JPH084669A - スクロール式流体機械 - Google Patents
スクロール式流体機械Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
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- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
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Abstract
形成されたラップ部が旋回運動の際に互いに接触するの
を防止し、旋回運動に伴う負荷を軽減させて圧縮運転の
効率を向上させる。 【構成】 固定スクロール1のラップ部3は、圧縮運転
時の気体の圧力や圧縮熱によって変形し、例えば、変形
部A,Bが形成される。この変形部A,Bでは、ラップ
部3の歯先位置が内周側または外周側に位置ずれするた
め、ラップ部3の歯先の一部が内周側または外周側には
み出す場合がある。そこで、ラップ部3歯先側の側面を
予め切削することにより、薄肉部21,22を形成し、
ラップ部3に変形が生じても、歯先の一部が内周側また
は外周側にはみ出さないようにする。これにより、圧縮
運転時に、ラップ部3の側面が旋回スクロール側のラッ
プ部に接触するのを防止できる。
Description
空ポンプ等に用いて好適なスクロール式流体機械に関す
る。
してスクロール式空気圧縮機を例に挙げ、図12ないし
図16に基づいて述べる。
金,鋳鉄等の金属材料によって形成された固定スクロー
ルを示し、該固定スクロール1は、大略有底筒状に形成
されたケーシング(図示せず)の開口端側を施蓋するよ
うに、該ケーシングの開口端側に固着されている。そし
て、該固定スクロール1は、その中心が後述する駆動軸
9の軸線O1 −O1 と一致するように配設された円板状
の鏡板2と、図13に示すように該鏡板2の歯底面2A
に立設された渦巻状のラップ部3と、前記鏡板2の外周
側に位置し、該ラップ部3を囲むように筒状に形成され
た支持部4とから大略構成されている。
形成され、その先端が歯先面3Aとなり、渦巻状に湾曲
した各側面の内周側が内周面3B、外周側が外周面3C
となっている。
グ内に旋回可能に設けられ、該固定スクロール1と同様
の金属材料によって形成された旋回スクロールを示し、
該旋回スクロール5は表面側が歯底面6Aとなる円板状
に形成された鏡板6と、該鏡板6の歯底面6Aから固定
スクロール1の鏡板2に向けて立設された渦巻状のラッ
プ部7と、前記鏡板6の背面側中央に設けられたボス部
8とから構成され、該ボス部8は後述する駆動軸9のク
ランク9Aに回転可能に取付けられている。
ール1のラップ部3と同様に、鏡板6と一体的に形成さ
れ、その先端が歯先面7Aとなり、渦巻状に湾曲した各
側面の内周側が内周面7B、外周側が外周面7Cとなっ
ている。
動軸を示し、該駆動軸9は先端側がケーシング内に延び
るクランク9Aとなり、該クランク9Aはその軸線O2
−O2 が駆動軸9の軸線O1 −O1 に対して所定寸法δ
だけ偏心している。そして、該駆動軸9のクランク9A
は、旋回スクロール5のボス部8を旋回軸受10を介し
て旋回可能に支持し、自転防止機構(図示せず)等を介
して旋回スクロール5に旋回運動を与えるものである。
ル5とは、軸線O1 −O1 に対して軸線O2 −O2 を寸
法δだけ偏心させた状態で、旋回スクロール5のラップ
部7が固定スクロール1のラップ部3に対し、周方向に
所定角度だけずらして重ね合わせるように配設される。
これにより、該旋回スクロール5を固定スクロール1に
対して旋回させたときに各ラップ部3,7間に連続的に
容積が縮小される三日月形状の複数の圧縮室11,1
1,…が画成されるようになっている。
5とは、旋回スクロール5が旋回運動したときに、双方
