JPH0846629A - Atmネットワークインターフェースモジュール - Google Patents

Atmネットワークインターフェースモジュール

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JPH0846629A
JPH0846629A JP19354894A JP19354894A JPH0846629A JP H0846629 A JPH0846629 A JP H0846629A JP 19354894 A JP19354894 A JP 19354894A JP 19354894 A JP19354894 A JP 19354894A JP H0846629 A JPH0846629 A JP H0846629A
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JP
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cell
atm
management table
buffer
network interface
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JP19354894A
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Inventor
Masayuki Shinohara
誠之 篠原
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NEC Corp
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ATMネットワークインターフェースモジュー
ルにおいて、できるだけ少ないハード量の追加で上位層
パケットレベルの実行スループットを改善することが可
能なバッファ管理システムを提供する。 【構成】上位層パケットの再組立のためにATMセルを
蓄積するセルバッファを、ATMNIC(ATMネット
ワークインターフェースカード)10を実装するホスト
ワークステーション20のメインメモリ23内に構築す
る。また、VC数にして数百本程度登録できるVC別セ
ル廃棄管理テーブルをATMNIC10内の状況記憶部
12に設ける。管理テーブルにはバッファ占有量に応じ
て「受信可」または「受信不可」を設定する。受信処理
部12は、管理テーブルの設定が「受信可」であれば、
その論理チャネル(VC)のATMセルを受信し、「受
信不可」であればその論理チャネル(VC)のATMセ
ルを破棄する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATM通信網における
通信プロトコル階層の内の最下層であるATM層と、ネ
ットワーク層との間に位置し、上下2つの層を連結させ
るためのデータフォーマット変換処理やアドレス変換処
理等の役割を担うAAL(ATM Adaptation Layer)層の
実処理を実行するATMネットワークインターフェース
モジュールに関し、特に、できるだけ少ないハード量の
追加で上位層パケットの実効スループットを改善するこ
とができるATMネットワークインターフェースモジュ
ールに関する。
【0002】
【従来の技術】ATMネットワークインターフェースモ
ジュールは、バスI/Fを介してワークステーションや
インターネット機器などのホストに実装されて、ATM
伝送方式と上位プロトコル層の間の通信データの受け渡
しを請け負う。
【0003】ATMネットワークインターフェースモジ
ュールとしては、カード型のモジュールが知られてお
り、図11は従来のATMネットワークインターフェー
スカード(ATMNIC)の構成例を示している。AT
Mネットワークインターフェースモジュールとしては、
ATMNICが代表的であるので、以下、本明細書にお
いては、「ATMNIC」をATMネットワークインタ
ーフェースモジュール一般の意味も含む語句として使用
する。
【0004】図11において、破線で囲まれた部分10
0がATMNIC、もう一方の破線で囲まれた部分11
0が被実装ホストワークステーションである。ATMN
IC100は、パケット再組立のためにATMセルを蓄
積するローカルメモリ102と、ATM層とAAL層の
処理やセル破棄処理を実行する受信処理部103と、物
理層I/F104と、ATMNIC内のローカルバス1
01とホストワークステーション110内のシステムバ
ス111と接続するバスI/F105とを備え、これら
