JPH08501720A - 使い捨て内視鏡シース - Google Patents

使い捨て内視鏡シース

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JPH08501720A
JPH08501720A JP7505237A JP50523795A JPH08501720A JP H08501720 A JPH08501720 A JP H08501720A JP 7505237 A JP7505237 A JP 7505237A JP 50523795 A JP50523795 A JP 50523795A JP H08501720 A JPH08501720 A JP H08501720A
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JP7505237A
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レイスドルフ,デニス
ドノフリオ,ウィリアム
Original Assignee
ゾーメッド トリース,インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 使い捨て内視鏡シースは、内視鏡シャフトと連結する簡便なスリーブ部材を有し、スリーブ部材と内視鏡シャフトとの間に相対的に狭い灌注スペースを設ける。スリーブ部材は内視鏡シャフトよりも意図的に短くしてあり、スリーブよりも長い多種多様の異なった長さの内視鏡を収容する。本発明の様々な実施例では、スリーブ部材は、スリーブ部材の先端と内視鏡シャフトの目視端との間に所定の先端間隙を設けるように配設されるか、各々の両端の間に平面を成すか、内視鏡シャフトをスリーブ部材の先端を僅かに越えるように位置づけることができる。このため、灌注流体は内視鏡の目視端を横切って目視端から手術時に生じる汚物を洗い流すことができる。スリーブ部材は、硬質構造又は可撓構造である。灌注スペーズの寸法は、灌注流体がもはや灌注スペースに向けられない場合に、灌注スペースの灌注溶液を保持できるように決定される。

Description

【発明の詳細な説明】使い捨て内視鏡シース 発明の背景 本発明は、内視鏡に用いる使い捨てシースに関し、特に、手術時に生じる汚物 を内視鏡の目視端から効果的に洗い流す簡便な使い捨てシースに関する。 手術時に生じる汚物とは、手術中に内視鏡の目視端に付着し内視鏡による視野 を妨げる血液や組織などのあらゆる体内物質をいう。 内視鏡によって、手術部位を遠隔で目視検査しながら、外科処置を行うことが できる。手術中、外科部位からの血液、組織又はその他の体内物質は、内視鏡の 目視端にはねかかり、内視鏡による視野を妨げることがある。 場合によっては、手術部位から内視鏡を取り出して目視端を洗浄することもあ るが、これによって、通常の場合、外科処置が中断し、不要な時間がかり、望ま しくない。 手術中に内視端を取り出し洗浄することは不便であるので、内視鏡の視野を妨 げる手術時に生じる汚物をすべて洗い流すことができるシースを備えた内視鏡を 好んで使用する外科医もいる。 一般に、米国特許第 4,991,565号及び第 4,974,580号に示されるような既知の 内視鏡シースは、内視鏡に個別に適応されている。このようなシースは、エアチ ューブ、ウォーターチューブ、吸引チューブなどを含み、手術時に生じる汚物を 内視鏡の目視端から洗い流すか吸い込んで除去する。内視鏡シースに備えた灌注 チューブ、吸引チューブ、エアチューブによって、内視鏡の断面積が顕著に広が ることがあるので、切開の大きさを内視鏡及びシースに適合させなければならな い。 多くの内視鏡は長さが異なるので、シースを伴った異なった長さの内視鏡の各 々に個別に適合させるよう、異なった長さの多種多様なシースが必要となる。異 なる長さの内視鏡の各々に確実に適合させるために、異なる長さにあつらえて作 られた内視鏡シースが数多く在庫品として保管される。 このため、多種多様な内視鏡の長さに適合し、内視鏡の目視端から汚物を効果 的に洗い流すことができる簡便な内視鏡シースを提供することが望ましい。発明の目的及び概要 本発明の複数の目的のうち、新規の内視鏡シース、内視鏡の目視端から汚物を 洗い流す新しい簡便な使い捨て内視鏡シースと、異なる長さの内視鏡バレル又は 内視鏡シャフトとの併用に適合できる新規な使い捨て内視鏡シースと、灌注流体 によって内視鏡の目視端を洗い流すことができる新規な使い捨て内視鏡シースと 、シース内の所定引込位置に内視鏡バレルを保持し灌注流体によって付与される 洗浄作用により汚物を簡単に処理する新規な使い捨て内視鏡シースと、シースと 内視鏡の目視端との間に最適な間隙を確実に形成し、内視鏡の目視端から汚物を 効率よく洗い流す新規な使い捨て内視鏡シースと、内視鏡バレルをシース内の所 定位置に配設する新規な使い捨て内視鏡シースと、内視鏡バレル又は内視鏡シャ フトをシース内で芯出し(センタリング)するセンタリング構造を有する新規な 使い捨て内視鏡シースと、内視鏡シースの先端から内視鏡シャフトを離隔するス ぺーサ構造を有する新規な使い捨て内視鏡シースと、可撓性を備えた内視鏡に用 いられる新規な内視鏡シース、及び内視鏡の目視端から手術時に生じる汚物を洗 浄する新規な方法と、を提供することに注目することができよう。 本発明のその他の目的及び特徴は、ある程度明らかであり、以下にある程度指 摘される。 本発明によれば、内視鏡に用いる使い捨てシースは、内視鏡の本体部分を収容 するスリーブハウジングと内視鏡シャフトを収容するスリーブ部材とを有する。 スリーブハウジングから延びるスリーブ部材は、一般に断面が環状であり、内 視鏡シャフトの長さよりも短い所定の長さを有する。