JPH0849510A - エンジンの吸排気弁腕構造 - Google Patents
エンジンの吸排気弁腕構造Info
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- JPH0849510A JPH0849510A JP18360394A JP18360394A JPH0849510A JP H0849510 A JPH0849510 A JP H0849510A JP 18360394 A JP18360394 A JP 18360394A JP 18360394 A JP18360394 A JP 18360394A JP H0849510 A JPH0849510 A JP H0849510A
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 従来の弁腕を用いて、吸排気弁を駆動する動
弁系においては、弁リフト時及び着座時にロッカーアー
ムの接触面と弁頭接触面との接触点がリフト量に応じて
クランク軸直角方向に大きく移動する。これにより、弁
は弁ガイドと弁ステムの寸法公差内において任意に傾い
てしまう。このように傾いた状態で弁が着座する事によ
って、弁の片当りの原因となり偏摩耗が発生していた。
この不具合を解消する。 【構成】 弁腕により吸排気弁を駆動する機構を有する
エンジンにおいて、弁頭接触面8と接触するロッカーア
ームの接触面7の円弧形状にインボリュート曲線又はト
ロコイド曲線を用いた。また、ロッカーアームの接触面
7と弁頭接触面8との接点が、常時、弁中心位置となる
様にロッカーアームの接触面7と弁頭接触面8とを構成
した。また、弁頭部にローラーを軸受支持した。
弁系においては、弁リフト時及び着座時にロッカーアー
ムの接触面と弁頭接触面との接触点がリフト量に応じて
クランク軸直角方向に大きく移動する。これにより、弁
は弁ガイドと弁ステムの寸法公差内において任意に傾い
てしまう。このように傾いた状態で弁が着座する事によ
って、弁の片当りの原因となり偏摩耗が発生していた。
この不具合を解消する。 【構成】 弁腕により吸排気弁を駆動する機構を有する
エンジンにおいて、弁頭接触面8と接触するロッカーア
ームの接触面7の円弧形状にインボリュート曲線又はト
ロコイド曲線を用いた。また、ロッカーアームの接触面
7と弁頭接触面8との接点が、常時、弁中心位置となる
様にロッカーアームの接触面7と弁頭接触面8とを構成
した。また、弁頭部にローラーを軸受支持した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンにおいて吸排
気弁を操作する吸排気弁腕の接当部の円弧形状に関する
ものである。
気弁を操作する吸排気弁腕の接当部の円弧形状に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の弁腕を用いて、吸排気弁を駆動す
る動弁系においては、弁リフト時及び着座時にロッカー
アームの接触面と弁頭接触面との接触点がリフト量に応
じてクランク軸直角方向に大きく移動する。これによ
り、弁は弁ガイドと弁ステムの寸法公差内において任意
に傾いてしまう。このように傾いた状態で弁が着座する
事によって、弁の片当りの原因となり偏摩耗が発生す
る。
る動弁系においては、弁リフト時及び着座時にロッカー
アームの接触面と弁頭接触面との接触点がリフト量に応
じてクランク軸直角方向に大きく移動する。これによ
り、弁は弁ガイドと弁ステムの寸法公差内において任意
に傾いてしまう。このように傾いた状態で弁が着座する
事によって、弁の片当りの原因となり偏摩耗が発生す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の寸法
公差内においても、弁挙動を制御する為に、ロッカーア
ームの接触面の形状にインボリュート曲線を用いること
により弁がリフトした場合においても、ロッカーアーム
の接触面と弁頭接触面の接触点が弁リフト方向に直線的
に移動する機構を具備させた。また、弁腕作動部の接触
