JPH0847104A - 電気自動車の速度制御装置 - Google Patents

電気自動車の速度制御装置

Info

Publication number
JPH0847104A
JPH0847104A JP6178299A JP17829994A JPH0847104A JP H0847104 A JPH0847104 A JP H0847104A JP 6178299 A JP6178299 A JP 6178299A JP 17829994 A JP17829994 A JP 17829994A JP H0847104 A JPH0847104 A JP H0847104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
torque
output torque
preset
traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6178299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3708976B2 (ja
Inventor
Akira Suzuki
明 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP17829994A priority Critical patent/JP3708976B2/ja
Publication of JPH0847104A publication Critical patent/JPH0847104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3708976B2 publication Critical patent/JP3708976B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】一定速制御状態で道路勾配や強風等の走行抵抗
の変動が生じた際は、走行抵抗に応じた速度に制御し自
然の交通の流れにのった走行ができ、バッテリ等を経済
的かつ長持ちさせることのできる電気自動車の速度制御
装置を提供する。 【構成】通常・変則オートクルーズスイッチ14を「変
則オートクルーズモード」に設定すると、コントローラ
2で、選択的に設定した速度Vでの一定速走行でのトル
ク変動が検出され、このトルク変動量が予め設定してお
いたトルク変化量ΔT以上となった場合、出力トルクが
変動していく方向にトルク変化量ΔTを加え設定する。
そして、出力トルクが上昇する側に設定した際は、設定
速度Vを予め設定した速度変化量ΔV低く設定する一
方、出力トルクが下降する側に設定した際は、設定速度
Vを予め設定した速度変化量ΔV高く設定する。この制
御を繰返すことで略一定出力に保つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行用モータの出力ト
ルクを制御して定速走行での速度制御を行う電気自動車
の速度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、運転者が希望する速度をセットす
ると、その速度を記憶し、アクセルペダル等を操作しな
くても、車両を自動的に一定速度で走行させることので
きる定速走行(オートクルーズ)装置を搭載した車両が
多くなっている。
【0003】上記定速走行装置は、例えば、ガソリンエ
ンジン車では、車速センサ等からの車速信号に基づき、
設定車速(運転車が希望し設定した車速)を維持するよ
うにスロットルバルブの開度を制御して定速走行を行え
るようにしたものがある。このようなガソリンエンジン
車の走行制御では、燃料噴射量や筒内吸気流量などによ
り決まる出力トルクを精度良く制御することは難しい。
【0004】一方、電気自動車では、例えば、特開昭5
7−142104号公報に示されるように、設定車速を
一定に保つように走行用モータの出力トルクを変化させ
定速走行を行えるようにしたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般
に、自動車の高速道路等における定速走行装置は、道路
が空いていれば有効であるが、道路が混んでくると使用
することができなくなってしまうといった問題がある。
【0006】これは、定速走行装置を搭載していない車
両が、道路の僅かな勾配や風などの走行抵抗の増減の影
響で遅くなったり速くなったりするためである。すなわ
ち、定速走行装置を搭載して定速走行を行っている車両
は、速度制御が行われ定速走行を行おうとするが、定速
走行装置を搭載していない車両は、アクセル一定(出力
一定)に近い速度での走行となっているため、走行抵抗
が変動すると、定速走行装置搭載車と定速走行装置未搭
載車との間で相対的に速度差が生じることによる。
【0007】また、電気自動車では、負荷(走行抵抗)
が変動しても一定速走行をすることは、出力変動が多
く、バッテリ等が長持ちしないといった問題を生じる。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、一定速制御状態においても、道路勾配や強風等によ
り走行抵抗の変動が生じた際は、この走行抵抗に応じた
速度に制御し、自然の交通の流れにのった走行を可能と
するとともに、バッテリ等を経済的に、かつ長持ちさせ
