JPH0848072A - 転写物の製造方法 - Google Patents

転写物の製造方法

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JPH0848072A
JPH0848072A JP20455794A JP20455794A JPH0848072A JP H0848072 A JPH0848072 A JP H0848072A JP 20455794 A JP20455794 A JP 20455794A JP 20455794 A JP20455794 A JP 20455794A JP H0848072 A JPH0848072 A JP H0848072A
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JP20455794A
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Shiro Okuno
至郎 奥野
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Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被転写物の素材そのものが持つ表面状態を活
かした完成品を得ることができ、しかも、すばやく接着
剤層を完全硬化させることができる転写物の製造方法を
提供する。 【構成】 基体シート上に、剥離層、図柄層が順次形成
された転写層15を有する転写材1の図柄層上に電離放
射線硬化性樹脂からなる接着剤17を塗布して接着剤層
とし、転写材1の接着剤層を被転写物2に重ね合わせて
加圧し、転写材1と被転写物2とを接着させ、電離放射
線を照射して接着剤層を硬化させ、基体シートを除去
し、被転写物表面に転写層15を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建築用内外装材や家
具用表面材、キッチン用表面材、車のドア部材、および
それらの縁材として用いる板状や棒状、短冊状などの材
料に、図柄を形成するための転写材とこの転写材を用い
た転写物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記した建築用内外装材などを製造する
従来方法の一例として、次のようなものがある。 (1)塩化ビニル樹脂や上質紙などからなる長尺の基材
フィルム上に、図柄層を形成した長尺のラミネート材を
得、このラミネート材の図柄層とは反対側に接着剤層を
塗布形成し、接着剤層が粘着性のある状態(活性状態と
もいう。)で、被絵付け物送り装置に連続的に送り込ま
れてくる被絵付け物にラミネート材の接着剤層を重ね合
わせ、プレスロールで加圧して、ラミネート材と被絵付
け物とを接着させ、ラミネート材の余分な部分を切断除
去してラミネート物を得る製造方法があった。この製造
方法では、被絵付け物が連続的に送り込まれてくるの
で、ラミネート材への接着剤層の形成工程、ラミネート
材と被絵付け物との重ね合わせ工程、回転するプレスロ
ールによる加圧工程、切断除去工程などの各工程は、被
絵付け物を常時移動させながら流れ作業的に行なわれ
る。
【0003】この製造方法では、たとえば、上面と二側
面との複数面にラミネートが必要な多面体が被絵付け物
(以下、多面体被絵付け物という。)となった場合、板
状多面体の上面と二側面とが加圧必要面となる。よっ
て、多面体被絵付け物の上面に対して垂直に押圧する上
面用プレスロールと、一方の側面に対して垂直に押圧す
る一側面用プレスロールと、他方の側面に対して垂直に
押圧する他側面用プレスロールとの計3種類のプレスロ
ールを別々に用意して多面体被絵付け物送り装置に固定
設置し、各面用のプレスロールを対応する加圧必要面に
押し当てている。
【0004】したがって、たとえば、被絵付け物として
複数面にラミネートが必要な多面体が採用された場合
は、加圧必要面数分のプレスロールを設置しなければな
らない。多面体被絵付け物の加圧必要面数が多くなれば
なるほど、被絵付け物送り装置に設置するプレスロール
の数を増やして、加圧時間を長く採る必要がでてくる。
しかし、被絵付け物送り装置の大きさには限度があるの
で、被絵付け物送り装置に設置できる各面用のプレスロ
ールの数も制限されることになる。よって、多面体被絵
付け物の加圧必要面数が多くなればなるほど、各加圧必
要面への加圧回数が少なくなり、ラミネート材と多面体
被絵付け物との接着力が弱くなる。
【0005】(1)の製造方法では、ラミネート材と多
面体被絵付け物とを接着剤層が粘着性のある状態のまま
接着させているので、前記接着力が弱くなるという不都
合を補い、ラミネート材と多面体被絵付け物との接着力
を十分にすることができる。
【0006】(2)前記(1)の製造方法において、長
尺の基体シート上に、剥離層、図柄層が順次形成された
