JPH0849072A - 薄膜形成方法及びその装置 - Google Patents

薄膜形成方法及びその装置

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JPH0849072A
JPH0849072A JP20154994A JP20154994A JPH0849072A JP H0849072 A JPH0849072 A JP H0849072A JP 20154994 A JP20154994 A JP 20154994A JP 20154994 A JP20154994 A JP 20154994A JP H0849072 A JPH0849072 A JP H0849072A
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thin film
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reactive gas
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JP20154994A
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Suzuya Yamada
鈴弥 山田
Takuya Okada
拓也 岡田
Tetsuya Wada
徹也 和田
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Denka Co Ltd
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スパッタリングを利用したCNx 、BNx
成膜において、β−C34 や立方晶BNの化学量論比
に近い薄膜、機能の発現に充分な量のNを含んだアモル
ファスCNx やアモルファスBNx の形成、更には微細
組織、結晶相の制御を可能にする。 【構成】 高周波スパッタリング粒子と、別途プラズマ
励起した反応性ガスを合流させて基板面への成膜を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スパッタリングとプラ
ズマ励起を併用した薄膜形成方法及びその装置に関する
もので、特に高硬度で化学的に安定なCNx やBNx
の合成において、化学量論比に近い薄膜や、微細組織、
結晶相を制御した薄膜の形成が可能な成膜方法及びその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】β−C34 は、ダイヤモンドより高い
硬度を有すると理論的に予想されている材料である。
【0003】一方、ダイヤモンドライクカーボンは、低
温で成膜が可能で、高硬度であり、摺動特性に優れるこ
とから、磁気テープや磁気ディスクの表面コーティング
に応用されている。しかし、最近では、内部応力の低下
や、構造の安定化のため、Nを含んだアモルファスCN
x の成膜研究が行われている。
【0004】従来、β−C34 やアモルファスCNx
の成膜に用いられている代表的な成膜技術としては、平
行な平板型電極によるDCや高周波によりプラズマを形
成するスパッタリング装置を用いた方法が挙げられる。
【0005】上記平行な平板電極によるスパッタリング
装置は、図2に示されるように、真空容器101内に設
けられた一対の平行な平板電極102,104のうち一
方の電極104をグランド電位とし、他方の電極102
にDC又は高周波の電源105を接続すると共に、放電
ガス(N2 +Ar)を導入して放電を行うことにより、
平板電極102,104間にプラズマを形成するもので
ある。上記電極102には、背部にマグネットを配置
し、マグネトロン放電により高いプラズマを形成させる
場合もある。電極102に取り付けられたグラファイト
製のターゲット103に負の電位が印加されることによ
って、グラファイトがスパッタリングされると同時に、
プラズマ励起されたNイオン・ラジカルと反応し、基板
106上に薄膜が形成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスパッタリング法では、単一のプラズマ中でスパッ
タリングとスパッタリングされたC粒子の窒化及び成膜
が行われるため、次のような問題を生じている。
【0007】即ち、形成されるプラズマ密度とターゲッ
ト103のバイアス電圧を独立に制御することができな
いことから、スパッタリングされるC粒子の供給量とN
イオン・ラジカルの供給量を別々に変化させることが不
可能である。
【0008】一般に、C粒子の供給量に対してNイオン
・ラジカルの供給量が不足するため、β−C34 の化
学量論比に近い薄膜や機能発現に充分な量のNを含んだ
アモルファスCNx 薄膜を形成することが困難であり、
また微細組織、結晶相の制御性に限界がある。
【0009】また、ターゲット103にホウ素及びBN
