JPH0847288A - ロータリーエンコーダ - Google Patents

ロータリーエンコーダ

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JPH0847288A
JPH0847288A JP6175721A JP17572194A JPH0847288A JP H0847288 A JPH0847288 A JP H0847288A JP 6175721 A JP6175721 A JP 6175721A JP 17572194 A JP17572194 A JP 17572194A JP H0847288 A JPH0847288 A JP H0847288A
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phase
signal
output
circuit
signals
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JP6175721A
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Katsutoshi Mibu
捷利 壬生
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Sony Magnescale Inc
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な回路構成のエンコーダでモータ制御用
の3相同期信号を電気的に作り出すこと。 【構成】 記録波長λ1,λ2を有する2つのトラック
信号によって夫々位相変調された第1及び第2の信号を
得て、第1の信号S1から位置パルスを発生し、第2の
信号S2を120°ずつ遅延して3相信号DS2,2D
S2,3DS2を作り、この3相信号と第1の信号S1
との位相の一致をとることによって3相信号相互間の位
相関係を保ったまま全体を進相又は遅相してモータの3
相同期制御信号を得るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ACサーボモータ用の
回転制御に用いて最適な、モータ駆動用3相信号に同期
した制御信号を備えたロータリーエンコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】工作機器あるいは産業機械等の位置制御
に用いられるACサーボモータの制御回路は、目標指令
位置と自らの位置を検出してその差異に応じたモータ駆
動用の3相信号(以下、3相モータ駆動信号と云う)を
制御するように構成されている。
【0003】従って、ACサーボモータに用いられる位
置検出用のロータリーエンコーダは、回転量に応じた位
置パルス出力の他に、上記モータ駆動信号用の3相同期
信号(以下、単に3相同期信号と云う)を出力するよう
に構成されている。
【0004】ところで、この3相同期信号のパルス数は
モータの極数に応じて決まり、この値はモータ1回転当
り2乃至4程度の値であり、1回転当りの位置パルス数
が500〜5,000程度の値をとるモータ又はエンコ
ーダに比べて非常に小さい。
【0005】また、このパルスはエンコーダの絶対回転
位置に対応する必要があるため、位置パルス生成用のト
ラックとは別個に構成する必要があった。以下の説明に
おいて、モータとエンコーダの回転数は同一と仮定し、
エンコーダの回転数として表わすことにする。
【0006】図7は従来の磁気式ロータリーエンコーダ
の一例を図示したものである。このエンコーダは、図示
のとおり、ドラムの円周面上に位置パルス生成用のトラ
ックが形成されていることに加えて、円形平面に3相同
期信号生成用のトラックが設けられている。これらのト
ラックはMRセンサ、ホールセンサ等を用いて読み取ら
れ、上記3相同期信号を出力するように構成されてい
る。
【0007】図8は上記2つのトラックとそれらの読み
取り回路を示したものである。3相同期信号トラック8
01は3つのホールセンサ802で読み取り、3相同期
検出回路803で検出して出力される。また、パルス信
号トラック804は2つのMRセンサ805を使って読
み取りパルス信号検出回路806で検出されて出力され
る。
【0008】上述のとおり3相同期信号のパルス数はモ
ータ1回転当り2乃至4程度であるから3相信号トラッ
クの記録ピッチは大きくなっている。それに対して、位
置パルスの数はモータ1回転当り500〜5,000程
度で非常に大きく、従ってパルス信号トラック804の
記録ピッチは非常に小さくなっている。
【0009】このように、出力パルス数、従って記録波
長の大きく異なる2つのトラックが図7に示すように同
一のドラムに形成され、これを3相モータに取り付け、
3相モータ駆動信号と3相同期信号との位相が一致する
ように調整している。
【0010】図8において、ホールセンサ802は、3
相同期信号用トラック801に対して、互いに120°
の位相差を持つ3相信号が得られるように空間的に正確
に配置される必要がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のロータリーエン
