JPH0847231A - モータ - Google Patents
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- JPH0847231A JPH0847231A JP6182247A JP18224794A JPH0847231A JP H0847231 A JPH0847231 A JP H0847231A JP 6182247 A JP6182247 A JP 6182247A JP 18224794 A JP18224794 A JP 18224794A JP H0847231 A JPH0847231 A JP H0847231A
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- Japan
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- magnetic pole
- pair
- coil
- pole
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高精度のFG信号が得られ、低エネルギー積
の磁石材質でも十分なトルク特性が得られるモータを提
供する。 【構成】 FG磁極境界9aと、駆動用磁極境界8aと
は互いに同一位相にならないようにFG磁極9の1極分
の開き角度22.5度の半分、すなわち11.25度だ
けずらしている。PG磁極10は駆動用磁極8のうちの
1つのS極上に設けている。固定子基板7の外周部側に
は、一対のFG出力端子3が配設してある。FG出力端
子3とFGコイル1との間を中継する一対のFG引出し
線素対2を設けてある。FG引出し線素対2は互いに近
接した2本の導電パターンからなっている。FG発電線
素5がFG磁極境界9aに合致し、FG出力が0になる
位相においては、PG磁極10の中心と回転中心とを結
ぶ直線とFG引出し線素対2とが同一位相になるように
設定してある。
の磁石材質でも十分なトルク特性が得られるモータを提
供する。 【構成】 FG磁極境界9aと、駆動用磁極境界8aと
は互いに同一位相にならないようにFG磁極9の1極分
の開き角度22.5度の半分、すなわち11.25度だ
けずらしている。PG磁極10は駆動用磁極8のうちの
1つのS極上に設けている。固定子基板7の外周部側に
は、一対のFG出力端子3が配設してある。FG出力端
子3とFGコイル1との間を中継する一対のFG引出し
線素対2を設けてある。FG引出し線素対2は互いに近
接した2本の導電パターンからなっている。FG発電線
素5がFG磁極境界9aに合致し、FG出力が0になる
位相においては、PG磁極10の中心と回転中心とを結
ぶ直線とFG引出し線素対2とが同一位相になるように
設定してある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はVTRの回転ヘッドド
ラムモータやキャプスタンモータ等に最適な周波数発生
器(以下、FGと略記する。)を具備したモータに関す
る。
ラムモータやキャプスタンモータ等に最適な周波数発生
器(以下、FGと略記する。)を具備したモータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】回転子の回転周波数検出手段としてのF
Gを備えたモータは、ビデオテープレコーダ(以下、V
TRと略記する。)のキャプスタン,回転ヘッドドラム
等の駆動に盛んに使われており、低コスト化,高性能化
が強く要求されている。また、機器の小型化軽量化のニ
ーズに伴い、モータの高効率化も要求されてきている。
Gを備えたモータは、ビデオテープレコーダ(以下、V
TRと略記する。)のキャプスタン,回転ヘッドドラム
等の駆動に盛んに使われており、低コスト化,高性能化
が強く要求されている。また、機器の小型化軽量化のニ
ーズに伴い、モータの高効率化も要求されてきている。
【0003】従来より小型軽量でありながら、比較的回
転角速度の検出精度の良いFGとしては、円環状のFG
磁石の一平面に多極着磁してこれを回転子に固着し、固
定子側にはこのFG磁石の磁極面に対向するようにジグ
ザグ状の櫛歯コイルを一定の空隙を介して配設した全周
積分型FGがよく知られ、VTRの回転ヘッドドラムの
駆動用モータ等に採用されている。
転角速度の検出精度の良いFGとしては、円環状のFG
磁石の一平面に多極着磁してこれを回転子に固着し、固
定子側にはこのFG磁石の磁極面に対向するようにジグ
ザグ状の櫛歯コイルを一定の空隙を介して配設した全周
積分型FGがよく知られ、VTRの回転ヘッドドラムの
駆動用モータ等に採用されている。
【0004】以下、従来の回転ヘッドドラム用のモータ
に使用されているFGについて、図面を参照しながら説
明をする。
に使用されているFGについて、図面を参照しながら説
明をする。
【0005】図18は従来の構成におけるモータをその
内部に組み込んだ回転ヘッドドラムの横断面図である。
外周及び端面に鏡面加工を施した軸12は固定ドラム1
5に焼嵌め固着されている。一方、回転ドラム14の中
心部には、精密加工された楔状の複数本の動圧発生溝
(図示せず)が設けられている。さらに、回転ドラム1
4の中心部貫通穴を塞ぐようにスラスト受け部材16が
配設されている。ここで、軸12と回転ドラム14,ス
ラスト受け部材16との間には潤滑油が点滴されてお
り、回転ドラム14が所定の方向に回転することで動圧
を発生し流体軸受として動作し、回転子を非接触で回転
させる。
内部に組み込んだ回転ヘッドドラムの横断面図である。
外周及び端面に鏡面加工を施した軸12は固定ドラム1
5に焼嵌め固着されている。一方、回転ドラム14の中
心部には、精密加工された楔状の複数本の動圧発生溝
(図示せず)が設けられている。さらに、回転ドラム1
4の中心部貫通穴を塞ぐようにスラスト受け部材16が
配設されている。ここで、軸12と回転ドラム14,ス
ラスト受け部材16との間には潤滑油が点滴されてお
り、回転ドラム14が所定の方向に回転することで動圧
を発生し流体軸受として動作し、回転子を非接触で回転
させる。
【0006】また、回転ドラム14にはビデオヘッド
(図示せず)が複数個配設されている。ここで、テープ
状媒体(図示せず)は固定ドラム15と回転ドラム14
とにわたって、斜めに巻回され、ビデオヘッドの回転
と、テープ状媒体の移送とによって、テープ状媒体上に
斜めにビデオトラックを形成する。ビデオヘッドと記録
再生回路(図示せず)との間の信号の授受はロータリー
トランス17を介して行う。
(図示せず)が複数個配設されている。ここで、テープ
状媒体(図示せず)は固定ドラム15と回転ドラム14
とにわたって、斜めに巻回され、ビデオヘッドの回転
と、テープ状媒体の移送とによって、テープ状媒体上に
斜めにビデオトラックを形成する。ビデオヘッドと記録
再生回路(図示せず)との間の信号の授受はロータリー
トランス17を介して行う。
【0007】ここで、回転ドラム14にはロータヨーク
13を介して、回転子磁石6が一体的に固着してある。
この回転子磁石6には、図17に示すように、等ピッチ
で扇型形状に駆動用磁極8を設けている。駆動用磁極8
はこの例では、後述するFGコイル1の半径方向延伸部
の数に対応して16極に着磁してある。この駆動用磁極
8の着磁に際しては、駆動用磁極8の着磁中心が回転中
心に合致するように精度を管理している。さらに、駆動
用磁極8の内の1極(この例ではS極)には、極性を反
転したPG磁極10を設けている。
13を介して、回転子磁石6が一体的に固着してある。
この回転子磁石6には、図17に示すように、等ピッチ
で扇型形状に駆動用磁極8を設けている。駆動用磁極8
はこの例では、後述するFGコイル1の半径方向延伸部
の数に対応して16極に着磁してある。この駆動用磁極
8の着磁に際しては、駆動用磁極8の着磁中心が回転中
心に合致するように精度を管理している。さらに、駆動
用磁極8の内の1極(この例ではS極)には、極性を反
転したPG磁極10を設けている。
【0008】また、固定ドラム15には、ねじ(図示せ
ず)によって固定子基板7を固定している。この固定子
基板7には、それに所定の通電を行うことで、回転子磁
石6との間で回転付勢力を発生するメインコイル18
と、回転子磁石6の磁路を形成するための固定ヨーク1
9とを固定してある。
ず)によって固定子基板7を固定している。この固定子
基板7には、それに所定の通電を行うことで、回転子磁
石6との間で回転付勢力を発生するメインコイル18
と、回転子磁石6の磁路を形成するための固定ヨーク1
9とを固定してある。
【0009】固定子基板7の一方の平面上には、図17
に示すようにエッチング等によって16本のFG発電線
素5を有する櫛歯状のFGコイル1,FG引出し線素対
2,FG出力端子3を配設してある。FGコイル1の始
端部と終端部はFG引出し線素対2を介してFG出力端
子3に電気的に接続されている。また、楔形状をしたメ
インコイル18を3相全波駆動を行うために、固定子基
板7上に12個配設している。
に示すようにエッチング等によって16本のFG発電線
素5を有する櫛歯状のFGコイル1,FG引出し線素対
2,FG出力端子3を配設してある。FGコイル1の始
端部と終端部はFG引出し線素対2を介してFG出力端
子3に電気的に接続されている。また、楔形状をしたメ
インコイル18を3相全波駆動を行うために、固定子基
板7上に12個配設している。
【0010】なお、PG磁極10は、回転ドラム14の
回転位相を検出するいわゆるPG信号のために設けられ
た、PGコイル(図示せず)によって回転子1回転につ
き1回の信号を発生する。
回転位相を検出するいわゆるPG信号のために設けられ
た、PGコイル(図示せず)によって回転子1回転につ
き1回の信号を発生する。
【0011】以上の構成において動作を説明する。回転
子磁石6の駆動用磁極8の磁束は固定子基板7上に配設
されたFGコイル1に鎖交する。ここで、回転子磁石6
がメインコイル18との間で発生する回転付勢力によ
り、所定の方向に回転駆動されると、かかる回転により
FGコイル1に鎖交する磁束が変化するのでFGコイル
1には回転子磁石6の回転速度に比例した周波数の回転
周波数信号(以下、FG信号と略記する。)が発生す
る。この実施例においては、1回転につき8パルスの正
弦波状信号を得ることができる。この時のノイズ重畳の
無い理想状態におけるFG信号波形を図9に示す。
子磁石6の駆動用磁極8の磁束は固定子基板7上に配設
されたFGコイル1に鎖交する。ここで、回転子磁石6
がメインコイル18との間で発生する回転付勢力によ
り、所定の方向に回転駆動されると、かかる回転により
FGコイル1に鎖交する磁束が変化するのでFGコイル
1には回転子磁石6の回転速度に比例した周波数の回転
周波数信号(以下、FG信号と略記する。)が発生す
る。この実施例においては、1回転につき8パルスの正
弦波状信号を得ることができる。この時のノイズ重畳の
無い理想状態におけるFG信号波形を図9に示す。
【0012】このFG信号は、モータの駆動制御回路
(図示せず)に入力されて、このFG信号が0になる周
期Tが所定の値になるようにモータを回転制御する。
(図示せず)に入力されて、このFG信号が0になる周
期Tが所定の値になるようにモータを回転制御する。
【0013】ここで、図14,図15,図16にFG信
号波形として実線で例示するように、破線で示すノイズ
成分がFG信号に重畳していると、FG信号が0クロス
する周期Tに誤差を生じてしまう。ここで、ノイズ成分
の主原因は駆動用磁極8の漏れ磁束成分と、PG磁極1
0の漏れ磁束成分とがある。また、このノイズ成分の発
生箇所はFGコイル1そのものと、FGコイル1からの
引出し線素部等がある。
号波形として実線で例示するように、破線で示すノイズ
成分がFG信号に重畳していると、FG信号が0クロス
する周期Tに誤差を生じてしまう。ここで、ノイズ成分
の主原因は駆動用磁極8の漏れ磁束成分と、PG磁極1
0の漏れ磁束成分とがある。また、このノイズ成分の発
生箇所はFGコイル1そのものと、FGコイル1からの
引出し線素部等がある。
【0014】このようなノイズ成分を有していると、モ
ータの駆動回路はその誤った情報をもとに制御をかけよ
うとするので、その結果、モータは回転ムラを発生して
しまうことになる。従って、FG信号が0クロスする位
相において、その周期を乱すようなノイズ成分が重畳し
ていてはならないことになる。
ータの駆動回路はその誤った情報をもとに制御をかけよ
うとするので、その結果、モータは回転ムラを発生して
しまうことになる。従って、FG信号が0クロスする位
相において、その周期を乱すようなノイズ成分が重畳し
ていてはならないことになる。
【0015】ここに示す従来例においては、駆動用磁極
8は16極に着磁してあり、FG出力のノイズとしては
寄与しないため、ノイズ成分として寄与する可能性があ
るのはPG磁極10の漏れ磁束成分である。
8は16極に着磁してあり、FG出力のノイズとしては
