JPH0847675A - 大型魚網の洗浄方法及び装置 - Google Patents

大型魚網の洗浄方法及び装置

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JPH0847675A JP17374195A JP17374195A JPH0847675A JP H0847675 A JPH0847675 A JP H0847675A JP 17374195 A JP17374195 A JP 17374195A JP 17374195 A JP17374195 A JP 17374195A JP H0847675 A JPH0847675 A JP H0847675A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型魚網の洗浄技術に係り、防汚剤の使用に
よる公害発生の原因を排除すること、剥離させた付着物
の分離性を高めて剥離した付着物の再付着を防止するこ
と、洗浄作業時の労力低減を図ること、洗浄効果の向上
を図ること、作業場所の確保を容易にすること等を可能
とする。 【構成】 被洗浄魚網を吊持状態にして、大容量ポンプ
から移送ホースを経由して洗浄水を移送して、噴出ノズ
ルから被洗浄魚網に向けて噴出して付着物を剥離させ、
剥離した付着物を、後方空間に洗浄水とともに移動して
除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大型魚網の洗浄方法及
び装置に係り、特に、有機スズ化合物の不使用を可能と
して、環境汚染を低減しながら、大型魚網の洗浄効率を
飛躍的に高めて、経済性を得るものである。
【0002】
【従来の技術】近年の大型定置網漁法では、船舶に装備
したクレーン等の動力機械を用いて、海中に設置した定
置網の大型魚網を引き上げ作業する等の機械化、省力化
が図られている。また、魚網、例えば海中に設置した定
置網にあっては、網の目が海草、貝等の海洋生物、ごみ
の付着等によって汚れていると、その部分が暗くなるこ
とに基づいて、魚の誘導性が損われ、漁獲量が低減する
傾向が認められる。
【0003】従来、魚網に上記海洋生物が付着すること
を防止する方法としては、有機スズ化合物、特に、トリ
ブチルスズ化合物やトリフェニルスズ化合物等の防汚剤
を含む塗料を魚網に塗布しておくことが有効であるとさ
れている。これらの防汚剤は、その有毒性と塗膜表面が
薬剤によってヌルヌルすることとに基づいて、海洋生
物、例えばフジツボ、カンザシゴカイ、カキ、イガイ、
コケムシ、ホヤ、海草等が付着することを防止するよう
にしている。この場合にあっても、使用期間が例えば3
ケ月程度に及ぶと、防汚剤の効果が薄れて次第に海洋生
物が付着し、漁獲量を低減させてしまうことが免れな
い。
【0004】そこで、定置網の場合には、3ケ月程度の
周期で魚網を陸上に引き上げ、魚網を干して網目に付着
した海草等の海洋生物を乾燥状態にし、棒で叩いたり足
で踏み付けたりして海草等を破砕し、網目に付着した海
洋生物等を除去する清掃作業を実施するようにしてい
る。そして、表面を清掃した魚網の表面に、再度、防汚
剤を含む塗料を塗布して海洋生物の付着量を低減するよ
うにしている。この塗料の塗布量は、上述の定置網の場
合には、例えば1回当り数100キログラムの使用量に
達している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる技術で
あると、有害な防汚剤を大量に使用することが余儀なく
され、その供用中や付着物の除去時に防汚剤が離脱して
海洋汚染の原因の一つとなる点、魚網の清掃労力が多大
になる点及び清掃作業時に公害を発生し易い点で大きな
問題がある。
【0006】防汚剤使用の点について説明すると、でき
れば使用を中止するか代替品に切り替えるかの対策を講
じることが望ましいが、防汚剤を使用しない場合には、
海洋生物の付着量が大きくなって、1ケ月ないし2ケ月
程度の周期で前述した清掃作業をする必要性があり、代
替品の使用は、効果の実証がなされておらず、かつ、代
替品の価格が前述の塗料よりも一般に高く経済性が損わ
れる。
【0007】清掃作業の実施時には、定置網が、例え
ば、長さが225メートル、幅が48メートル、重量が