スリーブ部材の内径は、可 滑動に内視鏡シャフトを収容し灌注スペースが内視鏡シャフトとスリーブ部材と の間に定められるような寸法に形成される。 スリーブ部材の先端部は、内視鏡シャフトの目視端をスリーブ内の所定の凹部 位置に配設する手段を有する。このため、所定の大きさの先端間隙がスリーブ部 材の先端と内視鏡の目視端との間に設けられる。 灌注スペースに注がれる灌注溶液は、先端間隙に流れ込み、内視鏡目視端上を 通過し、内視鏡の目視端から汚物を洗い流す。 本発明の複数の態様では、スリーブの先端は、少なくとも一つの開口部を有し 、 先端開口部を越えて内視鏡シャフトが通過することを防止する先端フランジを有 する。 スリーブ部材は、内視鏡シャフトよりも短く、内視鏡シャフトの先端がスリー ブ部材の先端フランジに確実に底付けされるようになっている。このため、スリ ーブ部材は、スリーブ部材よりも長い種々の内視鏡シャフトと併用されることが 意図されている。 本発明のある態様では、スペーサ溝などのようなスペーサ部材をスリーブ部材 の先端フランジに備えている。スペーサ部材によって、内視鏡シャフトの先端を スリーブ部材の先端フランジから離隔することができる。このため、先端フラン ジは、灌注流体を灌注路から先端間隙に分流させて内視鏡の目視端を横断させて 流し、内視鏡の目視端から手術時に生じる汚物を洗い流すことができる。 本発明の別の態様は、スリーブ部材の先端壁部から突出するスペーサ部材を有 し、内視鏡の目視端に係合しスリーブ部材の先端を越えて内視鏡の目視端が延出 することを防止する。突出したスペーサ部材によって、スリーブ部材先端と内視 鏡シャフト先端との間に所望の先端隙間が確実に形成される。このため、灌注流 体は、先端間隙に流れ込み、内視鏡シャフトの先端に至り、汚物を洗い流す。 本発明の態様を問わず、可撓性を備えた内視鏡に適応させるために可撓性の材 料で形成することができる。アコーデオン構造又は蛇腹構造をスリーブ部材に採 用することにより、内視鏡シャフトを鋭角に曲げることもできる。 本発明のほかの態様は、内部形成されたスプライン又は突起を含むスリーブ部 材を有する。突起によって内視鏡シャフトに十分な把持作用を提供して、選択さ れた所定位置に内視鏡シャフトを維持する。このため、内視鏡シャフトは、可滑 動にスリーブ部材の先端に挿入された後、所望の先端間隙を空けるために僅かに 引き込まれる。灌注流体は、先端間隙を通過して流れ、内視鏡シャフトの目視端 を洗浄する作用をする。 必要に応じて、フランジ構造及び/又は溝構造は、突起構造と組み合わせて提 供され、内視鏡先端がスリーブ部材先端を通過することを防ぐことができる。 本発明の態様を問わず、内視鏡シャフトの外部表面と係合するために、スリー ブ部材の内部表面から突出した溝などのようなセンタリング部材を含むことがで きる。 さらに、本発明の態様を問わず、スリーブ部材の長手軸に対して5〜70度な どのような所定の角度で傾斜する先端を有するスリーブ部材を備えることもでき る。 従って本発明は、以下に述べられる構造及び方法を含み、本発明の範囲は請求 の範囲に示される。図面の簡単な説明 添付の図面において、 図1は、スリーブハウジングと、スリーブ部材とを含み、内視鏡収容前の使い 捨て内視鏡シースを示す簡易概略斜視図であり、 図2は、シース内に収容されている内視鏡を示すその断面図であり、 図3は、使い捨て内視鏡シースの一部を形成するスリーブ部材の断面図であり 、 図4は、図3のスリーブ部材の端面図であり、 図5〜図25は、使い捨てシースの他の態様に係るスリーブ部材の断面図及び 端面図であって、これらの態様に共通の図1及び図2のスリーブハウジングは、 便宜上除外した。 複数の図面を通して、対応する符号は対応する部分を示している。発明の詳細な説明 本発明に係る一実施例に使用する使い捨てシースは、一般に、図1において符 号10で示されている。 シース10は、好ましくはアクリルニトリル−ブタジエン−スチレンなどのプ ラスチックから成るスリーブハウジング16の端部14に連結された細長いスリ ーブ部材12を有する。スリーブハウジング16は、カラー部分18と、これか ら延びる本体部分20とを備え、シース10の操作を容易にする。 カラー部分18の溝24は、本体部分20の穴26に連通しており、穴26は スリーブ部材12の中空内部28(図1)に連通している。図2に示すように、 溝24は、内視鏡34のハウジング32を収容するような形状に形成される。内 視鏡34のシャフト36は、穴26とスリーブ部材12の中空内部28に挿入可 能である。溝24は、内視鏡ハウジング32の形状を相補する形状であれば、い かなる形状のものであっても良い。 図示はしていないが、内視鏡シャフト36は、光透過部材及びレンズを含み、 レンズはシャフト36の先端部分38に設けられる。 さらに、カラー部分18は、内視鏡ハウジングの光ポート(図示せず)を確実 に保持しシャフト36の回転を阻止する口44を有し、上方に延出するヨーク部 材42を含む。 灌注継手50は、カラー部分18に連結され、灌注チューブ52を支持する。 チューブ52は、カラー部分18内の液体流路54を通じて本体部分20内の穴 26に連通している。カラー部分18のOリング58は、内視鏡シャフト36を 取り囲んで配設され、穴26から溝24に流体が逆流することを阻止する。グリ ップ補助要素60は、本体部分20に形成されてその手操作を容易にする。 スリーブ部材12は、一般に、剛性を有する略管状構造を備え、約0.001 〜0.012インチの壁厚を有する薄壁の金属又はプラスチックから成ることが 好ましい。スリーブ部材12の完全に開いた基端64は、液漏れがないように係 合し、本体部分20の端14の穴26内に接着あるいは、その他の方法で固定さ れる。 本体部分20は、主に、シース10の操作を容易にするが、必要に応じて、材 料を節約するために除外することができることに留意されたい。