JPH08500143A - ペプチドトリフルオロメチルケトンを含有する液体洗剤 - Google Patents
ペプチドトリフルオロメチルケトンを含有する液体洗剤Info
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Abstract
(57)【要約】
タンパク分解活性がペプチドトリフルオロメチルケ卜ンによって可逆的に抑制されているタンパク分解酵素を含むことを特徴とする水性液休洗剤組成物を記載する。
Description
【発明の詳細な説明】
ペプチドトリフルオロメチルケトンを含有する液体洗剤技術分野
本発明は、酵素を含有する液体洗剤組成物に関する。より詳細には、本発明は
、洗剤界面活性剤、タンパク分解酵素およびペプチドトリフルオロメチルケトン
を含有する液体洗剤組成物に関する。背景技術
プロテアーゼ含有液体水性洗剤は、特に洗濯洗浄の分野において、周知である
。このようなプロテアーゼ含有液体水性洗剤で普通に遭遇する問題は、組成物中
の第二酵素、例えば、リパーゼ、アミラーゼおよびセルラーゼのタンパク分解酵
素による分解現象またはプロテアーゼ自体上の分解現象である。
その結果、洗剤組成物中の第二酵素またはプロテアーゼ自体の安定性は、影響
され、従って、洗剤組成物は余りよい効果を発揮するものではない。
この問題に応答して、各種のプロテアーゼ抑制剤または安定剤を使用すること
が提案されてきた。例えば、米国特許第4,566,985号明細書は塩酸ベン
ズアミジンを使用することを提案しており、EP第376 705号明細書は低
級脂肪族アルコールまたはカルボン酸
を使用することを提案しており、EP第381 262号明細書はポリオールと
ホウ素化合物との混合物を使用することを提案しており且つ同時係属出願EP第
91870072.5号明細書は芳香族ホウ酸エステルを使用することを提案し
ている。
このように、本発明の目的は、有効であり且つ水性液体洗剤組成物で使用する
のに好適である他の可逆プロテアーゼ抑制剤を提供することにある。
この目的に応答して、本発明は、ペプチドトリフルオロメチルケトンを水性液
体洗剤組成物で可逆プロテアーゼ抑制剤として使用することを提案する。
本発明の特定の利点は、ペプチドトリフルオロメチルケトンが本発明の液体洗
剤組成物で非常に少量で使用することだけを必要とすることである。このように
、材料の幾つかのパートは、他の成分の場合に利用可能にさせる。このことは、
本発明によって包含される濃縮液体洗剤組成物の処方で特に臨界的である。
本発明のペプチドトリフルオロメチルケトンは、プロテアーゼを抑制する際に
非常に効率的であるので、本発明の別の利点は、タンパク分解に高度に感受性で
ある酵素さえも、プロテアーゼを含む液体洗剤組成物に今や配合できることであ
る。
ペプチド誘導体をタンパク質の抑制に使用することは、今までのところでは治
療応用のみに開示されているらし
い。例えば、EP第293 881号明細書は、ペプチドボロン酸をトリプシン
様セリンプロテアーゼの抑制剤として使用することを開示している。EP第18
5 390号明細書および米国特許第4,399,065号明細書は、或るペプ
チドアルデヒド誘導体を血液凝固の抑制に使用することを開示している。特開平
2−29670号公報は、光学活性αアミノアルデヒドを一般に酵素の抑制に使
用することを開示している。「トリペプチドアルデヒドによるトロンビンおよび
トリプシンの抑制」Int. J. Peptide Protein Res., Vol 12(1978),pp
.217−221(ガール、バクシーおよびラッペイ)および「トリペプチドア
ルデヒドプロテアーゼ抑制剤は生体外プロラクチンおよび成長ホルモン放出を低
下することがある」Endocrinology , Vol.116,No.4(1985) ,pp.1
426−1432(ラッペイ、マカラ、バジュツおよびナギー)も参照。或るペ
ブチドトリフルオロメチルケトンは、同時係属米国特許出願第07/780,6
07号明細書で抗炎症剤として記載されている。また、EP−A第473 50
2号明細書は、ペプチドアルデヒドを使用してプロテアーゼ媒介皮膚刺激を抑制
することを開示している。発明の開示
本発明は、
(a)洗剤界面活性剤1%〜80%、
(b)活性タンパク分解酵素またはその混合物0.0001%〜1.0%
を含む液体水性洗剤組成物であって、2〜50種のアミノ酸を含むペプチドトリ
フルオロメチルケトンまたはその混合物0.00001%〜5%を更に含むこと
を特徴とする液体水性洗剤組成物である。発明を実施するための最良の形態
本発明に係る液体水性洗剤組成物は、3種の必須成分:(A)ペプチドトリフ
ルオロメチルケトンまたはその混合物、(B)タンパク分解酵素またはその混合
物、および(C)洗剤界面活性剤を含む。本発明に係る組成物は、好ましくは、
(D)洗剤相容性第二酵素またはその混合物を更に含み且つ(E)任意成分を更
に含んでもよい。A. ペプチドトリフルオロメチルケトン
本発明に係る洗剤組成物は、第一必須成分として、2〜50種のアミノ酸を含
むペプチドトリフルオロメチルケトンまたはその混合物を含む。ここで使用する
ペプチドトリフルオロメチルケトンなる用語は、ペプチド鎖(該鎖のC末端はカ
ルボキシル基からトリフルオロメチルケトン基に変換されている)を含む化合物
を意味する。ペプチドトリフルオロメチルケトンは、それ自体既知であり且つ製
法と同様に技術上記載されている。ここで使用するのに好ましいペプチドトリフ
ルオロメチルケトンは、2〜6種のアミノ酸、最も好ましくは3〜4種のア
ミノ酸を含む。
理論によって限定しようとはしないが、本発明に係るペプチドトリフルオロメ
チルケトンは、液体洗剤組成物中のタンパク分解酵素に結合し、それによって前
記タンパク分解酵素を抑制すると考えられる。水中希釈時に、タンパク分解活性
は、タンパク分解酵素/ペプチドトリフルオロメチルケトン複合体の解離によっ
て元に戻る。
本発明に係るペプチドトリフルオロメチルケトン中の前記ペプチド鎖のN−末
端は、当業者に既知である適当な保護基によって保護してもよい。しかしながら
、本発明の高度に好ましい態様においては、前記ペプチド鎖のN−末端は、メチ
ルカルバメート
(CH3O−(O)C−)またはメチル尿素
(CH3N−(O)C−)基によって保護する。事実、N−末端保護基としてメ
チルカルバメートまたはメチル尿素を有する本発明に係るペプチドトリフルオロ
メチルケトンは、タンパク分解活性を抑制する際の前記保護ペプチドトリフルオ
ロメチルケトンの効率が保護されていないか他の方法で保護されたペプチドトリ
フルオロメチルケトンと比較して時間全体にわたってより良く持続されるので、
特に安定であることが見出された。
本発明の特定の利点は、各々の個々の状況に適合するようにすることができる
ことである。詳細には、所定の洗剤組成物で使用するプロテアーゼに応じて、前
記プロ
テアーゼを可逆的に抑制する際に他のものより有効であるペプチドトリフルオロ
メチルケトンは、選ぶことができる。現存のプロテアーゼは、トリプシン型プロ
テアゼ、ズブチリシン型プロテアーゼ、キモトリプシン型プロテアーゼおよびエ
ラスターゼ型プロテアーゼに分けることができる。トリプシン型プロテアーゼの
場合には、好適なペプチドトリフルオロメチルケトンとしては、
Lys−Ala−Lys(トリフロオロメチル)、
Ile−Phe−Lys(トリフロオロメチル)、
Phe−Pro−Arg(トリフロオロメチル)およびPhe−Val−Arg
(トリフロオロメチル)が挙げられるであろう。ズブチリシン型プロテアーゼの
場合には、好適なペプチドトリフルオロメチルケトンとしては、
Lys−AiaーAla(トリフロオロメチル)、
Ala−Ala−Pro(トリフロオロメチル)、
Gly−Ala−Leu(トリフロオロメチル)、
Gly−Ala−Phe(トリフロオロメチル)、
Phe−Gly−Ala−Leu(トリフロオロメチル)およびPhe−Gly
−Ala−Phe(トリフロオロメチル)が挙げられるであろう。キモトリプシ
ン型プロテアーゼの場合には、好適なペプチドトリフルオロメチルケトンとして
は、Leu−Leu−Phe(トリフロオロメチル)、Ala−Ala−Phe
(トリフロオロメチル)およびLeu−Leu−Tyr(トリフロオロ
メチル)が挙げられるであろう。エラスターゼ型プロテアーゼの場合には、好適
