JPH084930Y2 - 形状記憶樹脂複合シート - Google Patents
形状記憶樹脂複合シートInfo
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- JPH084930Y2 JPH084930Y2 JP14836989U JP14836989U JPH084930Y2 JP H084930 Y2 JPH084930 Y2 JP H084930Y2 JP 14836989 U JP14836989 U JP 14836989U JP 14836989 U JP14836989 U JP 14836989U JP H084930 Y2 JPH084930 Y2 JP H084930Y2
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- Japan
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- sheet
- frame
- memory resin
- shape
- shape memory
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、装飾品や日用雑貨品などに使用する形状記
憶樹脂複合シートに関する。
憶樹脂複合シートに関する。
(従来の技術) 近年、所定形状に熱成型した後、そのままの形状を保
持してガラス転移点以下のガラス状態域まで冷却するこ
とで成型形状を記憶し、これを常温のもとで変形を加
え、然かる後、これを常温を越えたガラス転移点以上の
温度に加熱することにより、記憶した元の形状に復元す
る形状記憶樹脂が知られている。
持してガラス転移点以下のガラス状態域まで冷却するこ
とで成型形状を記憶し、これを常温のもとで変形を加
え、然かる後、これを常温を越えたガラス転移点以上の
温度に加熱することにより、記憶した元の形状に復元す
る形状記憶樹脂が知られている。
しかして、以上の形状記憶樹脂を利用してバケツなど
の容器その他成型品を成型し、使用時以外には折畳状に
変形させ、その格納スペースを小さくできながら、使用
時に温水などをかけて元の形状に復元させるようにすれ
ば、前記容器などの成型品を小さなスペースで収容でき
る利点がある。
の容器その他成型品を成型し、使用時以外には折畳状に
変形させ、その格納スペースを小さくできながら、使用
時に温水などをかけて元の形状に復元させるようにすれ
ば、前記容器などの成型品を小さなスペースで収容でき
る利点がある。
(考案が解決しようとする課題) 所で、以上の形状記憶樹脂は、曲げ強度が大きいた
め、斯かる形状記憶樹脂で容器などを成型した場合、そ
の格納スペースを小さくするため前記容器を折曲げて折
畳む際婦女子では容易に折曲げて変形させることができ
ない問題があり、また、前記樹脂は一般に印刷適正が悪
いことから、良好な印刷を行うことができず、さらに、
印刷しても直ぐに剥離したりして、装飾価値が劣る問題
もあった。
め、斯かる形状記憶樹脂で容器などを成型した場合、そ
の格納スペースを小さくするため前記容器を折曲げて折
畳む際婦女子では容易に折曲げて変形させることができ
ない問題があり、また、前記樹脂は一般に印刷適正が悪
いことから、良好な印刷を行うことができず、さらに、
印刷しても直ぐに剥離したりして、装飾価値が劣る問題
もあった。
本考案は以上のような問題に鑑みてなしたもので、そ
の目的は、バケツ等の容器や装飾品を形成できながら、
これら形成品を婦女子でも容易に折曲げて変形させて、
より一層小さなスペースで格納することができ、しか
も、装飾性に優れた形状記憶樹脂複合シートを提供する
ことにある。
の目的は、バケツ等の容器や装飾品を形成できながら、
これら形成品を婦女子でも容易に折曲げて変形させて、
より一層小さなスペースで格納することができ、しか
も、装飾性に優れた形状記憶樹脂複合シートを提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の形状記憶樹脂複
合シートでは、常温を越えた温度で、熱成型により記憶
した形状を復元する形状記憶樹脂により開口部(1a)を
もったシート状骨組(1)を形成し、該シート状骨組
(1)の少なくとも片面に熱可塑性シート(2)を添着
したことを特徴とするものである。
合シートでは、常温を越えた温度で、熱成型により記憶