寄与しないため、ノイズ成分として寄与する可能性があ
るのはPG磁極10の漏れ磁束成分である。
【0016】この従来例においては、PG磁極10の着
磁位相を厳密に管理し、かつPG磁極10の大きさが大
きくならないようにPG着磁ヨーク(図示せず)の寸法
等を設定しているので、FGコイル1の出力信号が0ク
ロスするときにPG磁極10の漏れ磁束が駆動用磁極8
のFG信号波形が乱されることはない。また、FG引出
し線素対2はPG磁極10からは離れており、かつPG
磁極10からの漏れ磁束の磁束密度は比較的小さいの
で、PG磁極10の漏れ磁束によってFG引出し線素対
2においてノイズ成分が重畳することはない。
磁位相を厳密に管理し、かつPG磁極10の大きさが大
きくならないようにPG着磁ヨーク(図示せず)の寸法
等を設定しているので、FGコイル1の出力信号が0ク
ロスするときにPG磁極10の漏れ磁束が駆動用磁極8
のFG信号波形が乱されることはない。また、FG引出
し線素対2はPG磁極10からは離れており、かつPG
磁極10からの漏れ磁束の磁束密度は比較的小さいの
で、PG磁極10の漏れ磁束によってFG引出し線素対
2においてノイズ成分が重畳することはない。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては次のような課題がある。従来例において
は、駆動用磁極8の漏れ磁束をそのままFGコイル1へ
の鎖交磁束としているので、16極に着磁してある。し
かしながら回転子磁石6に16極着磁をして3相全波駆
動をするには、一般にメインコイル18は12個必要と
し、部品点数と組立工数が増大するという課題がある。
来例においては次のような課題がある。従来例において
は、駆動用磁極8の漏れ磁束をそのままFGコイル1へ
の鎖交磁束としているので、16極に着磁してある。し
かしながら回転子磁石6に16極着磁をして3相全波駆
動をするには、一般にメインコイル18は12個必要と
し、部品点数と組立工数が増大するという課題がある。
【0018】また、このように着磁極数を多くすると、
駆動用磁極8からの漏れ磁束の絶対値が下がるために、
モータの電磁変換効率が劣化し、その結果消費電力が増
大したり、必要なモータ特性(トルク−回転数特性等)
を得ることが困難になるという課題がある。
駆動用磁極8からの漏れ磁束の絶対値が下がるために、
モータの電磁変換効率が劣化し、その結果消費電力が増
大したり、必要なモータ特性(トルク−回転数特性等)
を得ることが困難になるという課題がある。
【0019】そこで電磁変換効率の低下を緩和し、必要
なモータ特性を得るために、エネルギー積の高い材料の
磁石を用いる必要が生ずる。従って、フェライト磁石の
ようにエネルギー積が低い材料の磁石を用いることがで
きず、サマリウム・コバルト系もしくはネオジウム鉄系
磁石のようにコスト的には高い希土類系磁石材料を採用
せざるを得ない。このことは、部品のコストアップにつ
ながるという課題がある。
なモータ特性を得るために、エネルギー積の高い材料の
磁石を用いる必要が生ずる。従って、フェライト磁石の
ようにエネルギー積が低い材料の磁石を用いることがで
きず、サマリウム・コバルト系もしくはネオジウム鉄系
磁石のようにコスト的には高い希土類系磁石材料を採用
せざるを得ない。このことは、部品のコストアップにつ
ながるという課題がある。
【0020】また、このように高いエネルギー積の磁石
をモータに採用する場合は、磁気的な飽和を避けるため
に、ロータヨーク13,固定ヨーク19の厚みも大きく
とる必要が生じ、ヨーク部材の加工性が悪くなり、部品
のコストアップにつながる。
をモータに採用する場合は、磁気的な飽和を避けるため
に、ロータヨーク13,固定ヨーク19の厚みも大きく
とる必要が生じ、ヨーク部材の加工性が悪くなり、部品
のコストアップにつながる。
【0021】さらに、エネルギー積の高い磁石の着磁
は、一般に着磁ヨークの材質も高透磁率であって飽和磁
束密度の高い材料を用いて、かつ着磁用電源も容量の大
きな装置が必要になり、生産設備的にもコストアップに
なる。
は、一般に着磁ヨークの材質も高透磁率であって飽和磁
束密度の高い材料を用いて、かつ着磁用電源も容量の大
きな装置が必要になり、生産設備的にもコストアップに
なる。
【0022】ここで、磁石材料のエネルギー積を上げる
ことなく、駆動用磁極8からの漏れ磁束成分のレベルを
上げるためには、駆動用磁極8の着磁極数を低減するこ
とが考えられる。その一例として、図19に示すように
外周側に16極の多極着磁を施したFG磁極9を設け、
内周部側に8極の多極着磁を施した駆動用磁極8を設け
ることが考えられる。この場合、FGコイル1はFG磁
極9の漏れ磁束に鎖交するように形状を設定している。
なお、FG磁極9の内の1つのS極に設けたPG磁極1
0の磁極の大きさは、ネオジウム鉄系磁石材料等の希土
類系磁石材料を用いた場合よりも大きくしてある。これ
は磁石材料をエネルギー積の低いフェライト系の材料に
した場合、PG磁極10の漏れ磁束の磁束密度が小さく
なり、PG出力が十分に得られなくなるため、それを補
完するためである。
ことなく、駆動用磁極8からの漏れ磁束成分のレベルを
上げるためには、駆動用磁極8の着磁極数を低減するこ
とが考えられる。その一例として、図19に示すように
外周側に16極の多極着磁を施したFG磁極9を設け、
内周部側に8極の多極着磁を施した駆動用磁極8を設け
ることが考えられる。この場合、FGコイル1はFG磁
極9の漏れ磁束に鎖交するように形状を設定している。
なお、FG磁極9の内の1つのS極に設けたPG磁極1
0の磁極の大きさは、ネオジウム鉄系磁石材料等の希土
類系磁石材料を用いた場合よりも大きくしてある。これ
は磁石材料をエネルギー積の低いフェライト系の材料に
した場合、PG磁極10の漏れ磁束の磁束密度が小さく
なり、PG出力が十分に得られなくなるため、それを補
完するためである。
【0023】しかしながらこのような構成にした場合、
次のような新たな課題が発生する。駆動用磁極8の1極
当りの面積が従来よりも大きくなり、駆動用磁極8の漏
れ磁束は従来よりも広がってしまう。その結果、駆動用
磁極8の漏れ磁束がFG引出し線素対2にまで到達し
て、ノイズ成分としてFG出力に重畳してしまうことに
なる。この例では、駆動用磁極8は8極に多極着磁して
あるので、FG引出し線素対2においては、図15に破
線で示すように1回転につき4周期のノイズが重畳する
ことになる。このノイズ成分は駆動用磁極境界8aがF
G引出し線素対2と合致する回転位相のときにノイズレ
ベルは最大になる。このノイズレベルが最大になる回転
位相の時に、FGコイル1の出力波形が0クロスする
と、FG出力の周期Tは大きく乱される。
次のような新たな課題が発生する。駆動用磁極8の1極
当りの面積が従来よりも大きくなり、駆動用磁極8の漏
れ磁束は従来よりも広がってしまう。その結果、駆動用
磁極8の漏れ磁束がFG引出し線素対2にまで到達し
て、ノイズ成分としてFG出力に重畳してしまうことに
なる。この例では、駆動用磁極8は8極に多極着磁して
あるので、FG引出し線素対2においては、図15に破
線で示すように1回転につき4周期のノイズが重畳する
ことになる。このノイズ成分は駆動用磁極境界8aがF
G引出し線素対2と合致する回転位相のときにノイズレ
ベルは最大になる。このノイズレベルが最大になる回転
位相の時に、FGコイル1の出力波形が0クロスする
と、FG出力の周期Tは大きく乱される。
【0024】また、駆動用磁極8の着磁中心とFGコイ
ル1の中心と回転中心とが合致し、磁極毎の磁極強度ム
ラが0であり、かつFGコイル1の面振れが無いように
した理想状態においては、駆動用磁極8の漏れ磁束によ
りFG発電線素5にノイズ重畳があっても、全周にわた
って配設された全周積分効果により、そのノイズ成分は
互いにキャンセルされる。しかしながら、着磁中心が回
転中心からずれてFGコイル1の面振れがある場合や、
磁極ごとの強度ムラがありFGコイル1の芯ずれがあっ
た場合には、FG発電線素5に重畳した駆動用磁極8の
漏れ磁束成分は完全にキャンセルされることなく残留し
てしまう。例えば、駆動用磁極8の着磁ピッチが1箇所
だけ異なり、FGコイル1が面振れを生じた場合のノイ
ズ成分は図14に破線で示すように、1回転につき8回
のパルス形状を成す。このような場合、FG出力波形の
周期Tは大きく乱されることになる。
ル1の中心と回転中心とが合致し、磁極毎の磁極強度ム
ラが0であり、かつFGコイル1の面振れが無いように
した理想状態においては、駆動用磁極8の漏れ磁束によ
りFG発電線素5にノイズ重畳があっても、全周にわた
って配設された全周積分効果により、そのノイズ成分は
互いにキャンセルされる。しかしながら、着磁中心が回
転中心からずれてFGコイル1の面振れがある場合や、
磁極ごとの強度ムラがありFGコイル1の芯ずれがあっ
た場合には、FG発電線素5に重畳した駆動用磁極8の
漏れ磁束成分は完全にキャンセルされることなく残留し
てしまう。例えば、駆動用磁極8の着磁ピッチが1箇所
だけ異なり、FGコイル1が面振れを生じた場合のノイ
ズ成分は図14に破線で示すように、1回転につき8回
のパルス形状を成す。このような場合、FG出力波形の
周期Tは大きく乱されることになる。
【0025】このような構成において、FG波形に対す
るノイズ成分の影響をなくすためには、駆動用磁極8の
着磁ピッチムラなどの組立精度を厳しく管理して、かつ
駆動用磁極8の外径寸法を小さく採る必要が生ずる。そ
の結果としてモータの組立コストが増大し、またモータ
が必要とするトルク特性を満足することが不可能にな
り、電磁変換効率も低下する。
るノイズ成分の影響をなくすためには、駆動用磁極8の
着磁ピッチムラなどの組立精度を厳しく管理して、かつ
駆動用磁極8の外径寸法を小さく採る必要が生ずる。そ
の結果としてモータの組立コストが増大し、またモータ
が必要とするトルク特性を満足することが不可能にな
り、電磁変換効率も低下する。
【0026】また、フェライト磁石材料を用いるため
に、希土類系磁石を用いていたときのような小さなPG
磁極10では、十分なPG出力を得ることができないの
で、PG磁極10の磁極の大きさを大きくしている。そ
のため、PG磁極10の漏れ磁束は希土類磁石材料を採
用した場合に比較して広がってしまう。その結果、FG
引出し線素対2にPG磁極10の漏れ磁束が鎖交し、図
16に示すようなノイズ成分を発生してしまい、FG周
期Tを変動させてしまうことになる。
に、希土類系磁石を用いていたときのような小さなPG
磁極10では、十分なPG出力を得ることができないの
で、PG磁極10の磁極の大きさを大きくしている。そ
のため、PG磁極10の漏れ磁束は希土類磁石材料を採
用した場合に比較して広がってしまう。その結果、FG
引出し線素対2にPG磁極10の漏れ磁束が鎖交し、図
16に示すようなノイズ成分を発生してしまい、FG周
期Tを変動させてしまうことになる。
【0027】更に、PG磁極10のFG磁極9に対する
相対的な着磁位相がわずかでもずれると、FG出力波形
が0クロスする回転位相において、FG発電線素5にP
G磁極10の漏れ磁束が鎖交することになってしまい、
ノイズ成分が発生するという課題がある。この従来例に
おいては、PG磁極10の着磁はFG磁極9を着磁した
後で行う必要があり、この時に相対位相ずれが発生す
る。その結果、FG周期Tは大きく変動し、かつそのレ
ベルのバラツキは非常に大きくなってしまうので、機器
の性能のバラツキも大きくなる。
相対的な着磁位相がわずかでもずれると、FG出力波形
が0クロスする回転位相において、FG発電線素5にP
G磁極10の漏れ磁束が鎖交することになってしまい、
ノイズ成分が発生するという課題がある。この従来例に
おいては、PG磁極10の着磁はFG磁極9を着磁した
後で行う必要があり、この時に相対位相ずれが発生す
る。その結果、FG周期Tは大きく変動し、かつそのレ
ベルのバラツキは非常に大きくなってしまうので、機器
の性能のバラツキも大きくなる。
【0028】ここで、トルク特性を改善するには、駆動
用磁極8の外径寸法を大きくする必要がある。その一例
として、図20に示すようにFG磁極9を回転子磁石6
の内周部側に配設し、これに対応してFGコイル1も内
周側に配設することが考えられる。ここで、駆動用磁極
8の漏れ磁束がFG発電線素5に鎖交しないように、駆
動用磁極8の内径寸法は大きく設定している。これによ
りメインコイル18への鎖交磁束は若干低下するが、上
記第2の従来例のようにFG磁極9を駆動用磁極8の外
周部側に配設した場合に比べてトルク特性の低下は比較
的少ない。
用磁極8の外径寸法を大きくする必要がある。その一例
として、図20に示すようにFG磁極9を回転子磁石6
の内周部側に配設し、これに対応してFGコイル1も内
周側に配設することが考えられる。ここで、駆動用磁極
8の漏れ磁束がFG発電線素5に鎖交しないように、駆
動用磁極8の内径寸法は大きく設定している。これによ
りメインコイル18への鎖交磁束は若干低下するが、上
