JPH0846991A - 信号処理回路 - Google Patents
信号処理回路Info
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- JPH0846991A JPH0846991A JP6196163A JP19616394A JPH0846991A JP H0846991 A JPH0846991 A JP H0846991A JP 6196163 A JP6196163 A JP 6196163A JP 19616394 A JP19616394 A JP 19616394A JP H0846991 A JPH0846991 A JP H0846991A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- delay
- clock
- unit
- fine adjustment
- Prior art date
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- Pending
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- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 例えばデジタルVTR等の映像機器に対し
て、Y信号側のラインに1クロック単位の可変ディレイ
を設け、C信号(R−Y,B−Y)のラインに1/2
(1+Z-1)の特性のデジタルフィルタによる1/2ク
ロックの時間単位の信号の遅延が可能な微調整ディレイ
を設けて、Y信号とC信号の時間的ずれを補正すること
のできる信号処理回路を設ける。 【効果】 アナログの遅延回路を用いなくとも、視覚的
に画像で認識できないレベルまで容易に微調整を行うこ
とができるようになり、製品ごとの特性のバラツキを解
消することができると共に、機器の小型化やコストの低
減を図ることができる。
て、Y信号側のラインに1クロック単位の可変ディレイ
を設け、C信号(R−Y,B−Y)のラインに1/2
(1+Z-1)の特性のデジタルフィルタによる1/2ク
ロックの時間単位の信号の遅延が可能な微調整ディレイ
を設けて、Y信号とC信号の時間的ずれを補正すること
のできる信号処理回路を設ける。 【効果】 アナログの遅延回路を用いなくとも、視覚的
に画像で認識できないレベルまで容易に微調整を行うこ
とができるようになり、製品ごとの特性のバラツキを解
消することができると共に、機器の小型化やコストの低
減を図ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は信号処理回路に関わり、
例えば、デジタルVTRの映像機器のY(輝度)信号と
C(クロマ)信号を処理する回路に適用して好適なもの
とされる。
例えば、デジタルVTRの映像機器のY(輝度)信号と
C(クロマ)信号を処理する回路に適用して好適なもの
とされる。
【0002】
【従来の技術】例えばデジタルVTRなどの映像機器で
は、記録系と再生系の何れにおいてもY信号とC信号と
の各信号群に分離して、それぞれ独立に所要の信号処理
を行うようにされており、例えばY信号であればAGC
(Auto Gain controll)や所定の周波数特性を得るため
の信号処理がなされ、C信号であればACC(Auto Chr
oma Gain Controll )、C信号の復調、色差デコード処
理、周波数特性の補償等の処理が行われる。そして、通
常の場合にはY信号よりもC信号のほうが信号処理の段
階が多いことから、Y信号とC信号がそれぞれ上記のよ
うな処理が行われる信号処理回路を介して出力された時
点では、Y信号に対してC信号が時間的に遅れているよ
うなタイミングとなる。
は、記録系と再生系の何れにおいてもY信号とC信号と
の各信号群に分離して、それぞれ独立に所要の信号処理
を行うようにされており、例えばY信号であればAGC
(Auto Gain controll)や所定の周波数特性を得るため
の信号処理がなされ、C信号であればACC(Auto Chr
oma Gain Controll )、C信号の復調、色差デコード処
理、周波数特性の補償等の処理が行われる。そして、通
常の場合にはY信号よりもC信号のほうが信号処理の段
階が多いことから、Y信号とC信号がそれぞれ上記のよ
うな処理が行われる信号処理回路を介して出力された時
点では、Y信号に対してC信号が時間的に遅れているよ
うなタイミングとなる。
【0003】このような、信号処理後のタイミングのず
れを補正する手段として、C信号よりもタイミング的に
進んでいるY信号について遅延回路を通過させてその遅
延量を調整することで、C信号と位相がほぼ一致するよ
うにする方法が知られている。
れを補正する手段として、C信号よりもタイミング的に
進んでいるY信号について遅延回路を通過させてその遅
延量を調整することで、C信号と位相がほぼ一致するよ
うにする方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
遅延回路ではその遅延処理が、映像信号をデジタル信号
として各種処理を行う回路(デジタルビデオプロセッ
サ)に供給されるクロック周波数に基づいて行われるこ
とから、最小の遅延時間単位が1クロック単位となる。
例えば具体的には、このクロック周波数が13.5MHz
のシステムの場合であるすると、その遅延時間単位は7
4nsec単位となる。ところが、この程度の遅延時間
単位であると、タイミングのずれを補正した時点でY信
号とC信号のタイミングが完全に一致する、あるいはか
なりわずかな時間差となったような場合には問題ない
が、比較的時間差がひらいているような場合では、モニ
タに映る映像としてY信号とC信号の位相のずれが肉眼
で確認できてしまうことが分かっており、1クロック単
位の遅延時間の調整では、良質な映像を得るにはまだ粗
いという問題を有することになる。なお、遅延回路の遅
延時間単位にして50nsec程度以内の精度であれ
ば、映像を肉眼で見た場合にY信号とC信号間のずれが
確認されなくなる許容範囲とされている。
遅延回路ではその遅延処理が、映像信号をデジタル信号
として各種処理を行う回路(デジタルビデオプロセッ
サ)に供給されるクロック周波数に基づいて行われるこ
とから、最小の遅延時間単位が1クロック単位となる。
例えば具体的には、このクロック周波数が13.5MHz
のシステムの場合であるすると、その遅延時間単位は7
4nsec単位となる。ところが、この程度の遅延時間
単位であると、タイミングのずれを補正した時点でY信
号とC信号のタイミングが完全に一致する、あるいはか
なりわずかな時間差となったような場合には問題ない
が、比較的時間差がひらいているような場合では、モニ
タに映る映像としてY信号とC信号の位相のずれが肉眼