した形状を復元する形状記憶樹脂により開口部(1a)を
もったシート状骨組(1)を形成し、該シート状骨組
(1)の少なくとも片面に熱可塑性シート(2)を添着
したことを特徴とするものである。
また、前記シート状骨組(1)の両面に、該シート状
骨組(1)の外形より大きな熱可塑性シート(2)
(2)を被覆し、これら両熱可塑性シート(2)(2)
を前記シート状骨組(1)の外周部で融着するようにし
てもよい。
骨組(1)の外形より大きな熱可塑性シート(2)
(2)を被覆し、これら両熱可塑性シート(2)(2)
を前記シート状骨組(1)の外周部で融着するようにし
てもよい。
更に、前記シート状骨組(1)の両面を被覆する熱可
塑性シート(2)(2)を、前記シート状骨組(1)に
添着するようにしてもよい。
塑性シート(2)(2)を、前記シート状骨組(1)に
添着するようにしてもよい。
(作用) 以上の形状記憶樹脂複合シートによりバケツなどの容
器や装飾品を形成できながら前記シートは、形状記憶樹
脂から成るシート状骨組(1)に開口部(1a)が設けら
れ、また、熱可塑性シート(2)は曲げ強度が小である
ため、前記シートにより形成した製品は婦女子でも容易
に変形させ得るのであり、従って、前記形状記憶樹脂複
合シートを用いて、例えば容器などを成型した場合、該
容器などの不使用時には、前記開口部(1a)を利用して
折畳み状に変形させることで、開口部をもたない形状記
憶樹脂で容器を成型する場合に比べてより容易に折畳む
ことができると共に、小さなスペースでの収容ができる
のである。
器や装飾品を形成できながら前記シートは、形状記憶樹
脂から成るシート状骨組(1)に開口部(1a)が設けら
れ、また、熱可塑性シート(2)は曲げ強度が小である
ため、前記シートにより形成した製品は婦女子でも容易
に変形させ得るのであり、従って、前記形状記憶樹脂複
合シートを用いて、例えば容器などを成型した場合、該
容器などの不使用時には、前記開口部(1a)を利用して
折畳み状に変形させることで、開口部をもたない形状記
憶樹脂で容器を成型する場合に比べてより容易に折畳む
ことができると共に、小さなスペースでの収容ができる
のである。
一方、使用時には温水などをかけることで、容易に元
の形状に復元させ得るのであり、しかも、前記熱可塑性
シート(2)を前記シート状骨組(1)に添着させたこ
とで、このシート状骨組(1)に開口部(1a)を形成し
たにも拘らず、液体などが容器外に漏れたりすることも
ない。その上、前記熱可塑性シート(2)は、印刷適正
に優れているため、該熱可塑性シート(2)の外表面に
印刷などを施すことにより装飾価値が高められ、また、
前記シート状骨組(1)に熱可塑性シート(2)を添着
させたことで、以上の形状記憶樹脂複合シートで容器な
どの二次加工を行うとき、加圧成型や真空成型などの成
型手段が採用できて成型加工も容易に行える。
の形状に復元させ得るのであり、しかも、前記熱可塑性
シート(2)を前記シート状骨組(1)に添着させたこ
とで、このシート状骨組(1)に開口部(1a)を形成し
たにも拘らず、液体などが容器外に漏れたりすることも
ない。その上、前記熱可塑性シート(2)は、印刷適正
に優れているため、該熱可塑性シート(2)の外表面に
印刷などを施すことにより装飾価値が高められ、また、
前記シート状骨組(1)に熱可塑性シート(2)を添着
させたことで、以上の形状記憶樹脂複合シートで容器な
どの二次加工を行うとき、加圧成型や真空成型などの成
型手段が採用できて成型加工も容易に行える。
また、前記シート状骨組(1)の両面に、該シート状
骨組(1)の外形より大きな熱可塑性シート(2)
(2)を被覆し、これら両熱可塑性シート(2)(2)
を前記シート状骨組(1)の外周部で融着するときに
は、該シート状骨組(1)と前記各熱可塑性シート
(2)(2)との結合をより確実にでき、より一層優れ
た良好な成型品が得られ、しかも、前記各熱可塑性シー
ト(2)(2)で、容器などを成型した場合の液体漏れ
などが確実に防止され、その上、前記各熱可塑性シート
(2)(2)に印刷などを施すことで、装飾価値が一層
高められる。
骨組(1)の外形より大きな熱可塑性シート(2)
(2)を被覆し、これら両熱可塑性シート(2)(2)
を前記シート状骨組(1)の外周部で融着するときに
は、該シート状骨組(1)と前記各熱可塑性シート
