JPH084950A - コンクリート構造物と埋設管との接続構造 - Google Patents

コンクリート構造物と埋設管との接続構造

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JPH084950A
JPH084950A JP6223090A JP22309094A JPH084950A JP H084950 A JPH084950 A JP H084950A JP 6223090 A JP6223090 A JP 6223090A JP 22309094 A JP22309094 A JP 22309094A JP H084950 A JPH084950 A JP H084950A
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JP
Japan
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pipe
buried
manhole
flexible joint
concrete structure
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JP6223090A
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English (en)
Inventor
Yutaka Yoshino
豊 吉野
Seiji Ito
政治 伊藤
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L5/00Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】マンホールと埋設管との接続部に発生する集中
応力を分散させて埋設管路の破損を防止する。 【構成】マンホール10の壁面11に埋設された支持管
50と埋設管41とを接続する可撓継手50が嵌合され
た受け口21が、支持管50とともに、コンクリート構
造物内に埋設された状態になっているために、支持管5
0に剪断力がほとんど加わらず、支持管50の破損が防
止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地中に埋設された埋設
管路とマンホール、橋脚等のコンクリート構造物との接
続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】下水管、電力線ケーブルの保護管等は、
通常、地中に長い距離にわたって埋設された状態になっ
ている。地中に埋設される埋設管路は、管路内の清掃、
管路内に配置された電力線ケーブルの保守点検のため
に、適当な距離ごとにマンホールが設置されて、埋設管
とマンホールとが接続されている。
【0003】図10は、マンホールと埋設管との接続部
構造の一例を示す断面図である。マンホール10の壁面
11には、支持管81がほぼ水平状態で支持されてい
る。この支持管81の先端部は、マンホール10の壁面
11から外方に延出した状態になっており、その先端部
が、継手82の一方の側部に設けられた受け口内に挿入
されている。継手82の他方の側部に設けられた受け口
には、埋設管路を構成する埋設管83の端部が挿入され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなマンホール
10と埋設管83との接続構造では、マンホール10は
コンクリートの基礎16上に形成されているために、マ
ンホール10自体は沈下するおそれがほとんどないのに
対して、マンホール10の周囲にて埋設管83等を覆っ
た覆土61が、経時的に沈下するおそれがある。覆土6
1は、マンホール10の壁面11およびマンホール10
を支持する基礎16の側面に沿って沈下するために、図
6に矢印で示すように、斜め下方へと移動する。
【0005】このように覆土61が斜め下方に沈下する
と、マンホール10にほぼ水平状態で支持された支持管
81のマンホール10から延出した部分に力が加わる。
その結果、マンホール10の壁面11から延出した支持
管81部分に曲げ応力が作用するとともに、支持管81
は、マンホール10の壁面11内に支持された部分と、
壁面11から延出した部分との間に剪断力が作用する。
このような曲げ応力および剪断力が支持管81に加わる