なペプチドトリフルオロメチルケトンとしては、Val−Pro−Val(トリ
フロオロメチル)およびAla−Val−Leu(トリフロオロメチル)が挙げ
られるであろう。
以下のパート(B)に記載する洗剤組成物で使用するのに好ましいプロテアー
ゼは、ズブチリシン型プロテアーゼである。このように、ここで使用するのに好
ましいペプチドトリフルオロメチルケトンは、Lys−Ala−Ala(トリフ
ロオロメチル)、Ala−Ala−Pro(トリフロオロメチル)、Gly−A
la−Leu(トリフロオロメチル)、Gly−Ala−Phe(トリフロオロ
メチル)、Phe−Gly−Ala−Leu(トリフロオロメチル)およびPh
e−Gly−Ala−Phe(トリフロオロメチル)である。Gly−Ala−
Leu(トリフロオロメチル)、Gly−Ala−Phe(トリフロオロメチル
)、Phe−Gly−Ala−Leu(トリフロオロメチル)およびPhe−G
ly−Ala−Phe(トリフロオロメチル)がここで使用するのに特に好まし
く、即ち、ペプチドのN−末端はそれぞれGly、Gly、PheおよびPhe
であり且つペプチドのC−末端はそれぞれLeu、Phe、LeuおよびPhe
である。LeuおよびPheのカルボキシル基は、トリフルオロメチルケ
トン基に変換する。
ここに記載のすべてのペプチドトリフルオロメチルケトンは、勿論、好ましく
は、それらのメチルカルバメートまたはメチル尿素N−末端保護形で使用される
であろう。以下の例においては、CH3O−(O)−Phe−Gly−Ala−
Leu(トリフルオロメチル)の合成法は、開示する。
本発明に係る組成物は、全組成物の0.00001〜5重量%、好ましくは0
.0001〜1重量%、最も好ましくは0.0005〜0.2重量%のペプチド
トリフルオロメチルケトンまたはその混合物を含む。B. タンパク分解酵素
本発明の液体洗剤組成物で必須の第二成分は、活性タンパク分解酵素約0.0
001〜1.0重量%、好ましくは約0.0005〜0.2重量%、最も好まし
くは約0.002〜0.1重量%である。タンパク分解酵素の混合物も、包含さ
れる。タンパク分解酵素は、動物、植物または微生物(好ましい)起源を有する
ことができる。ズブチリシン型タンパク分解酵素が、ここで使用するのに好まし
い。枯草菌および/またはBacilluslicheniformis から得られる細菌セリンタン
パク分解酵素が、特に好ましい。
好適なタンパク分解酵素としては、市販されているノ
デルフト)、およびズブチリシンBPNおよびBPN′(好ましい)が挙げられ
る。また、好ましいタンパク分解酵素は、修飾細菌セリンプロテアーゼ、例えば
、1987年4月28日出願の欧州特許出願第87303761.8号明細書(
特に第17頁、第24頁および第98頁)に記載のジェネンコル・インターナシ
ョナル・インコーポレーテッド(カリフォルニア州サンフランシスコ)によって
製造されているもの(ここで「プロテアゼB」と呼ばれる)および1986年1
0月29日公告のベネガスの欧州特許出願第199,404号明細書に記載のも
の(ここで「プロテアーゼA」と呼ばれる修飾細菌セリンタンパク分解酵素を意
味する)(BPN′と同じ)(ジェネンコル・インターナショナル)である。
インダストリA/S)、BPN′、プロテアーゼAおよびプロテアーゼB(ジェ
ネンコル)、およびそれらの混合物からなる群から選ばれる。プロテアーゼBが
、最も好ましい。C. 洗剤界面活性剤
洗剤界面活性剤約1〜80重量%、好ましくは約5〜50重量%、最も好まし
くは約10〜30重量%は、本発明で必須の第三成分である。洗剤界面活性剤は
、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活
性剤、双性界面活性剤、およびそれらの混合物からなる群から選ぶことができる
。本発明に係る組成物は、好ましくは、洗濯クリーニングの文脈で使用されるが
、本発明に係る前記組成物は、硬質表面クリーニング、または皿洗いを含めて他
の異なるクリーニング応用で使用できる。使用する特定の界面活性剤は、それゆ
え、意図される特定の最終用途に応じて広く変化できる。
本発明の利益は、酵素に苛酷な成分、例えば、或る洗浄性ビルダーおよび界面
活性剤を含有する組成物で特に顕著である。これらとしては、一般に、限定せず
に、アルキルエーテルサルフェート、直鎖アルキルベンゼンスルホネート、アル
キルサルフェートなどの陰イオン界面活性剤が挙げられる。好適な界面活性剤は
、後述する。陰イオン界面活性剤
利用できる1つの種類の陰イオン界面活性剤は、アルキルエステルスルホネー
トを包含する。これらは、更新可能な非石油資源を使用して生成できるので望ま
しい。アルキルエステルスルホネート界面活性剤成分の製造は、技術文献に開示
の既知の方法に従って行うことができる。
例えば、C8〜C20カルボン酸の線状エステルは、「ザ・ジャーナル・オブ・ジ
・アメリカン・オイル・ケミスツ・ソサエティー」,52(1975),pp.3
23−329に従ってガス状SO3でスルホン化できる。好適な出発物質として
は、タロー、パーム油、ヤシ油などから誘導されるような天然脂肪物質が挙げら
れるであろう。
特に洗濯応用に好ましいアルキルエステルスルホネート界面活性剤は、構造式
(式中、R3はC8〜C20ヒドロカルビル、好ましくはアルキル、またはそれらの
組み合わせであり、R4はC1〜C6ヒドロカルビル、好ましくはアルキル、また
はそれらの組み合わせであり、Mは可溶性塩形成陽イオンである)
のアルキルエステルスルホネート界面活性剤からなる。好適な塩としては、金属
塩、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩およびリチウム塩、および置換または非
置換アンモニウム塩、例えば、メチル−、ジメチル、−トリメチルおよび第四級
アンモニウム陽イオン、例えば、テトラメチル−アンモニウムおよびジメチルピ
ペリジニウム、およびアルカノールアミン、例えば、モノエタノールア
ミン、ジエタノールアミン、およびトリエタノールアミンから誘導される陽イオ
ンが挙げられる。好ましくは、R3はC10〜C16アルキルであり、R4はメチル、
エチルまたはイソプロピルである。R3がC14〜C16アルキルであるメチルエス
テルスルホネートが、特に好ましい。
アルキルサルフェート界面活性剤は、ここで使用するのに重要性のある別の種
類の陰イオン界面活性剤である。広範囲の温度、洗浄濃度、および洗浄時間にわ
たっての良好なグリース/油クリーニングを含めてポリヒドロキシ脂肪酸アミド
(以下参照)と併用する時に優秀な全クリーニング能力を与えることに加えて、
アルキルサルフェートの溶解が得ることができ並びに液体洗剤処方物中での改善
された処方性は、式 ROSO3M〔式中、Rは好ましくはC10〜C24ヒドロカ
ルビル、好ましくはC10〜C20アルキル成分を有するアルキルまたはヒドロキシ
アルキル、より好ましくはC12〜C18アルキルまたはヒドロキシアルキルであり
、MはHまたは陽イオン、例えば、アルカリ金属陽イオン(例えば、ナトリウム
、カリウム、リチウム)、置換または非置換アンモニウム陽イオン、例えば、メ
チル−、ジメチル−、およびトリメチルアンモニウムおよび第四級アンモニウム
陽イオン、例えば、テトラメチル−アンモニウムおよびジメチルピペリジニウム
、およびエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどの
アルカノールアミ
ンから誘導される陽イオン、およびそれらの混合物などである〕の水溶性塩また
は酸である。典型的には、C12〜16のアルキル鎖が、より低い洗浄温度(例えば
、約50℃未満)に好ましく且つC16〜18アルキル鎖が、より高い洗浄温度(例
えば、約50℃超)に好ましい。
アルキルアルコキシ化サルフェート界面活性剤は、別のカテゴリーの有用な陰
イオン界面活性剤である。これらの界面活性剤は、典型的には式
RO(A)mSO3M〔式中、RはC10〜C24アルキル成分を有する非置換C10〜
C24アルキルまたはヒドロキシアルキル基、好ましくはC12〜C20アルキルまた
はヒドロキシアルキル、より好ましくはC12〜C18アルキルまたはヒドロキシア
ルキルであり、Aはエトキシまたはプロポキシ単位であり、mは0より大きく、