(2)(2)との結合をより確実にでき、より一層優れ
た良好な成型品が得られ、しかも、前記各熱可塑性シー
ト(2)(2)で、容器などを成型した場合の液体漏れ
などが確実に防止され、その上、前記各熱可塑性シート
(2)(2)に印刷などを施すことで、装飾価値が一層
高められる。
更に、前記シート状骨組(1)の両面を被覆する熱可
塑性シート(2)(2)を、前記シート状骨組(1)に
添着するときには、該シート状骨組(1)と前記各熱可
塑性シート(2)(2)との結合が更に確実に行われ
て、良好な成型品が得られながら、液体漏れなども確実
に防止され、また、装飾価値も高められる。
塑性シート(2)(2)を、前記シート状骨組(1)に
添着するときには、該シート状骨組(1)と前記各熱可
塑性シート(2)(2)との結合が更に確実に行われ
て、良好な成型品が得られながら、液体漏れなども確実
に防止され、また、装飾価値も高められる。
(実施例) 第1図及び第2図に示した形状記憶樹脂複合シート
は、常温を越えた温度で、熱成型により記憶した形状を
復元する形状記憶樹脂を用いて、矩形状をなす多数の開
口部(1a)をもったシート状骨組(1)を形成し、該シ
ート状骨組(1)の片面に熱可塑性シート(2)を接着
剤(3)を用いて一体に添着させたものである。尚、以
上のように、前記シート状骨組(1)の片面のみに熱可
塑性シート(2)を添着一体化する場合には、熱可塑性
シート(2)が添着されない前記シート状骨組(1)の
他面側に、不織布や布などを添着させてもよい。
は、常温を越えた温度で、熱成型により記憶した形状を
復元する形状記憶樹脂を用いて、矩形状をなす多数の開
口部(1a)をもったシート状骨組(1)を形成し、該シ
ート状骨組(1)の片面に熱可塑性シート(2)を接着
剤(3)を用いて一体に添着させたものである。尚、以
上のように、前記シート状骨組(1)の片面のみに熱可
塑性シート(2)を添着一体化する場合には、熱可塑性
シート(2)が添着されない前記シート状骨組(1)の
他面側に、不織布や布などを添着させてもよい。
また、第3図に示した形状記憶樹脂複合シートは、前
述したものと同様の形状記憶樹脂でシート状骨組(1)
を形成して、その両外側面に、それぞれ前記シート状骨
組(1)の外形よりも大きな熱可塑性シート(2)
(2)を被覆し、これら両熱可塑性シート(2)(2)
の外周縁部(2a)(2a)を、前記シート状骨組(1)の
外周部で一体に熱融着させたものである。
述したものと同様の形状記憶樹脂でシート状骨組(1)
を形成して、その両外側面に、それぞれ前記シート状骨
組(1)の外形よりも大きな熱可塑性シート(2)
(2)を被覆し、これら両熱可塑性シート(2)(2)
の外周縁部(2a)(2a)を、前記シート状骨組(1)の
外周部で一体に熱融着させたものである。
更に、第4図に示した形状記憶樹脂複合シートは、前
述したものと同様の形状記憶樹脂でシート状骨組(1)
を形成して、該シート状骨組(1)の両外側面を熱可塑
性シート(2)(2)で被覆し、この各熱可塑性シート
(2)(2)を前記シート状骨組(1)にそれぞれ接着
剤(3)を用いて一体に添着させたものである。
述したものと同様の形状記憶樹脂でシート状骨組(1)
を形成して、該シート状骨組(1)の両外側面を熱可塑
性シート(2)(2)で被覆し、この各熱可塑性シート
(2)(2)を前記シート状骨組(1)にそれぞれ接着
剤(3)を用いて一体に添着させたものである。
また、第5図に示した形状記憶樹脂複合シートは、前
記シート状骨組(1)の両外側面に、それぞれ前記熱可
塑性シート(2)(2)を被覆させて、これら各熱可塑
性シート(2)(2)におけるシート状骨組(1)の各
開口部(1a)との対応部位を、それぞれ該各開口部(1
a)の内方側へと変形させて対接させ、この各対接部位
を接着剤(3)で接着して、前記シート状骨組(1)の
各骨部を各熱可塑性シート(2)(2)で包んで一体化
したものである。
記シート状骨組(1)の両外側面に、それぞれ前記熱可
塑性シート(2)(2)を被覆させて、これら各熱可塑
性シート(2)(2)におけるシート状骨組(1)の各
開口部(1a)との対応部位を、それぞれ該各開口部(1
a)の内方側へと変形させて対接させ、この各対接部位
を接着剤(3)で接着して、前記シート状骨組(1)の
各骨部を各熱可塑性シート(2)(2)で包んで一体化
したものである。
更に、第6図に示した形状記憶樹脂複合シートは、前
