JPH0849981A - 窯業製品の焼成ラインにおけるストックヤード - Google Patents

窯業製品の焼成ラインにおけるストックヤード

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JPH0849981A
JPH0849981A JP20143894A JP20143894A JPH0849981A JP H0849981 A JPH0849981 A JP H0849981A JP 20143894 A JP20143894 A JP 20143894A JP 20143894 A JP20143894 A JP 20143894A JP H0849981 A JPH0849981 A JP H0849981A
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conveyor
stock conveyor
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JP20143894A
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English (en)
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Iwao Sakakibara
巌 榊原
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Hekinan Tokushu Kikai Co Ltd
Original Assignee
Hekinan Tokushu Kikai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 焼成炉の連続稼働を可能にして生産性の向上
を図ると共に、連続生産時の生産効率を向上させ、又載
置板の支持ピンへの設置作業の容易化を図る。 【構成】 白地ストックコンベヤ、白地載置板、搬入コ
ンベヤ並びに製品ストックコンベヤ、製品載置板、搬出
コンベヤを有し、白地ストックコンベヤと製品ストック
コンベヤの上方に配設する走行台車の昇降杆に吸着ボッ
クスを上動自在に設け、一方、焼成台車9は載置板を傾
斜させて支持ピンによって支持し、載置板上の白地およ
び製品における傾斜方向の上方部位と下方部位をオーバ
ーラップさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は窯業製品を一貫製造する
際の各工程の稼働時間の相違に対応して生産性を向上さ
せる窯業製品の焼成ラインにおけるストックヤードに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、窯業製品の製造装置としては、焼
成炉自体は千数百度に達することにより、焼成炉の運転
を停止、再稼働させるには数日間を要するために、休
日、昼夜を問わず運転するのに対し、白地の成型、乾燥
等の白地製造工程は通常勤務の作業であるため、かかる
白地製造工程と焼成工程との間は生産性、稼働時間が異
なり、焼成工程に合わせて2交替制により昼夜作業が行
われたり、連日の作業が行われ、労働環境の低下を強い
られて来た。
【0003】かかる問題点を解決するために、白地製造
工程と焼成工程との間に白地を数百枚積載した乾燥台車
をストックするストック場所と、焼成品を数百枚積載し
た焼成台車をストックするストック場所を配設している
も、かかるストック方法では夫々の台車が非常に大き
く、大重量であることにより、多段に積載してストック
することが不可能なことにて多数の台車を必要としてコ
スト高となったり、多大なるスペースを必要としたり、
作業場所の確保が困難であったり、各台車が重いために
移動等の作業に支障を来す欠点を有し、又乾燥炉、焼成
炉の処理時間が上記の台車を使用する関係上、通常最終
製品の製造までに要する時間が40時間以上を要し処理
能力に限界がある欠点を有している。
【0004】又、瓦等の窯業製品を倒伏状に載置して焼
成するための焼成台車aとしては、図14に示す様に、
縦横方向に整列配設する多数の載置板bを基台車cより
立設した支持ピンdによって水平に支持し、この載置板
b上に白地eを倒伏載置した状態において、白地e相互
が干渉しない様に、縦横方向に所定間隔fを設けなけれ
ばならず、このため一台の焼成台車aに載置できる白地