記第2の従来例のようにFG磁極9を駆動用磁極8の外
周部側に配設した場合に比べてトルク特性の低下は比較
的少ない。
【0029】しかしながらこの構成においては、FG引
出し線素対2が駆動用磁極8に鎖交するために、その漏
れ磁束によるノイズがFG出力に重畳してしまうという
課題が発生する。その結果、FG周期が乱されることに
なり、モータは回転ムラを発生してしてしまう。
出し線素対2が駆動用磁極8に鎖交するために、その漏
れ磁束によるノイズがFG出力に重畳してしまうという
課題が発生する。その結果、FG周期が乱されることに
なり、モータは回転ムラを発生してしてしまう。
【0030】本発明の目的は、上記課題に鑑み、高価な
希土類系磁石材料を用いることなくモータ特性を満足
し、かつ重畳ノイズのFG信号周期に対する影響を抑制
し、高精度のFG信号を得ることである。
希土類系磁石材料を用いることなくモータ特性を満足
し、かつ重畳ノイズのFG信号周期に対する影響を抑制
し、高精度のFG信号を得ることである。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の発明の技術的手段は、FG発電線素とFG磁極境界と
が同一位相になり、FG出力電圧が0になるときに、F
G発電線素と駆動用磁極の磁極境界とが同一位相となら
ないように設定した。
の発明の技術的手段は、FG発電線素とFG磁極境界と
が同一位相になり、FG出力電圧が0になるときに、F
G発電線素と駆動用磁極の磁極境界とが同一位相となら
ないように設定した。
【0032】上記課題を解決する第2の発明の技術的手
段は、FG発電線素とFG磁極の磁極境界が同一位相に
なり、FG出力電圧が0になるときに、互いに近接して
配設した一対のFG引出し線素対と駆動用磁極の磁極境
界とが同一位相にならないように設定した。
段は、FG発電線素とFG磁極の磁極境界が同一位相に
なり、FG出力電圧が0になるときに、互いに近接して
配設した一対のFG引出し線素対と駆動用磁極の磁極境
界とが同一位相にならないように設定した。
【0033】上記課題を解決する第3の発明の技術的手
段は、FG発電線素とFG磁極の磁極境界が同一位相に
なり、FG出力電圧が0になるときに、PG磁極の中心
と回転中心とを結ぶ直線と、FG発電線素とが同一位相
になるように設定した。
段は、FG発電線素とFG磁極の磁極境界が同一位相に
なり、FG出力電圧が0になるときに、PG磁極の中心
と回転中心とを結ぶ直線と、FG発電線素とが同一位相
になるように設定した。
【0034】上記課題を解決する第4の発明の技術的手
段は、FG発電線素とFG磁極の磁極境界が同一位相に
なり、FG出力電圧が0になるときに、PG磁極の中心
と回転中心とを結ぶ直線と、互いに近接して配設した一
対のFG引出し線素対とが同一位相になるように設定し
た。
段は、FG発電線素とFG磁極の磁極境界が同一位相に
なり、FG出力電圧が0になるときに、PG磁極の中心
と回転中心とを結ぶ直線と、互いに近接して配設した一
対のFG引出し線素対とが同一位相になるように設定し
た。
【0035】上記課題を解決する第5の発明の技術的手
段は、FGコイルに直列接続された2本の導電パターン
を互いに近接して配設し一対となしたFG引き回し線素
対を、駆動用磁極の磁極数2Nに対してK対(K<2
N、かつKは奇数)設け、このFG引き回し線素対と略
同一形状を成すFG引出し線素対とを設け、最も近接し
たFG引き回し線素対もしくはFG引出し線素対同士と
は、180/N*a(aは奇数)度だけ位相をずらして
設定した。
段は、FGコイルに直列接続された2本の導電パターン
を互いに近接して配設し一対となしたFG引き回し線素
対を、駆動用磁極の磁極数2Nに対してK対(K<2
N、かつKは奇数)設け、このFG引き回し線素対と略
同一形状を成すFG引出し線素対とを設け、最も近接し
たFG引き回し線素対もしくはFG引出し線素対同士と
は、180/N*a(aは奇数)度だけ位相をずらして
設定した。
【0036】
【作用】第1の発明の技術的手段による作用は、FG発
電線素とFG磁極の磁極境界が同一位相になり、FG出
力電圧が0になるときに、FG発電線素と駆動用磁極の
磁極境界とが同一位相とならないように設定したことに
より、駆動用磁極によりFG発電線素にて発生するノイ
ズのレベルが最も高くなる位相が、FG出力電圧が0に
なる位相からずれるので、駆動用磁極によるノイズ成分
がFG信号の周期Tを変動させることが抑圧される。そ
の結果、たとえFGコイルに駆動用磁極が近接するよう
に駆動用磁極の外径寸法を大きくとっても、高精度のF
G信号を得ることが可能になるので、よりエネルギー積
の低い磁石材料を用いてもモータのトルク特性を確保す
ることができ、モータの低コスト化を図ることができ
る。
電線素とFG磁極の磁極境界が同一位相になり、FG出
力電圧が0になるときに、FG発電線素と駆動用磁極の
磁極境界とが同一位相とならないように設定したことに
より、駆動用磁極によりFG発電線素にて発生するノイ
ズのレベルが最も高くなる位相が、FG出力電圧が0に
なる位相からずれるので、駆動用磁極によるノイズ成分
がFG信号の周期Tを変動させることが抑圧される。そ
の結果、たとえFGコイルに駆動用磁極が近接するよう
に駆動用磁極の外径寸法を大きくとっても、高精度のF
G信号を得ることが可能になるので、よりエネルギー積
の低い磁石材料を用いてもモータのトルク特性を確保す
ることができ、モータの低コスト化を図ることができ
る。
【0037】第2の発明の技術的手段による作用は、F
G発電線素とFG磁極の磁極境界が同一位相になり、F
G出力電圧が0になるときに、互いに近接して配設した
一対のFG引出し線素対と駆動用磁極の磁極境界とが同
一位相にならないように設定したことにより、駆動用磁
極によりFG引出し線素対にて発生するノイズのレベル
が最も高くなる位相が、FG出力電圧が0になる位相か
らずれるので、駆動用磁極によるノイズ成分がFG信号
の周期Tを変動させることが抑圧される。その結果、た
とえFGコイルとFG磁極とを駆動用磁極よりも内周側
に設けても、高精度のFG信号を得ることが可能にな
る。また、駆動用磁極の外径寸法も大きく採れるので、
よりエネルギー積の低い磁石材料を用いてもモータのト
ルク特性を確保することができ、モータの低コスト化を
図ることができる。
G発電線素とFG磁極の磁極境界が同一位相になり、F
G出力電圧が0になるときに、互いに近接して配設した
一対のFG引出し線素対と駆動用磁極の磁極境界とが同
一位相にならないように設定したことにより、駆動用磁
極によりFG引出し線素対にて発生するノイズのレベル
が最も高くなる位相が、FG出力電圧が0になる位相か
らずれるので、駆動用磁極によるノイズ成分がFG信号
の周期Tを変動させることが抑圧される。その結果、た
とえFGコイルとFG磁極とを駆動用磁極よりも内周側
に設けても、高精度のFG信号を得ることが可能にな
る。また、駆動用磁極の外径寸法も大きく採れるので、
よりエネルギー積の低い磁石材料を用いてもモータのト
ルク特性を確保することができ、モータの低コスト化を
図ることができる。
【0038】第3の発明の技術的手段による作用は、F
G発電線素とFG磁極の磁極境界が同一位相になり、F
G出力電圧が0になるときに、PG磁極の中心と回転中
心とを結ぶ直線と、FG発電線素とが同一位相になるよ
うに設定したことにより、PG磁極によりFG発電線素
にて発生するノイズのレベルが最も安定する位相が、F
G出力電圧が0になる位相に合致するので、PG磁極に
よるノイズ成分がFG信号の周期Tを変動させる量が安
定化される。その結果、たとえPG磁極とFG磁極との
相対位相とが少々ずれたり、PG磁極の円周方向長さが
大きくなっても、安定した波形のFG信号を得ることが
可能になる。
G発電線素とFG磁極の磁極境界が同一位相になり、F
G出力電圧が0になるときに、PG磁極の中心と回転中
心とを結ぶ直線と、FG発電線素とが同一位相になるよ
うに設定したことにより、PG磁極によりFG発電線素
にて発生するノイズのレベルが最も安定する位相が、F
G出力電圧が0になる位相に合致するので、PG磁極に
よるノイズ成分がFG信号の周期Tを変動させる量が安
定化される。その結果、たとえPG磁極とFG磁極との
相対位相とが少々ずれたり、PG磁極の円周方向長さが
大きくなっても、安定した波形のFG信号を得ることが
可能になる。
【0039】第4の発明の技術的手段による作用は、F
G発電線素とFG磁極の磁極境界が同一位相になり、F
G出力電圧が0になるときに、PG磁極の中心と回転中
心とを結ぶ直線と、互いに近接して配設した一対のFG
引出し線素対とが同一位相になるように設定したことに
より、PG磁極によりFG引出し線素対にて発生するノ
イズのレベルが最も低くなる位相が、FG出力電圧が0
になる位相に合致するので、PG磁極によるノイズ成分
がFG信号の周期Tを変動させることが抑圧される。そ
の結果、たとえPG磁極とFG磁極との相対位相とが少
々ずれたり、PG磁極の円周方向長さが大きくなって
も、高精度のFG信号を得ることが可能になる。
G発電線素とFG磁極の磁極境界が同一位相になり、F
G出力電圧が0になるときに、PG磁極の中心と回転中
心とを結ぶ直線と、互いに近接して配設した一対のFG
引出し線素対とが同一位相になるように設定したことに
より、PG磁極によりFG引出し線素対にて発生するノ
イズのレベルが最も低くなる位相が、FG出力電圧が0
になる位相に合致するので、PG磁極によるノイズ成分
がFG信号の周期Tを変動させることが抑圧される。そ
の結果、たとえPG磁極とFG磁極との相対位相とが少
々ずれたり、PG磁極の円周方向長さが大きくなって
も、高精度のFG信号を得ることが可能になる。
【0040】第5の発明の技術的手段による作用は、F
Gコイルに直列接続された2本の導電パターンを互いに
近接して配設し一対となしたFG引き回し線素対を、駆
動用磁極の磁極数2Nに対してK対(K<2N、かつK
は奇数)設け、このFG引き回し線素対と略同一形状を
成すFG引出し線素対とを設け、最も近接したFG引き
回し線素対もしくはFG引出し線素対同士とは、180
/N*a(aは奇数)度だけ位相をずらして設定したこ
とにより、駆動用磁極によりFG引出し線素対にて発生
するノイズは、最も近接したFG引き回し線素対もしく
はFG引出し線素対同士とで互いにキャンセルされる。
従って、FGコイルとFG磁極とを駆動用磁極よりも内
周側に設けても、高精度のFG信号を得ることが可能に
なる。また、駆動用磁極の外径寸法も大きく採れるの
で、よりエネルギー積の低い磁石材料を用いてもモータ
のトルク特性を確保することができ、モータの低コスト
化を図ることができる。
Gコイルに直列接続された2本の導電パターンを互いに
近接して配設し一対となしたFG引き回し線素対を、駆
動用磁極の磁極数2Nに対してK対(K<2N、かつK
は奇数)設け、このFG引き回し線素対と略同一形状を
成すFG引出し線素対とを設け、最も近接したFG引き
回し線素対もしくはFG引出し線素対同士とは、180
/N*a(aは奇数)度だけ位相をずらして設定したこ
とにより、駆動用磁極によりFG引出し線素対にて発生
するノイズは、最も近接したFG引き回し線素対もしく
はFG引出し線素対同士とで互いにキャンセルされる。
従って、FGコイルとFG磁極とを駆動用磁極よりも内
周側に設けても、高精度のFG信号を得ることが可能に
なる。また、駆動用磁極の外径寸法も大きく採れるの
で、よりエネルギー積の低い磁石材料を用いてもモータ
のトルク特性を確保することができ、モータの低コスト
化を図ることができる。
【0041】
【実施例】以下、図面を参照しながら第1の発明の第1
の実施例を説明する。なお従来の構成と重複する点は説
明を省略する。
の実施例を説明する。なお従来の構成と重複する点は説
明を省略する。
【0042】図1は第1の発明の第1の実施例における
FG部の固定子基板と回転子磁石の平面図である。同図
に示すように、FG磁極9は回転子磁石6の外周部側に
配置され、ここでは等ピッチに16極に多極着磁してあ
る。また、これに対向するように16本のFG発電線素
5を有してなるFGコイル1を固定子基板7上に配設し
ている。さらに、台形形状をしたメインコイル18は3
相全波駆動を行うために、固定子基板7上に6個配設し
ている。
FG部の固定子基板と回転子磁石の平面図である。同図
に示すように、FG磁極9は回転子磁石6の外周部側に
配置され、ここでは等ピッチに16極に多極着磁してあ
る。また、これに対向するように16本のFG発電線素
5を有してなるFGコイル1を固定子基板7上に配設し
ている。さらに、台形形状をしたメインコイル18は3
相全波駆動を行うために、固定子基板7上に6個配設し
ている。
【0043】一方、駆動用磁極8は回転子磁石8の内周
部側に等ピッチに8極に多極着磁してある。ここで、F
G磁極境界9aと、駆動用磁極境界8aとは互いに同一
位相にならないようにFG磁極9の1極分の開き角度2