転写層を有する転写材を用いる方法が考えられる。つま
り、前記転写材の図柄層に接着剤層を形成し、ただちに
乾燥して一旦粘着性をなくした後、被転写物送り装置に
連続的に送り込まれてくる被転写物に転写材の接着剤層
を重ね合わせた後、加熱されたプレスロールで加熱と加
圧とを同時に行なって、接着剤層の粘着性を復活させて
転写材と被転写物とを接着させ、その後、基体シートを
剥離して、被転写物表面に転写層を形成して転写物を得
る製造方法がある。
【0007】以上(1)と(2)とを比較すると、
(2)のように、被転写物に転写材の接着剤層を重ね合
わせた後に、接着剤層の粘着性を復活させる製造方法よ
りも、(1)のように、被絵付け物にラミネート材を重
ね合わせる前に、接着剤層を粘着性のある状態としてお
く製造方法のほうが、一般的に接着力が強くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、(1)では、
ラミネート材を被絵付け物にラミネートした後、基材フ
ィルムは剥がされず、被絵付け物上に基材フィルムが残
留したままの状態で完成品となる。このため、基材フィ
ルムの持つ艶や手触りの表面状態のものだけが完成品と
なってしまい、被絵付け物の素材そのものが持つ表面状
態を活かした完成品を得ることができなかった。また、
(1)では、被絵付け物が火災に遭遇した場合、塩化ビ
ニル樹脂からなる基材フィルムが燃焼して有害な黒煙が
発生するので、防災上問題とされている。また、(1)
では、上質紙からなる基材フィルムを用いた場合、紙内
部で紙繊維どうしが剥離しやすいため、基材フィルムの
剥がれが発生しやすくなる。
【0009】また、(2)では、転写材と多面体被転写
物との接着力が弱くなるという不都合を補うために、
(1)の製造方法を適用して、被転写物に転写材を重ね
合わせる前に、接着剤層を粘着性のある状態、たとえ
ば、加熱して粘着性を復活した状態か、接着剤層を乾燥
せずに粘着性を持続させた状態などにしておくことが考
えられる。しかし、この場合は、転写材と多面体被転写
物とを重ね合わせてから、接着剤層の粘着性を無くし、
さらに、接着剤層を完全に硬化させて、転写材と多面体
被転写物とを完全に接着させて完成品としているが、そ
の間約3、4日間もの長い時間を要する。よって、生産
効率が悪い。また、接着剤層の硬化が不完全のまま、基
体シートを剥離すると、転写層が基体シートとともに剥
離してしまう。また、仮に転写層が基体シートとともに
剥離しなかったとしても、硬化が不完全である接着剤層
は柔らかいので、転写物を手でつかんだりする際に手の
力によって転写層と多面体被転写物との界面でずれが生
じたりして、取り扱いが困難であった。
【0010】この発明の目的は、被転写物の素材そのも
のが持つ表面状態を活かした完成品を得ることができ、
しかも、すばやく接着剤層を完全硬化させることができ
る転写物の製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の転写物の製造
方法は、以上の目的を達成するために、つぎのように構
成した。つまり、この発明の転写物の製造方法は、基体
シート上に、剥離層、図柄層が順次形成された転写層を
有する転写材の図柄層上に電離放射線硬化性樹脂からな
る接着剤層を形成し、転写材の接着剤層を被転写物に重
ね合わせて加圧し、転写材と被転写物とを接着させ、電
離放射線を照射して接着剤層を硬化させ、基体シートを
除去し、被転写物表面に転写層を形成する構成とした。
【0012】この発明の転写物の製造方法は、電離放射
線硬化性樹脂からなる接着剤層を被転写物に形成し、基
体シート上に、剥離層、図柄層が順次形成された転写層
を有する転写材の図柄層を被転写物に重ね合わせて加圧
し、転写材と被転写物とを接着させ、電離放射線を照射
して接着剤層を硬化させ、基体シートを除去し、被転写
物表面に転写層を形成する構成とした。
【0013】この発明の転写物の製造方法は、前記加圧
時において、まず、転写材の接着剤層の一部分を多面体
被転写物の一面に重ね合わせて一面用プレスロールで先
加圧し、次いで、前記転写材の接着剤層の他部分を被転
写物の他面に重ね合わせて他面用プレスロールで後加圧
する構成とした。
【0014】この発明の転写物の製造方法は、多面体被
転写物の複数面に接着剤層を形成し、前記加圧時におい
て、まず、転写材の図柄層の一部分を多面体被転写物の
一面に重ね合わせて一面用プレスロールで先加圧し、次
いで、前記転写材の図柄層の他部分を被転写物の他面に
重ね合わせて他面用プレスロールで後加圧する構成とし
た。
【0015】前記この発明の転写物の製造方法におい
て、転写層の少なくとも一層が電離放射線硬化性樹脂を
含有する転写材を用い、転写層の少なくとも一層および
接着剤層を電離放射線を照射して硬化させる構成として
もよい。
【0016】以下、まず、この発明の転写物の製造方法
