JPH084959A - スイベル継手およびその製造方法 - Google Patents
スイベル継手およびその製造方法Info
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- JPH084959A JPH084959A JP6163211A JP16321194A JPH084959A JP H084959 A JPH084959 A JP H084959A JP 6163211 A JP6163211 A JP 6163211A JP 16321194 A JP16321194 A JP 16321194A JP H084959 A JPH084959 A JP H084959A
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- JP
- Japan
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- joint
- swivel
- swivel nut
- seat
- swivel joint
- Prior art date
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- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L27/00—Adjustable joints; Joints allowing movement
- F16L27/08—Adjustable joints; Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints With Pressure Members (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】軽量で充分な機械的強度を有し、さらに耐食性
を有すると共に不純物の溶出も防止し得えて、しかも配
管時の作業も良好になし得る樹脂製のスイベルナットを
有するスイベル継手およびその製造方法を提供する。 【構成】シート部を有すると共に、流体通路が形成され
る継手本体と、この継手本体のシート部を挿通口を介し
て回動自在に収容、保持するスイベルナットからなるス
イベル継手において、スイベルナットは熱可塑性樹脂か
らなるスイベル継手であり、継手本体のシート部をスイ
ベルナットのシート受容部に圧入してスイベル継手を製
造する方法である。
を有すると共に不純物の溶出も防止し得えて、しかも配
管時の作業も良好になし得る樹脂製のスイベルナットを
有するスイベル継手およびその製造方法を提供する。 【構成】シート部を有すると共に、流体通路が形成され
る継手本体と、この継手本体のシート部を挿通口を介し
て回動自在に収容、保持するスイベルナットからなるス
イベル継手において、スイベルナットは熱可塑性樹脂か
らなるスイベル継手であり、継手本体のシート部をスイ
ベルナットのシート受容部に圧入してスイベル継手を製
造する方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チューブあるいはホー
ス等の管体を配管する際に用いられる管継手に係わり、
とくにスイベル継手に関するものである。
ス等の管体を配管する際に用いられる管継手に係わり、
とくにスイベル継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体製造装置の所定部分に純水
を供給、循環させたり、化学プラント等で腐食性液体を
供給、循環させたりあるいは塗装装置に水および塗料の
ような液体を供給する必要のある各種装置に、上記した
ような流体を供給、循環させるため、例えば、可撓性の
あるチューブあるいはホース等の管体が配設される。こ
のような管体が配設される流体用配管系において、配管
時に必要に応じて管体を継ぐために管継手が用いられる
が、この管継手に管体を接続する際、取り付けられるべ
き管体の取付け配管方向の選択に自由度があること、お
よびこれに伴う管体の配管作業性の向上等の理由によ
り、スイベル継手を用いる場合があるが、これまで、こ
のスイベル継手は、加締工法を用いて作製するために、
ステンレス鋼のような金属製のもので構成されていた。