2.5度の半分、すなわち11.25度だけずらしてい
る。
部側に等ピッチに8極に多極着磁してある。ここで、F
G磁極境界9aと、駆動用磁極境界8aとは互いに同一
位相にならないようにFG磁極9の1極分の開き角度2
2.5度の半分、すなわち11.25度だけずらしてい
る。
【0044】このように構成されたFGを備えたモータ
の動作を以下説明する。FG磁極9と駆動用磁極8の磁
束は固定子基板7上に配設されたFGコイル1に鎖交す
る。ここで、回転子磁石6がメインコイル18との間で
発生する回転付勢力により、所定の方向に回転駆動され
ると、かかる回転によりFGコイル1に鎖交する磁束が
変化するのでFGコイル1には回転子磁石6の回転速度
に比例した周波数のFG信号が発生する。ここで、FG
発電線素5がFG磁極境界9aと合致する位相におい
て、駆動用磁極境界8aはFG発電線素5と11.25
度だけ位相がずれることになる。本実施例におけるFG
出力波形を図10に実線にて示す。ノイズ成分が重畳し
ているために、FG出力波形の波高値は変動を受けてい
るが、FG出力として最も重要なFG周期Tの変動は少
ない。
の動作を以下説明する。FG磁極9と駆動用磁極8の磁
束は固定子基板7上に配設されたFGコイル1に鎖交す
る。ここで、回転子磁石6がメインコイル18との間で
発生する回転付勢力により、所定の方向に回転駆動され
ると、かかる回転によりFGコイル1に鎖交する磁束が
変化するのでFGコイル1には回転子磁石6の回転速度
に比例した周波数のFG信号が発生する。ここで、FG
発電線素5がFG磁極境界9aと合致する位相におい
て、駆動用磁極境界8aはFG発電線素5と11.25
度だけ位相がずれることになる。本実施例におけるFG
出力波形を図10に実線にて示す。ノイズ成分が重畳し
ているために、FG出力波形の波高値は変動を受けてい
るが、FG出力として最も重要なFG周期Tの変動は少
ない。
【0045】駆動用磁極8によりFG発電線素5にて発
生するノイズのレベルが最も高くなるのは、駆動用磁極
8の磁束密度の変化率が最も大きくなる所にFG発電線
素5が位置したときである。すなわち、ノイズレベルは
FG発電線素5が駆動用磁極境界8aに位置したときに
最大になる。しかるに、本実施例においては、上記のご
とくFG出力が0クロスする位相において、ノイズレベ
ルが最大にならないように、駆動用磁極8とFG磁極9
との相対位相を設定している。従って、本実施例におい
ては、FG信号はその周期を乱されることが無く、きわ
めて安定した信号を得ることが可能になる。このこと
は、駆動用磁極8の着磁ピッチムラなどの影響も受けに
くくなることを意味しており、組立精度なども緩和する
ことができることになる。
生するノイズのレベルが最も高くなるのは、駆動用磁極
8の磁束密度の変化率が最も大きくなる所にFG発電線
素5が位置したときである。すなわち、ノイズレベルは
FG発電線素5が駆動用磁極境界8aに位置したときに
最大になる。しかるに、本実施例においては、上記のご
とくFG出力が0クロスする位相において、ノイズレベ
ルが最大にならないように、駆動用磁極8とFG磁極9
との相対位相を設定している。従って、本実施例におい
ては、FG信号はその周期を乱されることが無く、きわ
めて安定した信号を得ることが可能になる。このこと
は、駆動用磁極8の着磁ピッチムラなどの影響も受けに
くくなることを意味しており、組立精度なども緩和する
ことができることになる。
【0046】従来例においてはFG発電線素5に駆動用
磁極8の影響が及ばないようにするために、駆動用磁極
8の外径寸法を回転子磁石6の外径寸法に対してかなり
小さく設定していたが、本発明によればその必要がなく
なり、駆動用磁極8の外径寸法を大きくすることが可能
になるので、トルク特性が向上する。すなわち、FG信
号の精度を確保しつつ、回転子磁石6の材料として、よ
りエネルギー積の小さな材料を用いることが可能にな
り、部品のコストダウンを図ることが可能になる。
磁極8の影響が及ばないようにするために、駆動用磁極
8の外径寸法を回転子磁石6の外径寸法に対してかなり
小さく設定していたが、本発明によればその必要がなく
なり、駆動用磁極8の外径寸法を大きくすることが可能
になるので、トルク特性が向上する。すなわち、FG信
号の精度を確保しつつ、回転子磁石6の材料として、よ
りエネルギー積の小さな材料を用いることが可能にな
り、部品のコストダウンを図ることが可能になる。
【0047】次に、第1の発明の第2の実施例について
説明する。図2は第1の発明の第2の実施例における周
対向型モータの斜視図である。ロータヨーク13には、
回転子磁石6が一体的に固着してある。この回転子磁石
6の上部には、8極に多極着磁された駆動用磁極8を設
けている。また、下部には16極に多極着磁されたFG
磁極9を設けている。ここで、駆動用磁極境界8aとF
G磁極境界9aは、互いに11.25度だけずらして設
定してある。
説明する。図2は第1の発明の第2の実施例における周
対向型モータの斜視図である。ロータヨーク13には、
回転子磁石6が一体的に固着してある。この回転子磁石
6の上部には、8極に多極着磁された駆動用磁極8を設
けている。また、下部には16極に多極着磁されたFG
磁極9を設けている。ここで、駆動用磁極境界8aとF
G磁極境界9aは、互いに11.25度だけずらして設
定してある。
【0048】一方、この駆動用磁極8に半径方向隙間を
介して、6個のメインコイル18を配設し、これを樹脂
成形で一体化してステータ11を構成している。また、
FG磁極9には半径方向隙間を介して、16本のFG発
電線素5からなる櫛歯状のFGコイル1を配設し、これ
をステータ11に固着している。すなわち、実施例にお
けるFG部は周対向型全周積分型を構成している。
介して、6個のメインコイル18を配設し、これを樹脂
成形で一体化してステータ11を構成している。また、
FG磁極9には半径方向隙間を介して、16本のFG発
電線素5からなる櫛歯状のFGコイル1を配設し、これ
をステータ11に固着している。すなわち、実施例にお
けるFG部は周対向型全周積分型を構成している。
【0049】このように構成されたFGを備えたモータ
の動作を以下説明する。FG磁極9の磁束はFGコイル
1に鎖交する。ここで、回転子磁石6がメインコイル1
8との間で発生する回転付勢力により、所定の方向に回
転駆動されると、かかる回転によりFGコイル1に鎖交
する磁束が変化するのでFGコイル1には回転子磁石6
の回転速度に比例した周波数のFG信号が発生する。
の動作を以下説明する。FG磁極9の磁束はFGコイル
1に鎖交する。ここで、回転子磁石6がメインコイル1
8との間で発生する回転付勢力により、所定の方向に回
転駆動されると、かかる回転によりFGコイル1に鎖交
する磁束が変化するのでFGコイル1には回転子磁石6
の回転速度に比例した周波数のFG信号が発生する。
【0050】ここでFG発電線素5は、駆動用磁極8の
漏れ磁束にもわずかではあるが鎖交しているので、駆動
用磁極8によるノイズが発生し、FG出力に重畳する。
本実施例におけるFG出力波形を図10に実線にて示
す。
漏れ磁束にもわずかではあるが鎖交しているので、駆動
用磁極8によるノイズが発生し、FG出力に重畳する。
本実施例におけるFG出力波形を図10に実線にて示
す。
【0051】駆動用磁極8によりFG発電線素5で発生
するノイズのレベルが最も高くなるのは、駆動用磁極8
の磁束密度の変化率が最も大きくなる所にFG発電線素
5が位置したときである。すなわち、ノイズレベルはF
G発電線素5が駆動用磁極境界8aに位置したときに最
大になる。しかるに、本実施例においては、上記のごと
くFG出力が0クロスする位相において、ノイズレベル
が最大にならないように、駆動用磁極8とFG磁極9と
の相対位相を設定している。従って、本実施例において
は、FG信号はその周期Tを乱されることが無く、きわ
めて安定した信号を得ることが可能になる。
するノイズのレベルが最も高くなるのは、駆動用磁極8
の磁束密度の変化率が最も大きくなる所にFG発電線素
5が位置したときである。すなわち、ノイズレベルはF
G発電線素5が駆動用磁極境界8aに位置したときに最
大になる。しかるに、本実施例においては、上記のごと
くFG出力が0クロスする位相において、ノイズレベル
が最大にならないように、駆動用磁極8とFG磁極9と
の相対位相を設定している。従って、本実施例において
は、FG信号はその周期Tを乱されることが無く、きわ
めて安定した信号を得ることが可能になる。
【0052】このように周対向全周積分型FGの場合で
も、高精度のFG信号を得ることが可能になる。
も、高精度のFG信号を得ることが可能になる。
【0053】なお上記実施例において、FG磁極9の極
数を16、駆動用磁極8の極数を8としたが、本発明は
これに限定されるものではない事は明らかである。たと
えばFG磁極9の極数を16、駆動用磁極8の極数を1
2等としても良い事は明らかである。この場合の回転子
磁石6の一例における平面図を図7に示す。この例に示
すように、駆動用磁極境界8aとFG磁極境界9aとの
成す角度は、場所によって異なるが、最も近設した位相
で3.75度になるように設定すればよい。すなわち、
2N極に多極着磁された駆動用磁極8の駆動用磁極境界
8aに対して、2M極(但し、M≠N、Mは自然数)に
多極着磁されたFG磁極9のFG磁極境界9aはθ度
(θ=90・(1/N−1/M))だけ位相をずらすよ
うに着磁を行えばよい。
数を16、駆動用磁極8の極数を8としたが、本発明は
これに限定されるものではない事は明らかである。たと
えばFG磁極9の極数を16、駆動用磁極8の極数を1
2等としても良い事は明らかである。この場合の回転子
磁石6の一例における平面図を図7に示す。この例に示
すように、駆動用磁極境界8aとFG磁極境界9aとの
成す角度は、場所によって異なるが、最も近設した位相
で3.75度になるように設定すればよい。すなわち、
2N極に多極着磁された駆動用磁極8の駆動用磁極境界
8aに対して、2M極(但し、M≠N、Mは自然数)に
多極着磁されたFG磁極9のFG磁極境界9aはθ度
(θ=90・(1/N−1/M))だけ位相をずらすよ
うに着磁を行えばよい。
【0054】また、上記実施例においては、駆動用磁極
8とFG磁極9とは1つの回転子磁石6上に設けたが、
本発明はこれに限定されるものではなく、両者は別々の
磁石であってもよい。
8とFG磁極9とは1つの回転子磁石6上に設けたが、
本発明はこれに限定されるものではなく、両者は別々の
磁石であってもよい。
【0055】更に本発明は、FG磁極9を駆動用磁極8
よりも内周部側に設け、FG出力端子3をFGコイル1
の内周部側に設けた構成を採ったものにも適用が可能で
ある。
よりも内周部側に設け、FG出力端子3をFGコイル1
の内周部側に設けた構成を採ったものにも適用が可能で
ある。
【0056】次に、第2の発明の一実施例について説明
する。なお従来の構成と重複する点は説明を省略する。
する。なお従来の構成と重複する点は説明を省略する。
【0057】図3は第2の発明の一実施例におけるFG
部の固定子基板と回転子磁石の平面図である。同図に示
すように、FG磁極9は回転子磁石6の内周部側に配置
され、ここでは等ピッチに16極に多極着磁してある。
また、これに対応して16本のFG発電線素5を有する
FGコイル1も、回転子磁石6の内周部側に配設してあ
る。一方、駆動用磁極8は回転子磁石6の外周部側に等
ピッチに8極に多極着磁してある。なお、駆動用磁極8
の漏れ磁束がFG発電線素5に鎖交しないように、駆動
用磁極8の内径寸法をFG発電線素5の外径寸法よりも
大きく設定している。
部の固定子基板と回転子磁石の平面図である。同図に示
すように、FG磁極9は回転子磁石6の内周部側に配置
され、ここでは等ピッチに16極に多極着磁してある。
また、これに対応して16本のFG発電線素5を有する
FGコイル1も、回転子磁石6の内周部側に配設してあ
る。一方、駆動用磁極8は回転子磁石6の外周部側に等
ピッチに8極に多極着磁してある。なお、駆動用磁極8
の漏れ磁束がFG発電線素5に鎖交しないように、駆動
用磁極8の内径寸法をFG発電線素5の外径寸法よりも
大きく設定している。
【0058】また、固定子基板7の外周部側には、一対
のFG出力端子3が配設してある。さらに、このFG出
力端子3とFGコイル1との間を中継する一対のFG引
出し線素対2を設けてある。このFG引出し線素対2は
互いに近接した2本の導電パターンからなっている。ま
た、FG発電線素5がFG磁極境界9aに合致し、FG
出力が0になる位相においては、このFG引出し線素対
2は駆動用磁極境界8aと合致しないように、FG磁極
9の1極分の開き角度22.5度の半分、11.25度
だけ位相をずらしている。
のFG出力端子3が配設してある。さらに、このFG出
力端子3とFGコイル1との間を中継する一対のFG引
出し線素対2を設けてある。このFG引出し線素対2は
互いに近接した2本の導電パターンからなっている。ま