ることのできる電気自動車の速度制御装置を提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の本発明による電気自動車の速度制御装置
は、選択的に設定した速度で定速走行を行う際の走行用
モータの出力トルクの変動を検出する出力トルク検出手
段と、上記出力トルクの変動が予め設定しておいたトル
ク変動量以上となった場合、上記出力トルクが変動して
いく方向に予め設定しておいたトルク変化量を加えて設
定するトルク設定手段と、このトルク設定手段で上記出
力トルクを上昇する側に設定した際には上記設定した速
度から予め設定した速度変化量を減少して設定する一
方、上記出力トルクを下降する側に設定した際には上記
設定した速度から予め設定した速度変化量を増加して設
定する設定速度可変手段とを備えたものである。
【0010】また、上記目的を達成するため請求項2記
載の本発明による電気自動車の速度制御装置は、走行用
モータの出力トルクを制御して選択的に設定した速度で
一定走行を行う一定速走行制御手段と、選択的に設定し
た速度で定速走行を行う際の走行用モータの出力トルク
の変動を検出し、この出力トルクの変動が予め設定して
おいたトルク変動量以上となった場合、上記出力トルク
が変動していく方向に予め設定しておいたトルク変化量
を加えて設定するとともに、上記出力トルクを上昇する
側に設定した際には上記設定した速度から予め設定した
速度変化量を減少して設定する一方、上記出力トルクを
下降する側に設定した際には上記設定した速度から予め
設定した速度変化量を増加して設定する変則一定速走行
制御手段とを備えたものである。
【0011】さらに、請求項3記載の本発明による電気
自動車の速度制御装置は、請求項2記載の電気自動車の
速度制御装置において、上記変則一定速走行制御手段の
上記予め設定しておいたトルク変動量と、上記予め設定
しておいたトルク変化量と、上記減少して設定する予め
設定した速度変化量と、上記増加して設定する予め設定
した速度変化量の少なくとも一つを運転状態に応じて可
変に設定したものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の電気自動車の速度制御装置で
は、まず、出力トルク検出手段で、選択的に設定した速
度で定速走行を行う際の走行用モータの出力トルクの変
動を検出する。そして、トルク設定手段で、上記出力ト
ルクの変動が予め設定しておいたトルク変動量以上とな
った場合、上記出力トルクが変動していく方向に予め設
定しておいたトルク変化量を加えて設定する。この結
果、設定速度可変手段により、上記トルク設定手段で上
記出力トルクを上昇する側に設定した際には上記設定し
た速度から予め設定した速度変化量を減少して設定する
一方、上記出力トルクを下降する側に設定した際には上
記設定した速度から予め設定した速度変化量を増加して
設定する。
【0013】また、請求項2記載の電気自動車の速度制
御装置は、一定速走行制御手段では、走行用モータの出
力トルクを制御して選択的に設定した速度で一定速走行
を行う。また、変則一定速走行制御手段では、選択的に
設定した速度で定速走行を行う際の走行用モータの出力
トルクの変動を検出し、この出力トルクの変動が予め設
定しておいたトルク変動量以上となった場合、上記出力
トルクが変動していく方向に予め設定しておいたトルク
変化量を加えて設定するとともに、上記出力トルクを上
昇する側に設定した際には上記設定した速度から予め設
定した速度変化量を減少して設定する一方、上記出力ト
ルクを下降する側に設定した際には上記設定した速度か
ら予め設定した速度変化量を増加して設定する。
【0014】さらに、請求項3記載の電気自動車の速度
制御装置は、請求項2による変則一定速走行制御手段の
上記予め設定しておいたトルク変動量と、上記予め設定
しておいたトルク変化量と、上記減少して設定する予め
設定した速度変化量と、上記増加して設定する予め設定
した速度変化量の少なくとも一つを運転状態に応じて可
変に設定する。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1〜図4は本発明の一実施例を示し、図1はモ
ータ制御系の回路ブロック図、図2は変則オートクルー
ズ制御のフローチャート、図3は制御の一例を車両の走
行性能線図に示した説明図、図4は図3を車両の位置で
表した概略説明図である。
【0016】図1において、符号1は電気自動車に搭載
される走行用のモータであり、本実施例においては、交
流誘導電動機である。このモータ1には、図示しないト
ランスアクスルが連設され、このトランスアクスルから
の駆動力が、例えば、左右の前輪軸を介して両前輪(い
ずれも図示せず)に伝達されるようになっている。
【0017】また、上記モータ1は、コントローラ2と
接続されており、このコントローラ2のインバータ3を
介し、走行駆動用の主電源であるメインバッテリ4と接
続されている。
【0018】上記コントローラ2は、CPU5、ROM
6、RAM7、I/Oインターフェース8がバスを介し
て接続されたマイクロコンピュータ9を有し、上記I/
Oインターフェース8の出力ポートには、駆動回路10
を介し、上記インバータ3が接続されている。
【0019】そして、上記モータ1のトルク制御は、上
記マイクロコンピュータ9の上記CPU5で演算された
目標トルクに対して上記駆動回路10で回転数に応じた
電流指令におきかえ、上記インバータ3に指令して、上
記メインバッテリ4からの直流電圧が、上記インバータ