に用いる転写材1、転写装置の順に説明してから、転写
物の製造方法の説明をする。
【0017】転写材1を説明する(図1参照)。
【0018】転写材1は、基体シート10上に、剥離層
11、図柄層12が順次形成された転写層15を有する
ものである。転写層15は、後述するように、印刷法や
コーティング法などで形成される薄い皮膜であるから、
ラミネート材の基材フィルムのように、被転写物2の素
材そのものが持つ表面状態を変えてしまうほど分厚かっ
たり硬かったりするものではない。したがって、被転写
物2の上に転写層が形成されても、被転写物2の素材そ
のものが持つ表面状態をほぼ保ったままとなる。また、
転写層15は、ある程度の膜厚を有するものなので、被
転写物2表面の余分な凹凸がそのまま転写物表面に現わ
れないようにすることもできる。
【0019】基体シート10は、ポリプロピレン系樹
脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂な
どの樹脂シート、アルミニウム箔、銅箔などの金属箔、
グラシン紙、コート紙、セロハンなどのセルロース系シ
ート、あるいは以上の各シートの複合体など、通常の転
写材の基体シート10として用いられるものを使用する
ことができる。基体シート10の膜厚としては、15μm
〜100μmのものを使用することができる。
【0020】基体シート10からの転写層15の剥離性
を改善するためには、基体シート10上に転写層15を
設ける前に、離型層を全面的に形成してもよい。この場
合は剥離層11はあってもなくてもよい。離型層を全面
的に形成し、かつ、剥離層11を用いない場合は、図柄
層12が転写層15となる。離型層は、転写後または成
形同時転写後に基体シート10を剥離した際に、基体シ
ート10とともに転写層15から離型するが、場合によ
っては層間離型を起こし、離型層の一部が転写層15の
最外面に残存することもある。離型層の材質としては、
メラミン樹脂系離型剤、シリコーン樹脂系離型剤、フッ
素樹脂系離型剤、セルロース誘導体系離型剤、尿素樹脂
系離型剤、ポリオレフィン樹脂系離型剤、パラフィン系
離型剤およびこれらの複合型離型剤などを用いることが
できる。離型層の形成方法としては、ロールコート法、
スプレーコート法などのコート法、グラビア印刷法、ス
クリーン印刷法などの印刷法がある。離型層の乾燥膜厚
は、0.5μm〜2μmとするのが一般的である。
【0021】剥離層11は、基体シート10と転写層1
5とを剥離するための層である。剥離層11の材質とし
ては、アクリル樹脂などの熱可塑性樹脂とポリエチレン
ワックスとからなるものや、電子線硬化性樹脂、紫外線
硬化性樹脂などの電離放射線硬化性樹脂を用いて、印刷
法などによって形成するとよい。電子線硬化性樹脂とし
ては、重合型二重結合を有するプレポリマーあるいはオ
リゴマーの組成物、またはエポキシ基を有するプレポリ
マーあるいはオリゴマーの組成物に、反応性希釈剤を混
ぜ合わせたものがある。紫外線硬化性樹脂としては、重
合型二重結合を有するプレポリマーあるいはオリゴマー
の組成物、またはエポキシ基を有するプレポリマーある
いはオリゴマーの組成物に、反応性希釈剤と光重合開始
剤を混ぜ合わせたものがある。剥離層11の形成方法と
しては、ロールコート法、スプレーコート法などのコー
ト法、グラビア印刷法、スクリーン印刷法などの印刷法
がある。離型層の乾燥膜厚は、0.5μm〜3μmとするの
が一般的である。
【0022】図柄層12は、図柄を被転写物2の表面に
形成するための層である、図柄層12の材質としては、
着色された顔料や染料などの着色材と、アクリルビニル
樹脂などの樹脂バインダーと溶剤とからなるインキを用
いて、印刷法などによって形成する。図柄層12の図柄
は、木目模様や網目模様、ヘアライン模様などの模様、
絵画、ロゴ、文字、記号、図形などがある。図柄層12
は、全面ベタの着色からなっていてもよいし、部分的な
着色からなっていてもよい。図柄層12は、透明性を有
していてもよいし、隠蔽性を有していてもよい。図柄層
12は、蒸着法などによって形成された金属光沢による
図柄を有していてもよい。図柄層12は、部分柄インキ
層と全面ベタインキ層との2層からなっていてもよい。
部分柄インキ層と全面ベタインキ層とはこの順序で剥離
層11上に形成される。全面ベタインキ層を茶色とし、
部分柄インキ層を白色の筋状パターンとすると、木目調
の図柄となる。樹脂バインダーとして、電子線硬化性樹
脂、紫外線硬化性樹脂などの電離放射線硬化性樹脂を用
いてもよい。電子線硬化性樹脂としては、重合型二重結
合を有するプレポリマーあるいはオリゴマーの組成物、
またはエポキシ基を有するプレポリマーあるいはオリゴ
マーの組成物に、反応性希釈剤を混ぜ合わせたものがあ
る。紫外線硬化性樹脂としては、重合型二重結合を有す
るプレポリマーあるいはオリゴマーの組成物、またはエ
