JPH0849623A - 液体噴霧装置およびその製造方法 - Google Patents
液体噴霧装置およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH0849623A JPH0849623A JP20295594A JP20295594A JPH0849623A JP H0849623 A JPH0849623 A JP H0849623A JP 20295594 A JP20295594 A JP 20295594A JP 20295594 A JP20295594 A JP 20295594A JP H0849623 A JPH0849623 A JP H0849623A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid
- sealing valve
- spraying device
- container
- liquid spraying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 title claims abstract description 92
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 79
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 43
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 18
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 11
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims description 8
- 239000000446 fuel Substances 0.000 abstract description 44
- 239000007921 spray Substances 0.000 abstract description 16
- 238000002347 injection Methods 0.000 abstract description 9
- 239000007924 injection Substances 0.000 abstract description 9
- 238000000889 atomisation Methods 0.000 abstract description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 3
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000003502 gasoline Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000003208 petroleum Substances 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 239000002283 diesel fuel Substances 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Pressure-Spray And Ultrasonic-Wave- Spray Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 噴出圧を上げることができ、噴出量および噴
霧の微細化をより向上させることができる液体噴霧装置
を得る。 【構成】 容器4の出口孔4cの内側には筒部4bを有
する弁座4aが設けられる。圧電素子2によって超音波
で駆動される振動ホーン1の先端にはテーパ状の封止弁
部1aが設けられる。振動ホーン1が縮んで封止弁部1
aが筒部4bから離れると、供給ポンプ6による圧力
で、液体燃料7が封止弁部1aと弁座4aとの間に形成
された空間に流入する。振動ホーン1が伸びると、液体
燃料7が、封止弁部1aと弁座4aとの間に形成された
空間に閉じこめられる。さらに振動ホーン1が伸びる
と、その過程において、封止弁部1aがピストンの働き
をして、閉じこめられた液体燃料7aが加圧され出口孔
4cから噴射される。
霧の微細化をより向上させることができる液体噴霧装置
を得る。 【構成】 容器4の出口孔4cの内側には筒部4bを有
する弁座4aが設けられる。圧電素子2によって超音波
で駆動される振動ホーン1の先端にはテーパ状の封止弁
部1aが設けられる。振動ホーン1が縮んで封止弁部1
aが筒部4bから離れると、供給ポンプ6による圧力
で、液体燃料7が封止弁部1aと弁座4aとの間に形成
された空間に流入する。振動ホーン1が伸びると、液体
燃料7が、封止弁部1aと弁座4aとの間に形成された
空間に閉じこめられる。さらに振動ホーン1が伸びる
と、その過程において、封止弁部1aがピストンの働き
をして、閉じこめられた液体燃料7aが加圧され出口孔
4cから噴射される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、微細な噴霧状の燃料
等を要求する石油バーナや自動車用エンジンなどに噴霧
状の液体を供給する液体噴霧装置およびその製造方法に
関するものである。
等を要求する石油バーナや自動車用エンジンなどに噴霧
状の液体を供給する液体噴霧装置およびその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用エンジン等に超音波振動を利用
して噴霧状の燃料を供給する装置として、例えば、特開
昭55−28753号公報に記載されたものがある。こ
の装置は、容器に設けられた噴霧口の内側に向けて拡開
する弁座を有するものである。そして、超音波振動子の
振動を拡大する超音波振動ホーンの先端に封止弁が設け
られ、封止弁が弁座に当接する。また、ポンプによって
燃料が容器内に圧入される。超音波振動子の無振動時に
は、ばね圧を受ける超音波振動ホーン先端の封止弁が噴
霧口を塞ぐ。燃料を噴霧するときには、超音波振動子に
よって超音波振動ホーンが伸縮振動し、その伸縮振動に
応じて封止弁が超音波振動ホーンの軸方向に前後運動す
る。その結果、噴霧口は、断続的に開口し、ポンプによ
って圧入されている燃料は、噴霧口から霧状となって噴
射される。
して噴霧状の燃料を供給する装置として、例えば、特開
昭55−28753号公報に記載されたものがある。こ
の装置は、容器に設けられた噴霧口の内側に向けて拡開
する弁座を有するものである。そして、超音波振動子の
振動を拡大する超音波振動ホーンの先端に封止弁が設け
られ、封止弁が弁座に当接する。また、ポンプによって
燃料が容器内に圧入される。超音波振動子の無振動時に
は、ばね圧を受ける超音波振動ホーン先端の封止弁が噴
霧口を塞ぐ。燃料を噴霧するときには、超音波振動子に
よって超音波振動ホーンが伸縮振動し、その伸縮振動に
応じて封止弁が超音波振動ホーンの軸方向に前後運動す
る。その結果、噴霧口は、断続的に開口し、ポンプによ
って圧入されている燃料は、噴霧口から霧状となって噴
射される。
【0003】特開昭60−22065号公報や特開昭6
2−23551号公報には、空洞内に閉じこめられた燃
料に対して圧電素子のたわみ振動による超音波振動を加
えて燃料を噴霧状に噴射するものが記載されている。そ
れらの装置では、閉じこめられた燃料に超音波のたわみ
振動による圧力変動を与えて燃料を噴霧することによ
り、燃料を圧入するためのポンプ圧を上げなくても噴霧
