JPH084855B2 - 軸状部材とパイプとの転造による固着方法 - Google Patents

軸状部材とパイプとの転造による固着方法

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JPH084855B2
JPH084855B2 JP5983892A JP5983892A JPH084855B2 JP H084855 B2 JPH084855 B2 JP H084855B2 JP 5983892 A JP5983892 A JP 5983892A JP 5983892 A JP5983892 A JP 5983892A JP H084855 B2 JPH084855 B2 JP H084855B2
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pipe
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正典 横田
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Nittoseiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中空又は中実の軸状
材とパイプとを転造によって固着する方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】例え
ばシリンダチューブとシリンダガイドなどのような金属
製の中空形状の軸状部材とパイプとを固着する手段とし
ては、従来から溶接による方法が多く行われている。こ
の溶接による方法は、固着強度が高く確実であるが、溶
接による熱歪みが生じる欠点があり、また溶接作業に長
時間を要するため加工コストが高くなるとともに、作業
性が悪いので多量生産には不適当である課題が生じてい
る。本発明はこの課題を解消し、低コストで多量生産に
最適な固着方法を目的として発明されたものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、外周面に凹溝部4とつば部5とを設けた中空又は中
実形状の軸状部材1パイプ6嵌入して一体回転自在
に保持し、その回転軸線と直交する方向に配置した一対
の第1ダイス11、12によって前記軸状部材1とパイ
プ6を一体回転させながらパイプ6の先端を凹溝部4に
沿って塑性変形させ、続いて一対の第2ダイス15、1
6によって軸状部材1とパイプ6を一体回転させてつば
部5を折り曲げてパイプ6を軸状部材1に挟みこみ固定
する軸状部材1とパイプ6との転造による固着方法であ
る。
【0004】
【作用】転造機を用いて、第1ダイス11、12の第1
突起部13、14により軸状部材1とパイプ6を一体回
転させて転動押圧しパイプ6を軸状部材1の凹溝部4
に絞り込んだ後、第2ダイス15、16の第2突起部1
7、18によって続いて転動押圧しつば部5を折り曲げ
ることにより確実に固着することができる。
【0005】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1ないし図5は油圧ソレノイドの本体部品の製
造方法の実施例である。図中において1は鋼材製の中空
形状の軸状部材である。軸状部材1の一端は固着される
パイプ6の内径寸法よりやや小さい外径寸法に形成され
た嵌合部2を有し、その嵌合部2の中間にはOリング溝
3が設けられOリング7が嵌装されている。この嵌合部
2の後方には嵌合部2より小径の凹溝部4が形成してあ
り、さらに凹溝部4の後方は前記嵌合部2より大径のつ
ば部5が形成されている。また、図中6はステンレス鋼
のパイプであり、先端内径部は滑かな面取り加工がして
ある。一方、11、12は平型の第1ダイスであり、そ
の転造面には横断面鋸刃形の突起が徐々に大きくなり、
中間部から所定の高さの形状が連続するように形成した
第1突起部13、14を有し、上下一対で構成され転造
面が相対面して互いに平行にかつ反対方向に移動するよ
うに転造機(図示せず)に取付けられる(図5)。ま
た、図中の15、16は平型の第2ダイスで、転造面に
は横断面山形の突起が徐々に大きくなり、中間部から所
定の高さの形状が連続するように形成した第2突起部1
7、18を有し、同様に上下一対で構成され転造面が相
対面して互いに平行にかつ反対方向に移動するように転
造機に取付けられる(図5)。
【0006】 この方法による加工工程は、まず、図1に
示すように軸状部材1の嵌合部2にパイプ6をつば部5
に当接する位置まで嵌入する。次に、これを一体回転自
在に保持する転造機に取付ける。続いて、図2に示すよ
うに一対の第1ダイス11、12の相対移動によって軸
状部材1とパイプ6は一体回転し、この時、第1突起部
13、14によってパイプ6の先端部を転動押圧して凹