ポキシ基を有するプレポリマーあるいはオリゴマーの組
成物に、反応性希釈剤と光重合開始剤を混ぜ合わせたも
のがある。図柄層12の形成方法としては、ロールコー
ト法、スプレーコート法などのコート法、グラビア印刷
法、スクリーン印刷法などの印刷法がある。図柄層12
の乾燥膜厚は、1μm〜3μmとするのが一般的である。
【0023】転写装置を説明する(図2〜図4)。
【0024】転写装置は、少なくとも、転写材送り出し
手段および転写材巻き取り手段を有する転写材送り手段
と、接着剤塗布手段と、被転写物送り手段と、プレスロ
ール手段と電離放射線放射手段とを備えたものであり、
必要により加熱手段を有していてもよい。
【0025】被転写物送り手段は、被転写物2を送る手
段である。一例として、図4に示すように、被転写物2
を搬送する多数のピンチロール3と、ピンチロール3の
軸受けをする軸受け凸部4を有する基台5とを有するも
のがある。ピンチロール3は2個を一組としてロール軸
40によって平行につなげられており、ロール軸40が
前記軸受け凸部4で貫通して軸受けされているものがあ
る。ピンチロール3のかわりに、ベルトコンベアーで被
転写物2を搬送する被転写物送り手段もある。
【0026】プレスロール手段は、転写材1を被転写物
2に加圧する手段である。一例として、図4に示すよう
に、プレスロールと支持アーム6とを有するものがあ
る。支持アーム6の先端にプレスロールの回転軸60の
一端が取付けられている。支持アーム6は、被転写物送
り手段の基台5上に設けられた複数本の直立固定棒(図
示せず)の、上端、中間、下端などの任意の箇所に、任
意の取付け角度で取付けられる。この取付け角度を調節
することによって、プレスロールの向きを変化させるこ
とができる。たとえば、多面体被転写物の表面のうち、
上面と左右側面とに転写が必要な場合は、前記支持アー
ム6の前記取付け角度を調節し設定することによって、
上面に対して垂直に押圧する上面用プレスロールと、一
方の側面に対して垂直に押圧する一側面用プレスロール
と、他方の側面に対して垂直に押圧する他側面用プレス
ロールとの計3種類のプレスロールを別々に用意するこ
とができる。プレスロールは、ゴム製、シリコン製、金
属製、プラスチック製などがある。
【0027】被転写物2の転写が必要な面が凹面のとき
は、プレスロール表面は該凹面に合致する凸面とすると
よい。あるいは、加圧する面が凸面のときは、プレスロ
ール表面は該凸面に合致する凹面とするとよい。
【0028】転写材送り手段は、転写材送り出し手段お
よび転写材巻き取り手段などからなり、被転写物2とプ
レスロールとの間に転写材1を送りかつ巻き取る手段で
ある。一例として、図2に示すように、転写材送り出し
手段としては、送り出しロールマガジン20がある。ま
た、被転写物2への転写後に転写材1を巻き取る転写材
巻き取り手段としては、巻き取りロールマガジン24が
ある。転写材送り手段は、さらに、送り出しロールマガ
ジン20から送り出された転写材1の進行方向を適宜変
えるための第1ターンロール21および第2ターンロー
ル22および第3ターンロール23とを有する。送り出
しロールマガジン20および巻き取りロールマガジン2
4には、プライマー層14が外側になるように転写材1
が巻かれていてもよいし、プライマー層14が内側にな
るように転写材1が巻かれていてもよい。第2ターンロ
ール22と第3ターンロール23の設置位置は、連続的
に送られてくる転写材1の接着剤層16が被転写物2に
ほぼ接触するするような位置である。
【0029】接着剤塗布手段は、前記プレスロールによ
って転写材1を加圧する前に、転写材1のプライマー層
14に接着剤層16を形成する手段である(図2)。あ
るいは、接着剤塗布手段は、前記プレスロールによって
転写材1を加圧する前に、被転写物2に接着剤層16を
形成する手段である(図3)。一例として、接着剤17
をためておく接着剤タンク30と、接着剤17の塗布口
31、連続して送り込まれてくる転写材1の下敷きとな
るプレート32とを有するものである。塗布口31はデ
ィスペンサータイプでもよいし、刷毛タイプでもよい。
接着剤塗布手段は、塗布機や印刷機でもよい。塗布機と
してはナイフコーター、ローラーコーター、グラビアコ
ーター、コンマコーターなどがある。印刷機としては、
グラビア印刷機、スクリーン印刷機、平版印刷機などの
印刷機などがある。
【0030】電離放射線照射手段9は、この発明の製造
方法の一工程で用いる電離放射線硬化性樹脂からなる接
着剤層を硬化させるために、電離放射線を照射する手段
である。電離放射線照射手段は、プレスロール手段によ
って加圧された被転写物2が送られてくる場所に設置す
る。電離放射線照射手段としては、紫外線照射装置、電
子線照射装置、X線照射装置、α線照射装置、β線照射
装置、γ線照射装置などがある。紫外線照射装置として