eの枚数が制限されて生産効率が悪い欠点を有してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は焼成工程と白
地製造工程との間に生じる生産性、稼働時間の相違を、
吸収して常に焼成炉の連続稼働を可能にし、又他のライ
ンの保守点検時等にあっても何ら支障なく連続生産を可
能にし、又ストック量によって夜間等の無人化稼働に対
応させ、昼間の作業においては作業者の労働時間の短縮
にも対応して生産性を大幅に向上させ、又従来の焼成台
車でのストックに比し、多数の大きな重い高価な台車を
全く必要とせず製造コストの低減を図り、さらに焼成台
車上への積み込み枚数の増加を可能と成して連続生産時
の生産効率を向上させ、又載置板の支持ピンへの設置作
業の容易化を図り、且つ支持ピンを立設させるための挿
入孔の加工を簡易にし、さらにメンテナンス作業を容易
にする窯業製品の焼成ラインにおけるストックヤードを
提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術に
基づく生産性、稼動時間の相違によって発生する労働環
境の低下、作業場所の確保の困難性、白地および製品を
水平載置する焼成台車への積み込み枚数の限界等の課題
に鑑み、白地を焼成台車又は白地ストックコンベヤに移
載したり、製品を搬出コンベヤ又は製品ストックコンベ
ヤに移載して生産性、稼動時間の相違に対応させると共
に、焼成台車に白地および製品を傾斜状に載置すると共
に、白地および製品の傾斜方向の上下部位をオーバラッ
プさせて焼成台車への積み込み枚数の増加を可能にし、
且つ支持ピン上部を略球状にすると共に、該支持ピン上
部が係合する載置板の穴をテーパ穴と成して載置板の支
持ピンへの設置作業の容易化を図ることを要旨とする窯
業製品の焼成ラインにおけるストックヤードを提供して
上記欠点を解消せんとするものである。
【0007】ストックヤードは白地ストックコンベヤ、
白地載置板、搬入コンベヤ並びに製品ストックコンベ
ヤ、製品載置板、搬出コンベヤを有し、白地ストックコ
ンベヤと製品ストックコンベヤの上方に配設するレール
上を往復走行制御される走行台車に昇降制御される昇降
杆を設け、該昇降杆の下部に、白地ストックコンベヤお
よび製品ストックコンベヤの幅方向と対応させ、且つ上
下揺動制御する可動フレームを水平配設し、該可動フレ
ームに白地スットクコンベヤおよび製品ストックコンベ
ヤの幅方向の列に対応して各列の白地および製品を吸着
保持する吸着ボックスを上動自在に設けている。
【0008】白地ストックコンベヤおよび製品ストック
コンベヤは、焼成台車移動軌道の上方に、支持杆を立設
して白地および製品を起立状態にて支持する複数並列の
チェーンコンベヤから構成し、夫々の搬送方向の前端部
間に間隔を設けて互いに対向させて配設している。
【0009】白地載置板および製品載置板は、白地スト
ックコンベヤおよび製品ストックコンベヤの前方に近接
させて支持杆の通過を許容する様に櫛歯状に形成すると
共にコンベヤ側へ進退制御させている。
【0010】搬入コンベヤおよび搬出コンベヤは、白地
載置板および製品載置板に夫々並設して搬送方向をコン
ベヤの幅方向と成している。
【0011】焼成台車は載置板を基台車上の縦横方向に
多数整列配設し、この載置板を同一方向に傾斜させて基
台車に設けた挿入孔に挿入立設した支持ピンによって支
持し、載置板上の白地および製品における傾斜方向の上
方部位と下方部位をオーバーラップさせている。
【0012】又、載置板には下方拡がり状のテーパ穴を
穿設すると共に、該テーパ穴に挿入される支持ピン上部
に頭部を略球状に形成した支持頭部を着脱自在に装着し
ている。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
すると、1は平板瓦等の窯業製品の製造装置における焼
成ラインであり、該焼成ライン1はトンネル式の焼成炉
2を配設し、該焼成炉2の入口3と出口4を焼成台車移
動軌道5により連繋している。
【0014】焼成台車移動軌道5は焼成炉2と並行に配
設する移動軌道6の両端と、焼成炉2の入口3および出
口4と連繋する連絡軌道7、7aにより構成している。
【0015】連絡軌道7、7aにはトラバーサー8、8aを
配設し、一方のトラバーサー8にあっては連絡軌道7を
走行制御させ、焼成炉2の出口4より押し出し搬出され
る焼成台車9を受承して移動軌道6へ搬入する様に成す