を用いることによって、BNx 薄膜を形成することが可
能であるが、上記と同様な問題を生じている。
【0010】本発明は、上記問題点を解決するものであ
り、スパッタリングを利用し、しかもCNx やBNx
の成膜において、β−C34 や立方晶BNの化学量論
比に近い薄膜や機能の発現に充分な量のNを含んだアモ
ルファスCNx やアモルファスBNx の形成や、微細組
織、結晶相の制御を行えるようにすることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】このために本発明で講じ
られた手段を図1で説明すると、請求項1の発明では、
高周波又はDCプラズマによりターゲット1からスパッ
タリングした粒子を基板2付近の析出場に供給すると共
に、別途プラズマ励起した反応性ガスを析出場に供給
し、両者を合流させて基板2面への成膜を行うこととし
ているものである。
【0012】また、請求項6の発明では、一実施例に係
る図1に示されるように、高周波又はDCプラズマによ
りターゲット1からスパッタリングした粒子を、真空容
器3内の基板ホルダー4にセットされた基板2付近に供
給するスパッタ装置5と、プラズマ励起した反応ガスを
基板2付近に供給するプラズマ装置6とを有する薄膜形
成装置としているものである。
【0013】
【実施例及び作用】図1に基づいて、請求項6の発明の
一実施例を説明すると共に、請求項1の発明を更に説明
する。
【0014】図1において、3は圧力調整器21を介し
て排気装置7が接続された真空容器である。
【0015】この真空容器3内には、成膜すべき基板2
をセットする基板ホルダー4が設けられている。
【0016】上記基板ホルダー4にはヒーター8を設け
ておき、成膜時の基板2の温度を制御できるようにして
おくことが好ましい。9は、このヒーター8による加熱
を制御するための温度制御器である。
【0017】真空容器3には、スパッタリング装置5
と、反応ガス励起用のプラズマ装置6が、夫々基板2付
近の析出場に向けて設けられている。
【0018】図中右側がスパッタリング装置5で、図示
されるスパッタリング装置5は、高周波電極10の背面
側に、高周波の効率を改善して高密度のプラズマ形成を
行わせるために磁石11を設けたマグネトロン型のスパ
ッタリング装置5である。高周波電極10の前面にはタ
ーゲット1が取り付けられており、またターゲット1の
前方には、ターゲット1の前方で安定なプラズマ形成を
行うための中間電極12が設けられている。
【0019】真空容器3と中間電極12はグランド電位
に接続されており、スパッタリング用ガスをターゲット
1付近に導入し、高周波電源(通常整合器を含む)13
から高周波電極10の高周波を印加することによって、
ターゲット1付近にプラズマが形成され、その表面に負
のバイアス電圧が生じる。
【0020】上記スパッタリング装置5は、ターゲット
1をスパッタリングし、スパッタリングした粒子を基板
2付近の析出場に供給するものであればよく、高周波電
極10の背面側の磁石11や中間電極12がないもので
もよい。また、高周波電源13の代わりにDC電源を用
いてターゲット1に負のバイアス電圧を印加してプラズ
マを形成するものでもよい。
【0021】スパッタリングの他の方式としては、イオ
ン源を用いてターゲット1をスパッタリングするものが
ある。このイオンビームスパッタリング法は、ターゲッ
ト1に入射するイオン電流が小さいため、高い成膜速度
が得られない。また、作動圧力が0.1mTorr台と
低いことから、後述のプラズマ装置6による反応性ガス
の安定なプラズマ形成と基板2付近の析出場への供給や
基板2付近の析出場におけるプラズマ形成を行うのが困
難となる。
【0022】一方、図中左側がプラズマ装置6で、アー
クチャンバー14内に熱陰極15を設けたDC型プラズ
マ装置6となっている。
【0023】反応性ガスをアークチャンバー14内に導
入し、加熱電源16により熱陰極15を加熱すると共
に、アーク電源17により、熱陰極15とアークチャン
バー14間にアーク電圧を印加することによって、熱陰
極15から放出される電子ビームの衝撃により反応性ガ
スの電離が起こり、プラズマが形成される。プラズマ励
起された反応性ガスは、基板2付近の析出場に供給さ
れ、前記スパッタリングされた粒子と合流される。
【0024】アークチャンバー14内に安定で高密度の
プラズマ形成を行うため、及び析出場にプラズマを導く
ために、アークチャンバー14の周囲に磁石を取り付け
ておくことが好ましい。
【0025】プラズマ装置6は、プラズマ励起した反応
性ガスを析出場に供給できるものであればよく、図1に
示されるDC型のプラズマ装置6の他に、マイクロ波や
高周波によりプラズマの形成を行うものでもよい。好ま
しくは、安定で高密度のプラズマを広い圧力範囲で形成
できる、電子ビーム衝撃によってプラズマを形成するD
C型のプラズマ装置6や、大面積に安定なプラズマを形