のラップ部3,7が接触したり、ラップ部3,7の歯先
面3A,7Aが相手方の歯底面6A,2Aに接触しない
ように各所に微小なクリアランスを形成するようにして
位置決めされている。
ル1側のラップ部3の歯先面3Aと旋回スクロール5側
の歯底面6Aとの間には微小なクリアランスS1 が形成
され、旋回スクロール5側のラップ部7の歯先面7Aと
固定スクロール1側の歯底面2Aとの間には微小なクリ
アランスS2 が形成されている。また、旋回スクロール
5が旋回運動して、旋回スクロール5側のラップ部7が
固定スクロール1側のラップ部3に最も接近した状態
で、ラップ部3の内周面3Bとラップ部7の外周面7C
との間に微小なクリアランスS3 が形成されるようにな
っている。
3 は各圧縮室11の気密性を高めるために、その幅寸法
は狭い方が望ましいが、ラップ部3,7の熱膨張等を考
慮した上で所定の寸法に設定されている。
た吸込ポート,吐出ポートをそれぞれ示し、該吸込ポー
ト12は最外周側の圧縮室11と連通するように鏡板2
の外周側に穿設され、吐出ポート13は最内周側の圧縮
室11と連通するように鏡板2の中心部に穿設されてい
る。
上述の如き構成を有するもので、次にその作動について
述べる。
動源(図示せず)によって駆動軸9を回転駆動すると、
この回転は該駆動軸9のクランク9Aから旋回軸受10
を介して旋回スクロール5に伝えられ、該旋回スクロー
ル5は駆動軸9の軸線O1 −O1 を中心にして寸法δの
旋回半径をもった旋回運動を行う。
3,7の間に画成される圧縮室11,11,…は中央側
に向けて連続的に縮小し、吸込ポート12から吸込んだ
空気を順次圧縮しつつ、この圧縮空気を吐出ポート13
から外部のエアタンク(図示せず)等に向けて吐出す
る。
来技術では、固定スクロール1のラップ部3または旋回
スクロール5のラップ部7が、圧縮運転時の気体の圧
力,圧縮熱等の影響を受け、鏡板の平面方向に対して傾
斜するように変形する場合があり、この変形が各ラップ
部3,7の渦巻方向に1箇所または複数箇所に生じるこ
とがわかった。
示すように、固定スクロール1のラップ部3の外周側で
は径方向内向きに傾斜するように矢示方向に変形し、内
周側では径方向外向きに傾斜するように矢示方向に変形
することがわかった。なお、径方向中間部では変形の度
合いが小さく、実質的に内周側にも外周側にも傾斜しな
いことがわかった。
のラップ部3のうち、例えばA点の部位(以下、「変形
部A」という)は、その部位におけるラップ部3の縦断
面を見ると、図15に示すようにラップ部3の歯先側が
固定スクロール1の内周側(図15中右側)に傾くよう
に変形している。この結果、変形部Aの歯先位置が、変
形していないときよりも内周側に位置ずれした状態とな
っている。
ばB点の部位(以下、「変形部B」という)は、その部
位におけるラップ部3の縦断面を見ると、図16に示す
ようにラップ部3の歯先側が固定スクロール1の外周側
(図16中左側)に傾くように変形している。この結
果、変形部Bの歯先位置が、変形していないときよりも
外周側に位置ずれした状態となっている。
ル1のラップ部3に上述したような変形部A,Bが図1
3で示した以外の部位にも複数箇所に形成され、一方、
旋回スクロール5のラップ部7にも、同様な変形部が複
数箇所に形成される。
うな変形部A,B等が形成されると、圧縮運転時におい
て、旋回スクロール5が旋回運動する際に、ラップ部3
の内周面3Bとこれに対向するラップ部7の外周面7C
とが、またはラップ部3の外周面3Cとこれに対向する
ラップ部7の内周面7Bとが接触し、この接触が旋回ス
クロール5の旋回運動に対する大きな負荷となって作用
する。これにより、旋回スクロール5を旋回運動させて
いる駆動源等に余計な負担をかかることとなり、圧縮運
転の効率を著しく低下するという問題がある。
されたもので、固定スクロールと旋回スクロールとのラ