点位置を弁中心に配置することにより、弁駆動時の力点
となる弁押さえ位置と、作用点となる弁バネ周囲とのモ
ーメントの不釣り合いを解消することにより、弁を傾け
ずに往復動させるのである。
公差内においても、弁挙動を制御する為に、ロッカーア
ームの接触面の形状にインボリュート曲線を用いること
により弁がリフトした場合においても、ロッカーアーム
の接触面と弁頭接触面の接触点が弁リフト方向に直線的
に移動する機構を具備させた。また、弁腕作動部の接触
点位置を弁中心に配置することにより、弁駆動時の力点
となる弁押さえ位置と、作用点となる弁バネ周囲とのモ
ーメントの不釣り合いを解消することにより、弁を傾け
ずに往復動させるのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、弁腕により吸
排気弁を駆動する機構を有するエンジンにおいて、弁頭
接触面8と接触するロッカーアームの接触面7の円弧形
状にインボリュート曲線を用いたものである。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、弁腕により吸
排気弁を駆動する機構を有するエンジンにおいて、弁頭
接触面8と接触するロッカーアームの接触面7の円弧形
状にインボリュート曲線を用いたものである。
【0005】請求項2においては、エンジンの吸排気弁
腕構造において、ロッカーアームの接触面7と弁頭接触
面8との接点が、常時、弁中心位置となる様にロッカー
アームの接触面7と弁頭接触面8とを構成したものであ
る。
腕構造において、ロッカーアームの接触面7と弁頭接触
面8との接点が、常時、弁中心位置となる様にロッカー
アームの接触面7と弁頭接触面8とを構成したものであ
る。
【0006】請求項3においては、弁頭部にローラー9
を軸受支持したものである。
を軸受支持したものである。
【0007】請求項4においては、弁腕により吸排気弁
を駆動する機構を有するエンジンにおいて、ロッカーア
ームの接触面7と弁頭接触面8の接当部の円弧形状にト
ロコイド曲線を用いたものである。
を駆動する機構を有するエンジンにおいて、ロッカーア
ームの接触面7と弁頭接触面8の接当部の円弧形状にト
ロコイド曲線を用いたものである。
【0008】
【作用】次に作用を説明する。請求項1によれば、弁腕
により吸排気弁を駆動する機構を有するエンジンにおい
て、弁頭接触面8と接触するロッカーアームの接触面7
の円弧形状にインボリュート曲線を用いたことにより、
弁がリフトした場合においても、ロッカーアームの接触
面と弁頭接触面の接触点が弁リフト方向に直線的に移動
し、弁が着座する場合にも、直線的に移動しこじれが発
生することが少ないので、弁の密着状態が良くなり、ブ
ローバイガスが弁と弁座との間隙から噴射することがな
くなった。
により吸排気弁を駆動する機構を有するエンジンにおい
て、弁頭接触面8と接触するロッカーアームの接触面7
の円弧形状にインボリュート曲線を用いたことにより、
弁がリフトした場合においても、ロッカーアームの接触
面と弁頭接触面の接触点が弁リフト方向に直線的に移動
し、弁が着座する場合にも、直線的に移動しこじれが発
生することが少ないので、弁の密着状態が良くなり、ブ
ローバイガスが弁と弁座との間隙から噴射することがな
くなった。
【0009】請求項2によれば、ロッカーアームの接触
面7と弁頭接触面8との接点が、常時、弁中心位置とな
る様にロッカーアームの接触面7と弁頭接触面8とを構
成したことにより、弁腕作動部の接触点位置を弁中心に
配置することとなり、弁駆動時の力点となる弁押さえ位
置と、作用点となる弁バネ周囲とのモーメントの不釣り
合いを解消することにより、弁を傾けずに往復動させる
ことが可能となった。
面7と弁頭接触面8との接点が、常時、弁中心位置とな
る様にロッカーアームの接触面7と弁頭接触面8とを構
成したことにより、弁腕作動部の接触点位置を弁中心に
配置することとなり、弁駆動時の力点となる弁押さえ位
置と、作用点となる弁バネ周囲とのモーメントの不釣り
合いを解消することにより、弁を傾けずに往復動させる
