からの各帯域の量子化幅を残差
信号レベルに変換する残差信号レベル変換部である。1
6は帯域分割復号器からの量子化幅を受信信号レベルに
変換する受信信号レベル変換部である。他の帯域分割処
理部9、多重化部11、分離部12、帯域合成処理部1
4は実施例1の図1と同様で、帯域分割エコー消去部
3、送信信号レベル算出部6、近端通話検出部8、制御
信号18は、図12と同様であり説明を省略する。
【0043】次に図7の動作を説明する。帯域分割処理
部9、帯域分割符号器10、多重化部11、分離部1
2、帯域分割復号器13、帯域合成処理部14について
は実施例1で示した図1の場合と同様の動作を行う。帯
域分割符号器10は、帯域毎に帯域分割エコー消去部3
より入力した残差信号の高能率符号化を行い、各帯域の
高能率符号化した残差信号を多重化部11に出力すると
共に、各帯域の符号化過程で得られる量子化幅を残差信
号レベル変換部15に出力する。残差信号レベル変換部
15はこの各帯域の量子化幅をもとに、エコー消去後の
残差信号レベルを求め、近端通話検出部8に出力する。
帯域分割復号器13は、分離部12からの各帯域の高能
率符号化された受信信号(符号化コード)を復号化し量
子化幅を求め、受信信号レベル変換部16に出力する。
受信信号レベル変換部16はこの各帯域の量子化幅をも
とに、受信信号レベルを求め、近端通話検出部8に出力
する。
部9、帯域分割符号器10、多重化部11、分離部1
2、帯域分割復号器13、帯域合成処理部14について
は実施例1で示した図1の場合と同様の動作を行う。帯
域分割符号器10は、帯域毎に帯域分割エコー消去部3
より入力した残差信号の高能率符号化を行い、各帯域の
高能率符号化した残差信号を多重化部11に出力すると
共に、各帯域の符号化過程で得られる量子化幅を残差信
号レベル変換部15に出力する。残差信号レベル変換部
15はこの各帯域の量子化幅をもとに、エコー消去後の
残差信号レベルを求め、近端通話検出部8に出力する。
帯域分割復号器13は、分離部12からの各帯域の高能
率符号化された受信信号(符号化コード)を復号化し量
子化幅を求め、受信信号レベル変換部16に出力する。
受信信号レベル変換部16はこの各帯域の量子化幅をも
とに、受信信号レベルを求め、近端通話検出部8に出力
する。
【0044】送信信号レベル算出部6は帯域分割処理部
9の出力する帯域分割された送信信号を入力し、各帯域
の信号レベルを算出して算出結果を近端通話検出部8に
出力する。近端通話検出部8は、各帯域の受信信号レベ
ル、送信信号レベル、エコー消去後の残差信号レベルを
もとにして帯域毎に近端通話信号が存在するかどうかを
判定し、全ての帯域において近端通話信号が存在しない
と判定されたときは制御信号18により、帯域分割エコ
ー消去部3に対してインパルス応答の推定を行なうよう
制御し、そうでない場合には停止するよう制御する。以
上のように本実施例は、実施例2と同じ様に高能率符号
化において算出される量子化幅をもとに残差信号レベル
を求め、実施例3と同じ様に高能率復号において得られ
る量子化幅をもとに受信信号レベルを求めるので、近端
通話検出のための演算量を低減できる。また、実施例2
と同様に残差信号から適応的に量子化幅を求める方法で
も同じように量子化幅から残差信号レベルを求めること
ができる。また、実施例3と同様に符号化コードに量子
化幅を含めて送られる方式でも同様に、送られてきた量
子化幅から受信信号レベルを求めることができる。
9の出力する帯域分割された送信信号を入力し、各帯域
の信号レベルを算出して算出結果を近端通話検出部8に
出力する。近端通話検出部8は、各帯域の受信信号レベ
ル、送信信号レベル、エコー消去後の残差信号レベルを
もとにして帯域毎に近端通話信号が存在するかどうかを
判定し、全ての帯域において近端通話信号が存在しない
と判定されたときは制御信号18により、帯域分割エコ
ー消去部3に対してインパルス応答の推定を行なうよう
制御し、そうでない場合には停止するよう制御する。以
上のように本実施例は、実施例2と同じ様に高能率符号
化において算出される量子化幅をもとに残差信号レベル
