JPH0850066A - 荷重計量器 - Google Patents
荷重計量器Info
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- JPH0850066A JPH0850066A JP20447994A JP20447994A JPH0850066A JP H0850066 A JPH0850066 A JP H0850066A JP 20447994 A JP20447994 A JP 20447994A JP 20447994 A JP20447994 A JP 20447994A JP H0850066 A JPH0850066 A JP H0850066A
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 12
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- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
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- Measurement Of Force In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 重量加速度の変化や揺動の影響を受けること
なく、常に高精度で質量を計測することができる荷重計
量器を提供する。 【構成】 一個または複数個の歪計型荷重変換器(計量
用変換器)17からなる計量センサーと、前記と同型の
歪計型荷重変換器(基準系変換器)18に一定質量(重
錘)20を装着した基準センサーとを具備した荷重計量
器。前記の計量センサーと基準サンサーで得た2組のセ
ンサー信号を増巾したのち、それぞれ同一の周波数特性
を持つ低域濾波器により処理する荷重計量器。前記低濾
波器で処理した2組のセンサー信号を、同一時点でサン
プリングしたのち、それぞれAD変換器のアナログ入力
および基準電圧入力とする機構の荷重計量器。
なく、常に高精度で質量を計測することができる荷重計
量器を提供する。 【構成】 一個または複数個の歪計型荷重変換器(計量
用変換器)17からなる計量センサーと、前記と同型の
歪計型荷重変換器(基準系変換器)18に一定質量(重
錘)20を装着した基準センサーとを具備した荷重計量
器。前記の計量センサーと基準サンサーで得た2組のセ
ンサー信号を増巾したのち、それぞれ同一の周波数特性
を持つ低域濾波器により処理する荷重計量器。前記低濾
波器で処理した2組のセンサー信号を、同一時点でサン
プリングしたのち、それぞれAD変換器のアナログ入力
および基準電圧入力とする機構の荷重計量器。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気式の荷重計量器に
係り、特に重力の加速度の変化や揺動の影響を受けるこ
となく高精度で質量を計測することができる改良された
荷重計量器に関する。
係り、特に重力の加速度の変化や揺動の影響を受けるこ
となく高精度で質量を計測することができる改良された
荷重計量器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気式の荷重計量器としては、歪
計型や差動トランス等を応用した荷重変換器をセンサー
とした機構のものが知られている。この機構は、本来重
量を量るための計量器により力を計ったうえで、計量地
点における重力の加速度が既知であることを前提として
質量に換算され、荷重計量値とされている。したがっ
て、高精度の荷重計量器では地域毎に相違する動力加速
度に応じた微調整を施したうえで使用されている。勿
論、荷重計量器の設置条件は水平かつ静止状態でなけれ
ばならない。この点、重錘を用いるさお秤や天秤など
は、重錘の質量を基準とした質量の計量法であるため上
記のような欠点はないが、使い勝手の悪さや精度上の問
題は払拭されない。
計型や差動トランス等を応用した荷重変換器をセンサー
とした機構のものが知られている。この機構は、本来重
量を量るための計量器により力を計ったうえで、計量地
点における重力の加速度が既知であることを前提として
質量に換算され、荷重計量値とされている。したがっ
て、高精度の荷重計量器では地域毎に相違する動力加速
度に応じた微調整を施したうえで使用されている。勿
論、荷重計量器の設置条件は水平かつ静止状態でなけれ
ばならない。この点、重錘を用いるさお秤や天秤など