と共に、他方のトラバーサー8aにあっては連絡軌道7aを
走行制御させ、移動軌道6の焼成台車9を受承して焼成
炉2の入口3より内部へ押し込み搬入する様に成してい
る。
【0016】焼成台車9は車輪10を下部に装着する平面
視方形状の基台車11上面の縦横方向にて、白地Wおよび
製品Zを倒伏状に載置する載置板12を支持ピン13によっ
て傾斜状に支持して多数枚整列配設している。
【0017】載置板12はセラミックスにより略方形板状
に形成した基板14の一辺側に白地Wおよび製品Zの滑り
止め用の突条15を形成すると共に、基板14の表面側に平
面視帯状の隆起部16を多数形成し、一方、基板14の裏面
側における四方部位に下方拡がり状のテーパ穴17を穿設
している。
【0018】支持ピン13はセラミックスにより円筒状に
形成したピン本体18の上端部に載置板12のテーパ穴17と
係合するセラミックスから成る支持頭部19を着脱自在に
装着している。
【0019】支持頭部19は、その上部を前記テーパ穴17
に入り込む様に略球状に形成して頭部20と成すと共に、
下部をピン本体18の中空部18a に挿入される軸状に形成
した軸部21と成して構成している。
【0020】そして、載置板12の配列個数に対応させ、
且つ各載置板12のテーパ穴17と対応する位置に設けられ
た基台車11における挿入孔22、22a …に支持ピン13を遊
嵌状に挿入して立設し、該支持ピン13の支持頭部19にお
ける頭部20を、載置板12のテーパ穴17内に挿入係合させ
て載置板12を4本の支持ピン13によって支持させる。
【0021】又、各載置板12を支持する4本の支持ピン
13の内、焼成台車9 の移動方向Xにおける前方に位置す
る2本の支持ピン13の高さを、後方に位置する2本の支
持ピン13の高さより低くし、移動方向Xである前後方向
に所定角度にて載置板12を傾斜させて支持させる。
【0022】尚、支持ピン13の本数は4本に限定され
ず、載置板12が前後左右に対して安定的に支持できるも
のであれば、3本によって支持することも可能である。
【0023】又、載置板12上に白地Wおよび製品Zを傾
斜状に倒伏載置した時、白地Wおよび製品Zにおける傾
斜方向の上方部位C1と下方部位C2に所定寸法の重ね
代Sを具有させてオーバーラップする様に支持ピン13を
立設させる。
【0024】23は焼成台車移動軌道5の移動軌道6上方
に配設するストックヤードであり、該ストックヤード23
は高床式にして、且つ支持杆24、24a …を立設して施釉
された白地Wおよび焼成された製品Zを起立状態にて支
持する複数のチェーンコンベヤ25を並設した白地ストッ
クコンベヤ26と製品ストックコンベヤ27を、夫々の搬送
方向の前端部を互いに対向させると共に、白地ストック
コンベヤ26と製品ストックコンベヤ27との間に適宜間
隔、即ち本実施例の場合、後述する白地W、製品Zの積
み込み、積み降ろしのため、少なくとも焼成台車9が2
台以上配置される間隔となし、白地ストックコンベヤ26
の前方部位を焼成台車積込位置Aと成すと共に、製品ス
トックコンベヤ27の前方部位を焼成台車積降位置Bと成
している。
【0025】28はストックヤード23を構成する焼成台車
積込装置であり、該焼成台車積込装置28は白地ストック
コンベヤ26の前方部位の焼成台車積込位置Aの上方にし
て、且つ白地ストックコンベヤ26の幅方向にわたって搬
入コンベヤ29を配設し、又白地ストックコンベヤ26の支
持杆24、24a …の通過を許容する櫛歯状に形成した白地
載置板30を、白地ストックコンベヤ26の前方に近接させ
て配設し、かかる白地載置板30を白地ストックコンベヤ
26側へ進退制御させて白地ストックコンベヤ26の起立状
態の白地Wを倒伏状態に姿勢変更して白地載置板30上に
移載可能と成している。
【0026】31は焼成台車積込装置28を構成する白地移
載装置であり、該白地移載装置31は白地ストックコンベ
ヤ26と製品スットクコンベヤ27の上方位置間にわたって
配設した左右のレール32、32a 上を走行制御させる第一
の走行台車33を配設し、該第一の走行台車33から垂設さ
れると共に昇降制御される昇降杆34、34a を設け、該昇
降杆34、34a の下部に、白地ストックコンベヤ26の幅方
向に対応した長さを有し、且つ内部に密閉された中空室
35を有する固定フレーム36を水平に固定し、該固定フレ
ーム36の両側における白地ストックコンベヤ26側の前面
に軸受部材37を固定している。