典型的には約0.5〜約6、より好ましくは約0.5〜約3であり、MはHまた
は、例えば、金属陽イオン(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシ
ウム、マグネシウムなど)、アンモニウムまたは置換アンモニウム陽イオンであ
ることができる陽イオンである〕の水溶性塩または酸である。アルキルエトキシ
化サルフェート並びにアルキルプロポキシ化サルフェートは、ここで意図される
。置換アンモニウム陽イオンの特定例としては、メチル−、ジメチル−、トリメ
チル−アンモニウムおよび第四級アンモニウム陽イオン、例えば、テトラメチル
−アンモニ
ウムおよびジメチルピペリジニウムおよびアルカノールアミン、例えば、モノエ
タノールアミン、ジエタノールアミン、およびトリエタノールアミンから誘導さ
れる陽イオン、およびそれらの混合物が挙げられる。例示の界面活性剤は、C12
〜C18アルキルポリエトキシレート(1.0)サルフェート、C12〜C18アルキ
ルポリエトキシレート(2.25)サルフェート、C12〜C18アルキルポリエト
キシレート(3.0)サルフェート、およびC12〜C18アルキルポリエトキシレ
ート(4.0)サルフェート(式中、Mはナトリウムおよびカリウムから好都合
に選ばれる)である。他の陰イオン界面活性剤
洗浄目的で有用な他の陰イオン界面活性剤も、本組成物に配合できる。これら
としては、石鹸の塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、お
よび置換アンモニウム塩、例えば、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミ
ン塩およびトリエタノールアミン塩を含めて)、C9〜C20直鎖アルキルベンゼ
ンスルホネート、C8〜C22第一級または第二級アルカンスルホネート、C8〜C24
オレフィンスルホネート、例えば、英国特許第1,082,179号明細書に
記載のようにアルカリ土類金属クエン酸塩の熱分解生成物のスルホン化によって
製造されるスルホン化ポリカルボン酸、アルキルグリセロールスルホネート、脂
肪アシルグリセロールス
ルホネート、脂肪オレイルグリセロールサルフェート、アルキルフェノールエチ
レンオキシドエーテルサルフェート、パラフィンスルホネート、アルキルホスフ
ェート、イセチオネート、例えば、アシルイセチオネート、N−アシルタウレー
ト、メチルタウリドの脂肪酸アミド、アルキルスクシナメートおよびスルホスク
シネート、スルホスクシネートのモノエステル(特に飽和および不飽和C12〜C18
モノエステル)、スルホスクシネートのジエステル(特に飽和および不飽和C6
〜C14ジエステル)、N−アシルサルコシネート、アルキル多糖類のサルフェ
ート、例えば、アルキルポリグルコシドのサルフェート(非イオン非硫酸化化合
物は以下に記載)、分枝第一級アルキルサルフェート、アルキルポリエトキシカ
ルボキシレート、例えば、式
RO(CH2CH2O)kCH2COO-M+(式中、RはC8〜C22アルキルであり
、kは0〜10の整数であり、Mは可溶性塩形成陽イオンである)のもの、およ
びイセチオン酸でエステル化され水酸化ナトリウムで中和された脂肪酸が挙げら
れる。樹脂酸および水素添加樹脂酸、例えば、ロジン、水素添加ロジン、および
トール油に存在するかトール油から誘導される樹脂酸および水素添加樹脂酸も、
好適である。更に他の例は、「界面活性剤および洗剤」(シュワルツ、ペリーお
よびバーチによる第I巻および第II巻に与えられている。各種のこ
のような界面活性剤は、一般にローリン等に1975年12月30日発行の米国
特許第3,929,678号明細書第23欄第58行〜第29欄第23行(ここ
に参考文献として編入)にも開示されている。非イオン洗剤界面活性剤
好適な非イオン洗剤界面活性剤は、一般に、1975年12月30日発行のロ
ーリン等の米国特許第3,929,678号明細書第13欄第14行〜第16欄
第6行(ここに参考文献として編入)に開示されている。有用な非イオン界面活
性剤の例示の非限定の種類は、以下に記載する。
1. アルキルフェノールのポリエチレンオキシド縮合物、ポリプロピレンオ
キシド縮合物およびポリブチレンオキシド縮合物。一般に、ポリエチレンオキシ
ド縮合物が、好ましい。これらの化合物としては、直鎖または分枝鎖配置のいず
れかに約6〜約12個の炭素原子を有するアルキル基を有するアルキルフェノー
ルとアルキレンオキシドとの縮合物が挙げられる。好ましい態様においては、エ
チレンオキシドは、アルキルフェノール1モル当たり約5〜約25モルのエチレ
ンオキシドに等しい量で存在する。この種の市販の非イオン界面活性剤としては
、GAFコーポレーションによって市販されている
・ハース・カンパニーによって市販されているトリトン
びX−102が挙げられる。これらの化合物は、通常、アルキルフェノールアル
コキシレート(例えば、アルキルフェノールエトキシレート)と称する。
2. 脂肪族アルコールとエチレンオキシド約1〜約25モルとの縮合物。脂
肪族アルコールのアルキル鎖は、直鎖または分枝第一級または第二級であること
ができ、一般に、約8〜約22個の炭素原子を有する。炭素数約10〜約20の
アルキル基を有するアルコールとアルコール1モル当たり約2〜約18モルのエ
チレンオキシドとの縮合物が、特に好ましい。この種の市販の非イオン界面活性
剤の例としては、ユニオン・カーバイド・コーポレーションによって市販されて
いるタージトール
ルコールとエチレンオキシド9モルとの縮合物)、ター
るC12〜C14第一級アルコールとエチレンオキシド6モルとの縮合物);シェル
・ケミカル・カンパニーによっ
(C14〜C15線状アルコールとエチレンオキシド9モルとの縮合物)、ネオドー
ルR23−6.5(C12〜C13線状アルコールとエチレンオキシド6.5モルと
の縮合
ルとエチレンオキシド7モルとの縮合物)、ネオドー
キシド4モルとの縮合物)、およびザ・プロクター ・エンド・ギャンブル・カ
ンパニーによって市販されている
ンオキシド9モルとの縮合物)が挙げられる。このカテゴリーの非イオン界面活
性剤は、一般に、「アルキルエトキシレート」と称する。
3. プロピレンオキシドとプロピレングリコールとの縮合によって生成され
た疎水性ベースとエチレンオキシドとの縮合物。これらの化合物の疎水部分は、
好ましくは、分子量約1500〜約1800を有し、水不溶性を示す。この疎水
部分へのポリオキシエチレン部分の付加は、全体として分子の水溶性を増大する
傾向があり、生成物の液体特性は、ポリオキシエチレン含量が縮合物の全重量の
約50%(約40モルまでのエチレンオキシドとの縮合に対応)である点まで保
持される。この種の化合物の例としては、BASFによって市販されている
剤の或るものが挙げられる。
4. プロビレンオキシドとエチレンジアミンとの反応から生ずる生成物とエ
チレンオキシドとの縮合物。これらの生成物の疎水部分は、エチレンジアミンと
過剰のプロピレンオキシドとの反応生成物からなり、一般に、分子量約2500
〜約3000を有する。この疎水部分
は、縮合物がポリオキシエチレン約40〜約80重量%を含有し且つ分子量約5
,000〜約11,000を有する程度までエチレンオキシドと縮合する。この
種の非イオン界面活性剤の例としては、BASFによって市販
化合物の或るものが挙げられる。
5. 半極性非イオン界面活性剤は特殊なカテゴリーの非イオン界面活性剤で
あり、その例としては、炭素数約10〜約18のアルキル部分1個および炭素数
約1〜約3のアルキル基およびヒドロキシアルキル基からなる群から選ばれる部
分2個を含有する水溶性アミンオキシド;炭素数約10〜約18のアルキル部分
1個および炭素数約1〜約3のアルキル基およびヒドロキシアルキル基からなる
群から選ばれる部分2個を含有する水溶性ホスフィンオキシド;および炭素数約
10〜約18のアルキル部分1個および炭素数約1〜約3のアルキルおよびヒド
ロキシアルキル部分からなる群から選ばれる部分1個を含有する水溶性スルホキ
シドが挙げられる。
半極性非イオン洗剤界面活性剤としては、式
(式中、R3 は炭素数約8〜約22のアルキル、ヒドロキシアルキル、または
アルキルフェニル基またはそれら
の混合物であり;R4は炭素数約2〜約3のアルキレンまたはヒドロキシアルキ