を求め、実施例3と同じ様に高能率復号において得られ
る量子化幅をもとに受信信号レベルを求めるので、近端
通話検出のための演算量を低減できる。また、実施例2
と同様に残差信号から適応的に量子化幅を求める方法で
も同じように量子化幅から残差信号レベルを求めること
ができる。また、実施例3と同様に符号化コードに量子
化幅を含めて送られる方式でも同様に、送られてきた量
子化幅から受信信号レベルを求めることができる。
【0045】実施例5.本実施例は一部の帯域のインパ
ルス応答の推定を間引くことにより演算量を低減しよう
とするもので、図8は、信号処理装置の帯域分割エコー
キャンセラの構成を示したものである。図において、3
は帯域分割エコー消去部であるが、帯域分割エコー消去
の動作で、一部の帯域のインパルス応答の推定を間引く
機能が付加されたものである。17は間引き制御部であ
る。受信信号帯域分割処理部1、送信信号帯域分割処理
部2および帯域合成処理部4は、従来例の図11で示し
たものと同じである。
ルス応答の推定を間引くことにより演算量を低減しよう
とするもので、図8は、信号処理装置の帯域分割エコー
キャンセラの構成を示したものである。図において、3
は帯域分割エコー消去部であるが、帯域分割エコー消去
の動作で、一部の帯域のインパルス応答の推定を間引く
機能が付加されたものである。17は間引き制御部であ
る。受信信号帯域分割処理部1、送信信号帯域分割処理
部2および帯域合成処理部4は、従来例の図11で示し
たものと同じである。
【0046】以下に、動作について説明する。間引き制
御部17は、帯域分割後の送信信号、受信信号および残
差信号のサンプル時間間隔、すなわちサブバンドサンプ
ル時間間隔毎に一部の帯域のインパルス応答の推定を間
引くよう制御する。このため帯域分割エコー消去部3を
図9に示すように3つのグループにわける。すなわち、
図において36は第1のエコー消去部、37は第2のエ
コー消去部、38は第3のエコー消去部である。そし
て、受信信号帯域分割処理部1および送信信号帯域分割
処理部2は帯域分割した信号を、3通りのグループに分
け、それぞれ第1のエコー消去部36、第2のエコー消
去部37、第3のエコー消去部38に出力する。
御部17は、帯域分割後の送信信号、受信信号および残
差信号のサンプル時間間隔、すなわちサブバンドサンプ
ル時間間隔毎に一部の帯域のインパルス応答の推定を間
引くよう制御する。このため帯域分割エコー消去部3を
図9に示すように3つのグループにわける。すなわち、
図において36は第1のエコー消去部、37は第2のエ
コー消去部、38は第3のエコー消去部である。そし
て、受信信号帯域分割処理部1および送信信号帯域分割
処理部2は帯域分割した信号を、3通りのグループに分
け、それぞれ第1のエコー消去部36、第2のエコー消
去部37、第3のエコー消去部38に出力する。
【0047】ここで、例えば、第1のエコー消去部36
はI個の帯域の信号を、第2のエコー消去部37はJ個
の帯域の信号を、第3のエコー消去部38はK個の帯域
の信号を扱うものとし、I,J,Kの総和はNとする。
図9はN=16,I=8,J=4,K=4の場合の例で
ある。第1のエコー消去部36は、常にインパルス応答
の推定を行い、第2のエコー消去部37および第3のエ
コー消去部38は、間引き制御部17からの制御信号に
従い、サブバンドサンプル時間間隔で交互にインパルス
応答の推定を行う。すなわち、あるサブバンドサンプル
時間間隔では第2のエコー消去部37がインパルス応答
の推定を行い、第3のエコー消去部38がインパルス応
答の推定を停止し、次のサブバンドサンプル時間間隔で
は第2のエコー消去部37がインパルス応答の推定を停
止し、第3のエコー消去部38がインパルス応答の推定
を行なう。
はI個の帯域の信号を、第2のエコー消去部37はJ個
の帯域の信号を、第3のエコー消去部38はK個の帯域
の信号を扱うものとし、I,J,Kの総和はNとする。
図9はN=16,I=8,J=4,K=4の場合の例で
ある。第1のエコー消去部36は、常にインパルス応答
の推定を行い、第2のエコー消去部37および第3のエ