は、高圧水銀燈や超高圧水銀燈、低圧水銀燈、カーボン
アーク、クセノンアーク、メタルハライドランプなどの
光源を用いた紫外線源がある。電子線照射装置として
は、コックロフトワルトン型、パンデグラフ型、共振変
圧器型、絶縁コア変圧器型、直線型、ダイナミトロン
型、高周波型などの各種電子線加速器がある。
【0031】加熱手段は、転写材1あるいは被転写物2
に形成された接着剤層16を加熱して、接着剤層16の
活性をさら強くして、接着剤層16と被転写物2との接
着力をさらに高める手段である(図示せず)。あるい
は、転写材1と被転写物2とが重ね合わされた状態での
接着剤層16を加熱して、接着剤層16の活性をさら強
くして、接着剤層16と被転写物2との接着剤層16の
接着力をさらに高める手段でもよい。あるいは、転写材
1あるいは被転写物2に形成された接着剤層16を加熱
して、接着剤層16を後述する粘着性復活状態にするた
めの手段でもよい。加熱手段は、遠性外線式や熱風ブロ
ワー式などの加熱機などがある。加熱手段の設置の仕方
は、図2に示した装置に組み込むとすると、接着剤タン
ク30と第1ターンロール21との間、あるいは、第1
ターンロール21と第2ターンロール22との間、ある
いは第2ターンロール22と一面用プレスロール7との
間に設置する仕方がある。あるいは、プレスロール手段
の上部に設置するか、一面用プレスロール7自体および
他面用プレスロール8自体を加熱して、転写材1を被転
写物2に加圧しながら同時に加熱することもできる。
【0032】転写物の製造方法を説明する(図2〜図
4)。
【0033】前記転写材1と前記転写装置と被転写物2
とを用意する。
【0034】被転写物2としては、単位サイズの木片を
接合してなる集成材、合板、アルミニウムなどの無機材
料、プラスチック材などがあり、薄板や立体物がある。
合板としては、ファイバーボード、パーティクルボー
ド、積層特殊合板、芯材特殊合板などがある。立体物と
しては、上面と下面と右側面と左側面を有する断面長方
形の板状物(図4)、あるいは上面と下面と右斜面と左
斜面と右側面と左側面を有する断面台形の棒状物(図
5)、上面と右側面、上面と左側面が滑らかにカーブし
てつながっている断面略台形の棒状物(図6)、上面が
凹で下面が凸で厚みを有する断面略ブーメラン形の棒状
物(図7)、上面および/または側面に凹凸を有する板
状物(図9)、あるいは、平面および曲面を複数有する
板状物などがある。被転写物2の材質としてアルミニウ
ムなどの金属材料を用いた場合は、金属材料を筒状に成
形したものや、縁を折り曲げたもの(図8)などがあ
る。板状物は、短冊状や棒状、長尺板状などの形状のも
のがある。板状物の丈は数10cmから数mのものがあり、
板状物の幅は数cmから数100cmのものなどがある。転写
機によっては、適用できる板状物の幅が20cm、30cm、45
cm、60cmなどと制限されているものもある。
【0035】以下、転写物の製造方法の一例として、図
1に示した転写材1と、図2および図4に示した転写装
置と、図4に示した上面と下面と右側面と左側面とを有
する断面長方形の板状物からなる多面体被転写物とを用
いた場合を説明する。
【0036】まず、転写材1の図柄層12に、電離放射
線硬化性樹脂からなる接着剤層16を形成する(図
2)。
【0037】つまり、図柄層12が上向きになるように
送り出しロールマガジン20より転写材1を送り出し、
接着剤形成時の下敷きとなるプレート32上に移動し、
連続移動あるいは断続移動しながら、塗布や印刷や刷毛
塗りやディスペンサーなどによって図柄層12上に接着
剤17を形成し接着剤層16とする。この接着剤17
は、3000〜10000C.P.S.の粘性を有するのが適当であ
る。接着剤層16は、転写材1のプライマー層14上全
面に形成してもよいし、必要な一部分だけに形成しても
よい。接着剤の材質は、電離放射線硬化性樹脂であり、
紫外線、電子線、X線、α線、β線、γ線などの電離放
射線を照射することによって、硬化する樹脂である。電
離放射線硬化性樹脂としてはアクリル系紫外線硬化性樹
脂、アクリル系電子線硬化性樹脂、アクリル系X線硬化
性樹脂、アクリル系α線硬化性樹脂、アクリル系β線硬
化性樹脂、アクリル系γ線硬化性樹脂などがある。電離
放射線硬化性樹脂は、通常、溶剤を有さないにもかかわ
らず、図柄層12上に形成された後も、こぼれ落ちない
程度の流動性あるいは粘着性を有する樹脂である。必要
によっては、溶剤を含有してもよいが、この場合は、接
着剤層16を形成した後に、乾燥工程が必要となる。電
離放射線硬化性樹脂からなる接着剤層16は、溶剤の含
有率が少ないためすぐに乾燥される。
【0038】紫外線硬化性樹脂としては、重合型二重結
合を有するプレポリマーあるいはオリゴマーの組成物、
またはエポキシ基を有するプレポリマーあるいはオリゴ
マーの組成物に、反応性希釈剤と光重合開始剤を混ぜ合
