JPH0847621A - 一酸化炭素の除去装置 - Google Patents
一酸化炭素の除去装置Info
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- JPH0847621A JPH0847621A JP6204325A JP20432594A JPH0847621A JP H0847621 A JPH0847621 A JP H0847621A JP 6204325 A JP6204325 A JP 6204325A JP 20432594 A JP20432594 A JP 20432594A JP H0847621 A JPH0847621 A JP H0847621A
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- carbon monoxide
- oxidation reactor
- gas
- oxidation
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 触媒による一酸化炭素の酸化反応の効率を高
めて一酸化炭素の除去効率を向上させる。 【構成】 CO除去装置16は、第1〜第3の三つの酸
化反応器を改質ガス管路36に直列に備える。各酸化反
応器を改質ガスが酸素と共に通過する間に、各酸化反応
器中の触媒によりCOを酸化除去する。それぞれの酸化
反応器には、第1酸化反応器30上流のCO濃度センサ
のCO検出濃度により決定された導入空気総量Lを三分
割した量(L/3)の空気が各分岐管から導入される。
更に、第2,第3の酸化反応器にあっては、その上流の
CO濃度センサのCO検出濃度により空気量が増減補正
される。よって、各酸化反応器における触媒は、COを
含有する改質ガスとCO濃度に応じた流量の空気(酸
素)とが混在した状態に同時におかれることになり、各
酸化反応器でほぼ同時にCOの酸化反応が進行する。
めて一酸化炭素の除去効率を向上させる。 【構成】 CO除去装置16は、第1〜第3の三つの酸
化反応器を改質ガス管路36に直列に備える。各酸化反
応器を改質ガスが酸素と共に通過する間に、各酸化反応
器中の触媒によりCOを酸化除去する。それぞれの酸化
反応器には、第1酸化反応器30上流のCO濃度センサ
のCO検出濃度により決定された導入空気総量Lを三分
割した量(L/3)の空気が各分岐管から導入される。
更に、第2,第3の酸化反応器にあっては、その上流の
CO濃度センサのCO検出濃度により空気量が増減補正
される。よって、各酸化反応器における触媒は、COを
含有する改質ガスとCO濃度に応じた流量の空気(酸
素)とが混在した状態に同時におかれることになり、各
酸化反応器でほぼ同時にCOの酸化反応が進行する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一酸化炭素を含有する
ガスから該一酸化炭素を酸化除去する除去装置に関す
る。
ガスから該一酸化炭素を酸化除去する除去装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年になって、環境保全の観点からガソ
リンや軽油の燃焼エネルギを用いたエンジンの代替えが
求められており、車両等の駆動エネルギを燃料電池から
得ることが実用化されている。この燃料電池では、燃料
ガスとして水素リッチガスと酸素リッチガスを必要とす
る。そして、メタノール等の炭化水素化合物を水蒸気改
質して生成されたいわゆる改質ガスが一般的に水素リッ
チガスとして用いられ、酸素リッチガスとしては入手の
容易な空気が一般的に用いられている。
リンや軽油の燃焼エネルギを用いたエンジンの代替えが
求められており、車両等の駆動エネルギを燃料電池から
得ることが実用化されている。この燃料電池では、燃料
ガスとして水素リッチガスと酸素リッチガスを必要とす
る。そして、メタノール等の炭化水素化合物を水蒸気改
質して生成されたいわゆる改質ガスが一般的に水素リッ
チガスとして用いられ、酸素リッチガスとしては入手の
容易な空気が一般的に用いられている。
【0003】炭化水素化合物、例えばメタノールの水蒸
気改質反応では、その反応の過程で中間生成物として一
酸化炭素が生成されることがよく知られている。この一
酸化炭素は燃料電池における電極の触媒を被毒して電池
性能の低下をもたらすので、一酸化炭素を燃料電池に水
素ガスと共に導入しないよう種々の技術が提案されてい
る。
気改質反応では、その反応の過程で中間生成物として一
酸化炭素が生成されることがよく知られている。この一
酸化炭素は燃料電池における電極の触媒を被毒して電池
性能の低下をもたらすので、一酸化炭素を燃料電池に水
素ガスと共に導入しないよう種々の技術が提案されてい
る。
【0004】まず、一酸化炭素の生成源である水蒸気改
質器では、改質反応の反応温度や水蒸気比を制御して、
生成する一酸化炭素量を低減することが通常行なわれて
いる。また、水素リッチガス(改質ガス)の供給系にお
いては、特開平5−201702に提案されているよう
に、改質ガス中の一酸化炭素をルテニウム,ロジウム等
の特定の触媒で酸化して二酸化炭素とし、改質ガスから
一酸化炭素を除去することが行なわれている。
質器では、改質反応の反応温度や水蒸気比を制御して、
生成する一酸化炭素量を低減することが通常行なわれて
いる。また、水素リッチガス(改質ガス)の供給系にお
いては、特開平5−201702に提案されているよう
に、改質ガス中の一酸化炭素をルテニウム,ロジウム等
の特定の触媒で酸化して二酸化炭素とし、改質ガスから
一酸化炭素を除去することが行なわれている。
【0005】この場合、触媒は細長の鋼管容器(反応容
器)に収納されており、この反応容器にその長手方向に
沿って、改質ガスを空気と共に導入するよう構成されて
いる。そして、この改質ガスが反応容器を通過する間
に、改質ガス中の一酸化炭素が触媒により酸化除去され
ている。
器)に収納されており、この反応容器にその長手方向に
沿って、改質ガスを空気と共に導入するよう構成されて
いる。そして、この改質ガスが反応容器を通過する間
に、改質ガス中の一酸化炭素が触媒により酸化除去され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の一酸化炭素の除去装置では、次のような問題点
が未解決のまま残されている。
た従来の一酸化炭素の除去装置では、次のような問題点
が未解決のまま残されている。
【0007】反応容器のガス入り口側では、改質ガスと
空気とが混合して流入するため、空気中の酸素と改質ガ
ス中の一酸化炭素との触媒による酸化反応が急激に進行
する。この際、改質ガスの水素は、その一部が触媒によ
り空気中の酸素と反応(酸化反応)して消費され、水が
生成される。その一方、反応容器のガス出口側では、入
り口側での酸化反応により酸素が消費されて酸素不足が
起きると共に、酸化対象である一酸化炭素も減少する。
このため、ガス出口側ほど一酸化炭素の酸化反応は進行
しない。もっとも、触媒による反応の性質から、酸素不
足の事態の方が一酸化炭素の減少の事態より酸化反応の
進行の妨げへの影響が大きい。
空気とが混合して流入するため、空気中の酸素と改質ガ
ス中の一酸化炭素との触媒による酸化反応が急激に進行
する。この際、改質ガスの水素は、その一部が触媒によ
り空気中の酸素と反応(酸化反応)して消費され、水が
生成される。その一方、反応容器のガス出口側では、入
り口側での酸化反応により酸素が消費されて酸素不足が
起きると共に、酸化対象である一酸化炭素も減少する。
このため、ガス出口側ほど一酸化炭素の酸化反応は進行
しない。もっとも、触媒による反応の性質から、酸素不
足の事態の方が一酸化炭素の減少の事態より酸化反応の
進行の妨げへの影響が大きい。
【0008】ところで、触媒による一酸化炭素の酸化反
応は発熱反応であり酸化反応の進行に伴い発熱量も増加
するので、発熱量は反応容器のガス入り口側ほど多くガ
ス出口側では少ない。このため、反応容器内の温度は反
応容器の長手方向、換言すれば改質ガスの流れ方向に沿
って一律ではなくなり、これに応じて反応容器内の触媒
の温度もばらつくことになる。よって、反応に関与する
触媒を反応容器の長手方向(ガスの流れ方向)に亘って
適切な温度下に置くことができなくなり、酸化反応の効
率低下を来して一酸化炭素を効率よく除去できない虞が