ことが可能となった。
【0010】請求項3によれば、弁頭部にローラー9を
軸受支持したので、ロッカーアームの接触面7と弁頭と
の接触摩擦を少なくすることが可能となり、更に弁を傾
けることなく、往復動することが可能となった。
軸受支持したので、ロッカーアームの接触面7と弁頭と
の接触摩擦を少なくすることが可能となり、更に弁を傾
けることなく、往復動することが可能となった。
【0011】請求項4によれば、弁腕により吸排気弁を
駆動する機構を有するエンジンにおいて、ロッカーアー
ムの接触面7と弁頭接触面8の接当部の円弧形状にトロ
コイド曲線を用いたので、インボリュート曲線よりも、
精度の低い加工でトロコイド曲線を構成することが出来
るので、コストの上昇が少なく、弁駆動時の力点となる
弁押さえ位置と、作用点となる弁バネ周囲とのモーメン
トの不釣り合いを解消することにより、弁を傾けずに往
復動させることが可能となった。
駆動する機構を有するエンジンにおいて、ロッカーアー
ムの接触面7と弁頭接触面8の接当部の円弧形状にトロ
コイド曲線を用いたので、インボリュート曲線よりも、
精度の低い加工でトロコイド曲線を構成することが出来
るので、コストの上昇が少なく、弁駆動時の力点となる
弁押さえ位置と、作用点となる弁バネ周囲とのモーメン
トの不釣り合いを解消することにより、弁を傾けずに往
復動させることが可能となった。
【0012】
【実施例】次に実施例を説明する。図1は吸排気弁が3
弁式の吸排気弁腕構造を示す平面図、図2は吸排気弁と
弁腕4とを示す側面断面図、図3はロッカーアームの接
触面7をインボリュート曲線とした実施例の側面図、図
4は弁が最大リフトした位置において、弁腕軸中心と弁
頭接触面の高さが同一もしくは、弁頭接触面が高い場合
に、ロッカーアームの接触面7をインボリュート曲線に
構成した実施例を示す側面図、図5は図4のインボリュ
ート曲線において、弁頭接触面8の側にローラー9を軸
受支持した構成を示す側面断面図、図6はロッカーアー
ムの接触面7をトロコイド曲線に構成した実施例の側面
断面図、図7は本発明の如くエンジンの吸排気弁腕構造
を構成した場合のクランク軸直角方向移動量と、弁リフ
ト方向移動量の変化を示す図面、図8は4弁式のエンジ
ンの吸排気弁腕構造の平面図、図9も4弁方式のエンジ
ンの吸排気弁腕構造の平面図、図10は従来のエンジン
の吸排気弁腕構造において、クランク軸直角方向移動量
と、弁リフト方向移動量が大きくなる状態を示す図面、
図11は、従来のエンジンの吸排気弁腕構造におけるク
ランク軸直角方向移動量と、弁リフト方向移動量の変化
を示す図面である。
弁式の吸排気弁腕構造を示す平面図、図2は吸排気弁と
弁腕4とを示す側面断面図、図3はロッカーアームの接
触面7をインボリュート曲線とした実施例の側面図、図
4は弁が最大リフトした位置において、弁腕軸中心と弁
頭接触面の高さが同一もしくは、弁頭接触面が高い場合
に、ロッカーアームの接触面7をインボリュート曲線に
構成した実施例を示す側面図、図5は図4のインボリュ
ート曲線において、弁頭接触面8の側にローラー9を軸
受支持した構成を示す側面断面図、図6はロッカーアー
ムの接触面7をトロコイド曲線に構成した実施例の側面
断面図、図7は本発明の如くエンジンの吸排気弁腕構造
を構成した場合のクランク軸直角方向移動量と、弁リフ
ト方向移動量の変化を示す図面、図8は4弁式のエンジ
ンの吸排気弁腕構造の平面図、図9も4弁方式のエンジ
ンの吸排気弁腕構造の平面図、図10は従来のエンジン
の吸排気弁腕構造において、クランク軸直角方向移動量
と、弁リフト方向移動量が大きくなる状態を示す図面、
図11は、従来のエンジンの吸排気弁腕構造におけるク
ランク軸直角方向移動量と、弁リフト方向移動量の変化
を示す図面である。
【0013】図1と図2において、エンジンの吸排気弁
腕構造の全体的な構成を説明する。エンジンのシリンダ
ブロック12の上面に、シリダヘッド11が載置され、
該シリンダブロック12の内部に構成された燃焼室13
の上面を閉塞している。該シリダヘッド11の下面に、