粒子を小径化している。
2−23551号公報には、空洞内に閉じこめられた燃
料に対して圧電素子のたわみ振動による超音波振動を加
えて燃料を噴霧状に噴射するものが記載されている。そ
れらの装置では、閉じこめられた燃料に超音波のたわみ
振動による圧力変動を与えて燃料を噴霧することによ
り、燃料を圧入するためのポンプ圧を上げなくても噴霧
粒子を小径化している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の液体噴霧装置
は、噴射圧を、液体の供給圧すなわち容器への液体圧入
のためのポンプ圧に頼っている。従って、噴出量および
噴霧の微細化が十分でないという課題があった。例え
ば、自動車用エンジンに燃料を供給する場合には、低温
時などに不完全燃焼を生ずるという課題があった。実開
昭63−54916号公報に上記装置と同様の装置が記
載されているが、その装置でも、噴射圧として液体の供
給圧のみが利用されている。自動車用エンジンの場合に
は10MPa以上の高圧力によって燃料を噴射させるこ
とが望ましいが、ポンプ圧のみでそれを達成するのは難
しい。噴射圧を上げるために液体圧入のためのポンプ圧
を上げることも考えられるが、そのようにすると以下の
ような問題が生じ、実際には困難である。すなわち、ポ
ンプ圧を上げた場合、ポンプから容器に至る経路が破損
したような場合には高圧のため燃料がエンジン室内に広
範囲に散乱し、燃料が引火性の高いガソリンなどでは大
災害につながる。また、ガソリンのように粘性の低い液
体の場合には、ディーゼル燃料とは異なりピストンとシ
リンダの潤滑が不十分で、ポンプで圧力を上げるのが困
難である。さらに、ポンプ圧を上げるために大きな駆動
エネルギを要し、燃費が悪くなって自動車用などに用い
るには不適切である。特開昭60−22065号公報や
特開昭62−23551号公報に記載されたものでは、
圧電素子のたわみ振動による超音波振動にもとづく圧力
変動を用いて液体を噴射しているものの、たわみ振動は
伸縮運動よりも剛性が低いためその発生力が弱い。従っ
て、その圧力変動のみでは、自動車用エンジン等におい
て望ましい10MPa以上の高圧力で燃料を噴射するこ
とは困難である。
は、噴射圧を、液体の供給圧すなわち容器への液体圧入
のためのポンプ圧に頼っている。従って、噴出量および
噴霧の微細化が十分でないという課題があった。例え
ば、自動車用エンジンに燃料を供給する場合には、低温
時などに不完全燃焼を生ずるという課題があった。実開
昭63−54916号公報に上記装置と同様の装置が記
載されているが、その装置でも、噴射圧として液体の供
給圧のみが利用されている。自動車用エンジンの場合に
は10MPa以上の高圧力によって燃料を噴射させるこ
とが望ましいが、ポンプ圧のみでそれを達成するのは難
しい。噴射圧を上げるために液体圧入のためのポンプ圧
を上げることも考えられるが、そのようにすると以下の
ような問題が生じ、実際には困難である。すなわち、ポ
ンプ圧を上げた場合、ポンプから容器に至る経路が破損
したような場合には高圧のため燃料がエンジン室内に広
範囲に散乱し、燃料が引火性の高いガソリンなどでは大
災害につながる。また、ガソリンのように粘性の低い液
体の場合には、ディーゼル燃料とは異なりピストンとシ
リンダの潤滑が不十分で、ポンプで圧力を上げるのが困
難である。さらに、ポンプ圧を上げるために大きな駆動
エネルギを要し、燃費が悪くなって自動車用などに用い
るには不適切である。特開昭60−22065号公報や
特開昭62−23551号公報に記載されたものでは、
圧電素子のたわみ振動による超音波振動にもとづく圧力
変動を用いて液体を噴射しているものの、たわみ振動は
伸縮運動よりも剛性が低いためその発生力が弱い。従っ
て、その圧力変動のみでは、自動車用エンジン等におい
て望ましい10MPa以上の高圧力で燃料を噴射するこ
とは困難である。
【0005】この発明はそのような課題を解決するため
になされたもので、液体の供給圧を上げることなく噴出
圧を上げることができ、噴出量および噴霧の微細化をよ
り向上させることができる液体噴霧装置およびその装置
の製造方法を提供することを目的とする。
になされたもので、液体の供給圧を上げることなく噴出
圧を上げることができ、噴出量および噴霧の微細化をよ
り向上させることができる液体噴霧装置およびその装置
の製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る液体噴霧装置は、外部に連通する出口孔を有し、その
出口孔の周囲に凹部が設けられた弁座が内面に設けられ
た容器と、凹部にはまり合う周囲部を有し弁座に当接す
る封止弁と、封止弁に凹部を抜け出すための前後運動を
与える共振体とを備えたものである。
る液体噴霧装置は、外部に連通する出口孔を有し、その
出口孔の周囲に凹部が設けられた弁座が内面に設けられ
た容器と、凹部にはまり合う周囲部を有し弁座に当接す
る封止弁と、封止弁に凹部を抜け出すための前後運動を
与える共振体とを備えたものである。
【0007】請求項2記載の発明に係る液体噴霧装置
は、伸縮方向に突き出た突起が封止弁における周辺部に
設けられ、その突起にはまり合う穴が容器に設けられた
ものである。
は、伸縮方向に突き出た突起が封止弁における周辺部に
設けられ、その突起にはまり合う穴が容器に設けられた
ものである。
【0008】請求項3記載の発明に係る液体噴霧装置
は、容器の内周面に接する位置決め手段を共振体が有す
るものである。
は、容器の内周面に接する位置決め手段を共振体が有す
るものである。
【0009】請求項4記載の発明に係る液体噴霧装置
は、さらに、弁座から出口孔に向かって封止弁との間の
隙間が漸増する傾斜面が設けられたものである。
は、さらに、弁座から出口孔に向かって封止弁との間の
隙間が漸増する傾斜面が設けられたものである。
【0010】請求項5記載の発明に係る液体噴霧装置
は、さらに、出口孔の外側に逆止弁が設けられたもので
ある。
は、さらに、出口孔の外側に逆止弁が設けられたもので
ある。
【0011】そして、請求項6記載の発明に係る液体噴
霧装置の製造方法は、研磨粒子を含む液体を容器に導入
しながら、加振手段によって液体噴霧装置の共振体を駆
動して凹部を形成する工程を有するものである。
霧装置の製造方法は、研磨粒子を含む液体を容器に導入
しながら、加振手段によって液体噴霧装置の共振体を駆
動して凹部を形成する工程を有するものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明において、共振体によって
封止弁が開弁すると、封止弁と弁座の凹部との間に形成
される空間に液体が導入される。封止弁が閉弁するとき
に、封止弁の弁作用によってその空間内の液体が密閉さ
れるとともに、ピストン作用によって高圧が加えられ出
口孔から噴射される。請求項2記載の発明において、封
止弁の周辺部に設けられた突起は、封止弁と凹部との位
置決めを行う。請求項3記載の発明において、位置決め
手段は共振体の中心軸の位置決めを行い、その結果、封
止弁が凹部に確実に位置決めされる。請求項4記載の発
明において、弁座から出口孔に向かって設けられた傾斜
面は、封止弁と凹部との間に閉じこめられた液体を効率
よく出口孔に導く。請求項5記載の発明において、逆止
弁は出口孔から容器内に液体が逆流することを防止す
る。請求項6記載の発明において、研磨粒子を含む液体
を容器に導入しながら共振体を駆動して筒部を形成する
工程によれば、実際に使用される封止弁が弁座に凹部を
形成するので、封止弁に正確にはまり合う凹部を形成で
きる。
封止弁が開弁すると、封止弁と弁座の凹部との間に形成