成できる高周波を用いたプラズマ装置6である。特に前
者であるDC型のプラズマ装置6は、アーク電圧とアー
ク電流を制御することで反応性ガスの解離状態を制御す
ることが可能である。
【0026】また、スパッタリング装置5と同様の構造
を有するプラズマ装置6とすることもできる。この場
合、不要なターゲット1を取り外し、RFフィルターに
て高周波電極10とグランド間を接続する等の方法によ
り、高周波電極10のスパッタリングを防止すればよ
い。
【0027】一方、基板2に入射するイオンやラジカル
の種類やエネルギーを制御することによって形成する薄
膜の微細組織、結晶相、化学組成等の制御性を更に向上
させるため、基板2付近の析出場にプラズマ形成を行う
ことが好ましい。
【0028】本実施例における基板ホルダー4の基板保
持面は、絶縁層18を介して設けられた高周波電極19
となっており、これに高周波電源(通常整合器を含む)
20が接続されて、もう一つのプラズマ装置を形成して
いる。このプラズマ装置は、高周波電界によって基板2
近傍の電子を加速し、スパッタリング用ガス及び反応性
ガスを衝突・電離させることでプラズマを形成・維持す
るものである。
【0029】上記もう一つのプラズマ装置は高周波によ
るプラズマ励起を行うもので、高周波の効率を改善し、
高密度のプラズマ形成を行うために磁石を設けてもよ
く、またマイクロ波や電子ビーム衝撃によってプラズマ
を形成するものでもよい。
【0030】次に、上述の本発明の薄膜形成装置の作動
と共に、本発明の薄膜形成方法を説明する。
【0031】まず、排気装置7を作動させて真空容器3
内を所要の真空度にした後、スパッタリング装置5にス
パッタリング用ガスを導入し、プラズマ装置6に反応性
ガスを導入する。次いで、高周波電源13により高周波
を高周波電極10に印加し、ターゲット1付近にプラズ
マを形成すると共に、加熱電源16によって熱陰極15
を加熱し、アーク電源17によって熱陰極15とアーク
チャンバー14間にアーク電圧を印加して反応性ガスの
プラズマ励起を行う。
【0032】ターゲット1と反応性ガスの組み合わせ例
としては、CNx の成膜を行う場合には、グラファイト
又はカーボン材のターゲット1と、N2 及び/又はNH
3 の反応性ガスを用いる。BNx の成膜を行う場合は、
ホウ素又はBN材のターゲット1を用い、N2 及び/又
はNH3 の反応性ガスを用いる。プラズマの安定化や膜
品質を改善するために、反応性ガスにAr、He等の不
活性ガスやH2 を混合することもできる。
【0033】スパッタリング用ガスとしては、上記反応
性ガス、ArやHe等の不活性ガス又はこれらの混合ガ
スが用いられる。
【0034】例えばターゲット1の材料としてグラファ
イトを用い、スパッタリング用ガス及び反応性ガス共に
2 を用いた場合、スパッタリングされたC粒子はター
ゲット1近傍でプラズマ励起されたNイオン・ラジカル
と反応して窒化され、中間体であるCNx が形成される
が、C粒子の量に対してNイオン・ラジカルが不足する
ため、充分な量のNを含んでいない。
【0035】この中間体が析出場に供給されると共に、
プラズマ装置6で形成された反応性ガスのプラズマから
Nイオン・ラジカルも析出場に供給され、両者は合流・
混合される。そして、これにより中間体CNx は更に窒
化が促進され、β−C34の化学量論比に近い薄膜
や、機能発現に充分な量のNを含んだアモルファスCN
x 薄膜が基板2上に形成される。
【0036】形成される薄膜の微細組織、結晶層、化学
組成は、成膜圧力、ターゲット1の種類、スパッタリン
グ用ガス及び反応性ガスの種類とそのプラズマ励起状
態、装置の構成、基板2の温度等の成膜条件は勿論のこ
と、基板2に入射するイオン・ラジカルの種類やエネル
ギーにも深く関係している。特に図1に示される薄膜形
成装置のように、基板2付近の析出場にプラズマを形成
して基板2にバイアス電圧を与えることができると、薄
膜の微細組織、結晶層、化学組成の制御性を更に高める
ことができる。
【0037】本発明は、上述したCNx 、BNx 以外に
も、ターゲット1の材質とスパッタリング用ガス及び反
応性ガスを選択することにより、SiNx 、AlNx
TiNx 、ZrNx 等の窒化物、SiOx 、AlOx
TiOx 、TaOx 等の酸化物、SiCx 、TiCx
BCx 等の炭化物の成膜に応用することができる。
【0038】次に、本成膜方法に係る発明の実施例を示
す。
【0039】実施例1〜5 図1に示される薄膜形成装置を用いてCNx の成膜試験
を行い、得られた膜の組成比(N/C)を測定した。
【0040】ターゲット1の材質としてはグラファイト
を用い、スパッタリング用ガス及び反応性ガス共にN2
を用いた。
【0041】スパッタリング装置5は、直径25.4m
m、厚さ3mmで、純度99.999%のグラファイト
製のターゲット1を取り付けた高周波電極10に13.