あった。具体的な触媒を例に採り説明すると、白金触媒
(Pt触媒)を用いた場合には、その一酸化炭素酸化最
適温度は120〜140℃であるが、反応容器のガス入
り口側でこの範囲の温度を大きく越え、出口側では下回
ってしまう。
応は発熱反応であり酸化反応の進行に伴い発熱量も増加
するので、発熱量は反応容器のガス入り口側ほど多くガ
ス出口側では少ない。このため、反応容器内の温度は反
応容器の長手方向、換言すれば改質ガスの流れ方向に沿
って一律ではなくなり、これに応じて反応容器内の触媒
の温度もばらつくことになる。よって、反応に関与する
触媒を反応容器の長手方向(ガスの流れ方向)に亘って
適切な温度下に置くことができなくなり、酸化反応の効
率低下を来して一酸化炭素を効率よく除去できない虞が
あった。具体的な触媒を例に採り説明すると、白金触媒
(Pt触媒)を用いた場合には、その一酸化炭素酸化最
適温度は120〜140℃であるが、反応容器のガス入
り口側でこの範囲の温度を大きく越え、出口側では下回
ってしまう。
【0009】もっとも、加熱機器や冷却機器を用いて反
応容器内温度が反応容器の長手方向に沿って一律になる
よう温度制御する構成を採ることもできるが、次のよう
な理由から実益がない。つまり、反応容器のガス出口側
を加熱制御しても、ガス入り口側では依然として活発に
酸素が消費されるので、ガス出口側での酸素不足と一酸
化炭素の減少の事態が解消されるわけではない。よっ
て、ガス出口側における一酸化炭素の酸化反応は、温度
制御の有無に拘らず活発には進行せず、酸化反応の効率
向上を図ることはできない。また、ガス出口側の加熱に
加えてガス入り口側の冷却を行なう場合には、ガス入り
口側での触媒による反応をある程度抑制してガス出口側
での酸素不足等の事態をやや改善できる。しかし、加熱
と冷却とを同時制御するため、温度調整に用いるエネル
ギ損失が大きくなり実用的ではない。
応容器内温度が反応容器の長手方向に沿って一律になる
よう温度制御する構成を採ることもできるが、次のよう
な理由から実益がない。つまり、反応容器のガス出口側
を加熱制御しても、ガス入り口側では依然として活発に
酸素が消費されるので、ガス出口側での酸素不足と一酸
化炭素の減少の事態が解消されるわけではない。よっ
て、ガス出口側における一酸化炭素の酸化反応は、温度
制御の有無に拘らず活発には進行せず、酸化反応の効率
向上を図ることはできない。また、ガス出口側の加熱に
加えてガス入り口側の冷却を行なう場合には、ガス入り
口側での触媒による反応をある程度抑制してガス出口側
での酸素不足等の事態をやや改善できる。しかし、加熱
と冷却とを同時制御するため、温度調整に用いるエネル
ギ損失が大きくなり実用的ではない。
【0010】また、ガス出口側にも酸素が行き届くよう
に多量の酸素を供給する構成を採ることもできるが、次
のような理由からやはり実益がない。つまり、酸素供給
量が過多になれば、触媒を介した酸素との反応がより進
行するため、改質ガス中の水素消費量と水の生成量も増
大する。よって、改質ガス中の水素量の減少を招くこと
になり好ましくない。
に多量の酸素を供給する構成を採ることもできるが、次
のような理由からやはり実益がない。つまり、酸素供給
量が過多になれば、触媒を介した酸素との反応がより進
行するため、改質ガス中の水素消費量と水の生成量も増
大する。よって、改質ガス中の水素量の減少を招くこと
になり好ましくない。
【0011】本発明は、上記問題点を解決するためにな
され、触媒による一酸化炭素の酸化反応の効率を高めて
一酸化炭素の除去効率を向上させることを目的とする。
され、触媒による一酸化炭素の酸化反応の効率を高めて
一酸化炭素の除去効率を向上させることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1記載の一酸化炭素の除去装置で採用した手
段は、一酸化炭素を含有するガスから該一酸化炭素を酸
化除去する除去装置であって、酸素存在下で一酸化炭素
の酸化反応に関与する触媒を収納した触媒収納体を、該
触媒の収納部を前記ガスが通過するようにガス通過管路
に設け、前記ガスの流れに沿った複数の箇所から、前記
触媒収納体の前記触媒の収納部に酸素を導入する酸素導
入手段を備えることをその要旨とする。
めに請求項1記載の一酸化炭素の除去装置で採用した手
段は、一酸化炭素を含有するガスから該一酸化炭素を酸
化除去する除去装置であって、酸素存在下で一酸化炭素
の酸化反応に関与する触媒を収納した触媒収納体を、該
触媒の収納部を前記ガスが通過するようにガス通過管路
に設け、前記ガスの流れに沿った複数の箇所から、前記
触媒収納体の前記触媒の収納部に酸素を導入する酸素導
入手段を備えることをその要旨とする。
【0013】また、請求項2記載の一酸化炭素の除去装
置で採用した手段は、一酸化炭素を含有するガスから該
一酸化炭素を酸化除去する除去装置であって、酸素存在
下で一酸化炭素の酸化反応に関与する触媒を収納した触
媒収納体を、該触媒の収納部を前記ガスが通過するよう
にガス通過管路に設け、前記触媒収納体の上流側で前記
ガス通過管路に酸素を導入する酸素導入手段を備え、前
記触媒収納体は、前記ガスの流れの下流側に対する上流
側の単位体積当たりの触媒量が少なくなるように前記触
媒を収納していることをその要旨とする。
置で採用した手段は、一酸化炭素を含有するガスから該
一酸化炭素を酸化除去する除去装置であって、酸素存在
下で一酸化炭素の酸化反応に関与する触媒を収納した触
媒収納体を、該触媒の収納部を前記ガスが通過するよう
にガス通過管路に設け、前記触媒収納体の上流側で前記
ガス通過管路に酸素を導入する酸素導入手段を備え、前
記触媒収納体は、前記ガスの流れの下流側に対する上流
側の単位体積当たりの触媒量が少なくなるように前記触
媒を収納していることをその要旨とする。
【0014】
【作用】上記構成を有する請求項1記載の一酸化炭素の
除去装置では、酸素導入手段によりガスの流れに沿った
複数の箇所から触媒収納体の触媒の収納部に酸素が導入
される。よって、酸素導入箇所のそれぞれの箇所におい
ては、一酸化炭素と酸素との混在が同時に発現すると共
に、酸素不足の事態を起こさない。このため、酸素導入
箇所のそれぞれの箇所において、触媒により一酸化炭素
の酸化反応がほぼ同時に進行する。よって、酸化反応の
進行に伴う発熱量もガスの流れに沿った複数の箇所でほ
ぼ同時に増加するので、収納された触媒のガスの流れ方
向に亘る温度分布のばらつきを抑制し、触媒をガスの流
れ方向に亘って適切な温度下に置くことが可能となる。
除去装置では、酸素導入手段によりガスの流れに沿った
複数の箇所から触媒収納体の触媒の収納部に酸素が導入
される。よって、酸素導入箇所のそれぞれの箇所におい
ては、一酸化炭素と酸素との混在が同時に発現すると共
に、酸素不足の事態を起こさない。このため、酸素導入
箇所のそれぞれの箇所において、触媒により一酸化炭素
の酸化反応がほぼ同時に進行する。よって、酸化反応の
進行に伴う発熱量もガスの流れに沿った複数の箇所でほ
ぼ同時に増加するので、収納された触媒のガスの流れ方
向に亘る温度分布のばらつきを抑制し、触媒をガスの流
れ方向に亘って適切な温度下に置くことが可能となる。
【0015】また、請求項2記載の一酸化炭素の除去装
置では、酸素導入手段により触媒収納体の上流側でガス
通過管路に酸素を導入して、触媒収納体の触媒をガスの
流れの上流側で一酸化炭素と酸素との混在状態におく。
しかし、触媒収納体の収納する単位体積当たりの触媒量
は、ガスの流れの上流側で少ないので、触媒による一酸
化炭素の酸化反応の急激な進行は上流側では抑制され
る。これにより、上流側では、酸化反応に伴う発熱と酸
素の消費を抑制する。そして、上流側では酸素消費が抑
制されるので、下流側には比較的多くの酸素を混在させ
酸素不足を招かない。しかも、この下流側では、触媒収
納体の収納する単位体積当たりの触媒量が多いことか
ら、酸素不足ではないことと相俟って、触媒による一酸
化炭素の酸化反応の進行を阻害しない。このため、触媒
による一酸化炭素の酸化反応を、触媒収納体におけるガ
スの流れに沿ってほぼ一律に進行させることが可能とな
る。この結果、収納された触媒のガスの流れ方向に亘る
温度分布のばらつきを抑制し、触媒をガスの流れ方向に
亘って適切な温度下に置くことが可能となる。
置では、酸素導入手段により触媒収納体の上流側でガス
通過管路に酸素を導入して、触媒収納体の触媒をガスの