される空間に液体が導入される。封止弁が閉弁するとき
に、封止弁の弁作用によってその空間内の液体が密閉さ
れるとともに、ピストン作用によって高圧が加えられ出
口孔から噴射される。請求項2記載の発明において、封
止弁の周辺部に設けられた突起は、封止弁と凹部との位
置決めを行う。請求項3記載の発明において、位置決め
手段は共振体の中心軸の位置決めを行い、その結果、封
止弁が凹部に確実に位置決めされる。請求項4記載の発
明において、弁座から出口孔に向かって設けられた傾斜
面は、封止弁と凹部との間に閉じこめられた液体を効率
よく出口孔に導く。請求項5記載の発明において、逆止
弁は出口孔から容器内に液体が逆流することを防止す
る。請求項6記載の発明において、研磨粒子を含む液体
を容器に導入しながら共振体を駆動して筒部を形成する
工程によれば、実際に使用される封止弁が弁座に凹部を
形成するので、封止弁に正確にはまり合う凹部を形成で
きる。
【0013】
実施例1.図1はこの発明の第1の実施例による液体噴
霧装置を示す断面図である。図に示すように、容器4の
一端の中央に出口孔4cが設けられ、出口孔4cの内側
には、容器4の内側に向かって広がる弁座4aが設けら
れる。さらに、弁座4aにの周囲に深さ30μm程度の
筒部4bが設けられている。容器4内には、例えば10
kHz以上の超音波領域で軸方向に共振する金属製の振
動ホーン1が設置される。振動ホーン1は、例えば先細
の円柱形状であって、細い先端にはテーパ状の封止弁部
1aが設けられる。容器4の他端において、振動ホーン
1は、共振時の振動の節に当たる位置に設けられた薄い
フランジ部1bによって容器4に固定される。封止弁部
1aは、筒部4bを通って弁座4aに当接された状態
で、フランジ部1bのたわみによって一定の封止力が与
えられる。なお、封止弁部1aと筒部4bとの間にわず
かな隙間ができるように、封止弁部1aと筒部4bとが
形成されている。振動ホーン1の太い端部には圧電素子
2が固定される。圧電素子2には、振動ホーン1の共振
周波数と同一周波数の交流電圧が発振器3から加えられ
る。容器4には、パイプ5を通して供給ポンプ6によっ
て200kPa程度の低圧で液体燃料7が供給される。
なお、大気圧は100kPa程度である。また、容器4
と振動ホーン1とは、ゴムシール8で密封される。
霧装置を示す断面図である。図に示すように、容器4の
一端の中央に出口孔4cが設けられ、出口孔4cの内側
には、容器4の内側に向かって広がる弁座4aが設けら
れる。さらに、弁座4aにの周囲に深さ30μm程度の
筒部4bが設けられている。容器4内には、例えば10
kHz以上の超音波領域で軸方向に共振する金属製の振
動ホーン1が設置される。振動ホーン1は、例えば先細
の円柱形状であって、細い先端にはテーパ状の封止弁部
1aが設けられる。容器4の他端において、振動ホーン
1は、共振時の振動の節に当たる位置に設けられた薄い
フランジ部1bによって容器4に固定される。封止弁部
1aは、筒部4bを通って弁座4aに当接された状態
で、フランジ部1bのたわみによって一定の封止力が与
えられる。なお、封止弁部1aと筒部4bとの間にわず
かな隙間ができるように、封止弁部1aと筒部4bとが
形成されている。振動ホーン1の太い端部には圧電素子
2が固定される。圧電素子2には、振動ホーン1の共振
周波数と同一周波数の交流電圧が発振器3から加えられ
る。容器4には、パイプ5を通して供給ポンプ6によっ
て200kPa程度の低圧で液体燃料7が供給される。
なお、大気圧は100kPa程度である。また、容器4
と振動ホーン1とは、ゴムシール8で密封される。
【0014】次に動作について説明する。発振器3が交
流電圧を発生しないときには、フランジ部1bによるば
ね力で封止弁部1aが弁座4aに当接している。よっ
て、液体燃料7は出口孔4cから外に漏れ出さない。
流電圧を発生しないときには、フランジ部1bによるば
ね力で封止弁部1aが弁座4aに当接している。よっ
て、液体燃料7は出口孔4cから外に漏れ出さない。
【0015】燃料を噴射する時点では、発振器3が駆動
され、発振器3から圧電素子2に交流電圧が供給され
る。すると、圧電素子2は、交流電圧の大きさに比例し
た最大5μm程度の振幅で振動ホーン1の軸方向に伸縮
振動する。この伸縮は振動ホーン1に伝えられる。振動
ホーン1は、共振によって伸縮振動を20倍程度に増大
させ、封止弁部1aを100μm程度の振幅で軸方向に
前後運動させる。図2(a)に示すように、振動ホーン
1が縮んで封止弁部1aが筒部4bから離れると、供給
ポンプ6による圧力で、液体燃料7が封止弁部1aと弁
座4aとの間に形成された空間に流入する。次いで、図
2(b)に示すように、封止弁部1aが筒部4bを塞ぐ
まで振動ホーン1が伸びると、液体燃料7のうち、封止
弁部1aと弁座4aとの間に形成された空間部分に液体
燃料7aが閉じこめられる。図2(c)に示すように、
さらに振動ホーン1が伸びると、その過程において、封
止弁部1aがピストンの働きをして、閉じこめられた液
体燃料7aが加圧され出口孔4cから噴射される。以上
の動作が、交流電圧の周波数に合わせて繰り返される。
され、発振器3から圧電素子2に交流電圧が供給され
る。すると、圧電素子2は、交流電圧の大きさに比例し
た最大5μm程度の振幅で振動ホーン1の軸方向に伸縮
振動する。この伸縮は振動ホーン1に伝えられる。振動
ホーン1は、共振によって伸縮振動を20倍程度に増大
させ、封止弁部1aを100μm程度の振幅で軸方向に
前後運動させる。図2(a)に示すように、振動ホーン
1が縮んで封止弁部1aが筒部4bから離れると、供給
ポンプ6による圧力で、液体燃料7が封止弁部1aと弁
座4aとの間に形成された空間に流入する。次いで、図
2(b)に示すように、封止弁部1aが筒部4bを塞ぐ
まで振動ホーン1が伸びると、液体燃料7のうち、封止
弁部1aと弁座4aとの間に形成された空間部分に液体
燃料7aが閉じこめられる。図2(c)に示すように、
さらに振動ホーン1が伸びると、その過程において、封
止弁部1aがピストンの働きをして、閉じこめられた液
体燃料7aが加圧され出口孔4cから噴射される。以上
の動作が、交流電圧の周波数に合わせて繰り返される。
【0016】以上のように、弁座4aの周囲に封止弁部
1aにはまり合う筒部4bが設けられているので、液体
燃料7aを閉じこめるとともに封止弁部1aがピストン
作用を行うことができ、液体燃料の噴射圧を上げること
ができる。また、振動ホーン1は金属塊であるので剛性
が高く、液体燃料7aの圧縮による反発力に抗して高応
力を伝える伸縮振動をすることができる。ピストン作用
を行う封止弁部1aの断面積は小さくてよく、その結
果、液体燃料7aに加えられる圧力を数10MPa以上
の高圧にすることができる。噴射圧が高いほど噴射され
る噴霧の粒径が小さくなるので、より微細な噴霧が得ら
れることになる。また、高速の超音波領域で動いている
封止弁部1aが筒部4bにはまり合う瞬間に振動ホーン
1の伸びる慣性力が液体燃料7aに衝撃力を伝えるた
め、急峻な圧力上昇を得ることができる。この急峻な圧
力上昇がより微細な噴霧を可能にしている。また、封止
弁部1aの伸縮の程度は小さいので1回あたりの噴出量
は少ないが、伸縮は約10kHz以上の周波数で繰り返
されるので、時間あたりの噴出量を十分多くすることが
できる。交流電圧を加えている期間に比例した噴出量が
得られることは、従来の場合と同様である。なお、封止
弁部1aは高速で動くので、液体燃料7aが封止弁部1
aで加圧される前に供給ポンプ6の圧力によって漏れ出
すということはない。すなわち、液体燃料7aは、ほぼ