吸排気弁16が閉塞する弁座を配置し、付勢バネ15に
より上方へ付勢された吸排気弁16が弁座17に密着し
ている。該吸排気弁16より上方へ弁頭5が沿設され、
該弁頭5はガイド筒20によりガイドされて、上面が弁
腕室内に突出されている。
腕構造の全体的な構成を説明する。エンジンのシリンダ
ブロック12の上面に、シリダヘッド11が載置され、
該シリンダブロック12の内部に構成された燃焼室13
の上面を閉塞している。該シリダヘッド11の下面に、
吸排気弁16が閉塞する弁座を配置し、付勢バネ15に
より上方へ付勢された吸排気弁16が弁座17に密着し
ている。該吸排気弁16より上方へ弁頭5が沿設され、
該弁頭5はガイド筒20によりガイドされて、上面が弁
腕室内に突出されている。
【0014】該弁頭5の上面にバネ受け14が嵌装さ
れ、該バネ受け14に弁頭接触面8が載置されている。
該弁頭接触面8は平面的に構成されており、弁頭接触面
8の上面に弁腕4に構成されたロッカーアームの接触面
7が接触している。本発明は該ロッカーアームの接触面
7をインボリュート曲線やトロコイド曲線に構成するも
のである。そして弁腕4の他端には、プッシュロッド3
が下方から接当されており、該プッシュロッド3の下端
の平タペット2に、カム1が接当している。
れ、該バネ受け14に弁頭接触面8が載置されている。
該弁頭接触面8は平面的に構成されており、弁頭接触面
8の上面に弁腕4に構成されたロッカーアームの接触面
7が接触している。本発明は該ロッカーアームの接触面
7をインボリュート曲線やトロコイド曲線に構成するも
のである。そして弁腕4の他端には、プッシュロッド3
が下方から接当されており、該プッシュロッド3の下端
の平タペット2に、カム1が接当している。
【0015】図2は一般的なOHV(オーバーヘッドバ
ルブ方式)エンジンの動弁系構造を示す。吸排気弁はカ
ム1により、平タペット2、プッシュロッド3を介し
て、弁腕4を突き上げ、弁頭5を上下させる。該図面に
おいて示す如く、弁腕4のロッカーアームの接触面7に
インボリュート曲線を構成している。図3において示す
実施例は、弁腕をヘッドに仕組んだ際に、弁腕4を枢支
する弁腕軸6を中心に、弁頭接触面8の高さが、弁腕軸
6の中心よりも同一もしくは弁頭接触面8が低い場合を
示している。このような場合には、ロッカーアームの接
触面7に構成したインボリュートは下方に凸の部分だけ
で構成されるのである。
ルブ方式)エンジンの動弁系構造を示す。吸排気弁はカ
ム1により、平タペット2、プッシュロッド3を介し
て、弁腕4を突き上げ、弁頭5を上下させる。該図面に
おいて示す如く、弁腕4のロッカーアームの接触面7に
インボリュート曲線を構成している。図3において示す
実施例は、弁腕をヘッドに仕組んだ際に、弁腕4を枢支
する弁腕軸6を中心に、弁頭接触面8の高さが、弁腕軸
6の中心よりも同一もしくは弁頭接触面8が低い場合を
示している。このような場合には、ロッカーアームの接
触面7に構成したインボリュートは下方に凸の部分だけ
で構成されるのである。
【0016】図2と図3に示す実施例においては、弁が
最大リフトした位置において、弁腕軸中心Oよりも、ロ
ッカーアームの接触面7と弁頭接触面8の高さが下方に
位置する場合を示している。弁腕4に設けたロッカーア
ームの接触面7と弁頭接触面8の接点Aは弁頭5の中心
点を移動しないように構成される。実際には、ロッカー
アームの接触面7の中心位置Aは、弁頭接触面8の中心
位置に対して移動し、ロッカーアームの接触面7の他の
面が接当するのであるが、接当している点はA・A '・
A”と常時弁中心軸上に位置するのである。即ち、本発
明のインボリュートは、弁腕軸中心点Oとの距離を弁腕
長さLとすると、弁腕長さLを半径とするインボリュー
ト基礎円上の接点Aからインボリュート曲線でロッカー
アームの接触面7を形成している。
最大リフトした位置において、弁腕軸中心Oよりも、ロ
ッカーアームの接触面7と弁頭接触面8の高さが下方に
位置する場合を示している。弁腕4に設けたロッカーア
ームの接触面7と弁頭接触面8の接点Aは弁頭5の中心