わせたものがある。電子線硬化性樹脂としては、重合型
二重結合を有するプレポリマーあるいはオリゴマーの組
成物、またはエポキシ基を有するプレポリマーあるいは
オリゴマーの組成物に、反応性希釈剤を混ぜ合わせたも
のがある。具体的には、エチレン性不飽和結合を有する
プレポリマーもしくはオリゴマー、例えば、不飽和ポリ
エステル類、各種アクリレート類、メタクリレート類な
どの一種または二種以上と、分子中にエチレン性不飽和
結合を有するモノマー、例えば、スチレン系モノマー
類、アクリル酸エステル類、メタクリル酸エステル類な
どを混合したものがある。
【0039】接着剤層16の膜厚は、1μm〜80μmが
適当である。被転写物2の材質がプラスチックや金属な
どの比較的平滑な表面状態のものであるときは、接着剤
17が被転写物2中に吸収されてしまうことが少ないの
で、膜厚は2μm〜20μmとするとよい。また、被転写
物2の材質が木質部材などの比較的粗面であったり吸水
性の表面状態のものであるときは、被転写物2中に接着
剤17が吸収されやすいので、膜厚は30μm〜80μmと
するとよい。
【0040】つぎに、転写材1の接着剤層16を被転写
物2に重ね合わせて加圧し、転写材1と被転写物2とを
接着させる(図2)。
【0041】つまり、上面と下面と左側面と右側面とを
有する長い短冊状の板状物である被転写物2が、多数の
ピンチロール3によって転写材1の下に搬送されてく
る。被転写物2上に転写材1の粘着性のある状態の接着
剤層16がほぼ接触し、つぎに、被転写物2の上面に対
して垂直に押圧する上面用プレスロールが、一面用プレ
スロール7として、被転写物2の先端部の上面に転写材
1を押し付けて先加圧する。一面用プレスロール7によ
る上面の加圧状態のまま、被転写物2はピンチロール3
上を移動し、つぎに、被転写物2の右側面を垂直に押圧
する右側面用プレスロールおよび被転写物2の左側面を
垂直に押圧する左側面用プレスロールが、他面用プレス
ロール8として、被転写物2の先端部の右側面および左
側面に転写材1を押し付けて後加圧する。この後、一面
用プレスロール7による被転写物2の上面の加圧状態と
他面用プレスロール8による被転写物2の右側面と左側
面との加圧状態とが同時に持続し、先に、一面用プレス
ロール7による被転写物2の後端部の上面の加圧状態が
解除され、後に、他面用プレスロール8による被転写物
2の後端部の右側面および左側面の加圧状態が解除され
る。加圧力は、0.5Kg/cm2 〜10Kg/cm2 が好まし
い。また加圧時間は、0.5秒間〜5秒間が好ましい。
【0042】この転写物の製造方法の例では、上面と下
面と右側面と左側面とを有する長い短冊状の板状物を被
転写物とし、上面を一面とし、右側面および左側面を他
面としているが、プレスロールが加圧する順番によって
は、被転写物の右側面および左側面のうち左側面を一面
とし、右側面を他面としてもよい。あるいは、被転写物
の下面を一面とし、左側面のみを他面としてもよい。あ
るいは、被転写物の右側面および左側面を一面、上面を
他面としてもよい。
【0043】加圧回数は、上面、側面の各面につき各1
回だけの加圧回数でもよいし、各面につき各2回以上の
加圧回数となってもよい。異なるプレスロールで各面を
同時に加圧してもよい。
【0044】つぎに、電離放射線を照射して接着剤層1
6を硬化させる。電離放射線としては、前記電離放射線
照射手段9から発せられる紫外線、電子線、X線、α
線、β線、γ線ながある。
【0045】このとき、転写材1の転写層15のいずれ
かの層が、電離放射線硬化性樹脂を含有している場合
は、接着剤層16を硬化させると同時に、転写層15を
も硬化させることができるので、効率的である。また、
剥離層11あるいは図柄層12が硬くなるので、転写層
15という非常に薄い層であるにもかかわらず、非常に
硬い表面を被転写物2上に形成することができる。
【0046】つぎに、基体シート10を除去し、被転写
物表面に転写層15を形成する。つまり、前記他面用プ
レスロール8による加圧状態が解除され次第、第3ター
ンロール23によって、基体シート10が被転写物2か
ら引き離され除去される。その後、基体シート10は、
巻き取りロールマガジン24に巻き取られる。
【0047】以上、この発明では、転写材1の図柄層1
2に接着剤層16を形成するかわりに、被転写物2に接
着剤層16を形成してもよい。この場合の接着剤層16
の材質、形成の仕方、転写材1を被転写物2に重ね合わ
せて加圧する仕方、基体シート10の除去の仕方など
は、転写材1の図柄層12に接着剤層16を形成する場
合の説明と同じである。
【0048】
【実施例】30g/m2上質紙にOPP(2軸延伸ポリプロピレ
ンフィルム)をラミネートしたものを基体シートとし、
6色グラビア印刷機を用いて、まず、基体シート上に、
第1色目形成ユニットでポリエチレンワックスとアクリ
ルビニル樹脂と溶剤とからなるインキを用いて膜厚2μ