封止弁部1aのピストン作用によってのみ噴射される。
さらに、閉じこめられた液体燃料7aがクッションの役
割を果たし衝撃を吸収するので、封止弁部1aと弁座4
aの衝突の程度が緩やかになり、封止弁部1aや弁座4
aの磨耗による寿命が問題になることはない。
1aにはまり合う筒部4bが設けられているので、液体
燃料7aを閉じこめるとともに封止弁部1aがピストン
作用を行うことができ、液体燃料の噴射圧を上げること
ができる。また、振動ホーン1は金属塊であるので剛性
が高く、液体燃料7aの圧縮による反発力に抗して高応
力を伝える伸縮振動をすることができる。ピストン作用
を行う封止弁部1aの断面積は小さくてよく、その結
果、液体燃料7aに加えられる圧力を数10MPa以上
の高圧にすることができる。噴射圧が高いほど噴射され
る噴霧の粒径が小さくなるので、より微細な噴霧が得ら
れることになる。また、高速の超音波領域で動いている
封止弁部1aが筒部4bにはまり合う瞬間に振動ホーン
1の伸びる慣性力が液体燃料7aに衝撃力を伝えるた
め、急峻な圧力上昇を得ることができる。この急峻な圧
力上昇がより微細な噴霧を可能にしている。また、封止
弁部1aの伸縮の程度は小さいので1回あたりの噴出量
は少ないが、伸縮は約10kHz以上の周波数で繰り返
されるので、時間あたりの噴出量を十分多くすることが
できる。交流電圧を加えている期間に比例した噴出量が
得られることは、従来の場合と同様である。なお、封止
弁部1aは高速で動くので、液体燃料7aが封止弁部1
aで加圧される前に供給ポンプ6の圧力によって漏れ出
すということはない。すなわち、液体燃料7aは、ほぼ
封止弁部1aのピストン作用によってのみ噴射される。
さらに、閉じこめられた液体燃料7aがクッションの役
割を果たし衝撃を吸収するので、封止弁部1aと弁座4
aの衝突の程度が緩やかになり、封止弁部1aや弁座4
aの磨耗による寿命が問題になることはない。
【0017】図3は第1の実施例による液体噴霧装置に
おける主要構成要素である筒部4bおよび弁座4aの製
造方法を示す説明図である。この製造方法は、精密加工
における超音波加工法に類する方法である。図に示すよ
うに、筒部4bが形成されていない容器4の底面4d
に、封止弁部1aをフランジ1bによるばね力で当接さ
せる。封止弁部1aは、底面4dの材料よりも硬い材料
のものとしておく。次いで研磨粒子を含む研磨液9を注
入しながら振動ホーン1を駆動するとよい。すると、封
止弁部1aが研磨粒子を底面4dに叩き付け底面4dを
削り取る。削りかすは、研磨液9とともに出口孔4cか
ら排出される。このような製造方法によれば、微細な封
止弁部1aよりも僅かに大きく、かつ、30μm程度の
微少な寸法の筒部4bを、実際に使用される封止弁部1
aに合わせて製作することができる。
おける主要構成要素である筒部4bおよび弁座4aの製
造方法を示す説明図である。この製造方法は、精密加工
における超音波加工法に類する方法である。図に示すよ
うに、筒部4bが形成されていない容器4の底面4d
に、封止弁部1aをフランジ1bによるばね力で当接さ
せる。封止弁部1aは、底面4dの材料よりも硬い材料
のものとしておく。次いで研磨粒子を含む研磨液9を注
入しながら振動ホーン1を駆動するとよい。すると、封
止弁部1aが研磨粒子を底面4dに叩き付け底面4dを
削り取る。削りかすは、研磨液9とともに出口孔4cか
ら排出される。このような製造方法によれば、微細な封
止弁部1aよりも僅かに大きく、かつ、30μm程度の
微少な寸法の筒部4bを、実際に使用される封止弁部1
aに合わせて製作することができる。
【0018】実施例2.図4はこの発明の第2の実施例
による液体噴霧装置の要部を示す断面図、図5は振動ホ
ーン1の封止弁部1aを底面からみた底面図である。こ
の液体噴霧装置では、封止弁部1aの周辺端に、軸方向
に伸びる3箇所の突起部10が設けられる。各突起部1
0は、封止弁部1aの断面が円形の場合には断面上で1
20°の間隔をおいて設けられる。封止弁部1aの断面
がその他の形状の場合にも、各突起部10は均等間隔を
もって設けられる。また、弁座4aには、それらの突起
部10にはまり合う穴11が形成される。封止弁部1a
の突起部10の長さは、振動ホーン1が最も縮んだとき
でも突起部10の先端が筒部4bにかかる程度に設定さ
れる。
による液体噴霧装置の要部を示す断面図、図5は振動ホ
ーン1の封止弁部1aを底面からみた底面図である。こ
の液体噴霧装置では、封止弁部1aの周辺端に、軸方向
に伸びる3箇所の突起部10が設けられる。各突起部1
0は、封止弁部1aの断面が円形の場合には断面上で1
20°の間隔をおいて設けられる。封止弁部1aの断面
がその他の形状の場合にも、各突起部10は均等間隔を
もって設けられる。また、弁座4aには、それらの突起
部10にはまり合う穴11が形成される。封止弁部1a
の突起部10の長さは、振動ホーン1が最も縮んだとき
でも突起部10の先端が筒部4bにかかる程度に設定さ
れる。
【0019】この場合の基本的動作は第1の実施例の場
合と同様であるが、この場合には、振動ホーン1が縮ん
で封止弁部1aが筒部4bから離れたときでも、突起部
10の側面が筒部4bから離れない。また、封止弁部1
aが筒部4bを塞ぐまで振動ホーン1が伸びる過程で
は、突起部10が筒部4bの側内面に沿って穴11の中
を動く。
合と同様であるが、この場合には、振動ホーン1が縮ん
で封止弁部1aが筒部4bから離れたときでも、突起部
10の側面が筒部4bから離れない。また、封止弁部1
aが筒部4bを塞ぐまで振動ホーン1が伸びる過程で
は、突起部10が筒部4bの側内面に沿って穴11の中
を動く。
【0020】すなわち、突起部10の側面が筒部4bか
ら離れることがないので、封止弁部1aが確実に筒部4
bにガイドされる。なお、このような穴11が設けられ
た弁座4aを形成するには、図3に示すような超音波加
工法に類する製造方法が特に有効である。
ら離れることがないので、封止弁部1aが確実に筒部4
bにガイドされる。なお、このような穴11が設けられ
た弁座4aを形成するには、図3に示すような超音波加
工法に類する製造方法が特に有効である。
【0021】実施例3.図6はこの発明の第3の実施例
による液体噴霧装置の要部を示す断面図、図7は振動ホ
ーン1のガイド部12を含む断面図である。この場合に
は、振動ホーン1の側面に外周端が容器4の内周面4e
に接する3つのガイド部12が設けられる。なお、実際
には、ガイド部12と内周面4eとの間には微少な隙間
が設けられる。各ガイド部12は、振動ホーン1の断面
が円形の場合には断面上で120°の間隔をおいて設け
られる。振動ホーン1の断面がその他の形状の場合に
も、各ガイド部12は均等な間隔をもって設けられる。
ガイド部12の軸方向の両面は傾斜部12aとなってい
る。
による液体噴霧装置の要部を示す断面図、図7は振動ホ
ーン1のガイド部12を含む断面図である。この場合に
は、振動ホーン1の側面に外周端が容器4の内周面4e
に接する3つのガイド部12が設けられる。なお、実際
には、ガイド部12と内周面4eとの間には微少な隙間
が設けられる。各ガイド部12は、振動ホーン1の断面
が円形の場合には断面上で120°の間隔をおいて設け
られる。振動ホーン1の断面がその他の形状の場合に
も、各ガイド部12は均等な間隔をもって設けられる。
ガイド部12の軸方向の両面は傾斜部12aとなってい
る。
【0022】この場合の基本的動作は第1の実施例の場
合と同様であるが、この場合には、振動ホーン1が伸縮
するときにガイド部12が容器4の内周面4eに沿って
移動する。このようなガイド部12が設けられることに
より、振動ホーン1の中心軸が正確に位置決めされ、そ