流れの上流側で一酸化炭素と酸素との混在状態におく。
しかし、触媒収納体の収納する単位体積当たりの触媒量
は、ガスの流れの上流側で少ないので、触媒による一酸
化炭素の酸化反応の急激な進行は上流側では抑制され
る。これにより、上流側では、酸化反応に伴う発熱と酸
素の消費を抑制する。そして、上流側では酸素消費が抑
制されるので、下流側には比較的多くの酸素を混在させ
酸素不足を招かない。しかも、この下流側では、触媒収
納体の収納する単位体積当たりの触媒量が多いことか
ら、酸素不足ではないことと相俟って、触媒による一酸
化炭素の酸化反応の進行を阻害しない。このため、触媒
による一酸化炭素の酸化反応を、触媒収納体におけるガ
スの流れに沿ってほぼ一律に進行させることが可能とな
る。この結果、収納された触媒のガスの流れ方向に亘る
温度分布のばらつきを抑制し、触媒をガスの流れ方向に
亘って適切な温度下に置くことが可能となる。
【0016】
【実施例】次に、本発明に係る一酸化炭素の除去装置の
好適な実施例について、図面に基づき説明する。まず、
第1実施例の一酸化炭素の除去装置を適用した燃料電池
システムについて簡単に説明する。
好適な実施例について、図面に基づき説明する。まず、
第1実施例の一酸化炭素の除去装置を適用した燃料電池
システムについて簡単に説明する。
【0017】図1に示すように、燃料電池システム10
は、メタノールを水蒸気改質し水素リッチの改質ガスを
生成する改質器12と、水素ガス並びに酸素ガスを燃料
ガスとする燃料電池14と、ガス中の一酸化炭素を酸素
存在下で酸化除去する一酸化炭素除去装置(以下、CO
除去装置という)16とを備える。
は、メタノールを水蒸気改質し水素リッチの改質ガスを
生成する改質器12と、水素ガス並びに酸素ガスを燃料
ガスとする燃料電池14と、ガス中の一酸化炭素を酸素
存在下で酸化除去する一酸化炭素除去装置(以下、CO
除去装置という)16とを備える。
【0018】改質器12は、メタノール改質用触媒(例
えば、Cu−Zn系触媒,Cu−Cr系触媒等)を収納
した改質反応部18と、この改質反応部18におけるメ
タノール改質用触媒をその適正温度に加熱するための加
熱部20とを備える。そして、改質器12は、改質反応
部18に水とメタノールとの供給を受け、改質反応部1
8のメタノール改質用触媒による下記の2段の化学反応
を進行させて水素リッチの改質ガス(H2 :75%)を
生成し、水蒸気と共にこの改質ガスを下流に送り出す。
えば、Cu−Zn系触媒,Cu−Cr系触媒等)を収納
した改質反応部18と、この改質反応部18におけるメ
タノール改質用触媒をその適正温度に加熱するための加
熱部20とを備える。そして、改質器12は、改質反応
部18に水とメタノールとの供給を受け、改質反応部1
8のメタノール改質用触媒による下記の2段の化学反応
を進行させて水素リッチの改質ガス(H2 :75%)を
生成し、水蒸気と共にこの改質ガスを下流に送り出す。
【0019】CH3OH → 2H2 +CO CO+H2O → H2 +CO2
【0020】従って、改質器12から送り出される改質
ガスは、水素と二酸化炭素とでその大部分を占める混合
ガスであるが、上記反応の中間生成物である一酸化炭素
(CO)を約0.1〜5%程度含む。そして、このCO
含有の改質ガスは、CO除去装置16に送り出される。
ガスは、水素と二酸化炭素とでその大部分を占める混合
ガスであるが、上記反応の中間生成物である一酸化炭素
(CO)を約0.1〜5%程度含む。そして、このCO
含有の改質ガスは、CO除去装置16に送り出される。
【0021】上記した化学反応は、改質反応部18にお
けるメタノール改質用触媒が適正温度(例えば、200
〜300℃)の環境下で進行する。よって、改質器12
は、加熱部20に発熱エネルギ源としてメタノールと水
素(ガス)の供給を受け、改質器12にてメタノールと
水素とをそれぞれ燃焼させその燃焼熱により改質反応部
18を加熱する。なお、この水素ガスには、燃料電池1
4からの余剰の水素ガスが用いられる。
けるメタノール改質用触媒が適正温度(例えば、200
〜300℃)の環境下で進行する。よって、改質器12
は、加熱部20に発熱エネルギ源としてメタノールと水
素(ガス)の供給を受け、改質器12にてメタノールと
水素とをそれぞれ燃焼させその燃焼熱により改質反応部
18を加熱する。なお、この水素ガスには、燃料電池1
4からの余剰の水素ガスが用いられる。
【0022】CO除去装置16は、加熱部20からの改
質ガスと空気の供給を受け、改質ガス中のCOを酸化除
去して燃料電池14に水素リッチの改質ガスを送り出
す。なお、CO除去装置16の詳細な構成とCOの酸化
除去については後述する。
質ガスと空気の供給を受け、改質ガス中のCOを酸化除
去して燃料電池14に水素リッチの改質ガスを送り出
す。なお、CO除去装置16の詳細な構成とCOの酸化
除去については後述する。
【0023】燃料電池14は、水素イオンを選択的に透
過する電解質膜(例えば、固体高分子電解質膜)22
を、アノード24とカソード26とで挟持して備え、ア
ノードとカソードに供給される燃料ガスの電気化学反応
を経て起電力を呈する。つまり、燃料電池14は、アノ
ード24にCO除去装置16を経てCO酸化除去後の改
質ガス(水素リッチ)の供給を受け、カソード26に空
気の供給を受けると、下記反応式で示される電気化学反
応を進行させる。
過する電解質膜(例えば、固体高分子電解質膜)22
を、アノード24とカソード26とで挟持して備え、ア
ノードとカソードに供給される燃料ガスの電気化学反応
を経て起電力を呈する。つまり、燃料電池14は、アノ
ード24にCO除去装置16を経てCO酸化除去後の改
質ガス(水素リッチ)の供給を受け、カソード26に空
気の供給を受けると、下記反応式で示される電気化学反
応を進行させる。
【0024】アノード(水素極): H2→2H++2e- … カソード(酸素極): 2H++2e-+(1/2)O2→H2O …
【0025】アノード24で式の反応により生成した
水素イオンは、H+ (xH2O)の水和状態で電解質膜2
2を透過(拡散)し、膜を透過した水素イオンは、カソ
ード26で式の反応に供される。この結果として、燃
料電池14は、起電力を呈しモータ等の外部負荷にこの
起電力を給電する。この場合、図示するように、アノー
ド24からは余剰の改質ガスが改質器12の加熱部20
に送り出され、カソード26からは余剰の空気が大気放
出される。そして、加熱部20では、アノード24から
送り出された改質ガス中の未使用水素(式に供されな
かった水素)をメタノールと共に燃焼させる。
水素イオンは、H+ (xH2O)の水和状態で電解質膜2
2を透過(拡散)し、膜を透過した水素イオンは、カソ
ード26で式の反応に供される。この結果として、燃
料電池14は、起電力を呈しモータ等の外部負荷にこの
起電力を給電する。この場合、図示するように、アノー
ド24からは余剰の改質ガスが改質器12の加熱部20
に送り出され、カソード26からは余剰の空気が大気放
出される。そして、加熱部20では、アノード24から
送り出された改質ガス中の未使用水素(式に供されな
かった水素)をメタノールと共に燃焼させる。
【0026】なお、上記した燃料電池システム10にお
けるメタノール,水,空気等の供給管路には、適宜な箇
所に逆止弁や流体圧送ポンプ等が設けられている。ま
た、各ポンプは、例えば水とメタノールのポンプでは両
者のモル比が所定の値となるよう駆動制御されているこ
とは勿論であるが、本発明の要旨とは直接関係しないの
で、その説明は省略することとする。
けるメタノール,水,空気等の供給管路には、適宜な箇
所に逆止弁や流体圧送ポンプ等が設けられている。ま
た、各ポンプは、例えば水とメタノールのポンプでは両
者のモル比が所定の値となるよう駆動制御されているこ
とは勿論であるが、本発明の要旨とは直接関係しないの
で、その説明は省略することとする。
【0027】次に、CO除去装置16の詳細な構成につ
いて説明する。CO除去装置16は、図2のブロック図
に示すように、ガス(改質器12からの改質ガス)の流
れ方向に3分割された第1酸化反応器30と第2酸化反
応器32と第3酸化反応器34を、改質器12からの改
質ガスの流路である改質ガス管路36に直列に備える。
そして、改質ガスを各酸化反応器にその上流から順次通
過させた後に燃料電池14へ送り出す。また、改質ガス