レン基またはそれらの混合物であり;xは0〜約3であり;各R5は炭素数約1
〜約3のアルキルまたはヒドロキシアルキル基または約1〜約3個のエチレンオ
キシド基を含有するポリエチレンオキシド基である)
を有するアミンオキシド界面活性剤が挙げられる。R5基は、例えば、酸素また
は窒素原子を通して互いに結合して環構造を形成することができる。
これらのアミンオキシド界面活性剤としては、特にC10〜C18アルキルジメチ
ルアミンオキシドおよびC8〜C12アルコキシエチルジヒドロキシエチルアミン
オキシドが挙げられる。
6. 炭素数約6〜約30、好ましくは炭素数約10〜約16の疎水基および
約1.3〜約10、好ましくは約1.3〜約3、最も好ましくは約1.3〜約2
.7個の糖単位を含有する多糖(例えば、ポリグリコシド)親水基を有する19
86年1月21日1発行のレナドの米国特許第4,565,647号明細書に開
示のアルキル多糖類。炭素数5または6のいかなる還元糖も、使用でき、例えば
、グルコシル部分の代わりにグルコース、ガラクトースおよびガラクトシル部分
が、使用できる(場合によって、疎水基は、2位、3位、4位などで結合して、
グルコシドまたはガラクトシドに対立するものとしてグ
ルコースまたはガラクトースを与える)。糖間結合は、例えば、追加の糖単位の
1位と前の糖単位上の2位、3位、4位および/または6位との間にあることが
できる。
場合によって、余り望ましくないが、疎水部分と多糖部分とを結合するポリア
ルキレンオキシド鎖があることができる。好ましいアルキレンオキシドは、エチ
レンオキシドである。典型的疎水基としては、炭素数約8〜約18、好ましくは
約10〜約16の飽和または不飽和分枝または非分枝アルキル基が挙けられる。
好ましくは、アルキル基は、直鎖飽和アルキル基である。アルキル基は、約3個
までのヒドロキシ基を含有することができ且つ/またはポリアルキレンオキシド
鎖は、約10個まで、好ましくは5個未満のアルキレンオキシド部分を含有する
ことができる。好適なアルキル多糖類は、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシ
ルドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタ
デシル、およびオクタデシル、ジ−、トリ−、テトラ−、ペンタ−、およびヘキ
サグルコシド、ガラクトシド、ラクトシド、グルコース、フルクトシド、フルク
トースおよび/またはガラクトースである。好適な混合物としては、ココナツア
ルキル、ジ−、トリ−、テトラ−、およびペンタグルコシドおよびタローアルキ
ルテトラ−、ペンタ−、およびヘキサーグルコシドが挙げられる。
好ましいアルキルポリグリコシドは、式
R2O(CnH2nO)t(グリコシル)x
(式中、R2はアルキル、アルキルフェニル、ヒドロキシルアルキル、ヒドロキ
シルアルキルフェニル、およびそれらの混合物からなる群から選ばれ、そしてア
ルキル基は約10〜約18個、好ましくは約12〜約14個の炭素原子を有し;
nは2または3、好ましくは2であり;tは0〜約10、好ましくは0であり;
xは約1.3〜約10,好ましくは約1.3〜約3、最も好ましくは約1.3〜
約2.7である)
を有する。グリコシルは、好ましくはグルコースに由来する。これらの化合物を
生成するために、先ず、アルコールまたはアルキルポリエトキシアルコールを生
成し、次いで、グルコースまたはグルコース源と反応させて、グルコシド(1位
で結合)を生成する。次いで、追加のグリコシル単位は、それらの1位と前のグ
リコシル単位の2位、3位、4位および/または6位、好ましくは主として2位
との間で結合できる。
7. 下記式を有する脂肪酸アミド界面活性剤
〔式中、R6は炭素数約7〜約21(好ましくは約9〜約17)のアルキル基で
あり、各R7は水素、C1〜C4アルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、および
−(C2H4O)xH(式中、xは約1〜約3)からなる群から選ばれる〕
好ましいアミドは、C8〜C20アンモニアアミド、モノエタノールアミド、ジ
エタノールアミド、およびイソプロパノールアミドである。陽イオン界面活性剤
陽イオン洗剤界面活性剤も、本発明の洗剤組成物に配合できる。陽イオン界面
活性剤としては、アンモニウム界面活性剤、例えば、アルキルジメチルアンモニ
ウムハロゲナイドおよび式
[R2(OR3)y][R4(OR3)y]2R5N+X-
〔式中、R2は、アルキル鎖中に約8〜約18個の炭素原子を有するアルキルま
たはアルキルベンジル基であり、各R3は−CH2CH2−、−CH2CH(CH3
)−、−CH2CH(CH2OH)−、
−CH2CH2CH2−およびそれらの混合物からなる群から選ばれ;各R4はC1
〜C4アルキル、C1〜C4ヒドロキシアルキル、ベンジル、2個のR4基を結合す
ることによって形成された環構造、
−CH2CHOH−CHOHCOR6CHOHCH2OH
(式中、R6はヘキソースまたは分子量約1000以下を有するヘキソース重合
体)および水素(yが0ではない時)からなる群から選ばれ;R5はR4と同じで
あるかアルキル鎖であり、R2+R5の炭素原子の合計数は
約18以下であり;各yは0〜約10であり、y値の和は0〜約15であり;X
は相容性陰イオンである〕
を有する界面活性剤が挙げられる。
ここで有用な他の陽イオン界面活性剤も、1980年10月14日発行のキャ
ンブレの米国特許第4,228,044号明細書(ここに参考文献として編入)
に記載されている。他の界面活性剤
両性界面活性剤は、本発明の洗剤組成物に配合できる。これらの界面活性剤は
、脂肪族基が直鎖または分枝であることができる第二級または第三級アミンの脂
肪族誘導体、または複素環式第二級および第三級アミンの脂肪族誘導体と広く記
載できる。脂肪族置換基の1つは、少なくとも約8個の炭素原子、典型的には約
8〜約18個の炭素原子を有し且つ少なくとも1つは陰イオン水溶化基、例えば
、カルボキシ、スルホネート、サルフェートを含有する。両性界面活性剤の例に
関しては、1975年12月30日発行のローリン等への米国特許第3,929
,678号明細書第19欄第18行〜第35行(ここに参考文献として編入)参
照。
双性界面活性剤も、本発明の洗剤組成物に配合できる。これらの界面活性剤は
、第二級および第三級アミンの誘導体、複素環式第二級および第三級アミンの誘
導体、または第四級アンモニウム、第四級ホスホニウムまたは第
三級スルホニウム化合物の誘導体と広く記載できる。双性界面活性剤の例に関し
ては、1975年12月30日発行のローリン等への米国特許第3,929,6
78号明細書第19欄第38行〜第22欄第48行(ここに参考文献として編入
)参照。
両性界面活性剤および双性界面活性剤は、一般に、1種以上の陰イオン界面活
性剤および/または非イオン界面活性剤と併用される。ポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤
本発明の液体洗剤組成物は、「酵素性能増進量の」ポリヒドロキシ脂肪酸アミ
ド界面活性剤も含有してもよい。「酵素増進」とは、組成物の処方業者が洗剤組
成物の酵素クリーニング性能を改善するであろうポリヒドロキシ脂肪酸アミドの
組成物への配合量を選ぶことができることを意味する。一般に、酵素の通常の量
の場合には、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド約1重量%の配合は、酵素性能を増進
するであろう。
本発明の洗剤組成物は、典型的には、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤
少なくとも約1重量%を含むであろうし、好ましくはポリヒドロキシ脂肪酸アミ
ド少なくとも約3%〜約50%、最も好ましくは約3%〜30%を含むであろう
。
ポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤成分は、構造式
〔式中、R1はH、C1〜C4ヒドロカルビル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒド
ロキシプロピル、またはそれらの混合物、好ましくはC1〜C4アルキル、より好