と、覆土61の沈下量が多い場合等には、支持管81が
破損するおそれがある。
【0006】特に、埋設管路が電力線ケーブルの保護管
路の場合には、複数の埋設管路が平行的に敷設される多
条配管とされているために、各埋設管とマンホール10
を接続して覆土を埋め戻した際に、覆土の突き固め作業
を均一にかつ十分に実施できず、覆土が沈下して各埋設
管が破損するおそれが大きくなる。その結果、支持管自
体を補強して高強度にしたり、覆土の応力が集中して支
持管に加わらないように分散させる必要がある。
【0007】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、その目的は、マンホール等のコンクリー
ト構造物と埋設管との接続部に発生する集中応力を分散
させて、埋設管等の破損を防止することができるコンク
リート構造物と埋設管との接続構造を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のコンクリート構
造物と埋設管との接続構造は、コンクリート構造物内に
埋設されて支持された支持管と、地中に埋設された埋設
管と、湾曲状態になる可撓性を有しており、前記支持管
および埋設管が各側部の受け口内にそれぞれ嵌合され
て、前記支持管が嵌合された受け口の一部がコンクリー
ト構造物内に埋設された可撓継手と、を具備することを
特徴とするものであり、そのことにより上記目的が達成
される。
【0009】また、本発明のコンクリート構造物と埋設
管との接続構造は、コンクリート構造物内に埋設されて
支持された支持管と、地中に埋設された埋設管と、湾曲
状態になる可撓性を有しており、前記支持管および埋設
管が各側部の受け口内にそれぞれ嵌合された可撓継手
と、この可撓継手を取り囲んで前記コンクリート構造物
に一体化されたコンクリートによって少なくとも上部が
覆われた緩衝材と、を具備することを特徴とするもので
あり、そのことにより上記目的が達成される。
【0010】前記緩衝材は、前記コンクリート構造物に
一体化されたコンクリートによって全体が取り囲まれて
いてもよい。
【0011】
【作用】本発明のコンクリート構造物と埋設管との接続
構造では、コンクリート構造物内に支持された支持管と
埋設管とが、可撓性を有する可撓継手によって接続され
ており、可撓継手は、支持管の先端部が嵌合された一方
の受け口の一部が、コンクリート構造物内に埋設された
状態になっているために、覆土による応力は、支持管自
体には直接加わらず可撓継手に加わる。可撓継手は、コ
ンクリート構造物内に埋設されて片持ち状態で支持され
ているために、覆土の応力が加わることにより撓んだ状
態になり、支持管は破損するおそれがない。
【0012】また、可撓継手を緩衝材によって取り囲ん
だ状態で、コンクリート構造物と一体化したコンクリー
トによって上部を覆うと、支持管には剪断力が加わら
ず、また、支持管に加わる応力も著しく低減される。ま
た、可撓継手自体も緩衝材によって保護されている。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて詳
細に説明する。
【0014】図1は、コンクリート構造物であるマンホ
ール10と、電力線ケーブルが挿通されて保護される埋
設管路40との接続構造を示す断面図である。
【0015】マンホール10は、コンクリート等の基礎
16上に設置されている。埋設管路40と接続されるマ
ンホール10の壁面11には、この壁面11を貫通する
ように、支持管50が水平状態で支持されている。支持
管50は、マンホール10内に近接した基端部51が、
ラッパ状に拡径した状態になっており、この基端部51
は壁面11からは突出しないように埋設されており、反
対側の先端部52が、マンホール10の壁面11の外側
に若干突出した状態になっている。
【0016】支持管50の基端部51のラッパ状に拡径
した端面は、マンホール10の壁面11内面とは面一状
態になっている。この拡径した基端部51は、支持管5
1内に電力線ケーブルの挿通を容易にするために設けら
れている。
【0017】支持管50の先端部52には、可撓継手2
0が嵌合されている。この可撓継手20は、各側部にそ
れぞれ受け口21が設けられており、各受け口21間の
中央部22に可撓性を有した可撓部22が設けられてい
る。可撓継手20の一方の受け口21内には支持管50
の先端部52が嵌合されており、その受け口21の端部