コー消去部38は、間引き制御部17からの制御信号に
従い、サブバンドサンプル時間間隔で交互にインパルス
応答の推定を行う。すなわち、あるサブバンドサンプル
時間間隔では第2のエコー消去部37がインパルス応答
の推定を行い、第3のエコー消去部38がインパルス応
答の推定を停止し、次のサブバンドサンプル時間間隔で
は第2のエコー消去部37がインパルス応答の推定を停
止し、第3のエコー消去部38がインパルス応答の推定
を行なう。
【0048】従って、サブバンドサンプル時間間隔毎に
I+J個の帯域とI+K個の帯域について交互にエコー
経路のインパルス応答の推定が行われることとなる。な
お、各帯域のエコー消去部の構成と動作は従来例で図1
3を用いて示したものと同じで説明を省略する。また、
図8の間引き制御部17は図13の制御信号18により
インパルス応答推定の動作・停止制御を行なう。次に、
各帯域のグループ分けの方法として、あらかじめ取り扱
う信号の周波数特性を求め、その特性に適したグループ
分けを行なう。例えば本実施例による信号処理装置が、
8kHzまでの帯域の音声信号の送受信が可能な音声会
議システムに適用されるものであり、音声信号を16の
帯域に分割して処理を行うものとする。
I+J個の帯域とI+K個の帯域について交互にエコー
経路のインパルス応答の推定が行われることとなる。な
お、各帯域のエコー消去部の構成と動作は従来例で図1
3を用いて示したものと同じで説明を省略する。また、
図8の間引き制御部17は図13の制御信号18により
インパルス応答推定の動作・停止制御を行なう。次に、
各帯域のグループ分けの方法として、あらかじめ取り扱
う信号の周波数特性を求め、その特性に適したグループ
分けを行なう。例えば本実施例による信号処理装置が、
8kHzまでの帯域の音声信号の送受信が可能な音声会
議システムに適用されるものであり、音声信号を16の
帯域に分割して処理を行うものとする。
【0049】図10は、一般的な音声信号のスペクトル
を示すと共に、エコー消去部において各帯域のグループ
分けを示した例である。図のように音声信号のスペクト
ルは、低い周波数においてレベルが高く、高い周波数に
おいてレベルが低いという傾向がある。そこで、図10
に示すように、信号レベルの高い帯域については第1の
エコー消去部36によって、その他の帯域については第
2のエコー消去部37、第3のエコー消去部38によっ
てエコー消去を行うように構成する。すると、例え高い
周波数帯域においてインパルス応答推定速度が遅くな
り、低い周波数帯域に比べてエコー消去量が小さくなっ
たとしても、高い周波数帯域における信号強度は元々小
さいために、エコー消去性能を殆ど損なわないようにす
ることができる。
を示すと共に、エコー消去部において各帯域のグループ
分けを示した例である。図のように音声信号のスペクト
ルは、低い周波数においてレベルが高く、高い周波数に
おいてレベルが低いという傾向がある。そこで、図10
に示すように、信号レベルの高い帯域については第1の
エコー消去部36によって、その他の帯域については第
2のエコー消去部37、第3のエコー消去部38によっ
てエコー消去を行うように構成する。すると、例え高い
周波数帯域においてインパルス応答推定速度が遅くな
り、低い周波数帯域に比べてエコー消去量が小さくなっ
たとしても、高い周波数帯域における信号強度は元々小
さいために、エコー消去性能を殆ど損なわないようにす
ることができる。
【0050】以上のように本実施例によれば、サブバン
ドサンプル時間毎に、全帯域すなわちN個の帯域のイン
パルス応答推定を行うことにはならず、I+JまたはI
+K個の帯域のインパルス応答推定を行えばよいため、
インパルス応答推定に要する演算量を低減することがで
きる。なお、全帯域を3つのグループに分け、そのうち
の2つを交互にインパルス応答の推定させるとしたが、
本発明はこれに限られるものではなく、3つ以上のグル
ープを交代にインパルス応答の推定をさせてもよい。
ドサンプル時間毎に、全帯域すなわちN個の帯域のイン
パルス応答推定を行うことにはならず、I+JまたはI
+K個の帯域のインパルス応答推定を行えばよいため、