を供給、循環させたり、化学プラント等で腐食性液体を
供給、循環させたりあるいは塗装装置に水および塗料の
ような液体を供給する必要のある各種装置に、上記した
ような流体を供給、循環させるため、例えば、可撓性の
あるチューブあるいはホース等の管体が配設される。こ
のような管体が配設される流体用配管系において、配管
時に必要に応じて管体を継ぐために管継手が用いられる
が、この管継手に管体を接続する際、取り付けられるべ
き管体の取付け配管方向の選択に自由度があること、お
よびこれに伴う管体の配管作業性の向上等の理由によ
り、スイベル継手を用いる場合があるが、これまで、こ
のスイベル継手は、加締工法を用いて作製するために、
ステンレス鋼のような金属製のもので構成されていた。
【0003】しかし、このようなステンレス鋼の如き金
属製のスイベル継手は、流体用配管系に供給されるべき
流体が飲料水のような場合には、錆発生に対して一定程
度の効果を生ずるが、例えば、半導体製造装置におい
て、その流体用配管系内でのごくわずかの金属イオンの
ような不純物の溶出も容認できない、純水の供給、循環
を行う場合には適しておらず、さらに化学プラント等で
の腐食性液体の流体用配管系内で用いる場合にも、耐食
性が充分ではなく、しかも重量があり、使用に適さな
い。
属製のスイベル継手は、流体用配管系に供給されるべき
流体が飲料水のような場合には、錆発生に対して一定程
度の効果を生ずるが、例えば、半導体製造装置におい
て、その流体用配管系内でのごくわずかの金属イオンの
ような不純物の溶出も容認できない、純水の供給、循環
を行う場合には適しておらず、さらに化学プラント等で
の腐食性液体の流体用配管系内で用いる場合にも、耐食
性が充分ではなく、しかも重量があり、使用に適さな
い。
【0004】これに対して、軽量で、不純物の溶出の問
題を解消し、さらに腐食性液体に対する耐食性あるいは
耐溶剤性を有する管継手として、ポリテトラフルオロエ
チレン(以下、PTFEと称す)あるいはテトラフルオ
ロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル(以
下、PFAと称す)のようなフッ素樹脂からなる管継手
が提案されているが、このような樹脂からなる管継手
は、耐食性を有し、かつ不純物の溶出は少ないものの、
管継手としての機械的強度が充分でなく、また樹脂に
は、一般に加締工法が行えないために、スイベル方式の
管継手はこれまで実現されていなかった。したがって、
取り付けられるべき管体の取付方向の選択性にそれほど
自由度がなく、配管時の作業性に問題を有していた。
題を解消し、さらに腐食性液体に対する耐食性あるいは
耐溶剤性を有する管継手として、ポリテトラフルオロエ
チレン(以下、PTFEと称す)あるいはテトラフルオ
ロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル(以
下、PFAと称す)のようなフッ素樹脂からなる管継手
が提案されているが、このような樹脂からなる管継手
は、耐食性を有し、かつ不純物の溶出は少ないものの、
管継手としての機械的強度が充分でなく、また樹脂に
は、一般に加締工法が行えないために、スイベル方式の
管継手はこれまで実現されていなかった。したがって、
取り付けられるべき管体の取付方向の選択性にそれほど
自由度がなく、配管時の作業性に問題を有していた。
【0005】本発明者等は、上記の諸問題を解決すべく
鋭意研究を重ねた結果、熱可塑性樹脂の伸びを最大限に
利用すると共に、加締工法を用いることなく、樹脂の割
れあるいは塑性変形等の発生を効果的に防止して、しか
も実用に耐える引張強度を有する樹脂製のスイベルナッ
トを有するスイベル継手およびその製造方法を見出し、
本発明に到ったものである。
鋭意研究を重ねた結果、熱可塑性樹脂の伸びを最大限に
利用すると共に、加締工法を用いることなく、樹脂の割
れあるいは塑性変形等の発生を効果的に防止して、しか
も実用に耐える引張強度を有する樹脂製のスイベルナッ
トを有するスイベル継手およびその製造方法を見出し、
本発明に到ったものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、軽量で
充分な機械的強度を有し、さらに耐食性を有すると共に
不純物の溶出も防止し得えて、しかも配管時の作業も良
