JPH084778Y2 - 映像出力回路 - Google Patents

映像出力回路

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JPH084778Y2
JPH084778Y2 JP1988076097U JP7609788U JPH084778Y2 JP H084778 Y2 JPH084778 Y2 JP H084778Y2 JP 1988076097 U JP1988076097 U JP 1988076097U JP 7609788 U JP7609788 U JP 7609788U JP H084778 Y2 JPH084778 Y2 JP H084778Y2
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均一 青木
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 イ) 産業上の利用分野 本考案は、ブラウン管を用いたテレビ受像機やディス
プレイ装置における映像出力回路に関するものである。
ロ) 従来の技術 ブラウン管にて画像を出すための映像出力回路の1つ
に、例えば「テレビジョン学会技術報告TEBS91−1」に
報告されているものがあり、第4図にその回路図を示
す。尚、図においては、R,G,Bの3回路のうちRの回路
について表わしている。Q1,Q2は映像出力増幅器として
のトランジスタで、トランジスタQ1はエミッタ接地増
幅手段、トランジスタQ2はベース接地増幅手段として
作用する。トランジスタQ1のベースに加えられた入力
信号は、トランジスタQ1のコレクタ、トランジスタQ2
のエミッタを介してトランジスタQ2のコレクタに出力
される。抵抗RLはトランジスタQ2の負荷抵抗である。
ところで、一般に映像出力回路を広帯域増幅にするた
め、トランジスタQ2には高周波特性の良いものが用い
られており、その様なトランジスタQ2の消費電力Pcは
あまり大きくない。また、広帯域になるほど、映像出力
回路の負荷抵抗は小さくなる。そのため、映像出力回路
の広帯域化のために、電源電圧Vc2を低くすることが要
求される。
ところが、ブラウン管(CRT)を最適な状態で動作さ
せるためのカットオフ電圧の調整や、画面の輝度調整を
行うため、電源電圧Vc2には高い電圧が望まれる。
そこで第4図の回路では、映像出力電圧に直流電圧を
重畳して、カットオフ補正電圧、輝度調整電圧を得てい
る。即ち、トランジスタQ4は重畳する直流電圧を制御
するためのもので、重畳電圧はトランジスタQ4のコレ
クタ・ベース間の電圧によって決定される。トランジス
タQ4のコレクタ・ベース間の電圧は、定電流源I2と可
変抵抗VR1と抵抗R2の和の抵抗値(VR1+R2)の積に等し
い。従ってツェナーダイオードD1の電圧をVZ,トランジ
スタQ4のベース・エミッタ間の電圧をVbe、トランジス
タQ4のコレクタ電圧をVcbとすると、重畳する直流電圧
VADは、 VAD=VZ+Vbe+Vcb=VZ+Vbe+I2(VR1+R2) となる。
そこで可変抵抗VR2の抵抗値を変化させると、トラン
ジスタQ3のベース電圧が変化するため、トランジスタ
3のコレクタ電流が変化する。トランジスタQ3のコレ
クタ電流はフォトカプラ(1)の1次側のダイオードD2
に流れ、フォトカプラの2次側の抵抗R2の抵抗値を制御
する。このため可変抵抗VR2はトランジスタQ4のコレク
タ・ベース間の電圧を変化させることになり、可変抵抗
VR2は輝度調整用の抵抗として作用する。また、可変抵
抗VR1はカットオフ調整用の抵抗として作用する。この
ように重畳する直流電圧を制御することで、カットオフ
調整や輝度調整を果している。尚、第4図においてVc1
>Vc2であり、Vc2を低電圧にしておくことでトランジス
タQ2の消費電力Pcを小さくすることができる。
ハ) 考案が解決しようとする課題 さて、上述したとおり第4図において、フォトカプラ
(1)の1次側のダイオードD2に流れる電流を制御する
ことにより、2次側の抵抗R2の抵抗値を変化させ、輝度
を調整している。
しかしながら、フォトカプラは周囲の温度による影響
を受けやすく、周囲温度の変化によって2次側の抵抗R2
の抵抗値が変わり、輝度変化を起こしてしまう。これを
防ぐためには、温度補償のための回路が必要となり、部
品点数の増大やコストアップを招くことになる。
本考案は斯様な点に鑑みて為されたもので、温度補償
のための回路を必要としない映像出力回路を提供するも
のである。
ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、直流電圧を重畳した映像信号を、ブラウン
管のカソード端子へと出力する映像出力回路において、 映像信号が供給されカソード端子と接続される抵抗