がローカルバス101を介して相互接続される構成とな
っている。
【0005】ローカルメモリ102内には、セルバッフ
ァメモリが設けられている。図12に示すように、受信
されたATMセルは、パケット分のATMセルが揃うま
でAAL層処理とATM層処理が施されながらローカル
メモリ102内のセルバッファメモリに蓄積される。そ
して、全セルが揃って受信処理が完了した時点で上位プ
ロトコル層にパケットを渡す。ここで1セルでも欠けた
パケットは上位プロトコル層に渡されることなくAAL
層で廃棄される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来は、上述したよう
に、上位層パケットへの再組立のためのATMセルを蓄
積するセルバッファをATMNIC内のローカルメモリ
102内に実現していた。しかし、ATMNIC内に実
装できるハードメモリ量の規模は小さく、さらに、AT
MNIC100内のローカルバス101に接続されたロ
ーカルメモリ102で受信パケットを組立ててから、さ
れにそのローカルバス101を経由してホスト110の
メインメモリ113に上位層パケットを転送することに
よりホストのCPU112へのパケット引渡しを実現し
ていたために(図12参照)、このローカルバス101
の容量が不足になりがちであり、ATMNICとして十
分な処理能力を達成できなかった。
【0007】また、従来は、ATMNIC内でバッファ
オーバーフローが発生しても何ら特別な処理は行われて
いなかった。このため、ATMセル群が不完全な形のま
まながらセルバッファ内に留まっており、その後の受信
処理で破棄されるまでバッファ領域を無駄に占領するこ
とになる。このセルバッファの非効率的な利用は他の上
位層パケットのセル損失を次々と引き起こし、結果とし
て上位層パケットレベルの実行スループットの低下を招
く。
【0008】本発明は上記の点にかんがみて成されたも
ので、できるだけ少ないハード量の追加で従来の方法で
問題となっていた実効スループットの抑制を改善するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、ATMネットワークインターフ
ェースモジュールにおいて、AALパケットへの再組立
のためにATMセルを蓄積するセルバッファメモリを、
ATMネットワークインターフェースモジュールが実装
されるワークステーションまたはインターネット機器内
のメインメモリに設置するように構成した。
【0010】
【作用】ワークステーションのメインメモリは、ATM
NICに物理的に実装できるメモリ量よりもはるかに膨
大であるため、セルバッファの絶対量不足によるセル廃
棄の発生頻度を低減できる。また、ATMセルのまま、
ホスト側へ受け渡すため、従来のようにパケット単位で
転送する場合(図12参照)と比べて、受信パケットの
管理をホストのCPUに渡す際に特別なパケット転送処
理を伴わないため、その分だけATMNICの受信処理
部の実効処理量を軽減できるとともに、ローカルバスの
渋滞を緩和できる。これらATMNICを構成するハー
ドウェアに対する負荷の軽減により、ATMNICの絶
対的なスループットを大幅に改善できる。
【0011】
【実施例】次に図面を参照して本発明の一実施例につい
て説明する。図1は本発明によるATMNICの一実施
例の基本構成図である。破線で囲まれた部分10が本発
明によるATMNICの基本構成図であり、もう一方の
破線で囲まれた部分20が被実装ワークステーションで
ある。ATMNIC10においては、ATM層とAAL
層の処理やセル破棄処理を実行する受信処理部12と、
物理層I/F13と、バスI/F14(ATMNIC内
のローカルバス11とホストワークステーション20内
のシステムバス21を接続する)とがローカルバス11
を介して相互接続されている。さらに、後述するVC別
セル廃棄管理テーブル(以下適宜「管理テーブル」と略
す)が保存されている状況記憶部15と、任意の時点に
おいてどれだけバッファ量が占有されているどうかをモ
ニタできるバッファ占有量計数部16が設けられてい
る。ホストワークステーション20は、簡単のためCP
U22とメインメモリ23のみからなる構成で示してい
る。
【0012】ホストワークステーション20のメインメ
モリ23内には、上位層パケットへの再組立のためにA
TMセルを蓄積するセルバッファメモリ(図5〜10の
セルバッファ40)が設定されている。そのセルバッフ
ァメモリの占有量は、上記バッファ占有量計数部16に
よって検出される。
【0013】図2はATMNIC10に入力されたAT