は、マンホール10の壁面11内に埋設された状態にな
っている。可撓継手20の他方の側部に設けられた受け
口21内には、埋設管路40を構成する埋設管41の端
部が嵌合されている。
【0018】図2は可撓継手20の縦断面図である。こ
の可撓継手20は、例えば特開平5−318620号公
報に開示されており、軸方向の各側部に埋設管路40を
構成する埋設管41の端部およびマンホール10の壁面
11内に支持された支持管50が挿入される受け口21
がそれぞれ形成されている。各受け口21の間である軸
方向中央部には、湾曲状態になるような可撓性を有する
可撓部22が設けられている。この可撓部22は、各受
け口21と等しい外径を有しており、内径が各受け口2
1の内径よりも小さくなって、各受け口21の内周面と
は段部26を形成した状態になっている。可撓部22の
内径は、各受け口21内に挿入される支持管50および
埋設管41の外径に等しくなっている。
【0019】各受け口21の先端部内には、全周にわた
って埋設された金属板25が補強材としてそれぞれ配置
されている。
【0020】可撓部22の外周部には、軸方向に適当な
間隔をあけて3本の凹溝23が全周にわたって形成され
ている。そして、各凹溝23内に、弾性体24が全周に
わたって嵌入されている。
【0021】各受け口21および可撓部22は、不飽和
ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂等の合成樹脂によって
一体に形成されている。可撓部22の各凹溝23内に嵌
入された弾性体24は、ポリオレフィン系発泡体、合成
ゴム系発泡体、天然ゴム系発泡体等の発泡体によって構
成されている。
【0022】このような可撓継手20は、各弾性体24
が、凹溝23内にて圧縮することにより、湾曲した状態
に撓み得るようになっている。
【0023】本実施例のマンホール10と埋設管路40
との接続構造は、次のように形成される。まず、図1に
示すように、埋設管路40の埋設レベルに対応したマン
ホール10の壁面11に、貫通穴12を形成する。この
貫通穴12は、支持管50が完全に収容されるように、
支持管50の外径よりも若干大きな内径とされる。そし
て、形成された貫通穴12内に支持管50を挿入した状
態で、この支持管50の先端部52を、可撓継手20の
一方の受け口21内に挿入するとともに、可撓継手20
の他方の受け口21内に埋設管41の端部を挿入する。
【0024】このとき、支持管50の先端部52に嵌合
された可撓継手20における受け口21の先端側部分
は、半分以上にわたって貫通穴12内に進入した状態に
される。このような状態で、貫通穴12と支持管50と
の間にセメントモルタル13が打設される。これによ
り、支持管50と、支持管50の先端部52に嵌合され
た可撓継手20の受け口21先端部とは、貫通穴12内
に打設されたセメントモルタル13内に埋設された状態
になる。セメントモルタル13は、壁面11の内面およ
び外面とは面一状態とされる。その後、マンホール10
の壁面11の周囲に覆土61が埋め戻しされる。
【0025】また、覆土の沈下によってマンホール10
の壁面端部では、埋設管路40に剪断力が加わるが、こ
の部分では埋設管41と可撓継手20の受け口21との
二重構造になっているために、このような剪断力によっ
て埋設管路40が破壊されるおそれがない。
【0026】可撓継手20の可撓部は、マンホール10
の壁面11の外側に位置しているために、可撓部22の
可撓性は損なわれず、可撓継手20に挿入された埋設管
路40の端部の埋設管41が、可撓性を有した状態でマ
ンホール10の壁面に支持された状態になる。可撓継手
20は、支持管50に嵌合された一方の受け口21が半
分以上にわたってマンホール10の壁面11を構成する
セメントモルタル13内に埋め込まれた状態になってい
るために、埋設管路40に大きな撓み力が作用しても、
可撓継手20は破壊することなく十分な可撓性を発揮す
る。
【0027】可撓継手20と支持管50および埋設管4
1との接続部のシール性を向上させるために、図2に示
すように、一方の受け口21内に挿入される支持管50
の先端面と段部26との間、および他方の受け口21内
に挿入される埋設管41の先端面との間に、それぞれ、
平板なリング状の止水パッキン27がそれぞれ接着剤等
によって取り付けられるとともに、各受け口21の先端