このため、スリ ーブ部材12は、カラー部分18に直接連結され得るので、穴26を短くするこ とができる。 図3及び図4では、スリーブ部材12の先端部分66は、円形の先端開口部7 0を定める先端環状フランジ68を含む。開口部70は、内視鏡シャフト36の 外径より小さな径を備えており、シャフト36が先端フランジ68から延出する ことを防止する。フランジ68は、内視鏡シャフト36の視野を遮るのを避ける ような寸法及び形状に形成される。 先端フランジ68は、スリーブ部材12の長手軸に約90度の角度を成し、約 120度間隔をあけた3つのスペーサ溝76、78、80が形成されている。溝 76、78及び80は、押し込みによって形成することができ、フランジ68の 内部表面82から約0.005〜0.020インチ突出する。 フランジ68に付与される溝の数は、3つが好ましいが、1から10までなど 、数が多くても少なくても良い。溝76、78及び80の形状は、円形、三角形 、又は内部表面82から指定数突出する他の構成としてもよい。 使い捨てシース10を使用する時に、内視鏡シャフト36の先端部分38は、 スリーブハウジング16の溝24と整合し、本体部分20の穴を介してスリーブ 部材12の中空内部28に挿入される。 穴26の内径とスリーブ12の内径は、約0.002〜0.012インチまで の所定の大きさだけ内視鏡シャフト36の外径よりも大きい。穴26とシャフト 36との直径差と、スリーブ内部28とシャフト36との直径差によって、カラ ー部分18の流体通路54からスリーブ部材12の先端部分66に延在するほぼ 環状の灌注路又はスペース86が確実に形成される。 図2及び図3について説明すると、内視鏡シャフト36の長さは、ハウジング 32の先端92から反対方向の先端部分38の先端94まで計測された長さであ る。先端94は、目視端又は内視鏡チップとも呼ばれる。 使い捨てシース10は、内視鏡シャフト36を穴26内とスリーブ部材12内 に収容する長さを備えている。内視鏡シャフト36を収容するための長さは、溝 24の底96からスリーブ部材12の先端フランジ68上のスペーサ溝76、7 8及び80の頂点98まで計測された長さである。 シース10は、内視鏡シャフト36がシース10の収容長さよりも長い場合に 内視鏡34と適合して動作する。このため、シース10にシャフト36を完全に 挿入すると、内視鏡シャフト36の先端94は溝76、78及び80に底付けす るか、又は図2に示すように、内視鏡ハウジング32が溝24の底面96に底付 けされることなく溝76、78及び80と係合する。 このため、内視鏡シャフト36の先端94と溝76、78及び80との係合は 、シース10のシャフト収容長さよりも長い長さの異なる多数の異なる内視鏡シ ャフトについて確実になる。したがって、シース10によって、内視鏡シャフト 36を特定の長さに適合させる必要がないので、シャフト長に基づいてシース1 0 を内視鏡34に正確に適合させる必要はない。この配列に基づいて、所定の先端 間隙又は先端スペース100(図3)が、溝76、78及び80に底付けする内 視鏡シャフトの長さが異なっていても、内視鏡シャフト36の先端94とスリー ブ部材12の環状フランジ68との間に確実に形成される。 塩類液などの灌注流体は、既知の適切な方法によって灌注チューブ52を通じ て液体流路54に環状の灌注路86にポンプによる供給又は律動的に供給される 。路86は、本体部分20の穴26を通じて延在し、スリーブ部材12の内部2 8を通じて、スリーブ部材12の先端開口部70に連通する。 先端開口部70を通じて灌注路86に灌注流体が放出される前に、灌注液はフ ランジ68によって先端間隙100を通じて内視鏡シャフト36の先端94を横 切って分流される。分流された灌注流体は、手術時に生じる汚物を内視鏡36の 先端94から洗い流す。 溝76、78及び80は、所定の高さ又は突起を有するので、内視鏡シャフト 36の先端94をフランジ68の内部表面82から対応する所定の引き込み位置 に保持し、先端間隙100を所望の間隔にする。このため、先端間隙100は、 約0.005〜0.020インチまでの大きさを備え、スリーブ部材12の先端 部分66のフランジ68と連携して、環状の灌注路86からの灌注流体の流れを 内視鏡シャフト36の先端94を通過するように再度流れを指定することができ る。再度方向指定された灌注流体の流れは、外科処置中に内視鏡の目視端に蓄積 する手術時に生じる汚物一切を除去する最適な洗い流し作用を提供する。 内視鏡チップ94の所定の引っ込みによって、内視鏡の目視端94からの液滴 を吸引除去することも容易になる。例えば、洗浄サイクルが完了した場合には、 灌中流体の滴が内視鏡シャフト36の目視端94に残されることがある。視野は 、目視端94を介しているので、灌注流体の残存滴が内視鏡を介した視界を遮る 。このため、灌注チューブ52の僅かな吸引律動によって灌注溶液からなる妨害 滴が灌注路86に戻される。フランジ68によって、内視鏡シャフト36からの 目視端94からの水滴を容易に吸引することができる。 必要に応じて、吸引律動中に、内視鏡シャフト36の目視端94からの灌注流 体の回収を完全に行うことを補助をするために、内視鏡の目視端に曇り防止加工 を施すことができる。 灌注路86の寸法とスリーブ部材12の壁厚は、内視鏡シャフト用として邪魔 にならない簡便な内視鏡シースを供給するように選択される。さらに、灌注路8 6の寸法を特定の寸法幅に限定することによって、環状の路86内に向けて通過 する灌注溶液は、灌注チューブにおける灌注流体のポンプによる供給又は律動供 給が停止した場合に滞留する傾向がある。このため、灌注液は、灌注活動が停止 した場合には、先端開口部70から外部に制御不能になって滴下することはない 。 