記シート状骨組(1)の両外側面に、それぞれ前記各熱
可塑性シート(2)(2)を被覆して、この一方側熱可
塑性シート(2)におけるシート状骨組(1)の各開口
部(1a)との対応部位を、他方の熱可塑性シート(2)
側に変形させて対接させ、この対接部位を接着剤(3)
で接着して、前記シート状骨組(1)の各骨部を各熱可
塑性シート(2)(2)で包んで一体化したものであ
る。
記シート状骨組(1)の両外側面に、それぞれ前記各熱
可塑性シート(2)(2)を被覆して、この一方側熱可
塑性シート(2)におけるシート状骨組(1)の各開口
部(1a)との対応部位を、他方の熱可塑性シート(2)
側に変形させて対接させ、この対接部位を接着剤(3)
で接着して、前記シート状骨組(1)の各骨部を各熱可
塑性シート(2)(2)で包んで一体化したものであ
る。
また、以上のような形状記憶樹脂複合シートに使用す
る前記熱可塑性シート(2)としては、塩化ビニル,ポ
リエチレン,ポリプロピレン,ポリウレタンなどの樹脂
シートが好ましい。
る前記熱可塑性シート(2)としては、塩化ビニル,ポ
リエチレン,ポリプロピレン,ポリウレタンなどの樹脂
シートが好ましい。
次に、以上のような形状記憶樹脂複合シートの具体的
な製造例と、斯かる形状記憶樹脂複合シートの二次加工
による成型品の製造例について説明する。
な製造例と、斯かる形状記憶樹脂複合シートの二次加工
による成型品の製造例について説明する。
具体例1 先ず、形状記憶樹脂複合シートをバケツなどの容器に
使用する場合の具体例を示す。
使用する場合の具体例を示す。
縦横に20mmピッチで幅5mm、深さ15mmの凹部をもった
雌金型と、この雌金型と噛合する深さ14mmの凸部をもっ
た雄金型とを使用し、前記雌金型内に、形状記憶樹脂と
して、ノーソレックス(日本ゼオン株式会社製)の粉末
を充填し、150℃の温度で5分間予熱処理を行った後、
前記雌金型に雄金型を噛合させ、成型温度150℃、成型
圧力100kg/cm2で10分間熱プレスを行い、この後温度20
℃、圧力100kg/cm2で10分間冷却して、縦横20mmの開口
部(1a)を多数もった厚み1mmのシート状骨組(1)を
成型した。
雌金型と、この雌金型と噛合する深さ14mmの凸部をもっ
た雄金型とを使用し、前記雌金型内に、形状記憶樹脂と
して、ノーソレックス(日本ゼオン株式会社製)の粉末
を充填し、150℃の温度で5分間予熱処理を行った後、
前記雌金型に雄金型を噛合させ、成型温度150℃、成型
圧力100kg/cm2で10分間熱プレスを行い、この後温度20
℃、圧力100kg/cm2で10分間冷却して、縦横20mmの開口
部(1a)を多数もった厚み1mmのシート状骨組(1)を
成型した。
次に、熱可塑性シート(2)として、花柄などの模様
(4)を予め印刷した厚み0.5mmの軟質塩化ビニル樹脂
シートを用い、斯かる熱可塑性シート(2)を、エポキ
シ系接着剤(3)で前記シート状骨組(1)の片面に接
着一体化して、第1図及び第2図に示したような形状記
憶樹脂複合シートを製作した。
(4)を予め印刷した厚み0.5mmの軟質塩化ビニル樹脂
シートを用い、斯かる熱可塑性シート(2)を、エポキ
シ系接着剤(3)で前記シート状骨組(1)の片面に接
着一体化して、第1図及び第2図に示したような形状記
憶樹脂複合シートを製作した。
そして、以上のようにして得られた形状記憶樹脂複合
シートを、130℃の温度で5分間予熱処理した後に、バ
ケツ成型用の雌雄金型を用いて、成型圧力50kg/cm2で10
分間プレスし、プレス後に室温で冷却して、形状が記憶
された第7図に示のような概略円筒形状のバケツ(5)
を成型した。
シートを、130℃の温度で5分間予熱処理した後に、バ
ケツ成型用の雌雄金型を用いて、成型圧力50kg/cm2で10
分間プレスし、プレス後に室温で冷却して、形状が記憶
された第7図に示のような概略円筒形状のバケツ(5)
を成型した。
以上のようにして成型したバケツ(5)は、第8図で
示したように、その開口側の4方向から簡単に折り畳む
ことが可能であり、最終的には、第9図で示したごと
く、全体が小さく変形されて、小さなスペースでの収容
可能となり、また、第9図のように変形させたバケツ
(5)に、50℃の温水に浸した所、第7図に示したよう
な形状に復元した。更に、前記熱可塑性シート(2)に
印刷した模様(4)は、剥離したりすることなく、良好
