JPH0849656A - スパイラル式チューブポンプ - Google Patents
スパイラル式チューブポンプInfo
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- JPH0849656A JPH0849656A JP18830794A JP18830794A JPH0849656A JP H0849656 A JPH0849656 A JP H0849656A JP 18830794 A JP18830794 A JP 18830794A JP 18830794 A JP18830794 A JP 18830794A JP H0849656 A JPH0849656 A JP H0849656A
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- tube
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワークを連続的に圧送すると同時にそのワー
クへ安定した増圧または減圧をポンプ内で付与する。 【構成】 スパイラル式チューブポンプは円筒状本体1
を備え、円筒状本体1の内側面には、スパイラル状で1
周ごとピッチ5を変えてあるガイド溝1aが設けられ、
このガイド溝1aに沿ってスパイラル状に一定の長さを
持つ弾性チューブ2が巻き付けられている。円筒状本体
1の軸線上には、駆動シャフト3がその両端にて本体1
と例えばベアリングを介して回転自在に支持されてい
る。この駆動シャフト3は、三つのポンプローラー4を
支持部材を介して、駆動シャフト3と平行に且つ同一円
周上に互いに一定ピッチに支持している。そして、各ポ
ンプローラー4は、弾性チューブ2の一端から他端まで
をまたぐに十分な長さを持って弾性チューブ2を押圧し
ている。
クへ安定した増圧または減圧をポンプ内で付与する。 【構成】 スパイラル式チューブポンプは円筒状本体1
を備え、円筒状本体1の内側面には、スパイラル状で1
周ごとピッチ5を変えてあるガイド溝1aが設けられ、
このガイド溝1aに沿ってスパイラル状に一定の長さを
持つ弾性チューブ2が巻き付けられている。円筒状本体
1の軸線上には、駆動シャフト3がその両端にて本体1
と例えばベアリングを介して回転自在に支持されてい
る。この駆動シャフト3は、三つのポンプローラー4を
支持部材を介して、駆動シャフト3と平行に且つ同一円
周上に互いに一定ピッチに支持している。そして、各ポ
ンプローラー4は、弾性チューブ2の一端から他端まで
をまたぐに十分な長さを持って弾性チューブ2を押圧し
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体の高所圧送、気・
液体混合物の気泡圧縮・溶解を伴う圧送、および気・固
・液体混合物の固液の高密度化を伴う圧送に適用可能な
スパイラル式チューブポンプに関する。
液体混合物の気泡圧縮・溶解を伴う圧送、および気・固
・液体混合物の固液の高密度化を伴う圧送に適用可能な
スパイラル式チューブポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、気・液体混合物や気・固・液体混
合物などのワークを圧送できるポンプとして、チューブ
ポンプやシリンダー式ポンプ等がある。
合物などのワークを圧送できるポンプとして、チューブ
ポンプやシリンダー式ポンプ等がある。
【0003】図3は従来のチューブポンプの摸式図、図
4はシリンダー式ポンプの摸式図である。
4はシリンダー式ポンプの摸式図である。
【0004】従来のチューブポンプは、図3に示すよう
に、三つのローラー101を同一円周上に互いに一定ピ
ッチ(60°)で支持する回転支持部102と、回転支
持部102の回転に伴って各ローラー101に押圧され
る、流路である弾性チューブ103とを備えている。そ
して、隣り合う二つのローラー101の間に挟まれて構
成される一定容積のポンプ室104を回転支持部102
の図中矢印方向の回転に伴って移動させることにより、
弾性チューブ103内のワークを吸引側から吐出側へと
圧送することができる。
に、三つのローラー101を同一円周上に互いに一定ピ
ッチ(60°)で支持する回転支持部102と、回転支
持部102の回転に伴って各ローラー101に押圧され