好になし得る樹脂製のスイベルナットを有するスイベル
継手およびその製造方法を提供することにある。
上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は、軽量で
充分な機械的強度を有し、さらに耐食性を有すると共に
不純物の溶出も防止し得えて、しかも配管時の作業も良
好になし得る樹脂製のスイベルナットを有するスイベル
継手およびその製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明に係
わるスイベル継手およびその製造方法によって達成され
る。すなわち、要約すれば、本発明は、シート部を有す
ると共に、流体通路が形成される継手本体と、該継手本
体の前記シート部を挿通口を介して回動自在に収容、保
持するスイベルナットからなるスイベル継手において、
前記スイベルナットは熱可塑性樹脂からなることを特徴
とするスイベル継手、および拡径部を有するシート部が
一体的に形成されると共に、軸方向の中央部に流体通路
を有する継手本体を準備する工程と、樹脂からなり、挿
通口を介して前記シート部を受容する受容部および前記
シート部の拡径部を収容する拡径部収容室を有して該シ
ート部を回動自在に収容、保持するスイベルナットを準
備する工程と、該スイベルナットの前記受容部および拡
径部収容室に前記挿通口を介して前記継手本体のシート
部を圧入する工程とを備えるスイベル継手の製造方法で
ある。
わるスイベル継手およびその製造方法によって達成され
る。すなわち、要約すれば、本発明は、シート部を有す
ると共に、流体通路が形成される継手本体と、該継手本
体の前記シート部を挿通口を介して回動自在に収容、保
持するスイベルナットからなるスイベル継手において、
前記スイベルナットは熱可塑性樹脂からなることを特徴
とするスイベル継手、および拡径部を有するシート部が
一体的に形成されると共に、軸方向の中央部に流体通路
を有する継手本体を準備する工程と、樹脂からなり、挿
通口を介して前記シート部を受容する受容部および前記
シート部の拡径部を収容する拡径部収容室を有して該シ
ート部を回動自在に収容、保持するスイベルナットを準
備する工程と、該スイベルナットの前記受容部および拡
径部収容室に前記挿通口を介して前記継手本体のシート
部を圧入する工程とを備えるスイベル継手の製造方法で
ある。
【0008】
【作用】本発明のスイベル継手によれば、スイベル継手
を構成するスイベルナットは、PPSのような樹脂から
構成されるので、腐食性流体あるいはごく僅かな不純物
の溶出も容認出来ないような流体を供給、循環させるた
めの流体用配管系にこれを用いた場合、軽量で、好適な
硬度および機械的強度を有すると共に、耐食性、耐薬品
性、耐熱性、不純物溶出のなさ等の効果を奏することが
でき、しかもチューブあるいはホース等のような管体を
接続するときには、取り付けられるべき管体の取付け方
向に自由度があり、したがって、管体の配管時の作業を
良好状態で行うことができる。さらに、本発明のスイベ
ル継手の製造方法によれば、好適な硬度および機械的強
度を有すると共に、好適な伸びを有するPPSのような
樹脂で所定の構成を有する継手本体とスイベルナットに
よりスイベル継手を構成し、スイベルナットの所定構成
である受容部および拡径部収容室に挿通口を介して継手
本体のシート部を圧入し、樹脂の割れあるいは塑性変形
等の発生を防止し、しかも充分な機械的強度あるいは引
張強度を有する樹脂製のスイベル継手を得ることができ
る。
を構成するスイベルナットは、PPSのような樹脂から
構成されるので、腐食性流体あるいはごく僅かな不純物
の溶出も容認出来ないような流体を供給、循環させるた
めの流体用配管系にこれを用いた場合、軽量で、好適な
硬度および機械的強度を有すると共に、耐食性、耐薬品
性、耐熱性、不純物溶出のなさ等の効果を奏することが
でき、しかもチューブあるいはホース等のような管体を
接続するときには、取り付けられるべき管体の取付け方
向に自由度があり、したがって、管体の配管時の作業を
良好状態で行うことができる。さらに、本発明のスイベ
ル継手の製造方法によれば、好適な硬度および機械的強
度を有すると共に、好適な伸びを有するPPSのような
樹脂で所定の構成を有する継手本体とスイベルナットに