ップ部のうち少なくとも一方のラップ部が、圧縮運転時
に変形しても、該ラップ部の側面が、その隣側の対向し
た位置にある他のラップ部に接触するのを防止でき、旋
回スクロールの旋回運動の負荷を軽減できるようにした
スクロール式流体機械を提供することを目的としてい
る。
ために、本発明が採用するスクロール式流体機械は、鏡
板の歯底面に渦巻状のラップ部が立設された固定スクロ
ールと、該固定スクロールに対向して設けられ、該固定
スクロールのラップ部との間で複数の圧縮室を画成する
ように鏡板の歯底面に渦巻状のラップ部が立設された旋
回スクロールとを備えている。
前記固定スクロールと旋回スクロールとのラップ部のう
ち少なくとも一方のラップ部には、歯先側の厚さが歯底
側の厚さよりも薄い薄肉部を該ラップ部の渦巻方向の1
箇所または複数箇所に形成したことにある。
力や圧縮熱の影響を受け、鏡板の水平方向に対して傾斜
するように変形しても、その変形した箇所に薄肉部を形
成することにより、該ラップ部の側面が、その隣側の対
向した位置にある他のラップ部に接触するのを防止する
ことができる。
の変形は、該ラップ部の渦巻方向の1箇所に限らず複数
箇所に生じ、変形の度合いは一定でない。従って、薄肉
部は各変形箇所にそれぞれ形成し、かつ各変形箇所の変
形の度合いに合わせた形状とする。これにより、該ラッ
プ部の側面が、その隣側の対向した位置にある他のラッ
プ部に接触するのを各所で確実に防止することができ
る。
基づいて説明する。なお、実施例では、前述した図12
ないし図16に示す従来技術と同一の構成要素に同一の
符号を付し、その説明を省略するものとする。
図5に基づいて説明する。
ール1のラップ部3の内周面3Bに形成された内周側の
薄肉部を示し、該各薄肉部21は、ラップ部3のうち、
図13中で内向きの矢示を付したように歯先が内側に変
形する部位に対応した箇所に形成されている。
3が温度,荷重分布条件等に応じて均等に変形するよう
に、ラップ部3の渦巻方向に沿って1箇所または複数箇
所、間隔をもって形成される。この場合、該薄肉部21
の個数,間隔は、圧縮運転時にラップ部3の熱変形等を
抑えることができる部位に対応させる。
ように、ラップ部3の内周面3Bに斜面21Aが形成さ
れ、ラップ部3の厚さ寸法が、該ラップ部3の高さ方向
中間部から歯先に向かって緩やかな曲線を描くように徐
々に縮小した形状となっている。この結果、ラップ部3
歯先の厚さ寸法d1 がラップ部3の歯底側の厚さ寸法d
0 より小さくなっている。
すように、ラップ部3の長さ方向(渦巻方向)に沿って
ある程度の長さ(長さ寸法e1 )を有して形成されてい
る。そして、該各薄肉部21は、ラップ部3の歯先側の
厚さが、長さ方向の中心位置で最も薄くなり、この中心
位置から長さ方向両側に拡がるに従って徐々に歯先厚さ
を増し、最終的にはラップ部3歯底側の厚さと同一にな
るように形成されている。
熱変形を修正するような形状に形成され、該各薄肉部2
1の形状(例えば、前述した厚さ寸法d1 ,長さ寸法e
1 )は、ラップ部3の変形の度合いによって決定され
る。例えば、前述したような変形部Aでは、図15に示
すようにラップ部3の歯先側が固定スクロール1の内周
側に傾くように変形し、該薄肉部21を形成していない
状態では、変形部Aの歯先位置が内周側に位置ずれした
状態となり、歯先の一部が内周側にはみ出すようにな
る。
ことを、試験等のデータにより予測して、変形部Aが形
成されることでラップ部3の歯先の一部が、通常状態よ
り内周側にはみ出すこととなるであろう部位を事前に切
削して除去する。この切削した部位が即ち、薄肉部21
である。従って、薄肉部21の厚さ寸法d1 ,長さ寸法
e1 は、変形部Aにおいて、ラップ部3の歯先が内周側
にはみ出す分量に対応した寸法に設定される。
に形成された外周側の薄肉部を示し、該各薄肉部22
は、ラップ部3のうち、図13中で外向きの矢示を付し