で確認できてしまうことが分かっており、1クロック単
位の遅延時間の調整では、良質な映像を得るにはまだ粗
いという問題を有することになる。なお、遅延回路の遅
延時間単位にして50nsec程度以内の精度であれ
ば、映像を肉眼で見た場合にY信号とC信号間のずれが
確認されなくなる許容範囲とされている。
【0005】そこで、更に微調整を行う手段として、Y
信号について上記の遅延回路を介した後に、更にアナロ
グ回路により構成された遅延回路に通過させて遅延させ
ることが行われていたが、アナログによる遅延回路では
各種特性が不安定であったり、量産時の製品ごとのバラ
ツキが著しいことから、有効といえるものではなかっ
た。
信号について上記の遅延回路を介した後に、更にアナロ
グ回路により構成された遅延回路に通過させて遅延させ
ることが行われていたが、アナログによる遅延回路では
各種特性が不安定であったり、量産時の製品ごとのバラ
ツキが著しいことから、有効といえるものではなかっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の信号処
理回路は上記した問題点を解決するため、特定の帯域幅
を有する第1の信号の経路と、この第1の信号よりも狭
い帯域幅を有する第2の信号経路を備え、第1の信号の
経路に対してはクロック周波数の1クロックの時間単位
の遅延量の設定が可能な第1の遅延回路を設け、また、
第2の信号の経路に対しては、所定の特性を有するデジ
タルフィルタにより、1クロック未満の時間の遅延が可
能な第2の遅延回路を設けて構成することとした。そし
て、第2の遅延回路は入力データを1クロック遅延する
遅延回路と、この遅延回路の出力と入力データを加算す
る加算回路と、この加算回路の出力を1/2とする係数
器によって構成することとした。
理回路は上記した問題点を解決するため、特定の帯域幅
を有する第1の信号の経路と、この第1の信号よりも狭
い帯域幅を有する第2の信号経路を備え、第1の信号の
経路に対してはクロック周波数の1クロックの時間単位
の遅延量の設定が可能な第1の遅延回路を設け、また、
第2の信号の経路に対しては、所定の特性を有するデジ
タルフィルタにより、1クロック未満の時間の遅延が可
能な第2の遅延回路を設けて構成することとした。そし
て、第2の遅延回路は入力データを1クロック遅延する
遅延回路と、この遅延回路の出力と入力データを加算す
る加算回路と、この加算回路の出力を1/2とする係数
器によって構成することとした。
【0007】また、第1の信号は輝度信号成分とし、第
2の信号はクロマ信号成分とすることとした。更に、こ
れら第1の遅延回路と第2の遅延回路の少なくとも何れ
か一方が、磁気記録再生装置の記録系と再生系において
共有されるように構成することとした。
2の信号はクロマ信号成分とすることとした。更に、こ
れら第1の遅延回路と第2の遅延回路の少なくとも何れ
か一方が、磁気記録再生装置の記録系と再生系において
共有されるように構成することとした。
【0008】
【作用】上記構成によれば、例えば1/2(1+Z-1)
で表される特性を有するデジタルフィルタを第2の遅延
回路とすると、この第2の遅延回路を通過したC信号は
1/2クロック分だけ遅延させることができる。また、
例えばY信号とC信号(色差信号B−Y、R−Y)の帯
域幅の比が4:1:1のフォーマットであれば、C信号
のデジタルフィルタの周波数特性に対する通過帯域はほ
ぼ1/4となり、この通過帯域においてはフィルタの特
性はほぼフラットであることから、デジタルフィルタを
通過したC信号の特性変化もほぼ無視できる程度のもの
となる。また、デジタルVTRにおいて、この第2の遅
延回路及びY信号用の第1の遅延回路を、記録系と再生
系で共用することで部品点数を削減することが可能とな
る。
で表される特性を有するデジタルフィルタを第2の遅延
回路とすると、この第2の遅延回路を通過したC信号は
1/2クロック分だけ遅延させることができる。また、
例えばY信号とC信号(色差信号B−Y、R−Y)の帯
域幅の比が4:1:1のフォーマットであれば、C信号
のデジタルフィルタの周波数特性に対する通過帯域はほ
ぼ1/4となり、この通過帯域においてはフィルタの特
性はほぼフラットであることから、デジタルフィルタを
通過したC信号の特性変化もほぼ無視できる程度のもの
となる。また、デジタルVTRにおいて、この第2の遅
延回路及びY信号用の第1の遅延回路を、記録系と再生
系で共用することで部品点数を削減することが可能とな
る。
【0009】
【実施例】以下、実施例として本発明の信号処理回路を
デジタルVTRの映像信号の処理系に適用した場合につ
いて説明する。図1は、本実施例のデジタルVTRの要
部を概略的に示すブロック図であり、先ず、記録系にお
いてI1 〜I3 はそれぞれ入力端子を示している。入力
端子I1 にはコンポジット信号が入力されるようになっ
ており、このコンポジット信号はY/C分離回路1に供
給されてここでY信号成分とC信号成分に分離され、Y
信号成分はスイッチ2に、C信号成分はスイッチ3に供
給される。また、入力端子I2 にはY信号が入力され、
このY信号はスイッチ2に供給され、入力端子I3 に入
力されたC信号はスイッチ3に供給される。そして、ス
イッチ2及びスイッチ3はそれぞれY/C分離回路1側
からの信号と入力端子I2 、I3 側からの信号を択一的
に選択すると共に、連動して切換わるようにされてい
る。つまり、スイッチ2及びスイッチ3は共に、入力端
子I1から入力されたコンポジット信号としての映像ソ
ースと、入力端子I2 、I3 によりY信号とC信号がも
ともと分離して入力されてくる映像ソース(例えばS映
像端子用)との切換えを行うものである。
デジタルVTRの映像信号の処理系に適用した場合につ
いて説明する。図1は、本実施例のデジタルVTRの要
部を概略的に示すブロック図であり、先ず、記録系にお
いてI1 〜I3 はそれぞれ入力端子を示している。入力
端子I1 にはコンポジット信号が入力されるようになっ
ており、このコンポジット信号はY/C分離回路1に供
給されてここでY信号成分とC信号成分に分離され、Y
信号成分はスイッチ2に、C信号成分はスイッチ3に供
給される。また、入力端子I2 にはY信号が入力され、
このY信号はスイッチ2に供給され、入力端子I3 に入
力されたC信号はスイッチ3に供給される。そして、ス
イッチ2及びスイッチ3はそれぞれY/C分離回路1側
からの信号と入力端子I2 、I3 側からの信号を択一的
に選択すると共に、連動して切換わるようにされてい
る。つまり、スイッチ2及びスイッチ3は共に、入力端
子I1から入力されたコンポジット信号としての映像ソ
ースと、入力端子I2 、I3 によりY信号とC信号がも
ともと分離して入力されてくる映像ソース(例えばS映
像端子用)との切換えを行うものである。
【0010】そして、上記スイッチ2で選択されたY信