Mセルの経路を示し、物理層I/F13を介して入力さ
れたATMセルは、受信処理部12で受信処理を施され
てからバスI/F14を経由してホスト20のメインメ
モリ23内に蓄積される。そして、上位層パケットを構
成する全てのATMセルが揃って受信処理が完了する
と、受信処理部12はホスト20のCPU22に対して
パケット受信終了通知を送信して受信パケットの管理を
ホスト20のCPU22に渡す。
【0014】図3は状況記憶部15内に保存されている
VC別セル廃棄管理テーブル30の構成例を示す。VC
別セル廃棄管理テーブル30は、論理チャネル(VC)
の識別子(VCI)を登録する欄とそれに対応して属性
を示す欄(1ビット)が設けられ、属性欄にはそのVC
のATMセルは受信可(ビット「0」)であるか、受信
不可(ビット「1」)であるかを表示する。
【0015】管理テーブル30のエントリ数は数百個程
度である。これは、ATM伝送方式で規定されている1
2ビットのVCI(4096個)のうち、同時に使用さ
れるのは高々数百個程度であるとの考察に基づく。
【0016】初期状態では管理テーブル30には何も登
録されていない。管理テーブル30にエントリのない新
規のVCからATMセルが到着した場合にはそのATM
セルは上位層パケット(AALパケット)の先頭セルで
あると判断して、その時点のセルバッファの占有量がし
きい値以下であるならばそのVCIと属性「0」(受信
可)を、もし、セルバッファの占有量がしきい値を越え
ていればそのVCIと属性「1」(受信不可)を管理テ
ーブル30に表示する。
【0017】また、バッファオーバーフローによるセル
廃棄が発生した場合には、管理テーブル30中の廃棄さ
れたセルに該当するVC欄の属性を「1」(受信不可)
に設定する。
【0018】ATMNIC10に到着する全てのATM
セルに対して、そのVCIに基づいてVC別セル廃棄管
理テーブルを参照し、属性が「0」(受信可)である場
合にはそのままセルバッファに蓄積し、他方、属性が
「1」(受信不可)である場合には、受信処理部12
は、そのATMセルを破棄する。
【0019】AALパケットの終わりを示すEOP(En
d of Packet)セルが到着したら、管理テーブル30中
のそのVCのエントリを削除して別の新たなVC登録の
ために管理テーブル30の空き領域を増やす。もし、管
理テーブル30の空き領域が皆無のときに新たなVCか
らのATMセルが到着した場合には、そのVCからのA
TMセルは全て無条件でセルバッファに蓄積せざるを得
ないが、管理テーブル30が空き次第その直後の到着セ
ルに対してエントリがないと判断するので、中途ではあ
るが該テーブルに登録されてその影響を最小限に留める
ことができる。また、そのような状況が発生する頻度を
極限まで抑えることができるように管理テーブル30の
可能エントリ数を最適化しておく。この実施例による構
成では、管理テーブル30のエントリ数は数百本程度で
あることは上述したが、これは、小容量のハードメモリ
の追加で実装可能である。
【0020】実施例の管理テーブル30は、現在受信中
のVCだけを登録する構成としているためエントリ数を
数百程度に抑えているが、もちろん、エントリ数を増や
して全VCについて予め登録するようにしてもよい。
【0021】次に図4のフローチャートを用いて実施例
の動作を説明する。まず、ATMNIC10にATMセ
ルが入力されると(F1)、そのVCについて状況記憶
部15内のVC別セル廃棄管理テーブル30を参照し
(F2)、管理テーブル30にエントリされているかチ
ェックする(F3)。エントリされていれば、次に属性
をみて(F4)、属性が「0」(受信可)であれば、メ
インメモリ23内に設定されたバッファメモリの占有量
を計測し(F5)、バッファが一杯でなければ(F
6)、そのまま受信処理を施して(F7)、セルバッフ
ァに蓄積する(F8)。次に、到着したセルはEOPセ
ル(AALパケットの終りを示す)かどうかチェックし
(F9)、EOPセルであれば該当するVCのエントリ
を管理テーブル30から削除する(F10)。
【0022】一方、ステップF4において、属性が
「1」(受信不可)である場合にはそのATMセルを受
信処理部12で破棄する。またステップF6において、
バッファが一杯であるときも、属性を「1」(受信不
可)に変更して(F12)、セルを破棄する(F1
3)。これにより新たなVC登録のためにテーブル30
の空き領域を増やす。また、この時すでにバッファメモ
リ内に蓄積されているATMセルがあれば、それもいず
れ無効になってしまうセルであるから破棄する。