ましくはC1またはC2アルキル、最も好ましくはC1アルキル(即ち、メチル)
であり;R2はC5〜C31ヒドロカルビル、好ましくは直鎖C7〜C19アルキルま
たはアルケニル、より好ましくは直鎖C9〜C17アルキルまたはアルケニル、最
も好ましくは直鎖C11〜C15アルキルまたはアルケニル、またはそれらの混合物
であり;Zは鎖に直接連結された少なくとも3個のヒドロキシルを有する線状ヒ
ドロカルビル鎖を有するポリヒドロキシヒドロカルビルまたはそのアルコキシ化
誘導体(好ましくはエトキシ化またはプロポキシ化)である〕
の化合物からなる。Zは、好ましくは還元アミノ化反応において還元糖から誘導
されるであろうし;より好ましくはZはグリシチルであろう。好適な還元糖とし
ては、グルコース、フルクトース、マルトース、ラクトース、ガラクトース、マ
ンノース、およびキシロースが挙げられる。原料として、高デキストロースコー
ンシロップ、高フルクトースコーンシロップ、および高マルトースコーンシロッ
プが前記の個々の糖類と同様に利用できる。
これらのコーンシロップは、Z用糖成分のミックスを調製することがある。他の
好適な原料を決して排除しようとはしないことを理解すべきである。Zは、好ま
しくは
−CH2−(CHOH)n−CH2OH、
−CH(CH2OH)−(CHOH)n-1CH2OH、
−CH2−(CHOH)2(CHOR′)(CHOH)−CH2OH、
およびそれらのアルコキシ化誘導体(式中、nは3〜5の整数であり、R′はH
または環式または脂肪族単糖である)からなる群から選ばれるであろう。nが4
であるグリシチル、特に
−CH2−(CHOH)4−CH2OHが、最も好ましい。
式(I)中、R′は、例えば、N−メチル、N−エチル、N−プロピル、N−
イソプロピル、N−ブチル、N−2−ヒドロキシエチル、またはN−2−ヒドロ
キシプロピルであることができる。
R2−CO−N<は、例えば、ココアミド、ステアロアミド、オレオアミド、
ラウリンアミド、ミリストアミド、カプリンアミド、パルミトアミド、タローア
ミドなどであることができる。
Zは、1−デオキシグルシチル、2−デオキシフルクチチル、1−デオキシマ
ルチチル、1−デオキシラクチチル、1−デオキシガラクチチル、1−デオキシ
マンニチル、1−デオキシマルトトリオチチルなどであること
ができる。
ポリヒドロキシ脂肪酸アミドの製法は、技術上既知である。一般に、それらは
、アルキルアミンを還元アミノ化反応において還元糖と反応させて対応N−アル
キルポリヒドロキシアミンを生成し、次いで、N−アルキルポリヒドロキシアミ
ンを縮合/アミド化工程において脂肪脂肪族エステルまたはトリグリセリドと反
応させてN−アルキル−N−ポリヒドロキシ脂肪酸アミド生成物を生成すること
によって製造できる。ポリヒドロキシ脂肪酸アミドを含有する組成物の製法は、
例えば、トーマス・ヘッドレー ・エンド・カンパニー ・リミテッドによる1
959年2月18日公告の英国特許第809,060号明細書、E.R.ウィル
ソンに1960年12月20日に発行の米国特許第2,965,576号明細書
、および1955年3月8日発行のアントニー・エム・シュワルツの米国特許第
2,703,798号明細書およびピゴットに1934年12月25日発行の米
国特許第1,985,424号明細書(それらの各々をここに参考文献として編
入)に開示されている。D. 第二酵素
本発明の好ましい組成物は、性能増進量の洗剤相容性第二酵素を更に含む。「
洗剤相容性」とは、液体洗剤組成物の他の成分、例えば、洗剤界面活性剤および
洗浄性ビルダーとの相容性を意味する。これらの第二酵素は、
好ましくは、リパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ、およびそれらの混合物からな
る群から選ばれる。「第二酵素」なる用語は、前記タンパク分解酵素を除外し、
それゆえ各組成物は少なくとも1種のタンパク分解酵素を含めて少なくとも2種
の酵素を含有する。組成物で使用する第二酵素の量は、酵素の種類に応じて変化
する。一般に、約0.0001〜0.3重量%、より好ましくは0.001〜0
.1重量%のこれらの第二酵素は、好ましくは使用される。同じ種類(例えば、
リパーゼ)または2種以上(例えば、セルラーゼおよびリパーゼ)の酵素の混合
物は、使用してもよい。精製または非精製形の酵素は、使用してもよい。
液体洗剤組成物で使用するのに好適ないかなる脂肪分解酵素も、これらの組成
物で使用できる。ここで使用するのに好適なリパーゼ酵素としては、細菌および
真菌起源のものが挙げられる。
好適な細菌リパーゼとしては、英国特許第1,372,034号明細書(ここ
に参考文献として編入)に開示のようなPseudomonas stutzeri ATCC19.
154などのシュードモナス群の微生物によって産生されるものが挙げられる。
好適なリパーゼとしては、微生物Pseudomonas fluorescens IAM1057に
よって産生されるリパーゼの抗体との正の免疫交差反応を示すものが挙げられる
。このリパーゼおよびその精製法は、
1978年2月24日に公開された特開昭53−20487号公報に記載されて
いる。このリパーゼは、日本の名古屋のアマノ製薬株式会社から商品名リパーゼ
P「アマノ(Amano)」で入手できる(以下「アマノ−P」と称する)。このよ
うなリパーゼは、オクタロニーに係る標準の周知の免疫拡散法(Acta. Med. Sca
n., 133,第76〜第79頁(1950))を使用してアマノ−P抗体との正
の免疫交差反応を示すべきである。これらのリパーゼおよびアマノ−Pとのそれ
らの免疫交差反応のための方法も、1987年11月17日発行のトム等の米国
特許第4,707,291号明細書(ここに参考文献として編入)に記載されて
いる。それらの典型例は、アマノ−Pリパーゼ、リパーゼex Pseudomonas fragi
FERMP 1339(商品名アマノ−Bで入手可能)、リパーゼex Pseudom
onas nitroreducens var.lipolyticum FERM P1338(商品名アマノ−
CESで入手可能)、リパーゼex Chromobacter viscosum、例えば、日本の田方
のトーヨー・ジョーゾー株式会社から市販されているChromobacter viscosum va
r.lipolyticum NRRLB3673;および米国のU.S.バイオケミカル・
コーポレーションおよびオランダのジソインス・カンパニーからの更に他のChro
mobacter viscosum リパーゼ、およびリパーゼex Pseudomonas gladioli である
。
好適な真閑リパーゼとしては、Humicola lanuginosaおよびThermomyces lanug
inosusによって産生できるものが挙げられる。欧州特許出願第0 258 06
8号明細書(ノボ・インダストリA/S)に記載のようにHumicola lanuginosa
からの遺伝子をクローン化し、遺伝子をAspergillus oryzae中で発現することに
よって得られるリパーゼ〔ノボ・ノルディスクからの商品名リポ
1g当たりリパーゼ単位約10〜18000、好ましくは約60〜6000(
LU/g)のリパーゼは、これらの組成物で使用できる。リパーゼ単位は、pH
が9.0、温度が30℃、基質がトリス−緩衝液5ミリモル/l中のCa++13
ミリモル/lおよびNaCl20ミリモル/lの存在下でのオリーブ油3.3重
量%およびアラビアゴム3.3%の乳濁液である場合に一定のpHで1分当たり
滴定可能な脂肪酸1ミリモルを生成するリパーゼの量である。
液体洗剤組成物で使用するのに好適ないかなるセルラーゼも、これらの組成物
で使用できる。ここで使用するのに好適なセルラーゼ酵素としては、細菌起源お
よび真菌起源のものが挙げられる。好ましくは、それらは、5〜9.5のpH最
適条件を有するであろう。セルラーゼ約0.0001〜0.1重量%が、使用で
きる。
好適なセルラーゼは、Humicola insolensから産生さ
れる真菌セルラーゼを開示している1984年3月6日発行のバーベスガード等
の米国特許第4,435,307号明細書(ここに参考文献として編入)に開示
されている。また、好適なセルラーゼは、英国特許第2.075.028号明細
書、英国特許第2.095.275号明細書およびDE−OS第2.247.8