管路36には、それぞれの酸化反応器の上流において管
路を通過するガス中のCO濃度を検出するCO濃度セン
サ31a,31b,31cが設置されている。このた
め、各CO濃度センサにより、それぞれの酸化反応器に
流入するガス中のCO濃度が検出され、その信号は図示
しない制御装置に送られる。
いて説明する。CO除去装置16は、図2のブロック図
に示すように、ガス(改質器12からの改質ガス)の流
れ方向に3分割された第1酸化反応器30と第2酸化反
応器32と第3酸化反応器34を、改質器12からの改
質ガスの流路である改質ガス管路36に直列に備える。
そして、改質ガスを各酸化反応器にその上流から順次通
過させた後に燃料電池14へ送り出す。また、改質ガス
管路36には、それぞれの酸化反応器の上流において管
路を通過するガス中のCO濃度を検出するCO濃度セン
サ31a,31b,31cが設置されている。このた
め、各CO濃度センサにより、それぞれの酸化反応器に
流入するガス中のCO濃度が検出され、その信号は図示
しない制御装置に送られる。
【0028】第1酸化反応器30,第2酸化反応器3
2,第3酸化反応器34の各酸化反応器は、酸素存在下
でCOの酸化反応(2CO+O2 →2CO2 )に関与す
る触媒(例えば、Pt触媒)を担体に担持して収納す
る。そして、この触媒によりCOを酸化してCO2 とし
ガス中のCOを除去する。
2,第3酸化反応器34の各酸化反応器は、酸素存在下
でCOの酸化反応(2CO+O2 →2CO2 )に関与す
る触媒(例えば、Pt触媒)を担体に担持して収納す
る。そして、この触媒によりCOを酸化してCO2 とし
ガス中のCOを除去する。
【0029】このほか、CO除去装置16は、第1酸化
反応器30,第2酸化反応器32,第3酸化反応器34
に空気を導入するための空気導入管路38を備え、当該
管路の分岐管38a,38b,38cをそれぞれの酸化
反応器の上流で且つ該当するCO濃度センサの下流に改
質ガス管路36に合流させている。また、各分岐管38
a,38b,38cには、管路を通過する空気の流量を
調整する流量調整器40a,40b,40cが設けられ
ている。この各流量調整器40a,40b,40cは、
図示しない制御装置に接続されており、この制御装置か
らの制御信号により流量を調整する。制御装置はCO濃
度センサの検出したCO濃度に応じた流量の制御信号を
各流量調整器に出力するので、各流量調整器はCO濃度
に応じた流量の空気を該当する酸化反応器に導入する。
このため、各酸化反応器における触媒は、COを含有す
る改質ガスとCO濃度に応じた流量の空気とが混在した
状態、即ちCOと酸素とが混在した状態におかれること
になる。
反応器30,第2酸化反応器32,第3酸化反応器34
に空気を導入するための空気導入管路38を備え、当該
管路の分岐管38a,38b,38cをそれぞれの酸化
反応器の上流で且つ該当するCO濃度センサの下流に改
質ガス管路36に合流させている。また、各分岐管38
a,38b,38cには、管路を通過する空気の流量を
調整する流量調整器40a,40b,40cが設けられ
ている。この各流量調整器40a,40b,40cは、
図示しない制御装置に接続されており、この制御装置か
らの制御信号により流量を調整する。制御装置はCO濃
度センサの検出したCO濃度に応じた流量の制御信号を
各流量調整器に出力するので、各流量調整器はCO濃度
に応じた流量の空気を該当する酸化反応器に導入する。
このため、各酸化反応器における触媒は、COを含有す
る改質ガスとCO濃度に応じた流量の空気とが混在した
状態、即ちCOと酸素とが混在した状態におかれること
になる。
【0030】ここで、各酸化反応器に導入される空気量
と各酸化反応器上流のCO濃度センサの検出したCO濃
度との関係について詳述する。まず、第1酸化反応器3
0上流のCO濃度センサ31aの検出したCO濃度に応
じて、導入すべき空気の総量(導入空気総量)Lを定め
る。この導入空気総量Lは、検出した濃度のCOを総て
酸化してCO2 とするに不足のない空気量であり、触媒
により改質ガス中の水素と反応する酸素量を見越して決
定される。なお、この導入空気総量Lは、酸素(空気)
を反応器の上流でのみ改質ガスに導入する従来の技術に
おける空気の導入量に相当する。
と各酸化反応器上流のCO濃度センサの検出したCO濃
度との関係について詳述する。まず、第1酸化反応器3
0上流のCO濃度センサ31aの検出したCO濃度に応
じて、導入すべき空気の総量(導入空気総量)Lを定め
る。この導入空気総量Lは、検出した濃度のCOを総て
酸化してCO2 とするに不足のない空気量であり、触媒
により改質ガス中の水素と反応する酸素量を見越して決
定される。なお、この導入空気総量Lは、酸素(空気)
を反応器の上流でのみ改質ガスに導入する従来の技術に
おける空気の導入量に相当する。
【0031】そして、各流量調整器40a,40b,4
0cは、管路の流量を導入空気総量Lの1/3に調整
し、該当する各酸化反応器にはL/3ずつの空気が導入
される。その後は、第2酸化反応器32,第3酸化反応
器34にあっては、このL/3の導入空気量が次のよう
にして更に調整される。即ち、この両酸化反応器への空
気の導入量は、両酸化反応器上流のCO濃度センサ31
b,31cの検出したCO濃度に応じて増減補正され
る。具体的には、第2酸化反応器32にはL/3±αの
量の空気が、第3酸化反応器34にはL/3±βの量の
空気が、それぞれ導入される。
0cは、管路の流量を導入空気総量Lの1/3に調整
し、該当する各酸化反応器にはL/3ずつの空気が導入
される。その後は、第2酸化反応器32,第3酸化反応
器34にあっては、このL/3の導入空気量が次のよう
にして更に調整される。即ち、この両酸化反応器への空
気の導入量は、両酸化反応器上流のCO濃度センサ31
b,31cの検出したCO濃度に応じて増減補正され
る。具体的には、第2酸化反応器32にはL/3±αの
量の空気が、第3酸化反応器34にはL/3±βの量の
空気が、それぞれ導入される。
【0032】従って、第1実施例のCO除去装置16
は、第1酸化反応器30,第2酸化反応器32,第3酸
化反応器34のそれぞれの酸化反応器において、一酸化
炭素と酸素との混在を同時に発現させると共に、CO濃
度に応じた量の空気を導入することで酸素不足の事態を
起こさない。このため、CO除去装置16では、それぞ
れの酸化反応器において、触媒による一酸化炭素の酸化
反応を同時に進行させる。よって、酸化反応の進行に伴
う発熱量もそれぞれの酸化反応器でほぼ同時に増加する
ので、それぞれの酸化反応器に収納した触媒の温度分布
のばらつきを抑制する。この結果、CO除去装置16に
よれば、それぞれの酸化反応器の触媒を適切な温度下に
置くことができるため、触媒による一酸化炭素の酸化反
応の効率を高めて一酸化炭素の除去効率を向上させるこ
とができる。
は、第1酸化反応器30,第2酸化反応器32,第3酸
化反応器34のそれぞれの酸化反応器において、一酸化
炭素と酸素との混在を同時に発現させると共に、CO濃
度に応じた量の空気を導入することで酸素不足の事態を
起こさない。このため、CO除去装置16では、それぞ
れの酸化反応器において、触媒による一酸化炭素の酸化
反応を同時に進行させる。よって、酸化反応の進行に伴
う発熱量もそれぞれの酸化反応器でほぼ同時に増加する
ので、それぞれの酸化反応器に収納した触媒の温度分布
のばらつきを抑制する。この結果、CO除去装置16に
よれば、それぞれの酸化反応器の触媒を適切な温度下に
置くことができるため、触媒による一酸化炭素の酸化反
応の効率を高めて一酸化炭素の除去効率を向上させるこ
とができる。
【0033】また、このCO除去装置16では、第1酸
化反応器30,第2酸化反応器32,第3酸化反応器3
4のそれぞれの酸化反応器の触媒を酸素不足の状態にお
かないと共に、下流の酸化反応器(第2酸化反応器32
および第3酸化反応器34)には、その上流の酸化反応
器でCOの一部を酸化除去後のCO混在ガス(改質ガ
ス)を流入させる。このため、改質器12からの改質ガ
スのCO濃度やガス温度等が変動してもその変動が抑制
された状態の改質ガスを第2酸化反応器32および第3
酸化反応器34でCO除去処理できるので、燃料電池1
4へはCO濃度を確実に低下させた水素リッチの改質ガ
スを送り出す。よって、CO除去装置16によれば、燃
料電池14のアノードにおける触媒のCO被毒を確実に