部内には、支持管50および埋設管41に嵌合される円
筒状の止水パッキン28がそれぞれ嵌合される。各受け
口21先端部内に嵌合される止水パッキン28は、内周
面に複数のリップ部を有しており、また、各受け口31
の先端面に当接するフランジ部を有している。各パッキ
ン27および28は、EPDM、SBR等のゴム材料に
よって構成されている。
【0028】図3は、支持管50と埋設管41との接続
に使用される可撓継手の他の実施例を示す縦断面図であ
る。この可撓継手30は、本願発明者等が開発したもの
であり(特願平4−283672号参照)、JIS K
7203によるヤング率が2700kg/cm2 、J
IS K 7113による伸びが100%の硬質ウレタ
ンの注型成形品であって、各側部に、支持管50および
埋設管41が挿入される受け口31がそれぞれ設けられ
ている。各受け口31間である中央部に可撓部32が設
けられている。可撓部32の内径は各受け口31の内径
よりも小さくなっており、可撓部32と各受け口31と
の間に、段部35が形成されている。可撓部32の外周
面には、全周にわたって連続する2本の凹溝33が、軸
方向に適当な間隔をあけて形成されている。
【0029】可撓部32に設けられた各凹溝33は、開
口部の幅寸法が底面の幅寸法よりも広くなるように、各
側面はテーパー状になっている。可撓部32は、外周面
に設けられた各凹溝33によって湾曲状態に撓み得る状
態になっている。各凹溝33の底面と可撓部32内周面
との間の肉厚T1 は、可撓部32に要求される可撓角、
およびそのような可撓角になった際に必要な強度を考慮
して決定されるが、可撓角20°を得るためには、受け
口31の肉厚T2 に対して0.8倍〜1.3倍の範囲内
の値に設定することが好ましい。
【0030】各受け口31の先端部には、拡径防止用の
補強材として、ほぼ全周にわたって連続した金属板34
がそれぞれ埋設されている。
【0031】また、可撓継手30と、各受け口31に挿
入される支持管50および埋設管41との間の止水のた
めに、各受け口31の先端部内には、支持管50および
埋設管41に嵌合される円筒状の止水パッキン36がそ
れぞれ嵌合される。各止水パッキン36は、内周面には
複数のリップ部を有しており、また、各受け口31の先
端面に当接するフランジ部を有している。また、各受け
口31の内奥部内周面には、短円筒状の止水パッキン3
7が、嵌合状態で接着剤等によって取り付けられてい
る。各パッキン27および28は、EPDM、SBR等
のゴム材料によって構成されている。
【0032】このような構成の可撓継手30も、図1に
示す可撓継手20と同様に、支持管50の先端部52に
一方の受け口31が嵌合されて、他方の受け口31に埋
設管41が嵌合された状態で、マンホール10の壁面1
1に設けられた貫通穴12内に配置され、セメントモル
タル13によって固定される。
【0033】本実施例の可撓継手30は、図2に示す可
撓継手20よりも大きな可撓角度が得られ、埋設管41
に覆土61によって大きな力が加わっても破損すること
なく、確実に埋設管41を保持することができる。
【0034】図4は本発明の他の実施例の接続構造を示
す断面図、図5はその側面図である。本実施例では、マ
ンホール10の壁面11に設けられた貫通穴12内に、
支持管50の先端部52側の側部が、支持管50の全長
の半分程度にわたって壁面11から延出するように、支
持管50を配置する。そして、貫通穴12内にセメント
モルタル13を打設して支持管50を固定する。このよ
うな状態で、マンホール10の壁面11から突出した支
持管50の先端部52に、図2に示す可撓継手20の一
方の受け口21を嵌合させるとともに、他方の受け口2
1に、埋設管41の端部を挿入する。可撓継手20は、
マンホール10の壁面11とは適当な間隔があいた状態
になるように、壁面11の外方に位置されている。
【0035】その後、マンホール10の壁面11から突
出した状態の支持管50および可撓継手20に緩衝材と
して円筒状の弾性体70が嵌合される。弾性体70は、
埋設管41が挿入された可撓継手20の受け口21の先
端部が、若干、延出した状態で可撓継手20に嵌合され
ている。
【0036】弾性体70は発泡ウレタン、発泡スチレ
ン、発泡ポリエチレンや天然ゴムおよび合成ゴム等によ
って、二つ割りに構成されている。なお、弾性体70
は、このような構成に限定されるものではなく、現場に