56MHzの高周波電源13の整合器を接続して、上記
スパッタリング用ガスのプラズマ形成を行うものとし
た。
【0042】プラズマ装置6は、直径70mm、長さ1
00mmのステンレススチール製のアークチャンバー1
4内部のタングステン製熱陰極15を加熱電源16によ
り加熱すると共に、アーク電源17により熱陰極15と
アークチャンバー14間にアーク電圧を印加することに
よって反応性ガスのプラズマ形成を行うものとした。
【0043】上記スパッタリング装置5及びプラズマ装
置6は、外径400mm、高さ400mmの真空容器3
に、その内部に設けた基板2付近の析出場に向けて取り
付けた。
【0044】基板ホルダー4には(100)方位のSi
製基板2をセットし、成膜に先立って、複合型ターボ分
子ポンプを用いて、真空容器3内を2×10-6Torr
まで排気した。その後、マスフローコントローラーによ
り、30ccmのN2 ガスをスパッタリング装置5に導
入すると共に、20ccmのN2 をプラズマ装置6に導
入し、圧力調整装置21を用いて真空容器3内の圧力を
200mTorrに調整した。
【0045】スパッタリング装置5に200Wの高周波
を投入してプラズマを形成し、ターゲット1に−120
0Vのバイアス電圧を印加した。また、プラズマ装置6
に100Vのアーク電圧を印加し、3Aのアーク電流が
得られるよう、熱陰極15の加熱電流を調整した。
【0046】基板2の温度は、ヒーター8により室温か
ら500℃の温度範囲で変化させて行った。また、実施
例5では、基板ホルダー4の高周波電極18に13.5
6MHzの高周波を投入して、基板2付近にプラズマを
形成し、基板2のバイアス電圧が−50Vになるよう、
高周波電力を調整した。
【0047】成膜後、ESCA分析を行い、N/C比の
測定を行った結果を表1に示す。表1から明らかなよう
に、本発明によれば、以下に述べる比較例に比して高い
N/C比を有するCNx 膜を得ることができるものであ
る。
【0048】特に実施例5のCNx 薄膜は、β−C3
4 のC/N比が1.33であるのに対して、この化学量
論比に近い組成が得られている。この試料の微細組織を
透過型電子顕微鏡で観察したところ、非晶質中に20n
m程度の結晶質が混在しており、電子線回析によりこの
結晶質がβ−C34 の結晶構造を有することが確認さ
れた。
【0049】比較例1 図2に示されるスパッタリング装置を用いてCNx の成
膜を行った。
【0050】真空容器101中に、グラファイト製ター
ゲット103を取り付けた直径160mmの平板電極1
02(高周波電極)と、同じ大きさの平板電極104
(グランド電極)を対向して設けた。50ccmのN2
を導入した後、真空容器101内の圧力を10mTor
rに調整し、平板電極102に13.56MHzの高周
波を1000W投入し、ターゲット103に−1200
Vのバイアス電圧を印加した。尚、基板106の温度は
室温とした。
【0051】その他の試験条件及び測定方法は実施例と
同様として行った。結果を表1に示す。
【0052】比較例2 プラズマ装置6でのプラズマの形成と、基板2付近での
プラズマの形成とを行わなかった点を除いて実施例と同
様にして室温で成膜を行い、同様の測定を行った。
【0053】結果を表1に示す。
【0054】比較例3 図1の薄膜形成装置の真空容器3に、スパッタリング装
置5のターゲット1に向けて、カフマン型イオン源を取
り付け、5ccmのN2 をプラズマ装置6に導入し、真
空容器3内の圧力を0.2mTorrにした。スパッタ
リング装置5への高周波の投入及びプラズマの形成は行
わず、代わりにカフマン型イオン源内部にアーク電圧1
00V、アーク電流2Aの条件でプラズマを形成し、加
速電圧1200Vでイオンビームを引き出し、ターゲッ
ト1に照射してスパッタリングを行った。
【0055】基板ホルダー4の高周波電極19に高周波