10000キログラム程度の大型魚網であることに基づ
いて、次のような諸問題が発生する。 海草等の除去のために2ケ月ないし3ケ月間の長期間
の作業を必要とすること。 清掃作業を実施するための広い作業場所の確保を必要
とすること。 屋外での作業となるため、雨天が続くと付着物の乾燥
状態が損われるため、作業を延長せざるを得ず、期間が
長くなること。 魚網に付着したままあるいは除去した海草等が長期間
の作業期間中に腐敗して、悪臭を発し周囲の環境に影響
を及ぼすこと。
【0008】本発明は、このような従来技術の課題を画
期的に解決するものであり、(1)防汚剤の使用を中止
するとともに公害の発生を低減すること、(2)労力の
著しい低減を図ること、(3)洗浄効果の向上を図るこ
と、(4)場所の確保を容易にすること、等を目的とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、被洗浄魚網を吊持状態にしておき、機体
に搭載された大容量ポンプから延長した移送ホースによ
り、大容量ポンプの離間位置に洗浄水を移送して、移送
ホースの先端の噴出ノズルから被洗浄魚網に向けて噴出
して被洗浄魚網の付着物を剥離させるとともに、剥離し
た付着物を、被洗浄魚網の後方空間に洗浄水とともに移
動して除去する技術を採用する。そして、機体に、駆動
源と、該駆動源に接続されて吸水した水を加圧状態で吐
出する大容量ポンプとが搭載されるとともに、該大容量
ポンプに高圧水を離間位置に移送する移送ホースが接続
状態に配され、該移送ホースの先端に洗浄水を被洗浄魚
網に向けて噴出し付着物を剥離させる噴出ノズルが配さ
れ、移送ホースと噴出ノズルとの間に、噴出ノズルを前
方位置で支持して噴出ノズルからの洗浄水の噴出時の反
動力に基づく噴出ノズルの姿勢の変化を抑制するスタン
ド台が配される構成の洗浄装置を採用する。そして、ス
タンド台は、洗浄対象場所に設置され、該スタンド台に
は、移送ホースが接続されるエルボ管部,垂直管部,ス
イング管部,噴出ノズル等が配され、これらの重量は、
前方位置で支持される。
【0010】
【作用】作業対象位置に機体を設置して、駆動源の運転
により大容量ポンプを作動させると、大容量ポンプから
吐出される高圧状態の洗浄水が、移送ホースにより離間
位置まで移送されて、噴出ノズルから被洗浄魚網に向け
て噴出させられる。高圧水を被洗浄魚網に向けて噴出す
ると、高圧水のエネルギによって海草等の付着物が速や
かに網目から剥離させられるとともに、剥離した付着物
は、被洗浄魚網の後方空間に洗浄水とともに移動して除
去されることになる。噴出ノズル等の重量支持は、スタ
ンド台によってなされるが、噴出ノズルから洗浄水を噴
出させると、噴出ノズルを後方に移動させようとする力
が作用する。この反動力及び発生するモーメントの支持
は、噴出ノズル等の重量に基づく支持に加えて、支持位
置が前方にずらされた状態に設定されて、スタンド台の
後方部分が設置箇所に接触して支持されることにより行
なわれ、反動力によって噴出ノズルの姿勢が変化する現
象の発生を抑制して、安定性を高めるものとなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る大型魚網の洗浄方法及び
装置の一実施例について、図1ないし図4に基づいて説
明する。これらの図において、符号Xは被洗浄魚網、1
は機体、2は駆動源、3は大容量ポンプ、4は吸水ホー
ス、5は移送ホース、6は噴出ノズル、7はスタンド
台、8は垂直管部、9はスイング管部、10は水平回転
ジョイント部、11は垂直回転ジョイント部、12はク
レーン、13はワイヤロープである。
【0012】以下、これらの詳細について説明すると、
前記被洗浄魚網Xは、従来技術の項で説明したように、
大型魚網である定置網等であるが、その一部が、図1に
示すように、クレーン12の作動時にワイヤロープ13
によって吊持され、空中に浮かせた状態、つまり、被洗
浄魚網Xの回りに空間を形成した状態として、後述する
洗浄作業が実施される。
【0013】前記機体1は、図1及び図2に示すよう
に、その内部に駆動源2及び大容量ポンプ3等を搭載し
た状態で搬送を行なうもので、上部に全体を吊持するた
めの吊り具14が配される。
【0014】前記駆動源2は、船舶用のディーゼルエン