たように外側に変形する部位に対応した箇所に形成され
ている。
前記各薄肉部21とほぼ同様であり、該各薄肉部22で
は、図4に示すように、ラップ部3の外周面3Cに斜面
22Aが形成され、ラップ部3歯先の厚さ寸法d2 がラ
ップ部3の歯底側の厚さ寸法d0 より小さくなってい
る。
さ方向(渦巻方向)に沿ってある程度の長さ(長さ寸法
e2 )を有して形成されている。そして、該各薄肉部2
2は、ラップ部3の歯先側の厚さが長さ方向中心位置で
最も薄くなり、この中心位置から長さ方向両側に拡がる
に従って徐々に厚さを増し、最終的にはラップ部3歯底
側の厚さと同一になるように形成されている。
熱変形を修正するような形状に形成され、該各薄肉部2
2の形状(例えば、前述した厚さ寸法d2 ,長さ寸法e
2 )はラップ部3の変形の度合いによって決定される。
例えば、前述したような変形部Bでは、図16に示すよ
うにラップ部3の歯先側が固定スクロール1の外周側に
傾くように変形し、該薄肉部22を形成していない状態
では、変形部Bの歯先位置が外周側に位置ずれした状態
となり、歯先の一部が外周側にはみ出すようになる。
ことを、試験等のデータにより予測して、変形部Bが形
成されることでラップ部3の歯先の一部が外周側にはみ
出すこととなるであろう部位を事前に切削して除去す
る。この切削した部位が即ち、薄肉部22である。従っ
て、薄肉部22の厚さ寸法d2 ,長さ寸法e2 は、変形
部Bにおいて、ラップ部3の歯先が外周側にはみ出す分
量に対応した寸法に設定される。
部3の内周面3B,外周面3Cをボールエンドミル等の
工具を使用して切削することにより形成される。
いても、固定スクロール1と同様に、該旋回スクロール
5のラップ部7の対応箇所に薄肉部が形成される。
上述のような構成を有するもので、その基本的な圧縮動
作は従来技術のものと格別差異はない。
等を生じる部位に各薄肉部21,22を形成することに
よって、ラップ部3(7)が圧縮運転時の気体の圧力,
圧縮熱等の影響を受けて鏡板の平面方向に対して傾斜す
るように変形し、例えば変形部A,変形部B等が形成さ
れても、各変形部A,B等におけるラップ部3の歯先の
一部が内周側または外周側にはみ出すのを確実に防止す
ることができる。これにより、旋回スクロール5が旋回
運動する際に、ラップ部3の内周面3Bとこれに対向す
るラップ部7の外周面7Cとが、またはラップ部3の外
周面3Cとこれに対向するラップ部7の内周面7Bとが
接触するのを確実に防止することができる。
(7)のうち、熱変形等を生じる部位に薄肉部21,2
2等を形成する構成としたから、圧縮空気の圧力,圧縮
熱等の影響を受けてラップ部3(7)が変形し、変形部
A,B等が形成されても、旋回スクロール5の旋回運動
に際して、ラップ部3,7が接触するのを確実に防止す
ることができ、これによりラップ部3,7の接触による
摩擦抵抗等の負荷をなくすことができる。従って、本実
施例によれば、旋回スクロール5を旋回運動させる駆動
源等にかかる余計な負担を軽減することができ、駆動源
を駆動するための電力等を大幅に軽減させることができ
る。
のデータにより予測した変形部A,変形部B等が生じる
部分に対応して適宜に形成すると共に、変形部A,B等
の傾斜の度合いに合わせて形成するため、ラップ部3,
7間のクリアランス(図14で示すところのS3 )を必
要最小限に狭く設定することができる。これにより、圧
縮空気の吐出量を増加させることができ、圧縮効率を大
幅に向上させることができる。
3,7間のクリアランスの設定量を変化させることによ
り、旋回スクロール5を旋回運動させたときの駆動軸の
入力(駆動源の消費電力)と、圧縮空気の吐出量がどの
ように変化するかを試験した結果を表している。即ち、
図5中の横軸はラップ部3,7間のクリアランスの設定
量、左側の縦軸は駆動軸の入力、右側の縦軸は圧縮空気
の吐出量を示している。そして、図5中の実線P1 が本