な状態で残存され、また、前記バケツ(5)に水を入れ
ても漏れることはなく、容器などとして充分な使用がで
きることが確認された。
示したように、その開口側の4方向から簡単に折り畳む
ことが可能であり、最終的には、第9図で示したごと
く、全体が小さく変形されて、小さなスペースでの収容
可能となり、また、第9図のように変形させたバケツ
(5)に、50℃の温水に浸した所、第7図に示したよう
な形状に復元した。更に、前記熱可塑性シート(2)に
印刷した模様(4)は、剥離したりすることなく、良好
な状態で残存され、また、前記バケツ(5)に水を入れ
ても漏れることはなく、容器などとして充分な使用がで
きることが確認された。
具体例2 次に、形状記憶樹脂複合シートを装飾品などに使用す
る場合の具体例を示す。
る場合の具体例を示す。
先ず、縦横に20mmピッチで幅5mm、深さ15mmの凹部を
もつ雌金型と、該雌金型と噛合する深さ14mmの凸部をも
つ雄金型とを使用し、前記雌金型内に、形状記憶樹脂と
して、シェイブルA-40(日本ゼオン株式会社製)の粉末
を充填し、150℃の温度で5分間予熱処理を行った後
に、前記雌金型に雄金型を噛合させて、成型温度150
℃、成型圧力100kg/cm2で10分間熱プレスを行い、この
後温度20℃、圧力100kg/cm2で10分間冷却して、縦横20m
mの開口部(1a)を多数もった厚み1mmのシート状骨組
(1)を成型した。
もつ雌金型と、該雌金型と噛合する深さ14mmの凸部をも
つ雄金型とを使用し、前記雌金型内に、形状記憶樹脂と
して、シェイブルA-40(日本ゼオン株式会社製)の粉末
を充填し、150℃の温度で5分間予熱処理を行った後
に、前記雌金型に雄金型を噛合させて、成型温度150
℃、成型圧力100kg/cm2で10分間熱プレスを行い、この
後温度20℃、圧力100kg/cm2で10分間冷却して、縦横20m
mの開口部(1a)を多数もった厚み1mmのシート状骨組
(1)を成型した。
次に、以上のようにして得られたシート状骨組(1)
を木の葉形にプレスで打ち抜き、また、熱可塑性シート
(2)として、前記木の葉形シート状骨組(1)よりも
外形大の木の葉形に裁断し、かつ、外表面に木の葉模様
(6)を印刷した厚み0.2mmの2枚の軟質塩化ビニル樹
脂シートを使用し、斯かる熱可塑性シート(2)(2)
を前記シート状骨組(1)の両外側面に重ね合わせて、
前記各熱可塑性シート(2)(2)の各外周縁部(2a)
(2a)を、ウェルダー加工で一体に熱融着させることに
より、第3図に示した構造をもち、かつ、第10図で示し
たような外観をもった木の葉形の形状記憶樹脂複合シー
ト(7)を製作した。
を木の葉形にプレスで打ち抜き、また、熱可塑性シート
(2)として、前記木の葉形シート状骨組(1)よりも
外形大の木の葉形に裁断し、かつ、外表面に木の葉模様
(6)を印刷した厚み0.2mmの2枚の軟質塩化ビニル樹
脂シートを使用し、斯かる熱可塑性シート(2)(2)
を前記シート状骨組(1)の両外側面に重ね合わせて、
前記各熱可塑性シート(2)(2)の各外周縁部(2a)
(2a)を、ウェルダー加工で一体に熱融着させることに
より、第3図に示した構造をもち、かつ、第10図で示し
たような外観をもった木の葉形の形状記憶樹脂複合シー
ト(7)を製作した。
そして、以上のようにして得られた形状記憶樹脂複合
シート(7)を、160℃の温度で1分間予熱処理した後
に、舟形真空成型機を用いて舟形に成型し、この後室温
で冷却して、舟形に形状記憶されたものを得た。また、
このように、舟形に形状記憶された形状記憶樹脂複合シ
ートを直径約1cmに巻回させて、瓶中に突入し、該瓶に4
5℃の温水を入れた所、予め形状記憶した舟形に復元し
た。更に、前記熱可塑性シート(2)に印刷された木の
葉模様(6)は、剥離したりすることなく、良好な状態
で残存され、装飾品として充分な使用が可能であること
が確認された。尚、以上のように、前記シート状骨組
(1)を木の葉形状とする場合には、その各骨部を葉脈
や輪郭に沿って形成し、これら葉脈と輪郭との間に前記
各開口部(1a)を設けるようにしてもよい。
シート(7)を、160℃の温度で1分間予熱処理した後
に、舟形真空成型機を用いて舟形に成型し、この後室温
で冷却して、舟形に形状記憶されたものを得た。また、
このように、舟形に形状記憶された形状記憶樹脂複合シ