コーダは上述の構成を有しているため、単に3相同期信
号の生成用に必要な直接的な部品に加え、エンコーダと
モータとの結合の際に必要になる3相モータ駆動信号と
3相同期信号との位相調整機構実現の為の部品点数の増
大や製造上の工程数の増大を招いていた。
【0012】また、上記3相信号の出力は、ホールセン
サと3相同期信号用トラックとの物理的な配置によって
決定されるため、組立て上のバラツキ等により、3相同
期信号の位相のバラツキ、デューティファクタのずれ、
更にはフラッタの増大等の3相同期信号の品位の低下に
つながり、製造上の歩留り低下の原因にもなっていた。
【0013】本発明は、上述の従来のエンコーダが有す
る欠点を克服して、3相同期信号の3相の位相関係を無
調整で所望の値に設定でき、3相同期信号を生成するた
めに必要なセンサの数が少なくてすみ、センサの取付状
態や組立のバラツキに起因する3相同期信号の品位の低
下のない安定したエンコーダを提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明によれば、記録波長の異なる2つの信号ト
ラックと、夫々のトラックの信号を位相変調信号に変換
して取り出す第1及び第2の位相検出回路と、第1又は
第2の位相検出回路の出力に接続され、回転体の回転量
に応じたA/B相出力又はアップダウン出力パルスを生
成する内挿回路と、第2の位相検出回路の出力に接続さ
れ、該位相検出回路から供給される信号を120度ずつ
位相遅延して3相信号を生成する遅延回路と、該遅延回
路の出力に接続され、該遅延回路から供給される3相信
号と上記第1の位相検出回路から供給される位置パルス
の位相の一致を検出してモータ駆動用の3相同期制御信
号を出力する位相比較回路と、を備えたロータリーエン
コーダを提供する。
【0015】本発明のロータリーエンコーダは、前記2
つのトラック信号の記録波長をλ1,λ2とし、エンコ
ーダ1回転当りの位置パルス数をP、モータ駆動用3相
信号のパルス数をRとしたとき、前記トラック信号の記
録波長λ1,λ2がλ1・P=λ2・(P+R)の関係
を満たすように選ぶのが好ましい。また、本発明のロー
タリーエンコーダは前記第1の位相検出回路101の出
力と前記内挿回路104の入力の間に可変遅延回路10
3を設け、その可変遅延回路の出力DS1を前記位相比
較回路の入力として、前記3相信号との位相の一致を検
出するように構成することもできる。このように構成し
た場合には、前記可変遅延回路の遅延量を変えることに
よって、3相信号の各々の位相関係を保持したまま前記
モータの3相同期制御信号の出力される位置をロータリ
ーエンコーダの回転位置に対して電気的に可変すること
ができる。
【0016】
【作用】本発明のロータリーエンコーダはスケール上の
1つのトラックを読み取って得た位相変調信号の位相を
120゜及び240°遅延して3相同期信号を作ってい
るので、位相を調整する必要がない。
【0017】3相同期信号を生成するための検出器とし
ては第2の位相検出回路が1つだけでよく、センサを3
ヵ所に取り付ける構造に比べて、センサの取付状態、組
立てのバラツキ状態がなく、それに起因する3相同期信
号の品位の低下がなくなる。
【0018】エンコーダをモータに取り付けるとき、モ
ータの3相同期制御信号がエンコーダから正確に得られ
るようにするため従来は機械的に位置合わせを行ってい
たが、本発明によるエンコーダは、位相比較回路におい
て遅延回路で作られた3相同期信号を可変遅延回路の出
力(位置信号)に同期させて全体を進ませたり遅らせた
りすることができるので電気的に簡単に位置合わせがで
きる。
【0019】
【実施例】次に図面を参照して本発明のエンコーダの一
例について説明する。図1は、本発明の基本原理を説明
する為の構成例を示したものである。
【0020】同図において、101及び102は第1及
び第2の位相検出回路であって、全く同一の回路で構成
されている。位相検出回路101からの出力信号S1は
可変遅延回路103に供給され、ここでS1信号の位相
を調整できるようになっている。なお、可変遅延回路1
03は必須の回路要素ではなく、これを省略して、位相
検出回路101の出力を直接内挿回路104及び位相比
較回路106に供給するようにすることもできる。更
に、内挿回路104の入力として位相検出回路102の
出力を供給することもできる。
【0021】この可変遅延回路103の出力は内挿回路
104に供給され、ここで内挿処理が行われた後その出
力にA/B相出力又はアップダウン出力を出す。他方、
位相検出回路102の出力S2は遅延回路105に供給
され、ここで120度ずつ位相のずれた3つの信号DS
2,2DS2,3DS2を作って位相比較回路106に
供給する。
【0022】位相比較回路106は例えばD型フリップ
フロップ等により構成する事ができ、この回路からは1
周期に4パルスで各々位相が120°ずつずれた3相信
号、即ちU相信号、V相信号及びW相信号が得られる。
この信号は3相同期信号そのものである。
【0023】図2は位相検出回路の一例を示したもの