32号明細書に開示されている。
このようなセルラーゼの例は、Humicola insolens(Humicola grisea var. th
ermoidea)の菌株、特にヒュミコラ菌株DSM1800によって産生されたセル
ラーゼ、およびアエロモナス属に属するバチルスNの真菌またはセルラーゼ21
2産生真菌によって産生されるセルラーゼ、および海水軟体動物(Dolabella Au
ricula Solander)の肝膵臓から抽出されるセルラーゼである。
液体洗剤組成物で使用するのに好適ないかなるアミラーゼも、これらの組成物
で使用できる。アミラーゼとしては、例えば、英国特許第1,296,839号
明細書(ノボ)により詳細に記載のB. licheniformisの特殊な菌株から得られる
アミラーゼが挙げられる。デンプン分解タンパク質としては、例えば、インター
ナショナル・バイオ−シンセティックス・インコーポレーテッド製
ミラーゼ約0.0001〜0.55重量%、好ましくは
0.0005〜0.1重量%が、使用できる。E. 任意成分
洗浄性ビルダーは、場合によって、本組成物に配合できる。洗浄性ビルダー0
〜約50重量%がここで使用できる。無機並びに有機ビルダーが使用できる。存
在する時には、組成物は、典型的にはビルダー少なくとも約1%を含むであろう
。液体処方物は、好ましくは洗浄性ビルダー約3〜30重量%、より好ましくは
約5〜20重量%を含む。
無機洗浄性ビルダーとしては、限定せずに、ポリリン酸(トリポリホスフェー
ト、ピロホスフエート、およびガラス状高分子メタホスフェートによって例証)
、ホスホン酸、フィチン酸、ケイ酸、炭酸(重炭酸およびセスキ炭酸を含めて)
、硫酸、およびアルミノケイ酸のアルカリ金属塩、アンモニウム塩およびアルカ
ノールアンモニウム塩が挙げられる。ボレートビルダー並びに洗剤貯蔵または洗
浄条件下でボレートを生成できるボレート生成性物質を含有するビルダー(以下
で集合的に「ボレトビルダー」)も、使用できる。好ましくは、非ボレトビルダ
ーは、約50℃以下、特に約40℃以下の洗浄条件下で使用しようとする本発明
の組成物で使用される。
シリケートビルダーの例は、アルカリ金属ケイ酸塩、特にSiO2:Na2O比
1・6:1から3・2:1を有するものおよび層状シリケート、例えば、H.P
.リ
ッケに1987年5月12日発行の米国特許第4,664,839号明細書(こ
こに参考文献として編入)に記載の層状ケイ酸ナトリウムである。しかしながら
、他のシリケート、例えば、ケイ酸マグネシウムも有用であることがあり、それ
らは粒状処方物でぱりぱりさ付与剤として、酸素漂白剤用安定剤として、そして
制泡系の成分として役立つことができる。
カーボネートビルダーの例は、炭酸ナトリウムおよびセスキ炭酸ナトリウムお
よびそれらと1973年11月15日に公告の独国特許出願第2,321,00
1号明細書(その開示をここに参考文献として編入)に開示のような超微細炭酸
カルシウムとの混合物を含めて、アルカリ土類金属およびアルカリ金属の炭酸塩
である。
アルミノシリケートビルダーは、本発明で有用である。アルミノシリケートビ
ルダーは、最も現在市販されているヘビーデューティー粒状洗剤組成物で大きい
重要性を有し且つ液体洗剤組成物でも有意なビルダー成分であることができる。
アルミノシリケートビルダーとしては、
実験式
Mz(zAlO2・ySiO2)
(式中、Mはナトリウム、カリウム、アンモニウムまたは置換アンモニウムであ
り、zは約〔0.5〜約2であり;yは1である)
を有するものが挙げられ、この物質は無水アルミノシリ
ケート1g当たりCaCO3硬度少なくとも約50mg当量のマグネシウムイオ
ン交換容量を有する。好ましいアルミノシリケートは、式
Naz〔(AlO2)z(SiO2)y〕・xH2O
(式中、zおよびyは少なくとも6の整数であり、z対yのモル比は1.0〜約
0.5の範囲内であり、xは約15〜約264の整数である)
を有するゼオライトビルダーである。
有用なアルミノシリケートイオン交換物質は、市販されている。これらのアル
ミノシリケートは、構造が結晶性または無定形であることができ且つ天然産アル
ミノシケートであることができ、または合成的に誘導できる。アルミノシリケー
トイオン交換物質の製法は、1976年10月12日発行のクルメル等の米国特
許第3,985,669号明細書(ここに参考文献として編入)に開示されてい
る。ここで有用な好ましい合成結晶性アルミノシリケートイオン交換物質は、呼
称ゼオライトA、ゼオライトP(B)、およびゼオライトXで入手できる。特に
好ましい態様においては、結晶性アルミノシリケトイオン交換物質は、式
Na12〔(AlO2)12(SiO2)12〕・xH2O
(式中、xは約20〜約30、特に約27である)
を有する。この物質は、ゼオライトAとして既知である。好ましくは、アルミノ
シリケトは、直径が約0.1〜
10μの粒径を有する。
ポリホスフェートの特定例は、アルカリ金属トリポリリン酸塩、ナトリウム、
カリウムおよびアンモニウムのピロリン酸塩、ナトリウム、カリウムおよびアン
モニウムのピロリン酸塩、ナトリウムおよびカリウムのオルトリン酸塩、重合度
が約6〜約21であるポリメタリン酸ナトリウム、およびフィチン酸の塩である
。
ホスホネートビルダー塩の例は、エタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホ
ン酸の水溶性塩、特にナトリウム塩およびカリウム塩、メチレンジホスホン酸の
水溶性塩、例えば、三ナトリウム塩および三カリウム塩および置換メチレンジホ
スホン酸の水溶性塩、例えば、三ナトリウムおよび三カリウムのエチリデン、イ
ソプロピリデンベンジルメチリデンおよびハロメチリデンジホスホン酸塩である
。前記種順のホスホネートビルダー塩は、ディールに1964年12月1日およ
び1965年10月19日発行の米国特許第3,159,581号明細書および
第3,213,030号明細書、ロイに1969年1月14日発行の米国特許第
3,422,021号明細書およびクインビーに1968年9月3日および19
69年1月14日発行の米国特許第3,400,148号明細書および第3,4
22,137号明細書に開示されている(前記開示をここに参考文献として編入
)。
本発明の目的で好ましい有機洗浄性ビルダーとしては、
各種のポリカルボキシレート化合物が挙げられる。ここで使用する「ポリカルボ
キシレート」は、複数のカルボキシレート基、好ましくは少なくとも3個のカル
ボキシレートを有する化合物を意味する。
ポリカルボキシレートビルダーは、一般に、組成物に酸形で添加できるが、中
和塩の形でも添加できる。塩形で利用する時には、ナトリウム塩、カリウム塩、
リチウム塩などのアルカリ金属塩、またはアルカノールアンモニウム塩が、好ま
しい。
ポリカルボキシレートビルダーには各種のカテゴリの有用物質が包含される。
1つの重要なカテゴリーのポリカルボキシレートビルダーは、エーテルポリカル
ボキシレートを包含する。洗浄性ビルダーして使用する多数のエーテルポリカル
ボキシレートが、開示されている。有用なエーテルポリカルボキシレートの例と
しては、1964年4月7日発行のベルグの米国特許第3,128,287号明
細書および1972年1月18日発行のランベルチ等の米国特許第3,635,
830号明細書に開示のようなオキシジスクシネートが挙げられる(両方ともこ
こに参考文献として編入)。
本発明でビルダーとして有用な特定の種類のエーテルポリカルボキシレートと
しては、一般式
CH(A)(COOX)-CH(COOX)-O-CH(COOX)-CH(COOX)(B)
(式中、AはHまたはOHであり;BはHまたは
−O−CH(COOX)−CH2(COOX)であり、XはHまたは塩形成陽イ
オンである)
を有するものも挙げられる。例えば、前記一般式中、AおよびBが両方ともHで
あるならば、化合物は、オキシジコハク酸およびその水溶性塩である。AがOH
、BがHであるならば、化合物は、タルトレートモノコハク酸(TMS)および
その水溶性塩である。AがH、Bが−O−CH(COOX)−CH2(COOX
)であるならば、化合物は、タルトレートジコハク酸(TDS)およびその水溶
性塩である。これらのビルダーの混合物は、ここで使用するのに特に好ましい。