【0027】一方、固定フレーム36の前面の前方に白地
ストックコンベヤ26の幅方向に対応した長さを有する可
動フレーム38を配設し、該可動フレーム38の両側におけ
る固定フレーム36と対向する前面に、軸受部材39を固定
し、固定フレーム36の軸受部材37と可動フレーム38の軸
受部材39に夫々枢軸40を挿入し、可動フレーム38を上下
揺動自在と成している。
【0028】又、固定フレーム36にシリンダ41のキャッ
プ側を枢着すると共に、可動フレーム38にヘッド側を枢
着し、シリンダ41の作動によって可動フレーム38を上下
揺動制御している。
【0029】42、42a …は吸着ボックスであり、該吸着
ボックス42、42a …は密閉された中空室43を有するボッ
クス体44の下部に、多数のゴム製から成る吸盤45、45a
…を設け、ボックス体44の中空室43と固定フレーム36の
中空室35をフレキシブルホース46によって夫々連通さ
せ、一方中空室35に適宜配設した吸引装置(図示せず)
と接続した吸引ホース(図示せず)を接続し、吸引装置
の作動により各吸着ボックス42、42a …の吸盤45、45a
…によって白地Wを吸着保持する様に成している。
【0030】又、吸着ボックス42、42a …は白地スット
クコンベヤ26の幅方向の列に対応して各列の白地Wを吸
着保持するために、可動フレーム38の前面側に上動自在
に支持して配設している。
【0031】上記吸着ボックス42、42a …を上動自在と
成す構造としては、吸着ボックス42、42a …の上部より
立設したロッド47を、可動フレーム38の前面側に設けた
中空管状に形成したガイド筒体48に上下動自在に挿通さ
せ、かかるガイド筒体48を通過したロッド47の上端にス
トッパー環体49を装着し、吸着ボックス42、42a …の自
重でもって自由状態で最下端に位置する様に成してい
る。
【0032】50はストックヤード23を構成する焼成台車
積降装置であり、該焼成台車積降装置50は製品ストック
コンベヤ27の前方部位の焼成台車積降位置Bの上方にし
て、且つ製品ストックコンベヤ27の幅方向にわたって搬
出コンベヤ51を配設し、又白地載置板30と同様なる形状
に形成した製品載置板52を製品ストックコンベヤ27の前
方に近接させて配設し、かかる製品載置板52を製品スト
ックコンベヤ27側へ進退制御させて製品ストックコンベ
ヤ27の起立状態の製品Zを倒伏状態に姿勢変更して製品
載置板52上に移載可能と成している。
【0033】53は焼成台車積降装置50を構成する製品移
載装置であり、該製品移載装置53は前記第一の走行台車
33と同様な昇降杆34、34a 、固定フレーム36、可動フレ
ーム38、シリンダ41、吸着ボックス42、42a …を設けた
第二の走行台車54を焼成台車積降位置Bの上方における
レール32、32a 上を走行制御させている。
【0034】55は前工程である乾燥ライン(図示せず)
にて乾燥された白地Wを受承して所定の施釉を行いスト
ックヤード23へ供給する施釉ラインであり、該施釉ライ
ン55は乾燥ラインと接続された第1の白地搬送コンベヤ
56を配設し、該第1の白地搬送コンベヤ56の終端にレー
ストラック状の循環軌道を有する施釉コンベヤ57を適宜
な第一の移載装置58を介して連設し、その施釉コンベヤ
57をストックヤード23の側方に配設し、又施釉コンベヤ
57の他側方の往動行程の適宜位置には施釉機59を配設し
ている。
【0035】60は施釉ライン55と白地ストックコンベヤ
26との間に並列的に配設する第2の白地搬送コンベヤで
あり、該第2の白地搬送コンベヤ60の始端と施釉コンベ
ヤ57の復動行程終端側との間に適宜な第2の移載装置61
を配設し、該第2の移載装置61により施釉された白地W
を第2の白地搬送コンベヤ60上に移載し搬送している。
【0036】62は第3の移載装置であり、該第3の移載
装置62は搬入コンベヤ29の始端側と第2の白地搬送コン
ベヤ60の終端側とを連繋し、施釉された白地Wを順次搬
入コンベヤ29上に移載している。
【0037】63は第4の移載装置であり、該第4の移載
装置64は搬出コンベヤ51の終端側と、製品ストックコン
ベヤ27の他側方に並列的に配設する製品搬送コンベヤ64
の始端側とを連繋し、焼成された製品Wbを順次製品搬送
コンベヤ64上に移載している。
【0038】65は製品梱包ラインであり、該製品梱包ラ
イン65は製品搬送コンベヤ64の終端側より連続して歪み