防止して電池性能の低下を回避することができる。
化反応器30,第2酸化反応器32,第3酸化反応器3
4のそれぞれの酸化反応器の触媒を酸素不足の状態にお
かないと共に、下流の酸化反応器(第2酸化反応器32
および第3酸化反応器34)には、その上流の酸化反応
器でCOの一部を酸化除去後のCO混在ガス(改質ガ
ス)を流入させる。このため、改質器12からの改質ガ
スのCO濃度やガス温度等が変動してもその変動が抑制
された状態の改質ガスを第2酸化反応器32および第3
酸化反応器34でCO除去処理できるので、燃料電池1
4へはCO濃度を確実に低下させた水素リッチの改質ガ
スを送り出す。よって、CO除去装置16によれば、燃
料電池14のアノードにおける触媒のCO被毒を確実に
防止して電池性能の低下を回避することができる。
【0034】次に、CO除去装置16の奏する上記した
効果を具体的な数値をもって説明する。第1酸化反応器
30,第2酸化反応器32,第3酸化反応器34の各酸
化反応器は、断面積が2cm2 で長さが5cmの管状体
であり、Pt触媒を担体に担持して収納(触媒担持量:
2g/リットル)する。そして、改質器12からは改質
ガス管路36を経て改質ガス(H2 :75%,CO2 :
24%,CO:1%)を10リットル/minの流量で
送りだした。
効果を具体的な数値をもって説明する。第1酸化反応器
30,第2酸化反応器32,第3酸化反応器34の各酸
化反応器は、断面積が2cm2 で長さが5cmの管状体
であり、Pt触媒を担体に担持して収納(触媒担持量:
2g/リットル)する。そして、改質器12からは改質
ガス管路36を経て改質ガス(H2 :75%,CO2 :
24%,CO:1%)を10リットル/minの流量で
送りだした。
【0035】この条件下で、既述したようにそれぞれの
酸化反応器に分岐管38a,38b,38cから空気を
導入した。そして、第3酸化反応器34の下流で改質ガ
ス管路36における改質ガスのCO濃度を測定したとこ
ろ、10ppmであった。これに対して、分岐管38a
からのみ空気を所定流量(0.5リットル/min)で
導入した場合、即ち、酸素を反応器の上流でのみ改質ガ
スに導入する従来の技術の場合には、第3酸化反応器3
4下流でのCO濃度は200ppmであった。このこと
から、CO除去装置16によれば、従来に比べてCOの
除去効率が向上したことが判明した。
酸化反応器に分岐管38a,38b,38cから空気を
導入した。そして、第3酸化反応器34の下流で改質ガ
ス管路36における改質ガスのCO濃度を測定したとこ
ろ、10ppmであった。これに対して、分岐管38a
からのみ空気を所定流量(0.5リットル/min)で
導入した場合、即ち、酸素を反応器の上流でのみ改質ガ
スに導入する従来の技術の場合には、第3酸化反応器3
4下流でのCO濃度は200ppmであった。このこと
から、CO除去装置16によれば、従来に比べてCOの
除去効率が向上したことが判明した。
【0036】次に、第2実施例のCO除去装置16につ
いて説明する。この第2実施例のCO除去装置16は、
上記した第1実施例と、酸化反応器の構成と空気導入の
構成とが相違する。よって、以下の説明に当たっては、
第1実施例と同一の機能を果たす部材についてはその説
明を省略することとする。
いて説明する。この第2実施例のCO除去装置16は、
上記した第1実施例と、酸化反応器の構成と空気導入の
構成とが相違する。よって、以下の説明に当たっては、
第1実施例と同一の機能を果たす部材についてはその説
明を省略することとする。
【0037】第2実施例のCO除去装置16は、図3の
概略断面図に示すように、改質ガス管路36の経路途中
にただ一つの酸化反応器42を備え、当該反応器には、
酸素存在下でCOの酸化反応に関与するPt触媒が担体
44に担持して収納されている。よって、改質ガス管路
36から流入した改質ガスをPt触媒と接触させつつ燃
料電池14に送り出す。
概略断面図に示すように、改質ガス管路36の経路途中
にただ一つの酸化反応器42を備え、当該反応器には、
酸素存在下でCOの酸化反応に関与するPt触媒が担体
44に担持して収納されている。よって、改質ガス管路
36から流入した改質ガスをPt触媒と接触させつつ燃
料電池14に送り出す。
【0038】また、この酸化反応器42には、改質ガス
管路36との接続部近傍、即ち改質ガスの入り口側に、
空気を導入するための空気導入管路46が接続されてい
る。この空気導入管路46は、酸化反応器42の内部に
おいては、図示するように螺旋状とされており、その末
端は閉塞されている。そして、空気導入管路46の螺旋
状部分には、即ち空気導入管路46の酸化反応器内部部
分には、多数の空気排出孔48が適宜な間隔で管末端ま
でに亘ってあけられている。
管路36との接続部近傍、即ち改質ガスの入り口側に、
空気を導入するための空気導入管路46が接続されてい
る。この空気導入管路46は、酸化反応器42の内部に
おいては、図示するように螺旋状とされており、その末
端は閉塞されている。そして、空気導入管路46の螺旋
状部分には、即ち空気導入管路46の酸化反応器内部部
分には、多数の空気排出孔48が適宜な間隔で管末端ま
でに亘ってあけられている。
【0039】よって、空気導入管路46から空気を導入
すると、その導入された空気は、空気導入管路46の螺
旋状部分の空気排出孔48から、酸化反応器42内部の
隅々にまで排出される。換言すれば、酸化反応器42に
おける改質ガスの流れに沿った複数の箇所(空気排出孔
48の穿孔箇所)から、酸化反応器42内に空気が導入
されることになる。このため、第2実施例のCO除去装
置16は、酸化反応器42における改質ガスの流れに沿
った複数の箇所(空気排出孔48の穿孔箇所)で、CO
を含有する改質ガスと空気とが混在した状態、即ちCO
と酸素とが混在した状態を同時に発現させ、酸素不足の
事態を起こさない。
すると、その導入された空気は、空気導入管路46の螺
旋状部分の空気排出孔48から、酸化反応器42内部の
隅々にまで排出される。換言すれば、酸化反応器42に
おける改質ガスの流れに沿った複数の箇所(空気排出孔
48の穿孔箇所)から、酸化反応器42内に空気が導入
されることになる。このため、第2実施例のCO除去装
置16は、酸化反応器42における改質ガスの流れに沿
った複数の箇所(空気排出孔48の穿孔箇所)で、CO
を含有する改質ガスと空気とが混在した状態、即ちCO
と酸素とが混在した状態を同時に発現させ、酸素不足の
事態を起こさない。
【0040】このため、第2実施例のCO除去装置16
では、酸化反応器42における改質ガスの流れに沿った
複数の箇所で、触媒による一酸化炭素の酸化反応を同時
に進行させる。よって、酸化反応の進行に伴う発熱量も
酸化反応器42における改質ガスの流れに沿った複数の
箇所でほぼ同時に増加するので、酸化反応器42のガス
入り口側から出口側に至るまでの触媒の温度分布のばら
つきを抑制する。この結果、第2実施例のCO除去装置
16によっても、酸化反応器42のガス入り口側から出
口側に至るまでの触媒を適切な温度下に置くことができ
るため、触媒による一酸化炭素の酸化反応の効率を高め
て一酸化炭素の除去効率を向上させることができる。
では、酸化反応器42における改質ガスの流れに沿った
複数の箇所で、触媒による一酸化炭素の酸化反応を同時
に進行させる。よって、酸化反応の進行に伴う発熱量も
酸化反応器42における改質ガスの流れに沿った複数の
箇所でほぼ同時に増加するので、酸化反応器42のガス
入り口側から出口側に至るまでの触媒の温度分布のばら
つきを抑制する。この結果、第2実施例のCO除去装置
16によっても、酸化反応器42のガス入り口側から出
口側に至るまでの触媒を適切な温度下に置くことができ
るため、触媒による一酸化炭素の酸化反応の効率を高め
て一酸化炭素の除去効率を向上させることができる。
【0041】次に、触媒を収納するに当たり、その触媒
量を規定する実施例について説明する。第3実施例のC
O除去装置16は、図4の概略断面図に示すように、改
質ガス管路36の経路途中にただ一つの酸化反応器50
を備え、その上流には、改質ガス管路36に空気を導入
する空気導入管路52を備える。
量を規定する実施例について説明する。第3実施例のC
O除去装置16は、図4の概略断面図に示すように、改
質ガス管路36の経路途中にただ一つの酸化反応器50
を備え、その上流には、改質ガス管路36に空気を導入
