JPH08501253A - ストリップ鋳造機 - Google Patents
ストリップ鋳造機Info
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- JPH08501253A JPH08501253A JP6504018A JP50401894A JPH08501253A JP H08501253 A JPH08501253 A JP H08501253A JP 6504018 A JP6504018 A JP 6504018A JP 50401894 A JP50401894 A JP 50401894A JP H08501253 A JPH08501253 A JP H08501253A
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Classifications
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
鋳造ロール(16)間隙で支持される溶融金属(71)の鋳造溜めが、溜めの上方に形成され、ロール(16)に対してシールをする室シール(112)によりシールされる与圧室(100)に入れられた不活性ガスにより与圧される、双ロール式ストリップ鋳造機。与圧室(100)からの不活性ガスの漏出を減少させるため、シール室(110)が与圧室のまわりに設けられて空気等の二次空気で与圧される。
Description
【発明の詳細な説明】
ストリップ鋳造機技術分野
本発明は金属ストリップを連続鋳造する双ロール式ストリップ鋳造機に関する
。この型の鋳造機では、冷却した一対の鋳造ロール間の間隙へと溶融金属を供給
して、鋳造ロール周壁と接触する鋳造溜めを形成する。金属の2枚の外皮がロー
ル表面上で凝固し、これら外皮がロール間隙でひとつになって凝固ストリップを
形成してロール間隙から連続的に出てくる。溶融金属のロール間隙への供給は、
タンディッシュと、ロール間隙直上に位置した金属供給ノズルとにより行うこと
ができる。
金属からロールへの熱伝達を高めるため鋳造溜め表面を与圧することが以前か
ら提案されている。より詳しくは、タンディッシュから下方に湾曲して下端で摺
動シールに嵌合する壁により、ロール−タンディッシュ間に与圧室を形成して、
鋳造ロールを係合し与圧室をシールするという鋳造ロール与圧装置をアメリカ特
許第4986336号が開示している。この特許では、タンディッシュ全体を囲
む比較的大きな与圧室を形成するという提案が以前からあることも言及されてい
る。
鋳造ロール与圧室を持つ装置の操作で一つ問題なのは、ロール表面とのシール
部分で与圧室からガスが漏れやすいことである。鋳造溜め上方の雰囲気を制御す
るために例えばアルゴン等の不活性ガスのような高価なガスを使うことがあるが
、そのようなガスの漏洩は非常に高価な損失となり得る。本発明は与圧
室からのガスの漏洩を激減させることが可能な改良シール装置を提供する。発明の開示
本発明によれば、
間にロール間隙を形成する一対の平行鋳造ロールと、
溶融金属をロール間隙に供給してロール間隙に溶融金属の鋳造溜めを形成する
溶融金属供給手段と、
ロール間隙の対向端部で鋳造ロールに係合してロール間隙に鋳造溜めを構成す
る溜め構成部材と、
鋳造ロールを相反方向に駆動して溜め内の金属から金属ストリップを形成して
そのストリップをロール間隙から下方へと通すロール駆動手段と、
鋳造ロール表面のガス与圧のための与圧室を形成し、ロール間隙の各側で鋳造
ロールとの室シールを形成する第1室形成手段と、
前記シールを介して与圧室から漏洩するガスがガスシール室へと入るよう与圧
室の回りにガスシール室を形成する第2室形成手段と、
与圧室に第1ガスを供給する手段と、
シール室に第2ガスを供給する手段と、
与圧室内の第1ガスを、シール室内の第2ガスの圧力と少なくとも等しい圧力
に保持する手段と
から構成した、金属ストリップ鋳造装置が提供される。
好ましくは、金属供給手段は、鋳造ロール上方に配したタンディッシュと、タ
ンディッシュの下方に配してタンディッシュ
からの溶融金属を受け、それを鋳造ロール間のロール間隙に供給する金属供給ノ
ズルとで構成される。
第1室形成手段は、金属供給手段から延びる構造物とし、ロール間隙の各側を
ロールの長手方向にそれぞれ延びる一対の与圧室側壁と、これら側壁の下縁にあ
って前記室シールを形成する与圧室シール手段とから構成することができる。該
構造物は金属供給ノズルから延びていても又は金属供給手段のタンディッシュか