る、流路である弾性チューブ103とを備えている。そ
して、隣り合う二つのローラー101の間に挟まれて構
成される一定容積のポンプ室104を回転支持部102
の図中矢印方向の回転に伴って移動させることにより、
弾性チューブ103内のワークを吸引側から吐出側へと
圧送することができる。
【0005】また、シリンダー式ポンプは図4に示すよ
うに、第1のシリンダー105と第2のシリンダー10
6とを一体的に構成し、シリンダー室内にワークを吸引
するための吸引口108a,108bとシリンダー室内
のワークを吐出するための吐出口107a,107bと
を各々に設けたもので、各吸引口108a,108b及
び各吐出口107a,107bは、弁によって開閉自在
になっている。さらに、各吐出口107a,107bに
はそれぞれ、一本の流路管109を二つに分岐してなる
分岐端が接続されている。
うに、第1のシリンダー105と第2のシリンダー10
6とを一体的に構成し、シリンダー室内にワークを吸引
するための吸引口108a,108bとシリンダー室内
のワークを吐出するための吐出口107a,107bと
を各々に設けたもので、各吸引口108a,108b及
び各吐出口107a,107bは、弁によって開閉自在
になっている。さらに、各吐出口107a,107bに
はそれぞれ、一本の流路管109を二つに分岐してなる
分岐端が接続されている。
【0006】そしてシリンダー式ポンプでは、第1のシ
リンダー105と第2のシリンダー106とが交互に駆
動されることにより、ワークが流路管109を通じて圧
送される。すなわち、第1のシリンダー105内のワー
クを吐出している時は、第2の吐出口107bの弁を閉
じて第2のシリンダー106内に第2の吸引口108b
よりワークを吸引し、次に第1の吐出口107aの弁を
閉じると共に第2の吐出口107bの弁を開き、第2の
シリンダー内のワークを吐出する。このように二つのシ
リンダーで交互に吸引と吐出を切り換える事により、流
路管109を通じてワークを圧送することができる。
リンダー105と第2のシリンダー106とが交互に駆
動されることにより、ワークが流路管109を通じて圧
送される。すなわち、第1のシリンダー105内のワー
クを吐出している時は、第2の吐出口107bの弁を閉
じて第2のシリンダー106内に第2の吸引口108b
よりワークを吸引し、次に第1の吐出口107aの弁を
閉じると共に第2の吐出口107bの弁を開き、第2の
シリンダー内のワークを吐出する。このように二つのシ
リンダーで交互に吸引と吐出を切り換える事により、流
路管109を通じてワークを圧送することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のチューブポンプやシリンダー式ポンプでは、ワ
ークを圧送するのみで、ポンプ内でワークに増圧または
減圧をかけることはできなかった。
た従来のチューブポンプやシリンダー式ポンプでは、ワ
ークを圧送するのみで、ポンプ内でワークに増圧または
減圧をかけることはできなかった。
【0008】すなわち、図3に示したチューブポンプで
は、ワークの圧送を行うローラー間のピッチ(60°)
が固定のため、隣り合う二つのローラーの間に挟まれて
構成されるポンプ室内の空間容積は絶えず一定であり、
したがって、ポンプ室の内圧は一定で可変できない。
は、ワークの圧送を行うローラー間のピッチ(60°)
が固定のため、隣り合う二つのローラーの間に挟まれて
構成されるポンプ室内の空間容積は絶えず一定であり、
したがって、ポンプ室の内圧は一定で可変できない。
【0009】図4に示したシリンダー式ポンプは、ピス
トンの移動によってシリンダー内の容積が変化するの
で、シリンダーの内圧は確かに上昇方向で変化するが、
本来、この時はピストンの前進と同時にシリンダーの吐
出口のバルブは開かれているので、シリンダー内の内圧
は内にこもって上昇する方向に働かないで、シリンダー
内のワークを吐出させる吐出力に転換されるので、基本
的にはワークそのものが安定した圧力を保持する状態に
はならない。
トンの移動によってシリンダー内の容積が変化するの
で、シリンダーの内圧は確かに上昇方向で変化するが、
本来、この時はピストンの前進と同時にシリンダーの吐
出口のバルブは開かれているので、シリンダー内の内圧