て反応性ウレタン等を注入して構成してもよい。
【0037】このような状態で、弾性体70の周囲にコ
ンクリート15が打設されて、マンホール10の壁面1
1に一体化された状態にされる。これにより、弾性体7
0は、マンホール10の壁面11に一体化されたコンク
リート15によって保持された状態になる。なお、コン
クリート15の上端部の肩部は、角部が切欠されてテー
パー面15aになっている。従って、コンクリート15
のテーパー面15aに沿って土圧が加わるために、コン
クリート15から延出した埋設管41には、土圧が垂直
に対して傾斜した状態で加わり、土圧によって埋設管4
1に加わる剪断力が低減される。
【0038】マンホール10の壁面11に一体化された
コンクリート15は、図4および図5に二点鎖線で示す
ように、マンホール10の壁面11から突出した状態に
構成してもよいが、マンホール10を保持する基礎16
と連続させて、基礎16上に載置された状態にすること
が好ましい。
【0039】このような接続構造は、マンホール10の
壁面11に支持された支持管50の先端部に嵌合された
可撓継手20および弾性体70によって取り囲まれた状
態になっており、埋設管41が撓んだ状態になっても、
覆土61によって支持管50に加わる曲げ応力は、可撓
継手20および弾性体70によってほとんどが吸収され
る。また、弾性体70もマンホール10と一体化された
コンクリート15によって支持されているために、支持
管50に対して曲げ応力はほとんど加わらない。さら
に、支持管50は、コンクリート15に支持された弾性
体70および可撓管20によって覆われているために、
剪断力が加わるおそれもない。
【0040】なお、本実施例では、可撓継手20を取り
囲む緩衝材として合成樹脂製の弾性体70を使用した
が、金属ばねを用いることもできる。また、施工におい
て多少の難点を伴うが緩衝材として砂を用いることも可
能である。さらに、図3に示した可撓継手30も使用す
ることができる。
【0041】また、本実施例では、緩衝材として円筒状
の弾性体70を使用し、弾性体70の全周を取り囲むよ
うに、コンクリート15を打設する構成であったが、図
6に示すように、弾性体70として、基礎16上に支持
されて可撓継手20に上部が嵌合される構成として、そ
の弾性体70の上部のみを、マンホール10と一体化さ
れたコンクリート15にて覆うようにしてもよい。
【0042】なお、上記各実施例では、1本の埋設管4
1をマンホール10に接続する場合について説明した
が、一つのマンホールに対して複数の埋設管を接続する
場合にも、マンホールと各埋設管との接続構造として本
発明は適用できる。この場合には、覆土の埋め戻しに際
して、十分に突き固めができないおそれがあって、覆土
の大きく沈下するおそれがあるが、そのような場合に
も、支持管等の破損を確実に防止することができる。
【0043】コンクリート構造物は、マンホールに限ら
ず、橋脚等であってもよい。もっとも、本発明の如く、
コンクリート構造物と埋設管との接続構造が、コンクリ
ート構造物内に埋設された支持管と埋設管とを接続する
可撓継手が、支持管が嵌合された受け口が支持管ととも
に、コンクリート構造物内に埋設された状態になってい
ない場合であっても、図7〜図9に参考例として示す如
き構成とすることにより、支持管に加わる剪断力をある
程度緩和して、支持管の破損をある程度緩和することは
できる。
【0044】図7に示すコンクリート構造物と埋設管と
の接続構造は、マンホール10の壁面11から可撓継手
20までの距離Aを10mm未満とするものである。こ
のような構成にすることにより、覆土の沈下による埋設
管40に作用する剪断力は可撓継手20によりその大部
分が吸収されるので、実質上、支持管50に加わる剪断
力は、マンホール10の壁面11から可撓継手20まで
の距離Aと、支持管50の可撓継手20の受口21に嵌
合された長さLに付加される覆土の荷重と考えてよい。
そして、この距離Aと長さLは十分小さいので、支持管
50に加わる剪断力をある程度緩和して、支持管の破損
をある程度緩和することができるのである。
【0045】図8に示すコンクリート構造物と埋設管と
の接続構造は、可撓継手20を複数個設け、可撓継手2
0同士間を短管90を介して連結するようにしたもので
ある。このような構成にすることにより、覆土の沈下に
よる埋設管40に作用する剪断力は複数の可撓継手20