TMS対TDSの重量比約97:3から約20:80のTMSとTDSとの混含
物が、特に好ましい。これらのビルダーは、1987年5月5日にブッシュ等に
発行の米国特許第4,663,071号明細書に開示されている。
また、好適なエーテルポリカルボキシレートとしては、環式化合物、特に脂環
式化合物、例えば、米国特許第3,923,679号明細書、第3,835,1
63号明細書、第4,158,635号明細書、第4,120,874号明細書
および第4,102,903号明細書(これらのすべてをここに参考文献として
編入)に記載のものが挙げられる。
他の有用な洗浄性ビルダーとしては、構造
HO−[C(R)(COOM)−C(R)(COOM)−O]n−H
〔式中、Mは水素または陽イオン(得られる塩は水溶性)、好ましくはアルカリ
金属、アンモニウムまたは置換アンモニウム陽イオンであり、nは約2〜約15
であり(好ましくは、nは約2〜約10、より好ましくはnは平均約2〜約4)
、各Rは同じであるか異なり、水素、C1〜4アルキルまたはC1〜4置換アルキル
から選ばれる(好ましくは、Rは水素である)〕
で表わされるエーテルヒドロキシポリカルボキシレートが挙げられる。
なお他のエーテルポリカルボキシレートとしては、無水マレイン酸とエチレン
またはビニルメチルエーテルとの共重合休、1,3,5−トリヒドロキシベンゼ
ン−2,4,6−トリスルホン酸、およびカルボキシメチルオキシコハク酸が挙
げられる。
有機ポリカルボキシレートビルダーとしては、ポリ酢酸の各種のアルカリ金属
塩、アンモニウム塩および置換アンモニウム塩も挙げられる。例としては、エチ
レンジアミン四酢酸およびニトリロ三酢酸のナトリウム塩、カリウム塩、リチウ
ム塩、アンモニウム塩および置換アンモニウム塩が挙げられる。
また、メリト酸、コハク酸、オキシジコハク酸、ポリマレイン酸、ベンゼン−
1,3,5−トリカルボン酸、カルボキシメチルオキシコハク酸などのポリカル
ボキシレート、およびそれらの可溶性塩も包含される。
クエン酸系ビルダー、例えば、クエン酸およびその可溶性塩(特にナトリウム
塩)は、ヘビーデューティー液体洗剤処方物に特定の重要性を有するポリカルボ
キシレトビルダーであるが、粒状組成物でも使用できる。
他のカルボキシレートビルダーとしては、1973年3月28日発行のディー
ルの米国特許第3,723,322号明細書(ここに参考文献として編入)に開
示のカルボキシル化炭水化物が挙げられる。
また、1986年1月28日発行のブッシュの米国特許第4,566,984
号明細書(ここに参考文献として編入)に開示の3,3−ジカルボキシ−4−オ
キサー1,6−ヘキサンジオエートおよび関連化合物は、本発明の洗剤組成物で
好適である。有用なコハク酸ビルダーとしては、C5〜C2Oアルキルコハク酸お
よびそれらの塩が挙げられる。この種の特に好ましい化合物は、ドデセニルコハ
ク酸である。アルキルコハク酸は、典型的には、一般式 R−CH(COOH)
CH2(COOH)を有し、即ち、コハク酸の誘導体である(式中、Rは炭化水
素 例えば、C10〜C20アルキルまたはアルケニル、好ましくはCl2〜Cl6であ
り、またはRは前記特許に記載のようなヒドロキシル、スルホ、スルホキシまた
はスルホン置換基で置換してもよい)。
スクシネートビルダーは、好ましくは、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニ
ウム塩およびアルカノールアンモ
ニウム塩を含めて水溶性塩の形で使用される。
スクシネートビルダーの特定例としては、コハク酸ラウリル、コハク酸ミリス
チル、コハク酸パルミチル、コハク酸2−ドデセニル(好ましい)、コハク酸2
−ペンデセニルなどが挙げられる。コハク酸ラウリルは、この群の好ましいビル
ダーであり、1986年11月5日公告の欧州特許出願第86200690.5
/0,200,263号明細書に記載されている。
また、有用なビルダーの例としては、ナトリウムおよびカリウムのカルボキシ
メチルオキシマロン酸塩、カルボキシメチルオキシコハク酸塩、cis−シクロ
ヘキサンヘキサカルボン酸塩、cis−シクロペンタンテトラカルボン酸塩、水
溶性ポリアクリル酸塩(約2,000よりも大きい分子量を合するこれらのポリ
アクリレートも分散剤として有効に利用できる)、および無水マレイン酸とビニ
ルメチルエーテルまたはエチレンとの共重合体が挙げられる。
他の好適なポリカルボキシレートは、1979年3月13日発行のクルッチフ
ィールド等の米国特許第4,144,226号明細書(ここに参考文献として編
入)に開示のポリアセタールカルボキシレートである。これらのポリアセタール
カルボキシレートは、下記のようにして生成できる。グリオキシル酸のエステル
および重合開始剤を一緒に重合条件下に置く。次いで、得られたポリ
アセタールカルボン酸エステルを化学的に安定な末端基に結合して、ポリアセタ
ールカルボキシレートをアルカリ性溶液中での迅速な解重合に対して安定化し、
対応の塩に転化し、界面活性剤に加える。
ポリカルボキシレートビルダーは、1967年3月7日発行のディールの米国
特許第3,308,067号明細書(ここに参考文献として編入)にも開示され
ている。このような物質としては、マレイン酸、イタコン酸、メチレンマロン酸
などの脂肪族カルボン酸の単独重合体および共重合体の水溶性塩が挙げられる。
技術上既知の他の有機ビルダーも、使用できる。例えば、長鎖ヒドロカルビルを
有するモノカルボン酸およびそれらの可溶性塩は、利用できる。これらとしては
、一般に「石鹸」と称される物質が挙げられるであろう。C10〜C20の鎖長が、
典型的には利用される。ヒドロカルビルは、飽和または不飽和であることができ
る。
他の任意成分としては、防汚剤、キレート化剤、粘土汚れ除去/再付着防止剤
、高分子分散剤、漂白剤、増白剤、抑泡剤、溶媒および美観剤が挙げられる。
本発明の洗剤組成物は、各種の組成物として、例えば、洗濯洗剤並びに硬質表
面クリーナーまたは皿洗い組成物として処方できる。
本発明に係る組成物は、下記の例によって更に例示する。実施例 例A
下記の組成物は、表示の割合の表示成分を混合することによって調製した。以
下の例においては、使用したペプチドトリフルオロメチルケトンは、次の通りで
あった:
ペプチドトリフルオロメチルケトン1:
CH3Oー(O)C−Phe−Gly−Ala−LeuCF3
ペプチドトリフルオロメチルケトン2:
CH3N−(O)C−Phe−Gly−Ala−LeuCF3
ペプチドトリフルオロメチルケトン3:
CH3O−(O)C−Phe−Gly−Ala−PheCF3
ペプチドトリフルオロメチルケトン4:
CH3N−(O)C−Phe−Gly−Ala−PheCF3
例B
CH3O−(O)C−Phe−Gly−AlaLeu(トリフルオロメチル)
は、スキームAに従って合成する。他のぺプチドトリフルオロメチルケトンは、
通例の調整によって製造できる。スキームAにおいては、中間体の若干を購入し
、これが真実である場合には、スキームに述べた。CF3TMSをプラカシュのJ
.Org.Chcm.,1991,56,984の方法に従って合成する。デスーマ
ーチン・ペリオジナン(Dess-MartinPeriodinane)をマーチンのJ.Org.Chem.,
1983,48,4155の方法に従って合成する。
N−トリチル−ロイシンメチルエステル(2)−CH2C1210ーm申のLeu
−OMe・HCl2.50g(13.8ミリモル)の溶液にTEA3.86ml(
27.5ミリモル)を滴下した。添加完了後、CH2Cl215ml申の塩化トリフ
ェニルメチル3.76g(13.5ミリモル)を滴下した。混合物を4時間攪拌
した。溶液を5%EtOAc/石油エーテルで希釈し、水洗した。有機相を乾燥
し(MgSO4)、濾過し、溶媒を除去した。残渣をシリカ上でクロマトグラフ
ィーにかけて純粋な生成物4.8gを与えた(収率90%)。
N−トリチル−ロイシナール(3)−THF 100ml申のN−トリチル−ロ
イシンメチルエステル4.70
g(12.2ミリモル)の冷(0゜)溶液にTHF中の水素化ジイソブチルアル
ミニウム(42.2ミリモル)の1.5M溶液28.1mlを滴下した。溶液をこ
の温度で6時間攪拌し、反応混合物を飽和酒石酸Na−Kで急冷し、EtOac
で抽出し、乾燥し(MgSO4)、濾過し、溶媒を除去した。所望の物質4.1