インパルス応答推定に要する演算量を低減することがで
きる。なお、全帯域を3つのグループに分け、そのうち
の2つを交互にインパルス応答の推定させるとしたが、
本発明はこれに限られるものではなく、3つ以上のグル
ープを交代にインパルス応答の推定をさせてもよい。
【0051】
【発明の効果】第1の発明においては、帯域分割された
エコー消去後の残差信号を合成せず帯域分割したまま多
重化し受信側で分離するので、受信側で擬似エコーを生
成するために必要な帯域分割された受信信号を生成する
必要がなく、この処理に要する演算量を低減できる。第
2の発明においては、高能率符号化において算出される
量子化幅をもとに残差信号レベルを求めるので、近端通
話検出のための演算量を低減できる。第3の発明におい
ては、高能率復号において得られる量子化幅をもとに受
信信号レベルを求めるので、近端通話検出のための演算
量を低減できる。第4の発明においては、高能率符号化
において算出される量子化幅をもとに残差信号レベルを
求め、高能率復号において得られる量子化幅をもとに受
信信号レベルを求めるので、近端通話検出のための演算
量を低減できる。第5の発明においては、一部の帯域の
エコー消去部のインパルス応答推定を間引くので演算量
を低減できる。
エコー消去後の残差信号を合成せず帯域分割したまま多
重化し受信側で分離するので、受信側で擬似エコーを生
成するために必要な帯域分割された受信信号を生成する
必要がなく、この処理に要する演算量を低減できる。第
2の発明においては、高能率符号化において算出される
量子化幅をもとに残差信号レベルを求めるので、近端通
話検出のための演算量を低減できる。第3の発明におい
ては、高能率復号において得られる量子化幅をもとに受
信信号レベルを求めるので、近端通話検出のための演算
量を低減できる。第4の発明においては、高能率符号化
において算出される量子化幅をもとに残差信号レベルを
求め、高能率復号において得られる量子化幅をもとに受
信信号レベルを求めるので、近端通話検出のための演算
量を低減できる。第5の発明においては、一部の帯域の
エコー消去部のインパルス応答推定を間引くので演算量
を低減できる。
【図1】本発明の実施例1による信号処理装置を示した
構成図である。
構成図である。
【図2】本発明の実施例2による信号処理装置を示した
構成図である。
構成図である。
【図3】帯域分割符号器の1帯域分の処理を示した内部
構成図である。
構成図である。
【図4】量子化幅適応部の入力信号と量子化幅との関係
を示した図である。
を示した図である。
【図5】本発明の実施例3による信号処理装置を示した
構成図である。
構成図である。
【図6】帯域分割復号器の1帯域分の処理を示した内部
構成図である。
構成図である。
【図7】本発明の実施例4による信号処理装置を示した
構成図である。
構成図である。
【図8】本発明の実施例5による信号処理装置における
帯域分割型エコーキャンセラを示した構成図である。
帯域分割型エコーキャンセラを示した構成図である。
【図9】本発明の実施例5による信号処理装置における
帯域分割型エコーキャンセラの帯域分割エコー消去部の
内部構成図である。
帯域分割型エコーキャンセラの帯域分割エコー消去部の
内部構成図である。
【図10】本発明の実施例5による信号処理装置におけ
る帯域分割方法を一般的な音声信号のスペクトルについ
て示した図である。
る帯域分割方法を一般的な音声信号のスペクトルについ
て示した図である。
【図11】従来の帯域分割型エコーキャンセラの構成図
である。
である。
【図12】従来の帯域分割型エコーキャンセラに近端通
話検出器を備えた場合の構成例である。
話検出器を備えた場合の構成例である。
【図13】従来の帯域分割エコー消去部の1帯域分の内
部構成図である。
部構成図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 以下の構成要素を有する信号処理装置。 1.複数の帯域ごとに符号化され多重化された遠端通話
路からの受信信号を帯域ごとに分離する分離手段、 2.前記帯域ごとに分離された受信信号を復号する帯域