3により所定の電圧の高周波に変換されることにより行
われるようになっている。
【0020】また、上記モータ1と上記インバータ3と
の間の結線ラインには、上記モータ1の駆動電流を検出
する電流センサ11が設けられており、この電流センサ
11は、上記マイクロコンピュータ9に上記I/Oイン
ターフェース8を介して接続されている。
【0021】さらに、上記モータ1のモータロータの回
転数を検出する回転数センサ12、車速センサ13、通
常・変則オートクルーズスイッチ14、アクセルペダル
スイッチ15、ブレーキペダルスイッチ16等のセンサ
・スイッチ類が、上記マイクロコンピュータ9に上記I
/Oインターフェース8を介し接続されている。
【0022】上記通常・変則オートクルーズスイッチ1
4は、「通常オートクルーズモード」(一定速走行制御
モード;走行抵抗が変動しても速度を一定に保つモー
ド),「変則オートクルーズモード」(略出力一定制御
のモード;走行抵抗に応じた速度に制御するモード),
「OFFモード」(通常のマニュアル走行のモード)の
3つのモードに切替えるスイッチである。
【0023】また、上記アクセルペダルスイッチ15
は、電気自動車の運転席の床面に設けたアクセルペダル
に連設されており、アクセルペダルの踏み始めの微小ス
トロークでONするスイッチである。
【0024】上記ブレーキペダルスイッチ16も同様
に、ブレーキペダルの踏み始めの微小ストロークでON
するスイッチである。
【0025】尚、上記アクセルペダルスイッチ15と上
記ブレーキペダルスイッチ16は、ONした際に、上記
通常・変則オートクルーズスイッチ14を「OFFモー
ド」にするオートクルーズキャンセルスイッチとなって
おり、このようなオートクルーズキャンセルスイッチと
して、その他、特に図示しないが、シフトレバーの基部
に連設されてシフト位置を検出するシフトスイッチ等が
上記マイクロコンピュータ9に上記I/Oインターフェ
ース8を介し接続されている。
【0026】次に、通常・変則オートクルーズスイッチ
14を「変則オートクルーズモード」に設定した際に、
コントローラ2で行われる速度制御について、図2のフ
ローチャートに従って説明する。
【0027】プログラムがスタートすると、まず、ステ
ップS1で、車速センサ13からの信号により車速Vが計
測され、ステップS2へ進み、一定速走行の固定車速Vc
が車速Vとして指令(V=Vc ;Vは設定速度となる)
された後、ステップS3へ進んで、そのときのモータ1の
トルクが、初期トルクT0 としてRAM7に記憶される
(T=T0 ;Tは設定トルク)。尚、上記モータ1のト
ルクは、電流センサ11からの値に基づき、予めROM
6内にメモリしておいた電流−トルク特性のマップ或い
は計算式により求められる。また、マイクロコンピュー
タ9が駆動回路10に指令したトルク指示値をそのまま
用いても良い。
【0028】次いで、ステップS4に進むと、通常・変則
オートクルーズスイッチ14、アクセルペダルスイッチ
15、ブレーキペダルスイッチ16、その他シフトスイ
ッチ等により、オートクルーズがキャンセルされている
か否かの判定が行われ、オートクルーズがキャンセルさ
れていない場合は、ステップS5へ進み、オートクルーズ
がキャンセルされている場合は、ステップS6へ進んで通
常のマニュアル走行制御、すなわち「変則オートクルー
ズモード」が解除され「OFFモード」となる。
【0029】上記ステップS4で、オートクルーズがキャ
ンセルされていないと判定され、ステップS5へ進むと、
そのときのトルク値Ti が読込まれ、ステップS7に進
む。
【0030】このステップS7では、トルク変動(負荷,
走行抵抗の変動)が大きいか否か、すなわちTi −T≧
ΔTあるいはTi −T≦−ΔT(|Ti −T|≧ΔT)
となっているか否かの判定が行われる。ここで、ΔT
は、予め実験等によりROM6に設定しておいたトルク
変化量で、例えば、ΔT=0.5 kgf・m (これに対応
する駆動力ΔF=12.5 kgf)に設定されている。
【0031】そして、上記ステップS7で、トルク変動が
小さく、Ti −T<ΔTあるいはTi −T>−ΔT(|
Ti −T|<ΔT)の場合は、再び上記ステップS4に戻
り、トルク変動が大きく、Ti −T≧ΔTあるいはTi
−T≦−ΔT(|Ti −T|≧ΔT)の場合は、ステッ
プS8へ進んで、モータ1のトルクを変動する方向に固定
指令する。すなわち、上記ステップS7で、Ti −T≧Δ
Tの場合は、T=T+ΔTとし、Ti −T≦−ΔTの場
合は、T=T−ΔTとする。
【0032】次に、ステップS9に進むと、再び上記ステ
ップS4と同様に、オートクルーズがキャンセルされてい
るか否かの判定が行われ、オートクルーズがキャンセル
されていない場合は、ステップS10 へ進み、オートクル
ーズがキャンセルされている場合は、上記ステップS6へ
進んで通常のマニュアル走行制御、すなわち「変則オー
トクルーズモード」が解除され「OFFモード」とな
る。
【0033】上記ステップS9で、オートクルーズがキャ
ンセルされていないと判定され、ステップS10 へ進む
と、トルク固定指令が解除され、ステップS11 に進ん
で、固定車速を変更するように指令される。
【0034】すなわち、上記ステップS7でTi −T≧Δ
Tと判定され、上記ステップS8でT=T+ΔTとした場
合には、V=V−ΔVと固定車速変更指令が行われ、上