は内にこもって上昇する方向に働かないで、シリンダー
内のワークを吐出させる吐出力に転換されるので、基本
的にはワークそのものが安定した圧力を保持する状態に
はならない。
【0010】もし、ワークへの増圧を考えるなら、シリ
ンダー吐出口に接続された流路管に増圧させたいワーク
をこもらせておき、それへシリンダーより吐出させるよ
うにすれば、ワークへの加圧の目的を達することは可能
といえなくはないが、シリンダー式ポンプは構造上、吸
引と吐出を同時に行うことができず、交互に行われなけ
ればならないので、流路内のワークは脈動を余儀なくさ
れ、安定した圧を得ることは困難である。
ンダー吐出口に接続された流路管に増圧させたいワーク
をこもらせておき、それへシリンダーより吐出させるよ
うにすれば、ワークへの加圧の目的を達することは可能
といえなくはないが、シリンダー式ポンプは構造上、吸
引と吐出を同時に行うことができず、交互に行われなけ
ればならないので、流路内のワークは脈動を余儀なくさ
れ、安定した圧を得ることは困難である。
【0011】また、上述したような問題点を有している
ので、従来のチューブポンプやシリンダー式ポンプのみ
では、気・液体混合物による物体の気泡洗浄操作、例え
ば重圧下で微細化した不活性気体の気泡を内蔵する洗浄
液を常圧水槽内に噴出させて被洗浄物に吹き付け、常圧
下で急成長する気泡の洗浄液拡散作用を洗浄効果に繋げ
る操作や、あるいは気・固・液体混合物の脱気操作、例
えば食用練り製品を搬送しながら漸次増圧することによ
り固・液体とガスとに分離させて脱気しながら高密度化
する操作などができず、それらの操作のために別の装置
が必要であった。
ので、従来のチューブポンプやシリンダー式ポンプのみ
では、気・液体混合物による物体の気泡洗浄操作、例え
ば重圧下で微細化した不活性気体の気泡を内蔵する洗浄
液を常圧水槽内に噴出させて被洗浄物に吹き付け、常圧
下で急成長する気泡の洗浄液拡散作用を洗浄効果に繋げ
る操作や、あるいは気・固・液体混合物の脱気操作、例
えば食用練り製品を搬送しながら漸次増圧することによ
り固・液体とガスとに分離させて脱気しながら高密度化
する操作などができず、それらの操作のために別の装置
が必要であった。
【0012】そこで本発明は上記従来技術の問題点に鑑
み、気・液体混合物や気・固・液体混合物などのワーク
を連続的に圧送すると同時にそのワークへ安定した増圧
または減圧をポンプ内で付与することでがきるスパイラ
ル式チューブポンプを提供することを目的とする。
み、気・液体混合物や気・固・液体混合物などのワーク
を連続的に圧送すると同時にそのワークへ安定した増圧
または減圧をポンプ内で付与することでがきるスパイラ
ル式チューブポンプを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のスパイラル式チューブポンプは、円筒状本体
の内側面に沿ってスパイラル状に1巻きのピッチがそれ
ぞれ異なるように設置された弾性チューブと、前記円筒
状本体の内側にあって前記円筒状本体の軸線と平行に且
つ同一円周上に互いに一定ピッチで配置され、前記弾性
チューブを押し潰している複数のポンプローラーと、前
記複数のポンプローラーを前記円筒状本体の軸線を中心
に同時に回転させるための駆動シャフトとを少なくとも
備えたことを特徴とする。
に本発明のスパイラル式チューブポンプは、円筒状本体
の内側面に沿ってスパイラル状に1巻きのピッチがそれ
ぞれ異なるように設置された弾性チューブと、前記円筒
状本体の内側にあって前記円筒状本体の軸線と平行に且
つ同一円周上に互いに一定ピッチで配置され、前記弾性
チューブを押し潰している複数のポンプローラーと、前
記複数のポンプローラーを前記円筒状本体の軸線を中心
に同時に回転させるための駆動シャフトとを少なくとも
備えたことを特徴とする。
【0014】また、上記のスパイラル式チューブポンプ
において、前記円筒状本体の内側面には、前記弾性チュ
ーブと合致するガイド溝が目的とするスパイラルピッチ
に合わせて設けられていることを特徴とする。
において、前記円筒状本体の内側面には、前記弾性チュ
ーブと合致するガイド溝が目的とするスパイラルピッチ
に合わせて設けられていることを特徴とする。
【0015】
【作用】上記のとおりに構成された本発明では、円筒状