号は、Y信号プリ・アナログ処理部4→A/Dコンバー
タ→可変ディレイ6からなる信号経路を介してデジタル
信号処理部12に供給される。上記Y信号プリ・アナロ
グ処理部4は、入力されたアナログのY信号について、
デジタル化する前段階において所要となる処理を行うも
ので、例えばAGC(Auto Gain controll) や帯域制限
等の処理が施されて、ここから出力された信号はA/D
コンバータ5によりデジタル信号に変換されることにな
る。なお、本実施例のA/Dコンバータ5は、例えば図
に示すように13.5MHzのクロック周波数に基づいて
A/D変換の処理(サンプリング)が行われるものとさ
れており、次に説明することとなる他のA/Dコンバー
タ8、10および再生系において設けられているD/A
コンバータ19、22、25も同様に13.5MHzのク
ロック周波数に基づいて動作するものとされる。また可
変ディレイ6は、A/Dコンバータ5から供給されるデ
ジタルのY信号を、1クロック分の単位時間を最小の遅
延時間単位として任意に遅延量を設定して遅延可能に構
成された遅延回路である。この場合には1クロック分の
時間が74nsecとなることから、この可変ディレイ
6では74×n(nsec)の遅延時間を設定可能とさ
れる。
号は、Y信号プリ・アナログ処理部4→A/Dコンバー
タ→可変ディレイ6からなる信号経路を介してデジタル
信号処理部12に供給される。上記Y信号プリ・アナロ
グ処理部4は、入力されたアナログのY信号について、
デジタル化する前段階において所要となる処理を行うも
ので、例えばAGC(Auto Gain controll) や帯域制限
等の処理が施されて、ここから出力された信号はA/D
コンバータ5によりデジタル信号に変換されることにな
る。なお、本実施例のA/Dコンバータ5は、例えば図
に示すように13.5MHzのクロック周波数に基づいて
A/D変換の処理(サンプリング)が行われるものとさ
れており、次に説明することとなる他のA/Dコンバー
タ8、10および再生系において設けられているD/A
コンバータ19、22、25も同様に13.5MHzのク
ロック周波数に基づいて動作するものとされる。また可
変ディレイ6は、A/Dコンバータ5から供給されるデ
ジタルのY信号を、1クロック分の単位時間を最小の遅
延時間単位として任意に遅延量を設定して遅延可能に構
成された遅延回路である。この場合には1クロック分の
時間が74nsecとなることから、この可変ディレイ
6では74×n(nsec)の遅延時間を設定可能とさ
れる。
【0011】また、スイッチ3で選択されて出力されて
くるC信号の経路において、7はC信号プリ・アナログ
処理部を示す。このC信号プリ・アナログ処理部7は入
力されたC信号について、ACC(Auto Chroma Gain C
ontroll)、色差デコード処理、帯域制限等のデジタル化
の前段階に必要とされる所要の処理を行い、2つの色差
信号R−Y、B−Yの各成分を復調してそれぞれA/D
コンバータ8、10に対して出力する。このA/Dコン
バータ8、10のそれぞれの後段に設けられる9、11
は微調整ディレイである。これら微調整ディレイ9、1
1は、所定の特性が与えられるように構成されたデジタ
ルフィルタを利用することで、入力された信号について
所定の1クロック未満の時間分だけ遅延可能なように構
成されている。なお、その具体的構成例については後述
するためここでは説明を省略する。そして、A/Dコン
バータ8、10によりそれぞれデジタル信号に変換され
た色差信号R−Y、B−Yは、各微調整ディレイ9、1
1を介してデジタル信号処理部12に供給される。
くるC信号の経路において、7はC信号プリ・アナログ
処理部を示す。このC信号プリ・アナログ処理部7は入
力されたC信号について、ACC(Auto Chroma Gain C
ontroll)、色差デコード処理、帯域制限等のデジタル化
の前段階に必要とされる所要の処理を行い、2つの色差
信号R−Y、B−Yの各成分を復調してそれぞれA/D
コンバータ8、10に対して出力する。このA/Dコン
バータ8、10のそれぞれの後段に設けられる9、11
は微調整ディレイである。これら微調整ディレイ9、1
1は、所定の特性が与えられるように構成されたデジタ
ルフィルタを利用することで、入力された信号について
所定の1クロック未満の時間分だけ遅延可能なように構
成されている。なお、その具体的構成例については後述
するためここでは説明を省略する。そして、A/Dコン
バータ8、10によりそれぞれデジタル信号に変換され
た色差信号R−Y、B−Yは、各微調整ディレイ9、1
1を介してデジタル信号処理部12に供給される。
【0012】デジタル信号処理部12は、上記のように
して入力されてくるY信号、色差信号R−Y、B−Yの
データについて、例えば、IDデータの付加、データの
ブロック化、時間軸圧縮/フレーム構造化、シャフリン
グ、エラー訂正信号付与等の処理を施し、最終的に記録
ヘッド部14により記録を行うのに適した映像信号の符
合に変換するためのコーディング処理を行う。そして、
このデジタル信号処理部12から出力されたデータ信号
は、記録アンプ13により増幅されて後、記録ヘッド部
14に供給されて磁気記録を行うようにされる。
して入力されてくるY信号、色差信号R−Y、B−Yの
データについて、例えば、IDデータの付加、データの
ブロック化、時間軸圧縮/フレーム構造化、シャフリン
グ、エラー訂正信号付与等の処理を施し、最終的に記録
ヘッド部14により記録を行うのに適した映像信号の符
合に変換するためのコーディング処理を行う。そして、
このデジタル信号処理部12から出力されたデータ信号
は、記録アンプ13により増幅されて後、記録ヘッド部
14に供給されて磁気記録を行うようにされる。
【0013】次に、再生系において15は再生ヘッドを
示しており、ここで再生されたデータ信号は再生アンプ
16に供給されてデジタル信号処理部17に供給され
る。このデジタル信号処理部17においては、記録系に
おいてコーディングが施されたデータのデコード処理か
ら、エラー訂正、時間軸伸長、シャフリング、ブロック
化されたデータの還元が行われ、Y信号データ、色差信
号R−Y、B−Yの各信号データが抽出されて出力され
る。
示しており、ここで再生されたデータ信号は再生アンプ
16に供給されてデジタル信号処理部17に供給され
る。このデジタル信号処理部17においては、記録系に
おいてコーディングが施されたデータのデコード処理か
ら、エラー訂正、時間軸伸長、シャフリング、ブロック
化されたデータの還元が行われ、Y信号データ、色差信
号R−Y、B−Yの各信号データが抽出されて出力され
る。
【0014】デジタル信号処理部17から出力されたY
信号成分のデータは、可変ディレイ18に入力される。
この可変ディレイ18は、先に記録系で説明した可変デ
ィレイ6と同様の構成とされており、これを介したY信