は、重錘の質量を基準とした質量の計量法であるため上
記のような欠点はないが、使い勝手の悪さや精度上の問
題は払拭されない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
荷重計量器に使用されている荷重変換器は、力−電気変
換器であって直接質量に感応している訳ではなく、質量
と重力加速度の積に感応して質量を計量化するシステム
である関係で、地球上の緯度や標高差に基づく加速度の
変化に応じて計量感度も異なってくる。この加速度の変
化は、経時的にはほとんど無視し得るので、現状では計
測地域(地点)ごとに予め調整または検定を行ったうえ
で使用されている。しかしながら、計測地域ごとに計測
器の調整、検定等を行うことは極めて煩雑な手間を要す
るため、実用上の大きな難点となっている。
荷重計量器に使用されている荷重変換器は、力−電気変
換器であって直接質量に感応している訳ではなく、質量
と重力加速度の積に感応して質量を計量化するシステム
である関係で、地球上の緯度や標高差に基づく加速度の
変化に応じて計量感度も異なってくる。この加速度の変
化は、経時的にはほとんど無視し得るので、現状では計
測地域(地点)ごとに予め調整または検定を行ったうえ
で使用されている。しかしながら、計測地域ごとに計測
器の調整、検定等を行うことは極めて煩雑な手間を要す
るため、実用上の大きな難点となっている。
【0004】本発明は上記の問題点を解消するためにな
されてもので、その目的とするところは、従来の電気式
計量器で用いられている荷重変換器を利用しながら、重
力加速度の変化を相殺し、加速度の大きさと無関係に真
の質量を計測することができる新規機構の荷重計量器を
提供することにある。
されてもので、その目的とするところは、従来の電気式
計量器で用いられている荷重変換器を利用しながら、重
力加速度の変化を相殺し、加速度の大きさと無関係に真
の質量を計測することができる新規機構の荷重計量器を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による荷重計量器は、1個または複数個の歪
計型荷重変換器からなる計量センサーと、前記と同型の
歪計型荷重変換器に一定質量を装着した基準センサーと
を具備してなることを構成上の特徴とする。
めの本発明による荷重計量器は、1個または複数個の歪
計型荷重変換器からなる計量センサーと、前記と同型の
歪計型荷重変換器に一定質量を装着した基準センサーと
を具備してなることを構成上の特徴とする。
【0006】本発明に係る荷重計量器は、従来型で使用
される歪計型荷重変換器のほかに、重力加速度の影響を
除去するための基準センサーとして機能する一定質量を
装着した同型の歪計型荷重変換器を付設したところに主
要な改良点がある。従来型と本発明の計量機構をブロッ
クダイヤグラムとして示すと、図7(従来機構)と図1
(本発明)のようになる。
される歪計型荷重変換器のほかに、重力加速度の影響を
除去するための基準センサーとして機能する一定質量を
装着した同型の歪計型荷重変換器を付設したところに主
要な改良点がある。従来型と本発明の計量機構をブロッ
クダイヤグラムとして示すと、図7(従来機構)と図1
(本発明)のようになる。
【0007】すなわち、従来機構のブロックダイヤグラ
ムを示した図7において、重力の加速度gは計量対象物
1の質量Mに加えられ、(1)式の力Fを生ずる。
ムを示した図7において、重力の加速度gは計量対象物
1の質量Mに加えられ、(1)式の力Fを生ずる。
【0008】F=Mg …(1)
【0009】歪計型荷重変換器2に計量対象物1の重量
Mgが加わると、該変換器2のゲイン定数KLにより力
Fに比例した電圧V1を生じ、直流増巾器3のゲインK
AによってV1に比例した電圧V2に増巾される。V2
には必要な信号の他に有害で不要な電圧が混入している
ため、適当な遮断周波数(一般的には数Hz〜数10H
z)の低域濾波器4(KF)を経てアナログ、デジタル
変換器5(A/D)に加えられる。一方、歪計型荷重変
換器1は励振用電源6(PS)により安定した電圧V
EXTで励振されており、歪計型荷重変換器の出力は加
えられた力と励振電圧に比例した出力電圧を発生するよ
うになっており、前記の励振電圧を適宜な分圧器7(K
R)を通してVRとし、AD変換器5の基準電圧として
使用する。AD変換器5にはタイミングパルス発生装置
9(TPG)が接続されており、AD変換器5の動作を
制御するための各種タイミングパルス(TP)およびA
D変換器5のデジタル出力をもたらすクロックパルス