本体の内側面に沿ってスパイラル状に1巻きのピッチが
それぞれ異なるように設置された弾性チューブが、円筒
状本体の軸線と平行に且つ同一円周上に互いに一定ピッ
チで配置された複数のポンプローラーにより押し潰され
ている為、弾性チューブ内には隣り合う二つのポンプロ
ーラーにより密閉された空間(以下、「ポンプ室」とい
う。)が複数形成され、この時のポンプ室の容積は、そ
れぞれ大小異なっている。これは、同一の円筒内にスパ
イラル状に巻いたチューブの1巻きごとのピッチを変え
ると、各1巻き分の周回長さはそれぞれ異なり、1巻き
ピッチが大きい時は周回長さは長くなり、1巻きピッチ
が小さい時は周回長さは短くなるからである。
本体の内側面に沿ってスパイラル状に1巻きのピッチが
それぞれ異なるように設置された弾性チューブが、円筒
状本体の軸線と平行に且つ同一円周上に互いに一定ピッ
チで配置された複数のポンプローラーにより押し潰され
ている為、弾性チューブ内には隣り合う二つのポンプロ
ーラーにより密閉された空間(以下、「ポンプ室」とい
う。)が複数形成され、この時のポンプ室の容積は、そ
れぞれ大小異なっている。これは、同一の円筒内にスパ
イラル状に巻いたチューブの1巻きごとのピッチを変え
ると、各1巻き分の周回長さはそれぞれ異なり、1巻き
ピッチが大きい時は周回長さは長くなり、1巻きピッチ
が小さい時は周回長さは短くなるからである。
【0016】このような状態にて、駆動シャフトにより
円筒状本体の軸線を中心に複数のポンプローラーを同時
に回転させると、複数のポンプローラーは弾性チューブ
を連続的に押し潰しながら移動するので、ポンプ室の容
積は弾性チューブのスパイラルピッチに比例して変化す
る。
円筒状本体の軸線を中心に複数のポンプローラーを同時
に回転させると、複数のポンプローラーは弾性チューブ
を連続的に押し潰しながら移動するので、ポンプ室の容
積は弾性チューブのスパイラルピッチに比例して変化す
る。
【0017】そこで、密閉状態のポンプ室の容積が駆動
シャフトによるポンプローラーの移動に伴って拡大され
るようにスパイラルピッチを設定すれば、圧送と同時に
ポンプ内でワーク(内容物)に容積拡大変化分だけ減圧
を付与することが可能となる。逆に、縮小されるように
スパイラルピッチを設定すれば、ポンプ内で容積縮小変
化分だけ増圧することが可能となる。
シャフトによるポンプローラーの移動に伴って拡大され
るようにスパイラルピッチを設定すれば、圧送と同時に
ポンプ内でワーク(内容物)に容積拡大変化分だけ減圧
を付与することが可能となる。逆に、縮小されるように
スパイラルピッチを設定すれば、ポンプ内で容積縮小変
化分だけ増圧することが可能となる。
【0018】このことにより、気・液体混合物あるいは
気・固・液体混合物などのワークを増圧または減圧の状
態に一定時間保持しながら圧送することができるので、
それらの混合物に対しての気体の脱気操作または微細化
操作をポンプ内で圧送と同時に行うことが可能となる。
気・固・液体混合物などのワークを増圧または減圧の状
態に一定時間保持しながら圧送することができるので、
それらの混合物に対しての気体の脱気操作または微細化
操作をポンプ内で圧送と同時に行うことが可能となる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0020】図1は本発明のスパイラル式チューブポン
プの一実施例の特徴を最もよく表わす縦断面図、図2は
図1に示した弾性チューブ、ポンプローラ及び駆動シャ
フトの関連状態を表わした摸式図である。
プの一実施例の特徴を最もよく表わす縦断面図、図2は
図1に示した弾性チューブ、ポンプローラ及び駆動シャ
フトの関連状態を表わした摸式図である。
【0021】本実施例におけるスパイラル式チューブポ
ンプは、図1に示すように、円筒状本体1を備え、円筒
状本体1の内側面には、スパイラル状で1周ごとピッチ
5を変えてあるガイド溝1aが設けられ、このガイド溝
1aに沿ってスパイラル状に一定の長さを持つ弾性チュ
ーブ2が巻き付けられている。
ンプは、図1に示すように、円筒状本体1を備え、円筒
状本体1の内側面には、スパイラル状で1周ごとピッチ
5を変えてあるガイド溝1aが設けられ、このガイド溝
1aに沿ってスパイラル状に一定の長さを持つ弾性チュ
ーブ2が巻き付けられている。