ら延びていてもよい。
好ましくは、更に、第2室形成手段が、与圧室側壁の外側でロールの縦方向に
延びる一対のシール室側壁と、シール室側壁の下縁にあって鋳造ロールとのシー
ル室シールを形成するシール室シール手段とで構成される。
シール室側壁は与圧室側壁を構成する前記構造物に接続してよい。図面の簡単な説明
本発明をより充分に説明するために、添付図面を参照していささか詳しく特定
の一実施例を記述する。図面において、
図1は、本発明に従って構成した連続鋳造機を示す図であり、
図2は、図1に示した鋳造機の重要構成部分の縦断面図であり、
図3は、図2の断面を横切る方向に切断した、鋳造機の重要構成部分の更なる
縦断面図であり、
図4は、図2の4−4線に略沿った図であり、
図5は、図4の5−5線断面図であり、
図6は、図4の6−6線断面図であり、
図7は、図4の7−7線断面図である。好適実施例の詳細な説明
図示した鋳造機は工場床12に立てられた主機フレーム11からなる。フレー
ム11がアセンブリステーション14と鋳造ステーション15との間を水平移動
可能な鋳造ロール台車13を支持する。台車13は一対の平行鋳造ロール16を
担持し、それらへと溶融金属を、鋳造作業中に取鍋17からタンディッシュ18
と供給ノズル19とを介して供給する。鋳造ロール16は水冷されるので、動い
ているロール表面上で殻が凝固してロール間隙でひとつになり、ロール出口で凝
固ストリップ成品20を生み出す。この成品を基準コイラ21に送給し、後に第
2コイラ22へと移送できる。容器23を鋳造ステーションに隣接して機械フレ
ームに取付け、溶融金属をタンディッシュの溢流口24を通し、又は、鋳造作業
中にストリップの甚だしい変形等の不具合が起きた場合にはタンディッシュ片側
の緊急プラグ25を引抜くことにより、この容器に移すことができる。
ロール台車13は、主機フレーム11の一部に沿って延びるレール33に載っ
たホイール32により取付けられる台車フレーム31からなり、それによりロー
ル台車13全体がレール33に沿って移動するよう取付けられる。台車フレーム
31は、ロール16が回転可能に取付けられた一対のロールクレードルを担持す
る。鋳造ロール台車をアセンブリステーション14と鋳造ステーション15との
間を及びその逆に移動させるように作動可能なよう、ロール台車上の駆動ブラケ
ット40と主機フレームとの間に接続された複動油圧ピストンシリンダ装置39
の作動により、台車13はレール33に沿って移動可能である。
鋳造ロール16は、電動モータ及びトランスミッションから駆動軸41を介し
て相反回転される。ロール16は、一連の長手方向に延び周方向に離間した水冷
通路を形成した銅製周壁を有し、それには、回転グランド43を介して供給ホー
ス42に連結されたロール駆動軸41内の給水ダクトからロール端部を介して冷
水が供給される。典型的には、1300mm幅のストリップ成品を生産できるよ
うロールは径が約500mmであり、長さを1300mmまでとすることができ
る。
取鍋17は全く従来の構成であって、ヨーク45を介し天井クレーンで支持し
、それにより溶融金属受けステーションから移送可能である。取鍋にはサーボシ
リンダで作動させることができるストッパロッド46を備えているので、溶融金
属を取鍋から出口ノズル47及び耐火シュラウド48を介してタンディッシュ1
8に流入させることができる。
タンディッシュ18も従来の構成である。それは酸化マグネシウム(MgO)
等の耐火物で造った幅広の鉢状に形成される。タンディッシュの一側が取鍋から
溶融金属を受け、前記溢流口24及び緊急プラグ25を備えている。タンディッ
シュ18の他側には、一連の長手方向に離間した溶融金属出口開口52を備える
。タンディッシュ下部は、タンディッシュをロール台車フレーム31に取付ける
ための取付ブラケット53を有し、且つ、タンディッシュ18を正確に位置決め
するよう台車フレームの位置合わせペグ54を受ける開口を備えている。
供給ノズル19はアルミナグラファイト等の耐火物製の細長体として形成され
る。その下部は内方下向きにすぼまるようテ
ーパ状としてあるので鋳造ロール16間隙に突入できる。取付ブラケット60が
備えられていてノズルをタンディッシュ下側から支持し、ノズル上部には、取付
ブラケットに位置する外側に突出した側部フランジ55を形成する。
供給ノズル19は内部を上下に延びる通路62を有して、タンディッシュの出
口開口52から流下する溶融金属を受ける。通路62は、ロール16間隙へと金