する空気導入管路52を備える。
【0042】酸化反応器50は、酸素存在下でCOの酸
化反応に関与するPt触媒をペレット状触媒として次の
ように収納する。つまり、酸化反応器50のガス入り口
側には、外径が約6mmのペレット状Pt触媒54aが
所定範囲に亘り層状に収納され、その下流には、外径が
約3mmのペレット状Pt触媒54bが所定範囲に亘り
層状に収納され、その下流、即ち酸化反応器50のガス
出口側には、外径が約1mmのペレット状Pt触媒54
cが所定範囲に亘り層状に収納されている。よって、改
質ガス管路36から流入した改質ガスを、外径が異なる
ペレット状Pt触媒に順次接触させながら燃料電池14
に送り出す。
化反応に関与するPt触媒をペレット状触媒として次の
ように収納する。つまり、酸化反応器50のガス入り口
側には、外径が約6mmのペレット状Pt触媒54aが
所定範囲に亘り層状に収納され、その下流には、外径が
約3mmのペレット状Pt触媒54bが所定範囲に亘り
層状に収納され、その下流、即ち酸化反応器50のガス
出口側には、外径が約1mmのペレット状Pt触媒54
cが所定範囲に亘り層状に収納されている。よって、改
質ガス管路36から流入した改質ガスを、外径が異なる
ペレット状Pt触媒に順次接触させながら燃料電池14
に送り出す。
【0043】このように酸化反応器50に3層に分かれ
て収納されている各ペレット状Pt触媒はその外径が酸
化反応器50のガス入り口側から小さくなっているの
で、各層におけるペレット状Pt触媒の表面積は、ガス
入り口側から層順に増大する。このため、酸化反応器5
0における触媒量は、ガス入り口側からガス出口側にい
くほど、即ち酸化反応器50における改質ガスの流れの
上流側から下流側にいくほど漸増することになる。そし
て、酸化反応器50の上流側で改質ガス管路36に空気
導入管路52から空気を導入して改質ガスと空気とを混
在させ、COを含有する改質ガスと空気とが混在した状
態、即ちCOと酸素とが混在した状態のガスが酸化反応
器50に送り込まれる。
て収納されている各ペレット状Pt触媒はその外径が酸
化反応器50のガス入り口側から小さくなっているの
で、各層におけるペレット状Pt触媒の表面積は、ガス
入り口側から層順に増大する。このため、酸化反応器5
0における触媒量は、ガス入り口側からガス出口側にい
くほど、即ち酸化反応器50における改質ガスの流れの
上流側から下流側にいくほど漸増することになる。そし
て、酸化反応器50の上流側で改質ガス管路36に空気
導入管路52から空気を導入して改質ガスと空気とを混
在させ、COを含有する改質ガスと空気とが混在した状
態、即ちCOと酸素とが混在した状態のガスが酸化反応
器50に送り込まれる。
【0044】この酸化反応器50では、ガス入り口側の
触媒量は既述したように少ないので、Pt触媒による一
酸化炭素の酸化反応の急激な進行は抑制されることにな
り、酸化反応器50のガス入り口側では酸化反応に伴う
発熱と酸素の消費が抑制される。そして、ガス入り口側
では酸素消費が抑制されて、その下流側のペレット状P
t触媒54b,ペレット状Pt触媒54cの収納範囲に
は、比較的多くの酸素が混在したガスが流れ込むので酸
素不足を招かない。しかも、この下流側では、収納した
触媒の触媒量が多いことから、酸素不足ではないことと
相俟って、触媒による一酸化炭素の酸化反応の進行を阻
害しない。このため、触媒による一酸化炭素の酸化反応
を、酸化反応器50における改質ガスの流れに沿ってほ
ぼ一律に進行させることができる。よって、酸化反応器
50に収納した各層における触媒の温度分布のばらつき
は抑制される。この結果、第3実施例のCO除去装置1
6によれば、酸化反応器50のガス入り口側から出口側
に亘る各層の触媒を適切な温度下に置くことができるた
め、触媒による一酸化炭素の酸化反応の効率を高めて一
酸化炭素の除去効率を向上させることができる。
触媒量は既述したように少ないので、Pt触媒による一
酸化炭素の酸化反応の急激な進行は抑制されることにな
り、酸化反応器50のガス入り口側では酸化反応に伴う
発熱と酸素の消費が抑制される。そして、ガス入り口側
では酸素消費が抑制されて、その下流側のペレット状P
t触媒54b,ペレット状Pt触媒54cの収納範囲に
は、比較的多くの酸素が混在したガスが流れ込むので酸
素不足を招かない。しかも、この下流側では、収納した
触媒の触媒量が多いことから、酸素不足ではないことと
相俟って、触媒による一酸化炭素の酸化反応の進行を阻
害しない。このため、触媒による一酸化炭素の酸化反応
を、酸化反応器50における改質ガスの流れに沿ってほ
ぼ一律に進行させることができる。よって、酸化反応器
50に収納した各層における触媒の温度分布のばらつき
は抑制される。この結果、第3実施例のCO除去装置1
6によれば、酸化反応器50のガス入り口側から出口側
に亘る各層の触媒を適切な温度下に置くことができるた
め、触媒による一酸化炭素の酸化反応の効率を高めて一
酸化炭素の除去効率を向上させることができる。
【0045】また、酸化反応器50を既存の装置におけ
る酸化反応器と交換するという極めて単純な改造で、一
酸化炭素の除去効率が向上したCO除去装置を提供する
ことができる。よって、この第3実施例のCO除去装置
16によれば、既存設備の有効理由を図ることができ
る。
る酸化反応器と交換するという極めて単純な改造で、一
酸化炭素の除去効率が向上したCO除去装置を提供する
ことができる。よって、この第3実施例のCO除去装置
16によれば、既存設備の有効理由を図ることができ
る。
【0046】次に、第4実施例のCO除去装置16につ
いて説明する。この第4実施例のCO除去装置16は、
触媒の触媒量の調整の仕方について、上記の第3実施例
とその構成が異なる。即ち、第4実施例のCO除去装置
16は、図5の概略断面図に示すように、改質ガス管路
36の経路途中にただ一つ設けられた酸化反応器56に
次のようにして触媒を収納する。
いて説明する。この第4実施例のCO除去装置16は、
触媒の触媒量の調整の仕方について、上記の第3実施例
とその構成が異なる。即ち、第4実施例のCO除去装置
16は、図5の概略断面図に示すように、改質ガス管路
36の経路途中にただ一つ設けられた酸化反応器56に
次のようにして触媒を収納する。
【0047】図示するように、酸化反応器56は、改質
ガスの流れに沿って4つの触媒収納セル室56a〜56
dに区画・分割されている。そして、改質ガスの入り口
側の触媒収納セル室56aには、酸素存在下でCOの酸
化反応に関与するPt触媒を担持したメタル担体セルを
そのセル数が31/cm2 となるよう収納されている。
その下流の触媒収納セル室56bには、上記のメタル担
体セルをそのセル数が47/cm2 となるよう収納され
ている。また、触媒収納セル室56cにはセル数が32
/cm2 となるよう、触媒収納セル室56dにはセル数
が78/cm2となるよう、それぞれメタル担体が収納
されている。
ガスの流れに沿って4つの触媒収納セル室56a〜56
dに区画・分割されている。そして、改質ガスの入り口
側の触媒収納セル室56aには、酸素存在下でCOの酸
化反応に関与するPt触媒を担持したメタル担体セルを
そのセル数が31/cm2 となるよう収納されている。
その下流の触媒収納セル室56bには、上記のメタル担
体セルをそのセル数が47/cm2 となるよう収納され
ている。また、触媒収納セル室56cにはセル数が32
/cm2 となるよう、触媒収納セル室56dにはセル数
が78/cm2となるよう、それぞれメタル担体が収納
されている。
【0048】従って、この第4実施例の16にあって
も、上記した第3実施例と同様に、各触媒収納セル室に
おけるPt触媒の表面積は、ガス入り口側からセル室の
順に増大する。このため、酸化反応器56における触媒
量は、酸化反応器56における改質ガスの流れの上流側
から下流側にいくほど漸増することになる。この結果、
この第4実施例の16によっても、第3実施例と同様
に、酸化反応器56のガス入り口側から出口側に亘る触
媒を適切な温度下に置くことを通して、触媒による一酸
化炭素の酸化反応の効率を高めて一酸化炭素の除去効率
を向上させることができる。
も、上記した第3実施例と同様に、各触媒収納セル室に
おけるPt触媒の表面積は、ガス入り口側からセル室の
順に増大する。このため、酸化反応器56における触媒
