JPH0848347A - 金属容器 - Google Patents

金属容器

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JPH0848347A
JPH0848347A JP18230794A JP18230794A JPH0848347A JP H0848347 A JPH0848347 A JP H0848347A JP 18230794 A JP18230794 A JP 18230794A JP 18230794 A JP18230794 A JP 18230794A JP H0848347 A JPH0848347 A JP H0848347A
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JP
Japan
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container
urea resin
layer
metal
metal container
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JP18230794A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Toda
清志 戸田
Nobuhiko Ikeda
信彦 池田
Yasuhide Uchino
泰秀 内野
Hiroaki Takahashi
洋明 高橋
Katsuhiro Fukahori
勝博 深堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Zeria Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Zeria Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に外面の耐薬品性が優れ、たとえばサリチ
ル酸あるいはその誘導体等の浸透性の高い成分を含有す
る薬剤の容器に用いても外面が侵されることのない金属
容器を提供する。 【構成】 金属箔からなる基材1の容器内側面に内面コ
ート層2を形成するとともに、容器外側面にエポキシユ
リア樹脂層3を形成して金属容器1とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属容器に関し、特に外
面の耐薬品性に優れ、例えばサリチル酸あるいはその誘
導体等の浸透性の高い成分を含有する薬剤の容器に好適
に使用することのできる金属容器に関する。
【0002】
【従来の技術】金属からなるチューブ状の容器は、例え
ば軟膏、外用液剤等の薬品容器の分野で広く用いられて
いる。
【0003】従来、そのような金属容器としては、たと
えばアルミ(Al)箔を基材とし、内容物と直接に接触
する内面にポリアミド樹脂層を形成する一方、アルミ
(Al)箔の他方の面に外面ベースコート層を設け、さ
らにこの外面ベースコート層上に内容物である薬剤の用
法用量等を表示する印刷インク層を形成したものが一般
的である。
【0004】そして、外面ベースコート層の形成材料と
しては、エポキシ系樹脂やフェノール系樹脂が知られて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
金属チューブにおいては、外面ベースコート層の耐薬品
性が必ずしも充分ではないという問題があった。
【0006】具体的には、例えばサリチル酸あるいはそ
の誘導体であるサリチル酸メチル、サリチル酸グリコー
ル等は軟膏や外用液剤に広く用いられているのである
が、いずれも浸透性が高いため、これらを成分とする薬
剤の容器に従来の金属チューブを用いると、次のような
問題が生じていた。
【0007】すなわち、サリチル酸あるいはその誘導体
を成分とする薬剤を従来の金属チューブに充填すると、
薬剤の使用時に内容薬物がチューブ外面に付着し、サリ
チル酸あるいはその誘導体の高い浸透性のためにチュー
ブ外面が侵され、最終的には外面ベースコート層の剥離
を招くことがあった。そして、このようにチューブ外面
が侵されたり外面ベースコート層が剥離したりすると、
内容物である薬剤の用法用量等の表示内容が判読できな
くなることがあるという不都合を生じていた。
【0008】本発明はかかる事情に基づいてなされたも
のであり、本発明の目的は、特に外面の耐薬品性が優
れ、たとえばサリチル酸あるいはその誘導体等の浸透性
の高い成分を含有する薬剤の容器に用いても外面が侵さ
れることのない金属容器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの本発明の構成は、金属箔を基材とするチューブ状の
容器であって、外面にエポキシユリア樹脂層が形成され
ていることを特徴とする金属容器であり、さらに前記エ
ポキシユリア樹脂層が顔料を含有する上記の金属容器で
ある。
【0010】
【作用】本発明の金属容器は金属箔を基材としてチュー
ブ状に形成され、外面にはエポキシユリア樹脂層が形成
されている。この容器外面に形成されているエポキシユ
リア樹脂は、耐薬品性に優れた樹脂であり、たとえばサ
リチル酸あるいはその誘導体等の浸透性の高い成分を含
有する薬剤が付着しても、そのような薬剤により侵され
ることはない。しかも、このエポキシユリア樹脂は、金
属箔との密着性にも優れている。したがって、この金属
容器は、たとえばサリチル酸あるいはその誘導体等の浸
透性の高い成分を含有する薬剤の容器に用いても、容器
外面が侵されたり、外面ベースコート層が剥離したりす
ることがなくて用法用量等の表示が判読不可能になるこ
とがない。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照しな
がら説明する。図1は、この金属容器の形成材料の層構
成を示す説明図である。
【0012】図1に示すように、この金属容器は、基材
1の一方の面に内面コート層2が積層され、他方の面に
外面コート層3が積層された構成の材料により形成され
ている。
【0013】基材1としては、たとえばアルミ(Al)
箔、すず(Sn)箔等の金属箔が用いられ、特にアルミ
(Al)箔が好適に用いられる。この基材1の厚さは、