ジン等の大出力を有するものが適用され、例えばエンジ
ンの定格出力60馬力、最大出力66馬力、回転数38
00回/分程度のものが適用される。
【0015】前記大容量ポンプ3は、圧力15KG/c
2 で吐出量2400リットル/分程度の能力を有する
ものであり、かかる仕様を満足させるものとしては、消
防用高圧大容量ポンプ等が適用可能である。
【0016】そして、図2に示すように、大容量ポンプ
3の吸水管15には、吸水ホース4と着脱可能に接続す
るためのジョイント部16が配される。吸水管15の一
部には、吸水量調整弁17が配設されるとともに、該吸
水量調整弁17に吸水量調整レバー18が機体1に明け
た長穴19を介して外部に突出した状態に配され、該吸
水量調整レバー18の操作によって、吸水量を全開ない
し全閉の間で調整可能とするように設定される。
【0017】また、大容量ポンプ3の吐水管20には、
図2に示すように、移送ホース5と着脱可能に接続する
ためのジョイント部21が配される。吐水管20の一部
にも、吐水量調整弁22が配設されるとともに、該吐水
量調整弁22に吐水量調整レバー23が機体1に明けた
長穴24を介して外部に突出した状態に配され、該吐水
量調整レバー23の操作によって、吐水量を全開ないし
全閉の間で調整可能とするように設定される。
【0018】前記スタンド台7は、洗浄作業対象場所に
設置するもので、図3及び図4に示すように、その上部
に移送ホース5と垂直管部8との間を接続するためのエ
ルボ管部25が取り付けられ、該エルボ管部25に移送
ホース5を着脱可能に接続するためのジョイント部26
が配される。
【0019】前記垂直管部8は、エルボ管部25の上方
にフランジ27を介して立設され、その途中に前記水平
回転ジョイント部10が配されて、スイング管部9等を
水平旋回可能に支持するとともに、水平回転止めハンド
ル28の回転操作でバンドを絞め付ける等によって必要
に応じて水平旋回を抑止するように設定される。
【0020】前記スイング管部9は、垂直管部8の上部
に垂直回転ジョイント部11を介して垂直回転可能に支
持されるとともに、垂直回転止めハンドル29の回転操
作でバンドを絞め付ける等によって、必要に応じて垂直
回転を抑止するように設定される。そして、スイング管
部9の基部には、噴出ノズル6を目的方向に向けるとと
もに、スイング管9との重量の釣り合いを持たせたカウ
ンタウエイトを兼ねる操作レバー30が一体に設けら
れ、噴出ノズル6には、噴出させられる水の状態をジェ
ット水、環状、シャワー水等に切り替えるための水流調
整レバー31が配される。
【0021】このような構造を有する大型魚網の洗浄装
置であると、機体1に搭載されている部分と、スタンド
台7に搭載されている部分と、ホース類とに分けた状態
で作業対象場所まで搬送し、ホース類をジョイント部1
6・21・26等によって接続すると、直ちに洗浄作業
可能状態となる。例えば、定置網等の大型魚網を海中に
設置している場所や陸揚げした場所等に、船舶や車両等
によって前述の機体1、スタンド台7、ホース類等を搬
送して、その場所において洗浄作業を開始する。
【0022】図1に示すように、被洗浄魚網Xの一部を
クレーン12及びワイヤロープ13で吊持して、空中に
浮かせた状態とすると、吊持状態の被洗浄魚網Xの回り
に空間が形成されるため、スタンド台7を被洗浄魚網X
の近傍(前方位置)に設置して、噴出ノズル6を被洗浄
魚網Xに向けると、被洗浄魚網Xの後方にも空間が形成
された状態となる。
【0023】駆動源2の運転によって大容量ポンプ3を
作動させ、吸水ホース4によって海水を吸引し、この吸
引量を吸水量調整レバー18の操作で吸水量調整弁17
の開度を変化させること等によって調整するとともに、
大容量ポンプ3から吐出される高圧水の吐出量を、吐水
量調整レバー23の操作で吐水量調整弁22の開度を変
化させること等によって調整することによって、高圧水
の圧力及び吐出量を設定する。
【0024】大容量ポンプ3からの高圧水は、移送ホー
ス5によって所望の離間位置に設置されたスタンド台7
まで移送され、エルボ管部25により上方に向きを変換
させられて、垂直管部8及びスイング管部9を経由して
噴出ノズル6から図1に示すように、クレーン12によ
って吊持された状態の被洗浄魚網Xに向けて噴出させら
れる。