分割復号手段、 3.前記復号された帯域ごとの受信信号を合成し近端通
話路に出力する帯域合成処理手段、 4.前記帯域合成処理手段により合成された受信信号の
エコーを含む前記近端通話路からの送信信号を複数の帯
域に分割する帯域分割処理手段、 5.前記帯域分割復号手段により復号された受信信号を
参照して擬似エコーを生成し、前記帯域分割処理手段が
出力する前記帯域分割した送信信号から前記擬似エコー
を減じて各帯域ごとの残差信号を出力するエコー消去手
段、 6.前記帯域ごとの残差信号を符号化する帯域分割符号
化手段、 7.前記帯域ごとに符号化した残差信号を多重化し遠端
通話路に出力する多重化手段。 - 【請求項2】 以下の構成要素を有する信号処理装置。 1.複数の帯域ごとに適応量子化により高能率符号化さ
れ多重化された遠端通話路からの受信信号を帯域ごとに
分離する分離手段、 2.前記帯域ごとに分離された受信信号を復号する帯域
分割復号手段、 3.前記復号された帯域ごとの受信信号を合成し近端通
話路に出力する帯域合成処理手段、 4.前記帯域合成処理手段により合成された受信信号の
エコーを含む前記近端通話路からの送信信号を複数の帯
域に分割する帯域分割処理手段、 5.前記近端通話路におけるエコー経路のインパルス応
答を帯域ごとに推定するとともに、前記帯域分割復号手
段により復号された受信信号と前記インパルス応答の推
定結果に従い擬似エコーを生成し、前記帯域分割した送
信信号から前記擬似エコーを減じて各帯域の前記残差信
号を出力するエコー消去手段、 6.前記残差信号を帯域ごとに適応量子化により高能率
符号化し量子化幅を出力する帯域分割符号化手段、 7.前記量子化幅を残差信号レベルに変換する残差信号
レベル変換手段、 8.前記帯域分割処理手段が帯域分割した送信信号のレ
ベル、前記帯域分割復号手段が復号した受信信号のレベ
ル、および前記残差信号レベル変換手段が変換した残差
信号レベルより近端通話の有無を検出する近端通話検出
手段、 9.前記近端通話検出手段が近端通話を検出したなら前
記エコー消去手段の前記インパルス応答の推定を停止さ
せるインパルス応答推定制御手段。 - 【請求項3】 以下の構成要素を有する信号処理装置。 1.複数の帯域ごとに適応量子化により高能率符号化さ
れ多重化された遠端通話路からの受信信号を帯域ごとに
分離する分離手段、 2.前記帯域ごとに分離された受信信号を復号し、帯域
分割された受信信号と量子化幅を出力する帯域分割復号
手段、 3.前記量子化幅を受信信号レベルに変換する受信信号
レベル変換手段、 4.前記帯域分割復号手段が出力する前記帯域分割され
た受信信号を合成し近端通話路に出力する帯域合成処理
手段、 5.前記帯域合成処理手段により合成された受信信号の
エコーを含む前記近端通話路からの送信信号を複数の帯
域に分割する帯域分割処理手段、 6.前記近端通話路におけるエコー経路のインパルス応
答を帯域ごとに推定するとともに、前記帯域分割復号手
段により復号された受信信号と前記インパルス応答の推
定結果に従い擬似エコーを生成し、前記帯域分割した送
信信号から前記擬似エコーを減じて各帯域の前記残差信
号を出力するエコー消去手段、 7.前記帯域分割した送信信号のレベル、前記帯域分割
エコー消去手段が出力する残差信号のレベル、および前
記受信信号レベル変換手段が出力する受信信号レベルよ
り近端通話の有無を検出する近端通話検出手段、 8.前記近端通話検出手段が近端通話を検出したなら前
記エコー消去手段の前記インパルス応答の推定を停止さ
せるインパルス応答推定制御手段。 - 【請求項4】 以下の構成要素を有する信号処理装置。 1.複数の帯域ごとに適応量子化により高能率符号化さ
れ多重化された遠端通話路からの受信信号を帯域ごとに
分離する分離手段、 2.前記帯域ごとに分離された受信信号を復号し、帯域
分割された受信信号と量子化幅を出力する帯域分割復号
手段、 3.前記量子化幅を受信信号レベルに変換する受信信号
レベル変換手段、 4.前記帯域分割復号手段が出力する前記帯域分割され
た受信信号を合成し近端通話路に出力する帯域合成処理