実施例を実施した製品の駆動軸の入力、点線P2 が従来
製品の駆動軸の入力をそれぞれ示し、また、実線Q1 が
本実施例を実施した製品の圧縮空気の吐出量、点線Q2
が従来製品の圧縮空気の吐出量をそれぞれ示す。
ランスを狭くすると、圧縮空気の吐出量がほぼ同等であ
るにもかかわらず、駆動軸の入力が小さくなることがわ
かる。特に、ラップ部3,7間のクリアランスを20
[μm]に設定した場合に、駆動軸の入力を、両者間で
比較すると、本実施例を実施した製品の方が大幅に小さ
くなっていることがわかる。
3(7)に薄肉部21,22等を形成し、ラップ部3,
7間のクリアランスを20[μm]程度に設定すること
により、圧縮機としての性能を大幅に向上させることが
できる。しかも、製造時において、薄肉部21,22等
を形成する作業は、現行の製造工程を変更せずに行うこ
とができる簡単なものであるため、製造効率を現状のま
ま維持することができる。
図8に基づいて説明する。本実施例の特徴は、薄肉部の
断面形状にあり、ラップ部の周面に段部を形成し、ラッ
プ部の高さ方向中間部から歯先にかけて、ラップ部の厚
さ寸法を縮小させたことにある。
ップ部3の内周面3Bに形成された本実施例による内周
側の薄肉部を示し、該薄肉部31は、第1の実施例で述
べた薄肉部21と同様に、ラップ部3のうち、図13中
で内向きの矢示を付したように内側に変形する部位に対
応した箇所に形成されている。そして、該薄肉部31で
は、図7に示すように、ラップ部3の内周面3Bに段部
31Aが形成され、ラップ部3の高さ方向中間部から歯
先にかけてのラップ部3の厚さ寸法d3 が、歯底側の厚
さ寸法d0 より小さくなるように形成されている。
べた薄肉部21とほぼ同様に、ラップ部3の長さ方向
(渦巻方向)に沿ってある程度の長さを有しており、あ
る程度広い範囲に亘って形成されている。そして、該薄
肉部31は、ラップ部3の歯先側の厚さが、長さ方向中
心位置周辺で最も薄くなり、この位置を中心として長さ
方向両側では徐々に厚さを増し、最終的にはラップ部3
歯底側の厚さと同一になるように形成されている。
た外周側の薄肉部を示し、該薄肉部32は、第1の実施
例で述べた薄肉部22と同様に、ラップ部3のうち、図
13中で外向きの矢示を付したように外側に変形する部
位に対応した箇所に形成されている。そして、該薄肉部
32の詳細な形状は、前記薄肉部31とほぼ同様であ
り、該薄肉部32では、図8に示すように、ラップ部3
の外周面3Cに段部32Aが形成され、ラップ部3歯先
の厚さ寸法d4 はラップ部3の歯底側の厚さ寸法d0 よ
り小さくなっている。
実施例で述べた薄肉部21,22と同様に、ラップ部3
の変形を修正するような形状に形成され、該薄肉部3
1,32の形状(例えば、厚さ寸法d3 ,d4 等)は、
ラップ部3の変形の度合いによって決定される点につい
ては、第1の実施例と同様である。なお、旋回スクロー
ル5のラップ部7についても、固定スクロール1と同様
に、該旋回スクロール5のラップ部7の対応箇所に薄肉
部が形成される。
も、前記第1の実施例と同様の作用効果を得ることがで
きる。
図11に基づいて説明する。本実施例の特徴は、薄肉部
の断面形状にあり、ラップ部の厚さ寸法を、ラップ部の
高さ方向中間部からラップ部の歯先に向けて直線的に縮
小させたことにある。
ップ部3の内周面3Bに形成された本実施例による内周
側の薄肉部を示し、該薄肉部41は、第1の実施例で述
べた薄肉部21と同様に、ラップ部3のうち、図13中
で内向きの矢示を付したように内側に変形する部位に対
応した箇所に形成されている。そして、該薄肉部41で
は、第1の実施例による薄肉部21とほぼ同様に、ラッ
プ部3の内周面3Bに斜面41Aが形成され、ラップ部
3歯先の厚さ寸法d5 が、歯底側の厚さ寸法d0 より小
さくなる形状となっている。しかし、該薄肉部41は、