通常、90〜200μm、好ましくは110〜140μ
mである。この厚さが90μm未満であると、そのよう
な基材を用いて形成された金属容器の機械的強度が充分
ではないことがある。一方、200μmより厚くする
と、そのような基材を用いた金属容器の形状をチューブ
状とした場合に内容物を押し出しにくくなることがあ
り、またコスト面でも不利になる。
【0014】基材1の一方の面には内面コート層2が設
けられている。内面コート層2は、内容物と直接に接触
する層であり、基材1と容器内容物とが直接に接触する
場合に生じる可能性のある例えば基材1の腐食等の問題
が発生するのを防止する作用乃至機能を有する層であ
る。
【0015】この内面コート層2は特に耐薬品性の優れ
た材料により形成することが好ましく、そのような内面
コート層2の形成材料としては、たとえばエポキシ樹
脂、ポリアミド樹脂、エポキシフェノール樹脂などが挙
げられる。
【0016】内面コート層2の厚さは、通常、3〜10
μm、好ましくは4〜7μmである。この厚さが3μm
未満であると、基材1を保護する作用乃至機能が充分で
はなくなることがある。一方、10μmより厚くしても
それに相当する効果が得られず、かえってそのような内
面コート層を有する金属容器の形状がチューブ状である
場合に内容物を押し出しにくくなったり、また材料コス
トの上昇を招く等の不都合が生じる。
【0017】図1に示すように、基材1における内面コ
ート層2が積層されている面とは反対側の面には、エポ
キシユリア樹脂層3が設けられている。エポキシユリア
樹脂層3は、基材1の外側面を保護するとともに、通常
は顔料を含有することにより、このエポキシユリア樹脂
層3上に積層される印刷インク層4の下地層としての作
用乃至機能を有する。
【0018】このエポキシユリア樹脂層3を形成するエ
ポキシユリア樹脂は、金属箔からなる基材1との接着性
に優れているとともに、特に耐薬品性に優れ、たとえば
この金属容器の内容物がサリチル酸あるいはその誘導体
等の浸透性の高い成分を含有する薬剤である場合に、そ
のような容器内容物が付着しても汚染されたり、基材1
から剥離してしまったりすることはない。
【0019】エポキシユリア樹脂は、次式;
【0020】
【化1】 で表される樹脂であり、エポキシ樹脂とユリア樹脂とを
加熱硬化反応させて得られるものである。
【0021】エポキシユリア樹脂層3には、通常、顔料
が含有されている。この顔料としては、例えば二酸化チ
タン、チタン・ブラック、紺青等の無機顔料、アゾ顔
料、フタロシアニンブルー、キナクリドン等の各種顔料
が挙げられ、これらの中から用途・目的に応じて適当な
ものを選択して用いることができる。たとえばこの金属
容器を、軟膏、外用液剤等の薬剤容器に用いる場合に
は、用法・用量等を表示するインク層の表示を判読し易
くするために二酸化チタン等の白色顔料が好適に用いら
れる。
【0022】エポキシユリア樹脂層3に顔料を含有させ
る場合、その含有量は、通常、10〜30重量%程度で
ある。このエポキシユリア樹脂層3の厚さは、通常、5
〜15μm、好ましくは7〜10μmである。この厚さ
が5μm未満であると、エポキシユリア樹脂層3が基材
1を保護する作用乃至機能が十分ではないことがある。
一方、この厚さを15μmより厚くしても、それに相当
する効果は奏されず、かえって製造コストの上昇を招く
等の不都合を生じることがある。
【0023】このエポキシユリア樹脂層3上には、印刷
インキ層4を積層することができる。すなわち、例えば
この金属容器を軟膏、外用液剤等の薬剤容器に用いる場
合には、印刷インキ層4により内容物である薬剤の用法
・用量等を表示することが可能である。
【0024】この印刷インキ層4の厚さは、通常、2〜
5μm程度である。以上の構成の金属容器の形状は、通
常、チューブ状であり、この金属チューブは、次の方法
を好適に採用して製造される。
【0025】先ず、基材1を構成するアルミ(Al)箔
をチューブ状にプレスする。ここで、いわゆる胴貼りを
採用すると、膨潤の問題が生じるおそれがあるので、こ
の金属容器を製造する場合には、基材1をチューブ状に
プレス成形するのが好ましい。
【0026】次いで、いわゆるトリミングを行い、胴部
を所定の長さに切断するとともに、口部の切削およびキ
ャップの雄ねじの切削を行う。その後、内面コート層2
を形成するが、内面コート層2は、上記のトリミングを
行った後、たとえばエポキシ系樹脂、ポリアミド樹脂等
の内面コート層形成樹脂をスプレー法により基材1の容
器内側面に塗布し、さらに乾燥を行うことにより形成す
ることができる。
【0027】一方、基材1における容器外側面には、エ
ポキシユリア樹脂層3を形成する。具体的には、このエ
ポキシユリア樹脂層3は、上記のトリミングを行った
後、ロールコート法を採用して基材1の容器外側面にエ
ポキシユリア樹脂を塗布し、さらに乾燥を行うことによ
り形成することができる。
【0028】そして、このエポキシユリア樹脂層3上に
は、通常、ドライオフセット方式により印刷インキ層4
が形成される。印刷インキとしては、耐熱性インキが好
適に用いられるが、この金属容器の用途によっては耐溶
剤性のインキを使用することができる。
【0029】印刷が終わったら、キャッピングを行う
が、必要に応じて、キャッピングを行う前に容器外面に
仕上げワニスを塗装してもよい。このようにして製造さ
れる金属容器は、たとえば軟膏、外用液剤等の薬剤、食
品あるいはエアゾール等の容器に好適に利用可能であ
り、特にサリチル酸およびその誘導体等の浸透性の高い
成分を含有する薬剤の容器に好適に利用可能である。
【0030】次に実験例を示し、この金属容器について
さらに具体的に説明する。実験例 以下のサンプルIおよびサンプルIIのそれぞれについ
て、サリチル酸成分を含有するクリームを充填するとと
もにチューブ外面にクリームの一部を塗布して温度40
℃および25℃にて保管し、所定期間経過のチューブ外
面の変化を観察した。
【0031】結果を表1および表2に示す。サンプルI(本発明品) サリチル酸5g、トルナフテート1g、グリチルレチン
酸1g、クロタミトン10g、ポリオキシエチレンセチ
ルエーテル6g、セタノール10g、固形パラフィン8
g及び軽質流動パラフィン3gを均一に加熱溶解し、熱