検査機、積重機、結束機、製品移載機、空パレット供給
機、水平結束機、空パレットストックコンベヤ等を連設
して構成している。
【0039】次に本発明に係る窯業製品の焼成ラインに
おけるストックヤードの作用について説明すると、乾燥
された白地Wを第一の白地搬送コンベヤ56の始端側に移
載し、終端側まで移行させ、かかる位置にて第一の移載
装置58にて施釉コンベヤ57に移載し搬送することによ
り、搬送行程中である往動行程に配設している施釉機59
にて施釉されて搬送される。
【0040】次に、施釉された白地Wは施釉コンベヤ57
の復動行程の終端側まで移送され、かかる位置にて第二
の移載装置61により第二の白地搬送コンベヤ60上の始端
側に移載し、該第二の白地搬送コンベヤ60の終端側まで
移送され、かかる位置にて第三の移載装置62にて搬入コ
ンベヤ29上に順次移載して所定間隔にて整列載置され
る。
【0041】そして、搬入コンベヤ29上に整列載置され
た白地Wは必要に応じて白地ストックコンベヤ26、又は
焼成台車9に移載される。
【0042】上記白地Wの移載時について説明すると、
先ず白地ストックコンベヤ26への移載に際しては、白地
載置板30を所定位置まで後退させて待機させると共に、
第一の走行台車33を走行制御させて白地移載装置31の吸
着ボックス42、42a …を搬入コンベヤ29の上方位置まで
移動させ、しかる後シリンダ41を縮退作動させて吸着ボ
ックス42、42a …を水平状態と成した後、昇降杆34、34
a を下動させて吸着ボックス42、42a …における吸盤4
5、45a …を搬入コンベヤ29上の白地Wに当接させて吸
着保持し、そして昇降杆34、34a を上動させて第一の走
行台車33を走行制御して吸着ボックス42、42a …によっ
て吸着保持している白地Wを白地載置板30の上方位置ま
で移動させ、さらに昇降杆34、34a を下動させて白地載
置板30上に白地Wを移載する。
【0043】次に、白地載置板30を進行させて白地スト
ックコンベヤ26の支持杆24、24a …にて倒伏状態から起
立状態へ白地Wの姿勢を変更して白地ストックコンベヤ
26に移載し、かかる動作を繰り返し行うことにより、多
数個の白地Wをストックさせる。
【0044】又、焼成台車9への移載に際しては、前記
と同様に白地移載装置31の吸着ボックス42、42a …によ
り搬入コンベヤ29上の白地Wを吸着保持し、しかる後第
一の走行台車33を走行制御させ、吸着ボックス42、42a
…によって吸着保持する白地Wを、焼成台車積込位置A
にて停止して待機させる焼成台車9における移動方向X
の後方側の載置板12の上方位置まで移動させ、そしてシ
リンダ41を伸長作動させて吸着ボックス42、42a …を水
平状態から傾斜状態へと姿勢変換した後、昇降杆34、34
a を下動させて焼成台車9の載置板12上に白地Wを移載
し、かかる操作を移動方向Xの前方の載置板12に対して
順次繰り返して多数個の白地Wを移載する。
【0045】又、一旦白地ストックコンベヤ26にストッ
クされている白地Wを前記と逆の動作を行って白地スト
ックコンベヤ26から白地載置板30上に移載し、しかる後
白地移載装置31により焼成台車9に移載する。
【0046】次に、焼成された製品Zについても、前記
と同様に、焼成台車9上の製品Zを製品移載装置53にて
搬出コンベヤ51上に移載し、第四の移載装置63を介して
製品搬送コンベヤ64上に順次移載する。
【0047】又、同様に焼成台車9から製品載置板52上
へ移載して製品ストックコンベヤ27に順次移載してスト
ックし、その後必要に応じて製品ストックコンベヤ27か
ら搬出コンベヤ51上に移載し、第四の移載装置63を介し
て製品搬送コンベヤ64上に順次移載する。
【0048】ここで、白地移載装置31と製品移載装置53
の吸着ボックス42、42a …は個別に上動自在と成すと共
に、吸着ボックス42、42a …の昇降杆34、34a による下
動ストロークを、搬入コンベヤ29、白地載置板30、焼成
台車9の載置板12、搬出コンベヤ51、製品載置板52等の
最も低い載置面よりさらに下方位置と成す様に大きく設
定することにより、焼成台車9の載置板12の高さが夫々
相違したり、あるいは載置板12上に載置する白地Wおよ
び製品Zの形状によって吸着面の高さが相違しても、そ
の高さの相違は吸着ボックス42、42a …の上動自在な構
造によって吸収される。
【0049】次に白地Wおよび製品Zの焼成台車9への