ートを直径約1cmに巻回させて、瓶中に突入し、該瓶に4
5℃の温水を入れた所、予め形状記憶した舟形に復元し
た。更に、前記熱可塑性シート(2)に印刷された木の
葉模様(6)は、剥離したりすることなく、良好な状態
で残存され、装飾品として充分な使用が可能であること
が確認された。尚、以上のように、前記シート状骨組
(1)を木の葉形状とする場合には、その各骨部を葉脈
や輪郭に沿って形成し、これら葉脈と輪郭との間に前記
各開口部(1a)を設けるようにしてもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の形状記憶樹脂複合シー
トでは、常温を越えた温度で、熱成型により記憶した形
状を復元する形状記憶樹脂により開口部(1a)をもった
シート状骨組(1)を形成し、このシート状骨組(1)
の少なくとも片面に熱可塑性シート(2)を添着させた
から、このシートを用いて形成する形成品は、婦女子で
も容易に折曲げて変形させることができ、従って、前記
形状記憶樹脂複合シートで容器などを成型した場合、該
容器の不使用時には、前記開口部(1a)を利用して折畳
状に変形させることにより、開口部をもたない形状記憶
樹脂で容器を成型する場合に比べて前記容器などがより
小さなスペースで収容可能となるのであり、しかも、前
記熱可塑性シート(2)をシート状骨組(1)に添着さ
せたことで、該シート状骨組(1)に開口部(1a)を設
けているにも拘らず、液体などが容器外に漏れたりする
こともなくなり、その上前記熱可塑性シート(2)は、
印刷適正に優れているため、該熱可塑性シート(2)の
外表面に印刷などを施すことにより装飾価値が高めら
れ、また、前記シート状骨組(1)に熱可塑性シート
(2)を添着させたことで、以上の形状記憶樹脂複合シ
ートで容器などの二次加工を行うとき、加圧成型や真空
成型などの成型手段が採用できて成型加工も容易に行え
るに至ったのである。
トでは、常温を越えた温度で、熱成型により記憶した形
状を復元する形状記憶樹脂により開口部(1a)をもった
シート状骨組(1)を形成し、このシート状骨組(1)
の少なくとも片面に熱可塑性シート(2)を添着させた
から、このシートを用いて形成する形成品は、婦女子で
も容易に折曲げて変形させることができ、従って、前記
形状記憶樹脂複合シートで容器などを成型した場合、該
容器の不使用時には、前記開口部(1a)を利用して折畳
状に変形させることにより、開口部をもたない形状記憶
樹脂で容器を成型する場合に比べて前記容器などがより
小さなスペースで収容可能となるのであり、しかも、前
記熱可塑性シート(2)をシート状骨組(1)に添着さ
せたことで、該シート状骨組(1)に開口部(1a)を設
けているにも拘らず、液体などが容器外に漏れたりする
こともなくなり、その上前記熱可塑性シート(2)は、
印刷適正に優れているため、該熱可塑性シート(2)の
外表面に印刷などを施すことにより装飾価値が高めら
れ、また、前記シート状骨組(1)に熱可塑性シート
(2)を添着させたことで、以上の形状記憶樹脂複合シ
ートで容器などの二次加工を行うとき、加圧成型や真空
成型などの成型手段が採用できて成型加工も容易に行え
るに至ったのである。
また、前記シート状骨組(1)の両面に、該シート状
骨組(1)の外形より大きな熱可塑性シート(2)
(2)を被覆し、これら両熱可塑性シート(2)(2)
を前記シート状骨組(1)の外周部で融着することによ
り、該シート状骨組(1)と前記各熱可塑性シート
(2)(2)との結合をより確実にでき、それだけ良好
な成型品を得ることができ、しかも、前記各熱可塑性シ
ート(2)の前記骨組(1)との離脱を防止できるから
例えば容器などを成型した場合の液体漏れなども確実に
防止でき、その上、前記各熱可塑性シート(2)に印刷
などを施すことで、装飾価値を一層高め得るのである。
骨組(1)の外形より大きな熱可塑性シート(2)
(2)を被覆し、これら両熱可塑性シート(2)(2)
を前記シート状骨組(1)の外周部で融着することによ
り、該シート状骨組(1)と前記各熱可塑性シート
(2)(2)との結合をより確実にでき、それだけ良好
な成型品を得ることができ、しかも、前記各熱可塑性シ
ート(2)の前記骨組(1)との離脱を防止できるから
例えば容器などを成型した場合の液体漏れなども確実に
防止でき、その上、前記各熱可塑性シート(2)に印刷