【0022】円筒状本体1の軸線上には、駆動シャフト
3がその両端にて本体1と例えばベアリングを介して回
転自在に支持されている。
3がその両端にて本体1と例えばベアリングを介して回
転自在に支持されている。
【0023】この駆動シャフト3は、図1および図2に
示すように、三つのポンプローラー4を支持部材を介し
て、駆動シャフト3と平行に、且つ同一円周上に互いに
一定ピッチ(60°)に支持している。そして、各ポン
プローラー4は、弾性チューブ2の一端から他端までを
またぐに十分な長さを持って弾性チューブ2を押圧して
いる。これにより、隣り合う二つのポンプローラー4に
挟まれてポンプ室6が構成されている。
示すように、三つのポンプローラー4を支持部材を介し
て、駆動シャフト3と平行に、且つ同一円周上に互いに
一定ピッチ(60°)に支持している。そして、各ポン
プローラー4は、弾性チューブ2の一端から他端までを
またぐに十分な長さを持って弾性チューブ2を押圧して
いる。これにより、隣り合う二つのポンプローラー4に
挟まれてポンプ室6が構成されている。
【0024】一般に、同一の円筒内にスパイラル状に巻
いたチューブの1巻きごとのピッチを変えると、各1巻
き分の周回長さはそれぞれ異なり、1巻きピッチが大き
い時は周回長さは長くなり、1巻きピッチが小さい時は
周回長さは短くなる。
いたチューブの1巻きごとのピッチを変えると、各1巻
き分の周回長さはそれぞれ異なり、1巻きピッチが大き
い時は周回長さは長くなり、1巻きピッチが小さい時は
周回長さは短くなる。
【0025】したがって、このような1巻きごとのピッ
チを変えたチューブを、図1および図2に示すように同
一円周上に一定ピッチで配設した各ポンプローラー4で
押し潰すと、二つのポンプローラー間にて形成されるポ
ンプ室6の空間容積もそれぞれ大小異なることとなる。
チを変えたチューブを、図1および図2に示すように同
一円周上に一定ピッチで配設した各ポンプローラー4で
押し潰すと、二つのポンプローラー間にて形成されるポ
ンプ室6の空間容積もそれぞれ大小異なることとなる。
【0026】なお、上記の弾性チューブ1は、ポンプロ
ーラー4による押圧が消滅すれば、即座に中空状に戻る
復元力を備えたものであることは言うまでもない。ま
た、本実施例ではポンプローラー4が三つの場合を示し
たが、これに限られるものではない。
ーラー4による押圧が消滅すれば、即座に中空状に戻る
復元力を備えたものであることは言うまでもない。ま
た、本実施例ではポンプローラー4が三つの場合を示し
たが、これに限られるものではない。
【0027】次に、本実施例の動作について説明する。
【0028】図1において、円筒状本体1の内側壁面に
スパイラル状に巻き付けた弾性チューブ2のスパイラル
ピッチ5が、図1中右から左へと所定の割合で縮小され
ている場合、駆動シャフト3を矢印a方向(図1、図2
参照)に回転させると、隣り合う二つのポンプローラー
4の間に形成される弾性チューブ2のポンプ室6も、弾
性チューブ2のスパイラル形状に沿って移動するが、こ
の弾性チューブ2のスパイラルピッチ5が大から小へ縮
小変化しているので、ポンプ室6の空間容積もそれに比
例して大から小へと縮小変化しながら移動する。この
時、ポンプ室6は前後を二つのポンプローラー4で密閉
されているので、圧送する気・液体混合物や気・固・液
体混合物などのワークの逃げ場はなく、ポンプ室6の縮
小変化分だけポンプ室6の内圧が上昇し続けることにな
る。
スパイラル状に巻き付けた弾性チューブ2のスパイラル
ピッチ5が、図1中右から左へと所定の割合で縮小され
ている場合、駆動シャフト3を矢印a方向(図1、図2
参照)に回転させると、隣り合う二つのポンプローラー
4の間に形成される弾性チューブ2のポンプ室6も、弾
性チューブ2のスパイラル形状に沿って移動するが、こ
の弾性チューブ2のスパイラルピッチ5が大から小へ縮
小変化しているので、ポンプ室6の空間容積もそれに比
例して大から小へと縮小変化しながら移動する。この
時、ポンプ室6は前後を二つのポンプローラー4で密閉
されているので、圧送する気・液体混合物や気・固・液
体混合物などのワークの逃げ場はなく、ポンプ室6の縮
小変化分だけポンプ室6の内圧が上昇し続けることにな
る。
【0029】一方、駆動シャフト3の回転を反対の矢印