属流の出口流路として働く下端部に向いすぼまっている。より詳しくは、通路6
2下部は供給ノズル底端で細長スロット63に終っており、該スロットは鋳造ロ
ール間隙の長手方向に延びる。
鋳造作業中に供給ノズルからの溶融金属はロール間隙上方に溜め71を形成し
、この溜めを鋳造ロール端で構成するのが一対の側部囲い板56である。側部囲
い板56は、囲い板ホルダ84を備えた一対の油圧シリンダ装置83の作動によ
りロール16の段付端57に保持される。溜め71の上面、いわゆる「メニスカ
スレベル」は供給ノズル下端よりも上方に上がる。従って、供給ノズル下端はこ
の溜めに浸漬し、供給ノズル出口通路は溜め表面即ちメニスカスレベルの下側へ
延びる。金属流はノズル出口内のメニスカスレベル72よりも高い位置に溶融金
属ヘッドを生み出す。
本発明によれば、鋳造ロール間の溶融金属溜め上方の空間が、全般に参照番号
73で示されて外側ガスシール室110により囲まれる内側与圧室100を構成
する囲み手段で囲まれる。囲み手段73は、ボルト75によりロール台車にボル
ト締めされた矩形周辺フレーム74で構成される。フレーム74がノズル取付ブ
ラケット60を支持するが、そのブラケットは実際には
フレームと一体に形成してもよい。フレーム74には上方を向いた溝76を形成
して、矩形シールストリップ又はガスケット77を受ける。該ガスケットはタン
ディッシュがロール台車上に降ろされた時にタンディッシュ構造物下側に対しシ
ールをなす。フレーム74には更に、鋳造ロール16の上面を摺動するガス密摺
動シール79を下端に設けた一対の外側囲み壁78と、同様に下端に摺動シール
112を設けた一対の内側室側壁111を形成する。
周辺フレーム74の2つの端壁が側部囲い板56の頂部にわたって延び、側部
囲い板56の上端に対するシールをなす上下に移動可能なシールストリップ80
及びフレーム端でロールに対するシールをなす2つの固定した外方シールストリ
ップ81に嵌合することにより、室100と110の囲い込みを完了する。
フレーム端面内のハウジングに配した4つのガスシリンダアクチュエータ90
の作動により、移動可能なシールストリップ80をフレーム74内で上下動でき
る。これらのストリップは端板56をロールに接触させるまでは上方の引き込み
位置にあるが、鋳造直前には端板に対し下方へと延ばされる。
外側室110は、シール112を介して与圧室から漏洩したガスがこの外側室
110に入るよう、与圧室100の側壁111を囲む。
外側室壁78の一方及び内側室壁111の一方を介して延びて与圧室に連通す
る供給管121を経て、アルゴン等の不活性ガスが与圧室110に注入される。
管121は適宜のガス与圧供給源に接続されて与圧室内のガス圧を適当な超大気
圧に保持
する。外側室110には圧力調整器124を備えた注入管123を介して与圧空
気又はその他の安価なガスを注入する。2つのガスの圧力調整器122、124
は、各々の圧力変換器126、127からの信号を介して2つの室100、11
0内のガス圧を監視する圧力制御器125に接続される。制御器125は、常に
、外側室110内のガス圧が溜め与圧室100内の不活性ガスの圧力に等しいか
又はそれよりも少し低い圧力になるようプログラムされている。このようにして
、与圧室シール手段にわたって圧力バランスがあり、それにより、シール112
の外側が直接大気にさらされる場合に起き得る高価な不活性ガスの漏洩を大幅に
減少させる。このように、外側室110内のガスが与圧室100からの不活性ガ
ス漏洩を非常に低レベルに抑えるバッファとして働く。室110からの大気への
ガス漏洩はたとえそれが大量であったとして問題はない。バッファリングガスが
空気その他の安価なガスであるからである。
本発明により構成される典型的な鉄金属鋳造機においては、ノズルからのスロ
ット出口幅が1.5mm〜7mmの範囲、例えば3mm前後である。鋳造作業時
にノズル出口通路内に形成される金属ヘッドは典型的にはメニスカスレベルより
も約20mm上方とすることができる。
初期注湯で造られるストリップ20の先端はエプロンテーブル96を動かすこ
とによりコイラ21の顎部へガイドする。エプロンテーブル96が主フレーム1
1上のピボット取付部97から吊り下がり、油圧シリンダ装置98によりコイラ
へ向けて揺動できる。ピストンシリンダ装置101により作動される上ストリッ
プガイドフラップ99に対しテーブル96を作動させ
ることができ、ストリップは一対の縦サイドローラ102間に規制できる。先端
がコイラの顎部にガイドされたら、コイラを回転させて成品を巻取り、エプロン