第1の実施例による薄肉部21と異なり、斜面41Aの
表面が、図10に示すように、ラップ部3の高さ方向中
間部から歯先に向けて直線状に形成されている。
た外周側の薄肉部を示し、該薄肉部42は、第1の実施
例で述べた薄肉部22と同様に、ラップ部3のうち、図
13中で外向きの矢示を付したように外側に変形する部
位に対応した箇所に形成されている。そして、該薄肉部
42の詳細な形状は、前記薄肉部41とほぼ同様であ
り、図11に示すように、薄肉部42では、ラップ部3
の外周面3Cに直線状の斜面42Aが形成され、ラップ
部3歯先の厚さ寸法d6 はラップ部3の歯底側の厚さ寸
法d0 より小さくなっている。
実施例で述べた薄肉部21,22と同様に、ラップ部3
の変形を修正するような形状に形成され、該薄肉部4
1,42の形状(例えば、厚さ寸法d5 ,d6 等)は、
ラップ部の変形の度合いによって決定される点について
は、第1の実施例と同様である。また、旋回スクロール
5のラップ部7についても、固定スクロール1と同様
に、該旋回スクロール5のラップ部7の対応箇所に薄肉
部が形成される。
も、前記第1の実施例と同様の作用効果を得ることがで
きる。
回スクロール5のラップ部7の渦巻方向に対し、薄肉部
を設ける個数、間隔は前記各実施例に限るものでなく、
かつ、固定スクロール1と旋回スクロール5とのラップ
部のうち少なくとも一方のラップ部にのみ薄肉部を設け
る構成としてもよい。
第3の実施例で述べた形状に限るものでなく、例えば山
形の切溝、テーパ形状、半楕円形状等、種々の形状を採
用することができる。
流体機械としてスクロール式空気圧縮機を例に挙げて説
明したが、例えば真空ポンプ,冷媒圧縮機等にも広く適
用することができる。
スクロールと旋回スクロールとのラップ部のうち少なく
とも一方のラップ部に、歯先側の厚さが歯底側の厚さよ
りも薄い薄肉部を該ラップ部の渦巻方向の1箇所または
複数箇所に形成する構成としたから、圧縮運転時の気体
の圧力や圧縮熱により、ラップ部が鏡板の水平方向に対
して傾斜するように変形しても、該ラップ部の側面が、
その隣側の対向した位置にある他のラップ部に接触する
のを確実に防止できる。これにより、圧縮運転時におい
て、各ラップ部の接触によって生じていた旋回スクロー
ルの旋回運動に伴う負荷を大幅に軽減することができ
る。
駆動力で旋回運動させることができるから、圧縮運転時
の動力を軽減させることができ、圧縮運転の効率を向上
させることができる。
圧縮機の固定スクロールを示す正面図である。
示す要部斜視図である。
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
空気の吐出量の特性を示す特性線図である。
示す要部斜視図である。
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
示す要部斜視図である。
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
定スクロールおよび旋回スクロールを示す縦断面図であ
る。
である。
である。
である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 鏡板の歯底面に渦巻状のラップ部が立設
された固定スクロールと、該固定スクロールに対向して
設けられ、該固定スクロールのラップ部との間で複数の
圧縮室を画成するように鏡板の歯底面に渦巻状のラップ
部が立設された旋回スクロールとからなるスクロール式
流体機械において、前記固定スクロールと旋回スクロー
ルとのラップ部のうち少なくとも一方のラップ部には、
歯先側の厚さが歯底側の厚さよりも薄い薄肉部を該ラッ
プ部の渦巻方向の1箇所または複数箇所に形成したこと
を特徴とするスクロール式流体機械。
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