た、FG発電線素5がFG磁極境界9aに合致し、FG
出力が0になる位相においては、このFG引出し線素対
2は駆動用磁極境界8aと合致しないように、FG磁極
9の1極分の開き角度22.5度の半分、11.25度
だけ位相をずらしている。
【0059】このように構成されたFGを備えたモータ
の動作を以下説明する。FG磁極9の磁束は固定子基板
7上に配設されたFGコイル1に鎖交する。ここで、回
転子磁石6がメインコイル18との間で発生する回転付
勢力により、所定の方向に回転駆動されると、かかる回
転によりFGコイル1に鎖交する磁束が変化するのでF
Gコイル1には回転子磁石6の回転速度に比例した周波
数のFG信号が発生する。
の動作を以下説明する。FG磁極9の磁束は固定子基板
7上に配設されたFGコイル1に鎖交する。ここで、回
転子磁石6がメインコイル18との間で発生する回転付
勢力により、所定の方向に回転駆動されると、かかる回
転によりFGコイル1に鎖交する磁束が変化するのでF
Gコイル1には回転子磁石6の回転速度に比例した周波
数のFG信号が発生する。
【0060】ここで、FG引出し線素対2は、駆動用磁
極8の漏れ磁束に鎖交しているので、駆動用磁極8によ
るノイズが発生し、FG出力に重畳する。本実施例にお
けるFG出力波形を図11に実線にて示す。ノイズ成分
が重畳しているために、FG出力波形の波高値は変動を
受けているが、FG出力として最も重要なFG周期Tの
変動は少ない。
極8の漏れ磁束に鎖交しているので、駆動用磁極8によ
るノイズが発生し、FG出力に重畳する。本実施例にお
けるFG出力波形を図11に実線にて示す。ノイズ成分
が重畳しているために、FG出力波形の波高値は変動を
受けているが、FG出力として最も重要なFG周期Tの
変動は少ない。
【0061】駆動用磁極8によりFG引出し線素対2に
て発生するノイズのレベルが最も高くなるのは、駆動用
磁極8の磁束密度の変化率が最も大きくなる所にFG引
出し線素対2が位置したときである。すなわち、ノイズ
レベルはFG引出し線素対2が駆動用磁極境界8aに位
置したときに最大になる。しかるに、本発明において
は、上記のごとくFG出力が0クロスする位相におい
て、ノイズレベルが最大にならないように、駆動用磁極
8とFG引出し線素対2との相対位相を設定している。
従って、本実施例においては、FG信号はその周期を乱
されることが無く、きわめて安定した信号を得ることが
可能になる。
て発生するノイズのレベルが最も高くなるのは、駆動用
磁極8の磁束密度の変化率が最も大きくなる所にFG引
出し線素対2が位置したときである。すなわち、ノイズ
レベルはFG引出し線素対2が駆動用磁極境界8aに位
置したときに最大になる。しかるに、本発明において
は、上記のごとくFG出力が0クロスする位相におい
て、ノイズレベルが最大にならないように、駆動用磁極
8とFG引出し線素対2との相対位相を設定している。
従って、本実施例においては、FG信号はその周期を乱
されることが無く、きわめて安定した信号を得ることが
可能になる。
【0062】従って、FG磁極9を駆動用磁極8よりも
内周部側に配置しても、FG周期を乱れることが抑制さ
れ、高精度のFG信号を得ることが可能になる。また、
駆動用磁極8が回転子磁石6の外周部側に配設できるの
で、エネルギー積の低いフェライト系磁石材料を用いて
もモータのトルク特性を確保することが可能になるの
で、部品のコストダウンを図ることが可能になる。
内周部側に配置しても、FG周期を乱れることが抑制さ
れ、高精度のFG信号を得ることが可能になる。また、
駆動用磁極8が回転子磁石6の外周部側に配設できるの
で、エネルギー積の低いフェライト系磁石材料を用いて
もモータのトルク特性を確保することが可能になるの
で、部品のコストダウンを図ることが可能になる。
【0063】なお、本発明は平面対向全周積分型FGに
限定されるものではなく、周対向全周積分型FGにも当
然のことながら適用が可能であり、同様の効果を得るこ
とができる。
限定されるものではなく、周対向全周積分型FGにも当
然のことながら適用が可能であり、同様の効果を得るこ
とができる。
【0064】また、FG磁極9と駆動用磁極8との相対
位相は本実施例に示したものに限定されるものではな
く、上記第1の発明のごとくFG磁極境界9aと駆動用
磁極境界8aとを11.25度だけずらしたものであっ
てもよい。この場合、駆動用磁極8によるノイズ成分が
FG発電線素5において重畳しても、FG周期には影響
を与えないので、駆動用磁極8の内径寸法を小さく設定
することが可能になり、モータのトルク特性を更に向上
させることが可能になる。
位相は本実施例に示したものに限定されるものではな
く、上記第1の発明のごとくFG磁極境界9aと駆動用
磁極境界8aとを11.25度だけずらしたものであっ
てもよい。この場合、駆動用磁極8によるノイズ成分が
FG発電線素5において重畳しても、FG周期には影響
を与えないので、駆動用磁極8の内径寸法を小さく設定
することが可能になり、モータのトルク特性を更に向上
させることが可能になる。
【0065】なお、上記実施例において、FG磁極9の
極数を16、駆動用磁極8の極数を8としたが、本発明
はこれに限定されるものではない事は明らかである。た
とえばFG磁極9の極数を16、駆動用磁極8の極数を
12等としても良い事は明らかである。この場合のFG
部の固定子基板と回転子磁石の平面図を図8に示す。こ
の図における駆動用磁極境界8aとFG磁極境界9aと
の成す角度は、場所によって異なり、最も近設した位相
では3.75度に設定してある。すなわち、2N極に多
極着磁された駆動用磁極8の駆動用磁極境界8aに対し
て、2M極(但し、M≠N、Mは自然数)に多極着磁さ
れたFG磁極9のFG磁極境界9aはθ度(θ=90・
(1/N−1/M))だけ位相をずらして着磁を行って
いる。
極数を16、駆動用磁極8の極数を8としたが、本発明
はこれに限定されるものではない事は明らかである。た
とえばFG磁極9の極数を16、駆動用磁極8の極数を
12等としても良い事は明らかである。この場合のFG
部の固定子基板と回転子磁石の平面図を図8に示す。こ
の図における駆動用磁極境界8aとFG磁極境界9aと
の成す角度は、場所によって異なり、最も近設した位相
では3.75度に設定してある。すなわち、2N極に多
極着磁された駆動用磁極8の駆動用磁極境界8aに対し
て、2M極(但し、M≠N、Mは自然数)に多極着磁さ
れたFG磁極9のFG磁極境界9aはθ度(θ=90・
(1/N−1/M))だけ位相をずらして着磁を行って
いる。
【0066】また、この例においては、FG引き出し線
素対2はFG発電線素5と同一の位相に設定してある。
従って、FG出力が0になる回転位相において、FG引
出し線素対2は駆動用磁極境界8aにオーバーラップし
ないので、FG引き出し線素対2にて発生する駆動用磁
極8によるノイズ成分はそのレベルが抑圧される事にな
り、高精度のFG信号を得ることが可能である。
素対2はFG発電線素5と同一の位相に設定してある。
従って、FG出力が0になる回転位相において、FG引
出し線素対2は駆動用磁極境界8aにオーバーラップし
ないので、FG引き出し線素対2にて発生する駆動用磁
極8によるノイズ成分はそのレベルが抑圧される事にな
り、高精度のFG信号を得ることが可能である。
【0067】また、上記実施例においては、駆動用磁極
8とFG磁極9とは1つの回転子磁石6上に設けたが、
本発明はこれに限定されるものではなく、両者は別々の
磁石であってもよい。
8とFG磁極9とは1つの回転子磁石6上に設けたが、
本発明はこれに限定されるものではなく、両者は別々の
磁石であってもよい。
【0068】更に本発明は、FG磁極9を駆動用磁極8
よりも外周部側に設け、FG出力端子3を駆動用磁極8
の内周部側に設け、FG引出し線素対2をその間に配設
した構成を採ったものにも適用が可能である。
よりも外周部側に設け、FG出力端子3を駆動用磁極8
の内周部側に設け、FG引出し線素対2をその間に配設
した構成を採ったものにも適用が可能である。
【0069】次に、第3の発明の一実施例を説明する。
なお、従来の構成と重複する点は説明を省略する。
なお、従来の構成と重複する点は説明を省略する。
【0070】図4は第3の発明の一実施例におけるFG
部の固定子基板と回転子磁石の平面図である。同図に示
すように、FG磁極9は回転子磁石6の外周部側に配置
され、ここでは16極に多極着磁してある。一方、駆動
用磁極8は回転子磁石8の内周部側に等ピッチに8極に
多極着磁してある。ここで、FG磁極境界9aと、駆動
用磁極境界8aとは互いに同一位相にならないようにF
G磁極9の1極分の開き角度22.5度の半分、すなわ
ち11.25度だけずらしている。また、PG磁極10
を駆動用磁極8のうちの1つのS極上に設けている。こ
こで、FG発電線素5がFG磁極境界9aに合致し、F
G出力が0になる回転位相においては、PG磁極10の
中心と回転中心とを結ぶ直線とFG発電線素5とが同一
位相になるように設定してある。ここで、PG磁極10
を設けて位相のFG磁極境界9aは1箇所微少角Δθだ
けN極側にずらしてある。
部の固定子基板と回転子磁石の平面図である。同図に示
すように、FG磁極9は回転子磁石6の外周部側に配置
され、ここでは16極に多極着磁してある。一方、駆動
用磁極8は回転子磁石8の内周部側に等ピッチに8極に
多極着磁してある。ここで、FG磁極境界9aと、駆動
用磁極境界8aとは互いに同一位相にならないようにF
G磁極9の1極分の開き角度22.5度の半分、すなわ
ち11.25度だけずらしている。また、PG磁極10
を駆動用磁極8のうちの1つのS極上に設けている。こ
こで、FG発電線素5がFG磁極境界9aに合致し、F
G出力が0になる回転位相においては、PG磁極10の
中心と回転中心とを結ぶ直線とFG発電線素5とが同一
位相になるように設定してある。ここで、PG磁極10
を設けて位相のFG磁極境界9aは1箇所微少角Δθだ
けN極側にずらしてある。
【0071】このように構成されたモータの動作を以下
説明する。FG磁極9の磁束は固定子基板7上に配設さ
れたFGコイル1に鎖交する。ここで、回転子磁石6が
メインコイル18との間で発生する回転付勢力により、
所定の方向に回転駆動されると、かかる回転によりFG
コイル1に鎖交する磁束が変化するのでFGコイル1に
は回転子磁石6の回転速度に比例した周波数のFG信号
が発生する。
説明する。FG磁極9の磁束は固定子基板7上に配設さ
れたFGコイル1に鎖交する。ここで、回転子磁石6が
メインコイル18との間で発生する回転付勢力により、
所定の方向に回転駆動されると、かかる回転によりFG
コイル1に鎖交する磁束が変化するのでFGコイル1に
は回転子磁石6の回転速度に比例した周波数のFG信号
が発生する。
【0072】ここで、FG発電線素5がFG磁極境界9
aと合致しFG出力電圧が0になる回転位相において、
PG磁極10の中心と回転中心とを結ぶ直線は、FG発
電線素5と同一の位相にある。ところで、PG磁極10
のみの磁束密度の分布は図13に示すように、PG磁極
10の中心で最も安定化し、PG磁極10の磁極境界付
近では急峻に変化している。すなわち、FG出力電圧が
0になる位相において、PG磁極10の漏れ磁束がFG
発電線素5に鎖交するので、ノイズを発生することにな
るが、そのノイズレベルはきわめて安定している。
aと合致しFG出力電圧が0になる回転位相において、
PG磁極10の中心と回転中心とを結ぶ直線は、FG発
電線素5と同一の位相にある。ところで、PG磁極10
のみの磁束密度の分布は図13に示すように、PG磁極
10の中心で最も安定化し、PG磁極10の磁極境界付
近では急峻に変化している。すなわち、FG出力電圧が
0になる位相において、PG磁極10の漏れ磁束がFG
発電線素5に鎖交するので、ノイズを発生することにな
るが、そのノイズレベルはきわめて安定している。
【0073】更に本発明においては、PG磁極10が設
けられた位相のFG磁極境界9aは、ΔθだけN極側に
ずれている。これはPG磁極10のN極成分の漏れ磁束
をキャンセルさせるために、FG磁極境界9aをずらす
ことによって、FG磁極9のS極成分を発生させるため
である。ここで、この部分のFG磁極境界9aの他のF
G磁極境界9aに対する位置ずれは着磁ヨーク(図示せ
ず)の加工精度のみで決まるので、従来のようにPG磁
極10がずれる等といったことは無い。なお、PG磁極
10の着磁がFG磁極9に対して若干ずれても、PG磁
極10の磁束密度分布が平坦に近いところがここに位置
しているので、PG磁極からの漏れ磁束の強度はほとん
ど変化しない。
けられた位相のFG磁極境界9aは、ΔθだけN極側に
ずれている。これはPG磁極10のN極成分の漏れ磁束
をキャンセルさせるために、FG磁極境界9aをずらす
ことによって、FG磁極9のS極成分を発生させるため
である。ここで、この部分のFG磁極境界9aの他のF
G磁極境界9aに対する位置ずれは着磁ヨーク(図示せ