灌注路86の好ましい寸法は、手術部位からの又は内視鏡の目視端94からの 手術によって生じる汚物の吸引除去を行うことは目的としていない。吸引によっ て手術時に生じる汚物を除去するには、一般にポンプによる供給が停止した場合 に、シースからの灌注流体が滴下することができる寸法を有する溝が必要である 。手術時に生じる汚物を除去するための灌注路及び吸引溝の組み合わせは、通常 、シースの断面積をかなり増加する寸法になる。 任意ではあるが、穴26及び/又はスリーブ部材12の内部表面の数カ所もし くはすべてを親水性塗料又はその他の適切な塗料を用いて処理することで、灌注 ポンプ活動が停止した際の灌注流体の滞留を高めることができる。あるいは、流 体滞留の目的でシース10の内部表面に流体滞留表面構造を設けることができる 。 例えば、スリーブ12の先端部分66において内部表面104(図3)の選択 された部分には、刻み目、ピット、突起、又はエッチング処理された表面又は粗 面を設けることができ、それらのすべては符号110によってその構成が示され ており、灌注ポンプ活動が停止した場合に灌注路86内に残留溶液を捕捉する役 割を果たす。 内視鏡検査によって補助された外科処置が完了した場合、内視鏡シャフト36 と一緒にシース全体を破棄することができる。このため、時間浪費であり不便で 効果な殺菌処理を行う必要がない。 内視鏡に用いる使い捨てシースの別の実施例は、一般に、図5及び図6におい て符号120によって示されている。シース120は、スリーブハウジング16 と同様のスリーブハウジング(図示せず)に連結されるスリーブ部材122を有 する。本発明に係るこの実施例及びその他の実施例のスリーブ部材とスリーブハ ウジングとの連結構成は、シース10の構成と同様である。 スリーブ部材122は、スリーブ部材122の長手軸128に対して約5〜7 0度の角度で傾斜した先端126を備えた先端部分124を有する。先端126 は、同様に傾斜したフランジ130を含む。内視鏡シャフト150の先端152 は、スリーブ部材122の先端の角度と同様の角度で傾斜している。 図6に最も明らかに示されているように、フランジ130はスリーブ部材12 2の中心に対して360度未満の円周に広がる。好ましくは、フランジ130は 、図5に示すように傾斜した先端126の最下部を包囲する約90〜180度の 円周に広がることがよい。 フランジ130は、湾曲した内側縁132と、フランジ130の内部表面14 0から所定の距離だけ突出する一対のスペーサ溝136及び138とを有する。 溝136及び138は、スリーブ部材12の溝76、78及び80の特徴となる 突起と等しい程度突出している。 先端開口部144は、フランジ130の湾曲した内側端132とスリーブ部材 122の壁146との間に定められる。フランジ130は、スリーブ部材122 に挿入される内視鏡シャフト150の先端部分148に接触するように寸法が決 定され、シャフト150がスリーブ部材122の開口部144を越えて延出する ことを阻止する。フランジ130は、また、内視鏡シャフト150の視野を妨げ ないような寸法と形状に定められている。 スペーサ溝134及び136は、フランジ130上の所定の位置に配置され、 内視鏡シャフト150の先端152に係合する。このような係合によって、シー ス10に対して所定の幅だけ内部表面140から先端152が後退する。フラン ジ130の内部表面140からの内視鏡シャフト150の先端152の後退によ って先端152と内側表面140との間に対応した大きさだけ先端間隙又はスペ ース154が確実に形成される。 シース120を使用する時に、内視鏡シャフト150は、スリーブハウジング (図示せず)及びスリーブ部材122にシース10について述べられた方法と同 様に挿入される。灌注路86と同様の寸法のほぼ環状の灌注路又はスペース15 8は、内視鏡シャフト150とスリーブ部材122との間に確実に形成される。 内視鏡シャフトの先端152は、スペーサ溝136及び138に係合し、先端間 隙154を確実に形成する。 スリーブハウジング(図示せず)から灌注路158に律動供給又はポンプによ り供給される灌注流体は、スリーブ部材122から先端開口部144を通じて延 在する。先端開口部144から延在する灌注流体の一部は、フランジ130によ って内視鏡シャフト150の先端152を横切って分流される。フランジ130 に衝突しない灌注流体の残りは、先端間隙154の寸法が最適であるので、先端 152に流れ込むことができる。 内視鏡シャフト150の先端152を横切る流体の移動によって、手術時に生 じる汚物を先端から一切洗い落とす洗浄作用が生じる。同様に、フランジ122 は、内視鏡シャフト150の先端152からの灌注流体滴を容易に吸収し、そこ に蓄積する灌注流体によって視野が遮られることを阻止することができる。 それ以外の場合は、シース120は、シース10について上述された方法と同 様に動作する。 溝136及び138によって先端126から内視鏡シャフト150は後退する が、フランジ130は先端126から後退した内視鏡シャフト150を保持する ので、約25〜70度の範囲で傾斜する先端部分を有するフランジ130には、 この後退は不必要であることに留意されたい。このため、灌注流体は先端開口部 144ではスリーブ部材122から流出し得る。必要に応じて、フランジ130 は360度の範囲に広げることができ、この場合、136や138などのスペー サ溝が所望される。 内視鏡に用いる使い捨てシースの別の実施例は、一般に図7及び図8において 符号160によって示される。シース160は、スリーブハウジング16と同様 なスリーブハウジングに連結されたスリーブ部材162を有する。 