記ステップS7でTi −T≦−ΔTと判定され、上記ステ
ップS8でT=T−ΔTとした場合には、V=V+ΔVと
固定車速変更指令が行われる。ここで、ΔVは、予め実
験等によりROM6に設定しておいた速度変化量で、例
えば、ΔV=5km/h(これに対応するモータ1の回転数
ΔN=333rpm )に設定されている。
【0035】そして、上記ステップS11 を実行した後、
再び上記ステップS4に戻り、制御を繰り返す。
【0036】次に、「変則オートクルーズモード」の制
御の一例を、図3、図4で説明する。図3の走行性能線
図において、右下がりの実線で示す曲線は、本実施例の
電気自動車の最大駆動力曲線、右下がりの破線で示す曲
線は、本実施例の電気自動車の、ある一定の駆動力(出
力)曲線、右上がりの実線で示す曲線は、道路勾配ごと
の走行抵抗曲線を示す。
【0037】尚、駆動力P(kW),トルクTq(kgf ・m),
モータ回転数N(rpm) の関係は、本実施例においては、
例えば、P=Tq ・N/974の式で与えられ、上記最
大駆動力曲線は、60kWの曲線、上記一定駆動力曲線
は、30kWの曲線となっているものとする。また、道路
勾配以外の走行抵抗はないものとする。
【0038】図4に示すように、まず、0%勾配(平
坦)の位置x1 で速度V0 で走行している車両は、図3
の走行性能線図中P0 点で示される。
【0039】そして、この状態で運転者が、通常・変則
オートクルーズスイッチ14を「変則オートクルーズモ
ード」にセットし、3%勾配の道路の走行となると、車
両は速度V0 を保とうとするため、モータ1のトルクが
上昇される。
【0040】このトルクの上昇がΔT以上となると、上
記モータ1のトルクは、ΔT増加した値に固定指令され
(図3のP1 点)、さらに速度がΔV低下されて、位置
x2に示すようにV1 となり(図3のP10点)、上記モ
ータ1のトルク固定指令が解除され、車両は速度V1 で
一定速走行を行うように制御される。
【0041】このとき、図3に示すように、速度V1 で
一定速走行を行うために、さらなる、モータ1のトルク
の上昇が行われ、このトルクの上昇がΔT以上となる
と、上記モータ1のトルクは、ΔT増加した値に固定指
令され(図3のP2 点)、さらに速度がΔV低下され
て、位置x3 に示すようにV2 となり(図3のP20
点)、上記モータ1のトルク固定指令が解除され、車両
は速度V2 で一定速走行を行うように制御される。
【0042】そして、図3に示すように、速度V2 で一
定速走行を行うために、さらなる、モータ1のトルクの
上昇が行われ、このトルクの上昇がΔT以上となると、
上記モータ1のトルクは、ΔT増加した値に固定指令さ
れ(図3のP3 点)、さらに速度がΔV低下されて、位
置x4 に示すようにV3 となり(図3のP30点)、上記
モータ1のトルク固定指令が解除され、車両は速度V3
で一定速走行を行うように制御される。
【0043】同様に、図3に示すように、速度V3 で一
定速走行を行うため、さらに、モータ1のトルクの上昇
が行われ、このトルクの上昇がΔT以上となると、上記
モータ1のトルクは、ΔT増加した値に固定指令され
(図3のP4 点)、さらに速度がΔV低下されて、位置
x5 に示すようにV4 となり(図3のP40点)、上記モ
ータ1のトルク固定指令が解除され、車両は速度V4 で
一定速走行を行うように制御される。
【0044】ここで、3%勾配の道路を走行するのに略
適正な駆動力となるため、速度V4で一定速走行を行う
ように制御しても、トルクの大きな変動はなくなる。
【0045】そして、この状態から、再び0%勾配(平
坦)の道路の走行となると、車両は速度V4 を保とうと
するため、モータ1のトルクが減少される。
【0046】このトルクの減少がΔT以上となると、上
記モータ1のトルクは、ΔT減少した値に固定指令され
(図3のP5 点)、さらに速度がΔV上昇されて、位置
x6に示すようにV3 となり(図3のP30点)、上記モ
ータ1のトルク固定指令が解除され、車両は速度V3 で
一定速走行を行うように制御される。
【0047】このとき、図3に示すように、速度V3 で
一定速走行を行うために、さらなる、モータ1のトルク
の減少が行われ、このトルクの減少がΔT以上となる
と、上記モータ1のトルクは、ΔT減少した値に固定指
令され(図3のP6 点)、さらに速度がΔV上昇され
て、位置x7 に示すようにV2 となり(図3のP20
点)、上記モータ1のトルク固定指令が解除され、車両
は速度V2 で一定速走行を行うように制御される。
【0048】そして、図3に示すように、速度V2 で一
定速走行を行うために、さらなる、モータ1のトルクの
減少が行われ、このトルクの減少がΔT以上となると、
上記モータ1のトルクは、ΔT減少した値に固定指令さ
れ(図3のP7 点)、さらに速度がΔV上昇されて、位
置x8 に示すようにV1 となり(図3のP10点)、上記
モータ1のトルク固定指令が解除され、車両は速度V1
で一定速走行を行うように制御される。
【0049】同様に、図3に示すように、速度V1 で一
定速走行を行うため、さらに、モータ1のトルクの減少
が行われ、このトルクの減少がΔT以上となると、上記
モータ1のトルクは、ΔT減少した値に固定指令され
(図3のP8 点)、さらに速度がΔV上昇されて、位置
x9 に示すようにV0 となり(図3のP0 点)、上記モ
ータ1のトルク固定指令が解除され、車両は速度V0 で
一定速走行を行うように制御される。