【0025】この場合にあって、高圧水が噴出ノズル6
から噴出することによって生じる反動力及びモーメント
は、スタンド台7,エルボ管部25,垂直管部8,スイ
ング管部9,水平回転ジョイント部10及び垂直回転ジ
ョイント部11等の重量を大きく設定しておくことに基
づいて支持されるが、加えて、垂直管部8等のスタンド
台7よりも上方位置をなる部分を、図1及び図3に示す
ようにスタンド台7の前方位置で支持して、スタンド台
7を後方に延したものを採用すると、スタンド台7の後
方部分が設置箇所に接触して移動及び転倒を抑制するた
め、反動力によって噴出ノズルの姿勢が変化する現象の
発生を抑制して、安定性を高めるものとなる。あるいは
スタンド台7を固定することによっても支持される。
【0026】高圧水の噴出方向は、水平回転止めハンド
ル28及び垂直回転止めハンドル29による水平回転ジ
ョイント部10及び垂直回転ジョイント部11の回転止
めを解除した状態としておいて、スイング管部9や操作
レバー30の操作によって、スイング管部9を水平方向
及び上下方向の複合回転方向等に向けることによって設
定され、必要に応じて、水平回転止めハンドル28及び
垂直回転止めハンドル29の両方または任意の一方を操
作して、水平旋回(横振り)及び垂直回転(縦振り)を
固定することも可能である。
【0027】そして、この場合の高圧水は、水流調整レ
バー31の操作によって、ジェット水、環状、シャワー
水等の水流状態が、被洗浄魚網Xの網目への海洋生物等
の付着状態に基づいて適宜切り替えられる。これらの水
流を被洗浄魚網Xに向けて噴出すると、高圧水のエネル
ギによって海草等の付着物が速やかに網目から剥離させ
られるものとなり、かつ、分離した海草等の付着物(剥
離した付着物)は、水流とともに被洗浄魚網Xの後方空
間に洗浄水とともに移動して、放物線を描きながら落下
することにより除去される。また、多くの場合、水流を
網に当てると、網が水流の圧力で踊る現象が生じ、この
結果、水流による洗浄位置が分散して清掃範囲が大きく
なる効果も認められた。
【0028】被洗浄魚網Xが、前述した長さが225メ
ートル、幅が48メートル、重量が10000キログラ
ム程度の大型魚網である場合の適用例では、本発明に係
る大型魚網の洗浄装置を作動させて、洗浄作業を実施し
た場合の所要時間が約8時間位であることが計測され、
従来方法の2ケ月ないし3ケ月間の長期間を要するのと
比較して、著しい労力低減が認められた。洗浄作業後の
魚網の状態を比較すると、本発明に係る大型魚網の洗浄
装置の適用による洗浄時には、網の素糸を構成するナイ
ロン繊維の中まで海草等が除去され、従来方法にあって
は、網の素糸の表面から完全に除去できず、海草等が表
面に残留して凹凸状態となることが避けられないが、こ
れと比較して洗浄効果の著しい差を生じた。
【0029】陸上において、大型魚網の洗浄作業を実施
する場合でかつ防汚剤の不使用時にあっては、洗浄作業
によって分離した海草等の付着物をその洗浄水とともに
網目の小さな網に流し込んで副産物として回収し、化学
薬品の原料、肥料、飼料等に利用することができるが、
前述したように、海草等の付着物を8時間程度の短時間
で回収するので、その間に腐敗が進行して悪臭を発生す
る等の不具合の発生が回避できる。
【0030】一方、海上における洗浄作業にあっては、
船舶の甲板が作業場所となり、陸上の場合よりも狭い場
所での作業となるが、前述したように、船舶に装備して
いるクレーン等の動力機械が適用できるので、図1に示
すように、被洗浄魚網Xの一部を吊持した状態で、被洗
浄魚網Xに対する船舶の位置をずらす方法等を併用しな
がら、洗浄作業を行なうことによって対処することがで
きる。この場合にあって、海草等の付着物を陸上と同様
に回収する方法や、海洋生物をそのまま海水とともに海
に戻してやる方法が採用できる。
【0031】海草等の付着物を除去した前述の洗浄定置
網を防汚剤を塗布しない状態で海中に設置し、海草等の
付着状況を検討したところ、防汚剤を塗布していた場合
よりも短期間(1ケ月ないし2ケ月)で海草等の付着量
が多くなった。しかし、この場合でも、前述したように
8時間程度で洗浄して回復させることができるので、そ
の間だけ定置網の使用を中断するか、あるいは、同型の
