JPH0849008A - 転炉でのスロッピング予知方法及びその防止方法 - Google Patents
転炉でのスロッピング予知方法及びその防止方法Info
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Abstract
且つ効果的なスロッピング防止手段を講じる方法を提供
する。 【構成】 精錬反応容器内のスロッピング予知を炉内の
発生音を採取して検知するに際し、吹錬用上吹酸素吐出
音を吹錬中の上吹送酸ランス先端を頂点とした、反応容
器上方開口部の円周を通る逆円錐状形延長線内に設置し
た集音マイクロフォンで集音し、その音を基にしてスロ
ッピング発生を予知することを特徴とする転炉でのスロ
ッピング予知方法。
Description
法、詳しくは吹錬中発生すれば操業上大きな障害となる
スロッピングの予知方法およびスロッピング防止方法に
関するものである。
の炉口から炉内に挿入されたランスより噴出される純酸
素ガスを、溶鋼に吹き付けて溶鋼を攪拌しつつ脱炭し、
さらに転炉内に投入した造滓材により、滓化生成する溶
融スラグの反応によって脱硅・脱燐脱硫を行うものであ
るが、この滓化の過程でスラグ組成、粘性、スラグ中の
酸素量等の諸条件によりスラグがフォーミング化し、こ
れが過度に進行するとスラグ、さらには溶鋼までも炉口
より溢出するいわゆるスロッピングが発生することがあ
る。
分、溶鋼歩留等に大きな影響を与えるとともに、作業効
率の低下、回収ガスのカロリー低下、赤煙の発生など作
業環境の悪化、装置の破損など、種々の問題をひきおこ
す。したがって転炉炉内の状況をいち早く予測し、スロ
ッピングの発生を極力防止するなど適正な転炉操業を行
う必要がある。
なされている。炉内のスラグ状況を把握する方法とし
て、例えば、特開昭52−101618号においては、
転炉製鋼法において吹錬中の排ガス情報をもとに酸素バ
ランスを計算して炉内の生成酸化物すなわち溶滓量を推
定する方法が開示されている。この方法では分析・解析
による時間の遅れは避けられず、またスロッピングの発
生要因は溶滓量のみによるものではないので、スロッピ
ング予知精度は低いものである。
を検知しようとする試みも種々なされていて、音響測定
法(特開昭54−33790号)、振動測定法(特開昭
54−114414号)、炉内圧測定法(特開昭55−
104417号)、マイクロ波測定法(特開昭57−1
40812号)、炉体表面温度測定法(特開昭58−4
8615号)などが提案されている。
測定法はいずれも間接的測定法であり、スラグレベルお
よびスラグの状態を定量的に把握することができず、ス
ロッピング予知精度は低い。マイクロ波測定法は、スラ
グレベルの直接的測定が可能であるが、吹錬中の転炉内
は溶鋼、スラグ、ガス等が極めて複雑な動きをしている
ため、異常を検出あるいは推定することは容易でない上
に、信号処理等にも高度な技術が必要であるため、装置
が高価になることは避けられない。このような各方法は
前述した理由により、実操業に適用するのは精度、投資
額の面で課題があった。
生する音響の周波数および強度の変化を捕らえてスラグ
レベルを推定してスロッピング発生を予知しようとする
ものであり、測定原理が単純であり、設備費が安価であ
ることから、上吹転炉においては有効なスロッピング防
止手段である。しかし、特定の周波数を検出してその周
波数音の強度変化でスロッピングを予知する原理である
ために、底吹ガスを使用している上底吹転炉において
は、底吹ガスによる影響でノイズが増大し、スロッピン
グを予知することが困難となっていた。
源についての知見がなく、従来は、種々の周波数を調査
して、最もスロッピング傾向を反映可能な周波数を経験
的に決定しており、最適な条件で集音周波数を設定して
いるとはいえず、したがってスロッピング検知精度の悪
化をひきおこすという課題があった。
にされていないことに起因し、集音に使用するマイクロ
フォンの設置位置についても知見がなく、従来は数箇所
で集音テストを実施した結果に基づいて経験的に決定し
ていた。そのため、そこが集音位置として最適であると
はかぎらず、精度の悪化をひきおこしていた。
も、定量的に開示された有効な知見がなく、毎回異なる
吹錬条件によって変動する音響信号からスロッピングを
予知するには、相当な熟練と経験が必要であるが、精度
が悪いため、音響測定機器(以下サウンドメーター)の
情報によって有効なスロッピング防止手段を実施するこ