と、可変定電流源と、前記可変定電流源に接続される可
変電流増幅手段と、前記可変定電流源と可変電流増幅手
段との間に前記抵抗を接続する接続手段とを備え、前記
可変定電流源における電流と前記可変電流増幅手段にお
ける電流との電流差を、前記接続手段を介して前記抵抗
に供給するものである。
ホ) 作用 映像信号に重畳する直流電圧は、抵抗に流れる電流に
よる電圧降下として発生される。該抵抗に流れる電流
は、可変定電流源における電流と可変電流増幅手段にお
ける電流との電流差、即ち、可変定電流源から可変電流
増幅手段へ流れる電流を差し引いた電流であり、可変電
流増幅手段における電流を制御することで、前記電流差
が制御される。該電流差が制御されることによって映像
信号に重畳される電流電圧が制御され、輝度調整がされ
る。
ヘ) 実施例 第1図は本考案一実施例の回路図であり、第4図と同
様にRの回路について示し、トランジスタQ1,Q2は映像
出力増幅器、抵抗RLはトランジスタQ2の負荷抵抗であ
る。
(2)は可変定電流源で、トランジスタQ6のエミッ
タに抵抗R3と可変抵抗VR3が直列に接続され、ベースに
はベース電圧が一定値に保たれる様にツェナーダイオー
ドD3と抵抗R4が接続されている。コンデンサC2は電源電
圧Vc1のリップル等の影響によりベース電圧が変動する
のを防ぐための平滑コンデンサである。トランジスタQ
6のコレクタから、可変定電流源(2)の出力として定
電流I3が出力され、この電流I3は可変抵抗VR3の抵抗値
を変えることで変化される。
抵抗R5は、CRTのカソードに接続され、Rの入力信号
(映像信号)が増幅されたものが供給される。
(3)はトランジスタQ5を主要素とする可変電流増
幅器で、トランジスタQ5のベースには可変抵抗VR4が、
エミッタにはコレクタ電流の周囲温度による影響を極力
小さくするための抵抗R7が、そして、コレクタにはこの
可変電流増幅器(3)に流れ込む電流I4が大きくなった
ときにトランジスタQ5の消費電力Pcを小さくするため
の抵抗R6が接続されている。可変抵抗VR4の抵抗値を変
化させることにより、トランジスタQ5のベース電圧が
変化するので、トランジスタQ5に流れる電流が変化
し、この可変電流増幅器(3)における電流、即ち可変
電流増幅器(3)に流れ込む電流I4が変化される。
可変定電流源(2)から出力される電流I3と、可変電
流増幅器(3)における電流I4(流れ込む電流I4)との
電流差I3−I4は、交流遮断手段であるダイオードD4,D5
を介して、抵抗R5のカソード側端子に接続され供給され
る。
増幅された映像信号に重畳される直流電圧は、抵抗R5
に流れる直流電流による電圧降下として発生される。こ
の抵抗R5に流れる電流は、可変定電流源(2)からの出
力である電流I3から、可変電流増幅器(3)に流れ込む
電流I4を差し引いた電流差I3−I4である。電流I4は、ト
ランジスタQ5のコレクタ電流に対応し、可変抵抗VR4
制御されるベース電圧によって決定される。トランジス
タQ5のベース電圧が上昇すると、電流I4は増加し、抵
抗R5に流れる電流(電流差I3−I4)が減少するため、抵
抗R5の両端電圧が減少する。従って、重畳される電流電
圧が減少するので、CRTのカソード電圧が下がって輝度
が増加するようになる。
可変抵抗VR4の抵抗値を制御することで、重畳する直
流電圧が制御され、輝度調整が行われる。
電流I3は、トランジスタQ8のベース電圧が安定して
おり、抵抗R3の選択により周囲温度が変化しても変動し
にくく、電流I4も、抵抗R6の選択によりコレクタ電流の
周囲温度による影響を極力受けない様になっており、周
囲温度の変化に対しても安定した輝度調整がされる。
また、可変定電流源(2)から出力される電流I3は、
可変抵抗VR3の抵抗値の制御により変化し、電流I3を増
加させると抵抗R5における重畳電圧が増加し、電流I3
減少させると抵抗R5における重畳電圧が減少する。そし
て、可変抵抗VR3の制御により電流I3を増減させ、カッ
トオフ調整が行われる。
さて、カソードの有するカソード容量に対して、トラ
ンジスタQ6のコレクタ・ベース間容量Cob1と、トラン
ジスタQ5のクレクタ・ベース間容量Cob2が、カソード
の分布容量として並列に存在する。第1図は、カソード
容量に着目した場合第2図の様に表わされる。コレクタ
・ベース間容量Cob1,Cob2がカソード容量CKに対して並
列に付加されているため、入力として立ち下がりの信号
が入ってきた場合、ダイオードD4,D5がないと出力の応
答性が非常に悪くなるが、本考案一実施例ではその応答
性についても改善されている。
例えば入力として第3図の如き方形波の信号がトラン
ジスタQ1のベースに供給された場合、まず、時間t1