定置網が複数ある場合には、1基のみを予備として用意
しておくことによって対処することができる。これに対
して、従来方法、つまり、防汚剤を塗布する方法では、
陸上に引き揚げた定置網を2ケ月ないし3ケ月かけて付
着物を除去する労力が伴うために、例えば同型の定置網
を交代に使用することが行なわれており、定置網の所要
数が約2倍となる。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る大型魚網の洗浄方法及び装
置によれば、以下の効果を奏する。 (1) 被洗浄魚網を吊持状態にして、大容量ポンプか
ら移送ホースを経由して洗浄水を移送して、噴出ノズル
から被洗浄魚網に向けて噴出して付着物を剥離させ、剥
離した付着物を、後方空間に洗浄水とともに移動して除
去するものであるから、剥離させた付着物の分離性を高
めて、剥離した付着物が再付着することを防止し、被洗
浄魚網の洗浄性を高めることができる。 (2) 高圧水流によって被洗浄魚網を洗浄することに
より、防汚剤の使用を省略し、防汚剤による公害発生を
防止することができるとともに、防汚剤の使用費用を節
約して経済性を高めることができる。 (3) 装置を作業所望位置に搬送し、洗浄水を被洗浄
魚網に向けて噴出して被洗浄魚網の付着物を剥離させる
ために、洗浄用作業場所を容易に確保することができ
る。 (4) 被洗浄魚網の付着物を直接水流によって除去す
ることにより、付着物を乾燥させて破砕して除去する従
来方法の除去作業と比較して、作業時間を数10分の1
に短縮し、労力の著しい低減を図ることができる。 (5) 従来方法と比較して、作業時間が短縮されると
ともに、高圧水を噴射する場所だけを確保すればよいの
で、狭い場所での実施や海上での作業実施が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る大型魚網の洗浄装置の一実施例を
示す正面図である。
【図2】図1における機体等の部分を拡大して示す斜視
図である。
【図3】図1におけるスタンド台及び噴出ノズル等の部
分を拡大して示す正面図である。
【図4】図1におけるスタンド台及び噴出ノズル等の部
分を拡大して示す側面図である。
【符号の説明】
1 機体 2 駆動源 3 大容量ポンプ 4 吸水ホース 5 移送ホース 6 噴出ノズル 7 スタンド台 8 垂直管部 9 スイング管部 10 水平回転ジョイント部 11 垂直回転ジョイント部 12 クレーン 13 ワイヤロープ 15 吸水管 17 吸水量調整弁 18 吸水量調整レバー 20 吐水管 22 吐水量調整弁 23 吐水量調整レバー 25 エルボ管部 28 水平回転止めハンドル 29 垂直回転止めハンドル 30 操作レバー 31 水流調整レバー X 被洗浄魚網

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄魚網(X)を吊持状態にしてお
    き、機体(1)に搭載された大容量ポンプ(3)から延
    長した移送ホース(5)により、大容量ポンプの離間位
    置に洗浄水を移送して、移送ホースの先端の噴出ノズル
    (6)から被洗浄魚網に向けて噴出して被洗浄魚網の付
    着物を剥離させるとともに、剥離した付着物を、被洗浄
    魚網(X)の後方空間に洗浄水とともに移動して除去す
    ることを特徴とする大型魚網の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 機体(1)に、駆動源(2)と、該駆動
    源に接続されて吸水した水を加圧状態で吐出する大容量
    ポンプ(3)とが搭載されるとともに、該大容量ポンプ
    に高圧水を離間位置に移送する移送ホース(5)が接続
    状態に配され、該移送ホースの先端に洗浄水を被洗浄魚
    網(X)に向けて噴出し付着物を剥離させる噴出ノズル
    (6)が配され、移送ホースと噴出ノズルとの間に、噴
    出ノズルを前方位置で支持して噴出ノズルからの洗浄水
    の噴出時の反動力に基づく噴出ノズルの姿勢の変化を抑
    制するスタンド台(7)が配されることを特徴とする大
    型魚網の洗浄装置。
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