と不可能であり、したがってサウンドメーターの実操業
への適用は殆どなされていないのが実情であった。
来特開昭59−133309号に廃棄ゴム製品を投入す
る方法、特開昭61−96021号にアルミン酸カルシ
ウムを主成分とする鎮静材を投入する方法、特開昭61
−149417号に不活性ガスを吹き込む方法、特開昭
62−86110号にダスト、スラッジ、ミルスケール
等を含有する鎮静材を添加する方法、特開昭63−72
810号にはスラグ中に還元剤をランスから吹き込む方
法等が示されている。しかし、これらの方法は、スラグ
中で急激に大量のガスを発生させることによりフォーミ
ングしたスラグを破泡することを目的としているが、実
操業では特に粘性の高い脱Si期終了時点近傍で発生し
たフォーミングスラグ中に、前記多量ガス発生物を投入
することは、逆にフォーミングを助長し、スロッピング
を悪化させることがある。
ンドメーターの課題に対し、本発明ではサウンドメータ
ーのスロッピング予知精度を飛躍的に向上させるための
周波数、設置位置の最適化をはかり、さらにその情報か
らスロッピングを精度良く予知するための判断条件を示
し、サウンドメーターによるスロッピング予知情報をも
とに効果的なスロッピング防止手段を講じる方法を提供
するものである。
のスロッピング発生を炉内の発生音を採取して予知する
に際し、吹錬用上吹酸素吐出音を集音することを特徴と
し、集音マイクロフォンを吹錬中の上吹送酸ランス先端
を頂点とし反応容器上方開口部の円周を通る逆円錐状形
延長線内に設置することを特徴とし、吹錬開始時点から
推定された脱Si終了時点までの必要時間(脱Si時
間)のうち、脱Si時間の20〜50%の時点からベー
ス音圧を決定し、そのベース音圧レベルの5%以上低下
したときスロッピングと検知することを特徴とするスロ
ッピング予知方法によって達成する。
グ予知信号にもとづき、炉内スラグ上面および/あるい
はスラグ内に粉状の炭材を吹き込むことを特徴とするス
ロッピング防止方法であり、さらには、吹き込む炭材が
最大粒径3mm以下の炭材であることを特徴とするスロ
ッピング防止方法にある。
る。従来、サウンドメーターによるスラグフォーミング
の程度を検知する原理としては、明確に解明されたもの
がない。したがって前述したように、その測定周波数、
設置位置については経験的に決定されており、精度悪化
という課題があった。本発明者らは、サウンドメーター
によるスラグフォーミング程度検知のメカニズムを解明
することにより、測定周波数および周波数の最適化を図
り、さらには、炉内発生音の透過・吸音メカニズムを解
明することにより、集音位置の最適化を図ることにより
精度の向上を実現した。
ンドメーターでは特定の周波数が炉内のフォーミング挙
動を反映することに着目してその特定の周波数の挙動を
連続的に測定するものである。従来は、その特徴的な周
波数についての知見がないため、種々の周波数を実験的
に採取し、採用する周波数を経験的に決定していた。し
かし、炉内には、たとえば上吹吐出音、副原量投入時の
音、底吹ガス沸き出し音、炉周辺機器動作音等、種々の
音源から種々の音が混合して共鳴しあっている。したが
ってこれまではフォーミングを反映する音源を同定する
ことが不可能であり、経験的に周波数を設定していた
が、最適周波数を同定出来ないため、特に上底吹転炉と
なってからは、必要な精度が確保できないため実操業条
件下でサウンドメーターを適用することは不可能と考え
られていた。
々の音について、それぞれの音が固有振動数をもってい
ることに着目し、フォーミングを反映する周波数をもつ
音源を解明した。すなわち、吹錬中の時間、周波数、音
圧強度を同時に3次元データ解析することにより、フォ
ーミング発生時点で変動する特定周波数を見出し、さら
にその周波数について、転炉で溶銑装入から吹錬、出
鋼、排滓を経て次回溶銑装入までの強度変化を連続的に
測定することにより、その音源を解析した。その結果、
フォーミングを反映する特定周波数の音源は、上吹酸素
吐出音であることを解明し、したがってサウンドメータ
ーでの集音周波数としては上吹酸素吐出音とすることが
最適であることを見出した。
ピング発生時点近傍の周波数解析データーを示す。吹錬
中には種々の周波数の音が観測されるが、スロッピング
時は図中の1500Hz近傍の周波数で音圧レベル低下
という特徴的な挙動が観測されている。つぎにこのスロ
ッピング挙動が観測された周波数について転炉で溶銑装