おいて、トランジスタQ1のベース電圧がHighになり、
トランジスタQ2のコレクタ電流が増加して、負荷抵抗R
Lの電圧降下によってコレクタ電圧がLowになる。このと
き、抵抗R5とコンデンサC1の並列回路は交流的に短絡状
態にあり、ダイオードD5のカソード側電圧も低くなっ
て、トランジスタQ6,Q5のコレクタ・ベース間容量Co
b1,Cob2に充電されていた電荷はダイオードD4,D5を通
ってトランジスタQ2のコレクタからエミッタへと放電
される。
時間t2になり、トランジスタQ1のベース電圧がLowと
なると、ダイオードD5のカソード側電圧が高くなる。そ
して、負荷抵抗RLを介して充電電流がコレクタ・ベース
間容量Cob1,Cob2及びカソード容量CKに流れ込むことに
なるが、コレクタ・ベース間容量Cob1,Cob2の充電経路
にダイオードD4,D5があり、カソード電圧がHighになる
と、ダイオードD4.D5は逆方向の電圧がかかることにな
るため高インピーダンスとなるので、コレクタ・ベース
間容量Cob1,Cob2には電流が流れにくくなる。従って、
カソード容量CKに重点的に充電電流が流れ、カソード電
圧が速く立ち上がる。従って、入力信号の立ち下がり、
即ちカソード電圧の立ち上がり時に、ダイオードD4,D5
が交流結合を遮断して、応答性を良くしている。
ト) 考案の効果 本考案は以上の説明から明らかな如く、フォトカプラ
の様な周囲温度に影響されやすい素子を用いず、可変定
電流源と可変電流増幅器とを用い、映像信号に重畳する
電流電圧を制御している。これにより、簡単な回路構成
とすることができ、安定した輝度調整やカットオフ調整
ができる。そして、CRTのネックに出力回路を設置する
のを容易とする小型化や、コストダウンに寄与できる。
また、電流差をダイオードを介してカソードに接続さ
れる抵抗に供給しているので、カソード電圧の立ち上が
り時における、定電流源や電流増幅器の容量による応答
の劣化を防止し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の回路図、第2図は第1図の容
量について着目した場合の対応図、第3図は入力信号の
波形図、第4図は従来回路の回路図である。 (2)……可変定電流源、(3)……可変電流増幅器、
1、Q2、Q5、Q6……トランジスタ、VR3、VR4……可
変抵抗、R5……抵抗、D4,D5……ダイオード(交流遮断
手段)。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電圧を重畳した映像信号を、ブラウン
    管のカソード端子へと出力する映像出力回路において、 映像信号が供給されカソード端子と接続される抵抗と、
    可変定電流源と、前記可変定電流源に接続される可変電
    流増幅手段と、前記可変定電流源と可変電流増幅手段と
    の間に前記抵抗を接続する接続手段とを備え、前記可変
    定電流源における電流と前記可変電流増幅手段における
    電流との電流差を、前記接続手段を介して前記抵抗に供
    給することを特徴とする映像出力回路。
  2. 【請求項2】前記電流差を抵抗に供給する接続手段は、
    一方向のみの電流を許容する交流遮断手段を含むことを
    特徴とする請求項1記載の映像出力回路。
JP1988076097U 1988-06-08 1988-06-08 映像出力回路 Expired - Lifetime JPH084778Y2 (ja)

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JP1988076097U JPH084778Y2 (ja) 1988-06-08 1988-06-08 映像出力回路

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JPH01179671U JPH01179671U (ja) 1989-12-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5036528A (ja) * 1973-08-03 1975-04-05
JPS5976169A (ja) * 1982-10-25 1984-05-01 Fuji Electric Co Ltd 並列接続サイリスタの電流平衝化方式
JPS5976169U (ja) * 1982-11-12 1984-05-23 三菱電機株式会社 映像増幅回路

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JPH01179671U (ja) 1989-12-22

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