【0023】ステップF3において、管理テーブル30
にエントリのない新規のVCのATMセルであれば、そ
のATMセルは上位層パケットの先頭セルであるとみな
してよい。そこで、次に管理テーブルの空きがあるかど
うかチェックして(F14)、空きがあれば、その時点
のセルバッファの占有量を計測する(F15)。バッフ
ァ占有量がしきい値以下であれば(F16)、パケット
分の全ATMセルを収容できると判断してそのVCIと
属性「0」(受信可)をテーブル30に登録する(F1
7)。セルバッファの占有量がしきい値以上であるなら
ば(F16)、じきにバッファオーバーフローによりセ
ル廃棄が発生するだろうと判断してそのVCIと属性
「1」(受信不可)を管理テーブル30に登録する(F
18)。
【0024】ステップF14において、管理テーブル3
0の空き領域が無ければ、そのVCからのATMセルは
すべて無条件で受信処理を施して(F7)、セルバッフ
ァに蓄積せざるを得ないが(F8)、テーブル領域が空
き次第その直後の到着セルに対してエントリがないと判
断されて、中途からではあるが管理テーブル30に登録
されてその影響を最小限に留めることができる。
【0025】以上のように、本発明においては、上位層
パケットの再組立のためにATMセルバッファを、AT
MNIC10を実装するワークステーション20のメイ
ンメモリ23に構築する。ワークステーション20のメ
インメモリ23は、ATMNIC10に物理的に実装で
きるメモリ量よりもはるかに膨大であるため、セルバッ
ファの絶対量不足によるセル廃棄の発生頻度を低減で
き、受信処理(ATM層の処理、AAL層の処理)を受
け持つ受信処理部12の処理速度が許す限りにおいては
どんな大きなネットワーク負荷も収容可能である。そし
て、ATMNIC10内に大容量のハードメモリを搭載
させないため、非常に低価格でATMNICを製作でき
る利点を生ずる。
【0026】上記実施例のATMセルの経路は、すでに
図2を参照して説明したが、これと図12に示す従来の
構成によるセル転送経路と比べると、受信パケットの管
理をホスト20のCPU22に渡す際に特別なパケット
転送処理を伴わないため、その分だけ受信処理部12の
実効処理量を軽減できるとともにローカルバス11の渋
滞を緩和できる。ATMNIC10を構成するハードウ
ェアに対する負荷が軽減されることにより、ATMNI
C10の絶対的なスループットを大幅に改善できる。
【0027】また、上記実施例によれば、バッファ占有
量に基づいて論理チャネル(VC)毎に受信の可否を設
定するVC別セル破棄管理テーブル30を状況記憶部1
5内に設定し、管理テーブル30中の属性が「1」であ
るVCに対しては、バッファに入力する前に、受信処理
部12において該当セルを破棄する。これにより、セル
損失を含む無益なパケットを構成するATMセルがネッ
トワーク帯域を無駄に浪費することはなくなるのはもち
ろん、セル廃棄を特定のVCのパケットに集中させてセ
ル廃棄が多数のパケットに及ぶのを防いでATM交換機
内の有限のセルバッファを有効に利用でき、上位層パケ
ットレベルの実効スループットを改善することができ
る。
【0028】さらに、上位層パケット(AALパケッ
ト)を構成する先頭のATMセルが到着した時点のバッ
ファ占有量がしきい値を越えているならば、そのパケッ
トを構成するATMセルを、EOPセルが到着するまで
受信処理部12で全て破棄するようにする。これは、こ
のパケットは将来的にはバッファオーバーフローにより
ATMセルを損失するであろうと予測して、該当パケッ
トを未然に破棄しておくことを意味するが、これにより
セル損失を含むであろう無益なパケットは1セル分もバ
ッファ占有することはなく、バッファの利用効率を改善
して上位層パケットレベルの実効スループットを上げる
ことができる。
【0029】次に具体的なケースを図5ないし図10に
示す。まず、図5および図6は管理テーブル30にエン
トリのあるVCをもつATMセルがATMNIC10に
到着したときの動作例を示す。図5(a)は、VC別セ
ル廃棄管理テーブル30に「0」(受信可)のエントリ
があるVC1のATMセルが到着したときの状態を示し
ている。属性が受信可であることから、VC1で送られ
る上位層パケットには未だセル損失がなくそのATMセ
ルは有効であると判断して、受信処理部12で受信処理
を施した後セルバッファ40に蓄積する(図5
(b))。
【0030】図6(a)は、管理テーブル30に「1」
(受信不可)のエントリがあるVC2のATMセルがA
TMNIC10に到着したときの状態図である。属性が