テーブルが逆方向へ旋回して非作動位置へ戻るのを許し、コイラ21に直接巻取
られている成品から離れて単に機械フレームから吊り下がるようにする。生じた
ストリップ成品は後にコイラ22に送って、鋳造機から運び出す最終コイルを製
造する。
図示の装置は単に例示のために示されており、大幅に改変可能である。例えば
、与圧室と外側シール室は金属供給ノズルを支持する構造物からではなくタンデ
ィッシュから延びる壁により形成し得る。更なる改変例では、与圧室を、比較的
小さな与圧室を造るよう金属供給ノズルから直接ロール表面へと延びる壁により
形成することもし得る。この場合、外側室はノズル支持構造物から又はタンディ
ッシュから延びる壁により形成し得る。バッファリングガスによるシールがある
ため、シール79、112の性能は特に高くなくとも良く、密嵌め摺動シールを
用いる必要はない。ロール表面との係合に、細かなブラシを用いることも全く可
能で、充分なシール性能が得られる。追加のロール清浄ブラシを据え付けて、ロ
ール表面がシールブラシと接触する前にロール表面を清浄することが可能である
。これらの改変例及びその他多数の変更例が添付の請求の範囲内にあると理解す
べきである。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
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,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,
SE,SK,UA,US,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 間にロール間隙を形成する一対の平行鋳造ロールと、 溶融金属をロール間隙に供給してロール間隙に溶融金属の鋳造溜めを形成する 溶融金属供給手段と、 ロール間隙の対向端部で鋳造ロールに係合してロール間隙に鋳造溜めを構成す る溜め構成部材と、 鋳造ロールを相反方向に駆動して溜め内の金属から金属ストリップを形成して そのストリップをロール間隙から下方へと通すロール駆動手段と、 鋳造ロール表面のガス与圧のための与圧室を形成し、ロール間隙の各側で鋳造 ロールとの室シールを形成する第1室形成手段と、 前記シールを介して与圧室から漏洩するガスがガスシール室へと入るよう与圧 室の回りにガスシール室を形成する第2室形成手段と、 与圧室に第1ガスを供給する手段と、 シール室に第2ガスを供給する手段と、 与圧室内の第1ガスを、シール室内の第2ガスの圧力と少なくとも等しい圧力 に保持する手段と からなる金属ストリップ鋳造装置。 2. 第1室形成手段が金属供給手段から延びる構造物からなり、該構造物がロ ール間隙の各側をロールの長手方向にそれぞれ延びる一対の与圧室側壁と、これ ら側壁の下縁にあって当該室シールを形成する与圧室シール手段とからなる、請 求項1で 請求の装置。 3. 前記室シール手段が、鋳造ロールの周面上を摺動する摺動シール素子から なる、請求項2で請求の装置。 4. 第2室形成手段が、圧力室側壁の外側でロールの縦方向に延びる一対のシ ール室側壁と、シール室側壁の下端で鋳造ロールとのシール室シールを形成する シール室シール手段とからなる請求項2又は3で請求の装置。 5. シール室側壁が、与圧室側壁をなす前記構造物に接続される、請求項4で 請求の装置。 6. 前記シール室シール手段が、鋳造ロールの周面上を摺動する摺動シール部 材からなる、請求項4又は5で請求の装置。 7. 金属供給手段が、鋳造ロール上方に配したタンディッシュと、タンディッ シュ下方に配してタンディッシュから溶融金属を受取りそれを鋳造ロール間のロ ール間隙へと供給する金属供給ノズルとからなる、請求項2乃至6のいずれかで 請求の装置。 8. 前記構造物が前記タンディッシュから延びる、請求項7で請求の装置。 9. 前記構造物が前記金属供給ノズルから延びる、請求項7 で請求の装置。 10. 第1及び第2ガスを与圧室とシール室に供給する手段が各々圧力調整弁か らなり、与圧室の第1ガスをシール室の第2ガスの圧力に少なくとも等しい圧力 に保持する手段が、2つの室のガス圧を監視し調整弁の一方又は両方を作動させ ることのできる圧力制御器からなる、請求項1乃至9のいずれかで請求の装置。
Applications Claiming Priority (3)
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