入から吹錬、出鋼、排滓を経て次回溶銑装入までの強度
変化を連続的に測定した結果を図2に示す。吹錬開始と
同時に音圧強度が急激に上昇し、吹錬終了までの間でス
ラグフォーミングにより数回急激に低下している。この
特徴から、サウンドメーターでフォーミングを検知する
音源は、上吹ランスからの酸素吐出音であることが判明
した。
カニズムについて検討を実施した。一般に音は球面波と
して伝播し、進行途中に障害物や密度変化があれば一部
あるいは大部分反射し見掛け上、吸収されたような挙動
を示す。本発明者らは上吹ランス吐出口からの音のこの
透過メカニズムに着目し、フォーミングスラグ、鉄板、
耐火物による音の吸収メカニズムを解明した。障害物や
密度変化による音の反射比率をR、透過比率をTとして
計算すると、透過率は表1のようになる。
(2)式のように定義される。 R=(ρ1 c1 −ρ2 c2 )2 /(ρ1 c1 +ρ2 c2 )2 ・・・(1) T=1−R ・・・(2) ρ1 ,ρ2 :物質1および物質2の密度 c1 ,c2 :物質1中および物質2中での音速
で発生していると考えられ、通常スロッピングのない状
況では雰囲気ガスであるCOガス中を伝播し、サウンド
メーター集音位置にて観測される。COガス中を伝播す
るについては、障害物による音の強度低下はおこらな
い。しかし、音の進行を溶融スラグや鉄板が遮ると、音
の透過率は急激に低下し、例えばCOガス中での音の透
過率を100%とすると、溶融スラグでは0.04%、
鉄板では0.006%しか透過しない。すなわち、スロ
ッピング時の音圧レベル低下は、音源位置(ランス先
端)と集音位置の間にまでフォーミングスラグが上昇
し、音の通過を妨げるため、見掛け上、音が吸収された
ように観察される。したがって、サウンドメーターにお
いて音圧レベルが低下した時点での炉内スラグレベル
は、ランス先端(吐出口)位置を超えた炉口近くまでス
ラグがフォーミングしていると判断できる。
ムにより、耐火物および鉄等の材質で構成された障害物
がランス先端と集音位置の間にある場合は、その障害物
により音が殆ど透過せず(前記表1参照)、集音レベル
が極端に低減する。その結果、SN比(上吹酸素吐出音
とその他ノイズの音圧比)が低下し、スロッピング予知
精度が悪化するため、集音位置としては不適切である。
ピングを予知することを目的として上吹送酸ランス先端
より下方を集音位置とすること)を設置すれば、炉内の
ダストおよびスピッティングにより頻繁に集音管の閉
塞、または集音マイクの破損をひきおこし、実操業への
適用は不可能である。したがって、集音位置としては、
転炉外(転炉炉口上を含む)にあり、上吹酸素吐出音を
直接集音可能な位置であることが必要である。音は、発
生地点から球面波として伝播することを考慮すると、集
音位置としては、吹錬中の上吹送酸ランス先端を頂点と
し反応容器上方開口部の円周を通る逆円錐状形延長線内
が最適である。
ためには、基準音圧レベルの決定およびフォーミング時
の音圧変動量の判断基準が必要である。吹錬中は、炉内
のダストやスピッティングにより、断続的に上吹酸素吐
出音集音レベルは変動する。そのなかで最もスロッピン
グの発生頻度が高く、また吹錬中最も早いタイミングで
スロッピングの発生する時点としては、脱Si終了時点
近傍がある。したがって基準音圧レベルは脱Si終了時
点以前に決定しなければならない。この決定方法として
本発明者らは、吹錬開始時点から推定された脱Si終了
時点までの必要時間(脱Si時間)のうち、脱Si時間
の20%〜50%の時点の音圧レベルを基準音圧レベル
とすることが最適であることをつきとめた。
投入による排ガス量の変動、炉上から投入される副原料
による上吹酸素吐出音透過率変動等外乱因子が大きく、
集音レベルが安定しないことから、基準音圧レベルとし
ては不適当である。また、脱Si時間の50%をこえる
とスロッピング発生頻度がそれ以前にくらべて急激に上
昇するため、スロッピング予知に間に合わない可能性が
ありこれも不適当である。
隔であることが望ましい。5秒以下の短周期で計算して
も精度の飛躍的な向上が見込めず、逆に計算負荷のみを
上げる結果になる。また30秒をこえると、スロッピン
グ判定精度が悪化する。例えば340T転炉操業でスロ
ッピング発生直前の音圧変動は、基準音圧レベルの5〜
8%音圧レベルが低下する。5%未満であると(例えば
2%等)炉内でのフォーミングレベルとしては炉口から