点を移動しないように構成される。実際には、ロッカー
アームの接触面7の中心位置Aは、弁頭接触面8の中心
位置に対して移動し、ロッカーアームの接触面7の他の
面が接当するのであるが、接当している点はA・A '・
A”と常時弁中心軸上に位置するのである。即ち、本発
明のインボリュートは、弁腕軸中心点Oとの距離を弁腕
長さLとすると、弁腕長さLを半径とするインボリュー
ト基礎円上の接点Aからインボリュート曲線でロッカー
アームの接触面7を形成している。
【0017】図3に示したように弁腕がリフトした場
合、接点Aはインボリュート基礎円上を移動するが、ロ
ッカーアームの接触面7と、弁頭接触面8の接点はAか
らA 'を通り、A”へ弁中心軸上を直線的に移動する。
従って、弁駆動時の力点となるロッカーアームの接触面
7と弁頭接触面8の接点との作用点となる弁バネ周囲と
のモーメントの不釣り合いが、弁リフト時及び着座時に
発生しないので、弁頭5を傾かせること無しに往復動が
可能となる。
合、接点Aはインボリュート基礎円上を移動するが、ロ
ッカーアームの接触面7と、弁頭接触面8の接点はAか
らA 'を通り、A”へ弁中心軸上を直線的に移動する。
従って、弁駆動時の力点となるロッカーアームの接触面
7と弁頭接触面8の接点との作用点となる弁バネ周囲と
のモーメントの不釣り合いが、弁リフト時及び着座時に
発生しないので、弁頭5を傾かせること無しに往復動が
可能となる。
【0018】図4においては、弁腕軸6の中心Oに対し
て、弁が最大リフトした位置において、弁腕軸中心と弁
頭接触面の高さが同一もしくは、弁頭接触面が高い場合
に、ロッカーアームの接触面7をインボリュート曲線に
構成した実施例を示している。この場合には、インボリ
ュートは単なる凸形状ではなくて、S字カーブを描いた
構成としている。また弁頭接触面8も平坦では無くて、
該部分に上方へ凸の接当面を構成し、両者により、始め
てインボリュート接触状態が発生すべく構成している。
この場合にも、ロッカーアームの接触面7と弁頭接触面
8との接点が、常時弁中心となる様に弁と弁腕とを配置
している点は同じである。
て、弁が最大リフトした位置において、弁腕軸中心と弁
頭接触面の高さが同一もしくは、弁頭接触面が高い場合
に、ロッカーアームの接触面7をインボリュート曲線に
構成した実施例を示している。この場合には、インボリ
ュートは単なる凸形状ではなくて、S字カーブを描いた
構成としている。また弁頭接触面8も平坦では無くて、
該部分に上方へ凸の接当面を構成し、両者により、始め
てインボリュート接触状態が発生すべく構成している。
この場合にも、ロッカーアームの接触面7と弁頭接触面
8との接点が、常時弁中心となる様に弁と弁腕とを配置
している点は同じである。
【0019】図5においては、図4と同じく、弁が最大
リフトした位置において、弁腕軸中心と弁頭接触面の高
さが同一もしくは、弁頭接触面が高い場合に、ロッカー
アームの接触面7をインボリュート曲線に構成した実施
例を示している。そして、図4において、弁頭接触面8
を上向きに凸とした部分にローラー9を軸受支持し、該
ローラー9とロッカーアームの接触面7により、インボ
リュート曲線の接触状態を得られるように構成してい
る。
リフトした位置において、弁腕軸中心と弁頭接触面の高
さが同一もしくは、弁頭接触面が高い場合に、ロッカー
アームの接触面7をインボリュート曲線に構成した実施
例を示している。そして、図4において、弁頭接触面8
を上向きに凸とした部分にローラー9を軸受支持し、該
ローラー9とロッカーアームの接触面7により、インボ
リュート曲線の接触状態を得られるように構成してい
る。
【0020】図6においては、ロッカーアームの接触面
7の部分に構成した曲線を、インボリュートではなく
て、トロコイド曲線に構成した実施例を示している。こ
の場合には、ロッカーアームの接触面7が回動した場合
の弁頭接触面8との接触点、A・A '・A”は、中心位
置ではなくてややずれているが、略中心位置にくるよう
に構成している。
7の部分に構成した曲線を、インボリュートではなく