スリーブ162は、約120度の間隔をあけてスリーブ部材162の長手軸1 76に対応する第1の軸方向に配設される168、170及び172などのよう な一連のセンタリング溝を有する管状壁164を含む。溝178及び180など と同様に離隔された第2の一連のセンタリング溝が、スリーブ部材162の先端 部分186に近接する第2の軸方向に配設される。第1及び第2の一連のセンタ リング溝の軸間隔は、約1〜5インチである。 必要に応じて、センタリング溝を軸を挟んで互いに対向しないように配設する ことができる。センタリング溝は、また、ここで開示されるどのスリーブ部材に も配設することができることに注目されたい。 内視鏡シャフト150はスリーブ部材162に配置される場合、環状の灌注路 188は灌注路86と同様の寸法に設定される。 センタリング溝168、170及び172と178及び180は、灌注路の寸 法より小さい所定の距離だけ内部表面192から突出し、スリーブ部材162に 配設される内視鏡シャフト150のセンタリングに役立つ。 スリーブ部材162は、スペーサ溝136及び138に類似するスペーサ溝( 図示せず)を有するスリーブ部材122の先端フランジ130に類似する先端フ ランジ194も含む。 センタリング溝168、170、172、178及び180に代わるものとし て、スリーブ部材162は、センタリング溝によって付与されるセンタリング機 能と同様の機能を提供するために、スリーブ部材壁164の軸方向に全体を延長 するか、又は軸方向に一部を延長し、軸方向に延在するセンタリング突起(図示 せず)を含むことができる。 ほかのすべての点では、スリーブ部材162を含むシース160の構造及び動 作は、シース10及び120の構造及び動作と同様である。 内視鏡に用いる使い捨てシースのさらに別の実施例では、一般に、図9及び図 10において符号200によって示されている。シース200は、スリーブハウ ジング16と同様なスリーブハウジング(図示せず)に連結されるスリーブ部材 202を含む。 スリーブ部材202は、先端開口部208を定める環状の先端フランジ206 を有する先端部分204を含む。約120度の間隔を空けた一連のスペーサ溝2 12、214及び216は、先端フランジ206に近接して設けられる。スリー ブ部材202の内部表面218からのスペーサ溝212、214及び216の突 起は、内視鏡シャフト36に接触し、内視鏡シャフト36の先端部94がスペー サ溝212、214及び216を越えて通過することを阻止する。 スペーサ溝212、214及び216は、内視鏡先端94とスリーブ部材の先 端フランジ206との間に形成された間隙100と同様の大きさの間隙220を 確実に形成する所定の位置に配設する。スペーサ溝212、214、216及び 先端フランジ206も、内視鏡先端49を通ずる視界を遮ることを阻止する寸法 を備えている。 ほぼ環状の灌注路222は、寸法的には、シース10の灌注路86に類似して おり、内視鏡シャフト36と、スリーブ部材202の内部表面218との間に確 実に形成される。先端部分204を除き、スリーブ部材202は、構造的にスリ ーブ部材12と同様である。 シース202を使用する際、灌注流体(図示せず)は、灌注路222内から先 端開口部208で流出される方向に向けられる。灌注流体が開口部208から流 出する前に、灌注流体は、先端間隙220に入り、フランジ206によって内視 鏡先端94を横切って分流される。シース200の構造及び動作は、その他の点 では、上述したシース10の構造及び動作と同様である。 使い捨て内視鏡シースのさらに別の実施例は、一般に図11及び図12におい て符号230によって示される。シース230は、スリーブハウジング16と同 様なスリーブハウジング(図示せず)に連結されたスリーブ部材232を有する 。 スリーブ部材232は、スリーブ部材232の長手軸238に対して傾斜させ た先端236を有する先端部分234を含む。長手軸238に対する先端236 の傾斜は、スリーブ部材122のフランジ130の角度と同じ範囲である。先端 開口部204は、先端236において定められる。 図12に示されるように、約120度の間隔を空けた一連のスペーサ溝244 、246及び248は、スリーブ部材232の内側から突出し、内視鏡シャフト 150の先端部分152がこれらのスペーサ溝を越えて通過することを阻止する 。 先端間隙254は、シース10の先端間隙100と同様の大きさであり、内視 鏡先端152とスリーブ部材の先端236との間に確実に形成される。スペーサ 溝244、246及び248は、内視鏡先端152を介する視界を遮ることを妨 げる寸法である。 先端部分234は、傾斜した先端236を有しているが、スペーサ溝244、 246及び248の一般的な配置は、非傾斜の先端配置に対しても同様に適用で きる。 灌注路236は、寸法的にシース10の灌注路と同様であり、内視鏡シャフト 150とスリーブ部材232の内部表面250との間に確実に形成される。先端 部分234を除いて、スリーブ部材232は、構造的にシース120のスリーブ 部材122と同様である。 シース230を使用する際に、灌注路256内に向けられた灌注流体は、先端 開口部240で流出する。流出した流体は、スリーブ部材232内に内視鏡先端 152の最適な凹部によって、内視鏡先端152上に流れる傾向がある。このた め、流体は間隙254内と内視鏡先端152上に流れ、内視鏡先端から汚物を洗 い流し、効果的な洗浄作用を提供する。それ以外には、シース230の動作はシ ース120の動作と同様である。 使い捨て内視鏡シースの別の実施例は、一般に図13及び図14において符号 260によって示されている。シース260は、スリーブハウジング16と同様 なスリーブハウジング(図示せず)に連結されるスリーブ部材262を有する。 