号はD/Aコンバータ19によりアナログ信号に変換さ
れて後、Y信号ポスト・アナログ処理部20に供給され
る。このY信号ポスト・アナログ処理部20では、例え
ば高調波成分を制限するための帯域制限、同期信号の付
与に加え、図示しないオンスクリーンディスプレイから
の映像信号の合成等も含んだY信号の処理を行い、Y信
号出力端子O2 及び合成器26に対して出力する。
信号成分のデータは、可変ディレイ18に入力される。
この可変ディレイ18は、先に記録系で説明した可変デ
ィレイ6と同様の構成とされており、これを介したY信
号はD/Aコンバータ19によりアナログ信号に変換さ
れて後、Y信号ポスト・アナログ処理部20に供給され
る。このY信号ポスト・アナログ処理部20では、例え
ば高調波成分を制限するための帯域制限、同期信号の付
与に加え、図示しないオンスクリーンディスプレイから
の映像信号の合成等も含んだY信号の処理を行い、Y信
号出力端子O2 及び合成器26に対して出力する。
【0015】また、デジタル信号処理部17から出力さ
れた色差信号R−Y成分のデータ信号は、微調整ディレ
イ21を介してD/Aコンバータ22によりアナログ信
号に変換されてC信号ポスト・アナログ処理部23に供
給される。また、他方の色差信号B−Y成分のデータ信
号は、微調整ディレイ24を介してD/Aコンバータ2
5によりアナログ信号に変換されて、同様にC信号ポス
ト・アナログ処理部23に供給される。
れた色差信号R−Y成分のデータ信号は、微調整ディレ
イ21を介してD/Aコンバータ22によりアナログ信
号に変換されてC信号ポスト・アナログ処理部23に供
給される。また、他方の色差信号B−Y成分のデータ信
号は、微調整ディレイ24を介してD/Aコンバータ2
5によりアナログ信号に変換されて、同様にC信号ポス
ト・アナログ処理部23に供給される。
【0016】このC信号ポスト・アナログ処理部23
は、上記のようにアナログの色差信号成分R−Y、B−
Yを入力して、両者の信号成分から元のC信号に復調す
るための処理を行うエンコーダが備えられているほか、
高調波成分を除去するための帯域制限、所定の帯域特性
を有するBPF等の処理を施して、C信号出力端子
O3、及び合成器26に供給する。合成器26では入力
されたY信号とC信号を合成してコンポジット信号を生
成し、これをコンポジット信号出力端子O1 に供給す
る。
は、上記のようにアナログの色差信号成分R−Y、B−
Yを入力して、両者の信号成分から元のC信号に復調す
るための処理を行うエンコーダが備えられているほか、
高調波成分を除去するための帯域制限、所定の帯域特性
を有するBPF等の処理を施して、C信号出力端子
O3、及び合成器26に供給する。合成器26では入力
されたY信号とC信号を合成してコンポジット信号を生
成し、これをコンポジット信号出力端子O1 に供給す
る。
【0017】なお、この図においてそれぞれ記録系と再
生系の可変ディレイ6と18、微調整ディレイ9と2
1、11と24を互いに破線の矢印でつないでいるが、
これについては他の実施例で説明する。
生系の可変ディレイ6と18、微調整ディレイ9と2
1、11と24を互いに破線の矢印でつないでいるが、
これについては他の実施例で説明する。
【0018】次に、図2により微調整ディレイ9の基本
的構成例について説明するが、図の( )内に示すよう
に他の微調整ディレイ11、21、24も同様の構成と
される。この図においてDFはデジタルフィルタ部を示
し、SWは出力信号を切換えるるためのスイッチを示し
ている。このデジタルフィルタ部DFにおいて、31は
遅延素子を示し、入力された信号を1クロック分遅延さ
せて出力すことのできる、例えばラッチ回路やシフトレ
ジスタ等によって構成されるものである。また、32は
加算器を、33は係数器を示している。そしてこの場合
の係数器33の係数は1/2とされている。この微調整
ディレイ9に入力されたデジタル信号は、スイッチSW
の一方の端子に直接接続されると共に、分岐してデジタ
ルフィルタ部DFに対して入力される。そして、デジタ
ルフィルタ部DFにおいては、この入力データ信号は遅
延素子31に供給されると共に更に分岐して加算器32
に供給される。この加算器32に対しては入力データ信
号と1クロック分遅延された入力データが加算されて、
係数器33に対して出力されることになる。そして、こ
の係数器33は係数が1/2とされていることから、係
数器から出力されるデータ信号、即ちデジタルフィルタ
部DFの位置特性は1/2(1+Z-1)で表すことがで
きるが、これはクロック周期で入力されているデータを
保管したデータ、すなわち入力データ信号が1/2クロ
ック分だけ遅延されたデータ信号として扱うことができ
る。そして、スイッチSWでは、この1/2クロック分
だけ遅延された入力と、遅延されない直接の入力を択一
的に切換えて出力信号として後段の回路部に出力するこ
とになる。つまり、このスイッチSWは微調整ディレイ
の出力として、遅延処理が行われないスルーの入力信号
と、デジタルフィルタ部DFで遅延された入力信号とを
選択するものである。
的構成例について説明するが、図の( )内に示すよう
に他の微調整ディレイ11、21、24も同様の構成と
される。この図においてDFはデジタルフィルタ部を示
し、SWは出力信号を切換えるるためのスイッチを示し
ている。このデジタルフィルタ部DFにおいて、31は
遅延素子を示し、入力された信号を1クロック分遅延さ
せて出力すことのできる、例えばラッチ回路やシフトレ
ジスタ等によって構成されるものである。また、32は
加算器を、33は係数器を示している。そしてこの場合
の係数器33の係数は1/2とされている。この微調整
ディレイ9に入力されたデジタル信号は、スイッチSW
の一方の端子に直接接続されると共に、分岐してデジタ
ルフィルタ部DFに対して入力される。そして、デジタ
ルフィルタ部DFにおいては、この入力データ信号は遅
延素子31に供給されると共に更に分岐して加算器32
に供給される。この加算器32に対しては入力データ信
号と1クロック分遅延された入力データが加算されて、
係数器33に対して出力されることになる。そして、こ
の係数器33は係数が1/2とされていることから、係
数器から出力されるデータ信号、即ちデジタルフィルタ
部DFの位置特性は1/2(1+Z-1)で表すことがで
きるが、これはクロック周期で入力されているデータを
保管したデータ、すなわち入力データ信号が1/2クロ
ック分だけ遅延されたデータ信号として扱うことができ
る。そして、スイッチSWでは、この1/2クロック分
だけ遅延された入力と、遅延されない直接の入力を択一
的に切換えて出力信号として後段の回路部に出力するこ
とになる。つまり、このスイッチSWは微調整ディレイ
の出力として、遅延処理が行われないスルーの入力信号
と、デジタルフィルタ部DFで遅延された入力信号とを