で、図1の位相検出回路101に相当するものである。
同図において、201はスケールでトラック1を表わし
ている。このトラック1には波長λ1の信号が記録され
ている。
【0024】202及び203は第1及び第2のヘッド
で例えば磁気変調式磁束応答型ヘッドやMRセンサ等が
用いられる。これらのヘッド202及び203はディジ
タル信号、EX信号をローパスフィルタ210で正弦波
に変換した後、励磁アンプ209で増幅された周波数f
の正弦波信号で励磁されている。
【0025】従って、磁気ヘッド202及び203から
はスケール信号によって変調された、キャリア周波数f
の平衡変調信号が得られ、各々、前置アンプ204及び
205に導かれ、適当な出力レベルに増幅される。
【0026】前置アンプ204の出力は直接加算アンプ
206に供給され、前置アンプ205の出力は90°移
相器207を介してキャリア周波数の位相を90°シフ
トした後、加算アンプ206に供給される。従って加算
アンプ206からは周波数fの正弦波状の位相変調信号
が得られ、この位相変調信号が波形整形回路208に導
かれ、そこでディジタル信号に変換されて位相変調信号
S1を出力する。
【0027】再び図1を参照すると、位相検出回路10
1の出力には上記説明のとおりにして信号S1が出力さ
れる。同様にして位相検出回路102の出力には信号S
2が出力される。
【0028】信号S1及びS2についてその基本波のみ
を示すと次のようになる。 S1=E1・sin{ωt+(2πx/λ1)}‥‥(1) S2=E2・sin{ωt+(2πx/λ2)}‥‥(2) 但し、ω=2πf,xは波長λ1内における移動量(円
周上の移動量)である。
【0029】本発明のロータリーエンコーダは、これら
2つの信号S1及びS2の関係を利用して3相同期信号
を得るようにしたものである。即ち、本発明によれば、
従来のエンコーダのように、3相同期信号生成用の低周
波数のトラックを設ける変わりに周波数(記録波長)が
接近した2つのトラックを設け、ほぼ同一の2つの位相
検出回路を使って夫々のトラックによって位相変調され
た信号S1及びS2を得て、それらの信号の位相関係か
らモータの3相同期制御信号を得るようにしている。
【0030】次に本発明において、3相同期制御信号が
得られる理由を説明する。ロータリーエンコーダが1回
転する間に出力される位置パルスの数をPとし、1回転
当りの3相信号の数をRとし、トラック1の記録波長を
λ1とし、トラック2の記録波長をλ2として、 λ1・P=λ2(P+R)‥‥(3) P/R=m ‥‥(4) 但し、mは正の整数 となる関係にλ1とλ2を選んでおくと、S1信号とS
2信号は1回転当りR回位相が一致する。
【0031】例えばP=1000,R=4とすると λ1×1000=λ2×(1000+4) 従って250λ1=251λ2となるから図5に示すよ
うに、1/4回転したところでトラック1の250番目
のパルスとトラック2の251番目のパルスが一致す
る。
【0032】同様にして、2/4回転した位置でトラッ
ク1は500番目のパルスを出し、トラック2は502
番目のパルスを出してそれらが一致する。3/4回転位
置でもトラック1とトラック2の750番目と753番
目のパルスが一致し、4/4回転位置ではトラック1の
1000番目パルスとトラック2の1004番目パルス
が一致する。
【0033】再び図1に戻ると、位相検出回路101の
出力に現われるS1信号は可変遅延回路103に供給さ
れ、そこでS1信号の位相を調整できるようになってい
る。位相調整されたS1信号DS1は内挿回路104に
供給され、そこでクロックパルスCK信号(周波数N
f)を使って内挿した分解能の高いA/B相信号を出力
する。また、上記可変遅延回路103の出力は位相比較
回路106にも供給される。
【0034】他方、位相検出回路102の出力S2は遅
延回路105に供給され、そこでS2信号の位相を12
0°ずつずらして、信号DS2,2DS2,3DS2を
作って位相比較回路106に供給する。
【0035】一般に位相検出回路102から供給される
位相変調信号はS2=E・sin{ωt+(2πx/
λ)}で表わせる。ここでモータが一定速度vで回転し
ているとき、xの値はx=vtで表わせるので上記の式
はS2=E・sin{ωt+(2πvt/λ)}とな
る。従ってv/λ=Δfとおくと、前述したとおりω=
2πfであるから、S2=E・sin2π(f+Δf)
tとなる。
【0036】今、Δf=0即ちv=0とすると、これは
静止時を表わしており、この静止時に上述の各々120
°の位相差を持つ信号DS2,2DS2及び3DS2を
作る。
【0037】3相信号DS2,2DS2及び3DS2の
位相差をこのようにして定めた場合、モータが高速回転
している時の位相はこの値からずれた値になる。このず
れの値はACサーボモータ用制御装置の性能によって決
まり、Δf/fで表わすことができる。
【0038】即ち、Δf/fは高速回転時における3相
信号の位相ずれの許容値を表わしており通常0.1〜
0.2以下に選ぶのが好ましい。例えばMRヘッドを使
用した場合、f=500kHzとすると、周期TはT=
1/fであるからT=2μsとなる。従って遅延量は2