3gを回収し、精製なしで使用した。−78℃のCH2Cl230ml中の塩化オキ
サリル1.29g(14.9ミリモル)の溶液にCH 2Cl25ml中のDMSO
2・26ml(29.8ミリモル)を滴下した。添加完了後、CH2Cl210ml中
の粗N−トリチル−ロイシノール4.13g(11.5ミリモル)を加えた。溶
液をこの温度で0.5時間攪拌し、TEA 2.78ml(19.9ミリモル)を
加えた。溶液を0℃に加温し、水とエーテルとの混合物に注いだ。有機和を逐次
1NHCl、飽和NaHCO3、およびブラインで洗浄した。溶液を乾燥し(M
gSO4)、濾過し、溶媒を除去して目的化合物1.37gを与えた。
5−メチル−3−トリチルアミノ−1,1,1−トリフルオロ−2−へキサノ
ール(4)−THF中のN−トリチル−ロイシナール1.37g(3.83ミリ
モル)とCF3TMS 0.653ml(4.59ミリモル)との溶液にフッ化テ
トラブチルアンモニウム3水和物0.121g(0.383ミリモル)を1つの
部分で加
えた。溶液を室温で3時間攪拌し、溶媒を除去した。残渣をEtOAcに溶解し
、水洗し、乾燥し(MgSO4)、溶媒を除去して生成物1.20gを与え、こ
の生成物をシリカ上でクロマトグラフィーにかけた。純粋な生成物0.760g
が回収された。
3−(N−CBz−Gly−Ala)−5−メチル−1,1,1−トリフルオ
ロ−2−へキサノール(5)−ジオキサン10ml中の5−メチル−3−トリチル
アミノ−1,1,1−トリフルオロ−2−へキサノール1.21g(2.83ミ
リモル)の溶液にジオキサン中の4.0M HCl 5mlを加えた。溶液を室温
で2時間攪拌し、溶媒を除去した。残渣をエーテルでこすり、固体物質を濾過し
た。得られたHCl塩(0.627g、2.83ミリモル)をCH2Cl210ml
に懸濁し、Z− Gly−Ala−OHを加えた(0.793g、2.83ミリ
モル)。この混含物にTEA 0.870ml(6.23ミリモル)を加えた直後
に、DECP0.473ml(3.12ミリモル)を加えた。混合物を一晩中攪拌
し、溶媒を除去した。残渣をEtOAcに溶解し、1N HC1、飽和NaHC
O3、およびブラインで洗浄した。生成物の溶液を乾燥し(MgSO4)、濾過し
、溶媒を除去して生成物1.06gを与えた。
3−(N−Moc−Phe−Gly−Ala)−5−メチル−1,1,1−ト
リフルオロ−2−へキサノール
(6)−MeOH 5ml中の3−(N−CBz−Gly−A1a)−5−メチル
−1,1,1−トリフルオロ−2−へキサノール1.06g(2.37ミリモル
)の溶液にPd/C 0.35gを加えた。スラリーを脱気し、水素の正圧下で
一晩中水素添加した。スラリーをセライトで濾過し、溶媒を除去した。残渣をC
H2Cl2に溶解し、Moc−Phe−OH 0.528g(2.37ミリモル)
を加えた。この混合物にTEA 0.732ml(5.22ミリモル)を加えた後
、DECP0.395ml(2.61ミリモル)を加えた。溶液を一晩中攪拌し、
溶媒を除去した。残渣をシリカ上でクロマトグラフィーにかけて純粋な生成物0
.720gを与えた。
3−(N−Moc Phe−Gly−Ala)−5−メチル−1,1,1−ト
リフルオロ−2−へキサノン(7)−CH2Cl215ml中のデス−マーチン・ペ
リオジナン1.59g(3.75ミリモル)のスラリーにCH2Cl25ml中の3
−(Moc−Phe−G1y−Ala)−5−メチル−1,1,1−トリフルオ
ロ−2−へキサノール0.650g(1.25ミリモル)を加え、スラリーを3
時間攪拌した。この混合物に飽和NaHCO3中のNa2S2O36.51g(25
.2ミリモル)を加え、得られた溶液を10分間攪拌した。溶液をEtOAcで
抽出し、有機相を乾燥し
(MgSO4)、濾過し、溶媒を除去した。残渣をシリカ上でクロマトグラフィ
ーにかけて純粋な生成物0.445gを与えた。
Moc−Phe−OH(9)−L−フェニルアラニン(5.0g、30.2ミ
リモル)を1N NaOH30mlに溶解し、0℃に冷却した。別個の添加漏斗中
で1N NaOH 30mlを同時に加えながら、クロロギ酸メチル(2.53ml
、31.8ミリモル)を滴下した。添加完了後、溶液をEtOAc 200mlで
洗浄し、水相をpH 2に酸性化した。混合物をEtOAc(2×100ml)で
抽出し、乾燥し(MgSO4)、濾過し、溶媒を除去して生成物6.0gを与え
た。13C NMR(CDCl3)37.75,52.57,54.64,
128.63,129.35,135.74,
156.77,175.76。
Phe=フェニルアラニン
CBz=カルボベンジ/オキシ
Ala=アラニン
TEA=トリエチルアミン
トリチル=トリフェニルメチル
Pd/c=炭素上のバラジウム
Gly=グリシン
DECP=ジエチルシアノホスホネー卜
Moc=メトキシカルボニル
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 トーエン,クリスティアーン アーサー
ジェイ.ケイ.
ベルギー国ハースドンク、ベークバイソフ
ストラート、4
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.(a)洗剤界面活性剤1%〜80%、 (b)活性タンパク分解酵素またはその混合物 0.0001%〜1.0% を含む液体水性洗剤組成物であって、2〜50のアミノ酸を含むペプチドトリフ ルオロメチルケトンまたはその混合物0.00001%〜5%を更に含むことを 特徴とする、液体水性洗剤組成物。 2.全組成物の0.0001〜1重量%、好ましくは0.0005〜0.2重 量%の前記ペプチドトリフルオロメチルケトンを含む、請求項1に記載の組成物 。 3.前記ペプチドトリフルオロメチルケトンが2〜6種のアミノ酸、最も好ま しくは3〜4種のアミノ酸を含む、請求項1または2に記載の組成物。 4.前記トリフルオロメチルペプチドのペプチド鎖のN−末端がメチルカルバ メートまたはメチル尿素基によって保護されている、前の請求項のいずれか1項 に記載の組成物。 5.活性タンパク分解酵素またはその混合物 0.0005%〜0.2%、最も好ましくは0.002%〜0.1%を含む、前 の請求項のいずれか1項に記載の組成物。 6.前記タンパク分解酵素がズブチリシン型プロテ アーゼである、前の請求項のいずれか1項に記載の組成物。 チリシンBPN′、プロテアーゼA、プロテアーゼB、およびそれらの混合物か らなる群から選ばれる、前の請求項のいずれか1項に記載の組成物。 8.前記ペプチドトリフルオロメチルケトンが Phe−Gly−Ala−Leu(トリフルオロメチル)またはPhe−Gly −Ala−Phe(トリフルオロメチル)、またはそのメチルカルバメートまた はメチル尿素N−末端保護形である、請求項6または7に記載の組成物。 9.リパーゼ、アミラーゼ、セルラーゼ、およびそれらの混合物からなる群か ら選ばれる性能増進量の洗剤相容性第二酵素を更に含む、前の請求項のいずれか 1項に記載の組成物。 10.前記第二酵素がリパーゼである、請求項9に記載の組成物。 11.リパーゼがHumicola Lanuginosa からの遺伝子をクローン化し、遺伝子 をAspergillus Oryzae中で発現することによって得られる、請求項10に記載の 組成物。 12.リパーゼ10〜18000単位/gを含む、請求項10または11に記 載の組成物。 13.60〜600単位/gを含む、請求項12に記載の組成物。 14.前記第二酵素がHumicola Insolens に由来するセルラーゼである、請求 項9に記載の組成物。 15.全組成物の0.0001〜0.1重量%の前記セルラーゼを含む、請求 項14に記載の組成物。 16.CH3O−(O)C−Phe−Gly−Ala−Leu(トリフルオロ メチル)、CH3O−(O)C−Phe−Gly−Ala−Phe(トリフルオ ロメチル)、CH3N−(O)C−Phe−Gly−Ala−Phe(トリフル オロメチル)、およびCH3N−(O)C−Phe−Gly−Ala−Leu( トリフルオロメチル)の群から選ばれることを特徴とする、前の請求項のいずれ か1項に記載の組成物で使用するのに好適なペプチドトリフルオロメチルケトン 。
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