手段、 5.前記帯域合成処理手段により合成された受信信号の
エコーを含む前記近端通話路からの送信信号を複数の帯
域に分割する帯域分割処理手段、 6.前記近端通話路におけるエコー経路のインパルス応
答を帯域ごとに推定するとともに、前記帯域分割復号手
段により復号された受信信号と前記インパルス応答の推
定結果に従い擬似エコーを生成し、前記帯域分割した送
信信号から前記擬似エコーを減じて各帯域の前記残差信
号を出力するエコー消去手段、 7.前記残差信号を帯域ごとに適応量子化により高能率
符号化し量子化幅を出力する帯域分割符号化手段、 8.前記量子化幅を残差信号レベルに変換する残差信号
レベル変換手段、 9.前記帯域分割した送信信号のレベル、前記残差信号
レベル変換手段が変換した残差信号レベル、および前記
受信信号レベル変換手段が出力する受信信号レベルより
近端通話の有無を検出する近端通話検出手段、 10.前記近端通話検出手段が近端通話を検出したなら
前記エコー消去手段の前記インパルス応答の推定を停止
させるインパルス応答推定制御手段。 - 【請求項5】 以下の構成要素を有する信号処理装置。 1.遠端通話路からの受信信号を複数の帯域に分割する
受信信号帯域分割処理手段、 2.前記遠端通話路からの受信信号のエコーを含む近端
通話路からの送信信号を複数の帯域に分割する送信信号
帯域分割処理手段、 3.前記近端通話路におけるエコー経路のインパルス応
答を帯域ごとに推定するとともに、前記帯域分割復号手
段により復号された受信信号と前記インパルス応答の推
定結果に従い擬似エコーを生成し、前記帯域分割した送
信信号から前記擬似エコーを減じて各帯域の前記残差信
号を出力するエコー消去手段、 4.前記エコー消去手段における分割された帯域のうち
所定の帯域を複数の帯域群としてグループ化し、前記イ
ンパルス応答の推定を前記複数の帯域群ごとに停止する
よう制御する間引き制御手段。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17730394A JPH0846556A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17730394A JPH0846556A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 信号処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0846556A true JPH0846556A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16028642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17730394A Pending JPH0846556A (ja) | 1994-07-28 | 1994-07-28 | 信号処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0846556A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6434192B1 (en) | 1997-11-13 | 2002-08-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Adaptive equalizing device |
-
1994
- 1994-07-28 JP JP17730394A patent/JPH0846556A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6434192B1 (en) | 1997-11-13 | 2002-08-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Adaptive equalizing device |
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