て、トロコイド曲線に構成した実施例を示している。こ
の場合には、ロッカーアームの接触面7が回動した場合
の弁頭接触面8との接触点、A・A '・A”は、中心位
置ではなくてややずれているが、略中心位置にくるよう
に構成している。
【0021】図10においては、弁腕4とロッカーアー
ムの接触面7の上下動により、吸排気弁16と弁頭5
が、クランク軸直角方向に偏心し、また吸排気弁16の
位置が弁座17に対してこじれが発生した状態を弁リフ
ト方向への移動量として示している。図11に従来のロ
ッカーアームの接触面7における弁傘部の左右への移動
量を示している。図11に示す如く、従来の構成では、
上下方向にこじれが0.35ミリ発生し、左右方向には
0.30ミリの移動量が発生していた。これに対して、
本発明の如く、ロッカーアームの接触面7をインボリュ
ート曲線またはトロコイド曲線曲線に構成することにり
よ、図7に示すように、上下方向にこじれが0.15ミ
リ程度となり、左右方向には0.10ミリ程度の小移動
量となっている。
ムの接触面7の上下動により、吸排気弁16と弁頭5
が、クランク軸直角方向に偏心し、また吸排気弁16の
位置が弁座17に対してこじれが発生した状態を弁リフ
ト方向への移動量として示している。図11に従来のロ
ッカーアームの接触面7における弁傘部の左右への移動
量を示している。図11に示す如く、従来の構成では、
上下方向にこじれが0.35ミリ発生し、左右方向には
0.30ミリの移動量が発生していた。これに対して、
本発明の如く、ロッカーアームの接触面7をインボリュ
ート曲線またはトロコイド曲線曲線に構成することにり
よ、図7に示すように、上下方向にこじれが0.15ミ
リ程度となり、左右方向には0.10ミリ程度の小移動
量となっている。
【0022】本発明は、図8と図9に示す如く、2弁以
上例えば3弁式・4弁式、5弁式の場合についても、同
様にロッカーアームの接触面7と弁頭接触面8とが直接
接触する機構において、スリッパー部形状にインボリュ
ート曲線を用いることにより弁挙動を制御することが可
能である。
上例えば3弁式・4弁式、5弁式の場合についても、同
様にロッカーアームの接触面7と弁頭接触面8とが直接
接触する機構において、スリッパー部形状にインボリュ
ート曲線を用いることにより弁挙動を制御することが可
能である。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1の如く、弁腕に
より吸排気弁を駆動する機構を有するエンジンにおい
て、弁頭接触面8と接触するロッカーアームの接触面7
の円弧形状にインボリュート曲線を用いたので、ロッカ
ーアームの接触面7にインボリュート曲線を用いること
により、弁がリフトした場合においても、ロッカーアー
ムの接触面7と弁頭接触面8との接触点が弁リフト方向
に直線的に移動し、弁が着座する場合にも、直線的に移
動しこじれが発生することが少ないので、弁の密着状態
が良くなり、ブローバイガスが弁と弁座との間隙から噴
射することがなくなったのである。
ような効果を奏するのである。請求項1の如く、弁腕に
より吸排気弁を駆動する機構を有するエンジンにおい
て、弁頭接触面8と接触するロッカーアームの接触面7
の円弧形状にインボリュート曲線を用いたので、ロッカ
ーアームの接触面7にインボリュート曲線を用いること
により、弁がリフトした場合においても、ロッカーアー
ムの接触面7と弁頭接触面8との接触点が弁リフト方向
に直線的に移動し、弁が着座する場合にも、直線的に移
動しこじれが発生することが少ないので、弁の密着状態
が良くなり、ブローバイガスが弁と弁座との間隙から噴
射することがなくなったのである。
【0024】請求項2の如く、ロッカーアームの接触面
7と弁頭接触面8との接点が、常時、弁中心位置となる
様にロッカーアームの接触面7と弁頭接触面8とを構成
したことにより、弁腕作動部の接触点位置を弁中心に配
置することとなり、弁駆動時の力点となる弁押さえ位置
と、作用点となる弁バネ周囲とのモーメントの不釣り合
いを解消することにより、弁を傾けずに往復動させるこ