【0050】ここで、0%勾配の道路を走行するのに略
適正な駆動力となるため、速度V0で一定速走行を行う
ように制御しても、トルクの大きな変動はなくなる。
【0051】このような制御の結果、図3に示すよう
に、電気自動車の走行は、道路勾配ごとの走行抵抗が0
%勾配→3%勾配→0%勾配と変動しても、「変則オー
トクルーズモード」にセットしたときの略一定の駆動力
(破線で示す一定駆動力)で走行することができる。
【0052】このため、例えば、運転車両の前方に道路
の僅かな勾配や風などの走行抵抗の増減の影響で遅くな
ったり速くなったりする、アクセル一定(出力一定)に
近い速度での走行を行っている車両があるような場合で
も、「変則オートクルーズモード」では、同様に速度が
変化するため相対的な速度差が生じることなく、自然の
交通の流れにのった走行が可能となる。
【0053】また、略一定の駆動力(出力)で走行する
ことができるため、ΔW=i2 ・R(ΔW;モータ出
力,i;バッテリ電流,R;抵抗)で与えられるバッテ
リ電流を、略一定とすることができ、過負荷を防止する
とともに、経済走行が可能となり、車両の航続距離の増
大とバッテリ寿命を長くすることができる。
【0054】尚、本実施例では、図2のフローチャート
において、ステップS7で判定するトルク変動の基準値、
すなわちトルク変動量と、ステップS8で変更するトルク
変化量をΔTとして予め設定するようにしているが、上
昇していくトルク変動の基準値、下降していくトルク変
動の基準値、増加させるトルク変化量、減少させるトル
ク変化量をそれぞれ異なって設定しても良く、また、上
昇していくトルク変動の基準値と下降していくトルク変
動の基準値を同じ値とし、増加させるトルク変化量、減
少させるトルク変化量をそれぞれ異なって設定する等し
ても良い。
【0055】また、上昇していくトルク変動の基準値、
下降していくトルク変動の基準値、増加させるトルク変
化量、減少させるトルク変化量は固定値とはせず、例え
ば、車速等の運転条件に応じて可変できるように、予め
マップ等で設定しておいても良い。
【0056】さらに、本実施例では、ΔTとして、例え
ば0.5 kgf・m としているが、この値よりも小さい値
(例えば、0.1 kgf・m )に設定して、より細かいス
ムーズな制御が行えるようにしても良く、一方、0.5
kgf・m よりも大きな値(例えば、1.0 kgf・m 等)
に設定して収束性を向上させても良い。また、このよう
にΔTの値を運転状態によって可変させれば(例えば、
過渡運転状態ではΔTを大きな値とし、比較的安定した
走行が続いているときはΔTを小さい値に設定する)、
一層、効果的な利用が図れる。
【0057】また、本実施例では、図2のフローチャー
トにおいて、ステップS11 での速度変化量ΔVは、速度
を上昇する場合と低下させる場合とで同じ値としている
が、異なった値に設定しても良く、さらに、例えば、車
速等の運転条件に応じて可変できるように、予めマップ
等で設定しておいても良い。
【0058】また、本実施例では、ΔVとして、例え
ば、5km/hに設定しているが、この値に限るものではな
い。
【0059】さらに、本実施例では、車速を車速センサ
から得るようにしているが、モータ回転数とギヤ比から
演算して求めるようにしても良い。
【0060】また、本実施例においては、走行用のモー
タが交流誘導電動機である例について説明したが、本発
明はこれに限定されることなく、モータは、交流同期電
動機あるいは直流モータであっても良い。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、一定速制御状態においても、道路勾配や強風
等により走行抵抗の変動が生じた際は、この走行抵抗に
応じた速度に制御し、自然の交通の流れにのった走行を
可能とするとともに、バッテリ等を経済的に、かつ長持
ちさせることができる。
【0062】また、請求項2記載の発明によれば、運転
者は走行中、道路が空いているときは一定速走行制御手
段により一定速走行を行うと共に、道路が混んできたと
き、或いは、経済的な走行を行いたいときは、変則一定
速走行制御手段により、交通の流れに沿った走行、或い
は、効率の良い走行を選択でき、一定速走行制御装置を
有効に利用することができる。
【0063】さらに、請求項3記載の発明によれば、運
転者が変則一定速走行制御手段により一定速走行を行う
際、請求項2による発明の効果に加え、予め設定してお
いたトルク変動量、予め設定しておいたトルク変化量、
減少して設定する予め設定した速度変化量、増加して設
定する予め設定した速度変化量の少なくとも一つを運転
状態に応じて可変に設定したので、運転状態に応じた細
かな制御が行われて、より自然に交通の流れに沿った走
行を行うことができ、また、より効率の良い走行を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるモータ制御系の回路ブ
ロック図
【図2】本発明の一実施例による変則オートクルーズ制
御のフローチャート
【図3】本発明の一実施例による制御の一例を車両の走
行性能線図に示した説明図
【図4】図3を車両の位置で表した概略説明図
【符号の説明】
1 走行用モータ 2 コントローラ 14 通常・変則オートクルーズスイッチ T 設定トルク Ti 出力トルク V 設定速度 ΔT 予め設定したトルク変動量(トルク変化量) ΔV 予め設定した速度変化量