mの剥離層を全面に印刷し、約2秒かけて剥離層を乾燥
状態とし、剥離層の印刷から約4秒後に、第2色目形成
ユニットで白色系の染料および顔料とアクリル樹脂と溶
剤とからなるインキを用いて膜厚3μmの木目柄の骨部
図柄層を部分的に印刷し、約2秒かけて骨部図柄層を乾
燥状態とし、骨部図柄層の印刷から約4秒後に、第3色
目形成ユニットで濃い茶色系の染料および顔料とアクリ
ル樹脂と溶剤とからなるインキを用いて膜厚3μmの木
目柄の主部(おもぶ)図柄層を部分的に印刷し、約2秒
かけて主部図柄層を乾燥状態とし、主部図柄層の印刷か
ら約4秒後に、第4色目形成ユニットで薄い茶色系の染
料および顔料とアクリル樹脂と溶剤とからなるインキを
用いて膜厚3μmの木目柄の下地図柄層を全面に印刷
し、約2秒かけて下地図柄層を乾燥状態として転写材を
得た。この転写材では、骨部図柄層は木目柄の導管を表
わす図柄層であり、主部図柄層は木目柄の年輪を表わす
図柄層であり、下地図柄層は木質繊維を表わす図柄層で
ある。この実施例では、骨部図柄層と主部図柄層と下地
図柄層とを組み合わせて図柄層とする。
【0049】この転写材の図柄層上に電子線硬化型アク
リルインキを用いてナイフコーターで膜厚50μmの接着
剤層を形成し、乾燥状態とせずに、上面と下面と右側面
と左側面を有する断面台形の木質棒状物(図4)のまず
上面に転写材の接着剤層を重ね合わせ上面用プレスロー
ルで約4kg/cm2 の圧力で加圧し、約1秒後に右側
面と左側面に転写材の接着剤層を重ね合わせ約4kg/
cm2 の圧力で右側面用プレスロールおよび左側面用プ
レスロールで加圧し、約1秒後に下面の転写材の接着剤
層を重ね合わせ約4kg/cm2 の圧力で下面用プレス
ロールで加圧し、被転写物が転写材に包まれた状態とな
った後、電子線照射装置から約7.5MradW/cmの電子
線を照射し、約2秒後に基体シートを除去した。出来上
がった転写物は、被転写物の素材そのものが持つ表面状
態を活かしたものであり、しかも、接着剤層を形成して
から、約4秒後には接着剤層が完全に硬化していた。
【0050】
【作用】この発明の転写物の製造方法では、転写材と被
転写物とを接着させた後、基体シートを除去し、被転写
物表面に転写層を形成する。よって、被転写物の表面を
転写層だけが覆うことになる。転写層は印刷法やコーテ
ィング法によって形成されているので、ラミネート材の
基材フィルムと比べて非常に薄い層である。
【0051】この発明の転写物の製造方法では、基体シ
ート上に、剥離層、図柄層が順次形成された転写層を有
する転写材を用いて、被転写物に転写材を重ね合わせる
前に、電離放射線硬化性樹脂からなる接着剤層を形成し
ておく。電離放射線硬化性樹脂からなる接着剤層は粘着
性があり、しかも、電離放射線を接着剤層に当てること
によって、約数秒と短い時間で完全に硬化してしまうも
のである。よって、電離放射線硬化性樹脂からなる接着
剤層は完全硬化させるのに、時間がかからない。
【0052】また、電離放射線硬化性樹脂からなる接着
剤層は粘着性があるから、たとえ、被転写物として複数
面に転写が必要な多面体が採用され、被転写物送り装置
に設置できる各面用のプレスロールの数が制限され、加
圧回数の減少し、接着力が弱くなったとしても、加圧回
数の減少による接着力が弱くなってしまうという弱点を
カバーすることが可能となる。
【0053】また、この発明の転写物の製造方法では、
転写層の少なくとも一層が電離放射線硬化性樹脂からな
る転写材を用い、転写層の少なくとも一層および接着剤
層を電離放射線を照射して硬化させるようにすることも
できる。よって、表面硬度の高い転写物が得られる。
【0054】
【発明の効果】この発明の転写物の製造方法は、以上の
ような構成および作用を有するので、つぎの効果を奏す
る。すなわち、この発明では、被転写物の表面を転写層
だけが覆うことになるので、被転写物の素材そのものが
持つ表面状態の完成品を得ることができる。また、火災
の際に有害な黒煙が発生しないので、防災上問題がなく
なる。また、基材フィルムの剥がれは発生しない。
【0055】また、この発明では、電離放射線硬化性樹
脂からなる接着剤層を用いているので、転写材と多面体
被転写物とを完全に接着させるのに約数秒と短い時間で
すむので、生産効率がよい。
【0056】また、接着剤層は完全に硬化してしまって
から基体シートを剥離することが容易にできるので、基
体シートを剥離する際に、転写層が基体シートとともに
剥離してしまうこともない。また、転写物を手でつかん
だりする際に、手の力によって転写層と多面体被転写物
との界面でずれが生じたりしないので、取り扱いが容易
である。
【0057】また、この発明では、電離放射線硬化性樹
脂からなる接着剤層を用いているので、転写層と多面体
被転写物との接着力が弱くなることはなく、多面体被転