受信不可となっているのは、VC2で送られる上位層パ
ケットには既にセル損失が発生しているか、あるいは先
頭セルが到着したときのバッファ占有量がしきい値以上
であったためと考えられ、いずれにしろこのVC2のA
TMセルは全く無効であるので受信処理部12で破棄処
分する(図6(b))。
【0031】図7と図8はVC別セル廃棄管理テーブル
30にエントリのないVCをもつATMセルがATMN
IC10に到着したときの動作例を示す。最初に図7の
説明をすると、図7(a)はセルバッファ40の占有量
がしきい値以下であるときに管理テーブル30にエント
リのないVC3のATMセルがATMNIC10に到着
した状態を示している。管理テーブル30に該当するV
Cのエントリがないことにより、このセルは上位層パケ
ットの先頭セルであると判断し、またセルバッファ40
には十分な空き容量があるのでパケット分の全ATMセ
ルを収容できるだろうと推察して、次の状態(図7
(b))では、VC別セル廃棄管理テーブル30にその
VCI(VC3)と属性「0」(受信可)を登録して、
その先頭セルをセルバッファ40に蓄積する。バッファ
オーバーフローによるセル損失が発生しない限り、以後
到着するVC3のATMセルはすべてセルバッファ40
に蓄積して交換処理を施す。
【0032】図8(a)はセルバッファ40の占有量が
しきい値以上であるときに管理テーブル30にエントリ
のないVC4のATMセルがATMNIC10に到着し
た状態を示している。図7と同様に管理テーブル30に
該当するVCのエントリがないことにより、このATM
セルは上位層パケットの先頭セルであると判断する。し
かし、セルバッファ40の占有量がしきい値以上である
ため、この先頭セルにより構成される上位層パケットは
いずれバッファオーバーフローによりセル損失を含むだ
ろうと判断して、管理テーブル30にそのVCI(VC
4)と属性「1」(受信不可)を登録して、その先頭セ
ルを受信処理部12で破棄する(図8(b))。以後到
着するVC4のATMセルはすべて受信処理部12で破
棄処分する。
【0033】図9(a)は、セルバッファ40が満杯の
ときに、管理テーブル30に受信可「0」のエントリが
あるVC5のATMセルがATMNIC10に到着した
状態を示している。VC5については受信可であるため
このATMセルをセルバッファ40に蓄積しようとする
が、セルバッファ40が満杯であるため否応なしに廃棄
されてしまう。このたった一つのセル損失によりVC5
の上位層パケットは全く無効になってしまうので、すで
にセルバッファ40に蓄積されているVC5のATMセ
ルを破棄するとともに管理テーブル30のVC5の欄の
ビットを「1」(受信不可)に変更して、以後到着する
VC5のATMセルはすべて受信処理部12で廃棄処分
する(図9(b))。
【0034】図10(a)は、管理テーブル30に受信
不可「1」のエントリがあるVC6のEOPセルがAT
MNIC10に到着したときの状態を示している。属性
が受信不可であることから、今までこのVCのATMセ
ルはすべて受信処理部12で破棄処分されてきたことが
わかる。EOPセルの到着は、このVCに関してパケッ
ト分のセルが一通りすべて到着したこと、またこの次に
来るVC6のATMセルは別の上位層パケットの先頭セ
ルであることを意味する。そこで、図10(b)に示す
ように、管理テーブル30の空き容量を増やすために管
理テーブル30からVC6のエントリを削除し、この次
に来るVC6のATMセル(先頭セル)に対して実行さ
れるバッファ占有量に基づくセル廃棄制御に備える。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ATMネットワークインターフェースモジュールにおい
て、実効スループットを大幅に改善できるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるATMネットワークインターフェ
ースモジュールの一実施例のブロック図である。
【図2】図1の実施例においてATMセルがATMNI
Cに到着してからセルバッファに蓄積されるまでの経路
を説明する図である。
【図3】図1の実施例の状況記憶部内に設けられるVC
別セル廃棄管理テーブルの構成図である。
【図4】図1の実施例におけるATMセルに対する処理
手順を示すフローチャートである。
【図5】図1の実施例においてVC別セル管理テーブル
に受信可「0」のエントリがあるVCのATMセルがA
TMNICに到着したときの処理手順を説明する状態図
である。