(μs)×120°/360°=0.67(μs)にな
る。
【0039】Δfの値は、上述のΔf/fが0.1〜
0.2以下と云う条件から500(kHz)×0.1=
50(kHz),500(kHz)×0.2=100
(kHz)となり、50〜100kHzに選ぶのが好ま
しい。上述の例においてはf=500kHzとしたがf
の値は100kHz〜1MHzの範囲に選ぶのが好まし
い。但し、それ以外でも同様に使用可能である。
【0040】位相比較回路106は、例えばD型フリッ
プフロップ等により構成することができ、この回路は1
周期にRパルス(上述の例では4パルス)で各々位相が
120°ずつずれた3相の信号、即ちU相信号、V相信
号及びW相信号を出力する。
【0041】図6は位相比較回路106の一構成例で6
01〜603はD型フリップフロップ回路を示してい
る。フリップフロップ601のD入力にはDS2信号が
供給され、クロック端子CKに供給されるDS1に同期
して取り込まれる。
【0042】同フリップフロップ601の出力QにはU
相信号が出力される。同様にしてフリップフロップ60
2のD入力にはDS2信号より120°位相の遅れた2
DS2信号が供給され、クロック端子CKに供給される
DS1信号に同期して同フリップフロップに取り込まれ
る。同フリップフロップの出力端子QにはV相信号が出
力される。同様にしてDフリップフロップの入力にはD
S2信号よりも240°遅延した3DS2信号が入力し
出力にはW相信号が出力される。
【0043】図3は、上記DS1信号、DS2,2DS
2及び3DS2信号、U相、V相、W相信号の関係を示
す波形図である。同図において、DS2信号は時刻t1
よりも前ではDS1信号の立ち上がり時点で論理“0”
になっているので図6のフリップフロップ601の出力
Uは図3に示すとおり論理“0”(オフ)の状態にあ
る。しかし時刻t1以降ではDS1信号の立ち上がり時
に論理“1”(オン)になっているのでU相信号はt1
以後はオンになっている。
【0044】同様にして、2DS2信号は時刻t2前で
はDS1信号の立ち上がり点で常に論理“0”(オフ)
になっているが時刻t2以後ではDS1信号の立ち上が
り点で論理“1”(オン)になっているのでV相信号は
この点でオフからオンに変わる。
【0045】3DS2信号についても同様に時刻t3よ
りも前ではDS1信号の立ち上がり時にオフであるが時
刻t3以後ではオンであるから、この時点でW相信号は
オフからオンに変わる。
【0046】U相、V相及びW相信号がオンからオフに
変わる点は、夫々に対応するDS2信号,2DS2信号
及び3DS2信号がDS1信号の立ち上がりでオフとな
っている点に到来したときである。
【0047】なお、上述の説明でDS1信号と3相信号
(DS2,2DS2,3DS2)の位相が一致する等の
表現を用いて説明してきたが、3相信号DS2,2DS
2,3DS2はDS1の立ち上がり時に確定している必
要があるので、例えばt1の点をみるとわかるように、
DS1とDS2は若干位相がずれているが説明の無用な
混乱を避けるため「一致」と云う用語を使っている。
【0048】このようにして作られたU相、V相及びW
相信号が図4に示してある。同図に示すとおりU相信
号、V相信号及びW相信号はそれぞれ120度の位相差
でオン・オフし、モータ1回転当りR回、上述の例では
4回、オン・オフする。
【0049】なお、位相比較回路は、上述のディジタル
信号回路の他に、DS1,DS2,2DS2及び3DS
2信号がアナログ信号の場合にも次のようにして容易に
実現できる。
【0050】即ち、例えばDS1信号をsinA,DS
2信号をsinBとして、この2つの信号を乗算器で乗
算するとsinA・sinB={cos(A−B)−c
os(A+B)}/2となるので、この積信号をローパ
スフィルタに通して高域成分cos(A+B)を除去す
れば、低域成分cos(A−B)が得られる。但し振巾
は省略してある。この信号はsinAとsinBの位相
差を表わす信号であり、位相が一致しているときはA=
Bで出力はcos0°=1となる。同様にして、DS1
と他の信号2DS2,3DS2についても乗算器とロー
パスフィルタを使って位相比較器を形成することにより
上述のディジタル信号に対するのと同様の位相比較回路
を構成することができる。
【0051】上述の説明から明らかなとおり、3相信号
の各相の信号はDS1信号に同期してオン・オフしてい
るので、DS1信号の位相を調整することによって3相
信号は互いに120°の位相差を保ったまま全体的に位
相を進めたり遅らせたりすることができる。
【0052】このように3相同期信号の位相を電気的に
簡単に調整できることにより、従来のエンコーダのよう
にモータに取り付ける際に特別な位相調整機構を必要と
することはなく、モータが要求する3相同期信号をエン
コーダ出力から容易に作ることができる。
【0053】以上、本発明の1実施例として磁気スケー
ルの場合について説明したが、本発明はこれに限定され
るものではない。例えば光学式スケール等の場合にも応
用できることは勿論のことである。
【0054】
【発明の効果】本発明のロータリーエンコーダは上述の