選択するものである。
【0019】ここで、本実施例におけるY信号とC信号
(色差信号R−Y、B−Y)の時間的ずれの補正方法に
ついて説明する。なお、図1に示したように、実際には
色差信号成分R−Y、B−Yごとに微調整ディレイによ
り調整を行うものであるが、ここでは説明の便宜上、色
差信号R−Y、B−Yを一括して単にC信号ともいうこ
ととする。例えば記録系の場合には、入力端子側I1 〜
I3 側から入力された信号がY信号プリ・アナログ処理
部4及びC信号プリ・アナログ処理部7を介することで
Y信号とC信号間にずれが生じる。そこで、図1の破線
P1 に示すデジタル信号処理部12に、Y信号とC信号
(色差信号R−Y、B−Y)が入力される段階で、これ
らの信号間のタイミングが、入力端子I1 、I2 及びI
3 に入力された時のタイミングと同じになっているよう
補正する必要がある。
(色差信号R−Y、B−Y)の時間的ずれの補正方法に
ついて説明する。なお、図1に示したように、実際には
色差信号成分R−Y、B−Yごとに微調整ディレイによ
り調整を行うものであるが、ここでは説明の便宜上、色
差信号R−Y、B−Yを一括して単にC信号ともいうこ
ととする。例えば記録系の場合には、入力端子側I1 〜
I3 側から入力された信号がY信号プリ・アナログ処理
部4及びC信号プリ・アナログ処理部7を介することで
Y信号とC信号間にずれが生じる。そこで、図1の破線
P1 に示すデジタル信号処理部12に、Y信号とC信号
(色差信号R−Y、B−Y)が入力される段階で、これ
らの信号間のタイミングが、入力端子I1 、I2 及びI
3 に入力された時のタイミングと同じになっているよう
補正する必要がある。
【0020】そこで、実際にこれら信号間のずれを調整
する場合であるが、前述のようにY信号よりC信号側の
ほうが遅れが大きい(但し、色差信号R−Y、B−Y間
の遅れはほぼ同程度となる)ことから、微調整ディレイ
9、11のSWにおいて直接の入力を選択するように切
換えてスルーの状態としておいた上で、相対的に信号が
進んでいるY信号側の可変ディレイ6の遅延量をクロッ
ク周期単位で調整して、C信号側と最もタイミングが近
くなるようにする。この段階で、Y信号側とC信号側の
タイミングのずれが、例えば74/4=18.5nse
c以内に納まっている状態であれば、このまま微調整デ
ィレイのスイッチSWをスルーとしたままで、補正を完
了させたことになる。
する場合であるが、前述のようにY信号よりC信号側の
ほうが遅れが大きい(但し、色差信号R−Y、B−Y間
の遅れはほぼ同程度となる)ことから、微調整ディレイ
9、11のSWにおいて直接の入力を選択するように切
換えてスルーの状態としておいた上で、相対的に信号が
進んでいるY信号側の可変ディレイ6の遅延量をクロッ
ク周期単位で調整して、C信号側と最もタイミングが近
くなるようにする。この段階で、Y信号側とC信号側の
タイミングのずれが、例えば74/4=18.5nse
c以内に納まっている状態であれば、このまま微調整デ
ィレイのスイッチSWをスルーとしたままで、補正を完
了させたことになる。
【0021】一方、この段階でも依然として18.5n
secよりずれが大きいような場合には次のような調整
を行う。例えば図3に示すように、C信号のデータC1
が現在図の位置に存在するとし、Y信号データについて
遅延量を調整(74nsec=1クロック単位)してデ
ータY1 に示す位置まで遅延させたとすると、この図の
場合には、Y信号のデータY1 とC信号のデータC1 間
には、図のように27nsecのずれが存在している。
そこで、この場合にはスイッチSWをデジタルフィルタ
部DFの出力側に切換えることで、微調整ディレイ9か
らは37nsec(=1/2クロック)だけデータC1
が遅延されたC信号のデータC2 が出力されることにな
る。これにより、図に示すようにY信号側とC信号側と
の時間的ずれは10nsecまでに補正されることにな
る。
secよりずれが大きいような場合には次のような調整
を行う。例えば図3に示すように、C信号のデータC1
が現在図の位置に存在するとし、Y信号データについて
遅延量を調整(74nsec=1クロック単位)してデ
ータY1 に示す位置まで遅延させたとすると、この図の
場合には、Y信号のデータY1 とC信号のデータC1 間
には、図のように27nsecのずれが存在している。
そこで、この場合にはスイッチSWをデジタルフィルタ
部DFの出力側に切換えることで、微調整ディレイ9か
らは37nsec(=1/2クロック)だけデータC1
が遅延されたC信号のデータC2 が出力されることにな
る。これにより、図に示すようにY信号側とC信号側と
の時間的ずれは10nsecまでに補正されることにな
る。
【0022】このように記録系においては、上記したよ
うな調整を可変ディレイ6、微調整ディレイ9、11に
より行うことで、この場合にはアナログ回路による遅延
回路を使用することなく最大誤差18.5nsec以内
で、Y信号とC信号間のタイミングのずれを補正できる
ことになる。また、再生系においては、主にY信号ポス
ト・アナログ処理部20及びC信号ポスト・アナログ処
理部23を介することで、Y信号とC信号間に時間的ず
れが生じることから、図1の破線P2 に示す各出力端子
O1 〜O3 に信号が供給される段階で、Y信号とC信号
側のタイミングが同じになっている必要がある。したが
って、この再生系においてはこの破線P2 の段階でのY
信号とC信号の出力を見ながら、上述したと同様の調整
を可変ディレイ18、微調整ディレイ21、24により
行うことで、再生系と同様にY信号とC信号間のタイミ
ングのずれが18.5nsec以内に納まるように補正
されることになる。例えばこの18.5nsecの信号
の時間差は画像から視覚的に認識されない範囲とされて
おり、少なくとも民生用に要求される画質を容易にクリ
アしていることになる。
うな調整を可変ディレイ6、微調整ディレイ9、11に
より行うことで、この場合にはアナログ回路による遅延
回路を使用することなく最大誤差18.5nsec以内
で、Y信号とC信号間のタイミングのずれを補正できる
ことになる。また、再生系においては、主にY信号ポス
ト・アナログ処理部20及びC信号ポスト・アナログ処
理部23を介することで、Y信号とC信号間に時間的ず
れが生じることから、図1の破線P2 に示す各出力端子
O1 〜O3 に信号が供給される段階で、Y信号とC信号
側のタイミングが同じになっている必要がある。したが
って、この再生系においてはこの破線P2 の段階でのY
信号とC信号の出力を見ながら、上述したと同様の調整
を可変ディレイ18、微調整ディレイ21、24により
行うことで、再生系と同様にY信号とC信号間のタイミ
ングのずれが18.5nsec以内に納まるように補正
されることになる。例えばこの18.5nsecの信号