の結果、封止弁部1aが確実に筒部4bに戻る。また、
伸縮の際に、ガイド部12の傾斜部12aによって、液
体燃料7が容器4の内周面4eとガイド部12との間で
巻き込まれながら移動する。よって、内周面4eとガイ
ド部12との間の摩擦は小さく、ガイド部12があるこ
とによって伸縮運動が阻害されることはない。また、内
周面4eおよびガイド部12の磨耗も問題とはならな
い。
合と同様であるが、この場合には、振動ホーン1が伸縮
するときにガイド部12が容器4の内周面4eに沿って
移動する。このようなガイド部12が設けられることに
より、振動ホーン1の中心軸が正確に位置決めされ、そ
の結果、封止弁部1aが確実に筒部4bに戻る。また、
伸縮の際に、ガイド部12の傾斜部12aによって、液
体燃料7が容器4の内周面4eとガイド部12との間で
巻き込まれながら移動する。よって、内周面4eとガイ
ド部12との間の摩擦は小さく、ガイド部12があるこ
とによって伸縮運動が阻害されることはない。また、内
周面4eおよびガイド部12の磨耗も問題とはならな
い。
【0023】実施例4.図8はこの発明の第4の実施例
による液体噴霧装置の要部を示す断面図である。この液
体噴霧装置では、弁座13が環状に切り欠かれた導出部
14がさらに形成されている。導出部14は、封止弁部
1aとの間の隙間が出口孔4cに向かうほど大きくなる
ように形成されている。
による液体噴霧装置の要部を示す断面図である。この液
体噴霧装置では、弁座13が環状に切り欠かれた導出部
14がさらに形成されている。導出部14は、封止弁部
1aとの間の隙間が出口孔4cに向かうほど大きくなる
ように形成されている。
【0024】この場合の基本的動作は第1の実施例の場
合と同様であるが、封止弁部1aが伸びていくときに、
封止弁部1aと弁座4aとの間に閉じこめられた液体燃
料7aが、封止弁部1aとの間の隙間がより大きい導出
部14の出口孔4cに近い側に押し出されていく。従っ
て、閉じこめられた液体燃料7aが、より抵抗なく出口
孔4cから噴出される。なお、図8に部分的に示すよう
な液体噴霧装置において、第2の実施例によるような突
起部10を設けたり、第3の実施例によるようなガイド
部12を設けることもできる。また、このような筒部4
bおよび導出部14を有する弁座13を形成するには、
図3に示す超音波加工法に類する製造方法が特に有効で
ある。その場合、図8に示すような導出部14を形成す
るには、容器4の底面部4dの傾斜角を封止弁部1aの
傾斜角よりも大きくしておけばよい。
合と同様であるが、封止弁部1aが伸びていくときに、
封止弁部1aと弁座4aとの間に閉じこめられた液体燃
料7aが、封止弁部1aとの間の隙間がより大きい導出
部14の出口孔4cに近い側に押し出されていく。従っ
て、閉じこめられた液体燃料7aが、より抵抗なく出口
孔4cから噴出される。なお、図8に部分的に示すよう
な液体噴霧装置において、第2の実施例によるような突
起部10を設けたり、第3の実施例によるようなガイド
部12を設けることもできる。また、このような筒部4
bおよび導出部14を有する弁座13を形成するには、
図3に示す超音波加工法に類する製造方法が特に有効で
ある。その場合、図8に示すような導出部14を形成す
るには、容器4の底面部4dの傾斜角を封止弁部1aの
傾斜角よりも大きくしておけばよい。
【0025】実施例5.図9はこの発明の第5の実施例
による液体噴霧装置の要部を示す断面図、図10は容器
4を底部からみた底面図である。この場合には、液体噴
霧装置の容器4の外底面に逆止弁効果を持つ平板状のチ
ェックバルブ15の外周縁部が溶接等により固着され
る。チェックバルブ15には、例えば3つの噴霧孔16
があけられているが、それらの位置は出口孔17の位置
とずれている。
による液体噴霧装置の要部を示す断面図、図10は容器
4を底部からみた底面図である。この場合には、液体噴
霧装置の容器4の外底面に逆止弁効果を持つ平板状のチ
ェックバルブ15の外周縁部が溶接等により固着され
る。チェックバルブ15には、例えば3つの噴霧孔16
があけられているが、それらの位置は出口孔17の位置
とずれている。
【0026】この場合の基本的動作は第1の実施例の場
合と同様である。振動ホーン1が縮んで封止弁部1aが
筒部4bから離れると、封止弁部1aと弁座4aとの間
の部分の圧力は、供給ポンプ6の圧力と同じになる。し
かし、このとき、この圧力よりも、噴霧孔16の外部の
圧力の方が高い場合も考えられる。そのような場合であ
っても、チェックバルブ15によって燃料の逆流が防止
される。封止弁部1aが液体燃料7aを加圧して、その
圧力の方が噴霧孔16の外部の圧力よりも高くなると、
チェックバルブ15がたわみによって下方に開き、燃料
は、出口孔17および噴霧孔16を通って噴射される。
このようなチェックバルブ15は、ディーゼルエンジン
にような約10MPa以上の高圧のシリンダ中に燃料を
噴霧する場合に有効である。なお、図9に部分的に示す
ような液体噴霧装置において、第2の実施例によるよう
な突起部10を設けたり、第3の実施例によるようなガ
イド部12を設けることもできる。また、第4の実施例
によるような導出部14を形成してもよい。
合と同様である。振動ホーン1が縮んで封止弁部1aが
筒部4bから離れると、封止弁部1aと弁座4aとの間
の部分の圧力は、供給ポンプ6の圧力と同じになる。し
かし、このとき、この圧力よりも、噴霧孔16の外部の
圧力の方が高い場合も考えられる。そのような場合であ
っても、チェックバルブ15によって燃料の逆流が防止
される。封止弁部1aが液体燃料7aを加圧して、その
圧力の方が噴霧孔16の外部の圧力よりも高くなると、
チェックバルブ15がたわみによって下方に開き、燃料
は、出口孔17および噴霧孔16を通って噴射される。
このようなチェックバルブ15は、ディーゼルエンジン
にような約10MPa以上の高圧のシリンダ中に燃料を
噴霧する場合に有効である。なお、図9に部分的に示す
ような液体噴霧装置において、第2の実施例によるよう
な突起部10を設けたり、第3の実施例によるようなガ
イド部12を設けることもできる。また、第4の実施例
によるような導出部14を形成してもよい。
【0027】上記各実施例では、エンジンに燃料を噴射
する場合について説明したが、各液体噴霧装置は、石油
バーナなどエンジン以外で燃料噴射を必要とする場合に
も適用可能である。また、燃料以外の液体を噴霧する用
途にももちろん適用できる。なお、より噴霧量を多くす
るには振動ホーン1の振幅を大きくすればよい。そのた
めには、例えば振動ホーンを長大にして共振周波数を超
音波領域より下げた10kHz以下にすればよい。
する場合について説明したが、各液体噴霧装置は、石油
バーナなどエンジン以外で燃料噴射を必要とする場合に
も適用可能である。また、燃料以外の液体を噴霧する用
途にももちろん適用できる。なお、より噴霧量を多くす
るには振動ホーン1の振幅を大きくすればよい。そのた
めには、例えば振動ホーンを長大にして共振周波数を超
音波領域より下げた10kHz以下にすればよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、液体噴霧装置が、凹部を有する弁座が設けられた
容器と凹部にはまり合う周囲部を有し弁座に当接する封
止弁とを有する構成になっているので、封止弁のピスト
ン作用によって液体燃料の噴射圧を上げることができ
る。同時に、より微細な噴霧が得られる。
れば、液体噴霧装置が、凹部を有する弁座が設けられた
容器と凹部にはまり合う周囲部を有し弁座に当接する封
止弁とを有する構成になっているので、封止弁のピスト