載置状態について説明すると、焼成台車9における載置
板12上に載置される白地Wと製品Zは、各白地Wおよび
製品Zの上方部位C1と下方部位C2をオーバーラップ
させる様に順次傾斜状に倒伏載置されることにより、水
平状態にて倒伏載置するものに比し、同一平面積を有す
る焼成台車9であれば、同一形状の白地Wおよび製品Z
の載置枚数を増加できる。
【0050】又、載置板12上に載置する白地Wにおい
て、上方部位C1を頭側、下方部位C2を尻側と成すと
共に、前記重ね代Sの寸法を、瓦を葺設した時に、頭側
によって隠れる尻側の重ね部内に位置させることによ
り、釉薬が焼成中に滴り落ちても、尻側における重ね部
内への滴りであるため、製品Zの品質に影響を与える不
具合とは成らない。
【0051】又、挿入孔22、22a …に挿入立設する支持
ピン13は遊嵌状に挿入されていることにより、任意方向
に傾斜して支持ピン13の頂部中心に位置ズレが発生して
も、これに対応する載置板12のテーパ穴17は下方拡がり
状のテーパ面が形成されると共に、支持ピン13の支持頭
部19における頭部20は略球状であるため、支持ピン13の
頂部中心の位置ズレはテーパ面の最大径T内で吸収する
ことができ、又図12に示す様にテーパ穴17のテーパ面
と支持頭部19における頭部20の球面は常に接触状態が維
持されると共に、支持ピン13の軸芯方向に白地Wと載置
板12の荷重が常に加わる状態が維持される。
【0052】又、載置板12における隆起部16の突出高さ
Hについても、三河粘土を使用した同一形状の白地W
を、従来の様に水平状態で載置する場合には、白地Wか
らの揮発物質を良好に排出させて素地を黒色変化させな
い様にするには、約3mm以上必要であったが、本実施
例の場合には傾斜角度を約20度程度に設定すると、約
1mm程度で素地の黒色変化を防止することができた。
【0053】次に、ストックヤード23にて白地Wが載置
された焼成台車9を移動軌道6の終端側まで移行させ、
連絡軌道7a内を走行するトラバーサー8aを介して焼成炉
2の入口3より順次押し込み搬入すると共に、焼成炉2
の出口4より押し出される焼成台車9を連絡軌道7を走
行するトラバーサー8に移載してストックヤード23下方
の移動軌道6へ移行し、その後は前記のストックヤード
23の動作が行われる。
【0054】次に、焼成された製品Zは焼成台車9、又
は製品ストックコンベヤ27から製品移載装置53によって
搬出コンベヤ51上に移載され、しかる後第四の移載装置
63を介して製品搬送コンベヤ64上に移載され、そして製
品梱包ライン65の夫々の歪み検査機、積重機、結束機、
製品移載機等によって荷作り搬出される。
【0055】
【発明の効果】要するに本発明は、焼成炉の出口および
入口と連繋される焼成台車移動軌道が設けられ、基台車
上の縦横方向に白地および製品を倒伏載置する載置板を
多数整列配設する焼成台車を具備する窯業製品の焼成ラ
インにおいて、焼成台車移動軌道5の上方に、支持杆2
4、24a …を立設して白地Wおよび製品Zを起立状態に
て支持する複数並列のチェーンコンベヤ25からなる白地
ストックコンベヤ26と製品ストックコンベヤ27とを、夫
々の搬送方向の前端部間に間隔を設けて互いに対向させ
て配設したので、焼成台車移動軌道5を通過する焼成台
車9上方にて多数枚の白地Wおよび製品Zをストックで
きるため、設置スペースを低減することができる。
【0056】又、白地ストックコンベヤ26の前方に近接
させて支持杆24、24a …の通過を許容する様に櫛歯状に
形成すると共に、白地ストックコンベヤ26側へ進退制御
する白地載置板30を配設すると共に、該白地載置板30に
並設して搬送方向を白地ストックコンベヤ26の幅方向と
成す搬入コンベヤ29を配設したので、白地ストックコン
ベヤ26に白地Wをストックしたり、ストックした白地W
を白地載置板30上に移載できる。
【0057】又、製品ストックコンベヤ27の前方に近接
させて支持杆24、24a …の通過を許容する様に櫛歯状に
形成すると共に、製品ストックコンベヤ27側へ進退制御
する製品載置板52を配設し、該製品載置板52に平行して
搬送方向を製品ストックコンベヤ27の幅方向と成す搬出
コンベヤ51を配設したので、製品ストックコンベヤ27に
製品Zをストックしたり、ストックした製品Zを製品載
置板52に移載できる。
【0058】又、白地ストックコンベヤ26と製品ストッ