とが可能となったのである。
7と弁頭接触面8との接点が、常時、弁中心位置となる
様にロッカーアームの接触面7と弁頭接触面8とを構成
したことにより、弁腕作動部の接触点位置を弁中心に配
置することとなり、弁駆動時の力点となる弁押さえ位置
と、作用点となる弁バネ周囲とのモーメントの不釣り合
いを解消することにより、弁を傾けずに往復動させるこ
とが可能となったのである。
【0025】請求項3の如く、弁頭部にローラー9を軸
受支持したので、ロッカーアームの接触面7と弁頭との
接触摩擦を少なくすることが可能となり、更に弁を傾け
ることなく、往復動することが可能となったのである。
受支持したので、ロッカーアームの接触面7と弁頭との
接触摩擦を少なくすることが可能となり、更に弁を傾け
ることなく、往復動することが可能となったのである。
【0026】請求項4の如く、弁腕により吸排気弁を駆
動する機構を有するエンジンにおいて、ロッカーアーム
の接触面7と弁頭接触面8の接当部の円弧形状にトロコ
イド曲線を用いたので、従来、吸排気弁を駆動する動弁
系においては、弁リフト時及び着座時にロッカーアーム
の接触面と弁頭接触面との接触点がリフト量に応じてク
ランク軸直角方向に大きく移動し、これにより、弁は弁
ガイドと弁ステムの寸法公差内において任意に傾いてし
まい、このように傾いた状態で弁が着座する事によっ
て、弁の片当りの原因となり偏摩耗が発生していたとい
う不具合を解消することが出来た。また、インボリュー
ト曲線よりも、精度の低い加工でトロコイド曲線を構成
することが出来るので、コストの上昇が少なく、弁駆動
時の力点となる弁押さえ位置と、作用点となる弁バネ周
囲とのモーメントの不釣り合いを解消することにより、
弁を傾けずに往復動させることが可能となったのであ
る。
動する機構を有するエンジンにおいて、ロッカーアーム
の接触面7と弁頭接触面8の接当部の円弧形状にトロコ
イド曲線を用いたので、従来、吸排気弁を駆動する動弁
系においては、弁リフト時及び着座時にロッカーアーム
の接触面と弁頭接触面との接触点がリフト量に応じてク
ランク軸直角方向に大きく移動し、これにより、弁は弁
ガイドと弁ステムの寸法公差内において任意に傾いてし
まい、このように傾いた状態で弁が着座する事によっ
て、弁の片当りの原因となり偏摩耗が発生していたとい
う不具合を解消することが出来た。また、インボリュー
ト曲線よりも、精度の低い加工でトロコイド曲線を構成
することが出来るので、コストの上昇が少なく、弁駆動
時の力点となる弁押さえ位置と、作用点となる弁バネ周
囲とのモーメントの不釣り合いを解消することにより、
弁を傾けずに往復動させることが可能となったのであ
る。
【図1】吸排気弁が3弁式の吸排気弁腕構造を示す平面
図。
図。
【図2】吸排気弁と弁腕4とを示す側面断面図。
【図3】ロッカーアームの接触面7をインボリュート曲
線とした実施例の側面図。
線とした実施例の側面図。
【図4】弁が最大リフトした位置において、弁腕軸中心
と弁頭接触面の高さが同一もしくは、弁頭接触面が高い
場合に、ロッカーアームの接触面7をインボリュート曲
線に構成した実施例を示す側面図。
と弁頭接触面の高さが同一もしくは、弁頭接触面が高い
場合に、ロッカーアームの接触面7をインボリュート曲
線に構成した実施例を示す側面図。
【図5】図4のインボリュート曲線において、弁頭接触
面8の側にローラー9を軸受支持した構成を示す側面断
面図。
面8の側にローラー9を軸受支持した構成を示す側面断
面図。
【図6】ロッカーアームの接触面7をトロコイド曲線に
構成した実施例の側面断面図。
構成した実施例の側面断面図。
【図7】本発明の如くエンジンの吸排気弁腕構造を構成
した場合のクランク軸直角方向移動量と、弁リフト方向
移動量の変化を示す図面。
した場合のクランク軸直角方向移動量と、弁リフト方向
移動量の変化を示す図面。
【図8】4弁式のエンジンの吸排気弁腕構造の平面図。
【図9】4弁方式のエンジンの吸排気弁腕構造の平面
図。
図。
【図10】従来のエンジンの吸排気弁腕構造において、