ン作用によって液体燃料の噴射圧を上げることができ
る。同時に、より微細な噴霧が得られる。
【0029】請求項2記載の発明によれば、液体噴霧装
置が、伸縮方向に突き出た突起が封止弁における周辺部
に設けられた構成になっているので、封止弁が確実に凹
部にはまり合う効果がある。
置が、伸縮方向に突き出た突起が封止弁における周辺部
に設けられた構成になっているので、封止弁が確実に凹
部にはまり合う効果がある。
【0030】請求項3記載の発明によれば、液体噴霧装
置が、共振体の側面に容器の内周面に接する位置決め手
段が設けられた構成になっているので、共振体の中心軸
が正確に位置決めされることによって、封止弁が確実に
凹部にはまり合う効果がある。
置が、共振体の側面に容器の内周面に接する位置決め手
段が設けられた構成になっているので、共振体の中心軸
が正確に位置決めされることによって、封止弁が確実に
凹部にはまり合う効果がある。
【0031】請求項4記載の発明によれば、液体噴霧装
置が、さらに、弁座から出口孔に向かって封止弁との間
の隙間が漸増する傾斜面が設けられた構成になっている
ので、上記効果に加えて、封止弁と凹部との間に閉じこ
められた液体を効率よく出口孔に導き、液体を効率よく
噴霧できる効果がある。
置が、さらに、弁座から出口孔に向かって封止弁との間
の隙間が漸増する傾斜面が設けられた構成になっている
ので、上記効果に加えて、封止弁と凹部との間に閉じこ
められた液体を効率よく出口孔に導き、液体を効率よく
噴霧できる効果がある。
【0032】請求項5記載の発明によれば、液体噴霧装
置が、さらに、出口孔の外部に逆止弁が設けられた構成
になっているので、上記効果に加えて、出口孔の外部か
ら容器内に液体が逆流することが確実に防止される効果
がある。
置が、さらに、出口孔の外部に逆止弁が設けられた構成
になっているので、上記効果に加えて、出口孔の外部か
ら容器内に液体が逆流することが確実に防止される効果
がある。
【0033】そして、請求項6記載の発明によれば、液
体噴霧装置の製造方法が、研磨粒子を含む液体を容器に
導入しながら液体噴霧装置において用いられる共振体を
駆動して筒部を形成する工程を有する構成になっている
ので、実際に使用される封止弁が弁座に凹部を形成する
ことになり、封止弁に正確にはまり合う凹部を形成でき
る効果がある。
体噴霧装置の製造方法が、研磨粒子を含む液体を容器に
導入しながら液体噴霧装置において用いられる共振体を
駆動して筒部を形成する工程を有する構成になっている
ので、実際に使用される封止弁が弁座に凹部を形成する
ことになり、封止弁に正確にはまり合う凹部を形成でき
る効果がある。
【図1】 この発明の第1の実施例による液体噴霧装置
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図2】 封止弁部および筒部の作用を説明するための
説明図である。
説明図である。
【図3】 液体噴霧装置の製造方法を説明するための説
明図である。
明図である。
【図4】 この発明の第2の実施例による液体噴霧装置
の要部を示す断面図である。
の要部を示す断面図である。
【図5】 図4に示す振動ホーンを底面からみた底面図
である。
である。
【図6】 この発明の第3の実施例による液体噴霧装置
の要部を示す断面図である。
の要部を示す断面図である。
【図7】 図6に示す振動ホーンのガイド部を含む断面
図である。
図である。
【図8】 この発明の第4の実施例による液体噴霧装置
の要部を示す断面図である。
の要部を示す断面図である。
【図9】 この発明の第5の実施例による液体噴霧装置
の要部を示す断面図である。
の要部を示す断面図である。
【図10】 図9に示す容器を底部からみた底面図であ
る。
る。
1 振動ホーン、1a 封止弁部、2 圧電素子、3
発振器、4 容器、4a 弁座、4b 筒部、4c 出
口孔、10 突起部、12 ガイド部、14導出部、1
5 チェックバルブ。
発振器、4 容器、4a 弁座、4b 筒部、4c 出
口孔、10 突起部、12 ガイド部、14導出部、1
5 チェックバルブ。
Claims (6)
- 【請求項1】 液体をためるものであって、外部に連通
する出口孔を有し、その出口孔の入口周囲に凹部が設け
られた弁座が内面に設けられた容器と、 前記凹部にはまり合う周囲部を有し前記弁座に当接する
封止弁と、 前記封止弁に前記凹部を抜け出す前後運動を与える伸縮
運動を行う共振体と、 前記共振体にその共振周波数の振動を与える加振手段と
を備えた液体噴霧装置。 - 【請求項2】 伸縮方向に突き出た突起が封止弁におけ
る周辺部に設けられ、その突起にはまり合う穴が容器に
設けられた請求項1記載の液体噴霧装置。 - 【請求項3】 共振体は、その側面に容器の内周面に接
する位置決め手段を有する請求項1記載の液体噴霧装
置。 - 【請求項4】 弁座から出口孔に向かって封止弁との間
の隙間が漸増する傾斜面が設けられた請求項1ないし3
記載の液体噴霧装置。 - 【請求項5】 出口孔の外部に逆止弁が設けられた請求
項1ないし4記載の液体噴霧装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし5記載の液体噴霧装置を
製造する方法であって、 研磨粒子を含む液体を容器に導入しながら、加振手段に
よって液体噴霧装置の共振体を駆動して凹部を形成する
液体噴霧装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20295594A JPH0849623A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 液体噴霧装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20295594A JPH0849623A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 液体噴霧装置およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0849623A true JPH0849623A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16465936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20295594A Pending JPH0849623A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 液体噴霧装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0849623A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011100701A3 (en) * | 2010-02-13 | 2011-11-17 | Mcalister Roy E | Fuel injector assemblies having acoustical force modifiers and associated methods of use and manufacture |
| JP2013143993A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Storia:Kk | 化粧用携帯噴霧器を用いた化粧方法 |