ず)の加工精度のみで決まるので、従来のようにPG磁
極10がずれる等といったことは無い。なお、PG磁極
10の着磁がFG磁極9に対して若干ずれても、PG磁
極10の磁束密度分布が平坦に近いところがここに位置
しているので、PG磁極からの漏れ磁束の強度はほとん
ど変化しない。
【0074】従って、従来例のように部品ごとにPG磁
極によるノイズレベルが変動するということがなく、製
品間でのバラツキが少ない高精度かつ一定形状の安定し
たFG出力波形を得ることが可能になる。
極によるノイズレベルが変動するということがなく、製
品間でのバラツキが少ない高精度かつ一定形状の安定し
たFG出力波形を得ることが可能になる。
【0075】また、PG磁極10の面積が大きくなった
り、PG磁極10とFG磁極9との相対位相が多少ずれ
ても、ノイズレベルはきわめて安定しているので、組立
精度なども緩和することができることになる。また、P
G磁極10の面積を大きくしても良いことから、PG出
力を増大させることも可能になるという効果も生ずる。
り、PG磁極10とFG磁極9との相対位相が多少ずれ
ても、ノイズレベルはきわめて安定しているので、組立
精度なども緩和することができることになる。また、P
G磁極10の面積を大きくしても良いことから、PG出
力を増大させることも可能になるという効果も生ずる。
【0076】なお、PG磁極10は本実施例において、
駆動用磁極8上に設けたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えば回転子磁石6上にはFG磁極9と
PG磁極10のみを設け、モータの駆動用磁極8は別途
専用の磁石を設けたものであってもよい。
駆動用磁極8上に設けたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えば回転子磁石6上にはFG磁極9と
PG磁極10のみを設け、モータの駆動用磁極8は別途
専用の磁石を設けたものであってもよい。
【0077】さらに、PG磁極10はFG磁極9と同一
の磁石上に設けたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、専用のPG磁石を別途設けて、例えばロータヨ
ーク13の外周部などに配設したものであっても、同様
の効果を得ることができる。
の磁石上に設けたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、専用のPG磁石を別途設けて、例えばロータヨ
ーク13の外周部などに配設したものであっても、同様
の効果を得ることができる。
【0078】また、本発明は平面対向全周積分型FGに
限定されるものではなく、周対向全周積分型FGの構成
にも当然のことながら適用が可能であり、同様の効果を
得ることができる。
限定されるものではなく、周対向全周積分型FGの構成
にも当然のことながら適用が可能であり、同様の効果を
得ることができる。
【0079】また、FG磁極9と駆動用磁極8との相対
位相は本実施例に示したものに限定されるものではな
く、上記第2の発明の一実施例のようにFG磁極境界9
aと駆動用磁極境界8aとを合致させてもよい。この場
合、駆動用磁極8の外径寸法を若干小さくしてやれば良
い。
位相は本実施例に示したものに限定されるものではな
く、上記第2の発明の一実施例のようにFG磁極境界9
aと駆動用磁極境界8aとを合致させてもよい。この場
合、駆動用磁極8の外径寸法を若干小さくしてやれば良
い。
【0080】さらに、上記実施例において、FG磁極9
の極数を16、駆動用磁極8の極数を8としたが、本発
明はこれに限定されるものではなくどのような極数に設
定しても良いことは明らかである。
の極数を16、駆動用磁極8の極数を8としたが、本発
明はこれに限定されるものではなくどのような極数に設
定しても良いことは明らかである。
【0081】更に本発明は、FG磁極9をPG磁極10
よりも内周部側に設けた構成を採ったものにも適用が可
能である。
よりも内周部側に設けた構成を採ったものにも適用が可
能である。
【0082】次に、第4の発明の一実施例を説明する。
なお、従来の構成と重複する点は説明を省略する。
なお、従来の構成と重複する点は説明を省略する。
【0083】図5は第4の発明の一実施例におけるFG
部の固定子基板と回転子磁石の平面図である。同図に示
すように、FG磁極9は回転子磁石6の内周部側に配置
され、ここでは等ピッチに16極に多極着磁してある。
一方、駆動用磁極8は回転子磁石8の外周部側に等ピッ
チに8極に多極着磁してある。ここで、FG磁極境界9
aと、駆動用磁極境界8aとは互いに同一位相にならな
いようにFG磁極9の1極分の開き角度22.5度の半
分、すなわち11.25度だけずらしている。また、P
G磁極10を駆動用磁極8のうちの1つのS極上に設け
ている。
部の固定子基板と回転子磁石の平面図である。同図に示
すように、FG磁極9は回転子磁石6の内周部側に配置
され、ここでは等ピッチに16極に多極着磁してある。
一方、駆動用磁極8は回転子磁石8の外周部側に等ピッ
チに8極に多極着磁してある。ここで、FG磁極境界9
aと、駆動用磁極境界8aとは互いに同一位相にならな
いようにFG磁極9の1極分の開き角度22.5度の半
分、すなわち11.25度だけずらしている。また、P
G磁極10を駆動用磁極8のうちの1つのS極上に設け
ている。
【0084】また、固定子基板7の外周部側には、一対
のFG出力端子3が配設してある。さらに、このFG出
力端子3とFGコイル1との間を中継する一対のFG引
出し線素対2を設けてある。このFG引出し線素対2は
互いに近接した2本の導電パターンからなっている。ま
た、FG発電線素5がFG磁極境界9aに合致し、FG
出力が0になる位相においては、PG磁極10の中心と
回転中心とを結ぶ直線とFG引出し線素対2とが同一位
相になるように設定してある。
のFG出力端子3が配設してある。さらに、このFG出
力端子3とFGコイル1との間を中継する一対のFG引
出し線素対2を設けてある。このFG引出し線素対2は
互いに近接した2本の導電パターンからなっている。ま
た、FG発電線素5がFG磁極境界9aに合致し、FG
出力が0になる位相においては、PG磁極10の中心と
回転中心とを結ぶ直線とFG引出し線素対2とが同一位
相になるように設定してある。
【0085】このように構成されたモータの動作を以下
説明する。FG磁極9の磁束は固定子基板7上に配設さ
れたFGコイル1に鎖交する。ここで、回転子磁石6が
メインコイル18との間で発生する回転付勢力により、
所定の方向に回転駆動されると、かかる回転によりFG
コイル1に鎖交する磁束が変化するのでFGコイル1に
は回転子磁石6の回転速度に比例した周波数のFG信号
が発生する。
説明する。FG磁極9の磁束は固定子基板7上に配設さ
れたFGコイル1に鎖交する。ここで、回転子磁石6が
メインコイル18との間で発生する回転付勢力により、
所定の方向に回転駆動されると、かかる回転によりFG
コイル1に鎖交する磁束が変化するのでFGコイル1に
は回転子磁石6の回転速度に比例した周波数のFG信号
が発生する。
【0086】ここで、FG発電線素5がFG磁極境界9
aと合致しFG出力電圧が0になる回転位相において、
PG磁極10の中心と回転中心とを結ぶ直線は、FG引
出し線素対2と同一の位相にある。このように構成した
本実施例におけるFG出力波形と、PG磁極によりFG
引出し線素対2にて重畳するノイズ波形を図12にそれ
ぞれ実線、破線にて示す。図12に示すように、FG出
力が0になる回転位相においてPG磁極10の漏れ磁束
により発生するノイズレベルは0になる。なぜならば、
この位相においてPG磁極10の磁束密度分布は図13
に示すように最も安定化しており、互いに近接して配設
したFG引出し線素対2で発生するノイズ電圧は0にな
るからである。
aと合致しFG出力電圧が0になる回転位相において、
PG磁極10の中心と回転中心とを結ぶ直線は、FG引
出し線素対2と同一の位相にある。このように構成した
本実施例におけるFG出力波形と、PG磁極によりFG
引出し線素対2にて重畳するノイズ波形を図12にそれ
ぞれ実線、破線にて示す。図12に示すように、FG出
力が0になる回転位相においてPG磁極10の漏れ磁束
により発生するノイズレベルは0になる。なぜならば、
この位相においてPG磁極10の磁束密度分布は図13
に示すように最も安定化しており、互いに近接して配設
したFG引出し線素対2で発生するノイズ電圧は0にな
るからである。
【0087】すなわち、本実施例においては、FG信号
はその周期Tを乱されることが無く、きわめて安定した
信号を得ることが可能になる。このことは、PG磁極1
0の面積が大きくなっても無関係であり、また、PG磁
極10とFG磁極9との相対位相が多少ずれても、FG
周期はその影響が受けにくくなることを意味しており、
組立精度なども緩和することができることになる。ま
た、PG磁極10の面積を大きくしても良いことから、
PG出力を増大させることも可能になるという効果も生
ずる。
はその周期Tを乱されることが無く、きわめて安定した
信号を得ることが可能になる。このことは、PG磁極1
0の面積が大きくなっても無関係であり、また、PG磁
極10とFG磁極9との相対位相が多少ずれても、FG
周期はその影響が受けにくくなることを意味しており、
組立精度なども緩和することができることになる。ま
た、PG磁極10の面積を大きくしても良いことから、
PG出力を増大させることも可能になるという効果も生
ずる。
【0088】なお、PG磁極10は本実施例において、
駆動用磁極8上に設けたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えばFG磁極9とPG磁極10のみを
設け、モータの駆動用磁極8は別途専用の磁石を設けた
ものであってもよい。
駆動用磁極8上に設けたが、本発明はこれに限定される
ものではなく、例えばFG磁極9とPG磁極10のみを
設け、モータの駆動用磁極8は別途専用の磁石を設けた
ものであってもよい。
【0089】また、本発明は平面対向全周積分型FGに
限定されるものではなく、周対向全周積分型FGの構成
にも当然のことながら適用が可能であり、同様の効果を
得ることができる。
限定されるものではなく、周対向全周積分型FGの構成
にも当然のことながら適用が可能であり、同様の効果を
得ることができる。
【0090】さらに、PG磁極10はFG磁極9と同一
の磁石上に設けたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、専用のPG磁石を別途設けて、例えばロータヨ
ーク13の外周部などに配設したものであっても、同様
の効果を得ることができる。
の磁石上に設けたが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、専用のPG磁石を別途設けて、例えばロータヨ
ーク13の外周部などに配設したものであっても、同様
の効果を得ることができる。
【0091】また、FG磁極9と駆動用磁極8との相対
位相は本実施例に示したものに限定されるものではな
く、上記第2の発明の一実施例のようにFG磁極境界9
aと駆動用磁極境界8aとを合致させたものでも適用可
能である。この場合、駆動用磁極8の外径寸法を若干小
さくしてやれば良い。
位相は本実施例に示したものに限定されるものではな
く、上記第2の発明の一実施例のようにFG磁極境界9
aと駆動用磁極境界8aとを合致させたものでも適用可
能である。この場合、駆動用磁極8の外径寸法を若干小
さくしてやれば良い。
【0092】なお、上記実施例において、FG磁極9の
極数を16、駆動用磁極8の極数を8としたが、本発明
はこれに限定されるものではなくどのような極数に設定
しても良いことは明らかである。
極数を16、駆動用磁極8の極数を8としたが、本発明
はこれに限定されるものではなくどのような極数に設定
しても良いことは明らかである。
【0093】更に本発明は、FG磁極9をPG磁極10
よりも外周部側に設け、FG出力端子3をPG磁極10
よりも内周部側に設け、FG引出し線素対2をその間に
配設した構成を採ったものにも適用が可能である。
よりも外周部側に設け、FG出力端子3をPG磁極10
よりも内周部側に設け、FG引出し線素対2をその間に
配設した構成を採ったものにも適用が可能である。
【0094】次に、第5の発明の一実施例を説明する。
なお、従来の構成と重複する点は説明を省略する。
なお、従来の構成と重複する点は説明を省略する。
【0095】図6は第5の発明の一実施例におけるFG
部の固定子基板と回転子磁石の平面図である。同図に示
すように、FG磁極9は回転子磁石6の内周部側に配置
され、ここでは等ピッチに16極に多極着磁してある。
一方、駆動用磁極8は回転子磁石8の外周部側に等ピッ
チに8極に多極着磁してある。ここで、FG磁極境界9
aと、駆動用磁極境界8aとは互いに同一位相にならな