などを施すことで、装飾価値を一層高め得るのである。
更に、前記シート状骨組(1)の両面を被覆する熱可
塑性シート(2)(2)を、前記シート状骨組(1)に
添着することにより、該シート状骨組(1)と前記各熱
可塑性シート(2)(2)との結合を更に確実に行な
え、より良好な成型品を得られながら容器を形成する場
合にはその液体漏れなども確実に防止でき、かつ、装飾
価値を高め得る効果も期待できるのである。
塑性シート(2)(2)を、前記シート状骨組(1)に
添着することにより、該シート状骨組(1)と前記各熱
可塑性シート(2)(2)との結合を更に確実に行な
え、より良好な成型品を得られながら容器を形成する場
合にはその液体漏れなども確実に防止でき、かつ、装飾
価値を高め得る効果も期待できるのである。
第1図は本考案の形状記憶樹脂複合シートを示す断面
図、第2図は同シートの拡大斜面図、第3図乃至第6図
は他の実施例を斜面す断面図、第7図は同シートのバケ
ツへの使用例を示す一部切欠斜面図、第8図及び第9図
は同バケツへの使用時で折畳み過程を示す図面、第10図
は同シートの装飾品への使用例を示す正面図である。 (1)……シート状骨組 (1a)……開口部 (2)……熱可塑性シート
図、第2図は同シートの拡大斜面図、第3図乃至第6図
は他の実施例を斜面す断面図、第7図は同シートのバケ
ツへの使用例を示す一部切欠斜面図、第8図及び第9図
は同バケツへの使用時で折畳み過程を示す図面、第10図
は同シートの装飾品への使用例を示す正面図である。 (1)……シート状骨組 (1a)……開口部 (2)……熱可塑性シート
Claims (3)
- 【請求項1】常温を越えた温度で、熱成型により記憶し
た形状を復元する形状記憶樹脂により開口部(1a)をも
ったシート状骨組(1)を形成し、該シート状骨組
(1)の少なくとも片面に熱可塑性シート(2)を添着
したことを特徴とする形状記憶樹脂複合シート。 - 【請求項2】形状記憶樹脂から成るシート状骨組(1)
の両面に、該シート状骨組(1)の外形より大きな熱可
塑性シート(2)(2)を被覆し、かつ、これら両熱可
塑性シート(2)(2)を前記シート状骨組(1)の外
周部で融着している請求項1記載の形状記憶樹脂複合シ
ート。 - 【請求項3】シート状骨組(1)の両面を被覆する熱可
塑性シート(2)(2)を、前記シート状骨組(1)に
添着している請求項2記載の形状記憶樹脂複合シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14836989U JPH084930Y2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 形状記憶樹脂複合シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14836989U JPH084930Y2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 形状記憶樹脂複合シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0388444U JPH0388444U (ja) | 1991-09-10 |
| JPH084930Y2 true JPH084930Y2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=31694824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14836989U Expired - Lifetime JPH084930Y2 (ja) | 1989-12-22 | 1989-12-22 | 形状記憶樹脂複合シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084930Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-22 JP JP14836989U patent/JPH084930Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0388444U (ja) | 1991-09-10 |
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