の時間差は画像から視覚的に認識されない範囲とされて
おり、少なくとも民生用に要求される画質を容易にクリ
アしていることになる。
【0023】また、図2に示した微調整ディレイ9のデ
ジタルフィルタ部DFは、クロック周波数が13.5MH
z でその特性が1/2(1+Z-1)であることから、そ
の周波数特性は図4(横軸:周波数,縦軸:ゲイン)に
示すように、13.5/2=6.75MHz においてゲイ
ンが0となる曲線となる。従って、デジタルフィルタ部
DFを通過する信号にはこの特性がかかることになる
が、例えば図1に示した本実施例のデジタルVTRが、
Y信号と色差信号R−Y、B−Yのサンプリング周波数
の比がそれぞれ4:1:1とされている、いわゆるD1
方式であるような場合には、図に示すようにC信号の通
過帯域は6.75/4≒1.68MHz までの範囲とな
り、図のように1.68MHz でもわずかに0.7dBの
減衰に留めることができる。従ってこのデジタルフィル
タ部DFを通過したC信号の周波数特性の劣化は無視す
ることができることになる。また、Y信号と色差信号R
−Y、B−Yのサンプリング周波数の比がそれぞれ4:
2:2とされている、いわゆるD2方式である場合に
は、C信号の通過帯域は6.75/2≒3.375MHz
までの範囲となり、この際には3.375MHzにおいて
3dB程度の減衰となるが、この程度の劣化もほぼ無視
して考えることができ、少なくとも民生用に要求される
画質はクリアされていることになる。
ジタルフィルタ部DFは、クロック周波数が13.5MH
z でその特性が1/2(1+Z-1)であることから、そ
の周波数特性は図4(横軸:周波数,縦軸:ゲイン)に
示すように、13.5/2=6.75MHz においてゲイ
ンが0となる曲線となる。従って、デジタルフィルタ部
DFを通過する信号にはこの特性がかかることになる
が、例えば図1に示した本実施例のデジタルVTRが、
Y信号と色差信号R−Y、B−Yのサンプリング周波数
の比がそれぞれ4:1:1とされている、いわゆるD1
方式であるような場合には、図に示すようにC信号の通
過帯域は6.75/4≒1.68MHz までの範囲とな
り、図のように1.68MHz でもわずかに0.7dBの
減衰に留めることができる。従ってこのデジタルフィル
タ部DFを通過したC信号の周波数特性の劣化は無視す
ることができることになる。また、Y信号と色差信号R
−Y、B−Yのサンプリング周波数の比がそれぞれ4:
2:2とされている、いわゆるD2方式である場合に
は、C信号の通過帯域は6.75/2≒3.375MHz
までの範囲となり、この際には3.375MHzにおいて
3dB程度の減衰となるが、この程度の劣化もほぼ無視
して考えることができ、少なくとも民生用に要求される
画質はクリアされていることになる。
【0024】次に、図5〜図7により他の実施例につい
て説明する。先の実施例の微調整ディレイのデジタルフ
ィルタ部DFは1/2クロック分の時間遅延させるのみ
であったが、この他の実施例では複数パターンの1クロ
ック未満の遅延時間を設定することができる。これによ
って、更に細かなずれの補正が可能になる。
て説明する。先の実施例の微調整ディレイのデジタルフ
ィルタ部DFは1/2クロック分の時間遅延させるのみ
であったが、この他の実施例では複数パターンの1クロ
ック未満の遅延時間を設定することができる。これによ
って、更に細かなずれの補正が可能になる。
【0025】図5はこの他の実施例における微調整ディ
レイ9(及び11、21、24)の構成を示すブロック
図である。この図においてはデジタルフィルタ部がDF
1 〜DF3 まで3つ設けられている。また、41〜43
はそれぞれ1クロック単位の遅延素子を示し、44〜4
9は所定の係数が設定された係数器を、50〜52は加
算器を示す。そして、入力信号は図のようにスルー信号
S1 として直接スイッチSWの端子に接続されると共
に、分岐して各デジタルフィルタ部DF1 〜DF3 に並
列に入力されている。
レイ9(及び11、21、24)の構成を示すブロック
図である。この図においてはデジタルフィルタ部がDF
1 〜DF3 まで3つ設けられている。また、41〜43
はそれぞれ1クロック単位の遅延素子を示し、44〜4
9は所定の係数が設定された係数器を、50〜52は加
算器を示す。そして、入力信号は図のようにスルー信号
S1 として直接スイッチSWの端子に接続されると共
に、分岐して各デジタルフィルタ部DF1 〜DF3 に並
列に入力されている。
【0026】先ず、デジタルフィルタ部DF1 において
は、係数器44、45の係数がそれぞれ1/2に設定さ
れる。そして、係数器44を介して1/2の重み付けが
なされた入力信号と、遅延素子41で1クロック分遅延
されて、更に係数器45により1/2の重み付けがなさ
れた入力信号が加算器50により加算される。ところ
で、この構成は先に図2に示したデジタルフィルタ部D
Fと等価であり、加算器50からスイッチSWに出力さ
れる信号は入力信号が1/2クロックだけ遅延された遅
延信号S2 として扱うことができる。
は、係数器44、45の係数がそれぞれ1/2に設定さ
れる。そして、係数器44を介して1/2の重み付けが
なされた入力信号と、遅延素子41で1クロック分遅延
されて、更に係数器45により1/2の重み付けがなさ
れた入力信号が加算器50により加算される。ところ
で、この構成は先に図2に示したデジタルフィルタ部D
Fと等価であり、加算器50からスイッチSWに出力さ
れる信号は入力信号が1/2クロックだけ遅延された遅
延信号S2 として扱うことができる。
【0027】また、デジタルフィルタ部DF2 では、係
数器46の係数は3/4に設定され、係数器47の係数
は1・4に設定される。そして、係数器46はそのまま
入力信号に対して3/4の重み付けをして加算器51に
供給し、一方、遅延素子42を介して遅延された入力信
号については、係数器47により1/4の重み付けをし
て加算器51に供給する。この場合、加算器51のフィ
ルタ出力は、入力信号を1/4クロック分だけ遅延させ
た遅延信号S3 出力として扱うことができる。
数器46の係数は3/4に設定され、係数器47の係数
は1・4に設定される。そして、係数器46はそのまま
入力信号に対して3/4の重み付けをして加算器51に
供給し、一方、遅延素子42を介して遅延された入力信
号については、係数器47により1/4の重み付けをし
て加算器51に供給する。この場合、加算器51のフィ
ルタ出力は、入力信号を1/4クロック分だけ遅延させ
た遅延信号S3 出力として扱うことができる。
【0028】更に、デジタルフィルタ部DF3 では、係
数器48の係数は1/4に設定され、係数器49の係数
は3/4に設定される。そして、係数器48により入力
信号に1/4の重み付けをして加算器51に供給すると
共に 一方では、遅延素子43を介して入力信号を遅延