よりスイベル継手を構成し、スイベルナットの所定構成
である受容部および拡径部収容室に挿通口を介して継手
本体のシート部を圧入し、樹脂の割れあるいは塑性変形
等の発生を防止し、しかも充分な機械的強度あるいは引
張強度を有する樹脂製のスイベル継手を得ることができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明を、その実施例に基づいて添付
図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明によるスイ
ベル継手の一実施例の断面説明図である。
図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明によるスイ
ベル継手の一実施例の断面説明図である。
【0010】図1を参照すると、本発明によるスイベル
継手10が示されており、このスイベル継手10は、例
えば、ポリフェニレンサルファイド(以下、PPSと称
す)のような熱可塑性プラスチック樹脂からなる継手本
体20、およびこの継手本体20の一端部にこれと一体
的に設けられているシート部21を受容して継手本体2
0に対し回動自在になるPPSのスイベルナット30と
で構成される。
継手10が示されており、このスイベル継手10は、例
えば、ポリフェニレンサルファイド(以下、PPSと称
す)のような熱可塑性プラスチック樹脂からなる継手本
体20、およびこの継手本体20の一端部にこれと一体
的に設けられているシート部21を受容して継手本体2
0に対し回動自在になるPPSのスイベルナット30と
で構成される。
【0011】継手本体20は、その軸方向の内部中央部
に流体通路となる中空通路22を有した略筒状の胴部2
3を有しており、この継手本体20の胴部23の一端部
側には、この胴部23よりも大きい径を有してスパナ掛
けを行うことができる六角形状のスパナ掛部24および
このスパナ掛部24に隣接すると共に胴部23よりも小
さい径を有したほぼ截頭円錐体形状のシート部21が一
体的に連設されている。このシート部21は、ほぼ截頭
円錐体形状の底辺、すなわち円錐体形状の最大径25a
を有する拡径部25から小径になるくびれ部26によっ
てスパナ掛部24に接続、連設されている。なお、継手
本体20の胴部23の他端部側には、例えば純水を供
給、循環させる半導体製造装置等の各種装置の流体用配
管系の管体接合部(図示せず)に取り付けるための取付
ねじ部27が設けられている。
に流体通路となる中空通路22を有した略筒状の胴部2
3を有しており、この継手本体20の胴部23の一端部
側には、この胴部23よりも大きい径を有してスパナ掛
けを行うことができる六角形状のスパナ掛部24および
このスパナ掛部24に隣接すると共に胴部23よりも小
さい径を有したほぼ截頭円錐体形状のシート部21が一
体的に連設されている。このシート部21は、ほぼ截頭
円錐体形状の底辺、すなわち円錐体形状の最大径25a
を有する拡径部25から小径になるくびれ部26によっ
てスパナ掛部24に接続、連設されている。なお、継手
本体20の胴部23の他端部側には、例えば純水を供
給、循環させる半導体製造装置等の各種装置の流体用配
管系の管体接合部(図示せず)に取り付けるための取付
ねじ部27が設けられている。
【0012】スイベルナット30は、継手本体20のシ
ート部21の形状に対応して、これを受容すると共に、
これを回動自在にする受容部31がその内部に形成さ
れ、さらにスイベルナット30の一端側には、管体の挿
通口32が形成されている。ここで、スイベルナット3
0の一端側において、受容部31内には、挿通口32か
ら挿入され接続されるべきオネジを有するアダプタ(図
示せず)を締付けるためのメネジ部33が形成され、そ
の他端側には継手本体20のくびれ部26を挿通させる
挿通口34が形成されている。受容部31と挿通口34
との間には、継手本体20の拡径部25を収容するため
の拡径部収容室35が形成されている。この拡径部収容
室35は、受容部31から挿通口34に向かって、受容
部31の内径とほぼ同様な径を持って延設され、挿通口
34に至って、拡径部収容室35の内径より小径にな
る。したがって、拡径部収容室35と挿通口34との間
には、段差部36が形成されることになる。
ート部21の形状に対応して、これを受容すると共に、