構成を備えているので、3相同期信号U相、V相及びW
相信号間の位相関係を無調整で所望の値即ち120°ず
つ遅延した値に設定することができる。
【0055】また、3相同期信号を生成する為に必要な
センサが1個ですみ、センサの取付け状態あるいは、組
立ての際のバラツキに起因する3相同期信号の品位の低
下、例えば、3相信号間の位相のずれがなく、各パルス
のデューティファクタが安定し、回転に伴うフラッタが
極めて少ない。また、このエンコーダとモータとを組合
わせる場合、3相同期信号と3相モータ駆動信号の位相
を電気的に調整できるので、調整用の高価な機構が不要
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンコーダの一例のブロック図であ
る。
【図2】本発明のエンコーダに用いる位相検出回路の一
例のブロック図である。
【図3】図1のエンコーダの動作の一部を示すタイムチ
ャートである。
【図4】モータ1回転当りのU,V,W相信号の様子を
示すタイムチャートである。
【図5】スケール上のトラック1とトラック2の関係を
示す線図である。
【図6】位相比較回路の一例を示す回路図である。
【図7】ドラム上に記録される3相同期信号トラックと
パルス信号トラックの一例を示す模式図である。
【図8】従来のエンコーダの一例のブロック図である。
【符号の説明】
101 第1の位相検出回路 102 第2の位相検出回路 103 可変遅延回路 104 内挿回路 105 遅延回路 106 位相比較回路 107 スケール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録波長の異なる2つの信号トラック
    と、 夫々のトラックの信号を位相変調信号に変換して取り出
    す第1及び第2の位相検出回路と、 第1又は第2の位相検出回路の出力に接続され、回転体
    の回転量に応じたA/B相出力又はアップダウン出力パ
    ルスを生成する内挿回路と、 第2の位相検出回路の出力に接続され、該位相検出回路
    から供給される信号を120°ずつ位相遅延して3相信
    号を生成する遅延回路と、 該遅延回路の出力に接続され、該遅延回路から供給され
    る3相信号と上記第1の位相検出回路から供給される位
    置パルスの位相の一致を検出してモータ駆動用の3相同
    期制御信号を出力する位相比較回路と、 を備えたロータリーエンコーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したロータリーエンコー
    ダにおいて、前記2つのトラック信号の記録波長をλ
    1,λ2とし、エンコーダ1回転当たりの位置パルス数
    をP、モータ駆動用3相信号のパルス数をRとしたと
    き、前記トラック信号の記録波長λ1,λ2がλ1・P
    =λ2・(P+R)の関係を満たすように選ばれている
    ことを特徴とするロータリーエンコーダ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載したロータリーエンコー
    ダにおいて、前記第1の位相検出回路の出力と前記内挿
    回路の入力の間に可変遅延回路を設け、該可変遅延回路
    の出力を前記移相比較回路に供給して前記3相信号との
    位相の一致を検出するようにしたロータリーエンコー
    ダ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載したロータリーエンコー
    ダにおいて、前記可変遅延回路の遅延量を可変すること
    により、3相信号の各々の位相関係を保持したまま、該
    3相同期制御信号の出力される位置をロータリーエンコ
    ーダの回転位置に対して電気的に可変できるようにした
    ことを特徴とするロータリーエンコーダ。
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JP6175721A Pending JPH0847288A (ja) 1994-07-27 1994-07-27 ロータリーエンコーダ

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JP (1) JPH0847288A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011080841A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Jtekt Corp 回転角検出装置及び電動パワーステアリング装置

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JP2011080841A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Jtekt Corp 回転角検出装置及び電動パワーステアリング装置

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