スリーブ部材262は、先端開口部270を定める直径方向に対向したフランジ 部分266及び268を備えた先端部分264を含む。先端フランジ266及び 268は、内視鏡先端94を介する視界を妨げず、先端開口部270を越えて内 視鏡シャフト36の先端部分94が通過することを阻止するように寸法が決定さ れる。 ほぼ環状の灌注路276は、寸法的にシース10の灌注路86と同様であり、 内視鏡シャフト36とスリーブ部材262の内部表面との間に確実に形成される 。 先端部分264を除いて、スリーブ部材262は、構造的にスリーブ部材12 と同様である。 シース260を使用する際、灌注路276に向けられる灌注流体は、先端開口 部270で流出する。灌注流体は、先端開口部270から流出するので、スリー ブ部材262内のシャフト36の所定の凹部によって内視鏡先端94上に流れ込 み、内視鏡先端94から手術時に生じる汚物を洗い流すので、効果的な洗浄作用 を提供することができる。 必要に応じて、スリーブ部材12及び122の溝と同様の溝(図示せず)が、 先端フランジ266及び288に設けられ、内視鏡先端94と先端フランジ26 6及び268との間に特定された所定の間隙を確実に形成する。この方法では、 灌流体は、フランジ266及び268によって、内視鏡先端94を横切って分流 され、内視鏡先端94から手術時に生じる汚物を洗い流す。 使い捨て内視鏡シースの別の実施例は、一般に、図15及び図16の実施例に よって示される。シース280は、スリーブハウジング16と同様なスリーブハ ウジング(図示せず)に連結されるスリーブ部材282を有する。 スリーブ部材282は、約120度の間隔を空けた先端変形部280、290 及び292を備えた先端部分284を有する。変形部288、290及び292 は、図16に示す、端面図のようにV型をしており、図15に示すように、約2 0〜90度傾斜している。用いられる変形部の数は、1箇所のように少なくても 、30箇所のように多くても良いことに留意されたい。 変形部288、290及び292の変形部の先端部分294は、内視鏡先端9 4を介した視野を妨げることなく、変形部288、290及び292を越えて内 視鏡シャフト36の先端部分94が通過することを防止するように、スリーブ部 材282の内側壁面296から軸298に向けて延在する。 変形部288、290及び292の角度とチップ部分294の延出は、内視鏡 先端94とスリーブ部材282の先端302との間に、間隙100と寸法的に同 様の先端間隙300を設けるように選択される。 ほぼ環状の灌注路306は、シース10の灌注路と寸法的に同様であり、内視 鏡シャフト36とスリーブ部材282の内部表面296との間に確実に形成され る。 先端部分284を除いて、スリーブ部材282は、構造的にスリーブ部材12 と同様である。 シース280の使用に際して、灌注路306内に向けられた灌注流体は、スリ ーブ部材282の先端開口部308で流出する。流出流体は、内視鏡先端94に 流れ、効果的な洗浄作用を提供する。先端間隙300は、所定の寸法の範囲内で あり、洗い流し作用の効果を確実にする。 内視鏡に用いる使い捨てシースのさらに別の実施例は、一般に、図17及び図 18において符号320によって示される。シース320は、スリーブハウジン グ16と同様なスリーブハウジング(図示せず)に連結されるスリーブ部材32 2を有する。 スリーブ部材322は、スリーブ部材322の一端から他端に延在する一連の 突起、スプライン又は隆起部分326、328及び330を含む。突起326、 328及び330は、スリーブ部材322を押出成形又は射出成形することによ って形成することができ、突起の内径が内視鏡シャフト36の外径よりも約0. 001〜0.020インチ大きくなるように、内側に放射線状に突出する。用い られる突起の数は、1つ程度に少なくても、100程度に多くても良い。 スリーブ部材が弾性材料から成る場合、突起の内径を内視鏡シャフト36の直 径よりも0.001〜0.010インチ小さくして、内視鏡シャフト36を使用 中の位置に固定する留め金グリップを用いることができる。 突起326、328及び330の縦方向の係合面338は、内視鏡シャフト3 6の外部表面340に係合し、スリーブ部材322内で選択された可滑動位置に シャフトを固定する。こうして、内視鏡シャフト36は、所定位置に配設され、 突起326、328及び330によってスリーブ部材322内で選択された軸位 置に保持される。 灌注路344(図18)は、寸法的に灌注路86に類似しており、内視鏡シャ フト36の外部表面340とスリーブ部材322の内部表面336との間に確実 に形成される。 シース320を使用する際には、灌注路344に向けられた灌注流体は、スリ ーブ部材322の先端開口部346で流出する。内視鏡シャフト36は、内視鏡 シャフト36の先端94をスリーブ部材322の先端348と整列させ、内視鏡 シャフト36を僅かに引き込むことによってスリーブ部材322内の所定の位置 に配置され、内視鏡先端94とスリーブ部材先端348との間で好ましい寸法の 範囲に間隙350を確実に形成する。適切な印(図示せず)をスリーブ部材32 2に付けて、内視鏡先端94の望ましい引き込み位置を指示しても良い。 灌注流体は、先端開口部346を通じて流出する際、内視鏡先端94に流れ、 内視鏡先端94から手術時に生じる汚物を洗浄する洗浄作用を提供する。 洗浄作用は、スリーブ部材先端348と同一平面に位置する内視鏡先端94、 又は、スリーブ部材先端348を越えて約0.001〜0.010インチ突出す る内視鏡先端94により得られる。 図19において符号360によって示されるスリーブ部材322の変形例は、 スリーブ部材262の先端フランジ266及び268と同様の先端フランジ35 6及び358を含む。