いようにFG磁極9の1極分の開き角度22.5度の半
分、すなわち11.25度だけずらしている。また、P
G磁極10を駆動用磁極8のうちの1極上に設けてい
る。
部の固定子基板と回転子磁石の平面図である。同図に示
すように、FG磁極9は回転子磁石6の内周部側に配置
され、ここでは等ピッチに16極に多極着磁してある。
一方、駆動用磁極8は回転子磁石8の外周部側に等ピッ
チに8極に多極着磁してある。ここで、FG磁極境界9
aと、駆動用磁極境界8aとは互いに同一位相にならな
いようにFG磁極9の1極分の開き角度22.5度の半
分、すなわち11.25度だけずらしている。また、P
G磁極10を駆動用磁極8のうちの1極上に設けてい
る。
【0096】また、固定子基板7の外周部側には、一対
のFG出力端子3が配設してある。さらに、このFG出
力端子3とFGコイル1との間を中継する一対のFG引
出し線素対2を設けてある。このFG引出し線素対2は
互いに近接した2本の導電パターンからなっている。ま
た、このFG引き出し線素対2と略同一形状をなし、F
Gコイル1に直列接続されるFG引き回し線素対4を、
FG引き出し線素対2より45度離れた位相に1対設け
ている。なおここで45度だけ離しているが、これは駆
動用磁極8の1極分の開き角度の奇数倍に相当する。さ
らに、このFG引き出し線素対2とFG引き回し線素対
4よりそれぞれ180度位相を異ならせて、計2対のF
G引き回し線素対4を設けている。すなわち、FG引き
回し線素対4は全部で奇数本配設していることになる。
のFG出力端子3が配設してある。さらに、このFG出
力端子3とFGコイル1との間を中継する一対のFG引
出し線素対2を設けてある。このFG引出し線素対2は
互いに近接した2本の導電パターンからなっている。ま
た、このFG引き出し線素対2と略同一形状をなし、F
Gコイル1に直列接続されるFG引き回し線素対4を、
FG引き出し線素対2より45度離れた位相に1対設け
ている。なおここで45度だけ離しているが、これは駆
動用磁極8の1極分の開き角度の奇数倍に相当する。さ
らに、このFG引き出し線素対2とFG引き回し線素対
4よりそれぞれ180度位相を異ならせて、計2対のF
G引き回し線素対4を設けている。すなわち、FG引き
回し線素対4は全部で奇数本配設していることになる。
【0097】このように構成されたモータの動作を以下
説明する。FG磁極9の磁束は固定子基板7上に配設さ
れたFGコイル1に鎖交する。ここで、回転子磁石6が
メインコイル18との間で発生する回転付勢力により、
所定の方向に回転駆動されると、かかる回転によりFG
コイル1に鎖交する磁束が変化するのでFGコイル1に
は回転子磁石6の回転速度に比例した周波数のFG信号
が発生する。
説明する。FG磁極9の磁束は固定子基板7上に配設さ
れたFGコイル1に鎖交する。ここで、回転子磁石6が
メインコイル18との間で発生する回転付勢力により、
所定の方向に回転駆動されると、かかる回転によりFG
コイル1に鎖交する磁束が変化するのでFGコイル1に
は回転子磁石6の回転速度に比例した周波数のFG信号
が発生する。
【0098】ここで、FG発電線素5がFG磁極境界9
aと合致しFG出力電圧が0になる回転位相において、
それぞれのFG引き出し線素対2とFG引き回し線素対
4には駆動用磁極8の漏れ磁束によりノイズが重畳す
る。しかし、ここで最も近設するFG引き回し線素対4
もしくはFG引出し線素対2同士とは、駆動用磁極8の
1極分の開き角度の奇数倍だけ(本実施例では45度)
離しているので、両者でそれぞれ重畳するノイズ成分
は、互いに逆位相でかつノイズレベルも全く等しいか
ら、互いに完全にキャンセルされる。
aと合致しFG出力電圧が0になる回転位相において、
それぞれのFG引き出し線素対2とFG引き回し線素対
4には駆動用磁極8の漏れ磁束によりノイズが重畳す
る。しかし、ここで最も近設するFG引き回し線素対4
もしくはFG引出し線素対2同士とは、駆動用磁極8の
1極分の開き角度の奇数倍だけ(本実施例では45度)
離しているので、両者でそれぞれ重畳するノイズ成分
は、互いに逆位相でかつノイズレベルも全く等しいか
ら、互いに完全にキャンセルされる。
【0099】すなわち、本実施例においては、FG信号
はその周期を乱されることが無く、きわめて安定した信
号を得ることが可能になる。従って、FG磁極9を駆動
用磁極8よりも内周部側に配置しても、FG周期を乱れ
ることが抑制され、高精度のFG信号を得ることが可能
になる。また、駆動用磁極8が回転子磁石6の外周部側
に配設できるので、エネルギー積の低いフェライト系磁
石材料を用いてもモータのトルク特性を確保することが
可能になるので、部品のコストダウンを図ることが可能
になる。
はその周期を乱されることが無く、きわめて安定した信
号を得ることが可能になる。従って、FG磁極9を駆動
用磁極8よりも内周部側に配置しても、FG周期を乱れ
ることが抑制され、高精度のFG信号を得ることが可能
になる。また、駆動用磁極8が回転子磁石6の外周部側
に配設できるので、エネルギー積の低いフェライト系磁
石材料を用いてもモータのトルク特性を確保することが
可能になるので、部品のコストダウンを図ることが可能
になる。
【0100】なお、本発明は平面対向全周積分型FGに
限定されるものではなく、周対向全周積分型FGにも当
然のことながら適用が可能であり、同様の効果を得るこ
とができる。
限定されるものではなく、周対向全周積分型FGにも当
然のことながら適用が可能であり、同様の効果を得るこ
とができる。
【0101】更に本発明は、FG磁極9を駆動用磁極8
よりも外周部側に設け、FG出力端子3を駆動用磁極8
よりも内周部側に設け、FG引出し線素対2とFG引き
回し線素対4をその間に配設した構成を採ったものにも
適用が可能である。
よりも外周部側に設け、FG出力端子3を駆動用磁極8
よりも内周部側に設け、FG引出し線素対2とFG引き
回し線素対4をその間に配設した構成を採ったものにも
適用が可能である。
【0102】また、FG出力が0になる位相における、
FG引き出し線素対2やFG引き回し線素対4と駆動用
磁極8との位相関係は本実施例に例示したものに限定さ
れるものではなく、例えば駆動用磁極境界8aとFG引
き出し線素対2とが同一位相であってもノイズのキャン
セル効果は期待できる。
FG引き出し線素対2やFG引き回し線素対4と駆動用
磁極8との位相関係は本実施例に例示したものに限定さ
れるものではなく、例えば駆動用磁極境界8aとFG引
き出し線素対2とが同一位相であってもノイズのキャン
セル効果は期待できる。
【0103】また、本実施例ではFG引き回し線素対4
は三対設けたが、これに限定されるものではない。例え
ば一対だけ設けても良いし、五対または七対としても良
い。
は三対設けたが、これに限定されるものではない。例え
ば一対だけ設けても良いし、五対または七対としても良
い。
【0104】なお、上記実施例において、FG磁極9の
極数を16、駆動用磁極8の極数を8としたが、本発明
はこれに限定されるものではない事は明らかである。一
例としてFG磁極9の極数を16、駆動用磁極8の極数
を12等としても良い事は明らかである。この場合の回
転子磁石6の一例における平面図を図7に示す。この例
における駆動用磁極境界8aとFG磁極境界9aとの成
す角度は、場所によって異なり、最も近設した位相では
3.75度に設定してある。この場合、最も近設するF
G引き回し線素対4もしくはFG引出し線素対2同士と
は、駆動用磁極8の1極分の開き角度(この場合30
度)の奇数倍だけ開いてやればよいことは明らかであ
る。
極数を16、駆動用磁極8の極数を8としたが、本発明
はこれに限定されるものではない事は明らかである。一
例としてFG磁極9の極数を16、駆動用磁極8の極数
を12等としても良い事は明らかである。この場合の回
転子磁石6の一例における平面図を図7に示す。この例
における駆動用磁極境界8aとFG磁極境界9aとの成
す角度は、場所によって異なり、最も近設した位相では
3.75度に設定してある。この場合、最も近設するF
G引き回し線素対4もしくはFG引出し線素対2同士と
は、駆動用磁極8の1極分の開き角度(この場合30
度)の奇数倍だけ開いてやればよいことは明らかであ
る。
【0105】また、前記第1から第5の発明はそれぞれ
個々に用いても良いし、これらを適宜組み合わせて用い
ても良いことは明らかである。
個々に用いても良いし、これらを適宜組み合わせて用い
ても良いことは明らかである。
【0106】さらに、本発明は回転ヘッドドラムのみに
適用されるものではなく、FG,PGを備えたモータを
用いた装置ならばあらゆるものに適用可能である。
適用されるものではなく、FG,PGを備えたモータを
用いた装置ならばあらゆるものに適用可能である。
【0107】
【発明の効果】第1の発明によるFGを具備したモータ
によれば、FG発電線素とFG磁極の磁極境界が同一位
相になり、FG出力電圧が0になるときに、FG発電線
素と駆動用磁極の磁極境界とが同一位相とならないよう
に設定したことにより、駆動用磁極によりFG発電線素
にて発生するノイズのレベルが最も高くなる位相が、F
G出力電圧が0になる位相からずれるので、駆動用磁極
によるノイズ成分がFG信号の周期Tを変動させること
が抑圧される。その結果、たとえFGコイルに駆動用磁
極が近接するように駆動用磁極の外径寸法を大きくとっ
ても、高精度のFG信号を得ることが可能になるので、
よりエネルギー積の低い磁石材料を用いてもモータのト
ルク特性を確保することができ、モータの低コスト化を
図ることができるという効果がある。
によれば、FG発電線素とFG磁極の磁極境界が同一位
相になり、FG出力電圧が0になるときに、FG発電線
素と駆動用磁極の磁極境界とが同一位相とならないよう
に設定したことにより、駆動用磁極によりFG発電線素
にて発生するノイズのレベルが最も高くなる位相が、F
G出力電圧が0になる位相からずれるので、駆動用磁極
によるノイズ成分がFG信号の周期Tを変動させること
が抑圧される。その結果、たとえFGコイルに駆動用磁
極が近接するように駆動用磁極の外径寸法を大きくとっ
ても、高精度のFG信号を得ることが可能になるので、
よりエネルギー積の低い磁石材料を用いてもモータのト
ルク特性を確保することができ、モータの低コスト化を
図ることができるという効果がある。
【0108】また、第2の発明によるFGを具備したモ
ータによれば、FG発電線素とFG磁極の磁極境界が同
一位相になり、FG出力電圧が0になるときに、互いに
近接して配設した一対のFG引出し線素対と駆動用磁極
の磁極境界とが同一位相にならないように設定したこと
により、駆動用磁極によりFG引出し線素対にて発生す
るノイズのレベルが最も高くなる位相が、FG出力電圧
が0になる位相からずれるので、駆動用磁極によるノイ
ズ成分がFG信号の周期Tを変動させることが抑圧され
る。その結果たとえFGコイルとFG磁極とを駆動用磁
極よりも内周側に設けても、高精度のFG信号を得るこ
とが可能になる。また、駆動用磁極の外径寸法も大きく
採れるので、よりエネルギー積の低い磁石材料を用いて
もモータのトルク特性を確保することができ、モータの
低コスト化を図ることができるという効果がある。
ータによれば、FG発電線素とFG磁極の磁極境界が同
一位相になり、FG出力電圧が0になるときに、互いに
近接して配設した一対のFG引出し線素対と駆動用磁極
の磁極境界とが同一位相にならないように設定したこと
により、駆動用磁極によりFG引出し線素対にて発生す
るノイズのレベルが最も高くなる位相が、FG出力電圧
が0になる位相からずれるので、駆動用磁極によるノイ
ズ成分がFG信号の周期Tを変動させることが抑圧され
る。その結果たとえFGコイルとFG磁極とを駆動用磁
極よりも内周側に設けても、高精度のFG信号を得るこ
とが可能になる。また、駆動用磁極の外径寸法も大きく
採れるので、よりエネルギー積の低い磁石材料を用いて
もモータのトルク特性を確保することができ、モータの
低コスト化を図ることができるという効果がある。
【0109】また、第3の発明によるFGを具備したモ
ータによれば、FG発電線素とFG磁極の磁極境界が同
一位相になり、FG出力電圧が0になるときに、PG磁
極の中心と回転中心とを結ぶ直線と、FG発電線素とが
同一位相になるように設定したことにより、PG磁極に
よりFG発電線素にて発生するノイズのレベルが最も安
定する位相が、FG出力電圧が0になる位相に合致する
ので、PG磁極によるノイズ成分がFG信号の周期Tを
変動させる量が安定化される。その結果、たとえPG磁
極とFG磁極との相対位相とが少々ずれたり、PG磁極
の円周方向長さが大きくなっても、安定した波形のFG
信号を得ることが可能になという効果がある。
ータによれば、FG発電線素とFG磁極の磁極境界が同
一位相になり、FG出力電圧が0になるときに、PG磁
極の中心と回転中心とを結ぶ直線と、FG発電線素とが
同一位相になるように設定したことにより、PG磁極に