b方向(図1、図2参照)に切り換えると、弾性チュー
ブ2がスパイラル形状であることからポンプローラー4
にて誘導されるポンプ室6の移動方向は反転し、内圧も
増圧から減圧傾向となる。
b方向(図1、図2参照)に切り換えると、弾性チュー
ブ2がスパイラル形状であることからポンプローラー4
にて誘導されるポンプ室6の移動方向は反転し、内圧も
増圧から減圧傾向となる。
【0030】なお、この時の減圧変化率は、弾性チュー
ブ2のスパイラルピッチの小から大への変化率に正比例
することは言うまでもない。
ブ2のスパイラルピッチの小から大への変化率に正比例
することは言うまでもない。
【0031】このような本実施例では、隣り合う二つの
パイプローラーによりポンプ室が密閉された状態でワー
クを移動させるので、ポンプ内にある一定時間、可変ス
パイラルピッチの弾性チューブ内のワークへの圧力付与
状態を安定して保ち続けることができる。このため、例
えば気・液体混合物による物体の気泡洗浄操作や気・固
・液体混合物の脱気操作などの場合には別の装置を設け
ることなく、ワークの圧送と同時に行なうことができ、
操作工程が簡素化され省力化となる。
パイプローラーによりポンプ室が密閉された状態でワー
クを移動させるので、ポンプ内にある一定時間、可変ス
パイラルピッチの弾性チューブ内のワークへの圧力付与
状態を安定して保ち続けることができる。このため、例
えば気・液体混合物による物体の気泡洗浄操作や気・固
・液体混合物の脱気操作などの場合には別の装置を設け
ることなく、ワークの圧送と同時に行なうことができ、
操作工程が簡素化され省力化となる。
【0032】本発明において、スパイラル式チューブポ
ンプの増圧率、減圧率を一定とする時は、スパイラルピ
ッチの変化率を一定とするので、弾性チューブ2のスパ
イラル形状を保つ必要があるばかりでなく、弾性チュー
ブ2がずれてスパイラルピッチに変化が生じることは好
ましくない。
ンプの増圧率、減圧率を一定とする時は、スパイラルピ
ッチの変化率を一定とするので、弾性チューブ2のスパ
イラル形状を保つ必要があるばかりでなく、弾性チュー
ブ2がずれてスパイラルピッチに変化が生じることは好
ましくない。
【0033】従ってこの時は、図1にも示したように、
予め円筒状本体1の内側壁面にチューブ径に合わせたガ
イド溝1aを目的のスパイラルピッチ状に設けておき、
このガイド溝1aに弾性チュ−ブ2を保持させれば、弾
性チューブ2のスパイラル形状を安定させることができ
る。
予め円筒状本体1の内側壁面にチューブ径に合わせたガ
イド溝1aを目的のスパイラルピッチ状に設けておき、
このガイド溝1aに弾性チュ−ブ2を保持させれば、弾
性チューブ2のスパイラル形状を安定させることができ
る。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0035】請求項1に記載のものにおいては、円筒状
本体の内周面に沿って配置された可変スパイラルピッチ
の弾性チューブを、円筒状本体の軸線と平行に且つ同一
円周上に互いに一定ピッチで配置された複数のポンプロ
ーラーにより押し潰し、複数のポンプローラーを円筒状
本体の軸線を中心に同時に回転させることができる構成
にしたことにより、ポンプ内のワークを増圧または減圧
の状態に一定時間保持しながら圧送することができる。
この結果、気・液体混合物あるいは気・固・液体混合物
における気体の微細化操作・脱気操作にて別の装置を設
けることなく送液操作と同時に行えるので、省力化でき
る。
本体の内周面に沿って配置された可変スパイラルピッチ
の弾性チューブを、円筒状本体の軸線と平行に且つ同一
円周上に互いに一定ピッチで配置された複数のポンプロ
ーラーにより押し潰し、複数のポンプローラーを円筒状
本体の軸線を中心に同時に回転させることができる構成
にしたことにより、ポンプ内のワークを増圧または減圧
の状態に一定時間保持しながら圧送することができる。
この結果、気・液体混合物あるいは気・固・液体混合物
における気体の微細化操作・脱気操作にて別の装置を設
けることなく送液操作と同時に行えるので、省力化でき
る。
【0036】請求項2に記載のものにおいては、円筒状
本体の内周面に目的のスパイラルピッチ状の弾性チュー
ブと合致するガイド溝を設けることにより、上記の効果