クコンベヤ27の上方に配設するレール32、32a 上を往復
走行制御される走行台車33、54を配設し、該走行台車3
3、54に昇降制御される昇降杆34、34a を設け、該昇降
杆34、34a の下部に、白地ストックコンベヤ26および製
品ストックコンベヤ27の幅方向と対応させ、且つ上下揺
動制御する可動フレーム38を水平配設し、該可動フレー
ム38に白地スットクコンベヤ26および製品ストックコン
ベヤ27の幅方向の列に対応して各列の白地Wおよび製品
Zを吸着保持する吸着ボックス42、42a …を上動自在に
設けたので、吸着ボックス42、42a …の昇降杆34、34a
による下動ストロークを、搬入コンベヤ29、白地載置板
30、焼成台車9の載置板12、搬出コンベヤ51、製品載置
板52等の最も低い載置面よりさらに下方位置と成す様に
大きく設定することにより、焼成台車9の載置板12の高
さが夫々相違したり、あるいは載置板12上に載置する白
地Wおよび製品Zの形状によって吸着面の高さが相違し
ても、その高さの相違は吸着ボックス42、42a …の上動
自在な構造によって吸収されるため、確実に個々の白地
Wおよび製品Zを吸着保持できると共に、同じ焼成台車
9上に形状が相違する白地Wおよび製品Zが載置可能と
なって多品種生産に対応できる。
【0059】従って、上記の様な種々の移載操作を有機
的に組み合わせることが出来るため、白地ストックコン
ベヤ26及び製品ストックコンベヤ27へのストック量の調
整が木目細かに連続して行え、これにより焼成工程と白
地製造工程との間に生じる生産性、稼働時間の相違を無
くして常に焼成炉2を連続稼働することが出来、又他の
ラインの保守点検等における停止を余儀なくされる時に
あっても何ら支障なく連続生産が出来、又ストック量に
よって夜間等の無人化稼働に対応することが出来ると共
に、昼間の作業においては、かかる時間によって作業者
の労働時間の短縮にも対応出来、又従来の焼成台車での
ストックスペースを無くすと共に、多数の大きな重い高
価な台車を全く必要とせずコスト低減を図ることができ
る。
【0060】又、載置板12を同一方向に傾斜させて基台
車11に設けた挿入孔22、22a …に挿入立設した支持ピン
13によって支持すると共に、載置板12に倒伏載置した白
地Wにおける傾斜の上方部位C1と下方部位C2をオー
バーラップさせる様に載置板12を配置したので、従来の
白地Wを水平載置するものに比し、上方部位C1と下方
部位C2をオーバーラップさせた分だけ、投影平面積を
有効に利用できるため、焼成台車9上への積み込み枚数
の増加を可能と成して連続生産時の生産効率を向上させ
ることができる。
【0061】又、載置板12に下方拡がり状のテーパ穴17
を穿設すると共に、該テーパ穴17に挿入される支持ピン
13上部を略球状に形成したので、支持ピン13の立設位置
と、これに対向する載置板12のテーパ穴17の穿設位置に
ズレがあっても、テーパ穴17は下方拡がり状にてテーパ
面が形成されると共に、支持ピン13の頭部20は略球状で
あるため、そのテーパ面の最大径T内で発生した位置ズ
レ、即ち支持ピン13を立設した時のガタツキによって支
持ピン13の傾斜にともなう頂部中心の位置ズレを吸収で
きるため、載置板12を支持ピン13上に載せる設置作業が
容易になると共に、支持ピン13はテーパ面の最大径Tの
範囲内でのガタツキは許容されるため、支持ピン13を立
設させるための挿入孔22、22a …の配設位置、孔径等の
加工精度をラフにすることができるため加工が容易に成
る。
【0062】又、支持ピン13の上部に、頭部20を略球状
に形成した支持頭部19を着脱自在に装着したので、施釉
された白地Wを焼成した際に、白地Wの裏面側より滴り
落ちた釉薬によってテーパ穴17に頭部20が融着しても、
支持頭部19のみを取り替えればよいため、メンテナンス
作業が容易になると共にコストも低減することができる
等その実用的効果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る窯業製品の焼成ラインにおけるス
トックヤードの概略平面図である。
【図2】同上ストックヤードの概略側面図ある。
【図3】図2のAーA概略断面図ある。
【図4】白地移載装置および製品移載装置の斜視図であ
る。
【図5】吸着ボックスを水平状態と成した白地移載装置
および製品移載装置の吸着前後の状態を示す概略側面図
である。
【図6】吸着ボックスを傾斜状態と成した白地移載装置