【図6】図1の実施例においてVC別セル管理テーブル
に受信不可「1」のエントリがあるVCのATMセルが
ATMNICに到着したときの処理手順を説明する状態
図である。
【図7】図1の実施例においてセルバッファの占有量が
しきい値以下であるときにVC別セル管理テーブルにエ
ントリがないVCのATMセルがATMNICに到着し
たときの処理手順を説明する状態図である。
【図8】図1の実施例においてセルバッファの占有量が
しきい値以上であるときにVC別セル管理テーブルにエ
ントリがないVCのATMセルがATMNICに到着し
たときの処理手順を説明する状態図である。
【図9】図1の実施例においてセルバッファが満杯のと
きにVC別セル管理テーブルに受信可「0」のエントリ
がなるVCのATMセルがATMNICに到着したとき
の処理手順を説明する状態図である。
【図10】図1の実施例においてEOPセルが到着した
ときの処理手順を説明する状態図である。
【図11】従来のATMネットワークインターフェース
モジュールの構成図である。
【図12】従来のATMネットワークインターフェース
モジュールの構成において、ATMセルが到着してから
セルバッファに蓄積されるまでの経路を示す図である。
【符号の説明】
10,100 ATMネットワークインタフェースカー
ド(ATMNIC) 11,101 ローカルパス 12,103 受信処理部 13,104 物理層I/F 14,105 バスI/F 15 状況記憶部 16 バッファ占有量計数部 20,110 ホストワークステーション 21,111 システムバス 22,112 CPU 23,113 メインメモリ 30 VC別セル廃棄管理テーブル 40 セルバッファ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATM通信網における通信プロトコル階
    層の内の最下層であるATM層と、ネットワーク層との
    間に位置し、前記2つの層を連結させるためのデータフ
    ォーマット変換処理やアドレス変換処理等の役割を担う
    AAL層の実処理を実行するATMネットワークインタ
    ーフェースモジュールにおいて、AALパケットへの再
    組立のためにATMセルを蓄積するセルバッファメモリ
    を、ATMネットワークインターフェースモジュールが
    実装されるワークステーションまたはインターネット機
    器内のメインメモリに設置したことを特徴とするATM
    ネットワークインターフェースモジュール。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のATMネットワークイン
    ターフェースモジュールにおいて、前記セルバッファメ
    モリにおけるATMセルの占有量を計数するバッファ占
    有量計数手段と、前記バッファ占有量計数手段によって
    計測されたバッファ占有量に基づいて論理チャネル(V
    C)毎に受信の可否を設定するVC別セル破棄管理テー
    ブルと、前記管理テーブルの設定が「受信可」であれば
    当該論理チャネル(VC)のATMセルを受信し、「受
    信不可」であれば当該論理チャネル(VC)を破棄する
    受信処理部とを設けたATMネットワークインターフェ
    ースモジュール。
  3. 【請求項3】 前記管理テーブルは、現在受信中の論理
    チャネル(VC)だけを登録する構成とし、初期状態で
    は前記管理テーブルに何も登録せずに、前記管理テーブ
    ルにエントリのない新規の論理チャネル(VC)からA
    TMセルが到着した場合は、その到着時点のバッファ占
    有量に基づいて新規論理チャネル(VC)の受信の可否
    を決定し、前記管理テーブルに、その論理チャネル(V
    C)のVC識別子と、前記決定された受信の可否を表示
    する請求項2に記載のATMネットワークインターフェ
    ースモジュール。
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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6198746B1 (en) 1997-04-17 2001-03-06 Nec Corporation Data transmission system in which cell retransmission can be avoided

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