| US8851046B2 (en) | 2009-08-27 | 2014-10-07 | Mcalister Technologies, Llc | Shaping a fuel charge in a combustion chamber with multiple drivers and/or ionization control |
| US8905011B2 (en) | 2010-02-13 | 2014-12-09 | Mcalister Technologies, Llc | Methods and systems for adaptively cooling combustion chambers in engines |
| US8919377B2 (en) | 2011-08-12 | 2014-12-30 | Mcalister Technologies, Llc | Acoustically actuated flow valve assembly including a plurality of reed valves |
| US8997718B2 (en) | 2008-01-07 | 2015-04-07 | Mcalister Technologies, Llc | Fuel injector actuator assemblies and associated methods of use and manufacture |
| US8997725B2 (en) | 2008-01-07 | 2015-04-07 | Mcallister Technologies, Llc | Methods and systems for reducing the formation of oxides of nitrogen during combustion of engines |
| US9051909B2 (en) | 2008-01-07 | 2015-06-09 | Mcalister Technologies, Llc | Multifuel storage, metering and ignition system |
| US9115325B2 (en) | 2012-11-12 | 2015-08-25 | Mcalister Technologies, Llc | Systems and methods for utilizing alcohol fuels |
| US9169814B2 (en) | 2012-11-02 | 2015-10-27 | Mcalister Technologies, Llc | Systems, methods, and devices with enhanced lorentz thrust |
| US9169821B2 (en) | 2012-11-02 | 2015-10-27 | Mcalister Technologies, Llc | Fuel injection systems with enhanced corona burst |
| US9194337B2 (en) | 2013-03-14 | 2015-11-24 | Advanced Green Innovations, LLC | High pressure direct injected gaseous fuel system and retrofit kit incorporating the same |
| US9200561B2 (en) | 2012-11-12 | 2015-12-01 | Mcalister Technologies, Llc | Chemical fuel conditioning and activation |
| US9371787B2 (en) | 2008-01-07 | 2016-06-21 | Mcalister Technologies, Llc | Adaptive control system for fuel injectors and igniters |
| US9410474B2 (en) | 2010-12-06 | 2016-08-09 | Mcalister Technologies, Llc | Integrated fuel injector igniters configured to inject multiple fuels and/or coolants and associated methods of use and manufacture |
| US9581116B2 (en) | 2008-01-07 | 2017-02-28 | Mcalister Technologies, Llc | Integrated fuel injectors and igniters and associated methods of use and manufacture |
| US9631592B2 (en) | 2012-11-02 | 2017-04-25 | Mcalister Technologies, Llc | Fuel injection systems with enhanced corona burst |
-
1994
- 1994-08-05 JP JP20295594A patent/JPH0849623A/ja active Pending
Cited By (21)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9581116B2 (en) | 2008-01-07 | 2017-02-28 | Mcalister Technologies, Llc | Integrated fuel injectors and igniters and associated methods of use and manufacture |
| US9371787B2 (en) | 2008-01-07 | 2016-06-21 | Mcalister Technologies, Llc | Adaptive control system for fuel injectors and igniters |
| US9051909B2 (en) | 2008-01-07 | 2015-06-09 | Mcalister Technologies, Llc | Multifuel storage, metering and ignition system |
| US8997725B2 (en) | 2008-01-07 | 2015-04-07 | Mcallister Technologies, Llc | Methods and systems for reducing the formation of oxides of nitrogen during combustion of engines |
| US8997718B2 (en) | 2008-01-07 | 2015-04-07 | Mcalister Technologies, Llc | Fuel injector actuator assemblies and associated methods of use and manufacture |
| US8851046B2 (en) | 2009-08-27 | 2014-10-07 | Mcalister Technologies, Llc | Shaping a fuel charge in a combustion chamber with multiple drivers and/or ionization control |
| EP2534364A4 (en) * | 2010-02-13 | 2014-04-23 | Mcalister Technologies Llc | FUEL INJECTION GROUPS WITH ACOUSTIC POWER AMPLIFIERS AND METHOD FOR THEIR USE AND MANUFACTURE |