(CLK)を統一して発生させる装置構成になってい
る。ここまでを伝達関数で表すと、質量Mによる信号系
の電圧V3は下記(2)式のようになり、また基準電圧
系の電圧VRは下記(3)式のようになる。
Mgが加わると、該変換器2のゲイン定数KLにより力
Fに比例した電圧V1を生じ、直流増巾器3のゲインK
AによってV1に比例した電圧V2に増巾される。V2
には必要な信号の他に有害で不要な電圧が混入している
ため、適当な遮断周波数(一般的には数Hz〜数10H
z)の低域濾波器4(KF)を経てアナログ、デジタル
変換器5(A/D)に加えられる。一方、歪計型荷重変
換器1は励振用電源6(PS)により安定した電圧V
EXTで励振されており、歪計型荷重変換器の出力は加
えられた力と励振電圧に比例した出力電圧を発生するよ
うになっており、前記の励振電圧を適宜な分圧器7(K
R)を通してVRとし、AD変換器5の基準電圧として
使用する。AD変換器5にはタイミングパルス発生装置
9(TPG)が接続されており、AD変換器5の動作を
制御するための各種タイミングパルス(TP)およびA
D変換器5のデジタル出力をもたらすクロックパルス
(CLK)を統一して発生させる装置構成になってい
る。ここまでを伝達関数で表すと、質量Mによる信号系
の電圧V3は下記(2)式のようになり、また基準電圧
系の電圧VRは下記(3)式のようになる。
【0010】 V3=gMKLVEXT・KAKF …(2)
【0011】VR=VEXT・KR …(3)
【0012】AD変換器5のデジタル出力はV3/VR
に比例してデジタル量を出力するから、これをD0とす
ると(4)式が成り立つ。
に比例してデジタル量を出力するから、これをD0とす
ると(4)式が成り立つ。
【0013】
【0014】上記の(4)式から、歪計型荷重変換器2
のゲイン定数KL、直流増巾器のKA、低域濾波器のK
F、そして分圧器7のKRが一定である限り、重力の加
速度gの大きさを配慮すれば、デジタル信号は計量対象
物1の質量Mに比例した出力として演算処理装置8(C
PU)で処理することが可能となる。したがって、荷重
計量器が設計・調整されたgの計測地点において水平、
静止状態で使用されるときには正しく作動する。
のゲイン定数KL、直流増巾器のKA、低域濾波器のK
F、そして分圧器7のKRが一定である限り、重力の加
速度gの大きさを配慮すれば、デジタル信号は計量対象
物1の質量Mに比例した出力として演算処理装置8(C
PU)で処理することが可能となる。したがって、荷重
計量器が設計・調整されたgの計測地点において水平、
静止状態で使用されるときには正しく作動する。
【0015】図1に示した本発明に係る計量器のブロッ
クダイヤグラムにおいては、図7に示した従来型と歪計
型荷重変換器2からAD変換器5までの系列は同一であ
るが、この計量センサーとは別に基準センサーとなる一
定質量10(MR)を装着した同型の歪計型荷重変換器
11(KLR)、直流増巾器12(KAR)および低域
濾波器13(KFR)が別系統として付設されており、
各歪計型荷重変換器2と11の間は励振用電源6と接続
している。この別系統を伝達関数で表すと、歪計型荷重
変換器11に装着された質量10(MR)による基準電
圧系の電圧VR3は下記(5)式となり、またAD変換
器5の出力D1は(6)式のようになる。
クダイヤグラムにおいては、図7に示した従来型と歪計
型荷重変換器2からAD変換器5までの系列は同一であ
るが、この計量センサーとは別に基準センサーとなる一
定質量10(MR)を装着した同型の歪計型荷重変換器
11(KLR)、直流増巾器12(KAR)および低域
濾波器13(KFR)が別系統として付設されており、
各歪計型荷重変換器2と11の間は励振用電源6と接続
している。この別系統を伝達関数で表すと、歪計型荷重
変換器11に装着された質量10(MR)による基準電
圧系の電圧VR3は下記(5)式となり、またAD変換
器5の出力D1は(6)式のようになる。
【0016】 VR3=gMRKLRVEXTKAR・KFR …(5)
【0017】
【0018】したがって、(6)式のKL、KA、KF
とKLR、KAR、KFRが一定不変である場合、計量
対象物1の質量Mは別の歪計型荷重変換器11に取付け
た基準荷重10(MR)が定まれば求めることができ、
重力の加速度gとは無関係となる。つまり、計量器はg
が存在すればその量の如何に拘らず計量が可能となる。
とKLR、KAR、KFRが一定不変である場合、計量
対象物1の質量Mは別の歪計型荷重変換器11に取付け
た基準荷重10(MR)が定まれば求めることができ、
重力の加速度gとは無関係となる。つまり、計量器はg
が存在すればその量の如何に拘らず計量が可能となる。
【0019】本発明による荷重計量器は、上記の原理に
より重力の加速度の大きさには無関係に計量することが
できるが、重力加速度が常に変動する場合はAD変換器
に加えられる信号電圧と基準電圧の同時性が成り立たな
いと上記(6)式を適用することができない。AD変換
器は、その性質上必らずある時点の電圧をサンプリング
して順次デジタル信号に変えるので、図1のV3及びV
R3を同時点でそれぞれサンプリングし一定期間保持し
てAD変換器に加えれば上記の要求は満たされる。この
要件を満足する機構のブロックダイヤグラムは、図1の
AD変換器5の前にタイミングパルス発生装置9と接続
する計量センサー系のサンプルホールド回路14(S/
H)と基準センサー系のサンプルホールド回路15(S
/HR)を設置した図2に示す系統となる。この場合の
デジタル出力D2はV4/VR4で求められ、図1のD
1と全く同じものとなるが、ここで重要な時間要素を考
慮するには、同時性を確保するためのサンプルホールド
回路だけでは不充分であって、歪計型荷重変換器の応答
特性や低域濾波器の周波数特性について検討しなければ
ならない。
より重力の加速度の大きさには無関係に計量することが
できるが、重力加速度が常に変動する場合はAD変換器
に加えられる信号電圧と基準電圧の同時性が成り立たな
いと上記(6)式を適用することができない。AD変換
器は、その性質上必らずある時点の電圧をサンプリング
して順次デジタル信号に変えるので、図1のV3及びV
R3を同時点でそれぞれサンプリングし一定期間保持し
てAD変換器に加えれば上記の要求は満たされる。この
要件を満足する機構のブロックダイヤグラムは、図1の
AD変換器5の前にタイミングパルス発生装置9と接続
する計量センサー系のサンプルホールド回路14(S/
H)と基準センサー系のサンプルホールド回路15(S
/HR)を設置した図2に示す系統となる。この場合の
デジタル出力D2はV4/VR4で求められ、図1のD
1と全く同じものとなるが、ここで重要な時間要素を考
慮するには、同時性を確保するためのサンプルホールド
回路だけでは不充分であって、歪計型荷重変換器の応答
特性や低域濾波器の周波数特性について検討しなければ
ならない。
【0020】通常の歪計型荷重変換器は、ばねと重錘で
形成された自由度1の2次遅れ系と考えられるが、該変
換器には制動を施していないため、この2次遅れ系は可
成り振動的でそのゲイン周波数特性は図3に示すように
共振角周波数Wnの位置でゲインが上昇し、特性の乱れ
を生じる。この周波数は計測すべき質量によって変化す
るので、揺動しながら計量する場合に不具合を生ずるこ
ととなる。かかる影響を取り去るために、図2のように
Wnより充分低い角遮断周波数Woの低域濾波器4(K
F)および13(KFR)を挿入する必要がある。図4
のグラフは、が低域濾波器の特性を、が該低域濾波
器通過後の信号Wn近辺から高域の特性を示しており、
仮にWnが変動したり、また信号系のWnと基準系のW
nとが合致しなくても0からWoに至る使用周波数帯域
の特性は、厳密に合致した特性の低域濾波器によって決
められる。同時に、WnではゲインがGo点より遥かに
低いので例え信号系と基準系ゲイン特性と位相特性が異
なってもそのパワーを無視でき、波形の相違は無視する
ことがきる。
形成された自由度1の2次遅れ系と考えられるが、該変
換器には制動を施していないため、この2次遅れ系は可
成り振動的でそのゲイン周波数特性は図3に示すように
共振角周波数Wnの位置でゲインが上昇し、特性の乱れ
を生じる。この周波数は計測すべき質量によって変化す
るので、揺動しながら計量する場合に不具合を生ずるこ
ととなる。かかる影響を取り去るために、図2のように
Wnより充分低い角遮断周波数Woの低域濾波器4(K
F)および13(KFR)を挿入する必要がある。図4
のグラフは、が低域濾波器の特性を、が該低域濾波
器通過後の信号Wn近辺から高域の特性を示しており、
仮にWnが変動したり、また信号系のWnと基準系のW
nとが合致しなくても0からWoに至る使用周波数帯域
の特性は、厳密に合致した特性の低域濾波器によって決
められる。同時に、WnではゲインがGo点より遥かに
低いので例え信号系と基準系ゲイン特性と位相特性が異
なってもそのパワーを無視でき、波形の相違は無視する
ことがきる。
【0021】つまり、(6)式において、KL・KAお
よびKLR・KARの角周波数特性を下記(7)式、
(8)式のように表すと、W<WoではG1(W)≡G
2(W)≒1、W≧WnではG1(W)≪1、G
2(W)≪1となるため、計量誤差の原因とはならず直
流域でのゲインK1、K2で考えればよいことが分か
る。
よびKLR・KARの角周波数特性を下記(7)式、
(8)式のように表すと、W<WoではG1(W)≡G
2(W)≒1、W≧WnではG1(W)≪1、G
2(W)≪1となるため、計量誤差の原因とはならず直
流域でのゲインK1、K2で考えればよいことが分か
る。
【0022】KL・KA=K1・G1(W) …(7) KLR・KAR=K2・G2(W) …(8)
【0023】また、KF、KFRについても角周波数函
数G(W)を使って下記(9)式、(10)式を得、こ
れから(6)式を再度使用して新たに(11)式を得
る。さらに、信号系基準系を同時にサンプリングするか
ら、ある時点でのAD変換器の出力D2もまた同形の
(12)式となる。
数G(W)を使って下記(9)式、(10)式を得、こ
れから(6)式を再度使用して新たに(11)式を得
る。さらに、信号系基準系を同時にサンプリングするか
ら、ある時点でのAD変換器の出力D2もまた同形の
(12)式となる。
【0024】KF=KFO・GF(W) …(9) KFR=KFRO・GF(W) …(10)
【0025】
【0026】
【0027】上記の(12)式中、K1KFO/K2K
FROは一定不変のゲイン定数であるから、天秤等と同
様に質量基準とした計量器と同じく、動力加速度の地域
的変化や傾斜設置による変化、さらに揺動による外乱加
速度に対しても感応せず安定した計量が可能となる。
FROは一定不変のゲイン定数であるから、天秤等と同
様に質量基準とした計量器と同じく、動力加速度の地域
的変化や傾斜設置による変化、さらに揺動による外乱加
速度に対しても感応せず安定した計量が可能となる。
【0028】このように、本発明の計量機構によれば歪
計型荷重変換器による計量センサーと一定質量を装着し
た同型の歪計型荷重変換器による基準センサーを用い、
両センサーで得た2組のセンサー信号を直流増巾器で増
巾したのち、それぞれ同一の周波数特性を有する低域濾
波器により処理し、更に処理された2組のセンサー信号
をそれぞれ同一時点でサンプリングしたのち、AD変換
器にアナログ入力および基準電圧入力することにより重
力加速度の変化や揺動に影響を受けずに計量対象物の質
量Mを精度よく計量することができる。なお、本発明に
おける計量センサー用の歪計型荷重変換器は1個に限ら
ず複数個を設置することができ、また基準センサーを構
成する歪計型荷重変換器は一種の加速度計と見做すこと
ができるから、これと同等またはその以上の性能を有す
る歪計型加速度計で置き換えるか、その他例えば力平衡
型サーボ加速度計のような歪計型変換器以外の変換器に
置換しても同様な効果が得られる。
計型荷重変換器による計量センサーと一定質量を装着し
た同型の歪計型荷重変換器による基準センサーを用い、
両センサーで得た2組のセンサー信号を直流増巾器で増
巾したのち、それぞれ同一の周波数特性を有する低域濾
波器により処理し、更に処理された2組のセンサー信号
をそれぞれ同一時点でサンプリングしたのち、AD変換
器にアナログ入力および基準電圧入力することにより重
力加速度の変化や揺動に影響を受けずに計量対象物の質
量Mを精度よく計量することができる。なお、本発明に
おける計量センサー用の歪計型荷重変換器は1個に限ら
ず複数個を設置することができ、また基準センサーを構
成する歪計型荷重変換器は一種の加速度計と見做すこと
ができるから、これと同等またはその以上の性能を有す
る歪計型加速度計で置き換えるか、その他例えば力平衡
型サーボ加速度計のような歪計型変換器以外の変換器に
置換しても同様な効果が得られる。
【0029】
【作用】本発明によれば、電気式の荷重計量器に用いら
れる1個または複数個の歪計型荷重変換器を計量センサ
ーとし、これに一定質量を装着した同型の歪計型荷重変
換器による基準センサーを具備させ、後者の歪計型荷重
変換器を重力加速度の影響を除去するセンサーとして機
能させることにより、重力加速度の変化や揺動等の影響
を受けず、常に計量対象物の質量を高精度で計量し得る
荷重計量器を提供することが可能となる。
れる1個または複数個の歪計型荷重変換器を計量センサ
ーとし、これに一定質量を装着した同型の歪計型荷重変
換器による基準センサーを具備させ、後者の歪計型荷重
変換器を重力加速度の影響を除去するセンサーとして機
能させることにより、重力加速度の変化や揺動等の影響
を受けず、常に計量対象物の質量を高精度で計量し得る
荷重計量器を提供することが可能となる。
【0030】
【実施例】以下、図5および図6に示した実施例に基づ
いて本発明を具体的に説明する。
いて本発明を具体的に説明する。
【0031】図5は計量器の本体部分を示した分解斜視
図で、取付盤16の上面に計量用変換器17および基準
系変換器18が設置されている。これら変換器はいずれ
も歪計型荷重変換器で、計量用変換器17には載せ台1
9が載置され、また基準計変換器18には基準質量とな
る重錘20が装着されている。各変換器には変換出力を
取り出すためのケーブルとコネクター21、22が接続
されている。
図で、取付盤16の上面に計量用変換器17および基準
系変換器18が設置されている。これら変換器はいずれ
も歪計型荷重変換器で、計量用変換器17には載せ台1
9が載置され、また基準計変換器18には基準質量とな
る重錘20が装着されている。各変換器には変換出力を
取り出すためのケーブルとコネクター21、22が接続
されている。
【0032】図5のケーブルおよびコネクター21、2
2は、図6に示した電子回路部のコネクター23および
24にそれぞれ接続され、取り出された変換器出力がフ
ィルター、サンプルホールド回路の入ったモジュールを
含む直流増巾器3、12に導入して処理されたのち、制
御用タイミングパルス発生装置が組み込まれたAD変換
器5に入りデジタル信号となる。このデジタル信号は、
演算処理装置8(CPU)によりデータ処理され、表示
器25その他のシステムに伝達される。
2は、図6に示した電子回路部のコネクター23および
24にそれぞれ接続され、取り出された変換器出力がフ
ィルター、サンプルホールド回路の入ったモジュールを
含む直流増巾器3、12に導入して処理されたのち、制
御用タイミングパルス発生装置が組み込まれたAD変換
器5に入りデジタル信号となる。このデジタル信号は、
演算処理装置8(CPU)によりデータ処理され、表示
器25その他のシステムに伝達される。
【0033】上記の機構を備える荷重計量器を、貨物運
搬用トラックに設置して走行させながら標高差のある数
地点で重錘の重量を計量したところ、演算処理による補
正を行わなくてもばらつきのない一定計測値が得られ、
標高差のある測定位置や傾斜および揺動の影響を受ける
ことなしに正確に計量し得ることが確認された。
搬用トラックに設置して走行させながら標高差のある数
地点で重錘の重量を計量したところ、演算処理による補
正を行わなくてもばらつきのない一定計測値が得られ、
標高差のある測定位置や傾斜および揺動の影響を受ける
ことなしに正確に計量し得ることが確認された。
【0034】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係る荷重計量器
によれば従来型の歪計型荷重変換器による計量センサー
に一定質量を装着した同型の歪計型荷重変換器からなる
基準センサー機構を付設した簡易の構造改良を施し、重
力加速度の影響および揺動の影響を消去することによ
り、常に重力加速度の変化や揺動等の影響を受けずに高
精度の計量化が可能となる。したがって、緯度や標高の
異なる地域において運搬車両に搭載して各種の対象物荷
重を計量化する目的に対して極めて有用である。
によれば従来型の歪計型荷重変換器による計量センサー
に一定質量を装着した同型の歪計型荷重変換器からなる
基準センサー機構を付設した簡易の構造改良を施し、重
力加速度の影響および揺動の影響を消去することによ
り、常に重力加速度の変化や揺動等の影響を受けずに高
精度の計量化が可能となる。したがって、緯度や標高の
異なる地域において運搬車両に搭載して各種の対象物荷
重を計量化する目的に対して極めて有用である。
【図1】本発明に係る計測器の機構態様を示したブロッ
クダイヤグラムである。
クダイヤグラムである。
【図2】本発明に係る計測器の別の機構態様を示したブ
ロックダイヤグラムである。
ロックダイヤグラムである。
【図3】歪計型荷重変換器のゲイン周波数特性を示した
グラフである。
グラフである。
【図4】歪計型荷重変換器に低域濾波器を接続した場合
のゲイン周波数特性を示したグラフである。
のゲイン周波数特性を示したグラフである。
【図5】本発明に実施例による計量器本体部を示した分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図6】本発明の実施例による電気回路部を示した斜視
説明図である。
説明図である。
【図7】従来型の歪計型荷重計量器の機構態様を示した
ブロックダイヤグラムである。
ブロックダイヤグラムである。
1 計量対象物の質量(M) 2 歪計型荷重変換器(KL ) 3 直流増巾器(KA ) 4 低域濾波器(KF ) 5 AD変換器(A/D) 6 励振用電源(PS) 7 分圧器(KR ) 8 演算処理装置(CPU) 9 タイミングパルス発生装置(TPG) 10 基準質量(MR ) 11 歪計型荷重変換器(KLR) 12 直流増巾器(KAR) 13 低域濾波器(KFR) 14 サンプルホールド回路(S/H) 15 サンプルホールド回路(S/HR ) 16 取付盤 17 計量用変換器 18 基準系変換器 19 載せ台 20 重錘 21 コネクター 22 コネクター 23 コネクター 24 コネクター 25 表示器
Claims (5)
- 【請求項1】 1個または複数個の歪計型荷重変換器か
らなる計量センサーと、前記と同型の歪計型荷重変換器
に一定質量を装着した基準センサーとを具備してなるこ
とを特徴とする荷重計量器。 - 【請求項2】 請求項1の計量センサーおよび基準セン
サーで得た2組のセンサー信号を増巾したのち、それぞ
れ同一の周波数特性を持つ低域濾波器により処理する機
構の荷重計量器。 - 【請求項3】 請求項2の低域濾波器で処理された2組
のセンサー信号を、それぞれ同一の時点でサンプリング
したのち、それぞれAD変換器のアナログ入力および基
準電圧入力とする機構の荷重計量器。 - 【請求項4】 請求項1の基準センサーを、歪計型加速
度計に置換した請求項1、2又は3記載の荷重計量器。 - 【請求項5】 請求項1の計量センサーまたは/および
基準センサーを歪計型変換器以外の変換器に置換した請
求項1、2又は3記載の荷重計量器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20447994A JPH0850066A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 荷重計量器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20447994A JPH0850066A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 荷重計量器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0850066A true JPH0850066A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16491210
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20447994A Pending JPH0850066A (ja) | 1994-08-05 | 1994-08-05 | 荷重計量器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0850066A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002214032A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-07-31 | A & D Co Ltd | 電子秤 |
| JP2008537123A (ja) * | 2005-04-21 | 2008-09-11 | ヴィポテック ヴィーゲ−ウント ポジティオニエルシステーメ ゲーエムベーハー | 秤量装置、とくに多列秤量装置 |
-
1994
- 1994-08-05 JP JP20447994A patent/JPH0850066A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002214032A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-07-31 | A & D Co Ltd | 電子秤 |
| JP2008537123A (ja) * | 2005-04-21 | 2008-09-11 | ヴィポテック ヴィーゲ−ウント ポジティオニエルシステーメ ゲーエムベーハー | 秤量装置、とくに多列秤量装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040419 |