水を加え100gとし、撹拌、乳化した後、冷却して均
一なクリームとし、内面にエポキシ樹脂を塗布乾燥する
とともに、外面に顔料として酸化チタンを添加したエポ
キシユリア樹脂系ワニスを塗布乾燥したアルミ(Al)
製チューブに充填し、ポリプロピレン製キャップを締め
てサンプルIとした。
【0032】サンプルII(従来品) サリチル酸5g、トルナフテート1g、グリチルレチン
酸1g、クロタミトン10g、ポリオキシエチレンセチ
ルエーテル6g、セタノール10g、固形パラフィン8
g及び軽質流動パラフィン3gを均一に加熱溶解し、熱
水を加え100gとし、撹拌、乳化した後、冷却して均
一なクリームとし、内面にエポキシ樹脂を塗布乾燥する
とともに、外面に顔料として酸化チタンを添加したエポ
キシフェノール樹脂系ワニスを塗布乾燥したアルミ(A
l)製チューブに充填し、ポリプロピレン製キャップを
締めてサンプルIIとした。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】 結果の検討 表1および表2から明らかなように、従来品であるサン
プルIIは表面の剥離が見られたのに対し、本発明品であ
るサンプルIは、温度40℃および25℃のいずれにお
いても外面に変化がなく、サンプルIIに比較して表面の
耐薬品性に優れていることが確認された。
【0035】
【発明の効果】以上に詳述したことから明らかなよう
に、本発明は、金属箔からなる基材の容器外側面に耐薬
品性に優れるエポキシユリア樹脂層を有する構成とした
ので、例えばサリチル酸及びその誘導体のように浸透性
の高い成分を含有する薬剤の容器に好適に利用可能な金
属容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属容器の層構成の一例を示す断面図
である。
【符号の説明】
1…基材 2…内面コート層 3…エポキシユリア樹脂層 4…印刷インキ層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内野 泰秀 埼玉県大里郡江南町大字押切字沼上2512− 1 ゼリア新薬工業株式会社中央研究所内 (72)発明者 高橋 洋明 埼玉県大里郡江南町大字押切字沼上2512− 1 ゼリア新薬工業株式会社中央研究所内 (72)発明者 深堀 勝博 埼玉県大里郡江南町大字押切字沼上2512− 1 ゼリア新薬工業株式会社中央研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属箔を基材とするチューブ状の容器で
    あって、外面にエポキシユリア樹脂層が形成されている
    ことを特徴とする金属容器。
  2. 【請求項2】 前記エポキシユリア樹脂層が顔料を含有
    する請求項1記載の金属容器。
JP18230794A 1994-08-03 1994-08-03 金属容器 Pending JPH0848347A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18230794A JPH0848347A (ja) 1994-08-03 1994-08-03 金属容器

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JP18230794A JPH0848347A (ja) 1994-08-03 1994-08-03 金属容器

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JPH0848347A true JPH0848347A (ja) 1996-02-20

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ID=16116010

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JP18230794A Pending JPH0848347A (ja) 1994-08-03 1994-08-03 金属容器

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JP (1) JPH0848347A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006306447A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Takeuchi Press Ind Co Ltd アルミチューブ容器
JP2012240723A (ja) * 2011-05-20 2012-12-10 Takeuchi Press Ind Co Ltd チューブ容器
US9180498B2 (en) 2007-10-16 2015-11-10 Khs Gmbh Beverage bottling plant configured to fill already used, returned, returnable beverage bottles which includes a cleaning machine, and a cleaning machine

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006306447A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Takeuchi Press Ind Co Ltd アルミチューブ容器
US9180498B2 (en) 2007-10-16 2015-11-10 Khs Gmbh Beverage bottling plant configured to fill already used, returned, returnable beverage bottles which includes a cleaning machine, and a cleaning machine
JP2012240723A (ja) * 2011-05-20 2012-12-10 Takeuchi Press Ind Co Ltd チューブ容器

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