噴出する可能性は低く、過予知頻度が急激に上昇する。
また8%より高い値(例えば10%等)を予知基準とす
ると、予知してもスロッピング防止のアクションが間に
合わないことになり、スロッピング予知装置としての機
能をはたさない。この閾値は、集音エネルギーレベル、
炉形状、容量等に応じて適切な値を選択すればよい。ま
た、ベース音圧レベルに閾値を乗じた値を操業管理指標
(判定基準)として使用してもよい。
る。サウンドメーターで吹錬中炉内のフォーミング状況
を連続的に監視し、スロッピング兆候を検知した場合は
スロッピング防止アクションを実施する。スロッピング
防止アクションとしては、従来の技術ではガス発生物を
投入し、投入と同時に分解あるいは燃焼により発生する
多量のガスでスラグを貫通せしめて、吹錬中に発生する
排ガスの通気性を向上させる方法が一般的である。しか
し、前記従来の技術で述べたように、ガス発生物でフォ
ーミングスラグを破泡し、スロッピングを防止する方法
は、逆に自身で発生したガスによりスロッピングを助長
することがあり、スロッピング防止手段としての効果が
低いという欠点があった。
による破泡ではなく、泡の合体・浮上促進による泡存在
期間を短縮し、フォーミングを鎮静させる機能をもつも
のが適当であると考えた。既知の技術として、泡の合体
を促進する方法として、フォーミングしたスラグと炭素
を接触させることにより、炭素表面上でのスラグの表面
張力を低下させ、泡の合体を促進する方法に着目し、炉
内スラグ上面および/あるいはスラグ内に粉状の炭材を
吹き込むことを特徴とするスロッピング防止方法を確立
した。
ラグ破泡に効果があることは判明していたが、有効なス
ロッピング予知技術がなかったため、転炉出鋼孔または
炉口からスラグが溢れ出るのを確認して吹き込むか、ま
たはスロッピングの発生頻度の高い期間にスロッピング
有無に関わりなく炭材を吹き込まざるをえず、スロッピ
ングが発生しない場合は、熱および酸素バランスが吹錬
開始前に予想した関係から外れて精錬制御性の悪化をひ
きおこすため、工業生産時のスロッピング防止方法とし
てはその適用が困難であった。
合のみ粉コークスを吹き込むことが可能となり、粉コー
クスによるフォーミング抑制技術が実操業への適用可能
となった。粉コークスは、吹き込む方向により、もし適
正でない方向にむかって吹き込んだ場合は、飛散ロスお
よび二次燃焼に大部分が消費され、抑制効果が低下す
る。したがって、炉内スラグ上面および/あるいはスラ
グ内に粉状の炭材を直接吹き込むことが最も効果的であ
る。
粒径が3mm以下であるコークスが望ましい。3mmよ
り大きくなれば、反応表面積が低下することによるフォ
ーミング抑制効果が低減する。一方、たとえば最大粒径
が1mm以下のような微粉を使用すれば、飛散ロスが増
大し、この場合も抑制効果が低下する。一回の吹き込み
量は1kg/T〜2.5kg/T程度でフォーミング抑
制(鎮静)によるスロッピング防止が可能である。
なっても、音圧レベルを常時計算機で監視し、閾値をこ
えたかどうかの判断を連続的に実施して閾値をこえたと
判断した場合は、その計算機のスロッピング予知信号に
より自動的に粉コークス吹き込みを開始してもよい。自
動判定の場合は、サウンドメーターの音圧レベルが、炉
内のダスト等の影響でハンチングすることから、誤検知
防止を目的として、移動平均値を使用して判定してもよ
い。
炉1に装入された溶銑5へ送酸ランス2から酸素を吹き
付け吹錬を行う。吹錬中にスラグ6がフォーミングする
と集音マイク9で集音される酸素吐出音強度が変化す
る。その信号がサウンドメーター10に送られ、バンド
フィルター11で特定周波数のみ取り出され、その信号
は増幅器12で増幅されて、信号処理計算機13で信号
処理される。信号処理された値が予め定められた音圧レ
ベルの閾値を超えていると判断されたときに、粉コーク
ス吹き込み制御計算機14に指令を送り、予め定められ
た量の粉コークスを粉コークス貯留ホッパー7から切出
し、粉コークス吹込みランス8によって転炉内へ吹き込
む処理を行う。
の情報に従って作業者が手動で実施することも可能であ
る。また、増幅器12はバンドフィルター11、集音マ
イク9間に設置してもよい。バンドフィルターで取り出
される採集周波数は、要求されるスロッピング予知精度
にしたがって、採集幅を設定すれば良い。その際、上吹
吐出音が採集周波数の中央付近にあることが望ましい
が、境界付近にあってもよい。サウンドメーターは、予