量は、酸化反応器56における改質ガスの流れの上流側
から下流側にいくほど漸増することになる。この結果、
この第4実施例の16によっても、第3実施例と同様
に、酸化反応器56のガス入り口側から出口側に亘る触
媒を適切な温度下に置くことを通して、触媒による一酸
化炭素の酸化反応の効率を高めて一酸化炭素の除去効率
を向上させることができる。
【0049】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明はこの様な実施例になんら限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
が、本発明はこの様な実施例になんら限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
【0050】例えば、第1実施例のCO除去装置16で
は、第1酸化反応器30,第2酸化反応器32,第3酸
化反応器34のそれぞれに空気を導入するに当たり、C
O濃度に応じた流量の空気を導入し、更に第2酸化反応
器32,第3酸化反応器34については、その上流のC
O濃度で流量を補正するように構成したが、これに限る
わけではない。つまり、第1〜第3のそれぞれの酸化反
応器に同一流量の空気を導入するだけの構成としてもよ
い。このように構成しても、各酸化反応器において酸素
不足の事態を起こさないので、触媒のガスの流れ方向に
亘る温度分布の一律化を通してCOの酸化反応の効率を
高め、COの除去効率を向上させることができる。ま
た、流量制御が不要なため構成の簡略化を図ることがで
きる。
は、第1酸化反応器30,第2酸化反応器32,第3酸
化反応器34のそれぞれに空気を導入するに当たり、C
O濃度に応じた流量の空気を導入し、更に第2酸化反応
器32,第3酸化反応器34については、その上流のC
O濃度で流量を補正するように構成したが、これに限る
わけではない。つまり、第1〜第3のそれぞれの酸化反
応器に同一流量の空気を導入するだけの構成としてもよ
い。このように構成しても、各酸化反応器において酸素
不足の事態を起こさないので、触媒のガスの流れ方向に
亘る温度分布の一律化を通してCOの酸化反応の効率を
高め、COの除去効率を向上させることができる。ま
た、流量制御が不要なため構成の簡略化を図ることがで
きる。
【0051】また、第1実施例のCO除去装置16にお
いて、CO濃度センサを第1酸化反応器30上流の一個
にすることもできる。この場合でも、第1酸化反応器3
0や第2酸化反応器32の下流でのCO濃度を、元の改
質ガス中のCO濃度,各酸化反応器への導入空気量,第
1酸化反応器30や第2酸化反応器32におけるCO除
去量(予測値)等から算出し、その算出CO濃度に応じ
た流量の空気を第2酸化反応器32と第3酸化反応器3
4に導入できる。よって、このように構成した場合に
は、CO濃度センサの設置個数の低減を通して、構成の
簡略化や部品点数の低減、延いてはコスト低減を図るこ
とができる。
いて、CO濃度センサを第1酸化反応器30上流の一個
にすることもできる。この場合でも、第1酸化反応器3
0や第2酸化反応器32の下流でのCO濃度を、元の改
質ガス中のCO濃度,各酸化反応器への導入空気量,第
1酸化反応器30や第2酸化反応器32におけるCO除
去量(予測値)等から算出し、その算出CO濃度に応じ
た流量の空気を第2酸化反応器32と第3酸化反応器3
4に導入できる。よって、このように構成した場合に
は、CO濃度センサの設置個数の低減を通して、構成の
簡略化や部品点数の低減、延いてはコスト低減を図るこ
とができる。
【0052】更に、第1実施例のCO除去装置16で
は、三つの酸化反応器を用いたが、第1酸化反応器30
と第2酸化反応器32を備えた簡略な構成とすることも
できることは勿論である。
は、三つの酸化反応器を用いたが、第1酸化反応器30
と第2酸化反応器32を備えた簡略な構成とすることも
できることは勿論である。
【0053】第2実施例のCO除去装置16において、
空気導入管路46の螺旋状部分に空気排出孔48をあけ
るに際して、酸化反応器42のガス入り口側と出口側と
でその穿孔密度を異なるよう構成してもよい。例えば、
空気排出孔48の穿孔密度が酸化反応器42のガス入り
口側から徐々に高くなるよう、具体的には、ガス入り口
側から空気排出孔48の穿孔個数が徐々に増加するよう
構成することもできる。更に、空気導入管路46の酸化
反応器42内部部分を、螺旋状ではなく、網目状,ツリ
ー状等の形状とすることもできる。
空気導入管路46の螺旋状部分に空気排出孔48をあけ
るに際して、酸化反応器42のガス入り口側と出口側と
でその穿孔密度を異なるよう構成してもよい。例えば、
空気排出孔48の穿孔密度が酸化反応器42のガス入り
口側から徐々に高くなるよう、具体的には、ガス入り口
側から空気排出孔48の穿孔個数が徐々に増加するよう
構成することもできる。更に、空気導入管路46の酸化
反応器42内部部分を、螺旋状ではなく、網目状,ツリ
ー状等の形状とすることもできる。
【0054】第3実施例のCO除去装置16において、
触媒量を改質ガスの流れの上流側から下流側にいくほど
漸増するに当たり、触媒としてペレット状触媒を採用し
その外径を変えることとした。しかし、ペレット状触媒
に替えてモノリス状触媒としてその大きさを変えたり、
触媒を担持する担体の大きさを変えることで、触媒量を
改質ガスの流れの上流側から下流側にいくほど漸増する
よう構成することもできる。或いは、同一形状の担体で
あっても、触媒の担持量が異なる担体を用いて、酸化反
応器50に収納する触媒の触媒量を改質ガスの流れの上
流側から下流側にいくほど漸増するよう構成することも
できる。
触媒量を改質ガスの流れの上流側から下流側にいくほど
漸増するに当たり、触媒としてペレット状触媒を採用し
その外径を変えることとした。しかし、ペレット状触媒
に替えてモノリス状触媒としてその大きさを変えたり、
触媒を担持する担体の大きさを変えることで、触媒量を
改質ガスの流れの上流側から下流側にいくほど漸増する
よう構成することもできる。或いは、同一形状の担体で
あっても、触媒の担持量が異なる担体を用いて、酸化反
応器50に収納する触媒の触媒量を改質ガスの流れの上
流側から下流側にいくほど漸増するよう構成することも
できる。
【0055】更に、第3,第4のCO除去装置16で
は、触媒量を多段階に変えるよう構成したが、酸化反応
器のガス入り口側では触媒量を少なく出口側では大きく
するよう2段の触媒量の有する構成とすることもでき
る。
は、触媒量を多段階に変えるよう構成したが、酸化反応
器のガス入り口側では触媒量を少なく出口側では大きく
するよう2段の触媒量の有する構成とすることもでき
る。
【0056】また、上記の各実施例は、CO除去装置1
6を燃料電池システム10に適用した場合について説明
したが、ガス中の一酸化炭素の酸化除去を必要とするも
のであれば、如何なる装置にも適用できることは勿論で
ある。
6を燃料電池システム10に適用した場合について説明
したが、ガス中の一酸化炭素の酸化除去を必要とするも
のであれば、如何なる装置にも適用できることは勿論で
ある。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1および請求
項2記載の一酸化炭素の除去装置では、触媒のガスの流
れ方向に亘る温度分布のばらつきを抑制して触媒をガス
の流れ方向に亘って適切な温度下に置くことができる。
よって、請求項1および請求項2記載の一酸化炭素の除
去装置によれば、触媒による一酸化炭素の酸化反応の効
率を高めて一酸化炭素の除去効率を向上させることがで
きる。
項2記載の一酸化炭素の除去装置では、触媒のガスの流
れ方向に亘る温度分布のばらつきを抑制して触媒をガス
の流れ方向に亘って適切な温度下に置くことができる。
よって、請求項1および請求項2記載の一酸化炭素の除
去装置によれば、触媒による一酸化炭素の酸化反応の効
率を高めて一酸化炭素の除去効率を向上させることがで
きる。
【図1】燃料電池システム10の概略構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図2】第1実施例のCO除去装置16の概略構成を示
すブロック図。
すブロック図。
【図3】第2実施例のCO除去装置16の概略構成を示
す断面図。
す断面図。
【図4】第3実施例のCO除去装置16の概略構成を示