先端フランジ356及び358を除いて、スリーブ部材3 60はスリーブ部材322と構造的に類似しており、スリーブ部材360の動作 はスリーブ部材262について述べられた説明と同様である。 図20において符号372によって示されるスリーブ部材322の別の変形例 は、先端部分368に溝362、364及び366を含む。溝362、364及 び366は、突起326、328及び330に設けられ、内視鏡シャフト36の 先端部94が先端開口部346を通過することを阻止する。必要に応じて、適切 な寸法のシャフト係合溝(図示せず)を、スリーブ部材372の内部表面に形成 することができる。内視鏡シャフト36はスリーブ部材372に配置され、溝3 62、364及び366に係合する場合、間隙100に寸法的に類似した先端間 隙374が、内視鏡先端部94とスリーブ部材372の先端376との間に確実 に形成される。 変形されたスリーブ部材372を備えたシース320を使用する際に、先端開 口部344を通じて流出する灌注流体は、間隙374を通過し、内視鏡先端94 に流れ、そこからシース320について上述した同様の方法で汚物を洗い流すこ とができる。 内視鏡に用いる使い捨てシースの別の実施例は、一般に、図21及び図22に おいて符号380によって示される。シース380は、スリーブハウジング16 と同様なスリーブハウジング(図示せず)に連結されたスリーブ部材382を有 する。 スリーブ部材382は、ポリ塩化ビニルなどのような可撓性弾性材料から成り 、可撓性を備えた内視鏡シャフト384を収容する寸法を有し、路86と寸法的 に同様の灌注路390が確実に設けられる。スリーブ部材382は、可撓性及び 屈 曲性を確実にする約0.002〜0.010インチの壁厚を有し、内視鏡先端3 88から約1/2インチの位置に特徴的設けられた可撓性内視鏡の相対的に鋭い 屈曲に順応する任意のアコーデオン部分又は蛇腹部分386を含むことができる 。蛇腹部分386は、拡大して示されているが、内視鏡シャフト384から十分 な隙間を有し、灌注路390内の灌注流体をスリーブ382の先端開口部392 に流すことができる。 必要に応じて、アコーデオン部分又は蛇腹部分386は、図23に示されるよ うに、スリーブ部材の全体の長さに拡張することができる。 さらに、スリーブ部材382は、シース10の先端部分66と同様な先端部分 394を有する。 上述した実施例で説明したどの先端部分でも図21及び図23に示されるタイ プの可撓性スリーブ部材と併用することができる。 このため、例えば、図23はほぼ完全な長さの蛇腹部分又はアコーデオン部分 404と、シース260の先端部分264と同様の先端部分406とを有するス リーブ部材402を備えたシース400を示す。 シース380及び400の動作は、シース10及び260の動作と類似してい る。 使い捨て内視鏡シースの別の実施例は、一般に図24及び図25において、符 号420によって示されている。シース420は、スリーブハウジング16と同 様なスリーブハウジング(図せず)に連結されたスリーブ部材422を有する。 スリーブ部材422は、約120度間隔の先端溝426、428及び430を 有する先端部分424を含む。溝426、428及び430は押込みによって成 形又は形成することができる。 溝426、428及び430は、内視鏡先端94を介する視野を遮らずに、内 視鏡シャフト36の先端部94が溝426、428及び430を越えて通過する ことを阻止する程度だけ、スリーブ部材422の内壁表面から軸434方向に向 けて延在する。 溝426、428及び430も、間隙100と寸法的に同様の先端間隙436 を内視鏡先端94とスリーブ部材422の先端438との間に設けるように形成 される。 ほぼ環状の灌注路440は、シース10の灌注路86と寸法的に同様であり、 内視鏡シャフト36とスリーブ部材422の内部表面432との間に確実に形成 される。先端部分424を除いて、スリーブ部材422は、構造的にスリーブ部 材12と同様である。 シース420の使用時には、灌注路440に向けられた灌注流体は、スリーブ 部材422の先端開口部442から流出する。流出流体は、内視鏡先端94に流 れ、効果的な洗浄作用を提供する。先端間隙436は、所定の寸法範囲であり、 効果的な洗浄作用が確実に得られる。 この実施例及びここに開示されているその他の実施例は、3つの溝を用いた場 合を示しているが、用いられる溝は1つ程度に少なくても10程度に多くても良 いことに留意されたい。 上述の説明から明らかになった本発明の利点には、内視鏡をスリーブに対して 最適な位置に配置することができる使い捨てシースも含む。内視鏡は、ある実施 例では、僅かに引き込まれ、別の実施例ではスリーブの先端と同一平面上に位置 することができる。ある場合には、内視鏡は、スリーブから所定の高さだけ突出 することができる。このため、周囲に沿って流出する灌注流体は、それ自体に引 き寄せられ、内視鏡の目視端に流れ、手術時に生じる汚物を目視端から洗い流す ことができる。シースのスリーブ部材は、簡便な構造であり、このため、内視鏡 及びスリーブを適合させるために外科的切開をそれほど拡大する必要は一切ない 。また、スリーブ部材は、内視鏡の長さの違いに併せてあつらえる必要がなく、 スリーブ部材よりも長い多種多様な長さの内視鏡を収容することができるという 効果もある。スリーブは、0.001〜0.005インチだけ外径が異なるバレ ルを有する内視鏡を収容するように適合される。使い捨てシースは製造が経済的 であり、殺菌部品を使用する必要性を排除することによって、時間と費用を節約 する。本発明は、先端部分が傾斜又は非傾斜の内視鏡を適用することができる。 上述からわかるように、本発明に係る複数の目的は達成され、その他の利益を もたらす結果が得られることが理解できよう。 