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択的に設定した速度で定速走行を行う
    際の走行用モータの出力トルクの変動を検出する出力ト
    ルク検出手段と、 上記出力トルクの変動が予め設定しておいたトルク変動
    量以上となった場合、上記出力トルクが変動していく方
    向に予め設定しておいたトルク変化量を加えて設定する
    トルク設定手段と、 上記トルク設定手段で上記出力トルクを上昇する側に設
    定した際には上記設定した速度から予め設定した速度変
    化量を減少して設定する一方、上記出力トルクを下降す
    る側に設定した際には上記設定した速度から予め設定し
    た速度変化量を増加して設定する設定速度可変手段とを
    備えたことを特徴とする電気自動車の速度制御装置。
  2. 【請求項2】 走行用モータの出力トルクを制御して選
    択的に設定した速度で一定走行を行う一定速走行制御手
    段と、 選択的に設定した速度で定速走行を行う際の走行用モー
    タの出力トルクの変動を検出し、この出力トルクの変動
    が予め設定しておいたトルク変動量以上となった場合、
    上記出力トルクが変動していく方向に予め設定しておい
    たトルク変化量を加えて設定するとともに、上記出力ト
    ルクを上昇する側に設定した際には上記設定した速度か
    ら予め設定した速度変化量を減少して設定する一方、上
    記出力トルクを下降する側に設定した際には上記設定し
    た速度から予め設定した速度変化量を増加して設定する
    変則一定速走行制御手段とを備えたことを特徴とする電
    気自動車の速度制御装置。
  3. 【請求項3】 上記変則一定速走行制御手段の上記予め
    設定しておいたトルク変動量と、上記予め設定しておい
    たトルク変化量と、上記減少して設定する予め設定した
    速度変化量と、上記増加して設定する予め設定した速度
    変化量の少なくとも一つを運転状態に応じて可変に設定
    した請求項2記載の電気自動車の速度制御装置。
JP17829994A 1994-07-29 1994-07-29 電気自動車の速度制御装置 Expired - Fee Related JP3708976B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17829994A JP3708976B2 (ja) 1994-07-29 1994-07-29 電気自動車の速度制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17829994A JP3708976B2 (ja) 1994-07-29 1994-07-29 電気自動車の速度制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0847104A true JPH0847104A (ja) 1996-02-16
JP3708976B2 JP3708976B2 (ja) 2005-10-19