させた上で、係数器49により3/4の重み付けをして
加算器52に供給する。この場合、加算器52から出力
されるデータ信号は、入力信号を3/4クロック分遅延
させた遅延信号S4 とされる。
数器48の係数は1/4に設定され、係数器49の係数
は3/4に設定される。そして、係数器48により入力
信号に1/4の重み付けをして加算器51に供給すると
共に 一方では、遅延素子43を介して入力信号を遅延
させた上で、係数器49により3/4の重み付けをして
加算器52に供給する。この場合、加算器52から出力
されるデータ信号は、入力信号を3/4クロック分遅延
させた遅延信号S4 とされる。
【0029】図6は、上記した各デジタルフィルタ部D
F1 〜DF3 の出力である遅延信号S2 〜S4 (及びス
ルー信号S1 )の入力信号に対するタイミングを示して
いる。この図のようにスルー信号S1 は入力のタイミン
グと一致するが、遅延信号S2 は入力から74/2=3
7nsec後のタイミングで出力され、遅延信号S3は
入力から74/4=18.5nsec後のタイミング
で、更に遅延信号S4 は入力から74×3/4=55.
5nsec後のタイミングで出力される。
F1 〜DF3 の出力である遅延信号S2 〜S4 (及びス
ルー信号S1 )の入力信号に対するタイミングを示して
いる。この図のようにスルー信号S1 は入力のタイミン
グと一致するが、遅延信号S2 は入力から74/2=3
7nsec後のタイミングで出力され、遅延信号S3は
入力から74/4=18.5nsec後のタイミング
で、更に遅延信号S4 は入力から74×3/4=55.
5nsec後のタイミングで出力される。
【0030】本実施例でもその調整方法は先の実施例と
同様であるが、これらのS1 〜S4の信号の出力を切換
えながら微調整ディレイの遅延時間を変化させること
で、先の実施例よりも更に細かな調整に対応することが
できる。
同様であるが、これらのS1 〜S4の信号の出力を切換
えながら微調整ディレイの遅延時間を変化させること
で、先の実施例よりも更に細かな調整に対応することが
できる。
【0031】また、本実施例のデジタルフィルタ部DF
1 の特性は、先の実施例として図2示したものと同様で
あるため、その周波数特性も図4に示すものと同一とな
るが、他のデジタルフィルタ部DF2 、DF3 の場合に
は、図7に示すような曲線による周波数特性となる。な
お、この場合も6.75MHz でゲインが0となる。従っ
て、デジタルフィルタ部DF2 、DF3 を通過する信号
については、この特性がかかることになるが、この場合
も、例えば図1に示したデジタルVTRがD1方式であ
る場合には、図に示すようにC信号の通過帯域は1.6
8MHz までの範囲となり、1.68MHz 付近でもわずか
な減衰しか得られないことから、C信号の周波数特性の
劣化は無視することができ、D2方式である場合には、
C信号の通過帯域は3.375MHz 付近において6dB
程度の減衰となるが、この程度の特性変化も、少なくと
も民生用に要求される画質の観点では問題とならない。
1 の特性は、先の実施例として図2示したものと同様で
あるため、その周波数特性も図4に示すものと同一とな
るが、他のデジタルフィルタ部DF2 、DF3 の場合に
は、図7に示すような曲線による周波数特性となる。な
お、この場合も6.75MHz でゲインが0となる。従っ
て、デジタルフィルタ部DF2 、DF3 を通過する信号
については、この特性がかかることになるが、この場合
も、例えば図1に示したデジタルVTRがD1方式であ
る場合には、図に示すようにC信号の通過帯域は1.6
8MHz までの範囲となり、1.68MHz 付近でもわずか
な減衰しか得られないことから、C信号の周波数特性の
劣化は無視することができ、D2方式である場合には、
C信号の通過帯域は3.375MHz 付近において6dB
程度の減衰となるが、この程度の特性変化も、少なくと
も民生用に要求される画質の観点では問題とならない。
【0032】次に、本発明の更に他の実施例について説
明する。図1においては、記録系と再生系の可変ディレ
イ6と18、微調整ディレイ9と21、11と24がそ
れぞれ互いに破線の矢印でつながれている。これは、破
線でつながれている各可変ディレイ及び微調整ディレイ
同志が、実際には同一のものとして共有されていること
を示している。つまり、本実施例においてはこのデジタ
ルVTRの機器内に1つの可変ディレイと、2つの微調
整ディレイのみが設けられることになる。なお、この場
合の微調整ディレイは図2、図5の何れに示したものが
用いられても良い。この場合、共有される可変ディレイ
と2つの微調整ディレイは、記録モード時には図1の記
録系の回路構成の一部となり、再生モード時には再生系
の回路構成の一部となるように、図示しないスイッチ等
により信号経路が切換えられるように構成される。ま
た、予め記録モード時と再生モード時でそれぞれ適合す
るように調整して設定された可変ディレイと各微調整デ
ィレイの遅延量(あるいはスイッチSWの切換え設定)
を図示しないシステムコントローラ等により記憶させて
おく。そして、実際の使用時には記録モード時と再生モ
ード時に対応させて、可変ディレイと各微調整ディレイ
が接続される信号経路の切換えを行うと共に、その遅延
量の設定状態も可変制御するように構成される。先の実
施例では可変ディレイと2つの微調整ディレイが、記録
系と/再生系で合わせて2系統とされていたが、本実施
例では1系統で済むためそれだけ部品点数が削減される
ことになる。
明する。図1においては、記録系と再生系の可変ディレ
イ6と18、微調整ディレイ9と21、11と24がそ
れぞれ互いに破線の矢印でつながれている。これは、破
線でつながれている各可変ディレイ及び微調整ディレイ
同志が、実際には同一のものとして共有されていること
を示している。つまり、本実施例においてはこのデジタ
ルVTRの機器内に1つの可変ディレイと、2つの微調
整ディレイのみが設けられることになる。なお、この場
合の微調整ディレイは図2、図5の何れに示したものが
用いられても良い。この場合、共有される可変ディレイ
と2つの微調整ディレイは、記録モード時には図1の記
録系の回路構成の一部となり、再生モード時には再生系
の回路構成の一部となるように、図示しないスイッチ等
により信号経路が切換えられるように構成される。ま
た、予め記録モード時と再生モード時でそれぞれ適合す
るように調整して設定された可変ディレイと各微調整デ
ィレイの遅延量(あるいはスイッチSWの切換え設定)
を図示しないシステムコントローラ等により記憶させて
おく。そして、実際の使用時には記録モード時と再生モ
ード時に対応させて、可変ディレイと各微調整ディレイ
が接続される信号経路の切換えを行うと共に、その遅延
量の設定状態も可変制御するように構成される。先の実
施例では可変ディレイと2つの微調整ディレイが、記録