上述の構造及び方法において本発明の範囲を逸脱せずに変更できることが可能 であるので、上述の説明に含まれるすべての事項及び添付の図面に示された事項 は、具体例として解釈すべきであり、限定の意図はない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 内視鏡に用いるシースであって、 a) 光伝導部材と目視端を有する内視鏡シャフトを収容する寸法を備えた延 伸スリーブを含み、前記スリーブ部材は所定の長さ及び先端を含む先端部分を有 し所定の内径を備えた略円形の断面積を有し、前記スリーブが内視鏡シャフトを 収容した場合に、所定の寸法の灌注ペースを前記スリーブと内視鏡との間に定め るようにし、 b) 少なくとも1つの開口部を有するスリーブの先端を含み、 c) 前記スリーブの先端はスリーブ内の所定の位置に内視鏡シャフトを維持 する手段を有し、灌注スペースに向けられた灌注溶液が内視鏡の目視端に流れて スリーブの先端開口部を通じて内視鏡の目視端から手術時に生じる汚物を洗い流 すようにし、前記灌注スペースは、灌注溶液が前記灌注スペースにそれ以上流れ ない場合に、灌注溶液を保持する寸法に決定されている ことを特徴とするシース。 2. 前記維持手段が前記スリーブの内部表面に形成される突出手段を含む回 転止め手段を有し、前記所定位置に内視鏡シャフトを把持して保持することを特 徴とする請求の範囲第1項記載のシース。 3. 前記突出手段は、前記所定の選択位置の内視鏡目視端に係合し停止させ るストップ部材を有する延在スプラインであることを特徴とする請求の範囲第2 項記載のシース。 4. 前記ストップ部材は前記スリーブの先端のフランジとして形成され、ス リーブの先端と内視鏡の目視端との間に所定の大きさの先端間隙を設け、先端間 隙の灌注流体が目視端から手術時に生じる汚物を洗い流すように流れることがで きることを特徴とする請求の範囲第3項記載のシース。 5. 前記ストップ部材が前記スリーブの先端にフランジとして形成され、所 定の寸法のスペーサ部材が前記フランジに設けられ、前記内視鏡シャフトの目視 端に係合し、内視鏡シャフトの目視端をフランジから所定距離だけ離隔し、離隔 された内視鏡シャフトの目視端とフランジとの間に先端間隙を設け、フランジが 灌注流体を灌注スペースから先端隙間内と内視鏡の目視端に向けて、内視鏡の目 視端から手術時に生じる汚物を洗い流すことを特徴とする請求の範囲第3項記載 のシース。 6. 前記スリーブは長手方向の軸を有し、前記スリーブの先端はスリーブの 長手方向の軸に対して約5〜70度に傾斜していることを特徴とする請求の範囲 第1項記載のシース。 7. フランジが前記スリーブ先端に設けられ、前記突出手段から所定距離だ け離隔し、前記スリーブが前記内視鏡シャフトを収容した場合に、前記スリーブ 部材の先端と前記内視鏡シャフトとの間に前記間隙を設けることを特徴とする請 求の範囲第2項記載のシース。 8. 前記フランジは、環状形状から成ることを特徴とする請求の範囲第7項 記載のシース。 9. 前記スリーブが可撓性蛇腹部分を有することを特徴とする請求の範囲第 1項記載のシース。 10.前記スリーブは内部表面を有し、内部表面は塗料、刻み目、ピット、突起 、エッチング、粗面からなるグループから選択された形態を有し、前記内部表面 に親水特性又は溶液保持特性を提供することを特徴とする請求の範囲第1項記載 の方法。 11.内視鏡に用いるシースであって、 a)光伝導部材と目視端を有する内視鏡シャフトを収容する寸法を備えた延在 スリーブを含み、前記スリーブ部材は所定の長さであり自由先端を含む先端部分 を有し、長手方向の軸と所定の内径とを有する略円形の断面を備え、前記スリー ブが内視鏡シャフトを収容する場合には、所定の灌注スペースが前記スリーブと 内視鏡シャフトとの間に定められるようにし、 b)スリーブ先端は、少なくとも1つの開口部と前記軸に向けられたフランジ 部分とを有し、 c)前記スリーブの先端部分は、フランジから内視鏡シャフトの目視端をスリ ーブ内の所定の位置に離隔する手段を有し、フランジ部分と内視鏡の目視端との 間に所定の大きさの先端間隙を設け、灌注スペースに向けられた灌注溶液を前記 フランジによって再度方向を変え、内視鏡の目視端に流し、スリーブの先端開口 部を介して内視鏡の先端から手術時に生じる汚物を洗い流すことができることを 特徴とするシース。 12.前記離隔手段は、軸方向に突出する所定数の溝を有することを請求の範囲 第11項記載のシース。 13.前記離隔手段は、前記フランジに形成されることを特徴とする請求の範囲 第11項記載のシース。 14.手術時に生じる汚物を内視鏡の目視端から洗浄する方法において、 a)内視鏡シャフトを収容するスリーブを有する使い捨て内視鏡シースに内視 鏡シャフトを挿入し、灌注スペースをスリーブとシャフトとの間に設け、 b)灌注流体を灌注スペースに向けて内視鏡シャフトの目視端に移動させ、 c)内視鏡シャフトの目視端をスリーブ部材に対して所定位置に配置し、灌注 流体が目視端に流れ内視鏡シャフトから手術時に生じる汚物を洗い流すことがで き、 d)灌注流体がもはや灌注スペースに向けられない場合に、スリーブ部材に灌 注スペースが灌注流体を維持することができる内径を提供する、 ことを特徴とする方法。 15.内視鏡シャフトをスリーブの先端に滑動させ、内視鏡シャフトの目視端を スリーブの先端から所定距離だけ引き込み、所定の先端間隙を設け、内視鏡シャ フトを引き込み位置に保持することを含む請求の範囲第14項記載の方法。 16.灌注流体を所定の時間間隔で内視鏡シャフトの目視端から離れる方向に向 け、内視鏡の目視端からどのような流体でも取り出すことを特徴とする請求の範 囲第14項記載の方法。
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