よりFG発電線素にて発生するノイズのレベルが最も安
定する位相が、FG出力電圧が0になる位相に合致する
ので、PG磁極によるノイズ成分がFG信号の周期Tを
変動させる量が安定化される。その結果、たとえPG磁
極とFG磁極との相対位相とが少々ずれたり、PG磁極
の円周方向長さが大きくなっても、安定した波形のFG
信号を得ることが可能になという効果がある。
【0110】また、第4の発明によるFGを具備したモ
ータによれば、FG発電線素とFG磁極の磁極境界が同
一位相になり、FG出力電圧が0になるときに、PG磁
極の中心と回転中心とを結ぶ直線と、互いに近接して配
設した一対のFG引出し線素対とが同一位相になるよう
に設定したことにより、PG磁極によりFG引出し線素
対にて発生するノイズのレベルが最も低くなる位相が、
FG出力電圧が0になる位相に合致するので、PG磁極
によるノイズ成分がFG信号の周期Tを変動させること
が抑圧される。その結果、たとえPG磁極とFG磁極と
の相対位相とが少々ずれたり、PG磁極の円周方向長さ
が大きくなっても、高精度のFG信号を得ることが可能
になるという効果がある。
ータによれば、FG発電線素とFG磁極の磁極境界が同
一位相になり、FG出力電圧が0になるときに、PG磁
極の中心と回転中心とを結ぶ直線と、互いに近接して配
設した一対のFG引出し線素対とが同一位相になるよう
に設定したことにより、PG磁極によりFG引出し線素
対にて発生するノイズのレベルが最も低くなる位相が、
FG出力電圧が0になる位相に合致するので、PG磁極
によるノイズ成分がFG信号の周期Tを変動させること
が抑圧される。その結果、たとえPG磁極とFG磁極と
の相対位相とが少々ずれたり、PG磁極の円周方向長さ
が大きくなっても、高精度のFG信号を得ることが可能
になるという効果がある。
【0111】また、第5の発明によるFGを具備したモ
ータによれば、FGコイルに直列接続された2本の導電
パターンを互いに近接して配設し一対となしたFG引き
回し線素対を、駆動用磁極の磁極数2Nに対してK対
(K<2N、かつKは奇数)設け、このFG引き回し線
素対と略同一形状を成すFG引出し線素対とを設け、最
も近接したFG引き回し線素対もしくはFG引出し線素
対同士とは、180/N*a(aは奇数)度だけ位相を
ずらして設定したことにより、駆動用磁極によりFG引
出し線素対にて発生するノイズは、最も近接したFG引
き回し線素対もしくはFG引出し線素対同士とで互いに
キャンセルされる。従って、FGコイルとFG磁極とを
駆動用磁極よりも内周側に設けても、高精度のFG信号
を得ることが可能になる。また駆動用磁極の外径寸法も
大きく採れるので、よりエネルギー積の低い磁石材料を
用いてもモータのトルク特性を確保することができ、モ
ータの低コスト化を図ることができるというという効果
がある。
ータによれば、FGコイルに直列接続された2本の導電
パターンを互いに近接して配設し一対となしたFG引き
回し線素対を、駆動用磁極の磁極数2Nに対してK対
(K<2N、かつKは奇数)設け、このFG引き回し線
素対と略同一形状を成すFG引出し線素対とを設け、最
も近接したFG引き回し線素対もしくはFG引出し線素
対同士とは、180/N*a(aは奇数)度だけ位相を
ずらして設定したことにより、駆動用磁極によりFG引
出し線素対にて発生するノイズは、最も近接したFG引
き回し線素対もしくはFG引出し線素対同士とで互いに
キャンセルされる。従って、FGコイルとFG磁極とを
駆動用磁極よりも内周側に設けても、高精度のFG信号
を得ることが可能になる。また駆動用磁極の外径寸法も
大きく採れるので、よりエネルギー積の低い磁石材料を
用いてもモータのトルク特性を確保することができ、モ
ータの低コスト化を図ることができるというという効果
がある。
【図1】第1の発明の第1の実施例におけるFG部の固
定子基板と回転子磁石の平面図
定子基板と回転子磁石の平面図
【図2】第1の発明の第2の実施例における周対向型モ
ータの斜視図
ータの斜視図
【図3】第2の発明の一実施例におけるFG部の固定子
基板と回転子磁石の平面図
基板と回転子磁石の平面図
【図4】第3の発明の一実施例におけるFG部の固定子
基板と回転子磁石の平面図
基板と回転子磁石の平面図
【図5】第4の発明の一実施例におけるFG部の固定子
基板と回転子磁石の平面図
基板と回転子磁石の平面図
【図6】第5の発明の一実施例におけるFG部の固定子
基板と回転子磁石の平面図
基板と回転子磁石の平面図
【図7】12極着磁の駆動用磁極と16極着磁のFG磁
極を有する回転子磁石の平面図
極を有する回転子磁石の平面図
【図8】12極着磁の駆動用磁極と16極着磁のFG磁
極を有する場合のFG部の固定子基板と回転子磁石の平
面図
極を有する場合のFG部の固定子基板と回転子磁石の平
面図
【図9】理想状態のFG信号波形図
【図10】FG発電線素に重畳した駆動用磁極によるノ
イズ成分がFG周期に影響を与えない時のFG信号波形
図
イズ成分がFG周期に影響を与えない時のFG信号波形
図
【図11】FG引出し線素対に重畳した駆動用磁極によ
るノイズ成分がFG周期に影響を与えない時のFG信号
波形図
るノイズ成分がFG周期に影響を与えない時のFG信号
波形図
【図12】FG引出し線素対に重畳したPG磁極による
ノイズ成分がFG周期に影響を与えない時のFG信号波
形図
ノイズ成分がFG周期に影響を与えない時のFG信号波
形図
【図13】PG磁極の磁束密度分布図
【図14】FG発電線素に重畳した駆動用磁極によるノ
イズ成分がFG周期を変動させた時のFG信号波形図
イズ成分がFG周期を変動させた時のFG信号波形図
【図15】FG引出し線素対に重畳した駆動用磁極によ
るノイズ成分がFG周期を変動させた時のFG信号波形
図
るノイズ成分がFG周期を変動させた時のFG信号波形
図
【図16】FG引出し線素対に重畳したPG磁極による
ノイズ成分がFG周期を変動させた時のFG信号波形図
ノイズ成分がFG周期を変動させた時のFG信号波形図
【図17】第1の従来例におけるFG部の固定子基板と
回転子磁石の平面図
回転子磁石の平面図
【図18】そのモータを用いた回転ヘッドドラムの横断
面図
面図
【図19】第2の従来例におけるFG部の固定子基板と
回転子磁石の平面図
回転子磁石の平面図
【図20】第3の従来例におけるFG部の固定子基板と
回転子磁石の平面図
回転子磁石の平面図
1 FGコイル 2 FG引出し線素対 3 FG出力端子 4 FG引き回し線素対 5 FG発電線素 6 回転子磁石 7 固定子基板 8 駆動用磁極 8a 駆動磁極境界 9 FG磁極 9a FG磁極境界 10 PG磁極 11 ステータ 12 軸 13 ロータヨーク 14 回転ドラム 15 固定ドラム 16 スラスト受け部材 17 ロータリートランス 18 メインコイル 19 固定ヨーク
Claims (5)
- 【請求項1】 軸と、 この軸を中心に回動自在に支承され、円周方向に2N
(Nは自然数)極の多極着磁をした円環状の第1の磁極
と、 前記軸を中心に、前記第1の磁極と一対的に回転するよ
う構成され、円周方向に2M(M≠N、Mは自然数)極
の多極着磁をした円環状の第2の磁極と、 この第2の磁極に対向配置した複数対の発電線素を有
し、前記第2の磁極の回転運動により、回転角速度に比
例した周波数の信号を発生する櫛歯状の発電コイルとを
具備し、 前記発電コイルの発電電圧が0になる回転位相におい
て、前記発電コイルの発電線素と前記第1の磁極の磁極
境界とが同一位相にならないように前記第1の磁極と前
記第2の磁極の相対位相を設定したことを特徴とするモ
ータ。 - 【請求項2】 軸と、 この軸を中心に回動自在に支承され、円周方向に2N
(Nは自然数)極の多極着磁をした第1の磁極と、 前記軸を中心に、前記第1の磁極と一対的に回転するよ
う構成され、円周方向に2M(M≠N、Mは自然数)極
に多極着磁した第2の磁極と、 この第2の磁極に対向配置した複数対の発電線素を有
し、前記第2の磁極の回転運動により、回転角速度に比
例した周波数の信号を発生する櫛歯状の発電コイルと、 この発電コイルに電気的に接続され、互いに近接して配
設した一対の引出し線素対と、 この一対の引出し線素対を介して前記発電コイルと電気
的に接続した一対の信号出力端子とを具備し、 前記発電コイルの発電電圧が0になる回転位相におい
て、前記一対の引出し線素対が前記第1の磁極の磁極境
界と同一位相にならない様にしたことを特徴とするモー
タ。 - 【請求項3】 軸と、 この軸を中心に回動自在に支承され、円周方向に多極着
磁をした円環状の多極磁極と、 この多極磁極と一対的に回転し、かつこの多極磁極上も
しくは多極磁極近傍に少なくとも1箇所設けた位置検出
用磁極と、 前記多極磁極に対向配置した複数対の発電線素を有し、
前記多極磁極の回転運動により、回転角速度に比例した
周波数の信号を発生する櫛歯状の発電コイルとを具備
し、 この発電コイルの発電電圧が0になる回転位相におい
て、前記位置検出用磁極の中心と回転中心とを結ぶ直線
が、前記発電コイルの発電線素と同一位相になることを
特徴とするモータ。 - 【請求項4】 軸と、 この軸を中心に回動自在に支承され、円周方向に多極着
磁をした円環状の多極磁極と、 この多極磁極と一対的に回転し、かつこの多極磁極上も
しくは多極磁極近傍に少なくとも1箇所設けた位置検出
用磁極と、 前記多極磁極に対向配置した複数対の発電線素を有し、
前記多極磁極の回転運動により、回転角速度に比例した
周波数の信号を発生する櫛歯状の発電コイルと、 この発電コイルに電気的に接続され、互いに近接して配
設した一対の引出し線素対と、 この一対の引出し線素対を介して前記発電コイルと電気
的に接続した一対の信号出力端子とを具備し、 前記発電コイルの発電電圧が0になる回転位相におい
て、前記位置検出用磁極の中心と回転中心とを結ぶ直線
が、前記一対の引出し線素対と同一位相となることを特
徴とするモータ。 - 【請求項5】 軸と、 この軸を中心に回動自在に支承され、円周方向に2N
(Nは自然数)極の多極着磁をした第1の磁極と、 前記軸を中心に、前記第1の磁極と一対的に回転するよ
う構成され、円周方向に2M(M≠N、但しMは自然
数)極に多極着磁した第2の磁極と、 この第2の磁極に対向配置した複数対の発電線素を有
し、前記第2二の磁極の回転運動により、回転角速度に
比例した周波数の信号を発生する櫛歯状の発電コイル
と、 この発電コイルに電気的に直列接続された2本の導電パ
ターンを互いに近接して配設して一対とした、K対(K
<2NかつKは奇数)の引き回し線素対と、 前記発電コイルに電気的に接続された2個の信号出力端
子と、 前記引き回し線素対と略同一形状をなし、この2個の信
号出力端子と前記発電コイルとを電気的に接続する一対
の引出し線素対とを具備し、 互いにそれぞれ最も近接した前記引き回し線素対もしく
は前記引出し線素対とは、180/N*a(aは奇数)
度だけ位相がずれていることを特徴とするモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6182247A JPH0847231A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6182247A JPH0847231A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0847231A true JPH0847231A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16114926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6182247A Pending JPH0847231A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | モータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0847231A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012120396A (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-21 | Minebea Motor Manufacturing Corp | ブラシレスモータ |
-
1994
- 1994-08-03 JP JP6182247A patent/JPH0847231A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012120396A (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-21 | Minebea Motor Manufacturing Corp | ブラシレスモータ |
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