により順次吸収されるので、支持管50に加わる剪断力
をある程度緩和して、支持管の破損をある程度緩和する
ことができるのである。
【0046】図9に示すコンクリート構造物と埋設管と
の接続構造は、可撓継手20の下方にマンホールの壁面
11からの張出し棚111を設けたものである。このよ
うな構成にすることにより、張出し棚111の存在によ
り支持管50の先端部付近の覆土の沈下をある程度防止
することができるので、支持管50に加わる剪断力その
ものある程度緩和して、支持管の破損をある程度緩和す
ることができるのである。
【0047】
【発明の効果】本発明のコンクリート構造物と埋設管と
の接続構造は、このように、コンクリート構造物内に埋
設された支持管と埋設管とを接続する可撓継手は、支持
管が嵌合された受け口が支持管とともに、コンクリート
構造物内に埋設された状態になっているために、支持管
には剪断力がほとんど加わらず、支持管の破損が防止さ
れる。また、可撓継手をコンクリート構造物と一体化さ
れたコンクリートによって支持されている緩衝材によっ
て支持することにより、支持管に加わる曲げ応力は、可
撓継手および緩衝材によって殆どが吸収され、剪断力も
加わるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンクリート構造物と埋設管との接続
構造の一実施例を示す断面図である。
【図2】その接続構造に使用される可撓継手の一例を示
す一部破断正面図である。
【図3】その接続構造に使用される可撓継手の他の例を
示す一部破断正面図である。
【図4】本発明のコンクリート構造物と埋設管との接続
構造の他の実施例を示す断面図である。
【図5】その接続構造の側面図である。
【図6】本発明のコンクリート構造物と埋設管との接続
構造のさらに他の実施例を示す断面図である。
【図7】コンクリート構造物と埋設管との接続構造の参
考例を示す断面図である。
【図8】コンクリート構造物と埋設管との接続構造の別
の参考例を示す断面図である。
【図9】コンクリート構造物と埋設管との接続構造の更
に別の参考例を示す断面図である。
【図10】コンクリート構造物と埋設管との接続構造の
従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 マンホール 11 壁面 12 貫通穴 13 セメントモルタル 15 コンクリート 16 基礎 20 可撓継手 21 受け口 22 可撓部 23 凹溝 24 弾性体 30 可撓継手 31 受け口 32 可撓部 33 凹溝 40 埋設管路 41 埋設管 50 支持管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート構造物内に埋設されて支持
    された支持管と、 地中に埋設された埋設管と、 湾曲状態になる可撓性を有しており、前記支持管および
    埋設管が各側部の受け口内にそれぞれ嵌合されて、前記
    支持管が嵌合された受け口の一部がコンクリート構造物
    内に埋設された可撓継手と、 を具備することを特徴とするコンクリート構造物と埋設
    管との接続構造。
  2. 【請求項2】 コンクリート構造物内に埋設されて支持
    された支持管と、 地中に埋設された埋設管と、 湾曲状態になる可撓性を有しており、前記支持管および
    埋設管が各側部の受け口内にそれぞれ嵌合された可撓継
    手と、 この可撓継手を取り囲んで前記コンクリート構造物に一
    体化されたコンクリートによって少なくとも上部が覆わ
    れた緩衝材と、 を具備することを特徴とするコンクリート構造物と埋設
    管との接続構造。
  3. 【請求項3】 前記緩衝材は、前記コンクリート構造物
    に一体化されたコンクリートによって全体が取り囲まれ
    ている請求項2に記載のコンクリート構造物と埋設管と
    の接続構造。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6248145B1 (en) 1998-08-13 2001-06-19 Case Harvesting Systems Gmbh Cleaner for rotating air-intake filter
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