クランク軸直角方向移動量と、弁リフト方向移動量が大
きくなる状態を示す図面。
クランク軸直角方向移動量と、弁リフト方向移動量が大
きくなる状態を示す図面。
【図11】従来のエンジンの吸排気弁腕構造におけるク
ランク軸直角方向移動量と、弁リフト方向移動量の変化
を示す図面である。
ランク軸直角方向移動量と、弁リフト方向移動量の変化
を示す図面である。
1 カム 2 平タペット 3 プッシュロッド 4 弁腕 5 弁頭 6 弁腕軸 7 ロッカーアームの接触面 8 弁頭接触面 9 ローラー
Claims (4)
- 【請求項1】 弁腕により吸排気弁を駆動する機構を有
するエンジンにおいて、弁頭接触面8と接触するロッカ
ーアームの接触面7の円弧形状にインボリュート曲線を
用いたことを特徴とするエンジンの吸排気弁腕構造。 - 【請求項2】 請求項1記載のエンジンの吸排気弁腕構
造において、ロッカーアームの接触面7と弁頭接触面8
との接点が、常時、弁中心位置となる様にロッカーアー
ムの接触面7と弁頭接触面8とを構成したことを特徴と
するエンジンの吸排気弁腕構造。 - 【請求項3】 請求項1記載のエンジンの吸排気弁腕構
造においては、弁頭部にローラー9を軸受支持したこと
を特徴とするエンジンの吸排気弁腕構造。 - 【請求項4】 弁腕により吸排気弁を駆動する機構を有
するエンジンにおいて、ロッカーアームの接触面7と弁
頭接触面8の接当部の円弧形状にトロコイド曲線を用い
たことを特徴とするエンジンの吸排気弁腕構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18360394A JPH0849510A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | エンジンの吸排気弁腕構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18360394A JPH0849510A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | エンジンの吸排気弁腕構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0849510A true JPH0849510A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16138701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18360394A Pending JPH0849510A (ja) | 1994-08-04 | 1994-08-04 | エンジンの吸排気弁腕構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0849510A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102529322A (zh) * | 2012-03-07 | 2012-07-04 | 东莞市联昌实业有限公司 | 一种丝印机的动力传动机构 |
| CN102797526A (zh) * | 2012-08-30 | 2012-11-28 | 三一重工股份有限公司 | 摇臂、摇臂总成、发动机及工程机械 |
-
1994
- 1994-08-04 JP JP18360394A patent/JPH0849510A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102529322A (zh) * | 2012-03-07 | 2012-07-04 | 东莞市联昌实业有限公司 | 一种丝印机的动力传动机构 |
| CN102797526A (zh) * | 2012-08-30 | 2012-11-28 | 三一重工股份有限公司 | 摇臂、摇臂总成、发动机及工程机械 |
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