に加えて、ポンプ稼動中に弾性チューブがずれることな
く、目的のスパイラルピッチを安定・維持することがで
きる。
本体の内周面に目的のスパイラルピッチ状の弾性チュー
ブと合致するガイド溝を設けることにより、上記の効果
に加えて、ポンプ稼動中に弾性チューブがずれることな
く、目的のスパイラルピッチを安定・維持することがで
きる。
【図1】本発明のスパイラル式チューブポンプの一実施
例の特徴を最もよく表わす縦断面図である。
例の特徴を最もよく表わす縦断面図である。
【図2】図1に示した弾性チューブ、ポンプローラ及び
駆動シャフトの関連状態を表わした摸式図である。
駆動シャフトの関連状態を表わした摸式図である。
【図3】従来のチューブポンプの摸式図である。
【図4】シリンダー式ポンプの摸式図である。
1 円筒状本体 1a ガイド溝 2 弾性チューブ 3 駆動シャフト 4 ポンプローラー 5 スパイラルピッチ 6 ポンプ室
Claims (2)
- 【請求項1】 円筒状本体の内側面に沿ってスパイラル
状に1巻きのピッチがそれぞれ異なるように設置された
弾性チューブと、 前記円筒状本体の内側にあって前記円筒状本体の軸線と
平行に且つ同一円周上に互いに一定ピッチで配置され、
前記弾性チューブを押し潰している複数のポンプローラ
ーと、 前記複数のポンプローラーを前記円筒状本体の軸線を中
心に同時に回転させるための駆動シャフトとを少なくと
も備えたスパイラル式チューブポンプ。 - 【請求項2】 前記円筒状本体の内側面には、前記弾性
チューブと合致するガイド溝が目的とするスパイラルピ
ッチに合わせて設けられていることを特徴とする請求項
1に記載のスパイラル式チューブポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18830794A JPH0849656A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | スパイラル式チューブポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18830794A JPH0849656A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | スパイラル式チューブポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0849656A true JPH0849656A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16221325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18830794A Pending JPH0849656A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | スパイラル式チューブポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0849656A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107269502A (zh) * | 2017-05-18 | 2017-10-20 | 长沙执先智量科技股份有限公司 | 一种直线式高精度蠕动泵 |
| CN108194332A (zh) * | 2017-11-28 | 2018-06-22 | 东莞市松研智达工业设计有限公司 | 一种基于软管移动的蠕动泵 |
-
1994
- 1994-08-10 JP JP18830794A patent/JPH0849656A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107269502A (zh) * | 2017-05-18 | 2017-10-20 | 长沙执先智量科技股份有限公司 | 一种直线式高精度蠕动泵 |
| CN108194332A (zh) * | 2017-11-28 | 2018-06-22 | 东莞市松研智达工业设计有限公司 | 一种基于软管移动的蠕动泵 |
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