系と/再生系で合わせて2系統とされていたが、本実施
例では1系統で済むためそれだけ部品点数が削減される
ことになる。
【0033】なお、上記実施例においては本発明の微調
整ディレイを備えた信号処理回路は、デジタルVTRに
対して適用した場合について示しているが、これに限定
されるものでなく、例えばテレビジョン受像機等のY信
号とC信号の信号処理系において、これらの信号間に時
間差が生じるような場合に適用することができる。更に
は、C信号とY信号以外にも、互いの帯域幅が所定割合
で異なっているような複数の信号間の時間差を補正する
ために本発明を用いることも考えられる。
整ディレイを備えた信号処理回路は、デジタルVTRに
対して適用した場合について示しているが、これに限定
されるものでなく、例えばテレビジョン受像機等のY信
号とC信号の信号処理系において、これらの信号間に時
間差が生じるような場合に適用することができる。更に
は、C信号とY信号以外にも、互いの帯域幅が所定割合
で異なっているような複数の信号間の時間差を補正する
ために本発明を用いることも考えられる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明の信号処理回
路は、C信号側に対してデジタルフィルタによる1クロ
ック未満の時間単位の信号の遅延が可能な微調整ディレ
イを設けることで、例えば視覚的に画像で認識できない
程度にまで、Y信号とC信号との時間的ずれを容易に補
正することができることとなった。これにより、従来で
はY信号側の1クロック単位のディレイでは充分に補正
できなかった分を、更にアナログの遅延回路により補っ
ていたが、このアナログの遅延回路を省略できることに
なって、製品ごとの特性のバラツキを解消することがで
きると共に、機器の小型化やコストの低減を図ることが
できるという効果を有することとなった。
路は、C信号側に対してデジタルフィルタによる1クロ
ック未満の時間単位の信号の遅延が可能な微調整ディレ
イを設けることで、例えば視覚的に画像で認識できない
程度にまで、Y信号とC信号との時間的ずれを容易に補
正することができることとなった。これにより、従来で
はY信号側の1クロック単位のディレイでは充分に補正
できなかった分を、更にアナログの遅延回路により補っ
ていたが、このアナログの遅延回路を省略できることに
なって、製品ごとの特性のバラツキを解消することがで
きると共に、機器の小型化やコストの低減を図ることが
できるという効果を有することとなった。
【図1】本発明の実施例としてのデジタルVTRの構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】本実施例における微調整ディレイの構成例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図3】本実施例におけるY信号とC信号のずれ補正の
調整方法を示す説明図である。
調整方法を示す説明図である。
【図4】本実施例において微調整ディレイの周波数特性
に対するC信号の通過帯域を示す図である。
に対するC信号の通過帯域を示す図である。
【図5】他の実施例としての微調整ディレイの構成例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図6】他の実施例における微調整ディレイの遅延信号
の出力タイミングを示す図である。
の出力タイミングを示す図である。
【図7】他の実施例において微調整ディレイの周波数特
性に対するC信号の通過帯域を示す図である。
性に対するC信号の通過帯域を示す図である。
4 Y信号プリ/アナログ処理部 6,18 可変ディレイ 7 C信号プリ/アナログ処理部 9,11,21,24 微調整ディレイ 12 デジタル信号処理部 17 デジタル信号処理部 20 Y信号ポスト/アナログ処理部 23 C信号ポスト/アナログ処理部 31,41,42,43 遅延素子 32,50,51,52 加算器 33,44,45,46,47,48,49 係数器 DF、DF1 〜DF3 デジタルフィルタ部 SW スイッチ
Claims (4)
- 【請求項1】 特定の帯域幅を有する第1の信号の経路
と、前記第1の信号よりも狭い帯域幅を有する第2の信
号の経路を備え、 前記第1の信号の経路に対しては、クロック周波数の1
クロックの時間単位の遅延量の設定が可能な第1の遅延
手段を設け、 前記第2の信号の経路に対しては、所定の特性を有する
デジタルフィルタにより、1クロック未満の時間の遅延
が可能とされた第2の遅延手段を設けて構成されている
ことを特徴とする信号処理回路。 - 【請求項2】 前記第2の遅延手段は、入力データを1
クロック分遅延する遅延回路と、該遅延回路の出力と入
力データを加算する加算回路と、該加算回路の出力を1
/2とする係数器によって構成されていることを特徴と
する請求項1に記載の信号処理回路。 - 【請求項3】 前記第1の信号は輝度信号成分とされ、
前記第2の信号はクロマ信号成分とされていることを特
徴とする請求項1又は請求項2に記載の信号処理回路。 - 【請求項4】 前記第1の遅延手段と前記第2の遅延手
段の少なくとも何れか一方が、磁気記録再生装置の記録
系と再生系において共有されていることを特徴とする請
求項1乃至請求項3に記載の信号処理回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6196163A JPH0846991A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6196163A JPH0846991A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 信号処理回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0846991A true JPH0846991A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16353262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6196163A Pending JPH0846991A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 信号処理回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0846991A (ja) |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP6196163A patent/JPH0846991A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030422 |