写物の各面と転写層との接着力を十分に強くすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の転写材の一例を示す断面図であ
る。
【図2】 この発明の転写物の製造方法の全工程と転写
装置とを示す側面図である。
【図3】 この発明の別の転写物の製造方法の全工程と
転写装置とを示す側面図である。
【図4】 この発明の転写物の製造方法の一工程と転写
装置の一部とを示す斜視図である。
【図5】 この発明の転写物の一例を示す斜視図であ
る。
【図6】 この発明の転写物の一例を示す斜視図であ
る。
【図7】 この発明の転写物の一例を示す斜視図であ
る。
【図8】 この発明の転写物の一例を示す斜視図であ
る。
【図9】 この発明の転写物の一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 転写材 10 基体シート 11 剥離層 12 図柄層 15 転写層 16 接着剤層 17 接着剤 2 被転写物 3 ピンチロール 4 軸受け凸部 5 基台 6 支持アーム 7 一面用プレスロール 8 他面用プレスロール 9 電離放射線照射手段 20 送り出しロールマガジン 21 第1ターンロール 22 第2ターンロール 23 第3ターンロール 24 巻き取りロールマガジン 30 接着剤タンク 31 塗布口 32 プレート 40 ロール軸 60 回転軸

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体シート上に、剥離層、図柄層が順次
    形成された転写層を有する転写材の図柄層上に電離放射
    線硬化性樹脂からなる接着剤層を形成し、転写材の接着
    剤層を被転写物に重ね合わせて加圧し、転写材と被転写
    物とを接着させ、電離放射線を照射して接着剤層を硬化
    させ、基体シートを除去し、被転写物表面に転写層を形
    成することを特徴とする転写物の製造方法。
  2. 【請求項2】 転写層の少なくとも一層が電離放射線硬
    化性樹脂を含有する転写材を用い、転写層の少なくとも
    一層および接着剤層を電離放射線を照射して硬化させる
    請求項1記載の転写物の製造方法。
  3. 【請求項3】 電離放射線硬化性樹脂からなる接着剤層
    を被転写物に形成し、基体シート上に、剥離層、図柄層
    が順次形成された転写層を有する転写材の図柄層を被転
    写物に重ね合わせて加圧し、転写材と被転写物とを接着
    させ、電離放射線を照射して接着剤層を硬化させ、基体
    シートを除去し、被転写物表面に転写層を形成すること
    を特徴とする転写物の製造方法。
  4. 【請求項4】 転写層の少なくとも一層が電離放射線硬
    化性樹脂を含有する転写材を用い、転写層の少なくとも
    一層および接着剤層を電離放射線を照射して硬化させる
    請求項3記載の転写物の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1の加圧時において、まず、転写
    材の接着剤層の一部分を多面体被転写物の一面に重ね合
    わせて一面用プレスロールで先加圧し、次いで、前記転
    写材の接着剤層の他部分を被転写物の他面に重ね合わせ
    て他面用プレスロールで後加圧することを特徴とする請
    求項1記載の転写物の製造方法。
  6. 【請求項6】 転写層の少なくとも一層が電離放射線硬
    化性樹脂を含有する転写材を用い、転写層の少なくとも
    一層および接着剤層を電離放射線を照射して硬化させる
    請求項5記載の転写物の製造方法。
  7. 【請求項7】 多面体被転写物の複数面に接着剤層を形
    成し、請求項3の加圧時において、まず、転写材の図柄
    層の一部分を多面体被転写物の一面に重ね合わせて一面
    用プレスロールで先加圧し、次いで、前記転写材の図柄
    層の他部分を被転写物の他面に重ね合わせて他面用プレ
    スロールで後加圧する請求項3記載の転写物の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 転写層の少なくとも一層が電離放射線硬
    化性樹脂を含有する転写材を用い、転写層の少なくとも
    一層および接着剤層を電離放射線を照射して硬化させる
    請求項7記載の転写物の製造方法。
JP20455794A 1994-08-05 1994-08-05 転写物の製造方法 Withdrawn JPH0848072A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018012207A (ja) * 2016-07-19 2018-01-25 信越ポリマー株式会社 加飾部材の製造方法

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