溝部4に沿うように絞り込み塑性変形させる。次に、図
3に示すように一対の第2ダイス15、16の相対移動
により、軸状部材1とパイプ6は更に一体移動する。こ
の動作中に第2突起部17、18によって軸状部材1の
つば部5を転動押圧する。これにより、つば部5は凹溝
部4側へ折り曲げられ、パイプ6の先端を覆うように塑
性変形さ軸状部材1とパイプ6とを固着する。即
この固着方法は、転造機を用いて、第1ダイス1
1、12の第1突起部13、14により転動押圧し
イプ6を軸状部材1の凹溝部4に絞り込んだ後、第2ダ
イス15、16の第2突起部17、18によって転動押
圧しつば部5を折り曲げることにより軸状部材1とパイ
プ6とを確実に固着することができる(図4)。
【0007】 尚、この実施例では軸状部材1にOリング
7を嵌装した耐圧・気密構造の固着方法であるが、耐
圧、気密を要しない一般部品の場合には、Oリング溝3
およびOリング7を除けばよい。また、比較的短いパイ
プの両端をそれぞれ軸状部材に固着する場合には、図6
に示すごとくダイス11の突起部13、13を加工位置
に対応して2本設けることにより、両端2か所を同時に
転造固着することも可能である。また、この実施例で
は、軸状部材として中空形状の物を用いたが、これに限
定するものではなく、組み立てられる製品により、中実
形状の軸状部材であってもよい。
【0008】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明は、
外周面に凹溝部4とつば部5とを設けた軸状部材1にパ
イプ6を嵌入して一体回転自在に保持し、その回転軸線
と直交する方向に配置した一対の第1ダイス11、12
によって軸状部材1とパイプ6を一体回転させながら
イプ6の先端を凹溝部4に沿って絞り込み塑性変形さ
せ、続いて一対の第2ダイス15、16によって軸状部
材1とパイプ6を一体回転 させてつば部5を折り曲げて
パイプ6を挟みこみ固定する固着方法である。この発明
によれば、従来の溶接作業に比較して極めて短時間で加
工が可能になり、加工コストが大幅に低減できるととも
に作業性がよいので多量生産に最適である。また、溶接
による熱歪みを生じることが皆無となり、品質が安定向
上するなど大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固着方法において軸状部材にパイプを
嵌入した断面図である。
【図2】本発明の固着方法において第1ダイスによる加
工工程を示す断面図である。
【図3】本発明の固着方法において第2ダイスによる加
工工程を示す断面図である。
【図4】本発明の固着方法によって固着した軸状部材と
パイプの断面図である。
【図5】図2および図3の転造状態を示す側面図であ
る。
【図6】他の実施例を示すダイスの斜視図である。
【符号の説明】
軸状部材 2 嵌合部 3 Oリング溝 4 凹溝部 5 つば部 6 パイプ 7 Oリング 11、12 第1ダイス 13、14 第1突起部 15、16 第2ダイス 17、18 第2突起部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に凹溝部とつば部とを設けた軸状
    部材パイプ嵌入して一体回転自在に保持し、その回
    転軸線と直交する方向に配置した一対の第1ダイスによ
    って前記軸状部材とパイプを一体回転させながらパイプ
    の先端を凹溝部に沿い塑性変形させ、続いて一対の第2
    ダイスによって軸状部材とパイプを一体回転させてつば
    部を折り曲げてパイプを軸状部材に挟みこみ固定するこ
    とを特徴とする軸状部材とパイプとの転造による固着方
    法。
JP5983892A 1992-01-30 1992-01-30 軸状部材とパイプとの転造による固着方法 Expired - Fee Related JPH084855B2 (ja)

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JPH05208228A JPH05208228A (ja) 1993-08-20
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JP2011205807A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Aisin Aw Co Ltd ロータハブ及びその製造方法
US9000391B2 (en) * 2013-06-13 2015-04-07 General Electric Company Weld joint design for automatic welding of tubular detectors

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