| KR101245398B1 (ko) * | 2010-02-13 | 2013-03-19 | 맥알리스터 테크놀로지즈 엘엘씨 | 음파 변경기를 갖는 연료 분사기 조립체 및 관련 사용 및 제조 방법 |
| WO2011100701A3 (en) * | 2010-02-13 | 2011-11-17 | Mcalister Roy E | Fuel injector assemblies having acoustical force modifiers and associated methods of use and manufacture |
| JP2013525655A (ja) * | 2010-02-13 | 2013-06-20 | マクアリスター テクノロジーズ エルエルシー | 音響力モディファイアを有する燃料噴射器アセンブリならびに関連する使用方法および製造方法 |
| CN102906413A (zh) * | 2010-02-13 | 2013-01-30 | 麦卡利斯特技术有限责任公司 | 具有声学力调节器的燃料喷射器组件以及相关的使用和制造方法 |
| US8905011B2 (en) | 2010-02-13 | 2014-12-09 | Mcalister Technologies, Llc | Methods and systems for adaptively cooling combustion chambers in engines |
| US9410474B2 (en) | 2010-12-06 | 2016-08-09 | Mcalister Technologies, Llc | Integrated fuel injector igniters configured to inject multiple fuels and/or coolants and associated methods of use and manufacture |
| US8919377B2 (en) | 2011-08-12 | 2014-12-30 | Mcalister Technologies, Llc | Acoustically actuated flow valve assembly including a plurality of reed valves |
| JP2013143993A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Storia:Kk | 化粧用携帯噴霧器を用いた化粧方法 |
| US9169814B2 (en) | 2012-11-02 | 2015-10-27 | Mcalister Technologies, Llc | Systems, methods, and devices with enhanced lorentz thrust |
| US9169821B2 (en) | 2012-11-02 | 2015-10-27 | Mcalister Technologies, Llc | Fuel injection systems with enhanced corona burst |
| US9631592B2 (en) | 2012-11-02 | 2017-04-25 | Mcalister Technologies, Llc | Fuel injection systems with enhanced corona burst |
| US9200561B2 (en) | 2012-11-12 | 2015-12-01 | Mcalister Technologies, Llc | Chemical fuel conditioning and activation |
| US9115325B2 (en) | 2012-11-12 | 2015-08-25 | Mcalister Technologies, Llc | Systems and methods for utilizing alcohol fuels |
| US9194337B2 (en) | 2013-03-14 | 2015-11-24 | Advanced Green Innovations, LLC | High pressure direct injected gaseous fuel system and retrofit kit incorporating the same |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0849623A (ja) | 液体噴霧装置およびその製造方法 | |
| CN101910610B (zh) | 用于超声波液体传送装置的工作的控制系统和方法 | |
| KR100756144B1 (ko) | 세라믹 밸브 본체를 구비한 초음파 단일화 연료 분사기 | |
| KR101519677B1 (ko) | 초음파 액체 전달 장치 | |
| AU2002322636B2 (en) | Apparatus for focussing ultrasonic acoustical energy within a liquid stream | |
| US20080093473A1 (en) | Ultrasonic atomization and separation methods | |
| CN101802745B (zh) | 超声波液体传送装置 | |
| WO1993001404A1 (en) | Ultrasonic fluid ejector | |
| GB2082251A (en) | Ultrasonic diesel engine fuel injector | |
| JP2004515709A (ja) | 超音波刺激作動のために修正された一体化噴射器 | |
| US20030048692A1 (en) | Apparatus for mixing, atomizing, and applying liquid coatings | |
| US8651090B2 (en) | Beveled dampening element for a fuel injector | |
| JP2009520153A (ja) | 内燃機関用燃料噴射器 | |
| JP5593797B2 (ja) | 燃料噴射装置および燃料噴射ノズル | |
| EP1888909B1 (en) | Ultrasonically controlled valve | |
| CN100447401C (zh) | 燃料喷射阀 | |
| JPH09505766A (ja) | 衝撃部材とソレノイドとを備えた液体噴霧用弁装置 | |
| CN109834015A (zh) | 一种胶体喷射打印头及胶体喷射方法 | |
| JPH0118785B2 (ja) | ||
| US20030047224A1 (en) | Apparatus and method to improve the flow of viscous liquids | |
| KR20240024078A (ko) | 고압 액적 생성기 노즐용 압력 활성화 페룰 | |
| WO2025003551A1 (en) | Injection apparatus | |
| JPH03294652A (ja) | 超音波霧化装置 | |
| JPS601061B2 (ja) | 液体噴霧装置 | |
| JPH03210060A (ja) | 燃料噴射弁 |