これを回動自在にする受容部31がその内部に形成さ
れ、さらにスイベルナット30の一端側には、管体の挿
通口32が形成されている。ここで、スイベルナット3
0の一端側において、受容部31内には、挿通口32か
ら挿入され接続されるべきオネジを有するアダプタ(図
示せず)を締付けるためのメネジ部33が形成され、そ
の他端側には継手本体20のくびれ部26を挿通させる
挿通口34が形成されている。受容部31と挿通口34
との間には、継手本体20の拡径部25を収容するため
の拡径部収容室35が形成されている。この拡径部収容
室35は、受容部31から挿通口34に向かって、受容
部31の内径とほぼ同様な径を持って延設され、挿通口
34に至って、拡径部収容室35の内径より小径にな
る。したがって、拡径部収容室35と挿通口34との間
には、段差部36が形成されることになる。
【0013】このようになる継手本体20およびスイベ
ルナット30を組立て、図1に示すスイベル継手10を
作製する方法を以下に述べる。まず、常温、常圧で、引
張強さ約65メガパスカル(670kgf/cm2 )〜
211メガパスカル(2150kgf/cm2 )、伸び
率約1.3%〜30%、ロックウェル硬度約M89〜M
104等の特性を有するPPSの継手本体20を図2に
示し、上記したような形状に成形して準備する。次ぎ
に、同じくPPSのスイベルナット30を図3に示し、
上記したような形状に成形して準備する。この実施例で
は、上記した形状の継手本体20の各部の主な寸法は、
拡径部25の最大径25aが11.0mm(以下A寸法
という)、くびれ部26の外径が9.0mm(以下B寸
法という)であり、また上記した形状のスイベルナット
30の挿通口34の径が9.5mm(以下C寸法とい
う)、拡径部収容室35の内径が11.2mm(以下D
寸法という)、拡径部収容室35の肉厚が2.15mm
(以下E寸法という)である。なお、その際、スイベル
ナット30のアーム長さは2mm〜40mm、好ましく
は2mm〜40mmであり、スイベルナット30の挿通
口長さは0.3mm〜10mm、好ましくは1mm〜5
mmである。
ルナット30を組立て、図1に示すスイベル継手10を
作製する方法を以下に述べる。まず、常温、常圧で、引
張強さ約65メガパスカル(670kgf/cm2 )〜
211メガパスカル(2150kgf/cm2 )、伸び
率約1.3%〜30%、ロックウェル硬度約M89〜M
104等の特性を有するPPSの継手本体20を図2に
示し、上記したような形状に成形して準備する。次ぎ
に、同じくPPSのスイベルナット30を図3に示し、
上記したような形状に成形して準備する。この実施例で
は、上記した形状の継手本体20の各部の主な寸法は、
拡径部25の最大径25aが11.0mm(以下A寸法
という)、くびれ部26の外径が9.0mm(以下B寸
法という)であり、また上記した形状のスイベルナット
30の挿通口34の径が9.5mm(以下C寸法とい
う)、拡径部収容室35の内径が11.2mm(以下D
寸法という)、拡径部収容室35の肉厚が2.15mm
(以下E寸法という)である。なお、その際、スイベル
ナット30のアーム長さは2mm〜40mm、好ましく
は2mm〜40mmであり、スイベルナット30の挿通
口長さは0.3mm〜10mm、好ましくは1mm〜5
mmである。
【0014】ここで、前記したように、本発明は、熱可
塑性樹脂の伸びを最大限に利用するという観点から、上
記継手本体20およびスイベルナット30の各部の主な
寸法は、A:Cが1:0.5〜1:1、好ましくは1:
0.95〜1:0.8で、B:Cが1:1〜1:1.
5、好ましくは1:1.01〜1:1.1で、A:Dが
1:1〜1:1.5、好ましくは1:1.01〜1:
1.1である場合に、後述するように、樹脂の割れある
いは塑性変形等の発生を効果的に防止し、スイベルナッ
ト30の受容部31および拡径部収容室35で継手本体
20のシート部21を回動自在に収容でき、しかも実用
に耐える機械的強度あるいは引張強度を有する樹脂製の
スイベル継手を得ることができる。
塑性樹脂の伸びを最大限に利用するという観点から、上
記継手本体20およびスイベルナット30の各部の主な
寸法は、A:Cが1:0.5〜1:1、好ましくは1:
0.95〜1:0.8で、B:Cが1:1〜1:1.
5、好ましくは1:1.01〜1:1.1で、A:Dが
1:1〜1:1.5、好ましくは1:1.01〜1:
1.1である場合に、後述するように、樹脂の割れある
いは塑性変形等の発生を効果的に防止し、スイベルナッ
ト30の受容部31および拡径部収容室35で継手本体
20のシート部21を回動自在に収容でき、しかも実用
に耐える機械的強度あるいは引張強度を有する樹脂製の
スイベル継手を得ることができる。
【0015】そして、スイベルナット30の挿通口34
を介してスイベルナット30の受容部31に継手本体2
0のシート部21を、ハンドプレス等を用いて圧入す
る。ここで、この圧入に際し、割れ、塑性変形等を防止
するために、スイベルナット30を加熱、軟化させる工
程を行うことは好ましい。すなわち、例えば、上記した
ように成形されたスイベルナット30を、温度150度
Cで15分間加熱し、軟化させ、この加熱されたスイベ
ルナット30の挿通口34を介してスイベルナット30
の受容部31に、冷却された継手本体20のシート部2
1を圧入する。この圧入は、上記したと同様、例えばハ
ンドプレス等を用いて行うことができる。圧入後、スイ
ベルナット30および継手本体20のシート部21を徐
冷する。その結果、スイベルナット30が冷却硬化し
て、スイベルナット30の受容部31に隣接する拡径部
収容室35の段差部36がシート部21の拡径部25に
係合すると共に、継手本体20のシート部21をスイベ
ルナット30の受容部31および拡径部収容室35に収
容し、スイベルナット30に継手本体20を保持する。
この結果、継手本体20のシート部21はスイベルナッ
ト30の挿通口34から抜け出ず、シート部21は受容
部31で回動自在になる。このようにして、図1に示す
スイベル継手10を得、この得たスイベル継手の引張強
度をミネベア(株)製の引張試験器で測定したところ、
その引張力は、1370N(140Kgf)であり、充
分な引張強度を有していた。なお、ここで必要に応じ
て、スイベル継手の組立時における加工性あるいは組立
後の所望の特性等のために、例えば伸び性、柔軟性ある
いは強靱性等の確保のために、上記加熱、膨張工程およ
び徐冷工程を複数回、繰り返して施し、継手本体20お
よびスイベルナット30のPPSの組織、特性等を組立
時に変えてスイベル継手10を作製することもできる。
を介してスイベルナット30の受容部31に継手本体2
0のシート部21を、ハンドプレス等を用いて圧入す
る。ここで、この圧入に際し、割れ、塑性変形等を防止
するために、スイベルナット30を加熱、軟化させる工
程を行うことは好ましい。すなわち、例えば、上記した
ように成形されたスイベルナット30を、温度150度
Cで15分間加熱し、軟化させ、この加熱されたスイベ
ルナット30の挿通口34を介してスイベルナット30
の受容部31に、冷却された継手本体20のシート部2
1を圧入する。この圧入は、上記したと同様、例えばハ
ンドプレス等を用いて行うことができる。圧入後、スイ
ベルナット30および継手本体20のシート部21を徐
冷する。その結果、スイベルナット30が冷却硬化し
て、スイベルナット30の受容部31に隣接する拡径部
収容室35の段差部36がシート部21の拡径部25に
係合すると共に、継手本体20のシート部21をスイベ
ルナット30の受容部31および拡径部収容室35に収
容し、スイベルナット30に継手本体20を保持する。
この結果、継手本体20のシート部21はスイベルナッ
ト30の挿通口34から抜け出ず、シート部21は受容
部31で回動自在になる。このようにして、図1に示す
スイベル継手10を得、この得たスイベル継手の引張強
度をミネベア(株)製の引張試験器で測定したところ、
その引張力は、1370N(140Kgf)であり、充
分な引張強度を有していた。なお、ここで必要に応じ
て、スイベル継手の組立時における加工性あるいは組立
後の所望の特性等のために、例えば伸び性、柔軟性ある
いは強靱性等の確保のために、上記加熱、膨張工程およ
び徐冷工程を複数回、繰り返して施し、継手本体20お
よびスイベルナット30のPPSの組織、特性等を組立
時に変えてスイベル継手10を作製することもできる。
【0016】上記したように、本発明では、伸びの良好
な材料を選択して、伸びを最大限に利用すると共に、ス
イベル継手10において、シート部21の拡径部25の
最大径25aとスイベルナット30の拡径部収容室35
の段差部36、換言するとスイベルナット30の挿通口
34の内径との関係を前述したように設けて、スイベル
継手10を形成しているので、継手本体20のシート部
21をスイベルナット30の受容部31および拡径部収
容室35に圧入する際に、圧入時の割れあるいは塑性変
形等の発生を招かず、しかも実用に耐える引張強度を得
ることができる。
な材料を選択して、伸びを最大限に利用すると共に、ス
イベル継手10において、シート部21の拡径部25の
最大径25aとスイベルナット30の拡径部収容室35
の段差部36、換言するとスイベルナット30の挿通口
34の内径との関係を前述したように設けて、スイベル
継手10を形成しているので、継手本体20のシート部
21をスイベルナット30の受容部31および拡径部収
容室35に圧入する際に、圧入時の割れあるいは塑性変
形等の発生を招かず、しかも実用に耐える引張強度を得
ることができる。
【0017】なお、上記実施例では、継手本体20およ
びスイベルナット30に用いた樹脂として、PPSを述
べたが、本発明はこの樹脂に限定されることなく、例え
ば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PPO
(ポリフエニレンオキサイド)、PEEK(ポリエーテ
ルエーテルケトン)、POM(ポリアセタン)、PP
(ポリプロピレン)、PS(ポリスチレン)、PEN
(ポリエーテルニトリル)、ナイロン、等のような樹脂
を用い、これらの樹脂の特性に応じて継手本体およびス
イベルナットの各部の寸法あるいは熱処理工程の条件等
を適宜、変更するなどして、本発明のスイベル継手およ
びその製造方法を成すこと、あるいは継手本体およびス
イベルナットに用いられる樹脂材料をそれぞれ異ならせ
て本発明のスイベル継手およびその製造方法を成すこ
と、もしくは継手本体のシート部の形状を本実施例の截
頭円錐体形状以外の半球形状あるいは平坦状等とするこ
と等は、当業者には容易であろうし、そのような変形、
変更、修正は、本発明の技術思想内になるものであると
いうことが容易に理解されるであろう。
びスイベルナット30に用いた樹脂として、PPSを述
べたが、本発明はこの樹脂に限定されることなく、例え
ば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PPO
(ポリフエニレンオキサイド)、PEEK(ポリエーテ
ルエーテルケトン)、POM(ポリアセタン)、PP
(ポリプロピレン)、PS(ポリスチレン)、PEN
(ポリエーテルニトリル)、ナイロン、等のような樹脂
を用い、これらの樹脂の特性に応じて継手本体およびス
イベルナットの各部の寸法あるいは熱処理工程の条件等
を適宜、変更するなどして、本発明のスイベル継手およ
びその製造方法を成すこと、あるいは継手本体およびス
イベルナットに用いられる樹脂材料をそれぞれ異ならせ
て本発明のスイベル継手およびその製造方法を成すこ
と、もしくは継手本体のシート部の形状を本実施例の截
頭円錐体形状以外の半球形状あるいは平坦状等とするこ
と等は、当業者には容易であろうし、そのような変形、
変更、修正は、本発明の技術思想内になるものであると
いうことが容易に理解されるであろう。
【0018】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のスイ
ベル継手およびその製造方法によれば、樹脂の割れある
いは塑性変形等の発生を招くことなく、しかも軽量で充
分な機械的強度あるいは引張強度を有し、さらに耐食性
を有すると共に不純物の溶出も防止し得えて、しかも配
管時の作業も良好になし得る樹脂製のスイベル継手およ
びその製造方法を提供することができるという効果を奏
する。
ベル継手およびその製造方法によれば、樹脂の割れある
いは塑性変形等の発生を招くことなく、しかも軽量で充
分な機械的強度あるいは引張強度を有し、さらに耐食性
を有すると共に不純物の溶出も防止し得えて、しかも配
管時の作業も良好になし得る樹脂製のスイベル継手およ
びその製造方法を提供することができるという効果を奏
する。
【0019】
【図1】本発明によるスイベル継手の一実施例の部分断
面説明図である。
面説明図である。
【図2】図1に示すスイベル継手に用いられる継手本体
の部分断面説明図である。
の部分断面説明図である。
【図3】図1に示すスイベル継手に用いられるスイベル
ナットの部分断面説明図である。
ナットの部分断面説明図である。
10:スイベル継手、 20:継手本体、
21:シート部、 22:流体通路、
23:胴部、 25:拡径部、2
5a:最大径、 26:くびれ部、3
0:スイベルナット、 31:受容部、3
2、34:挿通口、 35:拡径部収容
室、36:段差部。
21:シート部、 22:流体通路、
23:胴部、 25:拡径部、2
5a:最大径、 26:くびれ部、3
0:スイベルナット、 31:受容部、3
2、34:挿通口、 35:拡径部収容
室、36:段差部。
Claims (2)
- 【請求項1】シート部を有すると共に、流体通路が形成
される継手本体と、該継手本体の前記シート部を挿通口
を介して回動自在に収容、保持するスイベルナットから
なるスイベル継手において、前記スイベルナットは熱可
塑性樹脂からなることを特徴とするスイベル継手。 - 【請求項2】拡径部を有するシート部が一体的に形成さ
れると共に、軸方向の中央部に流体通路を有する継手本
体を準備する工程と、 樹脂からなり、挿通口を介して前記シート部を受容する
受容部および前記シート部の拡径部を収容する拡径部収
容室を有して該シート部を回動自在に収容、保持するス
イベルナットを準備する工程と、 該スイベルナットの前記受容部および拡径部収容室に前
記挿通口を介して前記継手本体のシート部を圧入する工
程と、 を備えるスイベル継手の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6163211A JPH084959A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | スイベル継手およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6163211A JPH084959A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | スイベル継手およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH084959A true JPH084959A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15769414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6163211A Pending JPH084959A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | スイベル継手およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084959A (ja) |
Citations (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59217089A (ja) * | 1983-05-19 | 1984-12-07 | 株式会社クボタ | 合成樹脂製フランジ付ユニオン継手及びその製造方法 |
| JPS60144443U (ja) * | 1984-03-06 | 1985-09-25 | テルモ株式会社 | 医療用器具 |
| JPS63252723A (ja) * | 1986-10-15 | 1988-10-19 | Kubota Ltd | 部材の組付け方法 |
| JPS63193189U (ja) * | 1987-05-30 | 1988-12-13 | ||
| JPH0293188A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-03 | Junkosha Co Ltd | 継手金具 |
| JPH0425695A (ja) * | 1990-05-22 | 1992-01-29 | Kubota Corp | 排水桝 |
| JPH059968A (ja) * | 1991-07-04 | 1993-01-19 | Kubota Corp | 掃除口 |
| JPH0614674U (ja) * | 1992-06-24 | 1994-02-25 | 株式会社柿崎製作所 | 樹脂製袋ナット |
| JPH0628477U (ja) * | 1992-09-14 | 1994-04-15 | 積水化学工業株式会社 | 合成樹脂製異径管継手 |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP6163211A patent/JPH084959A/ja active Pending
Patent Citations (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59217089A (ja) * | 1983-05-19 | 1984-12-07 | 株式会社クボタ | 合成樹脂製フランジ付ユニオン継手及びその製造方法 |
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