め周波数解析された上吹酸素吐出音である1500Hz
近傍を集音するように設定されている。
送酸ランス先端を頂点とし、転炉炉口円周を通る逆円錐
形延長線内15でかつ上吹送酸ランス先端と集音マイク
間に障害物のない位置として、炉口から約1.2m上方
で排ガス集塵ダクト3外周と集塵フード4内周間に設置
した。このようなスロッピング予知装置を設置した転炉
へ300Tの溶銑を装入した。表2に吹錬条件の一例を
示す。
であり、平均脱Si酸素効率を決定し、その結果をもと
に脱Si終了までに必要な供給酸素量を決定した。吹錬
中では、吹錬開始から送酸した積算酸素量を監視し、積
算酸素量が20%から50%までの音圧レベルを20秒
毎にサンプリングして平均値を計算し、ベース音圧レベ
ルを決定した。スロッピング発生の予知の判定における
音圧レベルの閾値としては、ベース音圧レベルの6%を
設定した。
監視し、吹酸開始後5分時点で音圧レベルが閾値をこえ
て低下したので粉コークスを450kg/minで吹き
込んだ。粉コークスは最大粒径3mm、吹き込み量は
0.9kg/Tである。この結果炉口からのフォーミン
グスラグ溢出し・流出は認められず良好に推移した。な
お、集音マイクへのダスト付着を防止することを目的と
して、集音マイク近傍において、ガスによるページを行
ってもよい。パージガスは空気又は窒素でもよい。パー
ジ騒音によりサウンドメーター精度が悪化する場合は、
吹錬中にはパージを停止し、非吹錬中のみのパージを実
施してもよい。
法に比べて生石灰の投入量を減じていたが操業上何等の
支障もなかった。このように従来は、スロッピングが特
に脱Si期終了時点近傍の低塩基度・高粘性スラグによ
りひきおこされることが多い為に、吹錬初期装入塩基度
上昇を目的として生石灰を本来脱リンに必要な量より過
剰に投入して対応せざるをえなかったのがその必要がな
くなった。
であったため、スロッピング発生時の操業への悪影響を
回避することを目的とした操業対策を実施していた。本
発明によりスロッピングの予知・防止が可能となること
から、スロッピング防止を目的とした過剰石灰分の投入
が不必要となり、製鋼コストの大幅な削減が可能となっ
た。
を示す図
Claims (4)
- 【請求項1】 精錬反応容器内のスロッピング予知を炉
内の発生音を採取して検知するに際し、吹錬用上吹酸素
吐出音を吹錬中の上吹送酸ランス先端を頂点とした、反
応容器上方開口部の円周を通る逆円錐状形延長線内に設
置した集音マイクロフォンで集音し、その音を基にして
スロッピング発生を予知することを特徴とする転炉での
スロッピング予知方法。 - 【請求項2】 吹錬開始時点から推定された脱Si終了
時点までの必要時間のうち、脱Si時間の20〜50%
の時点からベース音圧を決定し、そのベース音圧レベル
の5%以上低下したときスロッピング発生を予知するこ
とを特徴とする請求項1記載の転炉でのスロッピング予
知方法。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のスロッピン
グ予知信号にもとずき、炉内スラグ上面および/あるい
はスラグ内に粉状の炭材を吹き込むことを特徴とする転
炉でのスロッピング防止方法。 - 【請求項4】 吹き込む炭材が最大粒径3mm以下の炭
材であることを特徴とする請求項3記載の転炉でのスロ
ッピング防止方法。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP20028894A JP3164976B2 (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 転炉でのスロッピング予知方法及びその防止方法 |
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|---|---|---|---|
| JP20028894A JP3164976B2 (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | 転炉でのスロッピング予知方法及びその防止方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0849008A true JPH0849008A (ja) | 1996-02-20 |
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