Family

ID=16046050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17829994A Expired - Fee Related JP3708976B2 (ja) 1994-07-29 1994-07-29 電気自動車の速度制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3708976B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012016135A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Toyo Electric Mfg Co Ltd 電気車制御装置
JP2013255342A (ja) * 2012-06-07 2013-12-19 Ntn Corp モータ搭載自動車の駆動力制御装置
JP2014233130A (ja) * 2013-05-28 2014-12-11 三菱自動車工業株式会社 出力変動抑制装置
JP2021125999A (ja) * 2020-02-07 2021-08-30 株式会社Subaru 電気車両の制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012016135A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Toyo Electric Mfg Co Ltd 電気車制御装置
JP2013255342A (ja) * 2012-06-07 2013-12-19 Ntn Corp モータ搭載自動車の駆動力制御装置
JP2014233130A (ja) * 2013-05-28 2014-12-11 三菱自動車工業株式会社 出力変動抑制装置
JP2021125999A (ja) * 2020-02-07 2021-08-30 株式会社Subaru 電気車両の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3708976B2 (ja) 2005-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3539696B2 (ja) 電気自動車の定速走行制御装置
EP3486111B1 (en) Torque control method and torque control device
US5568024A (en) Drive control system and method for battery car
JP3286517B2 (ja) リーンバーンエンジンを搭載した車両の制御装置
JP2001025109A (ja) 電気自動車のモータトルク制御装置
JPH10215504A (ja) 電気自動車用制御装置
US20140309829A1 (en) Electric vehicle
JP2003304604A (ja) モータ制御装置および方法
JP4000670B2 (ja) 車両用走行速度制御システム
JPH09331604A (ja) モータ制御装置
JP3214285B2 (ja) シリーズハイブリッド車における発電制御方法及び装置
JP4230493B2 (ja) 電気駆動ダンプトラックの駆動システム
KR100698994B1 (ko) 자동차용 구동력 제어 장치 및 방법
JP3196599B2 (ja) 電気自動車用回生制動制御装置
JP3582153B2 (ja) 電気自動車の走行用モータ制御装置
JP3726876B2 (ja) 電気自動車の警報装置
JPH09242579A (ja) 原動機制御装置
JP3708976B2 (ja) 電気自動車の速度制御装置
JP2006275019A (ja) ハイブリッド車の制御装置
WO2022024373A1 (ja) シリーズハイブリッド車両の制御方法及びシリーズハイブリッド車両
JP3374730B2 (ja) ハイブリッド車両
JPH09327101A (ja) 電気自動車の制御装置
JPH10108304A (ja) ハイブリッド車の制御装置
JP4494545B2 (ja) 自動車用電動コンプレッサの駆動装置
JP3049983B2 (ja) 電気自動車用エンジン駆動発電機の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050719

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050805

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080812

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090812

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090812

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100812

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110812

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110812

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120812

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120812

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130812

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees