JPH08501029A - 金属板−ポリウレタン接着剤層−ポリプロピレンコポリマープラスチックシート−複合材、その製法及び包装容器の製造のためのその使用 - Google Patents

金属板−ポリウレタン接着剤層−ポリプロピレンコポリマープラスチックシート−複合材、その製法及び包装容器の製造のためのその使用

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JPH08501029A JP6500179A JP50017994A JPH08501029A JP H08501029 A JPH08501029 A JP H08501029A JP 6500179 A JP6500179 A JP 6500179A JP 50017994 A JP50017994 A JP 50017994A JP H08501029 A JPH08501029 A JP H08501029A
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キーリアツィス,レオニーダス
クラウゼ,ジークフリート
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ビーエーエスエフ ラッケ ウント ファルベン アクチェンゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】 金属板−ポリウレタン接着剤層−ポリプロビレンコポリマープラスチックシート−複合材、その製造法並びに包装容器の製造のためのその使用。本発明は、金属板−ポリウレタン接着剤層−ポリプロピレンコポリマープラスチックシート−複合材(ここで、接着剤層は、溶剤含有2成分−ポリウレタン接着剤から得られる)に関する。このポリプロピレンコポリマープラスチックシ−トは、主として又は完全に、エチレン及び/又はプロピレンを除く他のα−モノオレフィン1〜8重量%とプロピレン99〜92重量%(モノマー組成物の総重量%に対して)とのランダム共重合により得られるランダムポリプロピレンコポリマーから成り、この際、このポリプロピレンコポリマーは、2〜8の範囲の分子量分布Mw:Mnを有し、5〜10g/10minの範囲のメルトインデックスM FI (230℃/2.16kg)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】 金属板−ポリウレタン接着剤層−ポリプロピレンコポリマープラスチックシート −複合材、その製法及び包装容器の製造のためのその使用 本発明は、金属板−ポリウレタン接着剤層−ポリプロピレンコポリマープラス チックシート−複合材に関し、ここで、接着剤層は、溶剤含有2成分−ポリウレ タン接着剤から得られる。更に、本発明は、この複合材の製造法並びにこの複合 材を包装容器の製造のために使用することに関する。 包装材料として使用するための、殊に食料品の包装のための缶又は封鎖体(V ershuluesse)の製造のためには、平板又は帯状物の形のブリキ板、 クロムめっきされた鋼、例えば、ECCS(電気メッキされた鋼)及びアルミニ ウムを被覆する。塗膜層は、一方で、充填物の浸食及びそれから生じる腐食の前 に金属を保護し、かつ、他方で充填物の金属の腐食生成物による影響を阻止する ために、保護層としての作用をする。勿論、それは、充填物の詰めの終わりに行 われる滅菌の際にも、包装された物品、殊に食料品の引き続く保存の際にも、塗 膜層そのものによっても、溶出する塗膜成分によっても充填物が影響もしくは損 害をうけてなならない。 更に、この塗膜は、被覆された金属板が、更に缶又は封鎖体に加工される際に 現われる、例えばこの板の成形、打ち抜き、フランジ付け、運送等の際の機械的 負荷に耐えるように構成されるべきである。 更に、塗膜層の乾燥時の高い溶剤放出に基づき、予防措置を採るべきであり、 この放出及びそれに伴う環境負荷もできるだけ小さく保持すべきである。 殊に、食料品包装物の製造のために使用される金属板の被覆のための有利な方 法としては、金属板のシート被覆が効を奏している。例えば、DE−OS312 8641号明細書には、食料品包装のためのラミネートの製造法が記載されてお り、ここでは、金属板及び熱可塑性樹脂フィルムを一緒にこれらの層の間に配置 された、カルボキシ基含有ポリオレフィンをベースとする接着剤を、この接着剤 の融点より高い温度まで加熱し、次いで、圧力の使用下に一緒に冷却し、これに より金属−プラスチック−複合材を製造している。 更に、DE−OS 2912023号、GB−A−2027391号及びEP −B−31701号明細書からは、ラミネート及びこのラミネートから製造され た食料品包装容器、殊に袋物が公知である。 ポリオレフィンもしくはポリプロピレンシートを有する金属シートは多数公知 である。付着助剤としては、例えば、極性の変えられた、例えばカルボン酸又は 無水カルボン酸とグラフトされたポリプロピレンが使用 される。このような複合材は、例えば、EP−A−101250号及びEP−A −312306号明細書中に記載されている。更に、溶剤含有2成分−ポリウレ タン接着剤の使用下に製造れた金属板−ポリプロビレンプラスチックシート−複 合材を製造することは公知である。しかしながら、ポリプロピレンプラスチック シート−金属板−複合材には、この金属と接着されたプラスチックシートが白色 裂開(Weissbruch)する傾向を有する問題が現われる。さもなければ 、ポリプロピレンプラスチックシートは、ポリエチレンプラスチックシートより も大きい化学品安定性を有する。 従って、本発明は、殊に、包装容器に成形する後にも、白色裂開を示さないポ リプロピレンプラスチックシート−金属板−複合材を開発することを課題として いた。更に、勿論、この金属板上の樹脂シ−トの付着性は優れているべきである 。この際に、勿論、熱可塑性ポリプロピレンシートは、その金属を充填物の浸食 及びそれから生じる腐食から最良に保護し、並びにその金属の腐食生成物の充填 物への影響を阻止すべきである。更に、勿論、詰めに引き続き行われる充填物の 滅菌の際にも、引き続く包装された物品、殊に食料品の貯蔵の際にも、プラスチ ックシートそのものにより、溶出した成分により、充填物が影響もしくは損傷さ れてはならない。更に、金属板上のプラスチックシート の接着は、ポリプロピレン樹脂の融点を下廻る温度で慣用の塗布速度で実施でき ることが保証されるべきである。 意外にも、この課題は、金属板−ポリウレタン接着剤層−ポリプロピレンコポ リマープラスチックシート−複合材により解決され、ここで、接着剤は、溶剤含 有2成分−ポリウレタン接着剤から得られる。この複合材は、ポリプロピレンコ ポリマープラスチックシートが主として又は完全にランダムポリプロピレンコポ リマーより成ることを特徴とし、これは、エチレン及び/又はプロピレンを除く 他のα−モノオレフィン1〜8重量%とプロピレン99〜92重量%(モノマー 組成物総重量に対し)とのランダム共重合により得られ、この際、ポリプロピレ ンコポリマーは、2〜8の範囲の分子量分布Mw:Mn及び5〜10g/10m in、有利に6〜10g/10minの範囲のメルトインデックスMFI(23 0℃/2.16kg)を有する。 更に、本発明の課題は、この複合材の製法並びにこの被覆された金属板を包装 容器の製造に使用することに関する。 本発明による金属板−2kポリウレタン接着剤層−ポリピロピレンコポリマー プラスチックシート−複合材の利点は、殊に、この複合材が包装容器に成形の後 にも白色裂開を示さないことにある。 本発明により被覆された金属板の製造のために、厚さ0.04〜1mmの薄鋼 板、ブリキ板、アルミニウム及び種々の鉄合金の板(これらは場合によりニッケ ルー、クロムー及び亜鉛化合物をベースとする不動態化層を有している)が好適 である。 使用目的に応じて、1mmより厚い金属厚さも可能である。 これら金属板に熱可塑性のポリプロピレンプラスチックシートを被覆し、この 際、金属板上のシートの付着を、ポリウレタン−接着剤を用いて有効に実施する 。 プラスチックシートの製造のために使用される熱可塑性ポリプロビレンは、シ ート又はフィルム形のランダムポリプロピレン−コポリマーである。この際、こ れは、一緒にされたシート及びフィルム(複合シート及び−フィルム)でもあり 、これらは、例えばポリプロピレン−ランダム−コポリマーの一緒の押出し成形 により得られる。このようなポリプロピレンシートは、公知方法(インフレーシ ヨン成形、チルーロール法等)でポリプロピレンの顆粒から製造される。 本発明の複合材のポリプロピレンコポリマープラスチックシートは、完全に又 は、主としてエチレン及び/又はプロピレンを除く他のα−モノオレフィン1〜 8重量%とプロピレン99〜91重量%(モノマー組成物の総重量に対して)と の統計的(ランダム)共重合により得られるランダムポリプロピレンコポリマー から成る。 プロピレンを除く他のα−モノオレフィンの例は、例えば、C4〜C12−α− モノオレフィン、例えば、ブテン−1、4−メチルペンテン−1、ヘキセン−1 、n−オクテン−1、n−デセン−1及びn−ドデセン−1である。 特に、本発明の複合材のポリプロビレンコポリマープラスチックシートは、も っぱら前記の量のエチレンとプロビレンとから得られるプロピレン−コポリマー から製造するのが有利である。 このポリプロピレンコポリマーは、2〜8の範囲の分子量分布Mw:Mn 及 び5〜10g/10minの範囲、特に6〜10g/10minの範囲のメルト インデックスMFI (230℃/2.16kg)(DIN53735により測 定)を有する。 この共重合体は、DE−OS 3730022号明細書に記載の重合法で、 チーグラーナッタ−触媒系の使用下に製造できる。例えば、これは、いわゆる2 0〜160℃の温度及び1〜100バールの圧力下で、気相重合法によって製造 される。重合体の分子量は、一般に公知の方法で、例えば、重合調節剤としての 水素を用いて又はぺルオキシド分解により調節することができる。 本発明の複合材のプラスチックフィルムは、エチレン2〜4重量%及びプロビ レン98〜96重量%(モ ノマー組成物の総重量に対して)のランダム共重合により製造されるポリプロピ レンコポリマーから得られ、この際、このランダムーコポリマーは、2〜5、特 に有利に3〜4の範囲の分子量分布Mw:Mn 及び5〜10g/10minの 範囲、特に7〜9g/10minの範囲のメルトインデックスMFI (230 ℃/2.16kg) (DIN53735により測定)を有する。 本発明で金属−プラスチックシート−複合材の製造のために使用されるポリプ ロピレンコポリマーは、約135℃〜約150℃の融点範囲(DSCにより測定 )を有する。これは、例えば、Novolen 3225MCX(登録商標)( BAS AG)なる商品名で入手される。 本発明による複合材中で使用されるプラスチックシートのプラスチックは全て 、前記のポリプロピレンコポリマーからなる。しかしながら、これは、本発明の 範囲内で、前記のコポリマーと少量の他の熱可塑性プラスチック、有利には、ポ リピロピレンとの混合物を押出し成形することにより、複合材中で使用可能なプ ラスチックシートにすることも可能である。更に、共押出しにより得られる前記 プロビレンーコポリマーからの多層シートを使用することができる。 本発明の複合材の熱可塑性ポリプロビレン−プラスチックーシートは、なお、 慣用の添加物、例えば、内 部及び外部潤滑剤、粘着防止剤、安定剤、酸化防止剤、顔料、結晶化助剤等を含 有してよい。これら添加物は、製造、加工、調製及び使用のために必要な量で、 粉末、散布剤、パールの形で、又は直接ポリマー中に導入されるコンセントレー トの形で使用される。通常使用される量の詳細及び好適な添加物の例は、例えば 、Gaechter−MuellerのKunststoffadditive ,Carl−Hanser Verlagに記載されている。 この複合材の熱可塑性ポリプロピレンシートがシートの全重量%に対して0. 5重量%までのエルカ酸アミド及び/又はオレイン酸アミドを潤滑剤として、か つ、プラスチックシートの全重量に対して0.2重量%までの粘着防止剤、特に 二酸化珪素並びに場合によリ酸化防止剤、及び場合により他の加工安定化剤及び 他の添加物を含有する場合が特に有利である。 酸化防止剤としては、フェノール誘導体を使用するのが有利である。他の好適 な添加物は、二酸化チタン、炭酸カルシウム、珪藻土、ステアリン酸金属並びに 1級及び2級脂肪酸アミドである。UV−安定剤としては、例えば、HALS− 型のUV−安定剤が使用される。 ポリプロビレンコポリマープラスチックシートと金属板との間に配置される接 着剤層は、同様に、先に記載の添加物を含有していてよい。しかしながら、これ は、ポリプロピレンプラスチックシート内に導入されるのが有利である。 金属板とポリプロピレンコポリマープラスチックシートとの間に配置される接 着剤層は、溶剤含有2成分ポリウレタン接着剤から得られる。金属板上への接着 剤の施与のために、任意の好適な方法が使用できる。2成分−ポリウレタン接着 剤を、有機溶剤中の溶液から塗布することにより施与する。この溶液は、一般に 、5〜80重量%の接着剤含有率を有する。施与される接着剤量は、一般に、約 1〜15g/m2(面積)である。 2成分−ポリウレタン接着剤は、OH−含有成分(I)、例えば、ポリエステ ルポリオール、ポリエーテルポリオール又は低分子量ポリオールおよびイソシア ナート基含有成分(II)よりなる。これら双方の成分を直接基材上に塗布する 前に相互に混合する。 2k−接着剤の成分(I)として、ポリエステルポリオールを使用するのが有 利である。これは、ジカルボン酸を過剰のジ−又はポリオールでエステル化する ことにより製造される。 このエステル化は、高温で、溶液中又は融液中で進行する。ジカルボン酸及び グリコールから線状構造のポリエステルが生じ、トリオール及び/又は多価ポリ オールの共用の際のエステル化は、多かれ少なかれ分枝されたポリエステルをも たらす。ポリエステルポリ オールは、場合によりモノカルボン酸と一緒にされたポリカルボン酸又はそのエ ステル化可能な誘導体と、場合によりモノオール並びに場合により他の変性され た成分と一緒にされたポリオールとの反応により得られる。 好適なポリカルボン酸の例は、次のものである:フタル酸、イソフタル酸、テ レフタル酸、ハロゲンフタル酸、アジピン酸、グルタール酸、アセライン酸、セ バシン酸、フマール酸、マレイン酸、トリメリト酸、ピロメリト酸、テトラヒド ロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、1,2−シクロヘキサンジカルボン酸、1 ,3−シクロヘキサンジカルボン酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、4 −メチルヘキサヒドロフタル酸、エンドメチレンテトラヒドロフタル酸、シクロ ヘキサンテトラカルボン酸及びシクロブタンテトラカルボン酸。 前記ポリカルボン酸のエステル化可能な誘導体、例えば、それらのC−原子数 1〜4の脂肪族アルコール又はC−原子数1〜4のヒドロキシアルコールとの1 価又は多価のエステルが好適である。更に、前記の酸の無水物もそれが存在する かぎりにおいて使用することができる。 場合によっては、ポリカルボン酸と共にモノカルボン酸、例えば、安息香酸、 t−ブチル安息香酸、ラウリン酸、イソノナン酸及び天然に由来する油の脂肪酸 を使用することができる。モノカルボン酸としてイソノナン酸を使用するのが有 利である。 ポリエステルの製造のための好適なアルコール成分は、次のものである: 多価アルコール、例えば、エチレングリコール、プロパンジオール、ブタンジ オール、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレングリコール、 シクロヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノール、トリメチルペンタンジ オール、エチルブチルプロパンジオール、ジトリメチロールプロパン、トリメチ ロールエタン、トリメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリスリット、ジ ペンタエリスリット、トリスヒドロキシエチルイソシアヌレート、ポリエチレン グリコール、ポリプロピレングリコール、場合により1価のアルコール、例えば ブタノール、オクタノール、ラウリルアルコール、エトキシル化されたもしくは プロポキシル化されたフェノールと一緒に。 好適な変性された成分は、ポリイソシアネート及び/又はジエポキシド化合物 であり、場合によりモノイソシアネート及び/又はモノエポキシド化合物も好適 ある。 2成分−ポリウレタン接着剤のOH−成分(I)としては、例えば、エチレン オキサイド又はプロピレンオキサイドを適当なポリオールに付加することにより 得られるポリエーテルポリオールも好適である。 ポリウレタン接着剤のイソシアナート基含有成分(II)としては、例えば、 次のものが好適である:2,4−、2,6−トルイレンジイソシアナート及びそ の混合物、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアナート、m−フェニレン−、 p−フェニレン−、4,4−ジフェニル−、1,5−ナフタリン−、1,4−ナ フタリン−、4,4−トルイジン−、キシリレンジイソシアナート並びに置換さ れた芳香族系、例えば、ジアニシジンジイソシアナート、4,4−ジフェニルエ ーテルジイソシアナート又はクロロジフェニレンジイソシアナート及び多官能性 芳香族イソシアナート、例えば、1,3,5−トリイソシアナートベンゾール、 4,4’,4”−トリイソシアナートトリフェニルメタン、2,4,6−トリイ ソシアナートトルオール及び4,4’−ジフェニルジメチルメタン−2,2’, 5,5’−テトライソシアナート;脂環式イソシアナート、例えば、1,3−シ クロペンタン−、1,4−シクロヘキサン−、1,2−シクロヘキサン−及びイ ソホロンジイソシアナート;脂肪族イソシアナート、例えばトリメチレン−、テ トラメチレン−、ペンタメチレン−、ヘキサメチレン−、トリメチルヘキサメチ レン−1,6−ジイソシアナート及びトリス−ヘキサメチレン−トリイソシアナ ート。 更に、イソシアナート基含有成分(II)として、高分子量のプレポリマーを 使用することもできる。 こで、トルイレンジイソシアナートとトリメチロールプロパンからの付加生成物 、3モルのヘキサメチレンジイソシアナートから形成されたビウレット並びにヘ キサメチレンジイソシアナートの、及び3,5,5−トリメチル−1−イソシア ナート−3−イソシアナートメチルシクロヘキサンの三量体が挙げられる 成分(II)の量は、(II)のイソシアナート基とOH−基(I)との比が 特に1:3〜3:1の範囲に存在するように選択する。 好適なイソシアナート成分(II)は、例えば、市場でDesmodur N (登録商標)及びDesmodur L(登録商標)(Bayer AG)なる 名称で入手できるイソシアナート溶液である。イシシアナート成分用の好適な溶 剤は、例えば、酢酸ブチル及び酢酸エチルである。もう一つの好適な2k−ポリ ウレタン接着剤は、Adcote 549B/Catalyst Fなる商品名 で、Morton International B.V.社から入手される接 着剤である。 2成分−接着剤として、カルボン酸成分として主として又は完全にイソフタル 酸及び/又はテレフタル酸を含有するOH−含有ポリエステル及びイソシアナー ト成分としてトルイレンジイソシアナートをベースとするポリウレタンプレポリ マーを使用するのが有利である。このポリエステルは、ジ−及び/又はモノエポ キシド化合物で変性されていてよい。 金属板−ポリウレタン接着剤層−ポリプロピレンコポリマープラスチックシー ト複合材の製造は、一般に公知の方法である。この場合には、2成分−ポリウレ タン接着剤溶液を金属板上に施与し、押出し成形によリ製造されたポリプロビレ ンプラスチックシートを、加熱され、接着剤で被覆された金属板上に塗布するこ とにより実施する。 金属板もしくは製造されたシートとプラスチックとからの複合材の被覆は、一 般に、500μmより薄い、有利に10〜200μmの、特に有利に100μm よりも薄い総乾燥フィルム厚さを有する。この場合に、接着剤層の厚さは、0. 5〜100μmにある。ポリプロビレンシート層の厚さは、相応して、10〜4 99.5μmである。 最後に、金属板の充填物に対向している側に同様に有利な平板状の熱可塑性複 合材シート又は液状又は粉末状の被覆剤で被覆することも可能であることにも言 及する。 本発明の複合材は、包装容器の製造のために使用され、殊に、缶の底 もしくは蓋、エーロゾル缶並びに封鎖体の弁シート(Ventilteller )の製造のために使用される。 閉鎖部材の製造は、慣用法で行う(例えば、VR -INTERPACK 1969,600-606頁:W.Panknin,A.Braeuer,M.Sodeik,”Abstreckziehen als Verfahren zum Herstellen von Dosen aus Weissble ch”,SHEET METAL INDUSTRIES, August 1976:W.Pankn in,CH.Schneider,M.Sodei k,”Plastic Deformation of tinplate in Can Manufacturing”;Verpackungs- Rundschau,Heft 4/1971,450-458頁:M. Sodeik,I.Siebert,”Die nahtlose Dose aus Weissblech”;Verpackungs-Rundschau,Heft 11/1975,1402-1407頁:M.Sod eik K.Haas,I.Siewert,”Herstellen von Dosen aus Weissblech durch Tiefzie hen”,Arbeitsmappe fuer den Verpackungspraktiker,Metalle,Teil II,Gruppe 2,Weissblech,Lfd.Nr.220042〜220048 in neue Verpackung 12/87,B 244-B 246 頁及びneue Packung 1/88,B 247-B250頁参照)。 従って、詳細は、これら文献に記載されている。 本発明によるポリプロピレンシート−接着剤層−金属板−複合材は、実際に 白色裂開を示さず、更に、一方で、金属とポリウレタン接着剤との間の付着性及 び他方で、ポリプロピレン−プラスチックシートとポリウレタン接着剤との間の 付着性は極めて良好である。ポリプロピレンカバー層は金属を非常に良好に充填 物の浸食から保護し、この際、金属の腐食生成物による充填物の影響は同様に阻 止される。包装された物品の滅菌時及び貯蔵時の、ポリプロピレンカバー層シー トの溶出成分による充填物の損害は認められない。更に、本発明の複合材は、ポ リウレタン接着剤を用いる、ポリプロピレンプラスチックの融点より低い温度で の金 属板上へのポリプロピレンプラスチックシートの接着(塗布)は、実際に慣用の 塗布速度で実施されうるので、良好に製造できる。 【実施例】 次に、本発明を実施例につき詳述する: 例1 商品名 Novolen 3225 MCX(登録商標)(BASF AG社 製)として入手されるポリプロピレンコポリマーを、広幅ノズル押出機を用いて 200μmの厚さのプラスチックシートに押出し成形する。2成分−ボリウレタ ン−接着剤(Adcote 549 B/Cata1yst F Firma Morton International B.V.社製)を金属板上にド クターで塗り(湿重量12g/m2)、この接着剤で塗布された板を炉内に入れ (炉の温度150℃)、引き続き、このプラスチックシートを100℃で、まだ 硬化されていない接着剤上に積層する。5日後に付着性を試験する。これは、2 0N/25mmより大きい。この複合材を缶詰め缶に打ち出した後に、全く白色 裂開は観察されない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.金属板−ポリウレタン接着剤層−ポリプロピレンコポリマープラスチックシ ート−複合材(ここで、その接着剤層は、溶剤含有2成分−ポリウレタン接着剤 から得られる)において、ポリプロピレンコポリマープラスチックシートは、主 として又は完全に、エチレン及び/又はプロビレンを除く他のα−モノオレフィ ン1〜8重量%とプロピレン99〜92重量%(モノマー組成物の総重量%に対 して)とのランダム共重合により得られるランダムポリプロピレンコポリマーよ り成り、この際、このポリプロピレンコポリマーは、2〜8の範囲の分子量分布 Mw:Mnを有し、5〜10g/10min、有利に6〜10g/10minの 範囲のメルトインデックスMFI(230℃/2.16kg)を有することを特 徴とする、金属板−ポリウレタン接着剤層−ポリプロピレンコポリマープラスチ ックシート−複合材。 2.ランダムポリプロピレンコポリマーは、もっぱら、エチレンとプロピレンと のランダム共重合により得られることを特徴とする、請求の範囲1に記載の金属 板−ポリウレタン接着剤層−ポリプロビレンコポリマープラスチックシート−複 合材。 3.ボリプロピレンコポリマープラスチックシートは、主として又は完全に、エ チレン2〜4重量%とプロ ピレン98〜96重量%(モノマー組成物の総重量%に対して)とからのランダ ムポリプロピレンコポリマーより成り、2〜5、特に有利に3〜4の範囲の分子 量分布Mw:Mnを有し、5〜10g/10min、特に有利に7〜9g/10 minの範囲のメルトインデックスMFI(230℃/2.16kg)を有する ことを特徴とする、請求の範囲1又は2に記載の金属板−ポリウレタン接着剤層 −ポリプロピレンコポリマープラスチックシート−複合材。 4.ボリプロピレンプラスチックシートは、プラスチックシートの総重量%に対 して0.5重量%までのエルカ酸アミド及び/又はオレイン酸アミド並びにプラ スチックシートの総重量%に対して0.2重量%までの粘着防止剤、有利にSi O2、並びに場合により酸化防止剤、並びに場合により他の加工安定化剤及び他 の添加物を含有することを特徴とする、請求の範囲1から3までのいずれかに記 載の金属板−ポリウレタン接着剤層−ポリプロビレンコポリマープラスチックシ ート−複合材。 5.2成分−ポリウレタン接着剤として、カルボン酸成分として主として又は完 全にイソフタル酸及び/又はテレフタル酸を含有するヒドロキシル基含有ポリエ ステルを使用し、かつ、トルイレンジイソシアナートをベースとするイソシアナ ート基含有ポリウレタンプレポリマー組成物を使用することを特徴と する、請求の範囲1から4のいずれかに記載の金属板−ポリウレタン接着剤層− ポリプロピレンコポリマープラスチックシート−複合材。 6.請求の範囲1から5のいずれかに記載の金属板−ポリウレタン接着剤層−ポ リプロビレンコポリマープラスチックシート−複合材を製造する方法において、 2成分−ポリウレタン接着剤を金属板上に施与し、ポリプロビレンプラスチック シートを、加熱され、接着剤で塗布された金属板上に塗布することを特徴とする 、金属板−ポリウレタン接着剤層−ポリプロピレンコポリマープラスチックシー ト−複合材を製造する方法。 7.請求の範囲1から5に記載の金属板−ボリウレタン接着剤層−ポリプロビレ ンコポリマープラスチックシート−複合材を、包装容器の製造のために使用する こと。
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