および製品移載装置の吸着前後の状態を示す概略側面図
である。
【図7】焼成台車の側面図である。
【図8】同上焼成台車の正面図である。
【図9】支持ピンと載置板との拡大断面図である。
【図10】載置板の斜視図である。
【図11】図10のBーB断面図である。
【図12】載置板のテーパ穴と支持ピンの頭部との係合
状態を示す拡大断面図である。
【図13】載置板のテーパ穴と支持ピンの頭部との位置
ズレ関係を示す拡大断面図である。
【図14】従来の焼成台車の側面図である。
【符号の説明】
5 焼成台車移動軌道 9 焼成台車 11 基台車 12 載置板 13 支持ピン 17 テーパ穴 19 支持頭部 20 頭部 22、22a … 挿入孔 24、24a … 支持杆 25 チェーンコンベヤ 26 白地ストックコンベヤ 27 製品ストックコンベヤ 29 搬入コンベヤ 30 白地載置板 32、32a レール 33 走行台車 34、34a 昇降杆 38 可動フレーム 42、42a … 吸着ボックス 51 搬出コンベヤ 52 製品載置板 54 走行台車

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼成炉の出口および入口と連繋される焼
    成台車移動軌道が設けられ、基台車上の縦横方向に白地
    および製品を倒伏載置する載置板を多数整列配設する焼
    成台車を具備する窯業製品の焼成ラインにおいて、焼成
    台車移動軌道の上方に、支持杆を立設して白地および製
    品を起立状態にて支持する複数並列のチェーンコンベヤ
    からなる白地ストックコンベヤと製品ストックコンベヤ
    とを、夫々の搬送方向の前端部間に間隔を設けて互いに
    対向させて配設し、又白地ストックコンベヤの前方に近
    接させて支持杆の通過を許容する様に櫛歯状に形成する
    と共に、白地ストックコンベヤ側へ進退制御する白地載
    置板を配設し、該白地載置板に並設して搬送方向を白地
    ストックコンベヤの幅方向と成す搬入コンベヤを配設
    し、又製品ストックコンベヤの前方に近接させて支持杆
    の通過を許容する様に櫛歯状に形成すると共に、製品ス
    トックコンベヤ側へ進退制御する製品載置板を配設する
    と共に、該製品載置板に平行して搬送方向を製品ストッ
    クコンベヤの幅方向と成す搬出コンベヤを配設し、又白
    地ストックコンベヤと製品ストックコンベヤの上方に配
    設するレール上を往復走行制御される走行台車を配設
    し、該走行台車に昇降制御される昇降杆を設け、該昇降
    杆の下部に、白地ストックコンベヤおよび製品ストック
    コンベヤの幅方向と対応させ、且つ上下揺動制御する可
    動フレームを水平配設し、該可動フレームに白地スット
    クコンベヤおよび製品ストックコンベヤの幅方向の列に
    対応して各列の白地および製品を吸着保持する吸着ボッ
    クスを上動自在に設け、一方、焼成台車は載置板を同一
    方向に傾斜させて基台車に設けた挿入孔に挿入立設した
    支持ピンによって支持すると共に、載置板に倒伏載置し
    た白地および製品における傾斜方向の上方部位と下方部
    位をオーバーラップさせる様に載置板を配置し、該載置
    板に下方拡がり状のテーパ穴を穿設すると共に、該テー
    パ穴に挿入される支持ピン上部を略球状に形成したこと
    を特徴とする窯業製品の焼成ラインにおけるストックヤ
    ード。
  2. 【請求項2】又、支持ピンの上部に、頭部を略球状に形
    成した支持頭部を着脱自在に装着したことを特徴とする
    請求項1記載の窯業製品の焼成ラインにおけるストック
    ヤード。
JP20143894A 1994-08-02 1994-08-02 窯業製品の焼成ラインにおけるストックヤード Pending JPH0849981A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107062912A (zh) * 2017-05-09 2017-08-18 湖北恒嘉科技有限公司 一种棒料视觉定位方法及装置
CN113819758A (zh) * 2021-10-14 2021-12-21 南平市曜变陶瓷研究院 建盏环保龙窑

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