を投入したが、圧力が低いためプラズマの形成が困難で
あった。従って、この高周波の投入を取り止めて成膜を
進めた。
【0056】基板2の温度は室温とし、プラズマ装置6
のプラズマ形成条件や他の試験条件については実施例と
同様にして同様の測定を行った。また、プラズマ装置6
のプラズマは不安定であり、成膜速度は実施例に比して
1/10以下であった。
【0057】結果を表1に示す。
【0058】
【表1】
【0059】
【発明の効果】本発明は、以上説明した通りのものであ
り、β−C34 や立方晶BNの化学量論比に近い薄膜
や、機能発現に充分な量のNを含んだアモルファスCN
x やアモルファスBNx 薄膜の形成ができ、更にはこれ
らの微細組織、結晶相等の制御を行うことができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薄膜形成装置の一実施例を示す図
である。
【図2】従来のスパッタリング装置の説明図である。
【符号の説明】
1 ターゲット 2 基板 3 真空容器 4 基板ホルダー 5 スパッタリング装置 6 プラズマ装置 7 排気装置 8 ヒーター 9 温度制御器 10 高周波電極 11 磁石 12 中間電極 13 高周波電源 14 アークチャンバー 15 熱陰極 16 加熱電源 17 アーク電源 18 絶縁層 19 高周波電極 20 高周波電源 21 圧力調整器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波又はDCプラズマによりターゲッ
    トからスパッタリングした粒子を基板付近の析出場に供
    給すると共に、別途プラズマ励起した反応性ガスを析出
    場に供給し、両者を合流させて基板面への成膜を行うこ
    とを特徴とする薄膜形成方法。
  2. 【請求項2】 反応性ガスのプラズマ励起を高周波又は
    DCにより行うことを特徴とする請求項1の薄膜形成方
    法。
  3. 【請求項3】 析出場において別途プラズマ励起を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2の薄膜形成方法。
  4. 【請求項4】 ターゲットとしてグラファイト又はカー
    ボン材を用い、反応性ガスとしてN2 及び/又はNH3
    を用いてCNx の成膜を行うことを特徴とする請求項1
    ないし3いずれかの薄膜形成方法。
  5. 【請求項5】 ターゲットとしてB又はBNを用い、反
    応性ガスとしてN2及び/又はNH3 を用いてBNx
    成膜を行うことを特徴とする請求項1ないし3いずれか
    の薄膜形成方法。
  6. 【請求項6】 高周波又はDCプラズマによりターゲッ
    トからスパッタリングした粒子を、真空容器内の基板ホ
    ルダーにセットされた基板付近に供給するスパッタ装置
    と、プラズマ励起した反応ガスを基板付近に供給するプ
    ラズマ装置とを有することを特徴とする薄膜形成装置。
  7. 【請求項7】 プラズマ装置が高周波又はDCによって
    プラズマ励起を行うものであることを特徴とする請求項
    6の薄膜形成装置。
  8. 【請求項8】 基板付近にプラズマを形成するプラズマ
    形成手段を有することを特徴とする請求項6又は7の薄
    膜形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020004783A (ko) * 2000-06-21 2002-01-16 고미야 히로요시 Rf 스퍼터링 장치
CN116103609A (zh) * 2021-11-11 2023-05-12 中国科学院半导体研究所 六方氮化硼异质结构的制备方法

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