す断面図。
す断面図。
【図5】第4実施例のCO除去装置16の概略構成を示
す断面図。
す断面図。
10…燃料電池システム 12…改質器 14…燃料電池 16…CO除去装置 18…改質反応部 20…加熱部 22…電解質膜 24…アノード 26…カソード 30…第1酸化反応器 31a,31b,31c…CO濃度センサ 32…第2酸化反応器 34…第3酸化反応器 36…改質ガス管路 38…空気導入管路 38a,38b,38c…分岐管 40a,40b,40c…流量調整器 42…酸化反応器 44…担体 46…空気導入管路 48…空気排出孔 50…酸化反応器 52…空気導入管路 54a…ペレット状Pt触媒 54b…ペレット状Pt触媒 54c…ペレット状Pt触媒 56…酸化反応器 56a〜56d…触媒収納セル室
Claims (2)
- 【請求項1】 一酸化炭素を含有するガスから該一酸化
炭素を酸化除去する除去装置であって、 酸素存在下で一酸化炭素の酸化反応に関与する触媒を収
納した触媒収納体を、該触媒の収納部を前記ガスが通過
するようにガス通過管路に設け、 前記ガスの流れに沿った複数の箇所から、前記触媒収納
体の前記触媒の収納部に酸素を導入する酸素導入手段を
備えることを特徴とする一酸化炭素の除去装置。 - 【請求項2】 一酸化炭素を含有するガスから該一酸化
炭素を酸化除去する除去装置であって、 酸素存在下で一酸化炭素の酸化反応に関与する触媒を収
納した触媒収納体を、該触媒の収納部を前記ガスが通過
するようにガス通過管路に設け、 前記触媒収納体の上流側で前記ガス通過管路に酸素を導
入する酸素導入手段を備え、 前記触媒収納体は、前記ガスの流れの下流側に対する上
流側の単位体積当たりの触媒量が少なくなるように前記
触媒を収納していることを特徴とする一酸化炭素の除去
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6204325A JPH0847621A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 一酸化炭素の除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6204325A JPH0847621A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 一酸化炭素の除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0847621A true JPH0847621A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16488628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6204325A Pending JPH0847621A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 一酸化炭素の除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0847621A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997040371A1 (fr) * | 1996-04-22 | 1997-10-30 | Imra Japan Kabushikikaisha | Detecteur de gaz co et procede de mesure de la teneur en gaz co |
| WO2000061491A1 (en) * | 1999-04-14 | 2000-10-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Apparatus for selective oxidation of carbon monoxide |
| JP2001040376A (ja) * | 1999-07-28 | 2001-02-13 | Aisin Seiki Co Ltd | 一酸化炭素低減装置および改質装置および燃料電池システム |
| US6299853B1 (en) | 1998-10-13 | 2001-10-09 | Xcellsis Gmbh | Method and apparatus for operating a reformer/co oxidation unit |
| JP2002263501A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-17 | Toyota Motor Corp | 一酸化炭素選択酸化触媒およびその製造方法 |
| US6706434B2 (en) | 2000-02-18 | 2004-03-16 | Nissan Motor Co., Ltd. | Fuel cell system |
| JP2006049277A (ja) * | 2004-08-05 | 2006-02-16 | Sofco Efs Holdings Llc | 改質装置後段における改質ガスの処理 |
| US7261866B1 (en) | 1999-02-19 | 2007-08-28 | Sanyo Electric Co., Ltd | CO remover that is simple in structure and performs a selective reaction of CO at a high CO selectivity |
| JP2009161359A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Honda Motor Co Ltd | 一酸化炭素除去システムおよび一酸化炭素除去方法 |
| JP2012012255A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Co除去システム、及び、co除去方法 |
| JP2012014960A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Co除去システム、及び、co除去方法 |
-
1994
- 1994-08-05 JP JP6204325A patent/JPH0847621A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1997040371A1 (fr) * | 1996-04-22 | 1997-10-30 | Imra Japan Kabushikikaisha | Detecteur de gaz co et procede de mesure de la teneur en gaz co |
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| EP1184336A4 (en) * | 1999-04-14 | 2003-06-25 | Toyota Motor Co Ltd | DEVICE FOR SELECTIVE OXIDATION OF CARBON MONOXIDE |
| JP2001040376A (ja) * | 1999-07-28 | 2001-02-13 | Aisin Seiki Co Ltd | 一酸化炭素低減装置および改質装置および燃料電池システム |
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| JP2012012255A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Co除去システム、及び、co除去方法 |
| JP2012014960A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Co除去システム、及び、co除去方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040123 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040203 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040622 |